JP2003089277A - 熱転写シート - Google Patents

熱転写シート

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JP2003089277A
JP2003089277A JP2001285413A JP2001285413A JP2003089277A JP 2003089277 A JP2003089277 A JP 2003089277A JP 2001285413 A JP2001285413 A JP 2001285413A JP 2001285413 A JP2001285413 A JP 2001285413A JP 2003089277 A JP2003089277 A JP 2003089277A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明るく、高輝度で、下地色の隠蔽力に優れた
メタリックカラーを有する印字物を簡便に得ることがで
きる熱転写シートを提供することである。 【解決手段】 本発明の熱転写シートは、耐熱層を設け
た基材フィルムの他方の面に剥離着色層、金属薄膜層を
順次設け、該金属薄膜層が鱗片状アルミ顔料、ノンリー
フィング型アルミ顔料、パール顔料のうちの少なくとも
2種類以上を含有することにより形成される。鱗片状ア
ルミ顔料の有する優れた隠蔽力、鏡面反射特性、ノンリ
ーフィング型アルミ顔料の有する優れた乱反射特性、ま
たパール顔料の有する規則的多重反射、光の干渉等の優
れた光学特性、これらの顔料の少なくとも2種類以上を
混合することにより、明るく、高輝度で、下地色の隠蔽
力に優れたメタリックカラーを再現することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッドの
加熱手段を用いる熱転写プリンターに使用される熱転写
シートに関わり、さらに詳しくは明るく、高輝度で、下
地色の隠蔽力に優れたメタリックカラーを有する印字物
を簡便に得ることができる熱転写シートに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、顔料、染料等の着色剤を熱溶融性
のワックスや樹脂等のバインダーに分散させた着色層
を、プラスチックフィルム等の基材シートに担持させた
熱転写シートを用いて、サーマルヘッド等の加熱デバイ
スにより画像情報に応じたエネルギーを印加し、紙やプ
ラスチックシートなどの受像シート上に着色剤をバイン
ダーとともに転写する溶融転写方式が知られている。
【0003】この溶融転写方式によって形成される印字
画像は、高濃度で鮮鋭性に優れ、文字、線画等の2値画
像の記録に適している。また、イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラック等の着色層を有する熱転写シートを用い
て、受像シート上に各着色層を重ねて印字記録すること
で、減色混合により多色ないしフルカラー画像の形成も
可能である。また、このような溶融転写方式を利用し
て、金属光沢を有する、意匠性に優れた印字物を得たい
という要求が増えている。その要望に対して、特開平1
0−16415号公報等のように、基材の一方の面に、
蒸着アンカー層、金属蒸着層、接着層を順次設けた金属
光沢を有する熱転写シートが提示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような金属蒸着層を設けた熱転写シートを用いた印字物
は、その金属蒸着層表面の平滑性が高く、高輝度なもの
と成る反面、いわゆるスパークリング効果が高すぎるた
め、光源の位置や見る角度によっては、着色層本来の色
味が消されて、暗い印象の印字物となってしまうといっ
た問題があった。また、金属薄膜層として、ノンリーフ
ィング型のアルミ顔料を用いた熱転写シートを用いた印
字物が挙げられるが、この場合、その金属薄膜層表面の
平滑性が落ちるために、乱反射成分が多くなり、明るめ
の色合いとはなるが、その分スパークリング効果も落ち
るために、輝度が足りなくなってくる。また、リーフィ
ング型のアルミ顔料を用いた熱転写シートを用いた印字
物では、スパークリング効果の低下もノンリーフィング
型のアルミ顔料系ほど落ちないために、比較的高輝度な
印字物が得られるが、やはり明るさの点で、やや暗い印
象が残ってしまうといった問題があった。
【0005】また、金属薄膜層にパール顔料を用いた熱
転写シートを用いた印字物では、パール光沢のために明
るめの金属光沢色を出せるが、パール顔料自身の隠蔽力
