JP2003085888A - 音楽再生装置、音楽再生装置の制御方法 - Google Patents

音楽再生装置、音楽再生装置の制御方法

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JP2003085888A
JP2003085888A JP2001271583A JP2001271583A JP2003085888A JP 2003085888 A JP2003085888 A JP 2003085888A JP 2001271583 A JP2001271583 A JP 2001271583A JP 2001271583 A JP2001271583 A JP 2001271583A JP 2003085888 A JP2003085888 A JP 2003085888A
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tempo
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music tempo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生音楽の音楽テンポをユーザの歩行ピッチ
に合わせて変更し、ユーザの動きと音楽との一体感が得
られるようにする。 【解決手段】 音楽データを再生する音楽再生装置は、
歩行者の動きより歩行ピッチを検出する歩行ピッチ検出
部10と、音楽データより音楽テンポを検出する音楽テ
ンポ検出部20と、歩行ピッチ検出部10にて検出され
た歩行ピッチと音楽テンポ検出部20にて検出された音
楽テンポとから、新しい音楽テンポを決定する音楽テン
ポ決定部40と、音楽を再生する音楽再生部30と、音
楽テンポ決定部40にて決定された新しい音楽テンポに
したがって音楽再生部30を制御する音楽再生速度制御
部50と、音楽テンポ決定部40によって決定された音
楽テンポを微調整する音楽テンポ微調整入力部60を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽テンポを制御
することのできる音楽再生装置及び音楽再生方法等に関
する。
【0002】
【従来の技術】CD(Compact Disc)やMD(Mini Dis
c)、カセットテープ等の記録媒体に録音された音楽を
再生したり、MP3(MPEG-1 Audio Layer-III)等の方
式で記録された音楽データを再生したりする携帯型音楽
再生装置(以下、音楽再生装置)には、録音された音楽
を録音時と同じ速度で再生する他、再生速度が可変であ
る音楽再生装置もある。
【0003】音楽の再生速度が可変である音楽再生装置
の一例として、特開平6−342282号公報に開示さ
れた音楽出力装置がある。この技術では、ユーザの動き
にしたがったリズムあるいはテンポで、録音された音を
1音ずつ出力する技術が公開されている。この技術によ
れば、例えばユーザが歩行するにつれて音が出力される
ようにすることができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、音楽再生装
置のユーザが、歩行しながら当該音楽再生装置により再
生された音楽を聴く場合がある。この場合、再生される
音楽には固有の音楽テンポがある一方で、ユーザである
歩行者ごとにも特有の歩行ピッチがあり、各歩行者独特
のリズムがある。したがって、音楽再生装置によって再
生される音楽テンポが、ユーザの歩行ピッチとずれてい
る場合や、歩行速度が変化したときに、歩行と音楽との
一体感が得られなくなることが考えられる。このよう
な、ユーザの歩行ピッチと音楽再生装置にて再生される
音楽の音楽テンポとのずれをなくすることができれば、
歩行者であるユーザにとって、音楽との、より良い一体
感が得られるようになる。
【0005】そこで、本発明は、再生音楽の音楽テンポ
をユーザの歩行ピッチに合わせて変更することができ、
ユーザの動きと音楽との一体感が得られるようにするこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、次のように構成されたことを特徴とする音楽再
生装置を提供する。この音楽再生装置は、歩行者の動き
より歩行ピッチを検出する歩行ピッチ検出部と、音楽デ
ータより音楽テンポを検出する音楽テンポ検出部と、歩
行ピッチ検出部にて検出された歩行ピッチと音楽テンポ
検出部にて検出された音楽テンポとから、新しい音楽テ
