JP2003081284A - 再閉自在包装袋およびその製造方法 - Google Patents
再閉自在包装袋およびその製造方法Info
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Abstract
を図ることができる。 【解決手段】 両側にヒートシール部16,16を有す
る包装袋本体14と、包装袋本体14の開口部に配置さ
れた線状ファスナー15とを備え、線状ファスナ一15
はインサートインジェクション成形手段により包装袋本
体14の開口部の両側ヒートシール部16,16を除い
た部位に設ける。再閉自在包装袋を作るには、フィルム
包材30にインサートインジェクション成形手段により
線状ファスナー15の雌型ファスナー部18と雄型ファ
スナー部19を間隔を置いて成形し、フィルム包材30
を雌型ファスナー部18と雄型ファスナー部19が噛合
うように2つ折りし、2つ折りしたフィルム包材の両側
部をヒートシールする。
Description
再閉自在包装袋およびその製造方法に関する。
は、図25に示すように、2枚のブラスチックフィルム
包材2,3を重ね合わせ両側部および下端部をヒートシ
ールすることでヒートシール部4,5,6を形成した上
方開口の包装袋本体7と、この包装袋本体7の開口部8
の内面に結合された線状ファスナー9とから構成されて
いる。そして、再閉自在包装袋1の開口端は、内容物を
収納した後ヒートシールすることで閉じられる。線状フ
ァスナー9は、雄型噛み合い部を設けたファスナー片
と、雌型噛み合い部を設けたファスナー片とから形成さ
れている。
スナー9を包装袋本体7に取り付ける場合、線状ファス
ナー9はプラスチックフィルム包材2,3の幅に合わせ
た長さに切断され、切断された線状ファスナー9の一方
のファスナー片は接着剤を介して包材2の一端側内面に
配置され、切断した線状フアスナー9の他方のファスナ
ー片は接着剤を介して包材3の一端側内面に配置され
る。線状ファスナー9は、包材2,3をヒートシール加
工して包装袋本体7を形成する際に包装袋本体7の内面
に結合される。
は、線状ファスナーが包装袋本体の一側ヒートシール部
の外側端から他側ヒートシール部の外側端まで連続して
設けられており、そのため、包装袋本体の両側部は、2
枚の包材に線状ファスナーの厚さを加えた厚さとなり、
包装袋本体の両側部をヒートシールする際、線状ファス
ナーの厚さ分だけ余分に潰すための圧力と熱が必要とな
り、ヒートシール加工時問が長くなってしまう。
スナーをプラスチックフィルム包材の幅に合わせた長さ
6に切断する工程と、切断した線状ファスナーをプラス
チツクフィルム包材の内面に接着する工程との2工程が
必要であり、作業効率の向上が制限されてしまう。
剛性を有していないため、内容物を収容した再閉自在包
装袋を商品として陳列する際、積み重ねが不可能であっ
た。
で、本発明の目的は、加工時間が短くなるとともに作業
効率の向上を図ることができる再閉自在包装袋およびそ
の製造方法を提供することにある。
閉自在包装袋を提供することにある。
業効率に関する課題を解決するために、請求項1の発明
は、開口部及びヒートシール部を有する包装袋本体と、
包装袋本体の開口部に設けられた線状ファスナーとを備
えた再閉自在包装袋において、前記包装袋本体は多層フ
ィルムにより形成され、前記線状ファスナーをインサー
トインジェクション成形手段により前記包装袋本体の開
口部に沿って、かつ前記ヒートシール部を除いて設けた
ことを特徴とする。
サートインジェクション成形手段により設けるので、線
状ファスナーの取付工程の作業効率が向上する。また、
線状ファスナーをインサートインジェクション成形手段
により包装袋本体の開口部に沿って、かつヒートシール
部を除いて設けたので、線状ファスナー部分を含めて包
装袋本体の折り曲げが可能となり、再閉自在で、かつ自
立可能な包装袋を得ることができる。
自在包装袋において、前記多層フィルムは、少なくと
も、外側から内側に向けて順に配置された2軸延伸ナイ
ロンフィルム、アルミニウム箔および無延伸ポリプロピ
レンフィルムを有することを特徴とする。
ルミニウム箔および無延伸ポリプロピレンフィルム以外
の層を各層の間、各層の内側あるいは各層の外側にさら
に設けてもよい。印刷層を適当な位置に設けてもよい。
自在包装袋において、前記多層フィルムは、少なくと
も、外側から内側に向けて順に配置されたアルミニウム
蒸着膜付き2軸延伸ナイロンフィルムおよび無延伸ポリ
プロピレンフィルムを有し、前記アルミニウム蒸着膜付
き2軸延伸ナイロンフィルムに形成されたアルミニウム
膜が前記多層フィルムの内側に向くように前記アルミニ
ウム蒸着膜付き2軸延伸ナイロンフィルムが配置されて
いることを特徴とする。
伸ナイロンフィルムおよび無延伸ポリプロピレンフィル
ム以外の層を各層の間、各層の内側あるいは各層の外側
にさらに設けてもよい。印刷層を適当な位置に設けても
よい。
自在包装袋において、前記多層フィルムは、少なくと
も、外側から内側に向けて順に配置されたアルミニウム
蒸着膜付き2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ムおよび無延伸ポリプロピレンフィルムを有し、前記ア
ルミニウム蒸着膜付き2軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムに形成されたアルミニウム膜が前記多層フ
ィルムの内側に向くように前記アルミニウム蒸着膜付き
2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが配置さ
れていることを特徴とする。
自在包装袋において、前記多層フィルムは、少なくと
も、外側から内側に向けて順に配置された透明無機蒸着
膜付き2軸延伸ナイロンフィルムおよび無延伸ポリプロ
ピレンフィルムを有し、前記アルミニウム蒸着膜付き2
軸延伸ナイロンフィルムに形成された透明無機蒸着膜が
前記多層フィルムの内側に向くように前記透明無機蒸着
膜付き2軸延伸ナイロンフィルムが配置されていること
を特徴とする。
イロンフィルムおよび無延伸ポリプロピレンフィルム以
外の層を各層の間、各層の内側あるいは各層の外側にさ
らに設けてもよい。印刷層を適当な位置に設けてもよ
い。
自在包装袋において、前記多層フィルムは、少なくと
も、外側から内側に向けて順に配置された透明無機蒸着
膜付き2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムお
よび無延伸ポリプロピレンフィルムを有し、前記透明無
機蒸着膜付き2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに形成された透明無機蒸着膜が前記多層フィルムの
内側に向くように前記透明無機蒸着膜付き2軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルムが配置されていること
を特徴とする。
か1項に記載の再閉自在包装袋において、前記ヒートシ
ール部は、前記包装袋本体の両側に設けられていること
を特徴とする。
か1項にに記載の再閉自在包装袋において、前記ヒート
シール部は、前記包装袋本体の一対の対向する面の何れ
か一方に設けられていることを特徴とする。
自在包装袋において、前記ヒートシール部は、前記一対
の対向する面の何れか一方における中央に設けられてい
ることを特徴とする。
れか1項に記載の再閉自在包装袋において、前記包装袋
本体内に配置され、前記包装袋本体を所定の形状に保持
するためのスリーブを更に備えることを特徴とする。