が落ちるために、下地の色が透けてしまい、充分な色再
現性が出来ないといった問題があった。したがって、本
発明の目的とするところは、明るく、高輝度で、下地色
の隠蔽力に優れたメタリックカラーを有する印字物を簡
便に得ることができる熱転写シートを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の熱転写シートは、基材フィルムの一方の面
に耐熱層を設け、該基材フィルムの他方の面に剥離着色
層、金属薄膜層を順次設けた構成で、該金属薄膜層が鱗
片状アルミ顔料、ノンリーフィング型アルミ顔料、パー
ル顔料のうちの少なくとも2種類以上を含有する。前記
の鱗片状アルミ顔料が、離型性を有するキャリヤシート
上に、蒸着によりアルミニウム皮膜を形成し、該アルミ
ニウム皮膜をキャリヤシートから剥離して、細分化され
て製造されたものが、好ましく用いられる。
【0007】本発明の作用は、以下の通りである。本発
明の熱転写シートは、耐熱層を設けた基材フィルムの他
方の面に剥離着色層、金属薄膜層を順次設け、該金属薄
膜層が鱗片状アルミ顔料、ノンリーフィング型アルミ顔
料、パール顔料のうちの少なくとも2種類以上を含有す
ることにより形成される。鱗片状アルミ顔料は、優れた
隠蔽力、鏡面反射特性を有するため、被転写体の下地の
色の影響をほとんど受けずに、高輝度なメタリックカラ
ーを再現できる反面、乱反射成分が少ないために光源の
位置や見る角度によっては、着色層本来の色味が消され
て暗い印象の印字物となってしまう。また、ノンリーフ
ィング型アルミ顔料は、隠蔽力、鏡面反射特性の点では
鱗片状アルミ顔料に劣るものの、乱反射特性が高いた
め、明るめの色合いのメタリックカラーを再現できる。
一方パール顔料は、隠蔽力においてはアルミ顔料に大き
く、劣るものの、規則的多重反射、光の干渉といった光
学特性を有するため、明るめの色合いの高輝度なメタリ
ックカラーを再現できる。したがって、これらの顔料の
少なくとも2種類以上を混合することにより、明るく、
高輝度で、下地色の隠蔽力に優れたメタリックカラーを
再現することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態につい
て、詳述する。本発明の熱転写シートは、基材フィルム
の一方の面に耐熱層を設け、該基材フィルムの他方の面
に剥離着色層、金属薄膜層を順次設けた構成である。必
要に応じて、例えば、金属薄膜層の上に、接着層を設け
る等、層を追加できる。
【0009】(基材フィルム)本発明で用いる基材フィ
ルムとしては、従来の熱転写シートに使用されていると
同じ基材フィルムがそのまま用いることが出来ると共
に、その他のものも使用することが出来、特に制限され
ない。好ましい基材フィルムの具体例としては、例え
ば、ポリエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカ
ーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩
化ビニリデン、ポリビニルアルコール、フッ素樹脂、塩
化ゴム、アイオノマー等のプラスチックフィルム、コン
デンサー紙、パラフィン紙等の紙類、不織布等があり、
又、これらを複合した基材フィルムであってもよい。特
に好ましい基材フィルムはポリエチレンテレフタレート
フィルムである。この基材フィルムの厚さは、その強度
及び熱伝導性が適切になるように材料に応じて適宜変更
することが出来るが、その厚さは、好ましくは、例え
ば、2〜25μmである。
【0010】(剥離着色層)上記基材フィルムの一方に
形成する剥離着色層は、熱転写時に溶融して金属薄膜層
の基材フィルムからの剥離性を良くし、転写後は転写画
像の表面に少なくとも一部が金属薄膜層と共に転写さ
れ、金属薄膜層の着色された保護層として、金属薄膜層
に色味を加え、また転写画像に良好な滑り性を与えて、
転写画像の耐擦過性を向上させる働きをする。したがっ
て、剥離着色層は転写画像の状態で、金属薄膜層の上に
位置するため、金属薄膜層の金属光沢を透視でき、その
金属光沢性を阻害しない程度に透明性、平滑性を有する
ものである。この剥離着色層を構成するバインダーとし
て、例えば、アクリル樹脂、オレフィン系樹脂、スチレ
ン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエステル樹脂、セルロー
ス樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラ
