JP2003083281A - 多段遠心圧縮機の改造方法 - Google Patents

多段遠心圧縮機の改造方法

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JP2003083281A
JP2003083281A JP2001270899A JP2001270899A JP2003083281A JP 2003083281 A JP2003083281 A JP 2003083281A JP 2001270899 A JP2001270899 A JP 2001270899A JP 2001270899 A JP2001270899 A JP 2001270899A JP 2003083281 A JP2003083281 A JP 2003083281A
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Atsushi Koga
淳 古賀
Minoru Masutani
穣 枡谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない工数で多段遠心圧縮機を改造できる改
造方法を提供すること。 【解決手段】 第1段シュラウド(102)の上流端
(102U)は元のままにし、下流端(102D)をイ
ンペラ取付け面(211)に接近せしめ上流端と後流端
の間は流体の流れに沿うなめらかな曲線で結ぶ。対応し
て第1段インペラ(212)の子午面(212M)もイ
ンペラ取付け面に接近させ、第1段シュラウドの下流端
に合わせて第1段ディフューザ前壁(103)を第1段
ディフューザ後壁(111)に接近せしめる。第2段シ
ュラウド(123)を上流端(123U)から下流端
(123D)まで一様にインペラ取付け面(221)に
接近せしめ、対応して第2段インペラ(222)の子午
面(222M)もインペラ取付け面に接近せしめ、第2
段シュラウドの下流端に合わせ第2段ディフューザ前壁
(124)を第2段ディフューザ後壁(105)に接近
せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多段遠心圧縮機に関
し、特には、ある機械マッハ数での使用に合わせて設計
されている多段遠心圧縮機を別の機械マッハ数での使用
に合った多段遠心圧縮機に改造する多段遠心圧縮機の改
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場やビルの冷房等に使用されるターボ
冷凍機や、化学プラントに使用される多段遠心圧縮機は
ある入口気体速度に対するインペラ外径での周速の比
(設計機械マッハ数)を想定して設計されている。その
ために、例えば、この設計マッハ数を超えて運転される
と圧力比が大きくなり、第1段圧縮機の出口では作動流
体の体積が、出口面積に対して過少となり、入口と出口
の間の減速比が過大となり、効率が低下してしまう。
【0003】図9が上記の問題点を説明する図であっ
て、横軸は無次元化した羽根子午面の入口から距離であ
り、縦軸は無次元化した流体の速度である。破線で示す
のは設計機械マッハ数Mdで運転したときの速度分布を
示し、一点鎖線で示すのは設計機械マッハ数Mdよりも
高い機械マッハ数Mhで運転した場合である。それぞ
れ、繭玉形状の上側の線は羽根の負圧面、すなわち作動
時の進行方向側の速度分布であり、下側の線は羽根の圧
力側、すなわち作動時の反進行方向側の速度分布であ
り、中央の線は中間線における速度分布である。
【0004】図9から理解されるように、設計機械マッ
ハ数Mdで運転した場合の入口速度W1dに対する出口
速度W2dの比W2d/W1dよりも、高い機械マッハ
数Mhで運転した場合の入口速度W1hに対する出口速
度W2hの比W2h/W1hは小さく、高い機械マッハ
数Mhで運転した場合は減速比が大きい。
【0005】また、第2段圧縮機以降では、吸い込み体
積流量を羽根車外径周速と外径で無次元化した流量係数
が設計機械マッハ数での設計流量係数よりも小さくなる
ために、流路面積が過大となってしまう。このためにマ
ッチング点が小流量側へ移動し、サージ点が近くなり、
設計回転数よりも早くサージ域に突入し、これをさける
ために作動範囲が小さくなる。図10が上記の問題点を
説明する図であって、横軸は機械マッハ数、縦軸は流量
係数である。
【0006】したがって、各運転条件に応じた仕様に設
計することが必要であるが、例えば、1つの仕様に対し
て、1000枚の設計図面が必要だとすると、5つの仕
様に対しては5000枚の設計図面、すなわち設計工数
が必要になる。そこで、できるだけ、共通部分を多くし
て、複数の仕様をできるだけ少ない設計工数で設計する
ことがもとめられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑み少ない工数で多段遠心圧縮機を改造できる改造方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、ある機械マッハ数での使用に合わせて設計されてい
る多段遠心圧縮機を別の機械マッハ数での使用に合った
多段遠心圧縮機に改造する多段遠心圧縮機の改造方法で
あって、第1段圧縮通路の通路面積を、入口はそのまま
にして、入口以降出口にいたるまで、別の新機械マッハ
数での作動流体が入口から流入したときの流体の体積の
変化に合うように変更する、ことを特徴とする改造方法
が提供される。このような改造方法によれば、第1段圧
縮通路の通路面積を、入口はそのままにして、入口以降
出口にいたるまで、別の新機械マッハ数での作動流体が
入口から流入したときの流体の体積の変化に合うように
変更される。
【0009】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、羽根の子午面形状、および、これに対向する
シュラウドの、ハブの羽根取付け面に対する距離を変更
して、通路面積の変更をおこなう、ことを特徴とする改
造方法が提供される。
【0010】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
において、軸方向から見た場合の、一つの羽根の外周端
部から隣接する羽根の圧力側の面への垂直距離を変更し
て、通路面積の変更をおこなう、ことを特徴とする改造
方法が提供される。
【0011】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
において、第1段圧縮通路の出口に連なるディフューザ
の通路面積を第1段圧縮通路の出口の通路面積の変更に
合わせて変更する、ことを特徴とする改造方法が提供さ
れる。
【0012】請求項5の発明によれば、ある機械マッハ
数での使用に合わせて設計されている多段遠心圧縮機を
別の機械マッハ数での使用に合った多段遠心圧縮機に改
造する多段遠心圧縮機の改造方法であって、第1段より
下段の圧縮通路において、入口から出口まで同じ割合で
通路面積を変化させたことを特徴とする改造方法が提供
される。このような改造方法によれば、第1段より下段
の圧縮通路において、入口から出口まで同じ割合で通路
面積が変化せしめられる。
【0013】請求項6の発明によれば、請求項1の発明
において、ハブの羽根取付け面を変更せずに、羽根の子
午面形状、および、これに対向するシュラウドの、ハブ
の羽根取付け面に対する距離の変更して、通路面積を変
化させる、ことを特徴とする改造方法が提供される。
【0014】請求項7の発明によれば、請求項1の発明
において、羽根の子午面形状、および、これに対向する
シュラウドを変更せずに、ハブの羽根取付け面のシュラ
ウドに対する距離を変更して、通路面積を変化させる、
ことを特徴とする改造方法が提供される。
【0015】請求項8の発明によれば、請求項5の発明
において、通路面積の変更をおこなった圧縮通路の出口
に連なるディフューザの通路面積を圧縮通路の出口の通
路面積の変更に合わせて変更する、ことを特徴とする改
造方法が提供される。
【0016】請求項9の発明によれば、請求項1または
5の発明において、別の機械マッハ数がもとの機械マッ
ハ数よりも大きく、通路面積を縮小することを特徴とす
る改造方法が提供される。
【0017】請求項10の発明によれば、請求項1また
は5の発明において、別の機械マッハ数がもとの機械マ
ッハ数よりも小さく、通路面積を拡大することを特徴と
する改造方法が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、2
段遠心圧縮機をより高い機械マッハ数で使用できるよう
に改造する本発明の各実施の形態について説明する。初
めに、図8を参照して、改造する前の2段遠心圧縮機の
構造を説明する。図8において、破線で示されているの
が改造する前の2段遠心圧縮機である。
【0019】図8において、右下がりのハッチングが付
して示されているのがケーシング100であって、ケー
シング100内に吸い込み通路1、第1段圧縮通路2、
第1段ディフューザ通路3、外側第1反転通路4、戻り
通路5、第2段入口通路6、第2段圧縮通路7、第2段
ディフューザ通路8、排出部9が形成されている。
【0020】吸い込み通路1はケーシング100の第1
内壁部101と内周側流路構成部材で画成されている。
第1段圧縮通路2はケーシング100の第1シュラウド
102とシャフト200に取付けられた第1段ハブ21
0の羽根取付け面211により画成されていて、第1段
