JP2003090176A - 框組引戸 - Google Patents

框組引戸

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JP2003090176A
JP2003090176A JP2001282215A JP2001282215A JP2003090176A JP 2003090176 A JP2003090176 A JP 2003090176A JP 2001282215 A JP2001282215 A JP 2001282215A JP 2001282215 A JP2001282215 A JP 2001282215A JP 2003090176 A JP2003090176 A JP 2003090176A
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JP
Japan
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sliding door
groove
vertical frame
end plate
clue
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Application number
JP2001282215A
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English (en)
Inventor
Ryotaro Hasegawa
亮太郎 長谷川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子供からお年寄りまで引手の設置高さを気に
せずに楽に横引き開閉可能で、開口部の完全開放を実現
することのできる框組引戸を実現する。 【解決手段】 左右に1本ずつ配置される縦框(5)(5)の
間に1枚の鏡板(6)が組まれる框組引戸であり、縦框と
鏡板との境界部(7)に、その長さ方向の全長にわたっ
て、手指が入り、横引き操作可能な幅を有する手がかり
溝(8)が、表裏面の少なくとも一方に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、框組引戸
に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明
は、子供からお年寄りまで引手の設置高さを気にせずに
楽に横引き開閉可能で、開口部の完全開放を実現するこ
とのできる框組引戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の引戸には、たとえば図5に示した
ように、引戸本体(1)に掘込み式の引手(2)が標準
高さに取り付けられたものや、図6に示したように、バ
ー引手(3)が、引戸本体(1)に標準高さに取り付け
られたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した引戸については、引手(2)が、図6に示したバ
ー引手(3)に比べ小さく、しかもくぼんでいるため、
手がかりは必ずしも良好でない。また、引手(2)は標
準的な位置に取り付けられているため、子供やお年寄り
には手がかりを行いにくい場合が少なくなく、開閉操作
がしにくい、操作に力を必要とするなどの問題があっ
た。
【0004】図6に示した引戸については、バー引手
(3)により手がかり高さが拡大されており、図5に示
した引戸に比べ、開閉操作性は良好ではある。だが、そ
の一方で、図6図中に示したように、バー引手(3)
は、設置上、引戸本体(1)の側端よりやや内側に位置
し、しかも引戸本体(1)の表面より突出しているた
め、戸袋(4)の端面に当たると、開放操作はそこまで
となり、幅(w)の引残しが必ず生じ、開口部を完全に
開放することができない。
【0005】この出願の発明は、このような事情に鑑み
てなされたものであり、子供からお年寄りまで引手の設
置高さを気にせずに楽に横引き開閉可能で、開口部の完
全開放を実現することのできる框組引戸を提供すること
を解決すべき課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、以上
の課題を解決するものとして、左右に1本ずつ配置され
る縦框の間に1枚の鏡板が組まれる框組引戸であり、縦
框と鏡板との境界部に、その長さ方向の全長にわたっ
て、手指が入り、横引き操作可能な幅を有する手がかり
溝が、表裏面の少なくとも一方に形成されていることを
特徴とする框組引戸(請求項1)を提供する。
【0007】またこの出願の発明は、縦框の端面部に長
さ方向に挿入溝が形成され、鏡板の左右両側端部の長さ
方向の全長にわたって他の部位よりも板厚が薄く、横幅
が前記挿入溝の深さより長い挿入片が形成され、この挿