ール樹脂、シリコーン樹脂、弗素樹脂、シリコーン或は
弗素で変性した各種の樹脂等の単独又は混合物、共重合
物、が使用でき、この他に離型性、滑り性を調整する為
にワックス等を加えることができる。特に剥離性、解像
性といった点で、剥離性の高いTgが100℃以上の上
記バインダー樹脂と、解像性や基材との接着性を調整す
るためのTgが60〜100℃程度の上記バインダー樹
脂を混合する系が好ましく、さらに、金属薄膜層に使用
されるバインダー樹脂と同系等のバインダー樹脂を含ま
せる方が好ましい。例えばTgが100℃以上アクリル
樹脂を主体に、Tgが60〜100℃程度の塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合樹脂を混合した系等が透明性の点で
も好ましい。
【0011】かかるワックスとしては、印字時に溶融し
て剥離性を発揮する各種のワックスが好ましい。好適に
使用されるワックスとしては、例えば、マイクロクリス
タリンワックス、カルナバワックス、パラフィンワック
ス、フィッシャートロプシュワックス、各種低分子量ポ
リエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタロウ、
羊毛ロウ、セラックワックス、キャンデリラワックス、
ペトロラクタム、一部変性ワックス、脂肪酸エステル、
脂肪酸アミド等、種々のワックスが挙げられる。特に好
ましいワックスは比較的融点が高く且つ溶剤に溶けにく
いマイクロクリスタリンワックス及びカルナバワックス
等である。
【0012】剥離着色層には、染料や顔料等の着色剤が
含有していて、金属薄膜層の有する固有の色相を他の色
相に変えて、装飾性をさらに向上させる。例えば、金属
薄膜層自身の色相が銀色に対し、黄色、赤色、緑色、青
色等の種々の透明性を有する着色剥離層を設けて、装飾
性をより高めるとともに、金、銅、青銅等の金属の色相
や光沢を容易に変化させることができる。また、剥離着
色層は着色剤含有率が変わると、基材からの離型性が変
わってくるため、離型性をより安定させるために、着色
剤を含まない剥離層と、着色剥離層の2層構成とするこ
とも可能である。上記着色剥離層は熱転写シートの感度
を低下させることがないように薄い層、例えば、乾燥状
態で0.1〜2g/m2程度の厚みが好ましい。
【0013】(金属薄膜層)本発明の熱転写シートにお
ける、金属薄膜層は、鱗片状アルミ顔料、ノンリーフィ
ング型アルミ顔料、パール顔料のうちの少なくとも2種
類以上を含有し、さらにバインダーと、必要に応じて、
着色剤や、分散剤、帯電防止剤など、種々の添加剤を加
えることができる。
【0014】鱗片状アルミ顔料は以下に示す方法で製造
することができる。 1.ロール状ないし連続状のキャリヤシート上に、剥離
層を形成する。 2.上記剥離層上に、アルミニウムを蒸着法により付着
させ、アルミニウム皮膜を形成する。 3.上記剥離層を溶解又は基材から剥離し、アルミニウ
ム皮膜とキャリヤシートを互いに分離させる。 4.上記の分離されたアルミニウム皮膜を塗工インキで
使用する際に適する寸法に細分化する。 上記のように製造される鱗片状アルミ顔料は、その蒸着
厚さは0.01〜0.1μm程度であり、また平均直径
が5〜50μm程度の大きさで、鱗片状のものであり、
表面を樹脂等で処理してあっても良い。上記のような製
法で製造された鱗片状アルミ顔料は、従来のアルミペー
ストに比べその厚みが薄く軽いため沈降速度が遅く、イ
ンキ塗工時の乾燥速度を遅くすることにより塗膜の表面
側(上側)にほぼ均一に配向させることができる。また
アルミ平面の平滑性も蒸着膜と同等で有るため、アルミ
蒸着膜に近い輝度が得られる。
【0015】一方、ノンリーフィング型アルミ顔料は、
その表面張力が小さく、溶剤、塗料との親和性が強いた
め、塗膜の裏面(下側)に沈降したり、塗膜中に分散
し、不均一に配向する傾向がある。また、金属薄膜層に
含有するパール顔料は、天然パールエッセンス、塩化水
銀、塩基性炭酸鉛、酸塩化ビスマス、雲母等の従来から
用いられているものが使用でき、特に屈折率の低い天然
マイカ(雲母)の表面を、屈折率の高い金属酸化物で被
覆したものが好ましく、天然マイカと金属酸化物の屈折
率の差を利用して反射した光がパール光沢をもたらす。
その金属酸化物は、光沢性および屈折率から酸化チタ
ン、酸化鉄が好ましく用いられる。本発明の金属薄膜層
は、鱗片状アルミ顔料、ノンリーフィング型アルミ顔
料、パール顔料のうちの少なくとも2種類以上を含有す
るものであるが、鱗片状アルミ顔料とノンリーフィング
型アルミ顔料を組み合わせたもの、また鱗片状アルミ顔