圧縮通路2内を該第1段ハブ210の羽根取付け面21
1に一体に取付けられている第1段羽根212が回転す
る。
【0021】第1段ディフューザ通路3はケーシング1
00の第1段ディフューザ前壁103と、ケーシング1
00にリターンベーン130を介して取付けられている
第1隔壁部材110の第1段ディフューザ後壁111に
より画成されている。外側第1反転通路4はケーシング
100の反転通路壁104と第1隔壁部材110の外周
端部壁112により画成されている。
【0022】戻り通路5は第1隔壁部材110の下流側
側壁113とケーシング100に一体に形成されて内周
側に延伸する第2隔壁部材120の上流側側壁121と
で画成され、リターンベーン130で分割されている。
第2段入口通路6は第1隔壁部材110の内周側の部分
円弧壁114とシャフト200に取付けられた第2段ハ
ブ220の羽根取付け面221の上流部分、および、第
2隔壁部材120の内周側端部壁122により画成され
ている。
【0023】第2段圧縮通路7は第2隔壁部材120の
第2シュラウド123とシャフト200に取付けられた
第2段ハブ220の羽根取付け面221により画成され
ていて、第2段圧縮通路2内を第2段ハブ220の羽根
取付け面221に一体に取付けられている第2段羽根2
22が回転する。第2段ディフューザ通路8は第2隔壁
部材120の第2段ディフューザ前壁124とケーシン
グ100の第2段ディフューザ後壁105により画成さ
れている。なお、図中参照符号150で示されているの
はラビリンスシールである。
【0024】以下、上記のように構成された2段遠心圧
縮機を、より高い機械マッハ数での使用に適するように
改造する方法について説明する。図1が、第1の実施の
形態による改造を説明する図であって、実線で示されて
いるのが改造後の状態である。実線のみで示されている
のは改造されておらずもとと同じであることを意味して
おり、破線と併記されている部分が改造された部分であ
る。
【0025】したがって、改造されたのは、第1段シュ
ラウド102、第1段羽根212、第1段ディフューザ
前壁103、第2段シュラウド123、第2段羽根22
2、第2段ディフューザ前壁124のみである。改造に
当たっては、上記の部分のみ新しい設計図面を作成し
て、その図面にもとづいて新し製造するが、その他の部
分は元の設計図面を用いて元の通りに製造すればよく、
全体の設計をやり直す場合にくらべ設計工数が大幅に少
ない。
【0026】以下、上記の各部位の改造について説明す
る。第1段シュラウド102の上流端102Uは元のま
まにされ入口の通路面積は変わらないが、下流端102
Dは元のものよりも羽根取付け面211に接近せしめら
れ、出口の通路面積が縮小されている。そして、上流端
102Uと後流端102Dの間はなめらかな曲線で結ば
れている。この曲線は高い機械マッハ数での流体の流れ
に沿うようにしたものである。
【0027】上記の第1段シュラウド102の変更に対
応して、第1段羽根212の子午面212Mも変更され
ている。子午面212Mの上流端212Uは元のままに
されているが、下流端212Dは元のものより羽根取付
け面に接近せしめられている。
【0028】また、第1段シュラウド102の下流端1
02Dに合わせて、第1段ディフューザ前壁103が元
のものより第1段ディフューザ後壁111に接近せしめ
られている。このようにすることにより、圧縮通路2の
出口とディフューザ通路の入口が滑らかに結ばれ、流れ
がスムーズになり効率低下が防止される。
【0029】一方、第2段シュラウド123が上流端1
23Uから下流端123Dまで一様に羽根取付け面21
1に接近せしめられ、通路面積が均等に縮小されてい
る。第2段シュラウド123の変更に対応して、第2段
羽根222の子午面222Mも均等に羽根取付け面21
1に接近せしめられている。また、第2段シュラウド1
23の下流端123Dに合わせて、第2段ディフューザ
前壁124が元のものより第2段ディフューザ後壁10
5に接近せしめられている。このようにすることによ
り、第2段圧縮通路7の出口と第2段ディフューザ通路
8の入口が滑らかに結ばれ、流れがスムーズになり効率
低下が防止される。
【0030】図2が、第1段側の改造による効果を説明
する図であって、横軸は機械マッハ数、縦軸は流量係数
で、実線が改造後を、破線が改造前を示している。図2
に示されるように、チョーク発生限界が下がるが、サー
ジ発生限界も下がり、高い機械マッハ数で使用した時の
サージに対する余裕が改造しない前に比べて拡大してい
る。
【0031】図3が、第2段側の改造による効果を説明
する図であって、横軸は機械マッハ数、縦軸は流量係数
で、実線が改造後を、破線が改造前を示している。サー