層と同一の材質、例えば、ポリプロピレンを用いてもよ
く、この場合にはスリーブと包装袋本体とを熱接着する
ことが可能となる。
再閉自在包装袋において、前記スリーブは折り畳み可能
であることを特徴とする。
求項11に記載の再閉自在包装袋において、前記スリー
ブは、前記包装袋本体の底部に接触可能で、且つ、折り
畳み可能な突起を有していることを特徴とする。
いずれか1項に記載の再閉自在包装袋において、前記ス
リーブは、前記包装袋本体の前記開口部側に位置する少
なくとも1つの折曲可能な補強フラップを有しているこ
とを特徴とする。
り外し可能な部分を有しており、前記取り外し可能な部
分は、請求項10〜13のいずれか1項に記載の再閉自
在包装袋前記再閉自在包装袋が開放されたときにアクセ
ス可能であり、そして、取り外されたときに、前記包装
袋本体が保持された前記所定の形状から解放されるよう
に、前記スリーブが変形可能であることを特徴とする。
切取線を形成して切り離し可能としてもよい。また、取
り外し可能な部分を包装袋本体内の内蓋として使用でき
るように構成してもよいし、請求項12に記載された補
強フラップとして利用してもよい。
再閉自在包装袋において、前記取り外し可能な部分は、
その取り外しを容易にするための指孔を有していること
を特徴とする。
いずれか1項に記載の再閉自在包装袋において、前記包
装袋本体は、前記所定の形状に合わせて折り畳まれ、前
記線状ファスナーには、前記包装袋本体の折り畳みを容
易にするための折り曲げ容易部が設けられていることを
特徴とする。
できるように構成してもよい。
再閉自在包装袋において、前記折り曲げ容易部は、前記
線状ファスナーに切欠き線を形成することにより設けら
れることを特徴とする。
再閉自在包装袋において、前記折り曲げ容易部は、所定
領域における前記線状ファスナーの肉厚を薄く形成する
ことにより設けられることを特徴とする。
再閉自在包装袋において、前記線状ファスナーは、雌型
ファスナー部及びこれに係合可能な雄型ファスナー部を
備えており、前記折り曲げ容易部は、前記雌型ファスナ
ー部及び前記雄型ファスナー部を部分的に除去すること
によってそれぞれ得られた平坦部から構成されることを
特徴とする。
再閉自在包装袋において、前記平坦部は、相互に接触し
て、前記平坦部間を密閉するための密閉補助手段を有し
ていることを特徴とする。
いずれか1項に記載の再閉自在包装袋において、前記包
装袋本体は、前記スリーブを位置決めするための少なく
とも1つのストッパ部分を有していることを特徴とす
る。
ール部を有する包装袋本体と、包装袋本体の開口部に設
けられた線状ファスナーとを備えた再閉自在包装袋にお
いて、前記包装袋本体内に配置されたスリーブを更に備
え、前記包装袋本体は、前記スリーブによって規定され
た所定の立体形状に合わせて折り畳まれて、前記所定の
立体形状に即して保持され、前記包装袋本体は多層フィ
ルムにより形成されていることを特徴とする。
ずれか1項に記載の再閉自在包装袋は、レトルト用包装
袋であることを特徴とする。
けられるべきフィルム包材の所定の位置に、インサート
インジェクション成形手段により線状ファスナー部を相
互に間隔を置いて成形し、前記フィルム包材を前記線状
ファスナー部が互いに噛合うように2つ折りし、2つ折
りしたフィルム包材の両側部をヒートシールして、側部
ヒートシール部を形成する工程からなり、前記包装袋本
体は多層フィルムにより形成されていることを特徴とす
る。
けられるべきロール状フィルム包材の所定の位置に、イ
ンサートインジェクション成形手段により線状ファスナ
ー部を相互に間隔を置いて連続的に成形し、前記ロール
状フィルム包材を相互に独立したフィルム包材に切断
し、前記フィルム包材を前記線状ファスナー部が互いに
噛合うように2つ折りし、2つ折りしたフィルム包材の
両側部をヒートシールして、側部ヒートシール部を形成
する工程からなり、前記包装袋本体は多層フィルムによ
り形成されていることを特徴とする。
求項25に記載の再閉自在包装袋の製造方法において、
前記線状ファスナーは、前記側部ヒートシール部を除い
て連続して成形されることを特徴とする。
を2つ折りして、上端及び両側端が相互に未接合の包装
袋用未接合本体を調製し、前記包装袋用未接合本体の上
端部を互いに離れる方向に相互に折り曲げて、一対の折
り曲げ部を形成し、前記一対の折り曲げ部を線状ファス
ナー成形型にセットし、線状ファスナ一のための線状フ
ァスナー部を前記一対の折り曲げ部の内面に、インサー
トインジェクション成形手段により両側端部分を除いて
連続してそれぞれ成形し、前記包装袋用未接合本体の両
側端をその長さ方向全体に亘ってそれぞれヒートシール
する工程からなり、前記包装袋本体は多層フィルムによ
り形成されていることを特徴とする。
を2つ折りして、上下端及び一方の側端が相互に未接合
の包装袋用未接合本体を調製し、前記包装袋用未接合本
体の他方の側端における上端に切り込みを形成し、前記
切り込みの長さに対応する前記包装袋用未接合本体の上
端部を互いに離れる方向に相互に折り曲げて、一対の折
り曲げ部を形成し、前記一対の折り曲げ部を線状ファス
ナー成形型にセットし、線状ファスナ一のための線状フ
ァスナー部を前記一対の折り曲げ部の内面に、インサー
トインジェクション成形手段により両側端部分を除いて
連続してそれぞれ成形し、前記包装袋用未接合本体の下
端及び前記一方の側端をその長さ方向全体に亘ってそれ
ぞれヒートシールすると共に、前記切り込みに対応する
前記包装袋用未接合本体の前記他方の側端における前記
上端のみをヒートシールする工程からなり、前記包装袋
本体は多層フィルムにより形成されていることを特徴と
する。
の対向する端部を相互に重ね合わせ、その重ね合わせ部
分の長さ方向全体に亘ってヒートシールして、ヒートシ
ール部を形成し、もって、上下端が開放された包装袋用
未接合本体を調製し、前記ヒートシール部が一方の側端
から所定の距離だけ離れるように、前記包装袋用未接合
本体を平らに折り畳み、前記包装袋用未接合本体の両側
端における上端に切り込みをそれぞれ形成し、前記切り
込みの長さに対応する前記包装袋用未接合本体の上端部
を互いに離れる方向に相互に折り曲げて、一対の折り曲
げ部を形成し、前記一対の折り曲げ部を線状ファスナー
成形型にセットし、線状ファスナ一のための線状ファス
ナー部を前記一対の折り曲げ部の内面に、インサートイ
ンジェクション成形手段により両側端部分を除いて連続
してそれぞれ成形し、前記包装袋用未接合本体の下端を
その長さ方向全体に亘ってそれぞれヒートシールすると
共に、前記切り込みに対応する前記包装袋用未接合本体
の前記両側端における前記上端のみをそれぞれヒートシ
ールする工程からなり、前記包装袋本体は多層フィルム
により形成されていることを特徴とする。
ィルム包材を相互に重ね合わせて、上下端及び左右両側
端が相互に未接合の包装袋用未接合本体を調製し、前記
包装袋用未接合本体における前記少なくとも2枚のフィ
ルム包材の上端部を互いに離れる方向に相互に折り曲げ
て、一対の折り曲げ部を形成し、前記一対の折り曲げ部
を線状ファスナー成形型にセットし、線状ファスナーの
ための線状ファスナー部を前記一対の折り曲げ部の内面
に、インサートインジェクション成形手段により両側端
部分を除いて連続してそれぞれ成形し、前記包装袋用未
接合本体の下端及び前記左右両側端をその長さ方向全体
に亘ってそれぞれヒートシールする工程からなり、前記
包装袋本体は多層フィルムにより形成されていることを
特徴とする。
30のいずれか1項に記載の再閉自在包装袋の製造方法
