JP2003088476A - バーベキューセット - Google Patents

バーベキューセット

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JP2003088476A
JP2003088476A JP2001325652A JP2001325652A JP2003088476A JP 2003088476 A JP2003088476 A JP 2003088476A JP 2001325652 A JP2001325652 A JP 2001325652A JP 2001325652 A JP2001325652 A JP 2001325652A JP 2003088476 A JP2003088476 A JP 2003088476A
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Masayuki Iida
正之 飯田
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Iida Seisakusho KK
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Iida Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】折り畳み式バーベキューセットの脚をヒンジピ
ン等を利用して一点で固定しているので脚に大きな力が
加わると、ヒンジピン等の強度不足により、上記ヒンジ
ピン部で変形してしまう課題があった。又、この種バー
ベキューセットはガスコン炉を使うことがあるので外気
導入型用スリットの開口面積をガスコンロに合わせる必
要がある。その為、風の強い時にはスリットが邪魔にな
ったり、或いは多量の炭を使う時には空気量不足となる
ことが往々にしてあった。 【解決手段】立ち上がり壁を有する箱状容器と該容器の
対向する立ち上がり壁に回動可能に取り付けられた蓋板
兼用側板と、上記蓋板兼用側板に懸架された側板と、上
部が箱状容器と蓋板兼用側板とにまたがって取り付けら
れた脚とロストル及び鉄板等とで構成された折り畳み自
在のバーベキューセットとすることにより上記課題を解
消するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトに折り
畳み、携帯に便利で、燃料には炭火、ガスコンロが利用
できるステンレス製バーベキューセットに関するもの
で、特に炭の補給が容易に出来る側板の取付け構造と上
記バーベキューセットを支える脚の取り付け構造を提供
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種従来技術を、特開平11〜700
46号、特開平11〜253324号、特開平2001
〜41455号をもって説明する。先ず図7〜図8に於
いて、21はバーベキューコンロ、このバーベキューコ
ンロ21は図7にも示す如く折り畳み自在のコンロであ
り脚体22(当然折り畳み自在)を有している。23は
収納容器本体、24は蓋体、この蓋体24で収納容器本
体23の開口を蓋したときには、内部にバーベキューセ
ット一式或いは大半を収納でき、蓋体24を開けたとき
は、図8に示す如く食材を載せるテーブルにもなる。2
5は木炭などの燃料を乗せるロストル、26は焼き肉な
どの調理を行う鉄板、27は鉄板26の代わりに使う金
網、即ちこの金網27、鉄板26は調理する食材により
選択して使われる。そして上記鉄板26,金網27の設
置場所は把持部28が作る支承部29に懸架される。こ
の懸架される位置はロストル25上の炭火との関係で上
下される。30は収納容器本体23に設けられたスリッ
トであり、31はロストル25に明けられたスリット、
このスリット30,31は、ロストル25を収納容器本
体23内に設置したとき、ほぼ一致し、炭火の燃焼に必
要な空気取り入れ口となる。32はロストル25の底部
に設けられた穴、この穴32は炭火が灰になった時収納
