JP2003085761A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003085761A
JP2003085761A JP2001279801A JP2001279801A JP2003085761A JP 2003085761 A JP2003085761 A JP 2003085761A JP 2001279801 A JP2001279801 A JP 2001279801A JP 2001279801 A JP2001279801 A JP 2001279801A JP 2003085761 A JP2003085761 A JP 2003085761A
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zone
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linear velocity
disk device
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Shinichi Sato
晋一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ZCLV方式で光ディスクにゾーン記録を行う
際に光ディスクの種別を判断し最大書込み速度の製造ば
らつきによる変動を正しく検知して、サーボ外れを起こ
すことなく高速記録が行えるようにした光ディスク装置
を実現する。 【解決手段】基本線速度で試し書きを行い、基本線速度
での場合の最適記録パワー値を求め、各線速度における
記録パワーは基本線速度の場合の最適記録パワーと各線
速度における演算係数を使用して演算式により求め、記
録パワーを決定する光ディスク装置において、光ディス
ク1の種別を判断する手段16と、光ディスク毎に記録
ゾーンを分割する分割時間と各記録ゾーンの記録線速度
を格納しておくゾーンパラメータ記憶手段17を有し、
少なくとも光ディスクの2個所以上の位置で複数の異な
る記録線速度でテスト記録を行い、ゾーンパラメータを
最適化し、記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置に関
するものであり、特に書き込み制御方式に特徴を有する
光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク状の光情報記録媒体(以下、光
ディスクと記す)において、データの記録・再生を行う
ときのディスク回転速度の制御としては、従来より主
に、一定の線速度で記録/再生を行うCLV(Constan
t Linear Velocity:線速度一定)方式と、一定の回
転速度で記録/再生を行うCAV(Constant Angular
Velocity:角速度一定)方式が用いられている。CL
V方式はセクタの半径位置に関わりなく線速度が一定に
なるように光ディスクの回転数を制御するため、光ディ
スクの内周、外周位置に関わらず記録密度を一定にする
ことができ、記録情報量が多くなるという特長を有す
る。しかし、セクタの半径位置によって光ディスクの回
転数を変える必要があるためシーク速度が遅く、さらに
セクタ位置が放射状とならないためにランダムアクセス
性能が悪くなり、データ転送速度が遅いという問題があ
る。一方、CAV方式はセクタ位置を光ディスクの回転
中心に対して放射状に指定することができるので、ラン
ダムアクセス性に優れ、また、データ転送速度が速いと
いう特長を有する。しかし、セクタの半径位置が大きく
なるのに比例して、すなわち光ディスクの外周に近づく
につれて記録密度が低下する。このためCLV方式より
も記録情報量は少なくなる。
【0003】コンパクトディスク(CD)と呼ばれるデ
ィジタル光ディスクでは、光ディスク上には内周から外
周に向かって、一定線密度で、スパイラル状のトラック
が形成されている。また、情報の記録や書き換えが可能
なCDも、CD−R(CD−Recordable)やCD−R
W(CD−Rewritable)として知られており、このC
D−R等に情報の記録を行う場合も、内周から外周に向
かってスパイラル状に形成されたトラック上に、一定線
密度となるように情報の記録を行う。
【0004】このようなCD系の光ディスクでは線速度
一定(CLV方式)で回転させながら記録するのが普通
で、このCLV方式で記録を行うと、内周部でのディス
ク回転数と外周部でのディスク回転数が大きく異なるこ
とになり、内周部の回転数の方が大きくなる。このため
記録中にトラック外れを起こさないようにするために
は、一番高速に光ディスクが回転する最内周部でトラッ
クが外れないCLV速度に設定して、ディスク全面を記
録しなければならない。この場合、ディスク外周部にお
ける回転数は、トラック外れに対してマージンのあるデ
ィスク回転数となっている。
【0005】近年、光ディスクの領域を内周、中周、外
周などの複数の記録ゾーンに分割して、各ゾーンでのC
