JP2003083295A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JP2003083295A JP2001277948A JP2001277948A JP2003083295A JP 2003083295 A JP2003083295 A JP 2003083295A JP 2001277948 A JP2001277948 A JP 2001277948A JP 2001277948 A JP2001277948 A JP 2001277948A JP 2003083295 A JP2003083295 A JP 2003083295A
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徹 広瀬
Hiroyuki Kayama
博之 香山
Tomoyuki Kikukawa
智之 菊川
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/44Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/46Fluid-guiding means, e.g. diffusers adjustable
    • F04D29/462Fluid-guiding means, e.g. diffusers adjustable especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力脈動に起因する風切り音の低減が電動送
風機として課題となっている。 【解決手段】 電動機2により回転駆動されるインペラ
6と、インペラ6の周囲に複数の静翼7を配置したエア
ガイド8と、中央に吸気口9を有し、エアガイド8およ
びインペラ6を内包するファンケース10とを備え、エ
アガイド8は複数の静翼7を一体化して構成した静翼列
ユニット14を有し、この静翼列ユニット14をインペ
ラ6の周囲において軸方向に移動可能とし、エアガイド
8の形態を可変できるようにしたことにより、風切り音
の低減を図ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭用の電気
掃除機等に使用される電動送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図26に示すように、従来のこの種の電
動送風機141は、複数のブレード130を有したイン
ペラ131が電動機137の回転軸138に固着されて
いる。インペラ131の周囲には複数の静翼134を有
したエアガイド132が配置されている。そして、イン
ペラ131、エアガイド132は吸気口139を有した
ファンケース133に内包されている。
【0003】そして、電動送風機の効率を良くするた
め、インペラ131外周とエアガイド132の静翼13
4の径方向距離はできるだけ小さくなるよう設計されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、電動送風機の駆動時において、圧力脈動に起因す
る風切り音が大きくなる。最近の電気掃除機は、入力を
自由に制御できるようになっているため、風量の動作点
は幅広くなっており、エアガイド132の設計も幅広い
レンジで適用できることが望まれている。特に低入力で
運転する場合は、電動送風機自身の気流騒音が小さくな
るため、この風切り音が際立ってくる。このように、従
来では風切り音の低減が電気掃除機に使われる電動送風
機141として大きな課題になっている。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので、静音運転が必要な時は、風切り音を低減し、
幅広い風量ポイントに対応できるようにした電動送風機
を実現することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の電動送風機は、複数の静翼を一体化して構
成した静翼列ユニットを有し、この静翼列ユニットをイ
ンペラの周囲において軸方向に移動可能とし、エアガイ
ドの形態を可変にしたものである。
【0007】これによって、エアガイドの形態を変える
ことで、幅広い風量の動作点で効率よく運転すると同時
に、風切り音の低減をはかることができるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、電動機
により回転駆動されるインペラと、このインペラの周囲
に複数の静翼を配置したエアガイドと、中央に吸気口を
有し、エアガイドおよびインペラを内包するファンケー
スとを備え、前記エアガイドは複数の静翼を一体化して
構成した静翼列ユニットを有し、この静翼列ユニットを
インペラの周囲において軸方向に移動可能とし、エアガ
イドの形態を可変にした電動送風機とすることにより、
エアガイドの形態を変えることで、幅広い風量の動作点
で効率よく運転が可能で、風切り音の低減をはかること
ができるものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、静翼列ユニット
は、同心円状に複数に分割し、分割された各静翼列ユニ
ットが各々独立して軸方向に移動可能である請求項1に
記載した電動送風機とすることにより、エアガイドの形
態をきめ細かく変えることで、より幅広くしかも最適な