ンポを決定する音楽テンポ決定部と、音楽を再生する音
楽再生部と、音楽テンポ決定部にて決定された新しい音
楽テンポにしたがって音楽再生部を制御する音楽再生速
度制御部とを備える。本発明の音楽再生装置では、一歩
毎に一音ずつ音を出力するのではなく、元の音楽テンポ
を検出し、この元の音楽テンポ、即ち音楽性が損なわれ
ない範囲内で、歩行ピッチに合わせて音楽テンポを変更
して音楽データを再生することができる。
【0007】ここでこの音楽再生装置は、ユーザによる
外部からの微調整入力を受け付ける音楽テンポ微調整入
力部をさらに備え、音楽テンポ決定部によって決定され
た新しい音楽テンポを調整する。このようにすれば、音
楽テンポ決定部にて決定された音楽のテンポを、ユーザ
が微調整することもできるようになる。また、この歩行
ピッチ検出部は、歩行者の歩行によって発生する電位の
変化によって歩行者の歩行ピッチを検出してこの歩行ピ
ッチに同期した信号を音楽テンポ決定部へと出力し、音
楽テンポ決定部は、この信号に基づいて新しい音楽テン
ポを決定する。さらに、この音楽再生部は、音楽データ
を読み込んで一時的に蓄積し、音楽再生速度制御部の制
御にしたがって、蓄積された音楽データの音楽テンポを
変更して再生する。このようにすれば、予め読み込まれ
た音楽データを伸長したり短縮したりして再生速度の変
化によって音程が変わらないようにすることができる。
また、音楽テンポ決定部は、歩行ピッチと音楽テンポと
のうち、何れか一方が他方の2の整数乗倍となるように
音楽テンポを変更する。このように、音楽テンポが歩行
ピッチの2の整数乗倍であれば、歩行ピッチと音楽テン
ポとの間での違和感を覚えることなく音楽を聴くことが
できる。
【0008】また、本発明は、次のように構成されたこ
とを特徴とする音楽再生装置を提供する。この音楽再生
装置は、歩行者の歩行ピッチを検出する検出手段と、歩
行ピッチと音楽データの音楽テンポとのうち、何れか一
方が他方の整数倍となるように音楽テンポを変更し、こ
の変更された音楽テンポで音楽データを再生する再生手
段とを備える。この音楽再生装置は、音楽データを歩行
ピッチに合わせた音楽テンポで再生することができる。
ここで再生手段は、歩行ピッチと音楽テンポとのうち、
何れか一方が他方の2の整数乗倍となるように音楽テン
ポを変更して、変更された音楽テンポで音楽データを再
生することができる。このように、音楽テンポが歩行ピ
ッチの2の整数乗倍であれば、歩行ピッチと音楽テンポ
との間での違和感を覚えることなく音楽を聴くことがで
きる。
【0009】またさらに、本発明は、次のように構成さ
れたことを特徴とする音楽再生装置の制御方法を提供す
ることができる。この音楽再生装置の制御方法は、この
音楽再生装置を持ち歩く歩行者の歩行ピッチのデータ値
を取り込むステップと、音楽再生装置にて読み込まれた
音楽テンポのデータ値を取り込むステップと、歩行ピッ
チのデータ値に基づいて、音楽テンポのデータ値を調整
するステップと、調整された音楽テンポのデータ値にし
たがって音楽データの再生速度を変更するステップとを
含む。このように、本発明の音楽再生装置の制御方法
は、音楽テンポを歩行ピッチに合わせることに特徴があ
る。
【0010】ここでこの音楽再生装置の制御方法は、歩
行ピッチのデータ値と音楽テンポのデータとの比が一定
以上であるときには、歩行ピッチのデータ値と音楽テン
ポのデータ値との比が一定以内となるように歩行ピッチ
のデータ値を変更するステップと、変更された歩行ピッ
チのデータ値に基づいて音楽データの再生速度を変更す
るステップとを含む。例えば、歩行ピッチのデータ値を
W、音楽テンポのデータ値をMとすると、この差異とし
てこれらの値の比(W/M)が考えられる。またここ
で、歩行ピッチのデータ値を変更するステップは、歩行
ピッチのデータ値を整数倍するかまたは整数で割る。ま
たさらに、歩行ピッチのデータ値を変更するステップ
は、歩行ピッチのデータ値を2の整数乗倍するかまたは
2の整数乗倍で割る。このようにすれば、歩行ピッチと
音楽テンポとを違和感無く合わせることができ、曲の雰
囲気を損なうことなく音楽データを再生することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す本実施の形
態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態における音楽再生装置の機能構成を示すブロック
図である。図1に示すように、本実施の形態における音