LV速度を個別に設定して連続書き込みが可能なZCL
V(Zone Constant Linear Velocity)方式が提案
されている。例えば、特開平7−93873号公報に
は、既にゾーン領域が存在する光ディスクに対して、Z
CLV方式で記録する方法が開示されている。しかし、
CD−R等の光ディスクのように1つのスパイラル状の
トラックのみからなる光ディスクに対しては、あらかじ
めゾーン領域で分割されているわけではないので、ZC
LVでの記録はできない。また、特開平11−6672
6号公報にも、上記の発明と同様に、既にゾーン領域が
存在する光ディスクに対して、ZCLV方式で記録する
方法が開示されているが、この場合もCD−R等の光デ
ィスクに対してはZCLVでの記録はできない。
【0006】そこで、このような問題を解決するため、
本出願人は、これまで用いられてきたCLV方式での記
録方法をもとにして、CAVライクに記録スピードが上
げられる新規なZCLV方式を提案している。これは、
連続性の必要なデータ記録でも、平均記録速度を向上さ
せて平均記録時間を効率的に短縮し、また、データ記録
の際の消費電力を抑制することができる光ディスク装置
および光ディスク記録方法を提供するものであり、光デ
ィスクのデータ記録可能な領域を内周側から外周側に複
数に分割した複数のゾーンを設定し、その位置データを
記憶しておき、光ディスクでデータ記録を行っている位
置を検出し、前記位置データを参照することで、いずれ
のゾーンであるかを判定し、ゾーンごとに記録速度およ
び記録パワーを設定して、それぞれCLV方式によるデ
ータ記録を行い、全てのゾーンについて等しい記録密度
でのデータ記録を行うものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、光デ
ィスクに記録するデータを任意の位置での連続性を保証
した中断と再開を行い、その再開時にCLV速度を上げ
ることによってZCLV記録を行う方法が提案されてお
り、高速記録を実現できる仕組みが明らかにされてい
る。通常、CD−R等の光ディスクに対して記録を行う
場合、ディスク最内周部に設けられたPCA(Power
Calibration Area)領域に記録する速度で試し書きを
行い、最適な記録パワーを求めるシステムになってい
る。上記試し書きの一連の動作のことをOPC(Optim
um Power Calibration)と呼んでいる。従って、記録
前に記録線速度に設定してOPCを行うことにより、サ
ーボ外れが発生するかを検証することは可能であるが、
異なる速度で一度に記録しなければならないCAV方式
や、ZCLV方式の場合、実際に記録を行ってみなけれ
ばサーボ外れの検証が困難である。
【0008】このようなZCLV方式で記録する光ディ
スク装置の高速化が進む一方で、光ディスクは様々な企
業、国で製造されているため、偏心、面振れなど、機械
特性の悪い光ディスク、いわゆる粗悪な光ディスクが市
場に出回る恐れがある。また、光ディスク装置のドライ
ブにおいても組み付け精度がばらついており、光ディス
クをローディングした時のチャッキング精度(光ディス
クの中心とモーターの回転中心とのずれ量)などもばら
つき、相対的な光ディスクの機械精度がばらついてしま
う。これら製造ばらつきの要因によって、最大書き込み
可能速度もばらついてしまう。従って、最大書き込み速
度は製造ばらつきによる変動を正しく検知して、設定で
きる必要がある。
【0009】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、ZCLV記録方式を使用して光ディスクにゾーン記
録を行う際に、光ディスクの種別を判断し、最大書き込
み速度の製造ばらつきによる変動を正しく検知して、サ
ーボ外れを起こすことなく、高速記録が行えるようにし
た光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、記録再生可能な光ディスク
の記録再生面を半径方向に複数のゾーン(Z1,Z2,
・・・,Zn)に分割し、この光ディスクを各ゾーン内で
線速度がほぼ一定になるようにゾーン毎に異なる回転速
度(S1,S2,・・・,Sn)で回転させて情報の記録
を行うZCLV記録方式を備えた光ディスク装置であっ
て、基本線速度で試し書き(OPC)を行い、基本線速
度での場合の最適記録パワー値を求め、各線速度におけ
る記録パワーは前記基本線速度の場合の最適記録パワー
と各線速度における演算係数を使用して演算式により求
め、記録パワーを決定する光ディスク装置において、光
ディスクの種別を判断する手段と、光ディスク毎に記録
ゾーンを分割する分割時間(t1,t2,・・・,tn−
1)と各記録ゾーンの記録線速度(S1,S2,・・・,
Sn)を格納しておくゾーンパラメータ記憶手段を有
し、少なくとも光ディスクの2個所以上の位置で複数の
異なる記録線速度でテスト記録を行い、前記ゾーンパラ
メータを最適化し、記憶することを特徴とするものであ
る。