において、最終工程後に、包装袋本体内に、これを所定
の形状に保持するためのスリーブを挿入する工程を更に
含むことを特徴とする。
30のいずれか1項に記載の再閉自在包装袋の製造方法
において、包装袋用未接合本体内に、包装袋本体を所定
の形状に維持するためのスリーブを配置する工程を更に
含むことを特徴とする。
ール部を有する包装袋本体と、包装袋本体の開口部に設
けられた線状ファスナーとを備えた再閉自在包装袋にお
いて、前記包装袋本体内に配置され、前記包装袋本体を
所定の形状に保持するためのスリーブを備え、前記包装
袋本体は多層フィルムにより形成され、前記線状ファス
ナーをインサートインジェクション成形手段により前記
包装袋本体の開口部に沿って、かつ前記ヒートシール部
を除いて設け、前記包装袋本体は、前記所定の形状に合
わせて折り畳まれ、前記線状ファスナーには、前記包装
袋本体の折り畳みを容易にするための折り曲げ容易部が
設けられ、前記折り曲げ容易部は前記再閉自在包装袋を
加熱した際に、再閉自在包装袋の内部の蒸気を逃がす蒸
気抜きとして機能することを特徴とする。
再閉自在包装袋において、前記再閉自在包装袋は加熱時
に内部の圧力により所定の形状を維持するように構成さ
れていることを特徴とする。
4に記載の再閉自在包装袋において、前記再閉自在包装
袋は電子レンジでの加熱に対する耐性を有することを特
徴とする。
クスされたパウダミックス等とともに水を入れて電子レ
ンジ等で加熱することにより、スポンジやパンを作るこ
とができる。このとき、ファスナー部が蒸気抜きとして
機能する。また、電子レンジで加熱するだけで、スリー
ブによりケーキ等を所望の形状に成形することができ
る。
参照して説明する。
ルト用の自立形再閉自在包装袋に適用した例を示し、こ
の自立形再閉自在包装袋10は、両面を形成する2枚の
フィルム包材11,12と、底部を形成するフィルム包
材13とで形成した包装袋本体14と、包装袋本体14
の開口端内面に結合された線状ファスナー15とから構
成されている。
材13を2つ折りし、2つ折りしたフィルム包材13を
折り曲げ部13aを先にして両面用フィルム包材11,
12の間に配置し、フィルム包材11,12の両側部を
ヒートシールして側部ヒートシール部16,16を形成
するとともに、フィルム包材11,12の下端部をヒー
トシールして下端ヒートシール部17を形成することで
作られる。
は、例えば、同一構成を採る多層フィルムを用いること
ができる。具体的には、包装袋の外側から内側に向け
て、2軸延伸ナイロンフィルム、アルミニウム箔および
無延伸ポリプロピレンフィルムを順に配置してもよい。
2軸延伸ナイロンフィルムとアルミニウム箔との間、お
よびアルミニウム箔と無延伸ポリプロピレンフィルムと
の間は、接着剤を用いたドライラミネート法により接着
することができる。この場合の接着剤としては、例え
ば、FDAの規制をクリヤーした、いわゆるレトルトグ
レードの接着剤等を使用することが望ましい。
袋の内表面に向いた面)には印刷を施すこともでき、こ
の場合には2軸延伸ナイロンフィルムを介して、包装袋
の外側から印刷物を視認することができる。
伸ナイロンフィルムの厚みを15μm程度、アルミニウ
ム箔の厚みを7μm程度、無延伸ポリプロピレンフィル
ムの厚みを70μm程度とすることができる。
ム)を使用する場合には、従来、缶を用いている用途に
好適な立体型レトルトパウチとして適した包装袋を得る
ことができる。具体的な用途としては、ペットフード、
キャットフード、缶詰食品、レトルト食品全般などが挙
げられる。
て、包装袋の外側から内側に向けて、透明無機蒸着膜付
き2軸延伸ナイロンフィルムおよび無延伸ポリプロピレ
ンフィルムを順に配置してもよい。この場合、透明無機
蒸着膜付き2軸延伸ナイロンフィルムに形成された透明
無機蒸着膜が包装袋の内側に向くように、透明無機蒸着
膜付き2軸延伸ナイロンフィルムを配置する。
13として、包装袋の外側から内側に向けて、透明無機
蒸着膜付き2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル
ムおよび無延伸ポリプロピレンフィルムを順に配置して
もよい。この場合、透明無機蒸着膜付き2軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルムに形成された透明無機蒸
着膜が包装袋の内側に向くように、透明無機蒸着膜付き
2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを配置す
る。
内表面(包装袋の内表面に向いた面)に印刷を施すこと
により、印刷物を包装袋の外側から視認することができ
る。
プロピレンフィルムの間は、接着剤を用いたドライラミ
ネート法により接着することができる。この場合の接着
剤としては、例えば、FDAの規制をクリアした、いわ
ゆるレトルトグレードの接着剤等を使用することが望ま
しい。
無延伸ポリプロピレンフィルムとをラミネートしたフィ
ルム包材(多層フィルム)を使用する場合には、透明な
包装袋を得ることが可能となる。このため、従来、容器
としてガラス瓶を用いている用途に好適な包装袋を得る
ことができる。具体的には、液体調味料、ジャム、マー
マレード、ケチャップの容器としての使用等が挙げられ
る。
ルム)は電子レンジの使用に耐えるため、包装袋に充填
されたままの食品を電子レンジにより加熱する用途にも
使用できる。具体的には、パスタソースやスープの容器
としての使用等が挙げられる。
代えて、アルミニウム蒸着膜付きフィルムを使用するこ
ともできる。例えば、上記の透明無機蒸着膜をアルミニ
ウム蒸着膜に置換した構成を採用することができる。
うに、雌型ファスナー部18と雄型ファスナー部19と
から構成されている。線状ファスナー15は、図1に示
すように、包装袋本体14の開口部に沿って形成されて
おり、線状ファスナー15の長さは、包装袋本体14の
幅から側部ヒートシール部16,16の合計幅を除いた
長さである。
部18と雄型ファスナー部19は、自立形再閉自在包装
袋10に正方形内容物または長方形内容物を収容して自
立形再閉自在包装袋10を正方形内容物または長方形内
容物に沿った正方形包装体または長方形包装体に成形し
やすくするために、折り曲げられる部分にノッチを形成
したり、折り曲げ容易部を形成することが好ましい。ま
た、線状ファスナー15の雌型ファスナー部18と雄型
ファスナー部19のそれぞれの両端部分に薄肉部分を形
成することが好ましい。
型ファスナー部18と雄型ファスナ一部19を、包装袋
本体14の成形段階において包装袋本体14へ結合した
例を示す図である。雌型ファスナー部18と雄型ファス
ナー部19とは、包装袋本体14の上端部のフィルム包
材11,12の接合されていない折り曲げられた上端部
11a,12aにそれぞれ結合されている。
合部11a,12aを互いに離れる方向に90度折り曲
げ、折り曲げられた上端部11a,12aを、図3に示
す線状ファスナー成形型20,21にセットし、ポリエ
チレン樹脂のような合成樹脂をインサートインジェクシ
ョン成形手段により成形型21のゲート口22からラン
ナー23を通して成型空間に溶融状態で注入すること
で、雌型ファスナー部18と雄型ファスナー部19が折
り曲げた上端部11a,12aの内面に結合される。こ
の場合、雌型ファスナー部18と雄型ファスナー部19
は、後工程でヒートシールされる側部ヒートシール部1
6,16の合計幅だけ、包装袋本体14の全幅より狭い
幅で成形される。
型ファスナー部18と雄型ファスナ一部19を包装袋本
体14の成形前の段階でフィルム包材30へ結合した例
