JP2003085291A - 健康管理システム、サーバ、データ計測装置および表示装置 - Google Patents

健康管理システム、サーバ、データ計測装置および表示装置

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JP2003085291A
JP2003085291A JP2001270812A JP2001270812A JP2003085291A JP 2003085291 A JP2003085291 A JP 2003085291A JP 2001270812 A JP2001270812 A JP 2001270812A JP 2001270812 A JP2001270812 A JP 2001270812A JP 2003085291 A JP2003085291 A JP 2003085291A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 健康管理データを簡易で安全に持ち運び可能
にする。また、外出先等どこでも健康管理データの確認
を可能にする。 【解決手段】 健康データ計測装置100は、健康状態
を示す計測値を計測してから記録する。健康データ表示
装置300は、健康状態を示す健康データを表示する。
半導体メモリ200は、健康データを格納する取り外し
可能な記憶媒体である。サーバ400は、健康状態を示
す健康データを遠隔地に格納する。ネットワーク500
は、計測値および健康データを伝送する。メモリスロッ
ト130とメモリスロット330は、半導体メモリ20
0を実装固定する。データベース401は、ネットワー
ク500を経由してサーバ400に伝送されてきた計測
値および健康データを格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康データを管理
する健康管理システム、データ計測装置、表示装置およ
びサーバに関し、特にセキュリティの守られた個人健康
データを入力・確認するための健康管理システム、デー
タ計測装置、表示装置およびサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療情報公開を前提とした電子カ
ルテの導入が注目を浴びており、健康データを個人で管
理するシステムが求められつつある。従来の健康管理で
は、単一の機能を持った体温計、心拍計、および体重計
などの専用機による健康データの計測がそれぞれ個別に
行われていた。
【0003】一方、コンピュータと接続できる機器につ
いても、民生用の身体情報測定機器は、単純な機能にお
いて計測/記録するものである。また、病院などで使用
される業務機器は、病院内のネットワークで接続され、
専用のコンピュータで管理される。そのため、被測定者
個人が自分の身体情報を日常的に持ち歩くことは困難と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような状況の中
で、個人が身体情報を持ち歩くためには、測定機器に表
示される数値を自分で紙等に記入する必要がある。ま
た、数値的な分析を行うためには、自分でコンピュータ
へ入力する必要がある。
【0005】このように、従来の健康管理方法では、簡
易に数値的な分析を行うことは困難だった。また、個人
情報といえる身体情報を、簡易に安全にデジタルデータ
として日常的に持ち歩くことも困難だった。
【0006】本発明の目的は、上記のような点に鑑みて
なされたものであり、簡易に数値的な分析を行う健康管
理システム、データ計測装置、表示装置およびサーバを
提供することを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、簡易に安全に
持ち運び可能な記憶媒体を利用できる健康管理システ
ム、データ計測装置、表示装置およびサーバを提供する
ことである。
【0008】さらに、本発明の他の目的は、外出先等ど
こでも健康データの表示ができる健康管理システム、デ
ータ計測装置、表示装置およびサーバを提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、健康状態を示すデータを管理する健康管
理システムにおいて、健康状態を示す計測値を計測する
計測手段、計測値をディジタル値に変換する変換手段、
およびディジタル値を取り外し可能な記憶媒体に格納す
る格納手段を有するデータ計測装置と、健康状態を示す
計測値を格納した記憶媒体を挿入するスロット、記憶媒
体から計測値を読み取る読み取り手段、および計測値を
表示する表示手段を有する表示装置と、健康状態を示す
計測値を格納したデータベースを有するサーバと、デー
タ計測装置、表示装置、およびサーバを接続する通信手
段とからなることを特徴とする健康管理システムが提供
される。
【0010】上記構成によれば、健康データを簡易に安
全に持ち運び可能な記憶媒体に保存、あるいは通信によ
り保存するようにしたので、簡易にどこにいても健康デ
ータの表示を可能とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の健康管理システム
の原理図である。
【0012】健康管理システムは、健康状態を示す計測
値を計測・記録する健康データ計測装置100、健康状
態を示す健康データを表示する健康データ表示装置30
0、計測値を健康データとして格納する取り外し可能な
半導体メモリ200、健康状態を示す計測値を個人毎の
健康データとして遠隔地に格納・管理するサーバ40
0、健康データあるいは計測値をファイル形式にして伝
送するネットワーク500から構成される。ここで健康
データ計測装置100は、記憶媒体を挿入・固定するメ
モリスロット130を有している。健康データ表示装置
300は、記憶媒体を挿入・固定するメモリスロット3
30を有している。サーバ400は、個人毎の健康デー
タを管理するデータベース401を有している。
【0013】健康データ計測装置100は、健康状態を