【0011】また、請求項2に係る発明は、請求項1記
載の光ディスク装置において、光ディスクの種別を判断
する手段を有し、記録前に前記光ディスクの種別判断手
段により、光ディスクの種別を判別し、それに適したゾ
ーンパラメータを選択してZCLV記録を行う構成であ
り、かつ、各ゾーンの記録線速度よりも高速な記録線速
度に設定して再度テスト記録を行い、サーボエラーが発
生しない場合は、前記ゾーンパラメータの記録線速度
(S1,S2,・・・,Sn)を更新することを特徴とす
るものである。さらに、請求項3に係る発明は、請求項
2記載の光ディスク装置において、各記録ゾーンで異な
る記録線速度でテスト記録を行い、テスト記録の結果に
よって前記格納されたゾーンパラメータの各ゾーンを分
割する分割時間(t1,t2,・・・,tn−1)を更新
することを特徴とするものである。
【0012】請求項1,2または3記載の光ディスク装
置では、CD−R等の光ディスクの場合、少なくとも1
枚の光ディスクをテスト記録用に消費するが、その結
果、記録時にサーボエラーを起こさない速度設定が記録
前に判明するので、そのときのゾーンパラメータを記憶
しておくことにより、それ以降の情報記録はサーボエラ
ーを起こすことなく、実用的なZCLV記録を実現する
ことが可能となる。
【0013】ところで、請求項1,2または3記載の光
ディスク装置において、光源から出射されるレーザの最
大出力の低い光ピックアップを使用した場合や、記録感
度の低い光ディスクを使用した場合、各種線速度の記録
パワーが、レーザの最大出力を越えるケースがある。そ
こで請求項4に係る発明は、請求項1,2または3記載
の光ディスク装置において、各記録ゾーンで複数の異な
る記録線速度で実際にデータのテスト記録を行う場合、
記録線速度における記録パワーがレーザの最大出力パワ
ーを超えないように記録線速度を制御することを特徴と
するものである。すなわち、請求項4記載の光ディスク
装置では、各記録線速度における記録パワーはレーザの
最大出力を越えないように記録線速度を制限するため、
記録感度の低い光ディスクや、レーザの最大出力の低い
光ピックアップを使用することができる。
【0014】請求項1〜4に記載の光ディスク装置にお
いて、ゾーンパラメータを更新する最適化を毎回行って
いるとテスト記録用に大量の光ディスクを消費してしま
う。そこで、ゾーンパラメータを更新するタイミング
は、必要に応じてユーザによって行われる必要がある。
そこで請求項5に係る発明は、請求項1,2,3または
4記載の光ディスク装置において、ゾーンパラメータを
更新する最適化モードの実行を選択可能とし、通常の立
ち上げとは異なる特殊な立ち上げ方法をドライブに対し
て行った場合に限り、ディスク最適化モードの実行を行
うことを特徴とするものである。すなわち、請求項5記
載の光ディスク装置では、ユーザーが、通常の立ち上げ
とは異なる特殊な立ち上げ方法をドライブに対して行っ
た場合に限り、ディスク最適化モードの実行を行うの
で、必要に応じてディスク最適化の実行をユーザーが行
えるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成、動作および
作用を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明
の一実施形態を示す図であって、光ディスク装置の制御
系のブロック図である。この光ディスク装置は、光ディ
スク1としてのCD−R/RW(CD−Recordable/
Rewritable)に対して情報の記録または再生を行うも
のであり、スピンドルモータ2、モータドライバ3、サ
ーボ手段(制御手段)4、光ピックアップ5、リードア
ンプ6、CDデコーダ7、CD−ROMデコーダ8、バ
ッファマネージャ9、バッファRAM10、ホストイン
ターフェース(ホストI/F)11、ATIP(Absol
ute Time In Pre−groove)デコーダ12、CDエン
コーダ13、CD−ROMエンコーダ14、レーザコン
トローラ15、CPU(メイン制御部)16、RAMや
ROM等のメモリ17などから構成されている。
【0016】光ディスク1はスピンドルモータ2により
回転駆動され、スピンドルモータ2はモータドライバ3
とサーボ手段4により光ディスク1がCLV(Constant
Linear Velocity:線速一定)方式やZCLV方式、も
しくはCAV(Constant Angular Velocity:回転数一
定)方式で回転するように駆動制御される。光ピックア
ップ5は、レーザダイオード(LD)などのレーザ光源
からレーザビームを出射し、このレーザビームを対物レ
ンズにより光ディスク1の記録面に集光させ、フォーカ
スサーボ、トラックサーボの各サーボ手段(制御手段)
4によりアクチュエータの制御を行うことでフォーカス
サーボ、トラックサーボを行い、光ディスク1上に記録
されている情報(データ)を再生したり、光ディスク1
上に情報(データ)を記録する。