料とパール顔料を組み合わせたもの、鱗片状アルミ顔
料、ノンリーフィング型アルミ顔料、パール顔料の3種
を組み合わせたものが特に、本発明の目的を達成する点
で好ましい。
【0016】金属薄膜層の鱗片状アルミ顔料、ノンリー
フィング型アルミ顔料、パール顔料の各顔料を保持する
ために、バインダーを使用する。そのバインダーとして
は、樹脂を主体として構成することが好ましく、樹脂と
して具体的には、セルロース系樹脂、メラミン系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィ
ン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
樹脂、スチレン−ブタジエンゴム等の熱可塑性エラスト
マーが挙げられる。特に従来より感熱接着剤として使用
されている比較的低軟化点、例えば、50〜150℃の
軟化点を有するものが好ましい。バインダーとして用い
られる樹脂のなかでも、特に転写性、擦過性、耐熱性、
剥離着色層との接着性等の点で、アクリル系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、セルロース系樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合樹脂の単独もしくは混合物が、好ましく用
いられる。
【0017】その他、必要に応じて、耐熱性等を阻害し
ない程度に、ワックス成分を混合し使用することができ
る。ワックスとしては、例えば、マイクロクリスタリン
ワックス、カルナバワックス、パラフィンワックス等が
ある。更に、フィッシャートロプシュワックス、各種低
分子量ポリエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボ
タロウ、羊毛ロウ、セラックワックス、キャンデリラワ
ックス、ペトロラクタム、ポリエステルワックス、一部
変性ワックス、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド等、種々
のワックスが挙げられる。このなかで、特に融点が50
〜85℃であるものが好ましい。50℃以下であると、
保存性に問題が生じ、また85℃以上であると印字の感
度不足になる。
【0018】金属薄膜層は、鱗片状アルミ顔料、ノンリ
ーフィング型アルミ顔料、パール顔料の各顔料と、必要
に応じて各種の添加剤を加えたものを、金属薄膜層全体
の固形分に対して、90〜20重量%、バインダーを8
0〜10重量%の割合で混合したインキ組成物を使用す
ることが好ましい。顔料が上記の範囲より少ない場合、
濃度を得るために、塗布量を多くしなくてはならず、印
字感度が不足する。また、顔料が上記の範囲より多い場
合、成膜性が得られず、印字後に、擦過性の低下の原因
になる。鱗片状アルミ顔料、ノンリーフィング型アルミ
顔料、パール顔料の混合比に関しては、設定する隠蔽
性、光沢性、明るさ、金属薄膜層のコート量により異な
るため一概には言えないが、隠蔽性に関しては金属薄膜
層の透過濃度が0.8以上となるように設定することが
好ましい。
【0019】金属薄膜層の形成は、上記のような鱗片状
アルミ顔料、ノンリーフィング型アルミ顔料、パール顔
料のうちの少なくとも2種類以上と、必要に応じてその
他添加剤を加え、バインダー成分と、さらに有機溶剤等
の溶媒成分を配合調整した金属薄膜層形成用塗工液を、
従来公知のグラビアダイレクトコート、グラビアリバー
スコート、ナイフコート、エアコート、ロールコート等
の方法により、乾燥状態で厚さ0.1〜5g/m2、好
ましくは0.3〜1.5g/m2を設けるものである。
乾燥塗膜の厚さが、0.1g/m2未満の場合、十分な
隠蔽性が得られず、また、厚さが5g/m2を越えた場
合、印字転写の際に、高エネルギーが必要となり解像度
も低下し、特殊な熱転写プリンターでしか印字できない
問題がある。
【0020】(接着層)本発明の熱転写シートは、転写
性を上げる為に金属薄膜層の上に接着層を設けることが
できる。接着層は、受像シートと転写される金属薄膜層
との接着性を向上させることができる。この接着層は、
サーマルヘッドの加熱により、軟化して接着性を発揮す
る熱可塑性樹脂を主体とし、得られる熱転写シートをロ
ール状に巻き取った時にブロッキングを防止するため
に、ワックス類、高級脂肪酸のアミド、エステル及び
塩、フッ素樹脂や無機物質の粉末のようにブロッキング
防止剤を添加することができる。