楽再生装置には、歩行ピッチ検出部10と、音楽テンポ
検出部20と、音楽再生部30と、音楽テンポ決定部4
0と、音楽再生速度制御部50と、音楽テンポ微調整入
力部60とが備えられており、それぞれのブロックが必
要に応じて接続されている。
【0012】歩行ピッチ検出部10は、ユーザの歩行ピ
ッチに同期した信号を出力する(以下、単に歩行ピッチ
という場合、この信号をも示す)。この歩行ピッチは、
ユーザの歩行の一歩一歩に対応して検出された信号でも
良いし、秒あたりや分あたりの歩数を歩行ピッチとして
出力するものとしても良い。歩行ピッチ検出部10とし
ては、図3にて説明する万歩計(登録商標)等で用いら
れている振動センサや、図4にて説明するようなユーザ
の一歩一歩の歩行ピッチに同期した信号を電位の変化に
基づいて出力する装置を用いることもできる。これらの
歩行ピッチ検出部10の具体的な構成例については後述
する。
【0013】ところで、歩行ピッチ検出部10にて検出
されるユーザの歩行ピッチは、常に一定に保たれるもの
ではなく、時々刻々変化する。そこで、歩行ピッチ検出
部10は、ユーザの一歩一歩の歩行ピッチに同期した信
号を検出し、一定時間(秒あたりや分あたり)における
歩数を歩行ピッチとして出力することができる。また、
移動平均や指数平均などの平均化手段によって平均化さ
れた歩行ピッチを出力することもできる。得られた歩行
ピッチは、音楽再生装置の電源がONの状態のときには
歩行ピッチ検出部10から音楽テンポ決定部40へと出
力することができる。
【0014】また、歩行ピッチ検出部10の内部に記憶
手段が備えられていれば、音楽再生装置の電源がOFF
の状態にときに、検出された歩行ピッチを当該記憶手段
に記憶させておくことができる。このようにすれば、次
に音楽再生装置の電源がONになったときに、この記憶
手段に記憶された値を歩行ピッチの初期値として音楽テ
ンポ決定部40へと出力することができる。なお、歩行
ピッチ検出部10で検出された歩行ピッチの初期値を、
歩行ピッチ検出部10の内部の記憶手段に記憶するので
はなく、音楽テンポ決定部40に記憶するようにしても
構わない。
【0015】音楽テンポ検出部20は、CDやMD、カ
セットテープ等の記録媒体に記録されている音楽の拍子
(以下、音楽テンポ)に同期した信号を出力する(以
下、単に音楽テンポという場合、この信号をも示す)。
音楽テンポを検出するためには記録媒体から音楽データ
が読み出される必要があるが、音楽テンポ検出部20に
て独自に読み出しても良いし、後述する音楽再生部30
にて読み出した音楽データを用いても良い。音楽テンポ
検出部20としては、既存の拍子検出装置を用いること
ができる。音楽再生装置にて再生される音楽テンポは、
大体30〜120拍子/分である。
【0016】ところで、音楽テンポ検出部20にて検出
される音楽テンポ(すなわち、再生される音楽のテン
ポ)は、必ずしも一定ではなく、曲によってあるいは一
曲の間で変化する場合もある。そこで、音楽テンポ検出
部20は、一定時間に検出された拍子数を音楽テンポと
して出力することができる。また、加算平均や指数平均
などの平均化手段によって平均化された音楽テンポの値
を音楽テンポ検出部20から音楽テンポ決定部40へと
出力することもできる。
【0017】音楽テンポ検出部20の内部に記憶手段が
備えられていれば、音楽再生装置の電源がOFFの状態
のときに、得られた音楽テンポの値を当該記憶手段に記
憶させておくことができる。このようにすれば、次に音
楽再生装置の電源がONになったときに、この記憶手段
に記憶された値を音楽テンポの初期値として音楽テンポ
決定部40へと出力することができる。なお、音楽テン
ポの初期値を、音楽テンポ検出部20の内部の記憶手段
に記憶するのではなく、音楽テンポ決定部40に記憶す
るようにしても構わない。
【0018】音楽再生部30は、音楽データが格納され
た記録媒体から音楽データを読み出して再生する。ま
た、本実施の形態における音楽再生部30は、後に説明
する音楽再生速度制御部50の制御にしたがって、音楽
の再生速度を変更することができる。MP3などのデジ
タルデータとして記録された音楽データの場合、各音の
再生時間を単純に伸長したり短縮したりすることによっ
て、音楽の再生速度を変更することができる。また、音
楽再生部30には、メディア駆動手段とデータ読み出し
手段とが備えられている。データ読み出し手段は、光学
的手段や磁気的手段により記録媒体に格納された音楽デ
ータを読み出す。メディア駆動手段は、データ読み出し