示す計測値を計測し、計測値を健康データとして半導体
メモリ200に格納する。また同時に、計測値を画面に
表示し、通信により伝送する。健康データ計測装置10
0は、例えば体重計、体脂肪計、体温計、心拍計、血圧
計、万歩計(登録商標)、スポーツ用具、およびスポー
ツ記録計測器等であり、その詳細は後述する。
【0014】メモリスロット130は、半導体メモリ2
00が挿入され、格納される。なおメモリスロット13
0は、電源をONしたまま半導体メモリ200が抜き差
しできるように、活線挿抜(Hot Swap)が可能である。
【0015】半導体メモリ200は、持ち運びが可能で
あり、記憶機能および認証機能を有している。ここで、
半導体メモリ200は、健康データ計測装置100によ
り、計測値が個人用の健康データとして記録される。ま
た、健康データ表示装置300により、個人用の健康デ
ータが読み込まれて表示される。なお、半導体メモリ2
00の記憶機能は、書き込み可能な不揮発性の記憶媒体
であり、例えばフラッシュ・メモリ(Flash Memory)で
ある。
【0016】健康データ表示装置300は、健康状態を
示す計測値を健康データとして格納した半導体メモリ2
00が、メモリスロット330に挿入され、挿入された
半導体メモリ200から健康データを読み取る。あるい
は、ネットワーク500を介してサーバ400より健康
データをダウンロードする。そして、健康データを所定
の表示形式に加工演算し、加工演算結果である表示デー
タを画面表示する。健康データ表示装置300は、例え
ば携帯端末、パソコン、およびテレビ等であり、その詳
細は後述する。
【0017】メモリスロット330は、半導体メモリ2
00が挿入され、格納される。なおメモリスロット33
0は、電源をONしたまま半導体メモリ200が抜き差
しできるように、活線挿抜が可能である。
【0018】サーバ400は、健康データ計測装置10
0と健康データ表示装置300とにネットワーク500
を経由して接続される。また、健康データ計測装置10
0から計測値を受信し、個人毎の健康データとして管理
する。さらに、健康データ表示装置300からの健康デ
ータ送信要求に対し、健康データの送信を行う。
【0019】データベース401は、サーバ400によ
り計測値が格納され、計測値を個人毎の健康データとし
て一元集中管理する。また、サーバ400の指示によ
り、健康データ表示装置300より指定された条件から
健康データを検索し、サーバ400に引き渡す。
【0020】ネットワーク500は、通信経路が張りめ
ぐらされた網内にて、所定のプロトコルに基づいて健康
データあるいは計測値を伝送する。なおプロトコルと
は、例えば、HTTP(Hypertext Transfer Protoco
l)、FTP(File Transfer Protocol)、あるいはP
PP(Point-to-point Protocol)である。またネット
ワーク500は、例えばインターネットあるいは公衆網
であり、なりすまし、改ざん、および盗聴等されないセ
キュリティ上安全な通信方式を利用している。
【0021】図2は本発明の健康管理システムの全体構
成図である。ここでは、健康管理システムの全体構成な
らびに半導体メモリ200、ネットワーク500を中心
とした健康管理システムの流れについて、具体的な例を
示し説明する。なお、この図は一例であるため、健康デ
ータ表示装置は通信形態が有線と無線とによる2つの例
についてのみ図示し、その他の機器を含めた機器構成は
後述する。また健康データ計測装置も3つの例について
のみ図示し、その他の機器を含めた機器構成は後述す
る。
【0022】健康管理システムは、ネットワーク50
0、半導体メモリ200を中心に構成されている。まず
ネットワーク500を中心にした場合、健康データ計測
装置100である半導体メモリ用のスロット付き体重計
100a、スロット付き体温計100c、およびスロッ
ト付きスポーツ記録計測器100hと、健康データ表示
装置300である半導体メモリ用のスロット付き携帯端
末300a、スロット付きパソコン300cと、および
サーバ400とがネットワーク500、基地局600に
よって接続されたネットワーク環境において構成され
る。次に半導体メモリ200を中心とした場合、健康デ
ータ計測装置100である半導体メモリ用のスロット付
き体重計100a、スロット付き体温計100c、およ
びスロット付きスポーツ記録計測器100hと、健康デ
ータ表示装置300である半導体メモリ用のスロット付
き携帯端末300a、スロット付きパソコン300cと
のうちの何れかに半導体メモリ200が挿入され、健康
データを記録あるいは表示が行われる構成である。
【0023】これらの構成において、ネットワーク50
0は有線、無線の2通りの通信形態を成しており、半導
体メモリ200は挿入、未挿入の2通りの形態を成して
いる。
【0024】そこで健康管理システムの流れは、次のよ
うに大別される。 (1)健康データ計測装置100により、健康状態であ
る計測値を計測する。 (2)計測値を健康データとして、半導体メモリ200
あるいはサーバ400に格納する。
【0025】(3)健康データ表示装置300により、
半導体メモリ200から読み込み、あるいはサーバ40
0からダウンロードした健康データを表示する。 (4)健康データを半導体メモリ200あるいはサーバ
400へ任意に格納する。
【0026】なお、上記(2)、(3)、(4)におけ
るサーバ400へのアクセスは、有線、無線の2通りが
ある。次に、この流れに沿って説明する。
【0027】(1) a) スロット付き体重計100aには、半導体メモリ
200が挿入されているため、半導体メモリ200に計
測値を健康データとして格納・管理できる。一方、サー
バ400にも、ネットワーク500を介して接続されて
いるため、計測値を送信することができる。したがっ
て、半導体メモリ200とサーバ400に健康データが
格納・管理されることになる。なお、半導体メモリ20
0は個人認証を用いて情報が一元管理されるため、この