【0021】熱可塑性樹脂として、例えば、エチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸
エステル共重合体、ポリエステル樹脂、ポリプロピレ
ン、石油樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリビニルブ
チラール、ポリ酢酸ビニル、などが挙げられ、特に従来
感熱接着剤として使用されている比較的低軟化点、例え
ば、50〜150℃の軟化点を有するものが好ましい。
また、転写感度を高めたり、表面平滑性の低いラフ紙等
への転写性を高める為に、接着層を前記のごときワック
ス成分を主体に構成することも可能である。
【0022】接着層の形成は、上記の熱可塑性樹脂と添
加剤をホットメルトコートまたは適当な有機溶剤または
水に溶解または分散した接着層形成用塗工液を、従来公
知のホットメルトコート、ホットラッカーコート、グラ
ビアダイレクトコート、グラビアリバースコート、ナイ
フコート、エアコート、ロールコート等の方法により、
乾燥状態で厚さ0.05〜5g/m2を設けるものであ
る。乾燥塗膜の厚さが、0.05g/m2未満の場合、
被転写体及びメタリック層との接着性が劣り、印字の際
に転写不良となる。また、厚さが5g/m2を越えた場
合、印字時の解像度、転写感度が低下し、満足のいく印
字品質が得られない。
【0023】(耐熱層)また、本発明においては、サー
マルヘッドに接する側の表面に、サーマルヘッドの滑り
性を良くし、かつスティッキングを防止するために、基
材フィルム上に耐熱層を設けることが好ましい。耐熱層
は、耐熱性のある樹脂と熱離型剤または滑剤の働きをす
る物質とを基本的な構成成分とする。このような耐熱層
を設けることによって、熱に弱いプラスチックフィルム
を基材とした熱転写シートにおいても、スティッキング
が起こることなく熱印字が可能であって、プラスチック
フィルムの持つ切れにくさ、加工のし易さ等のメリット
が生かせる。
【0024】この耐熱層は、バインダー樹脂に滑り剤、
界面活性剤、無機粒子、有機粒子、顔料等を添加したも
のを、好適に使用し、形成される。耐熱層に使用される
バインダー樹脂は、例えば、エチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、メチルセルロース、酢酸セルロース、酢酪酸セルロ
ース、硝化綿などのセルロース系樹脂、ポリビニルアル
コール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリ
ビニルアセタール、ポリビニルピロリドン、アクリル樹
脂、ポリアクリルアミド、アクリロニトリル−スチレン
共重合体などのビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、シリコーン変性またはフッ素変性ウレタ
ン樹脂などが、あげられる。
【0025】これらのなかで、数個の反応性基、例え
ば、水酸基を有しているものを使用し、架橋剤として、
ポリイソシアネートなどを併用して、架橋樹脂を使用す
ることが好ましい。耐熱層を形成する手段は、上記のご
とき、バインダー樹脂に滑り剤、界面活性剤、無機粒
子、有機粒子、顔料等を添加した材料を、適当な溶剤中
に溶解または分散させて、塗工液を調製し、この塗工液
をグラビアコーター、ロールコーター、ワイヤーバーな
どの慣用の塗工手段により、塗工し、乾燥するものであ
る。耐熱層の厚さは、乾燥状態で、0.01〜3g/m
2程度が好ましい。
【0026】本発明の熱転写シートは、ケント紙等のラ
フ紙や、中質紙、上質紙、アート紙、軽量コート紙、微
塗工紙、コート紙、キャストコート紙、合成樹脂または
エマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成
樹脂内添紙や、合成紙、プラスチックシート等や、それ
らを組み合わせた積層体等を被転写体として使用でき
る。また、上記の被転写体の基材の裏面に粘着加工を施
し、離型シートと貼り合せた、いわゆるラベルを被転写
体として使用することもできる。
【0027】
【実施例】次に実施例及び比較例をあげて、本発明を更
に具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは、
特に断りのない限り重量基準である。 (実施例1)基材フィルムとして、厚さ6.0μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルムの一方の面に、下記
組成の剥離着色層用塗工液をグラビアコーティングによ