【0017】データ再生時には、光ピックアップ5で得
られた再生信号は、リードアンプ(RFアンプ)6で増
幅されて2値化された後、CDデコーダ7でデインター
リーブとエラー訂正の処理が行われる。CDデコーダ7
からのデータはCD−ROMデコーダ8によりデータの
信頼性を高めるためのエラー訂正処理が行われる。CD
−ROMデコーダ8からのデータは、バッファマネージ
ャ9によって、一旦バッファRAM10に蓄積され、セ
クタデータとして揃ったときにホストインターフェース
(ホストI/F)11を介してホスト(ホストコンピュ
ータ:パーソナルコンピュータ等)へ一気に転送され
る。また、データが音楽データである場合には、CDデ
コーダ7からのデータは図示しないD/Aコンバータに
よりアナログのオーディオ信号に変換されて取り出され
る。
【0018】一方、データ記録時には、ホストコンピュ
ータからATAPIやSCSIなどのホストI/F11
を介して送られてきたデータがバッファマネージャ9に
よって一旦バッファRAM10に蓄積されてからデータ
記録が開始されるが、過去に記録した光ディスクで、以
前記録したときのOPC(Optimum Power Calibrati
on)結果をドライブのメモリ17に記憶している場合を
除いて、データ記録を開始する前には、CPU16は、
本装置の各部を制御して光ディスク1のPCA(Power
Calibration Area)と呼ばれる試し書き領域におい
てOPCを行い最適な記録パワーを求める。
【0019】OPC実行時、CPU16は装置各部を制
御し、まず光ディスク1上のPCAエリアにおいて、1
ブロック毎に記録パワーを増加させながら、所定ブロッ
ク(例えば15ブロック)分の記録を行う。このOPC
のとき光ピックアップ5からの反射光に応じたデータ信
号がリードアンプ6のRF検出回路によって増幅され、
ピークおよびボトム検出回路により、その上側ピークレ
ベル(P)と下側ピーク(ボトム)レベル(B)が検出
される。検出レベル信号はA/D変換されてCPU16
に送られ、それを元にCPU16で次の演算: Beta=(P+B)/(P−B) を行い、この、Beta値が所定の値(例えば0.04)に
最も近いブロックで使用された記録パワーを最適記録パ
ワーとして決定する。尚、OPC実行時には、本装置は
CLV動作を行う。このような方法で最適記録パワーを
計算し、レーザコントローラ5に記録パワー設定の指令
を出す。
【0020】
【実施例】次に本発明に係る光ディスク装置の制御動作
の具体的な実施例について説明する。
【0021】(実施例1)図2は請求項1に係る光ディ
スク装置の制御動作の一実施例を示すフローチャートで
ある。光ディスク1がドライブに挿入されると(ステッ
プS1)、Read Toc動作を行い、リードインエリアのA
TIP(Absolute Time In Pre−groove)コードを
読み、メディア製造メーカー名・メディアタイプなどの
情報が読み取られ、光ディスク1の種別を判別する。こ
こでは、仮にA社のフタロディスクと判別する(ステッ
プS2)。
【0022】記録前に光ディスク1の最内周部に設けら
れたテストエリア(PCAエリア)にて、前述の試し書
きを行うOPC動作によって最適記録パワーが求められ
る。OPC動作は12倍速のCLV(以下、12xCL
Vと記す)で行い、12xCLVでの最適記録パワーP
w12を得る(ステップS3)。尚、このOPC動作は
公知のもので、記録パワーを順次に上げながら記録を行
い、その記録部分を読み込んで最適な記録が行われた部
分(記録パワー)を特定し、最適記録パワーとする。
【0023】CPU16は、12xCLVでのOPC動
作の結果より、16倍速(16x)、20倍速(20
x)、24倍速(24x)での記録パワーを推定する。
この推定に使用する計算式の一例として、下記の式
(1)を用いる。 Pw(v)=a(v)×Pw12 ・・・(1) Pw(v):CLV速度vの場合の記録パワー a(v):CLV速度vの場合の演算係数 Pw12:12xCLVの場合の最適記録パワー
【0024】CPU16は、メモリ17に格納されてい
る16倍速の演算係数a16、20倍速の演算係数a2
0、24倍速の演算係数a24を読み込み、計算式
(1)に従ってそれぞれの記録パワーPw16、Pw2
0、Pw24を算出する。 Pw16=a12×Pw12=1.1×Pw12 Pw20=a20×Pw12=1.15×Pw12 Pw24=a24×Pw12=1.2×Pw12
【0025】次にCPU16は装置各部を制御し、光デ
ィスク1の半径方向の複数の位置(時間に換算した位
置):0分、35分、70分位置付近を前記算出した記
録パワーに設定して、16x、20x、24xでそれぞ
れ30秒ほど記録する(ステップS4〜S6)。そし
て、記録時にサーボエラーが発生したか否かを判断し
(ステップS7)、全てサーボエラーが発生せず記録が
完了できた場合は、全面を24xCLVで記録し、その
ときの3Zone CLVのゾーンパラメータとして各記録
ゾーンの記録線速度(S1,S2,S3)と記録ゾーン