例では、1枚の半導体メモリ200に限定している。但
し、目的別に分ける等、用途によっては複数枚利用する
ことも可能である。
【0028】b) スロット付きスポーツ記録計測器1
00hには、半導体メモリ200が挿入されていない。
一方、サーバ400には、ネットワーク500を介して
接続されているため、計測値を送信することができる。
したがって、サーバ400のみに健康データが格納・管
理されることになる。
【0029】c) スロット付き体温計100cには、
半導体メモリ200が挿入されていない。一方、サーバ
400も、接続されていないため、計測値を送信するこ
とができない。したがって、健康状態を測るだけとな
る。
【0030】(2) a) 半導体メモリ200には、スロット付き体重計1
00aにより計測値を健康データとして格納される。
【0031】b) サーバ400には、スロット付き体
重計100a、スロット付きスポーツ記録計測器100
hにより計測値が送信される。またサーバ400では、
受信した計測値を健康データとして格納・管理する。
【0032】(3) a) スロット付き携帯端末300aには、半導体メモ
リ200が挿入されている。半導体メモリ200内にあ
る健康データを読み込み、データを表示形式に加工して
「健康データ個別表示イメージ」(図示)のように表示
される。一方、サーバ400内に格納・管理されている
健康データについても、無線により基地局600、有線
によりネットワーク500を経由し、サーバ400に対
して健康データの要求を行う。その後、サーバ400か
ら有線によりネットワーク500、無線により基地局6
00を経由し、伝送された健康データを受信し表示す
る。なお、「健康データ個別表示イメージ」の詳細につ
いては、図8〜図11に記述する。
【0033】b) スロット付きパソコン300cに
は、半導体メモリ200が挿入されていない。一方、サ
ーバ400には、ネットワーク500を介して接続され
ているため、計測値を受信することができる。したがっ
て、スロット付きパソコン300cは、有線によりネッ
トワーク500を経由し、サーバ400に対して健康デ
ータの要求を行う。その後、サーバ400から、有線に
よりネットワーク500を経由し、伝送された健康デー
タを受信し表示する。
【0034】(4)上記(3)a)により半導体メモリ
200から読み込んだ健康データは、サーバ400へ、
無線により基地局600、有線によりネットワーク50
0を経由して伝送され、格納・管理することができる。
逆に、サーバ400よりダウンロードした健康データ
も、半導体メモリ200に記録することができる。
【0035】なお上記に示したスロット付き携帯端末3
00aやスロット付き体重計100aに限らず全ての機
器は、携帯電話やPHS(Personal Handy-phone Syste
m)等の周波数帯域を利用して無線通信することも可能
である。
【0036】次に、上記機器も含めた他の機器構成につ
いても、図面を参照して説明する。図3は本発明の健康
管理システムの機器構成図である。健康データ計測装置
100に対応する機器は、半導体メモリ用のスロット付
き体重計100a、スロット付き体脂肪率計100b、
スロット付き体温計100c、スロット付き心拍計10
0d、スロット付き血圧計100e、スロット付き万歩
計100f、スロット付きスポーツ用具100g、スロ
ット付きスポーツ記録計測器100h、およびスロット
付きその他健康機器100iである。また、それらの何
れかの機器により計測された計測値は、個人専用のデー
タとして、機器に挿入された1枚の半導体メモリ200
に記録される。一方、それらの機器により個別に計測さ
れた計測値は、有線通信あるいは無線通信で接続したネ
ットワーク500を経由して、全てサーバ400へ格納
され、蓄積されて各個人毎に管理される。ここで、図示
する実線は半導体メモリ200が挿入されていることを
示し、図示する点線は半導体メモリ200が挿入されて
いなことを示している。すなわち、半導体メモリ200
には、これら全ての健康データ計測装置100のうちの
1つだけが接続されていることを示している。
【0037】健康データ表示装置300に対応する機器
は、半導体メモリ用のスロット付き携帯端末300a、
スロット付きテレビ300b、スロット付きパソコン3
00c、およびスロット付きその他表示装置300dで
ある。また、半導体メモリ200に記録された健康デー
タは、それらの何れかの機器に1枚の半導体メモリ20
0を挿入され、表示される。一方、サーバ400に格納
・蓄積された健康データは、それらの機器にて個別に、
有線通信あるいは無線通信で接続したネットワーク50
0を経由してダウンロードされ、表示される。ここで、
図示する実線は半導体メモリ200が挿入されているこ
とを示し、図示する点線は半導体メモリ200が挿入さ
れていなことを示している。すなわち、半導体メモリ2
00には、これら全ての健康データ表示装置300のう
ちの1つだけが接続されていることを示している。
【0038】なお、上記の説明では、1枚の半導体メモ
リ200としたが、メモリスロット130とメモリスロ
ット330の数に対応しており、メモリスロットが複数
スロットならば、同時に複数枚の半導体メモリ200の
使用もできる。
【0039】図4は本発明の健康データ計測装置のハー
ドウェアブロック図である。健康データ計測装置100
は、入力装置全体を制御する制御部101、計測開始時
に手動により切り替えるスイッチ102、温度の計測を
行う温度計測部103、時間を計時するタイマ104、
入力データを一時格納する入出力1次バッファメモリ1
05、入出力データや演算データを格納するメインメモ
リ106、入出力データを一時格納する入出力2次バッ
ファメモリ107、半導体メモリとの読み出し/書き込
みを制御する半導体メモリRW(Read/Write)制御部1
08、計測値を表示する液晶表示部109、計測値をサ
ーバ400へ送信する通信制御装置110、および計測
値を記録する取り外し可能な半導体メモリ200から構