り、乾燥塗布量が0.5g/m2になるように塗布、乾
燥して剥離着色層を形成する。さらに、その剥離着色層
の上に、下記組成の金属薄膜層用塗工液をグラビアコー
ティングにより、乾燥塗布量が0.5g/m2になるよ
うに塗布、乾燥して金属薄膜層を形成し、実施例1の熱
転写シートを作製する。尚、上記の基材フィルムの他方
の面に、予め下記組成の耐熱層用塗工液をグラビアコー
ティングにより、乾燥塗布量が0.3g/m2になるよ
うに塗布、乾燥して、耐熱層を形成しておく。
【0028】 [剥離着色層用塗工液] 着色剤(ピグメントグリーン−7) 3部 アクリル樹脂(Tg:105℃) 5部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂(Tg:70℃) 2部 トルエン 45部 メチルエチルケトン 45部
【0029】 [金属薄膜層用塗工液] 鱗片状アルミ顔料 4部 (AVERY DENNISON製、商品名:Metalure) ノンリーフィング型状アルミ顔料 2部 アクリル樹脂(Tg:105℃) 6部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 プロピレングリコールモノメチルエーテル 10部
【0030】 [耐熱層用塗工液] スチレンアクリロニトリル共重合体樹脂 11部 線状飽和ポリエステル樹脂 0.3部 ジンクステアリルホスフェート 6部 メラミン樹脂粉末 3部 メチルエチルケトン 80部
【0031】(実施例2)上記の実施例1で使用した耐
熱層付き基材フィルムと同じものに、実施例1で使用し
た、金属薄膜層を下記組成に変更し、グラビアコーティ
ングにより、乾燥塗布量が0.6g/m2になるように
塗布、乾燥して金属薄膜層を形成し、その他は実施例1
と同様にして実施例2の熱転写シートを作製した。
【0032】 [金属薄膜層用塗工液] 鱗片状アルミ顔料 4部 (AVERY DENNISON製、商品名:Metalure) パール顔料 1部 (メルク製、商品名:IRIODIN 111) アクリル樹脂(Tg:105℃) 6部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 プロピレングリコールモノメチルエーテル 10部
【0033】(実施例3)上記の実施例1で使用した耐
熱層付き基材フィルムと同じものに、実施例1で使用し
た、金属薄膜層を下記組成に変更し、グラビアコーティ
ングにより、乾燥塗布量が0.7g/m2になるように
塗布、乾燥して金属薄膜層を形成し、その他は実施例1
と同様にして実施例3の熱転写シートを作製した。
【0034】 [金属薄膜層用塗工液] 鱗片状アルミ顔料 3部 (AVERY DENNISON製、商品名:Metalure) ノンリーフィング型状アルミ顔料 2部 パール顔料 1部 (メルク製、商品名:IRIODIN 111) アクリル樹脂(Tg:105℃) 6部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 プロピレングリコールモノメチルエーテル 10部
【0035】(実施例4)上記の実施例1で使用した耐
熱層付き基材フィルムと同じものに、実施例1で使用し
た、金属薄膜層を下記組成に変更し、グラビアコーティ
ングにより、乾燥塗布量が1.5g/m2になるように
塗布、乾燥して金属薄膜層を形成し、その他は実施例1
と同様にして実施例4の熱転写シートを作製した。
【0036】 [金属薄膜層用塗工液] ノンリーフィング型アルミ顔料 8部 パール顔料 2部 (メルク製、商品名:IRIODIN 111) アクリル樹脂(Tg:105℃) 10部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部
【0037】(比較例1)上記の実施例1で使用した耐
熱層付き基材フィルムと同じものに、下記組成の金属薄
膜層を、グラビアコーティングにより、乾燥塗布量が
0.8g/m2になるように塗布、乾燥して金属薄膜層
を形成し、その他は実施例1と同様にして比較例1の熱
転写シートを作製した。 [金属薄膜層用塗工液] ノンリーフィング型アルミ顔料 5部 アクリル樹脂(Tg:105℃) 5部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部
【0038】(比較例2)上記の実施例3で使用した耐
熱層付き基材フィルムと同じものに、真空蒸着法により
膜厚350Åのアルミ蒸着層で金属薄膜層を形成した上
に、下記組成の接着層を、グラビアコーティングによ
り、乾燥塗布量が0.5g/m2になるように塗布、乾