を示す。
ァスナー部19とは、図4に示すように、線状ファスナ
ー成形型31,32にセットされたロール状フィルム包
材30に、インサートインジェクション成形手段により
ポリエチレン樹脂のような合成樹脂を成形型32のゲー
ト口33からランナー34を通して成型空間に溶融状態
で注入することでフィルム包材30の一面に所定間隔を
置いて結合される。この場合、線状ファスナー15を構
成する雌型ファスナー部18と雄型ファスナー部19と
は、成形されるべき包装袋本体14の全幅Lではなく、
後工程でヒートシールされる側部ヒートシール部16,
16の合計幅だけ包装袋本体14の全幅Lより狭い幅に
成形される。
方法を説明する。
ィルム包材11,12と底部を形成するフィルム包材1
3の3つのフィルム包材を準備する。
を2つ折りし、2つ折りしたフィルム包材13を折り曲
げ部13aを上向きにして重ね合わせたフィルム包材1
1,12の間における下方に配置し、フィルム包材1
1,12の下端部をフィルム包材13とともにヒートシ
ールして下端ヒートシール部17を形成する。
た包装袋本体14のフィルム包材11,12の上端部1
1a,12aを互いに離れる方向にそれぞれ90度折り
曲げる。折り曲げた上端部11a,12aは、図3に示
すように、線状ファスナー成形型20,21にセットさ
れる。
された折り曲げた上端部11a,12aに、ポリエチレ
ン樹脂やポリプロピレン樹脂のような合成樹脂がインサ
ートインジェクション成形手段により成形型21のゲー
ト口22からランナー23を通して成型空間に溶融状態
で注入される。成型空間に溶融状態で注入された合成樹
脂は、成型空間において冷却され、線状ファスナー15
を構成する雌型ファスナー部18と雄型ファスナー部1
9を包装袋本体14の上端部11a,12aの内面にそ
れぞれ成形され結合される。雌型ファスナー部18と雄
型ファスナー部19は、その長さが包装袋本体14の全
幅より側部ヒートシール部16,16の合計幅だけ狭い
長さに設定されている。
19とを成形した包装袋本体14の折り曲げた上端部1
1a,12aは、雌型ファスナー部18と雄型ファスナ
ー部19が噛み合うように接合され、接合したフィルム
包材11,12は、両側部をヒートシールすることで側
部ヒートシール部16,16を形成する。これにより、
自立形再閉自在包装袋10が成形される。
造方法を説明する。
し、このロール状フィルム包材30から繰り出されたフ
ィルム包材30を、図4に示す線状ファスナー成形型3
1,32にセットする。
脂をインサートインジェクション成形手段により成形型
32のゲート口33からランナー34を通して成型空間
に溶融状態で注入し、雌型ファスナー部18と雄型ファ
スナー部19とをフィルム包材30の一面に所定間隔を
置いてそれぞれ成形する。雌型ファスナー部18及び雄
型ファスナ一部19の各々の長さは、包装袋本体14の
全幅Lより側部ヒートシール部16,16の合計幅だけ
狭い。
19とを固着したフィルム包材30は、図5に示すよう
に、成形されるべき包装袋本体14の幅Lに相当する間
隔Cで切断される。切断されたフィルム包材30は、図
6に示すように、端側に雌型ファスナー部18と雄型フ
ァスナー部19とをそれぞれ有する。切断されたフィル
ム包材30は、雌型ファスナー部18と雄型ファスナー
部19が噛み合うように中間位置で2つ折りされる。
部をヒートシールすることで側部ヒートシール部16,
16が形成される。これにより、3方シール形再閉自在
包装袋が成形される。
造方法を説明する。
枚のフィルム包材11,12を準備し、これらフィルム
包材11,12を重ね合わせ、フィルム包材11,12
の下端部をヒートシールして下端ヒートシール部17を
形成する。
た包装袋本体14は、互いに結合されていない上端部1
1a,12aを互いに離れる方向に90度折り曲げられ
る。包装袋本体14の折り曲げられた上端部11a,1
2aは、図3に示す線状ファスナー成形型20,21に
セットされる。
された上端部11a,12aに、ポリエチレン樹脂のよ
うな合成樹脂が、インサートインジェクション成形手段
により成形型21のゲート口22からランナー23を通
して成型空間に溶融状態で注入される。これにより、包
装袋本体14の折り曲げられた上端部11a,12aの
内面に雌型ファスナー部18と雄型ファスナー部19と
がそれぞれ成形される。雌型ファスナー部18と雄型フ
ァスナー部19の長さは、包装袋本体14の全幅より側
部ヒートシール部16,16の合計幅だけ狭く設定され
ている。
2aは、内面に結合された雌型ファスナー部18と雄型
ファスナー部19が噛み合わされるように互いに接合ざ
れ、両側部をヒートシールして側部ヒートシール部1
6,16を形成することで再閉自在包装袋が成形され
る。
充填した包装体を示す。
包装袋41と3方シール形再閉自在包装袋41の内部に
収容された、例えば、複数枚の長方形内容物(図示せ
ず)とから構成されている。
内容物を収容することで、3方シール形再閉自在包装袋
41は、図7に示すように、両側部分および両面部分が
長方形内容物に対応した形状になり、側部ヒートシール
部を含む部分に平面部分が形成され、これに伴って両面
部分が膨らむ。その結果、3方シール形再閉自在包装袋
41は、長方形内容物を収容していない線状ファスナー
15を含む上端部分42が両面部分より幅方向にはみ出
した形態となる。
には、図8に示すように、3方シール形再閉自在包装袋
41の上端部分42を長方形内容物の上面に沿うように
折り曲げる。折り曲げられた部分42は、両面部分より
突き出た形状をなすので、この突き出た部分43を、図
9に示すように、長方形内容物の側面に沿うように下方
に折り曲げられる。この場合、突き出た部分43が容易
に折り曲げられるように、線状ファスナー15の突き出
た部分43の折り曲げ線に対応する部位部にノッチ等の
折り曲げ容易部を形成することが望ましい。
在包装袋を図11及び図12を参照しながら以下に詳述
する。
4と、線状ファスナー55と、スリーブ60とから構成
されている。
折り曲げ線が下方に位置するようにして2つ折りし、そ
の両側をそれぞれヒートシールすることによって形成さ
れている。即ち、包装袋本体54は、上方に開口部を有
し、両側にヒートシール部56,56をそれぞれ有して
いる。
形態におけると同様に、包装袋本体54の開口部に沿っ
て設けられている。即ち、包装袋本体54の開口部付近
において、包装袋本体54を形成するフィルム包材の相
互に対向する部分51,52の何れか一方の内面に、線
状ファスナー54のための雄型ファスナー部が形成さ
れ、その何れか他方の内面に、線状ファスナー54のた
めの雌型ファスナー部が形成されている。線状ファスナ
ー55を構成する雄型及び雌型ファスナー部は、ヒート
シール部56,56を除くフィルム包材の部分に設けら
れている。
の折り曲げ可能な材料から形成されている。スリーブ6
0の材質としては、食品等に直接触れても問題を生じな
い材質を用いることが望ましい。また、折り曲げ可能な
材質とすることにより、シート状に形成したスリーブを
多様な形状に対応させることができる。さらに、スリー
ブ60の材質をフィルム包材の最内層に配置される材質
と同一とすることにより、熱圧着による接着が可能とな
る等の利点がある。例えば、スリーブ60をポリプロピ
レンにより形成し、フィルム包材の最内層にポリプロピ
レンフィルムを配置した場合には、スリーブ60とフィ
ルム包材とを熱圧着を用いて適当な部位において接着で
きる。このため、食品衛生上問題を生じやすい接着剤の
使用を回避できる。なお、スリーブとフィルム包材とを