を分割する分割時間(t1,t2)をメモリ17へ書き
込む(ステップS8)。
【0026】しかし、記録時にサーボエラーが発生した
場合の動作フローは以下の通りになる。光ディスク1の
半径方向の0分位置では16x以上でサーボエラーが発
生し、35分位置では20x以上でサーボエラーが発生
し、更に70分位置では24x以上でサーボエラーが発
生した場合(ステップS9)、0分位置では16x以上
でサーボエラーが発生したので、0分位置からは記録線
速度を12xとする。また、35分位置では20x以上
でサーボエラーが発生したので、35分位置からは記録
線速度を16xとする。更に70分位置では24x以上
でサーボエラーが発生したので、70分位置からは記録
線速度を20xとする。
【0027】その結果、図6に示す例のように、最内周
部から35分位置t1までのゾーン1(Z1)は12x
CLVの線速度で、記録パワーPw12で記録を行い、
35分位置t1から70分位置t2までのゾーン2(Z
2)は16xCLVの線速度で記録パワーPw16で記
録を行い、70分位置t2から最外周までのゾーン3
(Z3)は20xCLVの線速度で記録を行うように
し、3Zone CLVのゾーンパラメータとして各記録ゾ
ーンの記録線速度(S1,S2,S3)=(12x,1
6x,20x)と記録ゾーンを分割する分割時間(t
1,t2)=(35min、70min)をメモリ17に書き
込む(ステップS10)。このように、本実施例では、
記録時にサーボエラーを起こさない速度設定が記録前に
判明するので、そのゾーンパラメータをメモリ17に記
憶しておくことにより、それ以降の情報記録はサーボエ
ラーを起こすことなく、実用的なZCLV記録を行うこ
とができる。
【0028】(実施例2)図3は請求項2に係る光ディ
スク装置の制御動作の一実施例を示すフローチャートで
ある。本実施例は、実施例1の方式で既にメモリ17に
ゾーンパラメータが格納されている状態で行われる制御
である。光ディスク1がドライブに挿入されると(ステ
ップT1)、Read Toc動作を行い、リードインエリアの
ATIPコードを読み、メディア製造メーカー名・メデ
ィアタイプなどの情報が読み取られ、光ディスク1の種
別を判別する。ここでは、仮にA社のフタロディスクと
判別する(ステップT2)。光ディスク1の種別を判別
したら、CPU16は、メモリ17に格納されているデ
ータから、その光ディスク1に適したゾーンパラメータ
を選択してZCLV記録を行う(ステップT3)。ここ
では、光ディスク1はA社のフタロディスクなので、実
施例1の図2に示した制御動作によりメモリ17に格納
してある図6に示したゾーンパラメータを読み出し、各
記録ゾーンの記録線速度(S1,S2,S3)=(12
x,16x,20x)と記録ゾーンを分割する分割時間
(t1,t2)=(35min,70min)を読み出す。
【0029】次にCPU16は装置各部を制御し、12
xCLVでOPC動作を実施して記録パワーPw12を
獲得し(ステップT4)、その後、各ゾーンにて前記読
み出した各記録ゾーンの記録線速度(S1、S2、S
3)よりも高速な異なる速度(最高速度はドライブの書
込み速度を超えない範囲)に設定して書込みを行う。こ
の場合ゾーン1(Z1)として光ディスク1の半径方向
の0分位置を、16x、20x、24x(ドライブがサ
ポートしている最速書込み速度を24xとする)でそれ
ぞれ30秒ほど記録する。同様に、ゾーン2(Z2)と
して光ディスク1の35分位置を20x、24xで、ゾ
ーン3(Z3)として光ディスク1の70分位置を24
xで30秒ほど記録する(ステップT5〜T7)。そし
てCPU16は、記録時に各ゾーンでサーボエラーが発
生したか否かを判断し(ステップT8)、全てサーボエ
ラーが発生せず記録が完了できた場合は、全面を24x
CLVで記録し、そのときの3Zone CLVのゾーンパ
ラメータとして各記録ゾーンの記録線速度(S1、S
2、S3)を更新してメモリ17に書き込む(ステップ
T9)。
【0030】しかし、記録時に各ゾーンでサーボエラー
が発生した場合の動作フローとしては以下の通りにな
る。光ディスク1の半径方向の0分位置では20x以上
でサーボエラーが発生し、35分位置では24x以上で
サーボエラーが発生し、70分位置では24xでサーボ
エラーが発生しなかった場合(ステップT10)、0分
位置では、20x以上でサーボエラーが発生したので、
0分位置からは記録線速度を16xとする。また、35
分位置では、24x以上でサーボエラーが発生したの
で、35分位置からは記録線速度を20xとする。更に
70分位置では24xでサーボエラーが発生しなかった
ので、70分位置からは記録線速度を24xとする。
【0031】その結果、図7に示す例のように、最内周
部から0 分位置t1までのゾーン1(Z1)は12x
CLVの速度で記録パワーPw12で記録を行い、0分
位置t1から35分位置t2までのゾーン2(Z2)は
16xCLVの速度で記録パワーPw16で記録を行