手段にてデータを読み出すために、CDやMD等の記録
媒体を回転させたり、カセットテープ等の記録媒体を巻
き取ったりする機構を備える。この、メディア駆動手段
の駆動速度を変化させることによっても、音楽再生部3
0にて再生される音楽の速度を適宜変更することができ
る。ところで、カセットテープ等で駆動速度を変えるこ
とにより音楽の再生速度を変化させた場合、音楽再生装
置から出力される音程が変わってしまう。そこで、音楽
再生装置から出力される音程についてユーザが違和感を
覚えないようにするための工夫が必要となる。例えば、
音楽再生部30に、ショックプルーフのように音楽を先
に読み込んでメモリ等の記憶手段に蓄積する機構等を設
けて、音の出力時間を伸縮させることにより、再生速度
の変化によって音程が変わらないようにすることができ
る。また、再生速度の変化量に基づいて自動的に音程を
補正する機構を設けることもできる。
【0019】音楽テンポ決定部40は、歩行ピッチ検出
部10にて検知された歩行ピッチと、音楽テンポ検出部
20にて検出された音楽テンポとを比較して、これら歩
行ピッチと音楽テンポとの関係が、互いに一方の整数倍
になるように音楽テンポを変更する。変更後の新しい音
楽テンポM’は音楽再生速度制御部50へと送られる。
ここで、検出された歩行ピッチをW、音楽テンポをMと
すると、歩行ピッチWと音楽テンポMとの関係は数1で
示すように表される。
【0020】
【数1】
【0021】歩行ピッチWと音楽テンポMとの間に数1
に示した関係が成り立っている場合には、音楽テンポM
を歩行ピッチWに合わせて調整する。つまり、変更後の
新しい音楽テンポM’は数2で示すように表される。
【0022】
【数2】
【0023】さて、歩行ピッチWと音楽テンポMとの間
で、数1に示した関係が成り立たない場合について説明
する。数1に示した関係が成り立たない場合としては、
まず数3で示されるような場合が挙げられる。
【数3】
【0024】このような場合には、歩行ピッチWの値を
2倍にする。つまり、新しい歩行ピッチをW’とする
と、このW’が2WとなるようなW’を数1のWに与え
る。そして、数1を再び評価する。ここで、この評価が
満たされ、数1の関係が成り立った場合には、数2に示
したように新しい音楽テンポM’が求められる。ここで
この新しい音楽テンポM’は、W’つまり2Wとなる。
この変更後の新しい音楽テンポM’は音楽再生速度制御
部50へと送られる。歩行ピッチWの値を2倍にして
も、数1の関係が成り立たない場合には、さらに新しい
歩行ピッチW’を2倍にし、このような演算を数1の関
係が成り立つようになるまで繰り返して行う。すなわち
n倍(nは整数)の演算を行うことになる。
【0025】また、数1に示した関係が成り立たない場
合としては、数3に示した場合の他にも、数4に示され
るような場合が挙げられる。
【0026】
【数4】
【0027】このような場合には、歩行ピッチWの値を
0.5倍すなわち2-1倍にする。つまり、新しい歩行ピ
ッチをW’とすると、このW’が0.5Wとなるような
W’を数1のWに与える。そして、数1を再び評価す
る。ここで、この評価が満たされ、数1の関係が成り立
った場合には、数2に示したように新しい音楽テンポ
M’が求められる。ここでこの新しい音楽テンポM’
は、W’つまり0.5Wとなる。この変更後の新しい音
楽テンポM’は音楽再生速度制御部50へと送られる。
歩行ピッチWの値を0.5倍にしても、数1の関係が成
り立たない場合には、さらに新しい歩行ピッチW’を
0.5倍にし、このような演算を数1の関係が成り立つ
ようになるまで繰り返して行う。すなわち2-n倍(nは
整数)の演算を行うことになる。
【0028】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、音楽再生装置により再生された音楽を聴きながら
歩行するユーザが再生された音楽との一体感を得られる
ように、歩行ピッチWと音楽テンポMとの関係が、互い
に一方の整数倍になるように音楽テンポMを変更し、新
しい音楽テンポM’を決める。
【0029】本実施の形態における音楽テンポの決定に
ついての説明では、歩行ピッチを2倍、4倍、8倍、あ
るいは1/2倍、1/4倍、1/8倍というように指数
的に増減させる場合、すなわち2±n倍(nは整数)と
する場合について説明したが、2倍、4倍、6倍、8倍
というように偶数倍としたり、2倍、3倍、4倍、5倍
といったように整数倍としたりするようにしても良い。
【0030】また、音楽テンポが、元の音楽テンポと比