適当な部位において接着することにより、包装袋の強度
を高め包装袋の形状を適切に維持できる。
0〜300μmとすることができる。スリーブ60の厚
みは、包装袋として必要とされる強度等に応じて設定す
ればよい。
分60a,60bと、これ等の両側縁が相互に連結する
ように設けられ、三角形状の突起60cx、60dxを
それぞれ有する一対の側面部分60c、60dとから構
成されている。表裏面部分50a,50bは同一の矩形
形状を有している。一方、側面部分60c、60dは同
一の五角形の形状、即ち、矩形形状とその下端に位置す
る二等辺三角形の形状とを組み合わせた形状を有してい
る。図12(a)に示すように、側面部分60c、60
dは、その幅方向における中央部分にその長さ方向に伸
びる折り曲げ線FLをそれぞれ有している。従って、ス
リーブ60は、図12(a)に示すように、立体的構造
を有する一方、側面部分60c,60dの折り曲げ線F
Lを外側に移動させるようにして、これに沿って折り畳
むことにより、図12(b)に示すように平らに折り畳
み可能である。
に折り畳まれた状態で、突起60cx、60dxの先端
が包装袋本体54の底部に接触するようにして、その内
部に挿入されている。
0を、図12(a)に示すように立体的に変形させるこ
とにより、包装袋本体54は、図16(f)に示す形状
(但し、図16(f)において使用された包装袋本体7
4は、単一の側部ヒートシール部76を有していること
において、図11に示した包装袋本体54とは異なる)
に維持される。このような状態から、スリーブ60の突
起60cx、60dxを包装袋本体54と共にそれぞれ
内側に折り曲げることにより、図7に示す自立型形状が
保たれ、更に、包装袋本体54の上部を図8、図9及び
図10に示すように折り畳むことによって、再閉自在包
装袋50は、積み重ね可能な直方体形状に変形可能であ
る。
折り畳む際、線状ファスナー55もスリーブ60によっ
てもたらされる直方体形状に合わせて折り曲げられる。
このような折り曲げを容易にするために、線状ファスナ
ー55は、図13に示すように、折り曲げ容易部58
a,59aを有している。
形態と同様に、雌型ファスナー部58及び雄型ファスナ
ー部59を有しているが、折り曲げ容易部58a,59
aは、折り曲げ部分、即ち、スリーブ60の側面部分6
0c、60dの上端に対応する位置において、雌型ファ
スナー部58及び前記雄型ファスナー部59を部分的に
除去することによってそれぞれ得られた平坦部から構成
されている。従って、この折り曲げ容易部58a,59
aにおいては、他の部分におけるような雌型受け部及び
雄型係合部が存在せず、平坦な板状部分のみしか存在し
ないため、線状ファスナー55の折り曲げが容易にな
り、しかも、その折り曲げ部分が不自然に外側に突出す
ることがなく、再閉自在包装袋50の積み重ね可能な直
方体形状を美麗に保持することができる。
は、上述した形態のみに限定されるものではなく、例え
ば、雌型ファスナー部58及び雄型ファスナー部59の
対応する折り曲げ部分にパンチング等によって孔を形成
し、その部分における折り曲げを容易にするものでもよ
い。
ナーに切欠き線を形成する構成を採用してもよい。この
場合には、折り曲げ方向に沿って切欠き線を形成すれば
よい。さらに、折り曲げ容易部として、線状ファスナー
の肉厚を薄く形成する構成を採用してもよい。すなわ
ち、図13では雌型ファスナー部58及び雄型ファスナ
ー部59の一部を完全に除去しているが、折り曲げ部分
においてファスナー部の材料を薄く形成することで、折
り曲げを容易とすることができる。
の折り曲げ容易性を獲得することを目的とするのである
が、これと同時にレトルト工程における蒸気抜きとして
の機能をも発揮する。例えば、本発明の包装袋にプレミ
ックスされたパウダミックス等を封入して販売し、消費
者において加工を加えることによりケーキのスポンジや
パン等を作ることができるような商品が提案されてい
る。すなわち、一旦、包装袋を開封して包装袋の内部に
水を加え、その後、包装袋を密閉して電子レンジで加熱
することにより、パウダミックスが水とともに加熱され
てスポンジやパンを作ることができる。
えつつ蒸気を抜いてやる必要があるが、折り曲げ部では
ファスナー部同士の嵌合が完全ではないため、程良く包
装袋の密閉性が緩和され、ファスナー部が蒸気抜きとし
て機能する。また、電子レンジで加熱するだけで、包装
袋の内部に収納されたスリーブによりケーキ等を所望の
形状に成形することができる。
線状ファスナー55における折り曲げ部のみに設ければ
よく、線状ファスナー55によるシール特性を著しく低
下させるものではない。しかしながら、再閉自在包装袋
50に優れたシール特性が要求される場合には、上述し
た折り曲げ容易部58a,59aに、図14に示すよう
な密閉補助手段58b,58b,59b,59bを設け
ることが望ましい。
の平坦部58aにおいて、雄型ファスナー部59側に向
かって突出するように一体的に形成された横断面三角形
状の一対のリブ58b,58bと、雄型ファスナー部5
9側の平坦部59aにおいて、雌型ファスナー部58側
に向かって突出するように一体的に形成された横断面三
角形状の一対のリブ59b,59bとから構成される。
線状ファスナー55のシール状態、即ち、雄型ファスナ
ー部59が雌型ファスナー部58に係合した状態におい
て、雌型ファスナー部58側のリブ58b,58bの各
々の先端部は、雄型ファスナー部59側のリブ59b,
59bの各々の先端部と接触して、平坦部58a,59
a間のシール性を向上する。
59bの突出高さは、雌型ファスナー部58における雌
型受け部の深さ及び雄型ファスナー59における雄型係
合部の高さのそれぞれ約半分の長さしか有していないた
め、これ等リブ58b,58b,59b,59bは、折
り曲げ容易部58a,59aの折り曲げ容易特性を阻害
することはない。
b及び59b,59bは、雌型ファスナー部58におけ
る雌型受け部及び雄型ファスナー59における雄型係合
部の両側から間隔をあけて外側にそれぞれ配置されてい
るが、これ等リブ58b,58b及び59b,59b
を、上記雌型受け部及び雄型係合部に近接して設けれ
ば、更に良好なシール性が確保される。
定されるものではなく、例えば、図15に示すように、
密閉補助手段を、雌型ファスナー部58側の平坦部58
aにおいて、雄型ファスナー部59側に向かって突出す
るように一体的に形成された横断面台形状の一対のリブ
58c,58cと、雄型ファスナー部59側の平坦部5
9aにおいて、雌型ファスナー部58側に向かって突出
するように一体的に形成された横断面台形状の一対のリ
ブ59c,59cとから構成してもよい。この場合、線
状ファスナー55のシール状態、即ち、雄型ファスナー
部59が雌型ファスナー部58に係合した状態におい
て、雌型ファスナー部58側のリブ58c,58cの各
々の上端面部は、雄型ファスナー部59側のリブ59
c,59cの各々の下端面と接触して、平坦部58a,
59b間のシール性を向上する。
る再閉自在包装袋を製造するための方法を以下に詳述す
る。
調製工程と、位置調整折り畳み工程と、切り込み及び折
り曲げ工程と、線状ファスナー形成工程と、ヒートシー
ル工程と、スリーブ挿入工程とからなっている。
ィルム包材70fの対向する端部を相互に重ね合わせ、
その重ね合わせ部分の長さ方向全体に亘ってヒートシー
ルして、ヒートシール部76を形成し、もって、上下端
が開放された包装袋用未接合本体を形成することによっ
て行われる(図16(a)参照)。
ル部76の内側縁が一方の側端から所定の距離dだけ離