入片が前記挿入溝に挿入されて縦框と鏡板とが組まれ、
縦框と鏡板との境界部に手がかり溝が形成されているこ
と(請求項2)、縦框の端面部に長さ方向に他の部位よ
りも厚さの薄い挿入片が形成され、鏡板の左右両側端部
の長さ方向の全長にわたって前記挿入片の横幅より短い
深さの挿入溝が形成され、前記挿入片がその挿入溝に挿
入されて縦框と鏡板とが組まれ、縦框と鏡板との境界部
に手がかり溝が形成されていること(請求項3)をそれ
ぞれ一態様として提供する。
【0008】以下、図面に沿ってこの出願の発明の框組
引戸についてさらに詳しく説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この出願の発明の框組引
戸の概要を示した正面図である。
【0010】この図1に示したように、この出願の発明
の框組引戸は、左右に1本ずつ配置される縦框(5)
(5)の間に1枚の鏡板(6)が組まれる框組引戸であ
る。そして、この出願の発明の框組引戸には、縦框
(5)と鏡板(6)との境界部(7)に、その長さ方向
の全長にわたって、手指が入り、横引き操作可能な幅を
有する手がかり溝(8)が、表裏面の少なくとも一方に
形成されている。すなわち、手がかり溝(8)は、一般
的な内装ドアに用いられる場合には、框組引戸の表裏両
面に設けることができ、クローゼット、押入などのドア
に用いられる場合には、框組引戸の表面のみに設けるこ
とができる。
【0011】以上の構成を有するこの出願の発明の框組
引戸は、図5及び図6に示される従来の引戸の欠点をす
べて解消することができる。
【0012】すなわち、この出願の発明の框組引戸で
は、手がかり溝(8)は、図5に示した掘込み式の引手
(2)と同様にくぼんではいるものの、どの高さにおい
ても手指が入り、横引き操作が可能である。したがっ
て、図5に示した掘込み式の引手(2)に比べ、手がか
りが改善されている。このため、子供からお年寄りまで
楽に手がかりを行うことができ、開閉操作は良好であ
り、操作に力を必要とすることもない。
【0013】しかも、この出願の発明の框組引戸では、
手がかり溝(8)は、図5に示した掘込み式の引手
(2)と同様にくぼんでいるため、図6に示したバー引
手(3)が戸袋(4)の端面に当たるときの引残しが生
ずることはない。開口部を完全に開放することができ
る。
【0014】さらに、この出願の発明の框組引戸は、掘
込み式の引手(2)やバー引手(3)が不要なため、図
1からも理解されるように、すっきりとしたデザインで
あり、部品の合理化に寄与することもできるという利点
も有する。
【0015】なお、この出願の発明の框組引戸における
手がかり溝(8)は、引戸にデザイン性を付与する単な
る化粧用の凹部とは異なる。すなわち、前述の通り、手
がかり溝(8)は、縦框(5)と鏡板(6)との境界部
(7)に、その長さ方向の全長にわたって形成され、手
指が入り、横引き操作可能な幅を有するものである。こ
のような手がかり溝(8)は、具体的には、図2の要部
断面図に示すことができる。
【0016】たとえば、框組引戸の厚み、すなわち、縦
框(5)及び鏡板(6)の両厚みを30.8mm、縦框(5)
の横幅を60±0.3mmとしたとき、手がかり溝(8)は、
横幅18mm、深さ7.2mmとすることができる。この手がか
り溝(8)は、子供であっても大人であっても手指が確
実かつ容易に入り、横引き操作を良好にする。
【0017】また、手がかり溝(8)は、図2に示した
ような断面コ字型とするのが、手がかりを確実かつ容易
とするのに有効であるが、デザインなどを考慮し、手指
が入り、横引き操作性が損なわれない限り、断面U字
型、多段状などとすることも可能である。
【0018】この出願の発明の框組引戸では、手がかり
溝(8)は、たとえば以下の2通りの框組構造により形
成することができる。
【0019】図3は、この出願の発明の框組引戸の一実
施形態を示した要部斜視図である。
【0020】この図3に示した実施形態では、前述の手
がかり溝(8)を形成するために、縦框(5)の端面部
に長さ方向に挿入溝(9)が形成され、鏡板(6)の左
右両側端部の長さ方向の全長にわたって他の部位よりも
板厚が薄く、横幅が挿入溝(9)の深さより長い挿入片
(10)が形成されている。この挿入片(10)が挿入
溝(9)に挿入されて縦框(5)と鏡板(6)とが組ま
れ、縦框(5)と鏡板(6)との境界部(7)に手がか
り溝(8)が形成されている。
【0021】図4は、この出願の発明の框組引戸の別の
実施形態を示した要部斜視図である。
【0022】この図4に示した実施形態では、図3に示
した実施形態と挿入溝(9)及び挿入片(10)が形成
される対象が逆となっている。すなわち、図4に示した
実施形態では、縦框(5)の端面部に長さ方向に他の部
位よりも厚さの薄い挿入片(10)が形成され、鏡板