風量の動作点でより効率よく運転することが可能で、風
切り音の低減をはかることができるものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、静翼列ユニット
は、その円周上で複数に分割し、分割された各静翼列ユ
ニットが各々独立して軸方向に移動可能である請求項1
または2に記載した電動送風機とすることにより、エア
ガイドの形態をきめ細かく変えることで、より幅広くし
かも最適な風量の動作点でより効率よく運転することが
可能で、風切り音の低減をはかることができるものであ
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、ファンケースに
は、静翼列ユニットの各静翼を案内する複数のガイド溝
を設け、静翼列ユニットをファンケースのガイド溝に沿
って軸方向に移動可能とした請求項1〜3のいずれか1
項に記載した電動送風機とすることにより、エアガイド
の形態をガイド溝に案内されながら変えることで、幅広
くしかも最適な風量の動作点で効率よく運転することが
可能で、風切り音の低減をはかることができるものであ
る。
【0012】請求項5に記載の発明は、外部操作によ
り、静翼列ユニットをファンケースのガイド溝に沿って
軸方向に移動可能とした請求項1〜4のいずれか1項に
記載した電動送風機とすることにより、エアガイドの形
態を外部操作により変えることで、幅広くしかも最適な
風量の動作点で効率よく運転することが可能で、風切り
音の低減をはかることができるものである。
【0013】請求項6に記載の発明は、静翼列ユニット
は、複数の静翼の両端面にこれらを連ねて端板を配する
ことにより一体化して構成し、静翼列ユニットの軸方向
への移動完了時に前記端板でガイド溝を塞ぐようにした
請求項4または5に記載した電動送風機とすることによ
り、エアもれ等がなくエアガイドの形態を変えることが
でき、幅広くしかも最適な風量の動作点で効率よく運転
することが可能で、風切り音の低減をはかることができ
るものである。
【0014】請求項7に記載の発明は、電動機により回
転駆動されるインペラと、このインペラの周囲に複数の
静翼を配置したエアガイドと、中央に吸気口を有し、エ
アガイドおよびインペラを内包するファンケースとを備
え、前記エアガイドは複数の静翼のうちその一部をイン
ペラの周囲において軸方向に移動可能な静翼列ユニット
とし、固定と可動の静翼によりエアガイドの形態を可変
にした電動送風機とすることにより、エアガイドの形態
をきめ細かく変えることができ、より幅広くしかも最適
な風量の動作点でより効率よく運転することが可能で、
風切り音の低減をはかることができるものである。
【0015】請求項8に記載の発明は、静翼列ユニット
または可動の静翼を、インペラの周囲位置から、エアガ
イドの戻り通路位置までの範囲で軸方向に移動可能にし
た請求項1、2,3、7のいずれか1項に記載した電動
送風機とすることにより、エアガイドの形態を流量タイ
プと圧力タイプへ切り替え、幅広くしかも最適な風量の
動作点で効率よく運転することが可能で、風切り音の低
減をはかることができるものである。
【0016】
【実施例】(実施例1)本発明の第1の実施例を図1〜
3に基づいて説明する。図において、1は家庭用の電気
掃除機や高速気流噴射の手乾燥装置等に使用されている
電動送風機を示しており、電動機2とこれにより駆動さ
れる送風機3から構成されている。
【0017】送風機3は、電動機2の回転軸5に固着さ
れて回転駆動されるインペラ6と、その周囲に複数の静
翼7を配置したエアガイド8と、中央に吸気口9を有
し、インペラ6とエアガイド8を内包したファンケース
10とによって構成されている。前記インペラ6は複数
のブレード4を有している。 また、エアガイド8はイ
ンペラ6から排出された気流を導き、できるだけ小さな
損失で圧力回復を行うものであり、図3に示すように、
複数の静翼7の両端面にこれらを連ねてリング状の端板
12、13を配し一体化して構成される静翼列ユニット
14と、この静翼列ユニット14の端板13が嵌合する
嵌合部17を有した基板15と、この基板15の裏に設
けられた戻り通路16によって構成されている。
【0018】そして、図2に詳細を示すように、静翼列
ユニット14の端板12には、複数のピン23が固着さ
れ、ファンケース10の***24から外部に突出させた
この複数のピン23をリング状の円板25で連結固定し
ている。ファンケース10の静翼列ユニット14と対峙
する位置には、外側に突出したリング状の収納部18が
設けられている。前記円板25を介してピン23を引く
ことにより静翼列ユニット14を基板15から引き離
し、これをファンケース10の収納部18に格納する事
ができる。すなわち、収納部18の側壁26に沿って、
静翼列ユニット14がインペラ6の周囲において軸方向
に移動可能な構成になっている。これにより、エアガイ
ド8の形態を可変としているものである。静翼列ユニッ
ト14の移動操作は、機器に組み込んだ場合には、機器
の外側からの操作により適宜行なえるものであり、その
機構は種々の方式が考えられる。
【0019】基板15はモータブラケット19に載置さ
れ、モータブラケット19にネジ止めなどにより固定さ
れている。ファンケース10はモータブラケット19の
外周部27に圧入することにより固定されている。また
