JP2003083599A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003083599A
JP2003083599A JP2001275233A JP2001275233A JP2003083599A JP 2003083599 A JP2003083599 A JP 2003083599A JP 2001275233 A JP2001275233 A JP 2001275233A JP 2001275233 A JP2001275233 A JP 2001275233A JP 2003083599 A JP2003083599 A JP 2003083599A
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JP
Japan
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heat exchanger
fan rotor
rotor
air conditioner
air
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Application number
JP2001275233A
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English (en)
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Takahiro Yamazaki
登博 山崎
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の空気吹出口10A,10B・・・を有
する本体ケーシング1内に遠心送風機を構成する円形の
ファンロータ2と該ファンロータ2とを囲繞するように
して設けられる熱交換器3とをそなえ、且つ熱交換器3
がファンロータ2に対して遠距離の部分31A,31B
・・・と近距離の部分32A,32B・・・とをもつよ
うに非円形に構成されている空気調和機における送風音
の低減と吹出し空気圧の圧力損失の低減を図る。 【解決手段】 ファンロータ2と熱交換器3の間の遠距
離スペース41A,41B・・・に、ファンロータ2の
外周全域における吹出し空気圧の不均一化を低減する整
流ガイド21A,21B・・・を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、複数の空気吹出
口を有する本体ケーシング内に遠心送風機を構成するフ
ァンロータと該ファンロータを囲繞するようにして設け
られる熱交換器とをそなえ、且つ該熱交換器が上記ファ
ンロータに対して遠距離の部分と近距離の部分とをもつ
ように非円形に構成されているような空気調和機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような空気調和機の代表例は、天
井埋込カセット型室内機として知られており、一般的に
は図11及び図12に例示するように、複数の空気吹出
口10A,10B・・・をもつほぼ矩形の本体ケーシン
グ1の内部に遠心送風機を構成する円形のファンロータ
2と、該ファンロータ2を囲繞するようにして設けられ
る熱交換器3とをそなえ、且つ該熱交換器3は、上記フ
ァンロータ2に対して遠距離の部分(31A,31B・
・・)と近距離の部分(32A,32B・・・)をもつ
ように非円形(通常は、ほぼ矩形)に構成されている
(熱交換器の有効長さを大きくして大きい熱交換面積を
得るため)。
【0003】ところで、このような構造の室内機におい
て、ファンロータ2が矢印R方向に回転すると、熱交換
器3におけるファンロータ遠距離部分(31A,31B
・・・)とファンロータ2との間のスペース(遠距離ス
ペース41A,41B・・・)における空気流速
(S1)と、熱交換器3におけるファンロータ近距離部
分(32A,32B・・・)とファンロータ2との間の
スペース(近距離スペース42A,42B・・・)にお
ける空気流速(S2)が不均一となり、ファンロータ2
の周囲において吹出し空気圧が不均一となる。そして、
本願発明者の知見によれば、このような吹出し空気圧の
不均一化により、送風音が大きくなったり、空気吹出口
10A,10B・・・からの吹出し風の圧力損失が大き
くなったりする一つの要因となっているものと思料され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記のよ
うな状況に鑑みてなされたもので、複数の空気吹出口を
有する本体ケーシングに遠心送風機を構成する円形のフ
ァンロータと該ファンロータを囲繞するようにして設け
られる熱交換器とをそなえ、且つ該熱交換器が上記ファ
ンロータに対して遠距離の部分(遠距離部分)と近距離
の部分(近距離部分)とをもつように非円形に構成され
ている空気調和機において、熱交換器における上記ファ
ンロータに対する距離の不均一性にもとずく吹出し圧力
の不均一化を低減し、もって送風音の増大や空気吹出口
からの吹出し風の圧力損失の増大を可及的に低減しよう
してなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
願発明の空気調和機は、図1に例示するように、複数の
空気吹出口(10A,10B・・・)を有する本体ケー
シング1内に遠心送風機を構成するファンロータ2と該
ファンロータ2を囲繞するようにして設けられる熱交換
器3とをそなえ、且つ上記熱交換器3は上記ファンロー
タ2に対して遠距離の部分(遠距離部分31A,31B
・・・)と近距離の部分(近距離部分32A,32B・
・・)とをもつように非円形に構成されている。そし
て、熱交換器3におけるファンロータ2に対する遠距離
部分(31A,31B・・・)とファンロータ2との間
の遠距離スペース(41A,41B・・・)には、ファ
ンロータ2の外周全域における吹出し空気圧の不均一化
を低減する整流ガイド(21A,21B・・・)が設け
られる。