い、35分位置t2から70分位置t3までのゾーン3
(Z3)は20xCLVの速度で記録パワーPw20で
記録を行い、70分位置t3から最外周までのゾーン4
(Z4)は24xCLVの速度で記録パワーPw24で
記録を行うようにし、4Zone CLVのゾーンパラメー
タとして各記録ゾーンの記録線速度(S1,S2,S
3,S4)=(12x,16x,20x,24x)と記
録ゾーンを分割する分割時間(t1,t2,t3)=
(0min,35min,70min)を更新してメモリ17に
書き込む(ステップT11)。このように、本実施例で
は、記録時にサーボエラーを起こさない速度設定が記録
前に判明するので、そのゾーンパラメータを更新してメ
モリ17に記憶しておくことにより、それ以降の情報記
録はサーボエラーを起こすことなく、実用的なZCLV
記録を行うことができる。
【0032】(実施例3)図4は請求項3に係る光ディ
スク装置の制御動作の一実施例を示すフローチャートで
ある。図4のステップU1〜U4の制御動作は、実施例
2で説明した図3のT1〜T4の制御動作と同じである
ので、ここでは実施例2とは異なるステップU5以下の
制御動作を説明する。
【0033】CPU16は装置各部を制御し、12xC
LVでOPC動作を実施して記録パワーPw12を獲得
した後(ステップU4)、ゾーン2(Z2)の領域とし
て、光ディスク1の半径方向の15min位置で20x、
24xで、ゾーン3(Z3)の領域として光ディスク1
の半径方向の50分位置を24xでそれぞれ30秒ほど
記録する(ステップU5,U6)。次にCPU16はサ
ーボエラーが発生したか否かを判断し(ステップU
7)、全てサーボエラーが発生せず記録が完了できた場
合は、最内周部から0分位置t1までのゾーン1(Z
1)は12xCLVの速度で記録パワーPw12で記録
を行い、0分位置t1から15分位置t2までのゾーン
2(Z2)は16xCLVの速度で記録パワーPw16
で記録を行い、15分位置から最外周までのゾーン3
(Z3)は24xCLVの速度で記録パワーPw24で
記録を行うようにし、3Zone CLVのゾーンパラメー
タとしてゾーンの記録速度(S1,S2,S3)=(1
2x,16x24x)と記録ゾーンを分割する分割時間
(t1,t2)=(0min,15min)を更新してメモリ
17に書き込む(ステップU8)。
【0034】一方、サーボエラーが発生した場合の動作
フローとしては以下の通りになる。光ディスク1の半径
方向の15分位置では24x以上でサーボエラーが発生
し、50分位置では24xでサーボエラーが発生しなか
った場合(ステップU9)、15分位置では、24x以
上でサーボエラーが発生したので、15分位置からは記
録速度20xとする。また50分位置では、24xでサ
ーボエラーが発生しなかったので、50分位置からは記
録線速度24xとする。
【0035】その結果、図8の例に示すように、最内周
部から0分位置t1までのゾーン1(Z1)は12xC
LVの速度で記録パワーPw12で記録を行い、0分位
置t1から15分位置t2までのゾーン2(Z2)は1
6xCLVの速度で記録パワーPw16で記録を行い、
15分位置t2から50分位置t3までのゾーン3(Z
3)は20xCLVの速度で記録パワーPw20で記録
を行い、50分位置t3から最外周までのゾーン4(Z
4)は24xCLVの速度で記録パワーPw24で記録
を行うようにし、4Zone CLVのゾーンパラメータと
して記録ゾーンを分割する分割時間(t1,t2,t
3)=(0min,15min,50min)を更新してメモリ
17に書き込む(ステップU10)。このように、本実
施例では、記録時にサーボエラーを起こさない速度設定
が記録前に判明するので、そのゾーンパラメータを更新
してメモリ17に記憶しておくことにより、それ以降の
情報記録はサーボエラーを起こすことなく、実用的なZ
CLV記録を行うことができる。
【0036】(実施例4)図5は請求項4に係る光ディ
スク装置の制御動作の一実施例を示すフローチャートで
ある。図5のステップV1〜V3、V16〜V19の制
御動作は、実施例1で説明した図2のS1〜S3、S7
〜S10の制御動作と同じであるので、ここでは実施例
1とは異なるステップV4〜V15の制御動作を説明す
る。
【0037】CPU16は装置各部を制御し、12xC
LVでOPC動作を実施して記録パワーPw12を獲得
した後(ステップV3)、12xCLVでのOPC結果
より、16倍速(16x)、20倍速(20x)、24
倍速(24x)での記録パワーを算出する。次に、16
倍速の記録における記録パワーPw16が、LD最大出
力パワーPwmax超えているかを判断し(ステップV
4)、もしPw16>Pwmaxなら記録線速度は12x
CLVに限定されるので、テスト記録は行わず終了とす
る。次に、上記の判断でPw16<Pwmaxの場合は、
CPU16は、20倍速の記録における記録パワーPw
20が、LD最大出力パワーPwmaxを超えているか否
かを判断し(ステップV5)、もしPw20>Pwmax