モータブラケット19には連通孔20が設けられ、電動
機2の外壁には排気口21が設けられている。
【0020】次に動作について述べる。インペラ6を駆
動し、発生した気流はエアガイド8を通り圧力回復さ
れ、基板15の裏側の戻り通路16を通過し、連通孔2
0から電動機2内部を通り排気口21より排出される。
【0021】エアガイド8での圧力回復を効率よく行う
ために、静翼7で囲まれた拡大部22は独立性を高め、
最適な流路面積を持たせてある。ただし、最適になるの
は、限られた流量の動作点であり、それ以外の流量動作
点では、静翼7自身が流路の障害になり、様々な障害を
起こす。またインペラ6から排出される非常に高速の気
流が、独立した複数の静翼7で囲まれた拡大部22に流
入する際、周期的に圧力変動を起こし、激しい騒音を発
生する。
【0022】本実施例では、最適に設計された流量動作
点以外、特に大風量時に、図2(a)のように、静翼列
ユニット14をファンケース10の収納部18に収納
し、気流の通路面積を十分に確保し、大風量動作点での
損失を低減する。そのとき、静翼列ユニット14の端板
13が収納部18の開口端28を塞ぐようになり、ファ
ンケース10に空気性能上有害な隙間が生じることを防
ぐことができる。静翼列ユニット14がファンケース1
0に格納されると、インペラ6の外周には静翼7が無く
なり、気流は自然減速により圧力回復がなされ、また騒
音も低減する。
【0023】低速運転時等で、風切り音が目立つ領域で
も、静翼列ユニット14をファンケース10の収納部1
8に格納すれば、風切り音を低減することが可能であ
る。
【0024】(実施例2)本発明の第2の実施例につい
て図4〜6を用いて説明する。なお、上記実施例1と同
一部分について同一符号を付してその説明を省略する。
【0025】上記実施例1との差異は、主にエアガイド
部分の構成である。図4、図5に示すように、複数の静
翼30の両端面にこれらを連ねてリング状の端板31、
32を配して一体化し、静翼列ユニット33を構成して
いる。この静翼列ユニット33は、同心円状すなわち径
方向にほぼ中央で2分割されており、互いに独立した内
側の静翼列ユニット34と外側の静翼列ユニット35で
構成されている。これらの静翼列ユニット34、35は
互いに密着した状態で端板32が基板36の嵌合部37
に嵌合して、拡大部22を構成し、基板36の裏側に設
けられた戻り通路16と共にエアガイド8を構成してい
る。静翼列ユニット33は2分割に限らずそれ以上に分
割することもできるものである。
【0026】そして、ファンケース42の静翼列ユニッ
ト33と対峙する位置には、外側に突出したリング状の
収納部40が設けられ、前記静翼列ユニット33が移動
可能に嵌合し、収納されている。すなわち、収納部40
の側壁41に沿って静翼列ユニット33が軸方向に移動
可能に構成されている。38は静翼列ユニット34の端
板31に固着された内側のピンであり、本実施例では等
間隔に8カ所設置している。39は静翼列ユニット35
の端板31に固着された外側のピンで、やはり8カ所設
置されている。これらのピン38,39はファンケース
42に設けた小孔43から外側に突出され、その端部
は、それぞれリング状をした内側の円板44、外側の円
板45で固着固定されている。すなわち、これらピン3
8、39を介して、静翼列ユニット34、35を軸方向
にそれぞれ独立して移動可能としている。図5(a)〜
(c)はそれぞれの組み合わせ状態を示している。
【0027】ここで、基板36はモータブラケット19
に載置され、モータブラケット19にネジ止めなどによ
り固定されている。ファンケース42はモータブラケッ
ト19の外周に圧入されることにより固定されている。
【0028】次に動作について述べる。インペラ6を駆
動することにより発生した気流は、エアガイド8を通り
圧力回復され、基板36裏側の戻り通路16を通過し、
連通孔20から電動機2内部を通り排気口21より排出
される。
【0029】エアガイド8での圧力回復を効率よく行う
ために、静翼30で囲まれた拡大部22は独立性を高
め、最適な流路面積を持たせてある。ただし、最適にな
るのは、限られた流量の動作点であり、それ以外の流量
動作点では、静翼30自身が流路の障害になり、様々な
障害を起こす。またインペラ6から排出される非常に高
速の気流が、独立した複数の静翼30で囲まれた拡大部
22に流入する際、周期的に圧力変動を起こし、激しい
騒音を発生する。
【0030】本実施例では、最適に設計された流量動作
点以外、すなわち動作点より風量が大きくなると、静翼
列ユニット34を移動させ(引き上げ)収納部40内に
収納する。そうすれば、インペラ6の出口とエアガイド
8の入口との間の距離が大きくなり、高風量時での損失
が低減される。また、騒音も低減する。より高風量の運
転状態では、静翼列ユニット34、35を共に移動さ
せ、両者ともファンケース42の収納部40に収納すれ
ば、より高風量に適した運転が可能になる。また、特定
の動作点で共鳴を起こし騒音が大きくなるようなときに
は、静翼列ユニット35のみを移動させてファンケース
42の収納部40に収納すれば、共鳴を避けることがで
き、騒音を低減できる。
【0031】(実施例3)本発明の第3の実施例につい
て図7,8を用いて説明する。なお、上記実施例1と同
一部分について同一符号を付してその説明を省略する。