較して(√0.5)倍から(√2)倍の範囲内で変化す
ることによって、歩行ピッチと同じになるか、あるいは
2倍、4倍、8倍といった2の整数乗倍になるか、1/
2倍、1/4倍、1/8倍といった2の整数乗分の1倍
になる。これによって、ユーザが音楽を再生しながら歩
行する際に、違和感無く音楽を聴くことができる。例え
ば4拍子のアップテンポな音楽テンポの曲を聴きながら
ジョギングしている場合に、歩行ピッチが音楽テンポの
0.5倍の場合には、2拍子ごとに1歩ずつ足を運ぶこ
とになり、ユーザは違和感を覚えることはない。また、
スローな音楽テンポの曲を聴きながらジョギングしてい
る場合でも、例えば歩行ピッチが音楽テンポの4倍の場
合には、1拍子ごとに4歩ずつ足を運ぶことになり、ユ
ーザは違和感を覚えることはない。さらに、元の音楽テ
ンポが歩行ピッチに対して(√0.5)倍を下回る場
合、つまり、例えばジョギング中にいわゆるスローな音
楽テンポの曲を聴いているような場合、ジョギングの歩
行ピッチに音楽テンポをそのまま合わせてしまうと、間
延びしたような感じで元の曲とは全く違う感じの曲にな
ってしまう。しかしながら、本実施の形態に示すような
演算を行うことで、曲の雰囲気を損なうことなく音楽テ
ンポを歩行ピッチに合わせることができる。
【0031】音楽テンポ決定部40において、決定され
る音楽の再生速度は、歩行ピッチWが大幅に変化したよ
うな場合においても数1に示した範囲内で収まるように
なる。つまり、ユーザの歩行速度が、例えばジョギング
からクールダウンのように速い速度から遅い速度へと極
端に変化したとき、また例えばウォームアップからジョ
ギングのように遅い速度から速い速度へと極端に変化し
たときにも、音楽の再生速度は、約(√0.5)倍から
(√2)倍の間でのみ変化するので、もともとの曲の雰
囲気が失われることは無く、ユーザは違和感を覚えるこ
とはない。
【0032】図2は、本実施の形態における音楽テンポ
決定部40での処理の流れを説明するフローチャートで
ある。まず、音楽テンポ決定部40には、ユーザが歩行
したことによって、後に図3または図4にて説明する歩
行ピッチ検出部10にて検出された歩行ピッチWの値が
出力され、送られてくる。そこで、音楽テンポ決定部4
0は、この歩行ピッチWの値を取り込む(ステップ20
1)。また、この音楽テンポ決定部40には、音楽テン
ポ検出部20にて検知された音楽テンポMの値が出力さ
れ、送られてくる。そこで、音楽テンポ決定部40は、
この音楽テンポMの値を取り込む(ステップ202)。
【0033】この、ステップ201およびステップ20
2にて取り込まれた歩行ピッチWの値と音楽テンポMの
値とについて、数1の左2項で示された関係が成り立つ
か否かについての判断が行われる(ステップ203)。
ここで、ステップ203の関係が成り立たない場合に
は、歩行ピッチWの値を2倍(W’=2W)にし(ステ
ップ204)、再びステップ203の判断を行い、ステ
ップ203の関係が成り立つようになるまで、ステップ
203とステップ204との処理を繰り返す。ステップ
203において、この関係が成り立つと判断された場合
には、数1の右2項で示された関係が成り立つか否かに
ついての判断が行われる(ステップ205)。ここで、
ステップ205の関係が成り立たない場合には、歩行ピ
ッチWの値を0.5倍(W’=0.5W)にし(ステッ
プ206)、再びステップ205の判断を行い、ステッ
プ205の関係が成り立つようになるまでステップ20
5とステップ206との処理を繰り返す。
【0034】ステップ203とステップ205との関係
が成り立ったら、数2に示すように新しい音楽テンポ
M’の値を歩行ピッチWの値に合わせる(ステップ20
7)。このようにして、新しい音楽テンポM’の値が決
められる。そして、この新しい音楽テンポM’は、音楽
テンポ決定部40から音楽再生速度制御部50へと出力
される(ステップ208)。ステップ208において、
新しい音楽テンポM’を音楽再生速度制御部50へと出
力した後は、ステップ201からの動作を繰り返し行
う。このとき、一連の処理を連続的に繰り返して行い、
リアルタイムに再生速度を変更するようにしても良い
し、一定時間ごとに同処理を行い、音楽テンポMを変更
するようにしても良い。さらに、一定時間をおいて得ら
れた検出値の平均値を取得して、曲毎に再生速度の変更
を行うようにしても構わない。
【0035】音楽再生速度制御部50は、上述した手順
にて音楽テンポ決定部40にて決定された新しい音楽テ