なら記録線速度は16xCLV以下に限定して光ディス
ク1の半径方向の0分、35分、70分位置付近にてテ
スト記録を行う(ステップV7〜V9)。また、上記の
判断でPw20<Pwmaxの場合は、CPU16は、2
4倍速の記録における記録パワーPw24が、LD最大
出力パワーPwmaxを超えているか否かを判断し(ステ
ップV6)、もしPw24>Pwmaxなら記録線速度は
20xCLV以下に限定して光ディスク1の0分、35
分、70分位置付近にてテスト記録を行う(ステップV
10〜V12)。また、24倍速の記録における記録パ
ワーPw24が、LD最大出力パワーPwmaxを超えて
いるかを判断し(ステップV6)、もしPw24<Pw
maxなら記録線速度は24xCLV以下に限定して光デ
ィスク1の0分、35分、70分位置付近にてテスト記
録を行う(ステップV13〜V15)。そして、このテ
スト記録以降の動作は実施例1と同じ動作となる。この
ように、本実施例では、各記録線速度における記録パワ
ーはレーザの最大出力を越えないように記録線速度を制
限するため、記録感度の低い光ディスクや、レーザの最
大出力の低い光ピックアップを使用することができる。
【0038】(実施例5)次に請求項5の実施例につい
て説明する。本実施例では、前述した実施例1〜4(請
求項1〜4の実施例)の光ディスク装置単独で、光ディ
スク装置をディスク最適化モードでテスト記録させるの
か、あるいは、通常の記録モードで記録させるのかを選
択できる方法を提供するものである。すなわち、実施例
1〜4の光ディスク装置において、ゾーンパラメータを
更新する最適化モードの実行を選択可能とし、通常の立
ち上げとは異なる特殊な立ち上げ方法をドライブに対し
て行った場合に限り、ディスク最適化モードの実行を行
うものである。その一例としては、光ディスク1をドラ
イブに挿入するためにイジェクトボタンを押す際に、イ
ジェクトボタンを10秒以上押しつづけると、CPU1
6が、ディスク最適化モードが選択されたと判断し、デ
ィスク最適化モードの実行を行うよう設定しておく。こ
のように、本実施例では、ユーザーが、通常の立ち上げ
とは異なる特殊な立ち上げ方法をドライブに対して行っ
た場合に、ディスク最適化モードの実行を行うので、必
要に応じてディスク最適化の実行をユーザーが行えるよ
うになる。従って、光ディスクの無駄な消費を防止する
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2また
は3記載の光ディスク装置では、CD−R等の光ディス
クの場合、少なくとも1枚の光ディスクをテスト記録用
に消費するが、その結果、記録時にサーボエラーを起こ
さない速度設定が記録前に判明するので、そのときのゾ
ーンパラメータを記憶手段に記憶しておくことにより、
それ以降の情報記録はサーボエラーを起こすことなく、
実用的なZCLV記録を実現することができる。したが
って、ZCLV記録方式を使用して光ディスクにゾーン
記録を行う際に、光ディスクの種別を判断し、最大書き
込み速度の製造ばらつきによる変動を正しく検知して、
サーボ外れを起こすことなく、高速記録が行えるように
した光ディスク装置を実現することができる。
【0040】また、請求項4記載の光ディスク装置で
は、請求項1〜3の効果に加えて、各記録線速度におけ
る記録パワーはレーザの最大出力を越えないように記録
線速度を制限するため、記録感度の低い光ディスクや、
レーザの最大出力の低い光ピックアップを使用すること
ができる。さらに、請求項5記載の光ディスク装置で
は、請求項1〜4の効果に加えて、ユーザーが、通常の
立ち上げとは異なる特殊な立ち上げ方法をドライブに対
して行った場合に、ディスク最適化モードの実行を行う
ので、必要に応じてディスク最適化の実行をユーザーが
行えるようになり、光ディスクの無駄な消費を防止する
ことができる。また、特に同一ディスクを記録しなけれ
ばならないようなディスク配布事業者に対しても、光デ
ィスクのばらつきを低減することが可能であり、高信頼
の光ディスクを作成することができる。また、光ディス
ク装置メーカーが推奨していない光ディスクや、未知の
光ディスクを記録する場合でも、高信頼の高速記録が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図であって、光ディ
スク装置の制御系のブロック図である。
【図2】請求項1に係る光ディスク装置の制御動作の一
実施例を示すフローチャートである。
【図3】請求項2に係る光ディスク装置の制御動作の一
実施例を示すフローチャートである。
【図4】請求項3に係る光ディスク装置の制御動作の一
実施例を示すフローチャートである。
【図5】請求項4に係る光ディスク装置の制御動作の一
実施例を示すフローチャートである。
【図6】複数の記録ゾーンに対する記録線速度の設定例
を示す図であって、光ディスク上の半径方向の記録ゾー
ンの分割位置(時間に換算した位置)及び範囲と、各ゾ
ーンの記録線速度の関係を示す図である。