【0032】上記第1の実施例との差異は、エアガイド
部分の構成である。図7、図8に示すように、複数の静
翼50の両端面にこれらを連ねてリング状の端板51、
52を配することにより一体化し、静翼列ユニット53
を構成している。本実施例においては、この静翼列ユニ
ット53は、円周上で4分割(図7(a)、および図8
(a)のA〜C)されており、互いに独立した4つの静翼
列ユニット54〜57で構成されている。これらの静翼
列ユニット54〜57は互いに密着した状態でそれぞれ
の端板52が基板58の嵌合部59に嵌合して、拡大部
22を構成し、基板58の裏側に設けられた戻り通路1
6と共にエアガイド8を構成している。
【0033】ファンケース60の静翼列ユニット53と
対峙する位置には外側に突出したリング状の収納部66
が設けられ、ここに静翼列ユニット54〜57が移動可
能に嵌合し、収納されている。すなわち、収納部66の
側壁に沿って静翼列ユニット54〜57がそれぞれ独立
して軸方向に移動可能に構成されている。61は静翼列
ユニット54の端板52に固着されたピンであり、同様
に静翼列ユニット55〜57には、ピン62〜64が固
着されている。これらのピン61〜64はファンケース
60に設けた小孔65から外側に突出している。すなわ
ち、これらピン61〜64を介して、静翼列ユニット5
4〜57を軸方向にそれぞれ独立して移動させることが
できる。
【0034】基板58はモータブラケット19に載置さ
れ、モータブラケット19にネジ止めなどにより固定さ
れている。ファンケース60はモータブラケット19の
外周に圧入することにより固定されている。
【0035】次に動作について述べる。インペラ6を駆
動することにより発生した気流はエアガイド8を通り圧
力回復され、基板58裏側の戻り通路16を通過し、連
通孔20から電動機2内部を通り排気口21より排出さ
れる。
【0036】エアガイド8での圧力回復を効率よく行う
ために、静翼50で囲まれた拡大部22は独立性を高
め、最適な流路面積を持たせてある。ただし、最適にな
るのは、限られた流量の動作点であり、それ以外の流量
動作点では、静翼50自身が流路の障害になり、様々な
障害を起こす。
【0037】またインペラ6から排出される非常に高速
の気流が、独立した複数の静翼50で囲まれた拡大部2
2に流入する際、周期的に圧力変動を起こし、激しい騒
音を発生する。この騒音は流量、圧力、回転数により大
きく変化し、またエアガイド8を流れる気流の状態に少
し変化を与えれば、騒音の大きさが変化する。このよう
なことから、円周上で分割された複数の静翼列ユニット
53の一つあるいは複数個を騒音の大きな流量動作点で
引き上げれば、騒音を大きく低減することができる。す
なわち、例えば、大きな圧損が加わり流量が減少し騒音
が大きくなった時、いくつかの静翼列ユニット53を引
き上げれば、その動作点での騒音を大きく低減でき、予
め騒音が大きくなると予想される動作点で、その時最も
騒音が小さくなるエアガイド形態を実現できる。
【0038】(実施例4)本発明の第4の実施例につい
て図9〜11を用いて説明する。なお、上記実施例1と
同一部分について同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0039】図11に示すように、複数の静翼67の下
端をドーナツ円板状の端板68に固着して(端板は下側
のみ)、静翼列ユニット69を構成している。図9、図
10に示すエアガイドの基板70は、その外周部に溝部
71が設けてあり、ここに前記静翼列ユニット69の端
板68が嵌合してエアガイド8を構成している。ファン
ケース73の静翼列ユニット69と対峙する位置には、
各静翼67の断面形状と同一のガイド溝72が静翼67
と同一数設けてある。そして、静翼列ユニット69のそ
れぞれの静翼67がガイド溝72に摺動可能に嵌合する
ようにファンケース73が設置されている。ファンケー
ス73が設置された状態で、静翼67の先端は常に外部
にその一部が突出し、静翼列ユニット69はこの静翼6
7の先端を操作することにより、軸方向に移動させるこ
とができる。
【0040】基板70はモータブラケット19に載置さ
れ、モータブラケット19にネジ止めなどにより固定さ
れている。ファンケース73はモータブラケット19の
外周に圧入することにより固定されている。
【0041】次に動作について述べる。インペラ6を駆
動することにより発生した気流は、エアガイド8を通り
圧力回復され基板70裏側の戻り通路16を通過し、連
通孔20からモータ内部を通りモータ外壁に設けられた
排気口21より排出される。
【0042】なお、エアガイド8での圧力回復を効率よ
く行うために、静翼67で囲まれた拡大部22は独立性
を高め、最適な流路面積を持たせてある。しかし、最適
になるのは限られた流量の動作点であり、それ以外の流
量動作点では、静翼67自身が流路の障害になり、様々
な障害を起こす。またインペラ6から排出される非常に
高速の気流が、独立した複数の静翼67で囲まれた拡大
部22に流入する際、周期的に圧力変動を起こし、激し
い騒音を発生する。
【0043】本実施例では、最適に設計された流量動作
点以外、すなわち、動作点より風量が大きくなると、図
10(b)のように、静翼列ユニット69をガイド溝7
2に沿って軸方向に移動させる。そうすればインペラ6