ジ発生限界も下がり、高い機械マッハ数で使用した時の
サージに対する余裕が改造しない前に比べて拡大してい
る。
【0032】次に、第2の実施の形態の改造を説明す
る。図4が、第2の実施の形態による改造を説明する図
であって、これは、第1の実施の形態に比して、第2段
側の改造を下段側に施した点のみ異なり、他は第1の実
施の形態と同様である。
【0033】そこで、以下第2段側の改造についてのみ
説明し、第1段側の改造についての説明は省略する。第
2段ハブ220の羽根取付け面221が元のものに比べ
て第2段シュラウド123に向かって接近せしめられ、
第2段圧縮通路7の通路面積が縮小されているが、第1
の実施の形態と同様に、羽根取付け面221の上流端2
21Uから下流端221Dまで一様に縮小されている。
【0034】また、第2段ハブ220の羽根取付け面2
21の下流端221Dに合わせて、第2段ディフューザ
後壁105が元のものより第2段ディフューザ前壁12
4に接近せしめられている。このようにすることによ
り、圧縮通路2の出口とディフューザ通路の入口が滑ら
かに結ばれ、流れがスムーズになり効率低下が防止され
る。第2の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様の
効果を得ることができる。
【0035】次に第3の実施の形態について説明する。
この第3の実施の形態では、第1段圧縮機の通路面積の
変化を、第1、第2の実施の形態のように、シュラウド
と羽根を羽根取付け面に接近させておこなうのではなく
て、軸方向から見た場合の、一つの羽根の外周端部から
隣接する羽根への垂直距離を変更しておこなっている。
【0036】図5が、第3の実施の形態における第1段
羽根212を軸線方向から見た図であって、改造後の羽
根の外周端部から隣接する羽根への垂直距離L2は改造
前の羽根の外周端部から隣接する羽根への垂直距離L1
に比べると小さく、羽根間の出口面積が縮小されている
ことになる。
【0037】上記のような出口面積の縮小に対応させ
て、第1、第2の実施の形態と同様に、第1段ディフュ
ーザ前壁103が元のものより第1段ディフューザ後壁
111に接近せしめられている。このようにすることに
より、圧縮通路2の出口とディフューザ通路の入口の面
積が同じにされ、流れがスムーズになり効率低下が防止
される。また、第2段側の改造は第1の実施の形態と同
じである。図6は上記の第3の実施の形態の構造を図1
と同じ見方で示したものである。
【0038】図7は、第4の実施の形態の構造を示す図
であるが、第3の実施の形態に対して、第2段側の改造
を第2の実施の形態と同様にしただけであるので説明は
省略する。このように構成された第3、第4の実施の形
態でも、第1の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0039】以上、2段遠心圧縮機を、元の機械マッハ
数よりも高いマッハ数で使用できるように改造する場合
を例にとって説明したが、本発明は、その他の多段圧縮
機にも適用でき、第1段側の改造は単段の圧縮機にも適
用できる。また、元の機械マッハ数よりも低いマッハ数
で使用できるように改造する場合場合は、上記の説明の
逆、すなわち、通路面積を拡大するようにすればよい。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、ある機械マッハ数で
の使用に合わせて設計されている多段遠心圧縮機を別の
機械マッハ数での使用に合った多段遠心圧縮機に改造す
る多段遠心圧縮機の改造方法であるが、第1段圧縮通路
の通路面積を、入口はそのままにして、入口以降出口に
いたるまで、別の新機械マッハ数での作動流体が入口か
ら流入したときの流体の体積の変化に合うように変更す
るものであって、別の機械マッハ数でも効率よい運転が
できる多段遠心圧縮機を、小さな改造工数で実現でき
る。
【0041】請求項5の発明は、ある機械マッハ数での
使用に合わせて設計されている多段遠心圧縮機を別の機
械マッハ数での使用に合った多段遠心圧縮機に改造する
多段遠心圧縮機の改造方法であるが、第1段より下段の
圧縮通路において、入口から出口まで同じ割合で通路面
積を変化させるものであって、別の機械マッハ数でも効
率よい運転ができる多段遠心圧縮機を、小さな改造工数
で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の改造を説明する軸を通る面
で切った断面図である。
【図2】第1の実施の形態の第1段側の改造の効果を説
明する図である。
【図3】第1の実施の形態の第2段側の改造の効果を説
明する図である。
【図4】第2の実施の形態の改造を説明する軸を通る面