れるように、包装袋用未接合本体を周方向に回し、これ
を平らに折り畳むことによって行われる(図16(b)
参照)。この距離dは、スリーブ挿入工程において使用
されるスリーブ60の側面部分60dの幅の半分の長
さ、即ち、図12(b)に示した長さLと実質的に等し
い。
置調整折り畳み工程後に、包装袋用未接合本体の両側端
における上端に切り込みCLをそれぞれ形成し、次い
で、切り込みCLの長さに対応する包装袋用未接合本体
の上端部を互いに離れる方向に相互に折り曲げて、一対
の折り曲げ部を形成することによって行われる(図16
(c)参照)。
り曲げ部を線状ファスナー成形型にセットし、線状ファ
スナ一のための線状ファスナー部を一対の折り曲げ部の
内面に、インサートインジェクション成形手段により両
側端部分を除いて連続してそれぞれ成形することによっ
て行われる。この線状ファスナー形成工程は、図2に示
した実施形態における線状ファスナー形成工程と同一で
あるため、その説明を省略する。
の下端をその長さ方向全体に亘ってヒートシールして、
下端ヒートシール部77を形成すると共に、上述した切
り込みCLに対応する包装袋用未接合本体の両側端にお
ける上端のみをそれぞれヒートシールすることによって
行われる(図16(d)参照)。このようにして包装袋
本体74が形成される。
形成された包装袋本体74内にスリーブ60を挿入する
ことによって行われる(図16(e)参照)。スリーブ
60は、図11及び図12に示した実施形態において説
明したスリーブと同一であるため、その説明を省略す
る。
0を、図12(a)に示すように立体的に変形させるこ
とにより、包装袋本体74は、図16(f)に示す形状
に維持される。このような状態から、スリーブ60の突
起60cx、60dxを包装袋本体74と共にそれぞれ
内側に折り曲げることにより、図7に示す自立型形状が
保たれ、更に、包装袋本体74の上部を図8、図9及び
図10に示すように順に折り畳むことによって、再閉自
在包装袋70は、積み重ね可能な直方体形状に変形可能
である。
装袋70によれば、位置調整折り畳み工程において、ヒ
ートシール部76の内側縁が一方の側端から所定の距離
d、即ち、図12(b)に示した長さLだけ離れるよう
に、包装袋用未接合本体を周方向に回しているので、ヒ
ートシール部76を、直方体形状の再閉自在包装袋70
の側面において、その縁部に近接して位置させることが
でき、ヒートシール部76が目立たず、再閉自在包装袋
70の外観を美麗に維持することができる。
には、上述した製造方法において、包装袋用未接合本体
を周方向に回す工程を省略してもよい。この工程を省略
した場合には、ヒートシール部は直方体形状の再閉自在
包装袋の側面中央部に位置する。
在包装袋を製造するための他の方法を以下に詳述する。
り曲げ工程と、スリーブ配置工程と、切り込み及び折り
曲げ工程と、線状ファスナー形成工程と、ヒートシール
工程とからなっている。
ルム包材80fを2つ折りして、上下端及び一方の側端
が相互に未接合の包装袋用未接合本体を調製することに
よって行われる。
本体内にスリーブ60を配置することによって行われる
(図17(a)参照)。このスリーブ60を、包装袋用
未接合本体にホットメルト等の接着手段によって仮止め
してもよい。スリーブ60は、図11及び図12に示し
た実施形態において説明したスリーブと同一であるた
め、その説明を省略する。
接合本体の一端における上端に切り込みを形成し、次い
で、切り込みの長さに対応する包装袋用未接合本体の上
端部を互いに離れる方向に相互に折り曲げて、一対の折
り曲げ部を形成することによって行われる。
り曲げ部を線状ファスナー成形型にセットし、線状ファ
スナ一のための線状ファスナー部を一対の折り曲げ部の
内面に、インサートインジェクション成形手段により両
側端部分を除いて連続してそれぞれ成形することによっ
て行われる。この線状ファスナー形成工程は、図2に示
した実施形態における線状ファスナー形成工程と同一で
あるため、その説明を省略する。
の下端をその長さ方向全体に亘ってヒートシールして、
下端ヒートシール部87を形成すると共に、他方の側端
をその長さ方向全体にわたってヒートシールして側部ヒ
ートシール部86を形成し、更に、上述した切り込みに
対応する包装袋用未接合本体の一方の側端における上端
のみをそれぞれヒートシールすることによって行われる
(図17(b)参照)。このようにして包装袋本体84
が形成される。
0を、図12(a)に示すように立体的に変形させるこ
とにより、包装袋本体84は、図17(c)に示す形状
に維持される。このような状態から、スリーブ60の突
起60cx、60dxを包装袋本体84と共にそれぞれ
内側に折り曲げることにより、図7に示す自立型形状が
保たれ、更に、包装袋本体84の上部を図8、図9及び
図10に示すように順に折り畳むことによって、再閉自
在包装袋80は、積み重ね可能な直方体形状に変形可能
である。
おいて、フィルム包材として、両面にヒートシール特性
を有する共押出しフィルム等を使用すれば、立体化され
た再閉自在包装袋に簡単な熱処理を施すことによって、
ヒートシール部の立ち上がりを防止することができる。
従って、立体化された再閉自在包装袋の外観を美麗に維
持でき、しかも、陳列棚等に陳列する際に、他の包装袋
とのヒートシール部における引っ掛かりに起因する包装
袋の列の乱れや落下を未然に防止できる。
ーブは図12に示した形状を有するものとして説明した
が、この形状に限定されるものではなく、包装袋本体を
所定の形状に保持できるものであれば、その形状は任意
である。
課題を解決するための再閉自在包装袋をも含む。この再
閉自在包装袋は、開口部及びヒートシール部を有する包
装袋本体と、包装袋本体の開口部に設けられた線状ファ
スナーとを備えることを要件とし、包装袋本体内に配置
されたスリーブを更に備え、包装袋本体は、スリーブに
よって限定された所定の立体形状に合わせて折り畳まれ
て、所定の立体形状に保持されていることを特徴とす
る。
いては、上述した実施形態におけるように、インサート
インジェクション成形手段を用いて線状ファスナーを形
成する必要はなく、例えば、別途形成された線状ファス
ナーを包装袋本体の所定の位置に接着したり、ヒートシ
ール時に同時に熱溶着したり、他の如何なる固定手段を
用いて、包装袋本体に取り付けてもよい。この場合、上
述した実施形態におけると同様に、線状ファスナーの両
端部分に薄肉部分を設けたり、また、その折り曲げ部分
に折り曲げ容易部を設けることが望ましいが、特に、外
観において厳しい要求が課せられない場合には、再閉自
在包装袋は、このような特徴を必ずしも備える必要はな
い。
ーブ60の突起60cx、60dxの各々は、包装袋本
体54、74、84の底部と接触して、包装袋本体5
4、74、84内においてスリーブ60の所定の位置を
維持する作用を有している。包装袋本体がこのような作
用を有していれば、スリーブの突起60cx、60dx
は必要ではない。この種の再閉自在包装袋に関して、本
発明の他の実施形態を図18及び19を参照しながら以
下に説明する。
と、線状ファスナー95と、スリーブ60M1とから構
成される。
袋本体94における対向する部分91,92及びヒート
シール部91,92は、図11に示した再閉自在包装袋
50の包装袋本体54における対向する部分51,52
及びヒートシール部56,56にそれぞれ対応する。ヒ
ートシール部96,96の各々は、その下部にストッパ
部96aを備えている。ストッパ部96a,96aは図
18に示すように相互に対向しており、その結果、スリ
ーブ60M1の下部における両側端は、ストッパ部96