容器本体23側にその灰を落とすためのものである。
【0003】かかる構成を有するバーベキューコンロ2
1を用いてバーベキューを行う時には図8の如く、蓋体
24を開き、脚体22を立て、ロストル25を収納容器
本体23内に設置し、更に鉄板26を支承部29に懸架
させて使うものである。一方、このバーベキューコンロ
21を片付ける時には、図7の如く収納容器本体23内
に、ロストル25、鉄板26、金網27等を収納させ、
蓋体24を閉めると共に脚体22を図に示すが如く、折
り畳むものである。
【0004】次に特開平11〜253324号について
図9〜10を用いて説明する。34はコンロ本体、この
コンロ本体34は、前容体35と後容体36とを図10
の如くV字状に開き中間にロストル37を上部に鉄板3
8を設置し、脚39を開いてバーベキューセットとした
ものである。このロストル37に炭を乗せ、熱源とす
る。この場合炭火が必要とする空気量は、コンロ本体3
4の左右に出来る開口部40より十分に供給される。し
かしこの開口部40は、常時開かれているものであるた
めに熱源をガスコンロにすることは難しいことは容易に
分かる。そして、コンロ本体を片付ける場合には図9の
如くロストル37,鉄板38を内蔵させ前後容体35,
36を折り畳み更に脚39を回動させるものである。
【0005】かかる構成を有するバーベキューセットを
用いて、バーベキューを行うときには図10の如く前後
容体35、36を開きロストル37、鉄板38を設置
し、ロストル37に炭火を乗せ鉄板38を加熱する。そ
して食材の調理を行うものである。尚、灰は、前後容体
35、36の最下部に集められる構造である。
【0006】次に特開2001〜41455号を用いて
別の従来例を図11〜12を用いて説明する。41は底
皿板、この底皿板41の周囲には立ち上がり壁41aが
設けられている。42は上記立ち上がり壁41aの対向
する二辺に回動自在に設けられた側板本体、この側板本
体42は挿脱側板48を挿脱可能にする支持板43、後
述するロストルを懸架するロストル棚板44等を有して
いる。もちろんロストル45には穴45aが底皿41に
は穴41bが設けられており、ロストル45に乗せられ
る炭への空気取り入れ口となっている。また上記側板本
体42は脚部42aを一体に有している。換言するとこ
の脚部42aは例えば5〜10cm位の高さにしか形成
できない。
【0007】なぜならば、この脚部42aを長くすると
後述するコンロ本体折り畳み時、この脚部42aの長さ
(高さ)が折り畳み時の外形寸法を大きくしてしまうと
いう問題があるからである。46は側板本体42に設け
られた支え板、この支え板46はコンロ本体を折り畳む
時、挿脱側板48を収納する。L字状囲い板47を有し
ている。かかる構成を有するコンロ本体使用状態は図1
2に示す状態であり、(尚焼き網を省略してある。)使
用後片付ける際の折り畳み方は図12に示す状態であ
る。即ちコンロを折り畳むときには挿脱側板48を取り
外し側板本体42が底皿板41に重なり合うように回動
させ図には示してないが支え板のL字状囲い板49部に
先に外した挿脱側板48を保持させるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成を有する従
来例で説明したバーベキューセットには次に示す如き課
題があった。特開平11〜70046号に於いては収納
容器本体とほぼ同形状をなす箱状ロストルを収納容器本
体の周縁立ち上がり壁内に納め、鉄板或いは金網を上記
箱状ロストルの把持部に設けられた支承部に懸架させる
方式のバーベキューコンロであった為に炭を補給する際
には、いちいち上記鉄板或いは金網をよせてからでない
と出来ない。また炭火の空気取り入れは、収納容器本体
に設けたスリットを、通して入る空気量に限られてしま
う為に空気量の調整がうまく出来ずガスコン炉との併用
は難しいという課題があった。更には、バーベキューコ
ンロを支える脚が容器に対して一点で枢着されているの
で収納容器本体に多大な力が加わると枢着部に力が集中