燥した以外は実施例1と同様にして、比較例2の熱転写
シートを作製した。
【0039】 [接着層用塗工液] 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂(Tg:70℃) 20部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部
【0040】(比較例3)上記の実施例1で使用した耐
熱層付き基材フィルムと同じものに、下記組成の金属薄
膜層を、グラビアコーティングにより、乾燥塗布量が
1.0g/m2になるように塗布、乾燥して金属薄膜層
を形成した以外は実施例1と同様にして、比較例3の熱
転写シートを作製した。 [金属薄膜層用塗工液] パール顔料 10部 (メルク製、商品名:IRIODIN 111) アクリル樹脂(Tg:105℃) 10部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部
【0041】上記、実施例および比較例の熱転写シート
を用いて、下記の印字条件にて、印字を実施し、その印
字物を下記の評価方法にて、光沢性、隠蔽性及び明るさ
の評価を行う。 (印字条件)市販の昇華型プリンタ(解像度300dp
i)を用いて、被転写体には予め半面に写真画像を印字
してある専用熱転写受像シートを使用し、実施例および
比較例の熱転写シートを使用して、テストパターンの印
字を行い、評価サンプルを作成した。
【0042】(光沢性の評価方法)上記の印字条件に
て、得られた印字物について、目視にて金属光沢性の評
価を行なった。以下の判断基準にて、評価した。 ○:金属光沢性が高く、見栄えのある良好なものであ
る。 △:金属光沢性があまり高くなく、見栄えもあまりしな
いものである。 ×:金属光沢性が低く、見栄えのしないものである。
【0043】(隠蔽性の評価方法)上記の印字条件に
て、得られた印字物について、目視にて下地に位置する
写真画像が透けて見えるかを調べ、隠蔽性の評価とす
る。以下の判断基準にて、評価した。 ○:下地に位置する写真画像が透けて見えず、隠蔽性の
優れた画像である。 △:下地に位置する写真画像がわずかに透けて見え、本
来のメタリック層の色相とわずかに異なって見え、やや
隠蔽性の不足した画像である。 ×:下地に位置する写真画像がはっきりと透けて見え、
画像の色相が本来のメタリック層の色相とかなり異なっ
て見え、隠蔽性の非常に不足した画像である。
【0044】(明るさの評価方法)上記の印字条件に
て、得られた印字物について、見る角度を変えて見て暗
く見えるかを調べ、明るさの評価とする。以下の判断基
準にて、評価した。 ○:広範な角度で明るく見える。 △:見る角度を印字物と平行に近づけると暗くなってく
る。 ×:ある一定角度で見る以外は、ほとんど暗く見える。
【0045】(評価結果)上記の評価結果を以下の表1
に示す。
【表1】
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱転写シ
ートは、耐熱層を設けた基材フィルムの他方の面に剥離
着色層、金属薄膜層を順次設け、該金属薄膜層が鱗片状
アルミ顔料、ノンリーフィング型アルミ顔料、パール顔
料のうちの少なくとも2種類以上を含有することにより
形成される。鱗片状アルミ顔料の有する優れた隠蔽力、
鏡面反射特性、ノンリーフィング型アルミ顔料の有する
優れた乱反射特性、またパール顔料の有する規則的多重
反射、光の干渉等の優れた光学特性、これらの顔料の少
なくとも2種類以上を混合することにより、明るく、高
輝度で、下地色の隠蔽力に優れたメタリックカラーを再
現することが可能となる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フィルムの一方の面に耐熱層を設
    け、該基材フィルムの他方の面に剥離着色層、金属薄膜
    層を順次設けた熱転写シートにおいて、該金属薄膜層が
    鱗片状アルミ顔料、ノンリーフィング型アルミ顔料、パ
    ール顔料のうちの少なくとも2種類以上を含有すること
    を特徴とする熱転写シート。
  2. 【請求項2】 前記の鱗片状アルミ顔料が、離型性を有
    するキャリヤシート上に、蒸着によりアルミニウム皮膜
    を形成し、該アルミニウム皮膜をキャリヤシートから剥
    離して、細分化されて製造されたことを特徴とする請求
    項1に記載する熱転写シート。
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