成されている。ここで、制御部101は、制御装置10
1a、演算装置101bを有している。温度計測部10
3は、温度の物理量を検出する温度センサ103a、検
出された温度計測値をディジタル変換するA/D(Anal
og to Digital)変換回路103b、および計測値の入
力を制御する入出力制御装置103cを有している。半
導体メモリRW制御部108は、半導体メモリRW制御
装置108a、半導体メモリ認証ユニット108bを有
している。液晶表示部109は、液晶駆動ユニット10
9a、表示部109bを有している。
【0040】制御装置101aは、スイッチ102によ
り起動した後、図示しない入出力チャネル(Input/Out
put Channel)に温度計測値取得の指示を出す。その
後、入出力1次バッファメモリ105を介してメインメ
モリ106に格納された計測値、タイマ104より取得
した現在日時を基にした演算を、演算装置101bに指
示する。演算装置101bによって演算・タイムスタン
プ付加が終了した新たな計測値は、再びメインメモリ1
06に格納される。格納されると同時に、図示しない入
出力チャネルに画面表示の指示を出し、液晶表示部10
9に計測値を表示する。また、図示しない入出力チャネ
ルに半導体メモリ読み出し/書き込みの指示を出す。そ
の後、図示しない入出力チャネルによって、半導体メモ
リ200内部に記録されている半導体メモリIDと個人
データ用パスワードが取得された後、論理的な認証を行
う。認証によりアクセス許可となった後、再び図示しな
い入出力チャネルに書き込みを指示し、入出力2次バッ
ファメモリ107を介してメインメモリ106に格納さ
れた計測値を健康データとして半導体メモリRW制御部
108へ出力する。さらに、通信制御装置110に計測
値を出力し、サーバ400へのデータ送信を行う。ここ
で、図示しない入出力チャネルは、制御装置101aの
負荷を軽減するために、制御装置101aに代わってメ
インメモリ106と温度計測部103間、メインメモリ
106と半導体メモリRW制御部108間、およびメイ
ンメモリ106と液晶表示部109間の入出力を制御す
る。入出力終了後は、制御装置101aに対し入出力割
り込みを実行する。なお、健康データ計測装置100の
計測、読み出し、書き込み、あるいは演算に対する時間
が大きくなってもコスト面を重視する場合には、点線矢
印に示すように入出力チャネルを介さずに、制御装置1
01aが温度計測部103、半導体メモリRW制御部1
08、および液晶表示部109の間で入出力を直接行う
こともできる。
【0041】演算装置101bは、制御装置101aの
指示により、メインメモリ106に格納されている計測
値や現在日時を基に演算を行い、演算結果である新たな
計測値をメインメモリ106に戻す。
【0042】スイッチ102は、手動により切り替える
ことにより、計測処理を開始あるいは終了する。温度セ
ンサ103aは、温度の物理量を検出し、検出した物理
量であるアナログデータをA/D変換回路103bへ出
力する。
【0043】A/D変換回路103bは、検出されたア
ナログデータである温度計測値をデジタルデータに変換
し、入出力制御装置103cに出力する。入出力制御装
置103cは、A/D変換回路103bから出力された
デジタルデータの温度測定値を受信し、入出力1次バッ
ファメモリ105へ出力する。
【0044】タイマ104は、現在日時を計時し、制御
装置101aに出力する。入出力1次バッファメモリ1
05は、入出力制御装置103cより受信した入力デー
タである計測値を一時格納する。
【0045】メインメモリ106は、入出力1次バッフ
ァメモリ105に一時格納されている計測値、制御部1
01により演算された新たな計測値、および入出力2次
バッファメモリ107に一時格納されている健康データ
を格納する。
【0046】入出力2次バッファメモリ107は、半導
体メモリRW制御部108との間で、入出力される計測
値である健康データを一時格納する。半導体メモリRW
制御装置108aは、半導体メモリ200との読み出し
/書き込み処理を行う。
【0047】半導体メモリ認証ユニット108bは、半
導体メモリ200内にある機器認証ID等を受け取り、
物理的な認証を行う。また認証により正当な接続許可媒
体であることが確認できたら、半導体メモリRW制御装
置108aへ接続許可の信号を出力する。
【0048】液晶駆動ユニット109aは、図示しない
入出力チャネルあるいは制御装置101aの指示によ
り、メインメモリ106内あるいは入出力2次バッファ
メモリ107内に格納されている計測値を受け、デジタ
ルデータである計測値をそのまま表示部109bへ出力
する。
【0049】表示部109bは、液晶駆動ユニット10
9aから受けたデジタルデータである計測値を液晶画面
に表示する。通信制御装置110は、制御部101より
計測値を受信し、ネットワーク500を経由しサーバ4
00へのデータ送信を行う。
【0050】半導体メモリ200は、取り外し可能な記
憶媒体であり、半導体メモリRW制御装置108aによ
り、健康データを記録する。また図の中で、半導体メモ
リ200は取り外し可能である。そこで半導体メモリ2
00がない場合は、装置は通信制御装置110により機
能させることもできる。
【0051】図5は本発明の健康データ表示装置のハー
ドウェアブロック図である。健康データ表示装置300
は、健康データ表示装置全体を制御する制御部301、
健康データを格納するメインメモリ302、入力データ
である健康データを一時格納する入出力バッファメモリ
303、半導体メモリとの読み出しを制御する半導体メ
モリRW制御部304、健康データ表示を制御する表示
制御部305、健康データを受信する通信制御装置30
6および健康データを格納する半導体メモリ200から
構成されている。ここで、制御部301は、制御装置3
01a、演算装置301bを有している。半導体メモリ
RW制御部304は、半導体メモリRW制御装置304
a、半導体メモリ認証ユニット304bを有している。