ンポM’にしたがって、音楽の再生速度を制御する。再
生速度を制御する手段としては、上述したように、音楽
再生部30における音の出力時間を伸長または短縮した
り、音楽再生部30のメディア駆動手段の駆動速度を変
更したりすることができる。
【0036】また、音楽再生部30にて記録媒体から読
み出された音楽のデータを必要に応じてA/D(Analog
to Digital)変換し、DMA(Direct Memory Acces
s)などの方式で記憶手段に記憶させておき、音楽テン
ポ決定部40にて決定された新しい音楽テンポM’にし
たがってこの記憶手段から音楽データを読み出して出力
するように制御することも可能である。
【0037】音楽テンポ微調整入力部60は、本実施の
形態における音楽再生装置にて出力される新しい音楽テ
ンポM’をさらに微調整する。この音楽テンポ微調整入
力部60には、音楽テンポMを微調整するためのダイヤ
ル等の操作部が備えられており、この操作部を操作する
ことによって入力信号を発生させることができる。音楽
テンポ決定部40にて決定された新しい音楽テンポM’
は、この音楽テンポ微調整入力部60にて入力された音
楽テンポ微調整入力値に基づいてさらに微調整すること
ができる。そして、音楽テンポ微調整入力部60にて微
調整された新しい音楽テンポM’が音楽再生速度制御部
50へと送られ、この微調整された新しい音楽テンポ
M’にしたがって音楽が出力される。音楽テンポ微調整
入力部60を備えて、ユーザが任意に音楽テンポMを変
更する余地を設けることにより、自らの歩行ピッチWに
合わせて自動的に変更された音楽テンポMが気に入らな
い場合などに、ユーザの好みの音楽テンポMに調整する
ことが可能となる。この音楽テンポ微調整入力部60で
一度入力された音楽テンポ微調整入力値は、音楽再生装
置の電源がOFFになっても記憶させておくことができ
る。そして、次に音楽テンポMが微調整されるまで、こ
の入力された音楽テンポ微調整入力値を用いることがで
きる。
【0038】図3は、本実施の形態における歩行ピッチ
を検出する振動センサの一例を示す図である。図3に示
すように、本実施の形態において歩行ピッチ検出部10
として用いられる万歩計等の振動センサには、蓋部11
aが設けられたカプセル11と、コイルバネ12と、重
り13と、電極14とが備えられている。また、コイル
バネ12および電極14からは、1対のリード線15
A,15Bが引き出されている。この振動センサのカプ
セル11としては、プラスチック材等の絶縁体により密
閉された円筒状のものが用いられる。そして、このカプ
セル11の内部において蓋部11aから、コイルバネ1
2を通じて導電性の重り13が設けられている。さら
に、重り13の周囲には電極14が環状に設けられてい
る。
【0039】このように形成された振動センサのカプセ
ル11が動くと、重り13が電極14に接触してリード
線15A,15Bの間がOFFからONになるので、ユ
ーザが歩行したときの動きを検知することができる。こ
のようなON/OFFの信号は、歩行ピッチ検出部10
から出力される値となる。また、この値をそのまま出力
するのではなく、平均化手段によって平均化された値と
して出力することもできる。
【0040】図4は、本実施の形態における電位の変化
より歩行ピッチを検出する接地型の歩行検出装置の一例
を示す図である。ここでは、歩行ピッチ検出部10は、
歩行に伴なって変化する人体の電位を検出するもので、
基準電極16と、検出対象となる歩行者Hに対向する非
接触の検出電極17とを備えている。このような歩行検
出装置では、検出対象となる歩行者Hと検出電極17と
の間の空気を媒体として、静電容量Caのコンデンサを
形成する。そして、歩行に伴なう人体の電位の変化を、
歩行者Hと検出電極17との間に形成されたコンデンサ
の静電容量Caによって検出するのである。
【0041】基準電極16は、検出電極17に対し歩行
者Hから離れ、かつ歩行者Hに対向しない側の(空気
の)電位を得る。基準電極16はさらに、この基準電極
16で得た電位をゼロ“0”に補正するゼロ電位発生部
を備える。ここで、基準電極16で得た電位をゼロ"0"
に補正するには、例えば特開平7−245191号公報
に開示された、コロナ放電作用によって静電気を除電す
る手法、特許第2739457号公報に開示された、正
負イオンを同時に照射して強制的にイオンバランスを取
ることによってゼロ電位を作り出す方法、あるいは紫外
線から短波長の電離放射線を照射する方法等が考えられ
るが、これらに限定するものではない。