の周囲の静翼67が無くなり、大風量動作には適した形
態になり、騒音も大きく低減できる。
【0044】(実施例5)本発明の第5の実施例につい
て図12〜14を用いて説明する。なお、上記実施例1
と同一部分について同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0045】図14に示すように、複数の静翼77の上
端をドーナツ円板状の端板78に固着し(端板は上側の
み)、静翼列ユニット79を構成している。
【0046】図12、図13において、82はエアガイ
ドの基板82である。83はファンケースを示し、その
外周側には前記静翼列ユニット79の静翼77と同一の
断面形状を有したガイド溝84が静翼77と同一数だけ
設けてある。ガイド溝84の形状は図9と同様である。
このガイド溝84に沿って静翼列ユニット79をファン
ケース83の外側から挿入し、静翼77の端面を、基板
82の表面に当接させることにより拡大部22を有した
エアガイド8を構成している。すなわち、ファンケース
83に挿入した静翼列ユニット79を、図13(b)の
ようにファンケース83の表面まで移動させれば、イン
ペラ6の外側に静翼77が無い形状のエアガイド形態を
実現でき、図13(a)のように静翼列ユニット79を
基板82に当たるまで移動させれば、インペラ6の外周
に静翼77が在る形状のエアガイド形態を実現できる。
ファンケース83のガイド溝84と静翼77の隙間は、
スムースに摺動できる範囲でできるだけ小さく方が望ま
しい。また基板82には、静翼77の端面と嵌合する静
翼77の端面と同一形状の溝を設けておけばその嵌合は
より確実になる。
【0047】そして基板82はモータブラケット19に
載置され、モータブラケット19にネジ止めなどにより
固定されている。ファンケース83はモータブラケット
19の外周に圧入することにより固定されている。
【0048】次に動作について述べる。インペラ6を駆
動することにより発生した気流は、エアガイド8を通り
圧力回復され、基板82裏側の戻り通路16を通過し、
連通孔20からモータ内部を通りモータ外壁に設けられ
た排気口21より排出される。
【0049】静翼列ユニット79は基板82に静翼77
の端面が当接するまで移動されており、インペラ6の周
りには静翼77で拡大部22が構成されている。動作点
で圧力回復を効率よく行うために静翼77で囲まれた拡
大部22は動作点に合わせ最適な流路面積形状を有して
いる。しかし、動作点以外の流量動作点では、静翼77
自身が流路の障害になり、様々な障害を起こす事もあ
り、またインペラ6から排出される非常に高速の気流
が、独立した複数の静翼77で囲まれた拡大部22に流
入する際、周期的に圧力変動を起こし、激しい騒音を発
生する欠点も有している。
【0050】本実施例では、最適に設計された流量動作
点以外、主に動作点より大きな風量で動作させる場合、
図13(b)のように静翼列ユニット79をガイド溝8
4に沿って移動させる。そうすればインペラ6の周囲の
静翼77が無くなり、大風量動作には適した形態にな
り、騒音も大きく低減できる。 静翼77の端面をファ
ンケース83の表面まで完全に移動させる場合の他、流
量によっては途中まで移動させることにより、よりその
風量に適したエアガイド形態を実現することも可能であ
る。
【0051】(実施例6)本発明の第6の実施例につい
て図15〜17を用いて説明する。なお、上記実施例1
と同一部分について同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0052】図17に示すように、静翼列ユニット86
は、複数の静翼87の上下をドーナツ円板状の端板8
8、89で挟持固着し構成している。エアガイド8の基
板94の外周部には、端板89と嵌合する溝90を有し
ている。
【0053】そしてファンケース91は、その外周側に
前記静翼列ユニット86の静翼87と同一の断面形状を
有したガイド溝92が静翼87と同一数だけ設けてあ
る。
【0054】静翼列ユニット86の組み込みは、端板8
8を外した状態の静翼列ユニット86を基板94の溝9
5に端板89が嵌合する位置で設置し、次いでファンケ
ース91をそのガイド溝92と静翼87を嵌め合わせな
がらモータブラケット19に取り付ける。その後、端板
88を静翼87の上端面に固着し固定する。すなわち、
完成状態ではファンケース91は端板88、89に挟ま
れ、静翼列ユニット86はガイド溝92に沿って端板8
8、89がファンケース91に接触する範囲内で摺動可
能に構成されている。図16(a)のように、静翼列ユ
ニット86を基板94に当接するまで移動させた状態で
は、インペラ6の外側にディフューザ型の拡大部22を
有したエアガイド8を構成している。
【0055】また、図16(b)のように静翼列ユニッ
ト86を端板89が、ファンケース91の内面に当接す
るまで移動させれば、インペラ6の外側に静翼87がな
い形状のエアガイド形態が実現できる。いずれの状態で
も端板89、88がファンケース91に当接し、ガイド
溝92と静翼87の隙間を塞ぐ役割をする。本実施例で
は端板上88、89はガイド溝92より大きくその隙間
を完全にカバーしている。もちろんガイド溝92と静翼
87の隙間はスムースに摺動できる範囲でできるだけ小
さく方が望ましい。
【0056】基板94はモータブラケット19に載置さ