表示制御部305は、描画制御装置305a、表示用メ
モリ305b、表示部305cを有している。
【0052】制御装置301aは、図示しない入出力チ
ャネルに半導体メモリ読み出しの指示を出す。その後、
図示しない入出力チャネルによって、半導体メモリ20
0内部に記録されている半導体メモリIDと個人データ
用パスワードとが取得され、メインメモリ302に格納
された後、それを基に論理的な認証を行う。認証により
アクセス許可となった後、再び図示しない入出力チャネ
ルに読み出しの指示を出し、入出力バッファメモリ30
3を介して読み込んだ半導体メモリRW制御部304か
らの健康データをメインメモリ302に格納する。ある
いは、通信制御装置306にて受信したサーバ400か
らの健康データをメインメモリ302に格納する。一
方、図示しない入出力チャネルに画面表示の指示を出
し、メインメモリ302に格納されている健康データを
表示制御部305に表示する。ここで、図示しない入出
力チャネルは、制御装置301aの負荷を軽減するため
に、制御装置301aに代わってメインメモリ302と
半導体メモリRW制御部304間、およびメインメモリ
302と表示制御部305間の入出力を制御する。入出
力終了後は、制御装置301aに対し入出力割り込みを
実行する。なお、健康データ表示装置300の読み出
し、演算に対する時間が大きくなってもコスト面を重視
する場合は、点線矢印に示すように入出力チャネルを介
さずに、制御装置301aが半導体メモリRW制御部3
04、表示制御部305への入出力を直接行うこともで
きる。
【0053】演算装置301bは、制御装置301aの
指示により取得したメインメモリ302内の健康データ
に対し、健康データの単体表示、複数のデータ表示、な
らびにグラフ表示や図表表示など、多角的に分析が可能
なように演算加工する。また演算加工終了後は、演算結
果である表示データをメインメモリ302内の健康デー
タとは別のアドレス領域に格納する。
【0054】メインメモリ302は、入出力バッファメ
モリ303に一時格納されている健康データと、制御部
301により演算加工された表示データと、および通信
制御装置306にて受信したサーバ400からの健康デ
ータとを格納する。
【0055】入出力バッファメモリ303は、半導体メ
モリRW制御部304との間で、入力される入力データ
である健康データを一時格納する。半導体メモリRW制
御装置304aは、半導体メモリ200との間で、健康
データの読み出し処理を行う。
【0056】半導体メモリ認証ユニット304bは、半
導体メモリ200内にある機器認証IDを受け取り、物
理的な認証を行う。また認証により正当な接続許可媒体
であることが確認できたら、半導体メモリRW制御装置
304aへ接続許可の信号を出力する。
【0057】描画制御装置305aは、図示しない入出
力チャネルあるいは制御装置301aの指示により、メ
インメモリ302内に格納されている表示データを受
け、表示データを表示用メモリ305bへ格納する。ま
た、図表やグラフなどの描画制御を行う。
【0058】表示用メモリ305bは、メインメモリ3
02から受けた表示データを格納する。表示部305c
は、表示用メモリ305b内にあるディジタル表示情報
を液晶画面に表示する。なお、画面が液晶ではなくCR
T(Cathode-ray Tube)の場合は、表示用メモリ305
b間に図示しないD/A(Digital to Analog)変換回
路を置く。
【0059】通信制御装置306は、ネットワーク50
0を経由して受信したサーバ400からの健康データを
制御部301へ出力する。半導体メモリ200は、取り
外し可能な記憶媒体であり、半導体メモリRW制御装置
304aにより、健康データが読み出しされる。また図
の中で、半導体メモリ200は取り外し可能である。そ
こで半導体メモリ200がない場合は、装置は通信制御
装置306により機能させることもできる。
【0060】図6は本発明の半導体メモリの認証原理を
示す図であり、(a)は健康データ計測装置の認証原
理、(b)は健康データ表示装置の認証原理を示す。図
6(a)において、半導体メモリ200はメモリ内部に
機器認証ID200aを有し、半導体メモリ認証ユニッ
ト108bは機器認証部108b1を有している。ここ
で、機器認証ID200aと機器認証部108b1との
間では、電気信号により機器の認証処理が行われ、物理
媒体である半導体メモリ200本体を物理的に認証す
る。
【0061】図6(b)において、半導体メモリ200
はメモリ内部に機器認証ID200aを有し、半導体メ
モリ認証ユニット304bは機器認証部304b1を有
している。ここで、機器認証ID200aと機器認証部
304b1との間では、電気信号により機器の認証処理
が行われ、物理媒体である半導体メモリ200本体を物
理的に認証する。
【0062】図7は本発明の半導体メモリ内のデータ構
成を示す図である。半導体メモリ200内のデータ構成
は、階層構造(ツリー構造)をとっている。階層の最上
部である第1階層は、階層名を“ROOT”とし、RO
OT内には“半導体メモリID”、第2階層を格納す
る。第2階層は、“個人データ”、“健康データ”、お
よび“参照データ”から構成される。ここで、個人デー
タは、“パスワード”、“氏名”、“生年月日”、およ
び“その他(追加可能)”を有している。健康データ
は、“体重”、“体脂肪率”、“身長”、“体温”、お
よび“その他(追加可能)” を有している。参照デー
タは、“食品栄養データ”、“その他(追加可能)”
を有している。
【0063】なお、半導体メモリIDとパスワードによ
り、論理的にメモリ内部にあるユーザデータを認証す
る。図8は本発明の健康データ表示装置の健康データ個
別表示例を一覧表で表示した図である。
【0064】この図では、健康データ計測装置100よ
り計測した計測値を日付毎に集計し、日付、体重、およ
び体脂肪率について一覧表で表示している。図9は本発
明の健康データ表示装置の健康データ個別表示例を二重
折れ線グラフで表示した図である。