【0042】歩行者Hの歩行検出時に、電位検出回路と
して機能し、歩行者Hの人体と検出電極17とが直接導
通していなくても、静電結合によって、歩行者Hの歩行
時に生じる人体の電位変化を検出することができる。そ
してこのような歩行検出装置においては、歩行者Hの人
体と検出電極17とが静電結合して直流成分を通さない
ため、検出される電位波形は、正負の両極にふれること
になる。この電位波形のピークを既存の波形解析手法を
用いて解析すれば、歩行者Hの歩行(歩数)の検出を行
うことができる。この歩行検出装置は、歩行者Hの人体
と検出電極17との非接触の静電結合によって、歩行者
Hの人体の電位変化を検出し、この歩行者Hの歩行を検
出することができる。歩行検出装置自体は、基準電極1
6によって基準電極が付与されているので、装置全体が
帯電して検出不可能になることはなく、安定した高精度
な検出を行うことができる。このようにして検出された
歩行の信号が、歩行ピッチ検出部10から出力される値
となる。また、この値をそのまま出力するのではなく、
平均化手段によって平均化された値として出力すること
もできる。
【0043】本実施の形態では、歩行ピッチ検出部10
の一例として、図3および図4にて振動センサおよび電
位の変化をもとに検出する例を説明したが、この歩行ピ
ッチ検出部10は、ユーザの歩行ピッチを検出すること
のできるものであれば、他の機構で代用することもでき
る。
【0044】また、本実施の形態による音楽再生装置を
用いて、MIDI(Musical Instrument Digital Inter
face)対応機器に音楽を演奏させるような場合において
も、音楽再生速度制御部50は、音楽テンポ決定部40
にて決定された新しい音楽テンポM’にしたがって、音
楽再生部30に制御信号を送る。この場合の制御信号
は、MIDI対応機器にて演奏を行う場合のタイミング
情報として取り扱われる。MIDIデータは、外部から
入力されたタイミング情報にしたがって演奏を行うこと
ができるので、この制御信号をMIDIデータにおける
タイミング情報として入力することにより、新しい音楽
テンポM’にしたがって再生速度が制御された音楽が演
奏されることとなる。
【0045】このように、本実施の形態によれば、ユー
ザの歩行ピッチWと、元々の音楽テンポMとを検出する
ことができ、検出されたこれらの値に基づいて、歩行ピ
ッチWに応じた再生速度にて音楽を再生することができ
る。また、このような音楽の再生は、従来のような記録
媒体に記録された音楽を再生する音楽再生装置にばかり
でなく、MIDIデータに基づく音楽の演奏にも適用す
ることができる。そして、歩行ピッチWに応じた再生速
度で音楽を再生または演奏することができれば、ユーザ
の歩行時の動きと音楽との同期を取ることができるの
で、ユーザの動きと音楽との一体感が得られるような音
楽を出力することが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音楽再生装置にて再生された音楽テンポをユーザの歩行
ピッチに合わせて変更することができ、ユーザにとって
動作と音楽との一体感が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における音楽再生装置の機能構
成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態における音楽テンポ決定部40
での処理の流れを説明するフローチャートである。
【図3】 本実施の形態における歩行ピッチWを検出す
る振動センサの一例を示す図である。
【図4】 本実施の形態における電位の変化より歩行ピ
ッチWを検出する接地型の歩行検出装置の一例を示す図
である。
【符号の説明】 10…歩行ピッチ検出部、11…カプセル、11a…蓋
部、12…コイルバネ、13…重り、14…電極、15
A,15B…リード線、16…基準電極、17…検出電
極、20…音楽テンポ検出部、30…音楽再生部、40
…音楽テンポ決定部、50…音楽再生速度制御部、60
…音楽テンポ微調整入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 AB05 BC03 CC04 DE17 DE57 FG18 FG23 GK10 5D378 MM16 MM64 MM65

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音楽データを再生する音楽再生装置であ