れ、モータブラケット19にネジ止めなどにより固定さ
れている。ファンケース91はモータブラケット19の
外周に圧入することにより固定されている。
【0057】次に動作について述べる。インペラ6を駆
動することにより発生した気流は、エアガイド8を通り
圧力回復され、基板94裏側の戻り通路16を通過し、
連通孔20からモータ内部を通りモータ外壁に設けられ
た排気口21より排出される。
【0058】静翼列ユニット86は基板94に静翼87
の端板89が当接するまで移動されており、インペラ6
の周りには静翼87で拡大部22が構成されている。動
作点で圧力回復を効率よく行うために静翼87で囲まれ
た拡大部22は動作点に合わせ最適な流路面積形状を有
している。しかし、動作点以外の流量動作点では、静翼
87自身が流路の障害になり、様々な障害を起こす事も
あり、またインペラ6から排出される非常に高速の気流
が、独立した複数の静翼87で囲まれた拡大部22に流
入する際、周期的に圧力変動を起こし、激しい騒音を発
生する欠点も有している。
【0059】本実施例では、最適に設計された流量動作
点以外、主に動作点より大きな風量で動作させる場合、
静翼列ユニット86をガイド溝92に沿って移動させ
る。そうすればインペラ6の周囲の静翼87が無くな
り、大風量動作には適した形態になり、騒音も大きく低
減できる。また、端板89、88をファンケース91に
当接させることにより静翼87と、ガイド溝92の隙間
を塞ぐことができ、騒音、性能の点から有利である。ま
た、端板88,89とファンケース91が接触する際、
その間に弾性体などを介在させればそのシール効果はよ
り完全になる。
【0060】(実施例7)本発明の第7の実施例につい
て図18〜21を用いて説明する。なお、上記実施例1
と同一部分については同一符号を付してその説明を省略
する。
【0061】図18、図20で示すように、本実施例で
は、静翼列ユニットを固定静翼列ユニット100と、可
動静翼列ユニット103とから構成している。固定静翼
列ユニット100は、複数の静翼101を基板102に
固定することにより構成している。また可動静翼列ユニ
ット103は、ドーナツ型の円板形状の端板104に複
数の静翼106の上端を固定することにより構成してい
る。
【0062】図18、図19、図20に示すファンケー
ス105は、その外周側には前記可動静翼列ユニット1
03の静翼106と同一の断面形状を有したガイド溝1
08が可動静翼列ユニット103の静翼106と同一数
だけ設けてある。固定静翼列ユニット100はインペラ
6の外周に位置し、ファンケース105で覆われ、拡大
部22を有したエアガイド8を構成している。ファンケ
ース105のガイド溝108は、前記したとおり、固定
静翼列ユニット100の静翼101間の位置に設けら
れ、その数は可動静翼列ユニット103の静翼数と同一
である。ガイド溝108に沿って可動静翼列ユニット1
03をファンケース105の外側から挿入すれば、可動
静翼列ユニット103の静翼106は、固定静翼列ユニ
ット100の静翼101の間に挿入される。これによ
り、固定静翼列ユニット100における静翼数の2倍の
静翼を有したエアガイド8がインペラ6の外周に構成さ
れる。すなわち、可動静翼列ユニット103を挿入ある
いは引き出すことによってエアガイド8の静翼数を変え
ることができる。
【0063】図21(a)に示すように、実線で示した
5枚の固定静翼列ユニット110に対し、それぞれの固
定静翼列ユニット110の静翼101間に、点線で示す
2枚の可動静翼列ユニット111の静翼106が挿入さ
れるように可動静翼列ユニット111を形成すれば、可
動静翼列ユニット111の操作で静翼数を3倍に変えら
れる。図21(b)は可動静翼列ユニット111の静翼
106数を3枚にして、静翼数を4倍に可変できる構成
を示している。静翼数の可変具合は必要に応じ適宜なし
得るものである。
【0064】固定静翼列ユニット100はモータブラケ
ット19に載置され、モータブラケット19にネジ止め
などにより固定されている。ファンケース105はモー
タブラケット19の外周に圧入することにより固定され
ている。
【0065】次に動作について述べる。インペラ6を駆
動することにより発生した気流はエアガイドを通り圧力
回復され、基板102裏側の戻り通路16を通過し、連
通孔20からモータ内部を通りモータ外壁に設けられた
排気口21より排出される。
【0066】図20(a)(b)は、固定静翼列ユニッ
ト100のみがある状態で、インペラ6の周りには8枚
の静翼101で拡大部22が構成されている。動作点で
圧力回復を効率よく行うために静翼101で囲まれた拡
大部22は動作点に合わせ最適な流路面積形状をを有し
ている。しかし、動作点以外の流量動作点では、静翼1
01自身が流路の障害になり、様々な障害を起こす事も
あり、またインペラ6から排出される非常に高速の気流
が、独立した複数の静翼101で囲まれた拡大部22に
流入する際、周期的に圧力変動を起こし、周波数、大き
さが静翼数、インペラブレード枚数に関係した激しい騒
音を発生する欠点も有している。
【0067】本実施例では、最適に設計された流量動作
点以外、主に動作点より小さな風量で動作させる場合、
可動静翼列ユニット103をガイド溝108に沿って挿
入する。そうすれば静翼の枚数が増え、また実質の拡大
部22の通路面積が小さくなり、小風量動作には適した