し、その力に耐えきれずに枢着部が変形し安定感が得ら
れないという課題があった。
【0009】特開平11〜253324号に於いては前
容体と後容体をV字状に開き、その下方に灰を溜め、そ
の前後容体上方に鉄板などを懸架させる構造のバーベキ
ューコンロであったため、両側部開口は炭補給時の投入
口になるものの炭の代わりにガスコン炉を使った時に
は、この両側部開口より入る風が邪魔になってしまうと
いう課題がある他、前後容体と脚体との接続が揺動制限
部一点であった為、鉄板等に多大な力が加わると脚体取
り付け部となる揺動制限部が、その力に耐えきれず変形
し安定感が得られないという課題があつた。
【0010】特開平2001〜41455号に於いて本
例に示されるバーベキューセットは底皿板に設けられる
側板本体と一端に脚部を一体に形成していることにより
折り畳んだ時、脚部の長さ分だけ外形が大きくなる構造
のものである。また挿脱側板は側板支持板と覆板が作る
溝内に挿入する方式を採用しているので炭を補充する時
にはいちいち挿脱側板を抜き取り補充後はまた元に戻す
作業が必要となるものであった。
【0011】
【解課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解
決すべくなされたものである。即ち、立ち上がり壁を有
する箱状容器と、該容器の対向する立ち上がり壁に、回
動可能に取り付けられた蓋板兼用側板と、上記蓋板兼用
側板に懸架された側板と、上記箱状容器と蓋板兼用側板
とにまたがって取り付けられた脚と、ロストル及び鉄板
等とで構成された折り畳み自在のバーベキューセットと
したものものであるから、炭火でもガスコンロでも熱源
に応じた使い方が出来ることは勿論、脚の取り付け強度
も十分確保出来るものである。
【0012】これを具現化するために、箱状容器の対向
する立ち上がり壁に蓋板兼用側板を回動自在に取り付け
箱状容器が作る空間内に脚、鉄板、側板等を収納し蓋板
兼用側板で蓋出来るようにしたものである。このことに
より折り畳み後の保管或いは持ち運びの良さは、一段と
向上するものである。又、蓋板兼用側板に懸架される側
板は、蓋板兼用側板上部に取り付けられた支軸を支点に
回動自在し枢軸されているようにし、通常は自重で下端
が立ち上がり壁の上方に位置するように垂下しているも
のである。
【0013】又、側板はテーブル状態を作り上げるのに
蓋板兼用側板側の鉄板載置用フランジ下面に側板先端部
を係止させ水平状態を支持する構成としたものであるこ
とからテーブル自体にも十分な強度が得られるものであ
る。
【0014】又、蓋板兼用側板は空気取り入れ用スリッ
トを有する他、鉄板を支持するフランジを有し、更にロ
ストル取り付けフランジを有することから箱状容器側は
単純な構成とすることが出来、灰など収集が容易に行え
るものである。更には、箱状容器はロストルより落下す
る灰をうけることが出来る他、折り畳み時の各構成部材
を収納することが出来る構造としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明の実施例を図
示したものである。以下図1から順次図に基づいて説明
する。先ず図1、に於いて1は全体がほぼステンレス製
で作られたバーベキューセット。2は立ち上がり壁2a
を有す箱状容器。この箱状容器2の立ち上がり壁2aの
高さは5cm〜10cmに作られている。又この箱状容
器2は、後述するロストルより落下する灰を受けること
が出来る。この灰の収集を容易にする為に箱状容器は単
純構造にに作られている。尚、この箱状容器本体2の立
ち上がり壁2aの高さは、上記バーベキューセット1を
折り畳んで片付けるときに鉄板、脚などバーベキューセ
ットを構成する部材を収納出来る高さに設計されてい
る。
【0016】3は蓋板兼用側板。この蓋板兼用側板3は
上記箱状容器2の相対向する立ち上がり壁2a(長手
辺)に回動可能に設けられている。そして、図1に示す
状態からこの蓋板兼用側板3を90度内側に倒すと丁
度、箱状容器2の側部開口を蓋する大きさに設定されて