【0006】なお、各整流ガイド(21A,21B・・
・)とファンロータ2との間の距離は、熱交換器3にお
ける近距離部分(32A,32B・・・)とファンロー
タ2との間の距離に等しくするのが好ましい。
【0007】整流ガイドの形状は図1に例示するような
円弧板状のもののほか、図2に例示するような折曲板状
の整流ガイド21、図3に例示するような厚翼状の整流
ガイド21、図4に例示するような薄翼状の整流ガイド
21等、実際の空気調和機の構造に対応して適宜の形状
が採用可能である。又、これらの各形状の整流ガイド2
1は単一種類で用いられてもよく、あるいは複数種類の
形状のものを組合わせて用いてもよい。
【0008】さらに、本願発明の空気調和機において
は、たとえば図5に例示するように本体ケーシング1内
の全高に亘って整流ガイド21を設ける場合のほか、図
6に例示するように本体ケーシング1の天井側にのみ整
流ガイド21を設けてその下方に開口22(開口幅
1)を設けたもの、図7に例示するように本体ケーシ
ング1の下方側にのみ整流ガイド21を設けてその上方
を開口22(開口幅H2)としたもの、あるいは、本体
ケーシング1の上、下両方に整流ガイド21を設けてフ
ァンロータ2に対向するその中間部を開口22(開口幅
3)としたもの、等が採用可能である。
【0009】なお、各図において符号5はドレンパン、
6はファンモータ、7は吸込グリル、8はベルマウス、
15は熱交換器3への冷媒配管である。
【0010】また、図1に示した実施の形態では、ファ
ンロータ2と熱交換器3の間の4個所の遠距離スペース
(41A,41B,41C,41D)全てに整流ガイド
(21A,21B,21C,21D)を設けているが、
設計上の都合(たとえば、遠距離スペース41Bや同4
1Cにスイッチボックス等のオプション部材を配置する
場合等)により整流ガイドを設けることができないか又
は困難である場合には、その個所については、整流ガイ
ドを省略することもできる。
【0011】次に、図9に示す実施の形態について説明
すると、この実施の形態の空気調和機は、熱交換器3の
有効長さをさらに長くするために、図1に示す実施の形
態における熱交換器3の長辺部を内方(ファンロータ2
側)に向けて屈曲させたものである(その他の部分につ
いては図1ないし図8の実施の形態の説明と同じである
ので再掲を省略する)。
【0012】なお、本願発明を実施するに場合におい
て、上記説明による各種要素(整流ガイドの形状、ガイ
ド幅θ、大きさ、設置高さ、個数、設置場所、熱交換器
の形状等)をどのように組合わせるかは、実際の空気調
和機の設計時に考慮して決定される。
【0013】
【発明の効果】本願発明を実施した空気調和機を運転し
た場合は、図10に例示するように、従来例の空気調和
機に比して一般的に送風音が低下する傾向がみられる。
【0014】また、ファンロータによる吹出し空気圧が
可及的に均一化される結果、空気吹出口からの吹出し空
気圧の圧力損失も低減され、省エネルギー化の効果も得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる空気調和機における
内部構造説明図である。
【図2】本願発明の実施例にかかる空気調和機で使用さ
れる整流ガイドの形状例説明図である。
【図3】本願発明の実施例にかかる空気調和機で使用さ
れる他の整流ガイドの形状例説明図である。
【図4】本願発明の実施例にかかる空気調和機で使用さ
れる他の整流ガイドの形状例説明図である。
【図5】本願発明の実施例にかかる空気調和機で使用さ
れる整流ガイドの設置例説明図である。
【図6】本願発明の実施例にかかる空気調和機で使用さ
れる他の整流ガイドの設置例説明図である。
【図7】本願発明の実施例にかかる空気調和機で使用さ
れる他の整流ガイドの設置例説明図である。
【図8】本願発明の実施例にかかる空気調和機で使用さ
れる他の整流ガイドの設置例説明図である。
【図9】本願発明の他の実施例にかかる空気調和機にお
ける内部構造説明図である。
【図10】本願発明の一般的効果を示すグラフである。
【図11】従来例の空気調和機の内部構造説明図であ
る。
【図12】図11に記載される空気調和機のXII-XII断
面図である。
【符号の説明】
1は本体ケーシング、2はファンロータ、3は熱交換
器、5はドレンパン、6はファンモータ、7は吸込グリ
ル、8はベルマウス、10A〜10Dは空気吹出口、1
5は冷媒用配管、21及び21A〜21Dは整流ガイ
ド、22は開口、31A〜31Dは遠距離部分、32A
〜32Dは近距離部分、41A〜41Dは遠距離スペー
ス、42A〜42Dは近距離スペース。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の空気吹出口(10A,10B・・
    ・)を有する本体ケーシング(1)内に遠心送風機を構
    成する円形のファンロータ(2)と該ファンロータ
    (2)を囲繞するようにして設けられる熱交換器(3)
    とをそなえ、且つ上記熱交換器(3)は上記ファンロー
    タ(2)に対して遠距離の部分(31A,31B・・
    ・)と近距離の部分(32A,32B・・・)とをもつ
    ように非円形に構成されている空気調和機であって、上
    記熱交換器(3)におけるファンロータ(2)に対する
    遠距離部分(31A,31B・・・)とファンロータ
    (2)との間の遠距離スペース(41A,41B・・
    ・)には、ファンロータ(2)の外周全域における吹出
    し空気圧の不均一化を低減する整流ガイド(21A,2
    1B・・・)が設けられていることを特徴とする空気調
    和機。
  2. 【請求項2】 上記整流ガイド(21A,21B・・
    ・)が本体ケーシング(1)内において高さ方向に部分
    的に設けられていることを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機。
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