【0065】この図では、健康データ計測装置100よ
り計測した計測値を指定された期間(横軸)で集計し、
体重、体脂肪率(縦軸)について折れ線グラフで表示し
ている。
【0066】図10は本発明の健康データ表示装置の健
康データ個別表示例を折れ線グラフで表示した図であ
る。この図では、健康データ計測装置100により計測
した計測値を指定された日の時間別(横軸)に分け、2
4時間の心拍数(縦軸)について折れ線グラフで表示し
ている。
【0067】図11は本発明の健康データ表示装置の健
康データ個別表示例を折れ線・棒グラフで表示した図で
ある。この図では、健康データ計測装置100により計
測した計測値を指定された期間(横軸)で集計し、体
重、体脂肪率(縦軸)について折れ線グラフや棒グラフ
で表示している。
【0068】次に、処理の流れについて具体的に説明す
る。図12は本発明の健康データ計測装置の動作を説明
するフローチャートである。健康データの測定処理(ス
イッチ102をON)が開始されると、以下の流れに従
って処理が行われる。
【0069】[S10] 健康データ計測装置100に
て、認証処理を行う。なお認証処理の詳細については、
図13、図14により説明する。 [S11] 体重計、心拍計、および温度計等により、
計測値を計測する。
【0070】[S12] ステップS10にて認証され
た場合には、ステップS15に進み計測値を格納し、認
証されない場合には、ステップS13に進みサーバ40
0へアクセスする。なお、この選択は、データ記録を希
望しない場合等を考慮し、利用者が選択ボタン等により
任意に選択することもできる。
【0071】[S13] ネットワーク500を経由し
て、サーバ400へアクセスする。 [S14] ステップS13にてアクセスが許可された
場合には、ステップS15に進み計測値を格納し、アク
セスが許可されない場合には、ステップS16に進み計
測値表示のみを行う。
【0072】[S15] 計測された計測値をメインメ
モリ106と半導体メモリ200へ、あるいはメインメ
モリ106とサーバ400へ格納する。 [S16] メインメモリ106に格納された計測値を
演算加工し、演算加工結果である新たな計測値を表示部
109bに表示する。
【0073】図13、図14は認証処理の流れを示すフ
ローチャートである。 [S100] 健康データ計測装置100の活線挿抜可
能なメモリスロット130に、半導体メモリ200が挿
入されるのを待つ。
【0074】[S101] 半導体メモリ200が挿入
された場合には、ステップS103に進み物理媒体本体
の物理的な認証を行い、半導体メモリ200が挿入され
ない場合には、ステップS102に進み待ち時間の確認
を行う。
【0075】[S102] 半導体メモリ200の挿入
待ち時間が規定時間を超えた場合には、ステップS10
9に進み、挿入待ち時間が規定時間を超えない場合に
は、ステップS100に戻って同様の処理を繰り返す。
【0076】[S103] 健康データ計測装置100
と半導体メモリ200との間で、物理媒体本体の物理的
な認証を行う。 [S104] 物理的な認証が許可された場合には、ス
テップS105に進み論理的な認証を行い、物理的な認
証が許可されない場合には、ステップS109に進み認
証不許可処理を行う。
【0077】[S105] 半導体メモリ200内の第
1階層であるROOTに格納されている“半導体メモリ
ID”と、第2階層である個人データに格納されている
“パスワード”とにより、健康データの論理的な認証を
行う。なお、物理的、論理的に認証を行うことにより、
個人健康データに対するセキュリティが二重に強化され
る。
【0078】[S106] 論理的な認証が許可された
場合には、ステップS107に進み半導体メモリ200
内の記憶フィールドの確認を行い、論理的な認証が許可
されない場合には、ステップS109に進み認証不許可
処理を行う。
【0079】[S107] 半導体メモリ200内に計
測値を記憶するため、記憶対象のフィールド(Field:
各階層にデータを記憶する最小単位と定義)に対して、
データの格納状況等の確認を行う。
【0080】[S108] データの格納状況等の確認
が正常に行われた場合には、ステップS110に進み認
証許可処理を行い、確認が正常に行われない場合には、
ステップS109に進み認証不許可処理を行う。
【0081】[S109] 認証処理の各ステップで正
常処理できないため、認証不許可として図12のステッ
プS10へ戻る。 [S110] 認証処理の各ステップで正常処理できた
ため、認証許可として図12のステップS10へ戻る。
【0082】図15は本発明の健康データ表示装置の動
作を説明するフローチャートである。健康データの表示
処理が開始されると、以下の流れに従って処理が行われ
る。 [S20] 健康データ表示装置300にて、認証処理
を行う。なお認証処理の詳細については、既に図13、
図14により説明している。
【0083】[S21] ステップS20にて認証され
た場合には、ステップS24に進み健康データを読み出
し、認証されない場合には、ステップS22に進みサー
バ400へアクセスする。
【0084】[S22] ネットワーク500を経由し
て、サーバ400へアクセスする。 [S23] ステップS22にてアクセスが許可された
場合には、ステップS24に進み健康データを読み出
し、アクセスが許可されない場合には、表示処理を終了
する。
【0085】[S24] 半導体メモリ200内にある
所定の記憶フィールドに記憶されている健康データを読
み込む。あるいはサーバ400にて格納・管理されてい
る健康データをダウンロードする。
【0086】[S25] 半導体メモリ200から読み
込んだ健康データ、あるいはサーバ400よりダウンロ
ードした健康データをメインメモリ302に格納する。 [S26] メインメモリ302に格納されている健康
データを基に表示処理を行う。なお表示処理の詳細につ
いては、図16により説明する。
【0087】図16は表示処理の流れを示すフローチャ