いる。4は上記蓋板兼用側板3に回動可能に懸架された
側板。この側板4は先の蓋板兼用側板3の高さ寸法Hと
ほぼ同等に作られている。換言すると、箱状容器本体2
の立ち上がり壁2aをH寸法だけ高くした構成となって
いる。又この側板は上部が軸支され下部は自重で立ち上
がり壁2a上に垂下している。5は上記蓋板兼用側板3
に設けられた空気取り入れ用のスリットで多列に複数段
設けられている。通常このスリット5が作る空気取り入
れ口の面積は炭を熱源とするバーベキューセットには丁
度良いように作られている。6は脚である。この脚6は
先の箱状容器2に設けられた脚取り付け具7と蓋板兼用
側板3の上部に設けられた第二の脚取り付け具8に嵌挿
するように差し込まれている。9は固定ねじで脚取り付
け具7と第2の脚取り付け具8に差し込まれた状態で脚
が抜けないように位置決め固定している。
【0017】換言すると、先の蓋板兼用側板3はこの脚
6が第2の脚取り付け具8に差し込まれていることによ
り図1の状態を保っているものである。又、この脚6は
内部中空の角柱形状に作られ、箱状容器2の下部と蓋板
兼用側板3とに2点で固定されることとなる。従って、
バーベキューセット本体に多少の力を加えても脚取り付
け具7を変形させて脚6がぐらつくということがないも
のである。
【0018】図1に示すバーベキューセット1は鉄板1
0を蓋板兼用側板4にセットし側板4は、食材を載せる
テーブル状態に可変したものである。即ち、通常の使用
状態では側板4は立ち上がり壁2aを延長するような形
で懸架されているが、テーブルが必要とされる時、或い
は熱源となる炭が不足し補充を余儀なくされた時には図
1の如く矢印Y2の如く側板4を回動させ蓋板兼用側板
との間で固定し、テーブル状態を保つものである。又、
このバーベキューセットの外形寸法は高さが45cm前
後と作業がしやすい高さに設定され、幅は45cm、奥
行35cm位に作られ10〜20人前後の人が野外でバ
ーベキュー大会を楽しむのに十分な大きさに設定されて
いる。尚上記外形寸法は一例でありこの寸法にとらわれ
るものでわない。
【0019】次に図2〜図3に於いて、バーベキューセ
ットを折り畳み、片付ける際のバーベキューセットにつ
いて説明する。上記バーベキューセットは図3にも示す
にも示す如く、箱状容器2とこの箱状容器2の相い対す
る二辺に取り付けられた蓋板兼用側板3と側板4と脚6
と鉄板10(金網である場合もある)と木炭などを入れ
るロストル11などより構成されている。これらを片付
ける場合には箱状容器2内にロストル11,鉄板10、
側板4そして脚6,へら(図示せず)等を収納し、蓋板
兼用側板3を閉め図2の状態にするものである。こうす
ることによりシーズンオフなどには場所を取らずに重ね
て保管することが出来る。また海や山などへの持ち運び
も便利なものとなる。
【0020】次に図4においてロストル11、鉄板1
0、脚6等の取り付け構造を説明すると、3aは蓋板兼
用側板3に設けられたフランジ。先の鉄板10(若しく
は金網)は、このフランジ3aに図に示す如く上方より
載せられる。3bはロストル載置用の取付具、この取付
具3bにロストル11が図に示すが如く載せられる。尚
このロストル載置用の取付具3bの位置は調理する食
材、炭火等の火力の関係で上下動等出来るように数段設
けておくものである。尚上記ロストル載置用の取付具3
bは、先に説明したスリット5を利用して取り付けるよ
うにすれば特別な工夫をすることなく、スリット5が作
る穴に取付具3bの取付部を引っ掛ければ良いものであ
る。
【0021】12は蓋板兼用側板3を破線Y1の如く回
動する回動軸。この回動軸12は上記側板3のフランジ
3cに軸着されている。又この回動軸3cは箱状容器2
側に取り付けられている。勿論この回動軸12cは蓋板
兼用側板3側であってもよい。17はロストル11上に
置かれている熱源となる炭火。この炭火17が必要とす
る空気は、上記蓋板兼用側板3に設けられたスリット5
より供給されるものである。そして炭火17が灰13と
なると図に示す如く箱状容器本体2内に溜まる。尚上記