【図7】複数の記録ゾーンに対する記録線速度の別の設
定例を示す図であって、光ディスク上の半径方向の記録
ゾーンの分割位置(時間に換算した位置)及び範囲と、
各ゾーンの記録線速度の関係を示す図である。
【図8】複数の記録ゾーンに対する記録線速度の別の設
定例を示す図であって、光ディスク上の半径方向の記録
ゾーンの分割位置(時間に換算した位置)及び範囲と、
各ゾーンの記録線速度の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 モータドライバ 4 サーボ手段(制御手段) 5 光ピックアップ 6 リードアンプ(RFアンプ) 7 CDデコーダ 8 CD−ROMデコーダ 9 バッファマネージャ 10 バッファRAM 11 ホストインターフェース(ホストI/F) 12 ATIPデコーダ 13 CDエンコーダ 14 CD−ROMエンコーダ 15 レーザコントローラ 16 CPU(メイン制御部) 17 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC05 CC06 DE03 DE12 DE17 DE23 DE29 DE39 EF06 FG24 GK18 5D090 AA01 BB03 CC18 DD03 FF02 FF05 FF30 GG32 GG33 HH03 JJ12 5D119 AA23 AA24 BA01 BB02 BB04 DA01 HA19 HA28 HA45 5D789 AA23 AA24 BA01 BB02 BB04 DA01 HA19 HA28 HA45

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録再生可能な光ディスクの記録再生面を
    半径方向に複数のゾーン(Z1,Z2,・・・,Zn)に
    分割し、この光ディスクを各ゾーン内で線速度がほぼ一
    定になるようにゾーン毎に異なる回転速度(S1,S
    2,・・・,Sn)で回転させて情報の記録を行うZCL
    V(Zone Constant Linear Velocity)記録方式を
    備えた光ディスク装置であって、基本線速度で試し書き
    (OPC)を行い、基本線速度での場合の最適記録パワ
    ー値を求め、各線速度における記録パワーは前記基本線
    速度の場合の最適記録パワーと各線速度における演算係
    数を使用して演算式により求め、記録パワーを決定する
    光ディスク装置において、 光ディスクの種別を判断する手段と、光ディスク毎に記
    録ゾーンを分割する分割時間(t1,t2,・・・,tn
    −1)と各記録ゾーンの記録線速度(S1,S2,・・
    ・,Sn)を格納しておくゾーンパラメータ記憶手段を
    有し、少なくとも光ディスクの2個所以上の位置で複数
    の異なる記録線速度でテスト記録を行い、前記ゾーンパ
    ラメータを最適化し、記憶することを特徴とする光ディ
    スク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスク装置において、光ディスクの
    種別を判断する手段を有し、記録前に前記光ディスクの
    種別判断手段により、光ディスクの種別を判別し、それ
    に適したゾーンパラメータを選択してZCLV記録を行
    う構成であり、かつ、各ゾーンの記録線速度よりも高速
    な記録線速度に設定して再度テスト記録を行い、サーボ
    エラーが発生しない場合は、前記ゾーンパラメータの記
    録線速度(S1,S2,・・・,Sn)を更新することを
    特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の光ディスク装置において、 各記録ゾーンで異なる記録線速度でテスト記録を行い、
    テスト記録の結果によって前記格納されたゾーンパラメ
    ータの各ゾーンを分割する分割時間(t1,t2,・・
    ・,tn−1)を更新することを特徴とする光ディスク
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載の光ディスク装
    置において、 各記録ゾーンで複数の異なる記録線速度で実際にデータ
    のテスト記録を行う場合、記録線速度における記録パワ
    ーがレーザの最大出力パワ−を超えないように記録線速
    度を制御することを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載の光ディス
    ク装置において、 ゾーンパラメータを更新する最適化モードの実行を選択
    可能とし、通常の立ち上げとは異なる特殊な立ち上げ方
    法をドライブに対して行った場合に限り、ディスク最適
    化モードの実行を行うことを特徴とする光ディスク装
    置。
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