ートである。 [S200] 一覧表、折れ線グラフ、折れ線・棒グラ
フ等の各種表示方法の選択・確認を行う。
【0088】[S201] 参照データの有無の確認を
行う。なお、参照データとは、例えばカロリー計算時に
必要な食品栄養表など、あらかじめ与えられるデータベ
ース情報である。
【0089】[S202] ステップS200にて選択
された表示方法に対して、参照データが必要である場合
には、ステップS203へ進み参照データの有無の確認
を行い、必要でない場合には、ステップS204へ進み
健康データの加工演算を行う。
【0090】[S203] 参照データを参照するた
め、半導体メモリ200より参照データを読み込む。
[S204] メインメモリ302に格納されている健
康データを基に、あるいは参照データも参照して、一覧
表、折れ線グラフ、および折れ線・棒グラフ等の各種表
示を行うための加工演算を行い、加工演算結果をメイン
メモリ302に表示データとして格納する。
【0091】[S205] 画面表示を行うため、健康
データ表示装置の特性の確認を行う。特性とは、例えば
液晶ディスプレイやCRTの違い等を言う。ここで、液
晶ディスプレイの場合は、メインメモリ302に格納さ
れているデジタルデータである表示データをそのまま使
用する。一方、CRTの場合は、メインメモリ302に
格納されているデジタルデータである表示データをアナ
ログデータに変換した後ステップS206へ進む。
【0092】[S206] メインメモリ302に格納
されているデジタルデータである表示データ、あるいは
ステップS205によりアナログデータに変換された表
示データを画面に表示する。
【0093】〔発明の実施の形態の効果〕以上の本発明
の実施の形態で示した健康管理システムによれば、次の
ような効果が得られる。
【0094】(1) 健康データの一括管理と携帯、な
らびに個人情報の保護 健康データを取り外し可能な半導体メモリ200で管理
することにより、健康データを常に携帯しておくことが
可能となる。また半導体メモリ200の著作権保護機能
により、健康データを第三者に見られないよう安全に管
理することができるため、健康データという個人情報に
関するプライバシーの保護が可能となる。
【0095】(2) スポーツへの応用 スポーツ選手の運動競技記録と健康データを半導体メモ
リ200へ記録し、本発明の健康データ表示装置300
で表示/分析することにより、スポーツ選手の体調や健
康データと競技記録の相関関係を簡易に分析することが
可能となる。これにより、科学的データによる運動能力
の向上を一般学生選手等も教授することができるように
なり、効率的なスポーツの練習が可能となる。
【0096】特に、マラソンや自転車などの長距離競技
において、心拍計及び距離計(GPS:Global Position
ing Systems等)と組み合わせることにより、最適な心
拍数による練習を行うことが可能となり、競技記録の向
上と安全な練習が可能となる。
【0097】(3) ダイエットへの応用 ダイエット時の摂取食品のカロリーや栄養データと健康
データを連動させることにより、無理なく健康的なダイ
エットが可能となる。摂取食品のカロリーや栄養データ
は、あらかじめ半導体メモリ200内へ記録しておくこ
とにより、簡易GUI(Graphical User Interface)に
て簡単に閲覧・入力できるようになる。
【0098】また、フィットネスクラブなどに設置され
運動器具と連動させることにより、運動による健康デー
タと自分で入力する摂取食品のデータから、より効果的
な運動の示唆、および、より効果的な食品の摂取の示唆
が可能となる。
【0099】(4) 家族計画への応用 家族計画時に、女性が基礎体温計を健康データ入力に使
用することにより、***日の確認等が正確に行われ、計
画的な家族計画が可能となる。このようなデータは、特
にプライバシー問題が重要となるため、本発明のセキュ
リティによる健康データの保護機能が特に有効となると
考えられる。
【0100】(5) 老人介護への応用 体温計、体重計、血圧計、および心拍計等から健康デー
タを収集することにより、介護データがより正確にな
り、介護ヘルパーが自分で健康データを記録する手間か
ら開放される。これにより、介護ヘルパーの介護時間
を、純粋に介護を必要とする老人の介護に当てることが
できるようになるため、介護ヘルパー、介護を必要とす
る老人の両者の利益につながる。
【0101】また、上記の説明では、体温計などの健康
データ計測装置として説明したが、距離計(GPS
等)、その他の計測機器にも同様に適用することができ
る。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、健康状態を示す計
測値を計測して、認証機能を持つ取り外し可能な記憶媒
体に健康データとして格納するようにしたので、健康状
態を安全かつ確実に管理することができる。
【0103】また、健康状態を示す健康データを格納し
た取り外し可能な記憶媒体を挿入して、健康データを表
示するようにしたので、簡単に健康データを表示でき
る。さらに、健康状態を示す健康データを格納した取り
外し可能な記憶媒体を挿入して、あるいは通信手段を経
由して健康データを健康データ表示装置に表示するよう
にしたので、遠隔地でも簡単に健康データを表示して、
認識でき、健康管理に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の健康管理システムの原理図である。
【図2】本発明の健康管理システムの全体構成を示す図
である。
【図3】本発明の健康管理システムの機器構成を示す図
である。
【図4】本発明の健康データ計測装置のハードウェアブ
ロック図である。
【図5】本発明の健康データ表示装置のハードウェアブ
ロック図である。
【図6】本発明の半導体メモリの認証原理を示す図であ
る。
【図7】本発明の半導体メモリ内のデータ構成を示す図
である。
【図8】本発明の健康データ表示装置の表示例を一覧表
で示す図である。