箱状容器2に、例えば穴(図示せず)を設けておき溜ま
った灰13をヘラ(図示せず)で集め先の穴より上記箱
状容器外に出す事が出来る。
【0022】上記蓋板兼用側板3の固定は次のようにし
て行われる。即ち脚6を第2の脚取り付け具8に図の如
く挿入し固定ねじ9をもって脚6を固着する。こうする
ことにより先の蓋板兼用側板3は箱状容器本体2の立ち
上がり壁2a上に固定されるものである。逆に脚6側よ
り見ると脚6は2点で固定されているのでバーベキュー
セットに多大な力が加わったときでも脚取り付け具7に
集中的にその力がかからないので脚6は勿論脚取り付け
具7が破壊されることがないものである。又、脚6をバ
ーベキューセット1より取り外すときには固定ねじ9を
ゆるめて脚6を矢印方向Y3に引き抜けば簡単に外すこ
とが出来るものである。尚、第2の脚取付け具8を図1
とは異なる形状(脚6取付部8aを長く形成)に形成し
ておくと、脚6を破線の如く片側だけでも長く固定する
ことが出来るので据付面の凹凸に対応出来るものであ
る。
【0023】次に図5に於いて、側板4を蓋板兼用側板
3に取り付ける一例を説明する。図に於いて、14は蓋
板兼用側板3側に設けられた支軸。この支軸14に側板
4は懸架されているものである。即ち側板4の両側フラ
ンジ4aに設けられたキー溝4bが先の支軸14に係合
することにより取り付けられるものである。かかる如く
支軸14に枢軸された側板4は2点鎖線に示す如く回動
可能で、例えば上記側板4をテーブル4’として使う時
には側板4を2点鎖線の如く回動させその後側板4の先
端部4cを蓋板兼用側板3側のフランジ3aの裏側に係
止させる。こうすることにより側板4は多少重い食材或
いは焼き上がった食材をテーブル状態の側板4上に載置
することが出来るものである。尚側板の動きとして、テ
ーブル4’状態を図示したが、この側板4は支軸14を
基点としてほぼ90度の範囲で回動自在であることよ
り、例えばロストル11上の炭が不足し、補給が必要と
なったときには側板4を70〜80度開状態に保ち、こ
こより該炭をロストル部に補充することが出来ることは
当然で、それ以外には、多量の炭が投入され空気量が不
足している時には、側板4を30〜45度の開状態に保
持し、空気取り入れ口とする事も出来るものである。
尚、この開き角度保持手段は公知の技術で十分解決出来
る。
【0024】次に図6に於いて、他の実施例について説
明する。図6に於いて15はガスコンロ、このガスコン
ロ15は例えば炭を載せるロストル11(単なる鉄板で
も良い)に載っている。ガスコンロ15の場合風に対し
て非常に弱いので側板4を閉めておくことは勿論、スリ
ット5も閉める必要がある場合も出てくる。このような
時、該スリット5を塞ぐ当板16が準備されている。
又、ガスコンロ15の火力が強い場合にはロストル11
を使うことなく、破線の位置、即ちガスコンロ15’の
位置に設置しても良いものである。要うは必要に応じ高
さは可変できるものである。この為の手段として専用の
台を用意しておく事も出来る。
【0025】本発明は以上説明した如き構造を有するも
のであるから、例えば野外バーベキュー大会を行う時に
は、箱状容器の開口を蓋板兼用の側板で蓋しているまま
会場まで運び、目的地に着いた所で図3に示す如く蓋板
兼用側板3の蓋を開け、そこより側板4、脚6、鉄板1
0、ロストル11等を引き出し図1の如く組み立てる。
この組立に当たっては、蓋板兼用側板に設けた二つの脚
取り付け具7、8に脚6を挿入させた状態で脚6を脚取
り付け具7に固定ねじ9をもって固着すればよい。その
後、蓋板兼用側板3に側板4をセットし、次いでロスト
ル11、鉄板10をセットするとバーベキューセットが
完成する。この時蓋板兼用側板3に取り付けられている
側板4の開き角度調節で空気取り入れ口の拡大、テーブ
ルとしての活用、炭の補給等が容易に行い得るものであ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上説明した如く、折り畳み自