(6)の左右両側端部の長さ方向の全長にわたって挿入
片(10)の横幅より短い深さの挿入溝(9)が形成さ
れている。そして、挿入片(10)がその挿入溝(9)
に挿入されて縦框(5)と鏡板(6)とが組まれ、縦框
(5)と鏡板(6)との境界部(7)に手がかり溝
(8)が形成されている。このようにしても前述通りの
手がかり溝(8)が形成される。
【0023】なお、この出願の発明の框組引戸には、開
き戸にしばしば設けられる横框を鏡板(6)の上下に1
本ずつ配置し、左右1本ずつ配置された縦框(5)
(5)間に組むこともできる。ただ、この場合にも、手
がかり溝(8)は、縦框(5)と鏡板(6)との境界部
(7)に、その長さ方向の全長にわたって形成され、框
組引戸の表裏面の少なくとも一方に形成されるようにす
る。
【0024】もちろん、この出願の発明は、以上の実施
形態によって限定されるものではない。手がかり溝の横
幅、深さ、及び断面形状、手がかり溝を形成するための
框組構造などの細部については様々な態様が可能である
ことはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発
明によって、子供からお年寄りまで引手の設置高さを気
にせずに楽に横引き開閉可能で、開口部の完全開放を実
現することのできる框組引戸が実現される。この出願の
発明の框組引戸は、従来の引手を不要とすることができ
ることから、すっきりとしたデザインであり、部品の合
理化に寄与することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の框組引戸の概要を示した正面
図である。
【図2】この出願の発明の框組引戸の具体的な一形態を
示した要部断面図である。
【図3】この出願の発明の框組引戸の一実施形態を示し
た要部斜視図である。
【図4】この出願の発明の框組引戸の別の実施形態を示
した要部斜視図である。
【図5】従来の引戸の概要を示した正面図である。
【図6】従来の引戸の概要とその欠点を示した正面図及
び断面図である。
【符号の説明】
1 引戸本体 2 掘込み式の引手 3 バー引手 4 戸袋 5 縦框 6 鏡板 7 境界部 8 手がかり溝 9 挿入溝 10 挿入片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に1本ずつ配置される縦框の間に1
    枚の鏡板が組まれる框組引戸であり、縦框と鏡板との境
    界部に、その長さ方向の全長にわたって、手指が入り、
    横引き操作可能な幅を有する手がかり溝が、表裏面の少
    なくとも一方に形成されていることを特徴とする框組引
    戸。
  2. 【請求項2】 縦框の端面部に長さ方向に挿入溝が形成
    され、鏡板の左右両側端部の長さ方向の全長にわたって
    他の部位よりも板厚が薄く、横幅が前記挿入溝の深さよ
    り長い挿入片が形成され、この挿入片が前記挿入溝に挿
    入されて縦框と鏡板とが組まれ、縦框と鏡板との境界部
    に手がかり溝が形成されている請求項1記載の框組引
    戸。
  3. 【請求項3】 縦框の端面部に長さ方向に他の部位より
    も厚さの薄い挿入片が形成され、鏡板の左右両側端部の
    長さ方向の全長にわたって前記挿入片の横幅より短い深
    さの挿入溝が形成され、前記挿入片がその挿入溝に挿入
    されて縦框と鏡板とが組まれ、縦框と鏡板との境界部に
    手がかり溝が形成されている請求項1記載の框組引戸。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007100369A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Misawa Homes Co Ltd 引戸
JP2007138576A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Matsushita Electric Works Ltd 引き戸、並びに、引き戸の製造方法
JP2008202360A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Sumitomo Forestry Co Ltd 引き戸用の建具
JP2011246932A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 框組パネル
JP2018071344A (ja) * 2017-12-01 2018-05-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 引戸装置

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