で切った断面図である。
【図5】第3の実施の形態の羽根の改造を軸方向から見
て説明する図である。
【図6】第3の実施の形態の改造を説明する軸を通る面
で切った断面図である。
【図7】第4の実施の形態の改造を説明する軸を通る面
で切った断面図である。
【図8】改造前の遠心圧縮機示す軸を通る面で切った断
面図である。
【図9】設計機械マッハ数よりも高い機械マッハ数で運
転した場合の第1段圧縮機の問題を説明する図である。
【図10】設計機械マッハ数よりも高い機械マッハ数で
運転した場合の第2段圧縮機の問題を説明する図であ
る。
【符号の説明】
2…第1段圧縮通路 3…第1段ディフューザ通路 7…第2段圧縮通路 8…第2段ディフューザ通路 100…ケーシング 102…第1シュラウド 103…第1段ディフューザ前壁 105…第2段ディフューザ後壁 110…第1隔壁部材 111…第1段ディフューザ後壁 120…第2隔壁部材 123…第2段シュラウド123 124…第2段ディフューザ前壁 130…リターンベーン 210…第1段ハブ 211…羽根取付け面 212…第1段羽根 220…第2段ハブ 221…羽根取付け面 222…第2段羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H033 AA02 AA12 AA18 BB03 BB06 BB17 CC01 CC03 DD01 DD24 EE00 3H034 AA02 AA12 AA18 BB03 BB06 BB17 CC03 CC04 DD05 DD21 EE18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある機械マッハ数での使用に合わせて設
    計されている多段遠心圧縮機を別の機械マッハ数での使
    用に合った多段遠心圧縮機に改造する多段遠心圧縮機の
    改造方法であって、 第1段圧縮通路の通路面積を、入口はそのままにして、
    入口以降出口にいたるまで、別の新機械マッハ数で作動
    流体が入口から流入したときの流体の体積の変化に合う
    ように変更する、ことを特徴とする改造方法。
  2. 【請求項2】 羽根の子午面形状、および、これに対向
    するシュラウドの、ハブの羽根取付け面に対する距離を
    変更して、通路面積の変更をおこなう、ことを特徴とす
    る請求項1に記載の改造方法。
  3. 【請求項3】 軸方向から見た場合の、一つの羽根の外
    周端部から隣接する羽根の圧力側の面への垂直距離を変
    更して、通路面積の変更をおこなう、ことを特徴とする
    請求項1に記載の改造方法。
  4. 【請求項4】 第1段圧縮通路の出口に連なるディフュ
    ーザの通路面積を第1段圧縮通路の出口の通路面積の変
    更に合わせて変更する、ことを特徴とする請求項1に記
    載の改造方法。
  5. 【請求項5】 ある機械マッハ数での使用に合わせて設
    計されている多段遠心圧縮機を別の機械マッハ数での使
    用に合った多段遠心圧縮機に改造する多段遠心圧縮機の
    改造方法であって、 第1段より下段の圧縮通路において、入口から出口まで
    同じ割合で通路面積を変化させたことを特徴とする改造
    方法。
  6. 【請求項6】 ハブの羽根取付け面を変更せずに、羽根
    の子午面形状、および、これに対向するシュラウドの、
    ハブの羽根取付け面に対する距離の変更して、通路面積
    を変化させる、ことを特徴とする請求項5に記載の改造
    方法。
  7. 【請求項7】 羽根の子午面形状、および、これに対向
    するシュラウドを変更せずに、ハブの羽根取付け面のシ
    ュラウドに対する距離を変更して、通路面積を変化させ
    る、ことを特徴とする請求項5に記載の改造方法。
  8. 【請求項8】 通路面積の変更をおこなった圧縮通路の
    出口に連なるディフューザの通路面積を圧縮通路の出口
    の通路面積の変更に合わせて変更する、ことを特徴とす
    る請求項1または5に記載の改造方法。
  9. 【請求項9】 別の機械マッハ数がもとの機械マッハ数
    よりも大きく、通路面積を縮小することを特徴とする請
    求項1または5に記載の改造方法。
  10. 【請求項10】 別の機械マッハ数がもとの機械マッハ
    数よりも小さく、通路面積を拡大することを特徴とする
    請求項1または5に記載の改造方法。
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Cited By (8)

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