在のバーベキューセットを構成し各部材をステンレス製
で作ったことにより長期間の使用に耐え、シーズンオフ
の整理が容易となることは勿論、バーベキューセットの
組立が、脚の固定で簡単に行うことが出来るものであ
る。又、解体時も組立時の逆行程で簡単に行うことが出
来るものである。この他本発明に於いては側板を蓋板兼
用側板に懸架させ且つ開き角度を可変出来るようにして
いるのでテーブルとしても、炭の補給口としても更に
は、炭火の空気取り入れ口としても活用できるものであ
る。尚燃料を炭火の代わりにガスコン炉とする事も出来
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明を備えたバーベキューセットの斜視図
【図2】は図1に示すバーベキューセットを折り畳んだ
時の斜視図
【図3】は図2状態に折り畳むとき、箱状容器内に収納
される構成部品を示す
【図4】は図1のAA断面相当図
【図5】は図1のBB断面相当図
【図6】は図4の炭の代わりにガスコンロとしたときの
例を示す図
【図7】は従来のバーベキューセットの折り畳み状態を
示す図
【図8】は図7の使用状態を示す斜視図
【図9】は図7とは異なる従来のバーベキューセットの
折り畳み状態を示す図
【図10】は図9の使用状態を示す斜視図
【図11】は図9とは異なるバーベキューセットの折り
畳み状態を示す図
【図12】は図11の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 バーベキューセット 2 箱状容器 2a 立ち上がり壁 3 蓋板兼用側板 3a 鉄板載置用フランジ 3b 取付具 3c フランジ 4 側板 4a フランジ 4b キー溝 4c 先端部 5 スリット 6 脚 7 脚取り付け具 8 第2の脚取り付け具 9 固定ねじ 10 鉄板 11 ロストル 12 回動軸 13 灰 14 支軸 15 ガスコンロ 16 当板 17 炭火

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立ち上がり壁を有する箱状容器と、該容
    器の対向する立ち上がり壁に、回動可能に取り付けられ
    た蓋板兼用側板と、上記蓋板兼用側板に懸架された側板
    と、上記箱状容器と蓋板兼用側板とにまたがって取り付
    けられた脚と、ロストル及び鉄板等とで構成された折り
    畳み自在のバーベキューセット。
  2. 【請求項2】 箱状容器の対向する立ち上がり壁に蓋板
    兼用側板を回動自在に取り付け箱状容器が作る空間内に
    脚、鉄板、側板等を収納し蓋板兼用側板で蓋したことを
    特徴とする特許請求項1記載のバーベキューセット。
  3. 【請求項3】 蓋板兼用側板に懸架される側板は、蓋板
    兼用側板上部に取り付けられた支軸を支点に回動自在し
    枢軸されていることを特徴とする特許請求項1記載のの
    バーベキューセット。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の側板はテーブル状態を作
    り上げるのに蓋板兼用側板側の鉄板載置用フランジ下面
    に側板先端部を係止させ略水平状態に支持する構成とし
    たことを特徴とするバーベキューセット。
  5. 【請求項5】 蓋板兼用側板は空気取り入れ用スリット
    を有する他、鉄板を支持するフランジを有し、更にロス
    トル取り付けフランジを有することを特徴とする請求項
    1記載のバーベキューセット。
  6. 【請求項6】 箱状容器はロストルより落下する灰をう
    けることが出来る他、折り畳み時の各構成部材を収納す
    ることが出来る大きさ寸法としたことを特徴とする請求
    項1記載のバーベキューセット。
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Cited By (8)

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