【図9】本発明の健康データ表示装置の表示例を二重折
れ線グラフで示す図である。
【図10】本発明の健康データ表示装置の表示例を折れ
線グラフで示す図である。
【図11】本発明の健康データ表示装置の表示例を折れ
線・棒グラフで示す図である。
【図12】本発明の健康データ計測装置の動作を説明す
るフローチャートである。
【図13】認証処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図14】認証処理の流れを示す図13に続くフローチ
ャートである。
【図15】本発明の健康データ表示装置の動作を説明す
るフローチャートである。
【図16】表示処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
100・・・健康データ計測装置、101・・・制御部、10
1a・・・制御装置、101b・・・演算装置、102・・・ス
イッチ、103・・・温度計測部、103a・・・温度セン
サ、103b・・・A/D変換回路、103c・・・入出力制
御装置、104・・・タイマ、105・・・入出力1次バッフ
ァメモリ、106・・・メインメモリ、107・・・入出力2
次バッファメモリ、108・・・半導体メモリRW制御
部、108a・・・半導体メモリRW制御装置、108b・
・・半導体メモリ認証ユニット、108b1・・・機器認証
部、109・・・液晶表示部、109a・・・液晶駆動ユニッ
ト、109b・・・表示部、110・・・通信制御装置、13
0・・・メモリスロット、200・・・半導体メモリ、200
a・・・機器認証ID、300・・・健康データ表示装置、3
01・・・制御部、301a・・・制御装置、301b・・・演
算装置、302・・・メインメモリ、303・・・入出力バッ
ファメモリ、304・・・半導体メモリRW制御部、30
4a・・・半導体メモリRW制御装置、304b・・・半
導体メモリ認証ユニット、304b1・・・機器認証部、
305・・・表示制御部、305a・・・描画制御装置、30
5b・・・表示用メモリ、305c・・・表示部、306・・・
通信制御装置、330・・・メモリスロット、400・・・サ
ーバ、401・・・データベース、500・・・ネットワー
ク、600・・・基地局

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 健康状態を示すデータを管理する健康管
    理システムにおいて、 健康状態を示す計測値を計測する計測手段と、前記計測
    値をディジタル値に変換する変換手段と、前記ディジタ
    ル値を取り外し可能な記憶媒体に格納する格納手段と、
    を有するデータ計測装置と、 健康状態を示す前記計測値を格納した前記記憶媒体を挿
    入するスロットと、前記記憶媒体から前記計測値を読み
    取る読み取り手段と、前記計測値を表示する表示手段
    と、を有する表示装置と、 健康状態を示す前記計測値を格納するデータベースを有
    するサーバと、 前記データ計測装置と、前記表示装置と、前記サーバと
    を接続する通信手段と、 からなることを特徴とする健康管理システム。
  2. 【請求項2】 前記通信手段はインターネットであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の健康管理システム。
  3. 【請求項3】 健康状態を示す計測値を格納するサーバ
    において、 健康状態を示す計測値をデータ計測装置から受信する受
    信手段と、 前記計測値を格納するデータベースと、 前記計測値を個人毎の健康データとして管理する管理手
    段と、 表示装置からの要求に対して前記健康データの送信を行
    う送信手段と、 を有することを特徴とするサーバ。
  4. 【請求項4】 健康状態を示す計測機能を有するデータ
    計測装置において、 健康状態を示す計測値を計測する計測手段と、 前記計測値をディジタル値に変換する変換手段と、 前記ディジタル値を取り外し可能な記憶媒体に格納する
    格納手段と、 前記ディジタル値を表示可能な文字として表示する表示
    手段と、を有することを特徴とするデータ計測装置。
  5. 【請求項5】 前記データ計測装置は体重計であること
    を特徴とする請求項4記載のデータ計測装置。
  6. 【請求項6】 前記データ計測装置は体温計であること
    を特徴とする請求項4記載のデータ計測装置。
  7. 【請求項7】 前記データ計測装置は心拍計であること
    を特徴とする請求項4記載のデータ計測装置。
  8. 【請求項8】 前記データ計測装置は体脂肪計であるこ
    とを特徴とする請求項4記載のデータ計測装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶媒体は内部にパスワードを入力
    することにより内部データを読み出すセキュリティ機能
    を有することを特徴とする請求項4記載のデータ計測装
    置。
  10. 【請求項10】 健康状態を示す計測値を表示する表示
    装置において、 健康状態を示す計測値を格納した記憶媒体を挿入するス
    ロットと、 前記記憶媒体から前記計測値を読み取る読み取り手段
    と、 前記計測値を表示する表示手段と、 を有することを特徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】 パスワードを入力するパスワード入力
    手段を有することを特徴とする請求項10記載の表示装
    置。
  12. 【請求項12】 前記計測値を計時的な表形式で表示す
    ことを特徴とする請求項10記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 前記計測値をグラフ形式で表示すこと
    を特徴とする請求項10記載の表示装置。
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