形態になり、小風量動作時での効率が向上し、騒音も一
般に低減できる。また可動静翼列ユニット103を挿入
する事により、静翼101のピッチが等間隔で無くなる
ように配慮すれば、その騒音はより改善される。
【0068】(実施例8)本発明の第8の実施例につい
て図22〜25を用いて説明する。なお、上記実施例1
と同一部分については同一符号を付してその説明を省略
する。
【0069】120は静翼列ユニットを示し、複数の静
翼121を上下の端板122、123で挟持固着するこ
とにより構成している。124はインペラ6の下部に配
置された基板を示す。上記静翼列ユニット120は基板
124の外周側に位置しており、上下摺動可能に設置さ
れている。
【0070】端板122には複数個のピン125が固着
されており、このピン125はモータブラケット19に
設けられた小孔126より外部に突き出している。ピン
125の他端にはドーナツ状の円板127が固定されて
おり、このピン125を介して、静翼列ユニット120
を軸方向に摺動させることができる。静翼列ユニット1
20を下方向にモータブラケット19に端板122が当
接するまで移動させると、端板123の上面は基板12
4の上面とその位置が一致する。静翼列ユニット120
を移動させ(上方向に押し上げて)端板122の上面が
基板124の上面と一致するようにすると、端板123
の下面はファンケース128の内面と一致するようにし
ている。このためファンケース128には静翼列ユニッ
ト120の端板123が収納される小さな収納部129
が設けられている。
【0071】基板124はモータブラケット19に載置
され、モータブラケット19にネジ止めなどにより固定
されている。ファンケース128はモータブラケット1
9の外周に圧入することにより固定されている。
【0072】次に動作について述べる。インペラ6を駆
動することにより発生した気流はエアガイド8を通り圧
力回復され、基板124裏側を通過し、連通孔20から
モータ内部を通りモータ外壁に設けられた排気口21よ
り排出される。
【0073】図22、図23に示すように、静翼列ユニ
ット120が上方向に押し上げられた状態では、インペ
ラ6の外周には静翼121により構成された拡大部22
を有するエアガイド8が構成される。動作点で圧力回復
を効率よく行うために静翼121で囲まれた拡大部22
は動作点に合わせ最適な流路面積形状を有している。し
かし、動作点以外の流量動作点では、静翼自身が流路の
障害になり、様々な障害を起こす事もあり、またインペ
ラ6から排出される非常に高速の気流が、独立した複数
の静翼121で囲まれた拡大部22に流入する際、周期
的に圧力変動を起こし、周波数、大きさが静翼数、イン
ペラのブレード枚数に関係した激しい騒音を発生する欠
点も有している。
【0074】本実施例では、最適に設計された流量動作
点以外、主に動作点より大きな風量で動作させる場合、
図23(b)に示すように、静翼列ユニット120を移
動させれば(下方向に)インペラ6の外周には静翼12
1が無くなり、大風量の動作点でより効率よく運転がで
き、騒音も大幅に低減できる。またこの場合、ファンケ
ース128の収納部129は小さくすることができるた
め省スペースがはかれる。
【0075】上記のように静翼列ユニット120を移動
させた場合、静翼121が基板124の下部すなわち気
流の戻り通路にくる。この静翼列ユニット120が通風
路の抵抗になる場合は、図24のようにモータブラケッ
ト19と静翼列ユニット120の端板122間に空間1
30を設ければ良い。
【0076】
【発明の効果】以上のように請求項1〜8に記載の発明
は、静翼列ユニットをインペラの周囲において軸方向に
移動可能とし、エアガイドの形態を可変にした電動送風
機とすることにより、エアガイドの形態を変えること
で、幅広い風量の動作点で効率よく運転が可能で、風切
り音の低減をはかることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例における電動送風
機のインペラ部を示す平面断面図 (b)同電動送風機の正面断面図
【図2】(a)同電動送風機の静翼列ユニットが軸方向
に移動された状態の部分断面図 (b)同静翼列ユニットが通常位置にある場合の部分断
面図
【図3】(a)同静翼列ユニットの一実施例を示す平面
図 (b)同静翼列ユニットの正面図
【図4】(a)本発明の第2の実施例における電動送風
機のインペラ部を示す平面断面図 (b)同電動送風機の正面断面図
【図5】(a)同電動送風機の静翼列ユニットの一部が
移動した状態の部分断面図 (b)同静翼列ユニット全てが移動した状態の部分断面
図 (c)同静翼列ユニットの異なる一部が移動した状態の
部分断面図
【図6】同電動送風機の平面図
【図7】(a)本発明の第3の実施例における電動送風
機のインペラ部を示す平面断面図 (b)同電動送風機の正面断面図
【図8】(a)同電動送風機の平面図 (b)(a)のO−P−Q線による断面図
【図9】(a)本発明の第4の実施例を示す電動送風機
の平面図 (b)同電動送風機の正面断面図
【図10】(a)同電動送風機の静翼列ユニットが通常
位置にある場合の部分断面図 (b)同静翼列ユニットが軸方向に移動した状態の部分
断面図
【図11】(a)同静翼列ユニットの平面図 (b)同静翼列ユニットの正面図
【図12】(a)本発明の第5の実施例を示す電動送風