    って、 歩行者の動きより歩行ピッチを検出する歩行ピッチ検出
    部と、 音楽データより音楽テンポを検出する音楽テンポ検出部
    と、 前記歩行ピッチ検出部にて検出された歩行ピッチと前記
    音楽テンポ検出部にて検出された音楽テンポとから、新
    しい音楽テンポを決定する音楽テンポ決定部と、 音楽を再生する音楽再生部と、 前記音楽テンポ決定部にて決定された前記新しい音楽テ
    ンポにしたがって前記音楽再生部を制御する音楽再生速
    度制御部とを備えたことを特徴とする音楽再生装置。
  2. 【請求項2】 ユーザによる外部からの微調整入力を受
    け付ける音楽テンポ微調整入力部をさらに備え、前記音
    楽テンポ決定部によって決定された前記新しい音楽テン
    ポを調整することを特徴とする請求項1に記載の音楽再
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記歩行ピッチ検出部は、歩行者の歩行
    によって発生する電位の変化によって前記歩行者の前記
    歩行ピッチを検出して当該歩行ピッチに同期した信号を
    前記音楽テンポ決定部へと出力し、 前記音楽テンポ決定部は、前記信号に基づいて前記新し
    い音楽テンポを決定することを特徴とする請求項1に記
    載の音楽再生装置。
  4. 【請求項4】 前記音楽再生部は、前記音楽データを読
    み込んで一時的に蓄積し、前記音楽再生速度制御部の制
    御にしたがって、当該蓄積された音楽データの音楽テン
    ポを変更して再生することを特徴とする請求項1に記載
    の音楽再生装置。
  5. 【請求項5】 前記音楽テンポ決定部は、 前記歩行ピッチと音楽テンポとのうち、何れか一方が他
    方の2の整数乗倍となるように、当該音楽テンポを変更
    することを特徴とする請求項1に記載の音楽再生装置。
  6. 【請求項6】 音楽データを再生する音楽再生装置であ
    って、 歩行者の歩行ピッチを検出する検出手段と、 前記歩行ピッチと前記音楽データの音楽テンポとのう
    ち、何れか一方が他方の整数倍となるように当該音楽テ
    ンポを変更し、当該変更された音楽テンポで当該音楽デ
    ータを再生する再生手段とを備えたことを特徴とする音
    楽再生装置。
  7. 【請求項7】 前記再生手段は、 前記歩行ピッチと前記音楽テンポとのうち、何れか一方
    が他方の2の整数乗倍となるように当該音楽テンポを変
    更し、当該変更された音楽テンポで当該音楽データを再
    生することを特徴とする請求項6に記載の音楽再生装
    置。
  8. 【請求項8】 音楽データを再生する音楽再生装置の制
    御方法であって、 前記音楽再生装置を持ち歩く歩行者の歩行ピッチのデー
    タ値を取り込むステップと、 前記音楽再生装置にて読み込まれた音楽テンポのデータ
    値を取り込むステップと、 前記歩行ピッチのデータ値に基づいて、前記音楽テンポ
    のデータ値を調整するステップと、 調整された前記音楽テンポのデータ値にしたがって前記
    音楽データの再生速度を変更するステップとを含むこと
    を特徴とする音楽再生装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記歩行ピッチのデータ値と前記音楽テ
    ンポのデータ値との比が一定以上であるときには、当該
    歩行ピッチのデータ値と当該音楽テンポのデータ値との
    比が一定以内となるように当該歩行ピッチのデータ値を
    変更するステップと、 前記変更された歩行ピッチのデータ値に基づいて前記音
    楽データの再生速度を変更するステップとを含むことを
    特徴とする請求項8に記載の音楽再生装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記歩行ピッチのデータ値を変更する
    ステップは、 前記歩行ピッチのデータ値を整数倍するかまたは整数で
    割ることを特徴とする請求項9に記載の音楽再生装置の
    制御方法。
  11. 【請求項11】 前記歩行ピッチのデータ値を変更する
    ステップは、 前記歩行ピッチのデータ値を2の整数乗倍するかまたは
    2の整数乗倍で割ることを特徴とする請求項9に記載の
    音楽再生装置の制御方法。
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