a,96a上に載置されている。ストッパ部96a,9
6aの各々は、図19(a)に示すように、ヒートシー
ル部96の下部の幅を増加させることによって形成され
ている。ストッパ部96a,96aは、包装袋本体94
の下部が図8に示すような形状に容易に折り畳まれるよ
うに、包装袋本体94内において、スリーブ60M1を
所定の位置に維持する作用を有している。従って、スリ
ーブ60M1は、上述したスリーブ60と異なり、突起
を有していない。
に、ヒートシール部96,96の各々に形成されること
が望ましい。しかしながら、ヒートシール部96,96
の何れか一方に単一のストッパ部を形成してもよい。図
19(b)に示すように、ヒートシール部96の下部の
幅を部分的に増加させて、小さな突起96bを設けるこ
とによって、ストッパ部96aを形成することも可能で
ある。この再閉自在包装袋90は、上述した方法と同一
の方法で、図8に示した形状に立体化される。
1の変形例60M2を示す。変形されたスリーブ60M
2は、一対の折曲可能な補強フラップ60cy、60d
yを有している。即ち、スリーブ60M2は、一対の対
向する表裏面部分60a,60bと、これ等の両側縁を
相互に連結する一対の側面部分60c、60dとから構
成されている。補強フラップ60cy、60dyは、ス
リーブの側面部分60c、60dの上端に、上方に向か
って突出するように一体的に形成されている。図20
(a)は、平坦な状態に折り畳まれたスリーブ60M2
を示す。このような平坦な状態に折り畳まれたスリーブ
60M2の形状は、側面部分60c、60dを広げるこ
とによって、四角形状に変更される。側面部分60c、
60dに補強フラップ60cy、60dyをそれぞれ設
けることが好ましい。しかしながら、側面部分60c、
60dの一方に単一の補強フラップを設けることも可能
である。
2の他の変形例60M3を示す。スリーブ60M3は、
これが、取り外し可能な部分60dyを有していること
を除き、スリーブ60M2と同一である。従って、同一
の構成要素に同一の符号を付し、そして、それ等の構成
要素の説明を省略する。部分60dyは、図20(b)
に示すように、スリーブ60M2の蓋を構成可能なもの
であり、補強フラップ60dyの長さを増加させること
によって形成されている。部分60dyの長さは、表面
部分60aの幅と実質的に同一である。部分60dy
は、その先端部が、図21(b)に示すように、補強フ
ラップ60cy上に載置されるように開閉可能である。
このような構造により、広げられたスリーブ60M3の
強度を更に向上させることができる。部分60dyと側
面部分60dとの連結部分には、部分60dyが側面部
分60dから容易に切り離されるように切取線が設けら
れている。この部分60dyには、その側面部分60d
からの切り離しを容易にするための指孔60dya、6
0dybが形成されている。
わりに、スリーブとは別体に形成され、そして、スリー
ブに挿入されるように逆U字状の形状を有する蓋を設け
てもよい。
方法の実施形態においては、積み重ね可能な直方体の形
状を有する再閉自在包装袋の底部は、図22に示すよう
に、フラップ部分70a,70bを折り曲げることによ
って形成される。ここで、ヒートシール特性を有する共
押出しフィルム等をフィルム包材として使用すれば、再
閉自在包装袋の底部に簡単な熱処理を施すことによっ
て、フラップ部分70a,70bの下方への突出を防止
できる。
0の底部の形成方法の変形例を示す。この変形例に係る
形成方法は、包装袋本体104のフラップ部分100
a,100bにヒートシール処理を施す工程と、これ等
フラップ部分の先端部を切断する工程とからなってい
る。
00aをベース111上に載置し、そして、ヒートシー
ルヘッド110をフラップ部分100aに押し付けて、
ヒートシール処理を施す。包装袋本体104の他のフラ
ップ部分100bにも、同様の方法で、ヒートシール処
理を施す。このようにして、図23(b)に示すよう
な、ヒートシールされたフラップ部分100a,100
bが得られる。次いで、ヒートシールされたフラップ部
分100a、100bの先端部を図24(a)に示すよ
うに切断して、小フラップ部分100ax,100bx
を形成する。図24(b)は、形状が立方体状に変化し
た再閉自在包装袋100を示す概説図である。図24
(b)において、符号「100x、100y」は、再閉
自在包装袋100の折り畳み状態に維持された上方フラ
ップ部分を示している。このような再閉自在包装袋10
0においては、図10に示すように、フラップ部分を折
り畳む工程を必要としない。更に、小フラップ部分10
0ax、100bxは、袋100の自立特性を向上す
る。しかしながら、この小フラップ部分100ax、1
00bxを図10に示すように内側に折り畳んでもよ
い。
構成を、従来使用されている紙容器、あるいはPETボ
トルの代替容器として使用することができる。例えば、
牛乳やコーヒー等の飲料全般や、醤油、日本酒、ワイ
ン、焼酎等を入れる紙パックの代替品として本発明の自
在包装袋を使用することが可能である。この場合、必ず
しもファスナーは必要とせず、その代わりに注ぎ口等を
取り付ければよい。レトルト袋としても使用できる上記
包装袋を容器として使用することで、シール性などの点
で、紙パックやPETの代替品として充分な性能を発揮
する。
品等の内容物を包装袋内に密封した状態で加熱加圧し、
レトルト殺菌を行う用途を意味する。レトルト殺菌の条
件としては、例えば、加圧下、125℃で30分間加熱
を行う場合などがある。
ファスナーをインサートインジェクション成形手段によ
り包装袋本体の開口部の両側ヒートシール部を除いて設
けたことで加工時間が短くなるとともに作業効率の向上
を図ることができる。
に保持するためのスリーブを配置すれば、包装袋本体の
立体化を容易にすることができると共に、立体化した包
装袋本体に適切な強度を付与することができ、積み重ね
に対する荷重に十分に耐えることができる。
設ければ、包装袋本体の折り畳みが容易になり、線状フ
ァスナーの折り曲げ部における不適切な突出が回避さ
れ、立体化された包装袋本体の外観を美麗に維持するこ
とができる。
平面図。
図。
図。
図。
状ファスナーを示す図。
示す図。
包装袋の包装手順の第1段階を示す図。
包装袋の包装手順の第2段階を示す図。
包装袋の包装手順の第3段階を示す図。
を収容した包装体を示す図。
の平面図。
されたスリーブの概略図。
ナーにおける折り曲げ容易部を示す部分斜視図
密閉補助手段を示す断面図。
断面図。
略図。
す概略図。
形態を示す平面図。
す部分拡大図。
底部形成方法の一例を示す斜視図。
底部形成方法の他の一例を示す斜視図。
得られた再閉自在包装袋の底部を示す図。
在包装袋 11,12,13,51,52,70f,80f フィ
ルム包材 14,54,74,84,94,104 包装袋本体 15,55,75,85,95 線状ファスナー 16,56,76,86,96 側部ヒートシール部 17,77,87 下端ヒートシール部 18,58 雌型ファスナー部 19,59 雄型ファスナー部 30 フィルム包材 58a,59a 折り曲げ容易部 60,60M1,60M2 スリーブ 60cx,60dx 突起 60cy,60dy 折曲可能な補強フラップ 96a,96b ストッパ部分
Claims (35)
- 【請求項1】 開口部及びヒートシール部を有する包装
袋本体と、包装袋本体の開口部に設けられた線状ファス
ナーとを備えた再閉自在包装袋において、 前記包装袋本体は多層フィルムにより形成され、 前記線状ファスナーをインサートインジェクション成形