機の平面図 (b)同電動送風機の正面断面図
【図13】(a)同電動送風機の静翼列ユニットが通常
位置にある場合の部分断面図 (b)同静翼列ユニットが軸方向に移動した状態の部分
断面図
【図14】(a)同静翼列ユニットの平面図 (b)同静翼列ユニットの正面図
【図15】(a)本発明の第6の実施例を示す電動送風
機の平面図 (b)同電動送風機の正面断面図
【図16】(a)同電動送風機の静翼列ユニットが通常
位置にある場合の部分断面図 (b)同静翼列ユニットが軸方向に移動した状態の部分
断面図
【図17】(a)同静翼列ユニットの平面図 (b)同静翼列ユニットの正面図
【図18】(a)本発明の第7の実施例を示す電動送風
機の平面図 (b)同電動送風機の正面断面図
【図19】(a)同電動送風機の静翼列ユニットが通常
位置にある場合の部分断面図 (b)同静翼列ユニットが軸方向に移動した状態の部分
断面図
【図20】(a)同電動送風機の可動静翼列ユニットが
無い場合の平面図 (b)同可動静翼列ユニットと固定静翼列ユニットの非
協同状態を示す断面図 (c)同可動静翼列ユニットと固定静翼列ユニットの協
同状態を示す断面図
【図21】(a)同可動静翼列ユニットと固定静翼列ユ
ニットの組み合わせ例を示す平面図 (b)同可動静翼列ユニットと固定静翼列ユニットの異
なる組み合わせ例を示す平面図
【図22】(a)本発明の第8の実施例における電動送
風機のインペラ部を示す平面断面図 (b)同電動送風機の正面断面図
【図23】(a)同電動送風機の静翼列ユニットが通常
位置にある場合の部分断面図 (b)同静翼列ユニットが軸方向に移動した状態の部分
断面図
【図24】同静翼列ユニットが軸方向に移動した状態の
異なる例を示した部分断面図
【図25】(a)同静翼列ユニットの平面図 (b)同静翼列ユニットの正面図
【図26】従来例を示す電動送風機の正面断面図
【符号の説明】
1 電動送風機 2 電動機 6 インペラ 7 静翼 8 エアガイド 9 吸気口 10、73、83、91、128 ファンケース 12、13、68、78,88,89,103,104
端板 14、33、53、69、79、86、120 静翼列
ユニット 15、36、58、70、82、94、102、124
基板 18、40、66、129 収納部 72、84、92、108 ガイド溝
フロントページの続き (72)発明者 菊川 智之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B006 FA02 3H034 AA02 AA13 BB02 BB06 BB20 CC03 DD07 DD26 EE06 EE08 3H035 DD04 DD05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機により回転駆動されるインペラ
    と、このインペラの周囲に複数の静翼を配置したエアガ
    イドと、中央に吸気口を有し、エアガイドおよびインペ
    ラを内包するファンケースとを備え、前記エアガイドは
    複数の静翼を一体化して構成した静翼列ユニットを有
    し、この静翼列ユニットをインペラの周囲において軸方
    向に移動可能とし、エアガイドの形態を可変にした電動
    送風機。
  2. 【請求項2】 静翼列ユニットは、同心円状に複数に分
    割し、分割された各静翼列ユニットが各々独立して軸方
    向に移動可能である請求項1に記載した電動送風機。
  3. 【請求項3】 静翼列ユニットは、その円周上で複数に
    分割し、分割された各静翼列ユニットが各々独立して軸
    方向に移動可能である請求項1または2に記載した電動
    送風機。
  4. 【請求項4】 ファンケースには、静翼列ユニットの各
    静翼を案内する複数のガイド溝を設け、静翼列ユニット
    をファンケースのガイド溝に沿って軸方向に移動可能と
    した請求項1〜3のいずれか1項に記載した電動送風
    機。
  5. 【請求項5】 外部操作により、静翼列ユニットをファ
    ンケースのガイド溝に沿って軸方向に移動可能とした請
    求項1〜4のいずれか1項に記載した電動送風機。
  6. 【請求項6】 静翼列ユニットは、複数の静翼の両端面
    にこれらを連ねて端板を配することにより一体化して構
    成し、静翼列ユニットの軸方向への移動完了時に前記端
    板でガイド溝を塞ぐようにした請求項4または5に記載
    した電動送風機。
  7. 【請求項7】 電動機により回転駆動されるインペラ
    と、このインペラの周囲に複数の静翼を配置したエアガ
    イドと、中央に吸気口を有し、エアガイドおよびインペ
    ラを内包するファンケースとを備え、前記エアガイドは
    複数の静翼のうちその一部をインペラの周囲において軸
    方向に移動可能な静翼列ユニットとし、固定と可動の静
    翼によりエアガイドの形態を可変にした電動送風機。
  8. 【請求項8】 静翼列ユニットまたは可動の静翼を、イ
    ンペラの周囲位置から、エアガイドの戻り通路位置まで
    の範囲で軸方向に移動可能にした請求項1、2,3、7
    のいずれか1項に記載した電動送風機。
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