手段により前記包装袋本体の開口部に沿って、かつ前記
ヒートシール部を除いて設けたことを特徴とする再閉自
在包装袋。 - 【請求項2】 前記多層フィルムは、少なくとも、外側
から内側に向けて順に配置された2軸延伸ナイロンフィ
ルム、アルミニウム箔および無延伸ポリプロピレンフィ
ルムを有することを特徴とする請求項1に記載の再閉自
在包装袋。 - 【請求項3】 前記多層フィルムは、少なくとも、外側
から内側に向けて順に配置されたアルミニウム蒸着膜付
き2軸延伸ナイロンフィルムおよび無延伸ポリプロピレ
ンフィルムを有し、 前記アルミニウム蒸着膜付き2軸延伸ナイロンフィルム
に形成されたアルミニウム膜が前記多層フィルムの内側
に向くように前記アルミニウム蒸着膜付き2軸延伸ナイ
ロンフィルムが配置されていることを特徴とする請求項
1に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項4】 前記多層フィルムは、少なくとも、外側
から内側に向けて順に配置されたアルミニウム蒸着膜付
き2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムおよび
無延伸ポリプロピレンフィルムを有し、 前記アルミニウム蒸着膜付き2軸延伸ポリエチレンテレ
フタレートフィルムに形成されたアルミニウム膜が前記
多層フィルムの内側に向くように前記アルミニウム蒸着
膜付き2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが
配置されていることを特徴とする請求項1に記載の再閉
自在包装袋。 - 【請求項5】 前記多層フィルムは、少なくとも、外側
から内側に向けて順に配置された透明無機蒸着膜付き2
軸延伸ナイロンフィルムおよび無延伸ポリプロピレンフ
ィルムを有し、 前記透明無機蒸着膜付き2軸延伸ナイロンフィルムに形
成された透明無機蒸着膜が前記多層フィルムの内側に向
くように前記透明無機蒸着膜付き2軸延伸ナイロンフィ
ルムが配置されていることを特徴とする請求項1に記載
の再閉自在包装袋。 - 【請求項6】 前記多層フィルムは、少なくとも、外側
から内側に向けて順に配置された透明無機蒸着膜付き2
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムおよび無延
伸ポリプロピレンフィルムを有し、 前記透明無機蒸着膜付き2軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートフィルムに形成された透明無機蒸着膜が前記多層
フィルムの内側に向くように前記透明無機蒸着膜付き2
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが配置され
ていることを特徴とする請求項1に記載の再閉自在包装
袋。 - 【請求項7】 前記ヒートシール部は、前記包装袋本体
の両側に設けられていることを特徴とする請求項1〜6
のいずれか1項に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項8】 前記ヒートシール部は、前記包装袋本体
の一対の対向する面の何れか一方に設けられていること
を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項にに記載の再
閉自在包装袋。 - 【請求項9】 前記ヒートシール部は、前記一対の対向
する面の何れか一方における中央に設けられていること
を特徴とする請求項8に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項10】 前記包装袋本体内に配置され、前記包
装袋本体を所定の形状に保持するためのスリーブを更に
備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に
記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項11】 前記スリーブは折り畳み可能であるこ
とを特徴とする請求項10に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項12】 前記スリーブは、前記包装袋本体の底
部に接触可能で、且つ、折り畳み可能な突起を有してい
ることを特徴とする請求項10または請求項11に記載
の再閉自在包装袋。 - 【請求項13】 前記スリーブは、前記包装袋本体の前
記開口部側に位置する少なくとも1つの折曲可能な補強
フラップを有していることを特徴とする請求項10〜1
2のいずれか1項に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項14】 前記スリーブは、取り外し可能な部分
を有しており、前記取り外し可能な部分は、前記再閉自
在包装袋が開放されたときにアクセス可能であり、そし
て、取り外されたときに、前記包装袋本体が保持された
前記所定の形状から解放されるように、前記スリーブが
変形可能であることを特徴とする請求項10〜13のい
ずれか1項に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項15】 前記取り外し可能な部分は、その取り
外しを容易にするための指孔を有していることを特徴と
する請求項14に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項16】 前記包装袋本体は、前記所定の形状に
合わせて折り畳まれ、前記線状ファスナーには、前記包
装袋本体の折り畳みを容易にするための折り曲げ容易部
が設けられていることを特徴とする請求項10〜15の
いずれか1項に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項17】 前記折り曲げ容易部は、前記線状ファ
スナーに切欠き線を形成することにより設けられること
を特徴とする請求項16に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項18】 前記折り曲げ容易部は、所定領域にお
ける前記線状ファスナーの肉厚を薄く形成することによ
り設けられることを特徴とする請求項16に記載の再閉
自在包装袋。 - 【請求項19】 前記線状ファスナーは、雌型ファスナ
ー部及びこれに係合可能な雄型ファスナー部を備えてお
り、前記折り曲げ容易部は、前記雌型ファスナー部及び
前記雄型ファスナー部を部分的に除去することによって
それぞれ得られた平坦部から構成されることを特徴とす
る請求項16に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項20】 前記平坦部は、相互に接触して、前記
平坦部間を密閉するための密閉補助手段を有しているこ
とを特徴とする請求項19に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項21】 前記包装袋本体は、前記スリーブを位
置決めするための少なくとも1つのストッパ部分を有し
ていることを特徴とする請求項10〜20のいずれか1
項に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項22】 開口部及びヒートシール部を有する包
装袋本体と、包装袋本体の開口部に設けられた線状ファ
スナーとを備えた再閉自在包装袋において、 前記包装袋本体内に配置されたスリーブを更に備え、 前記包装袋本体は、前記スリーブによって規定された所
定の立体形状に合わせて折り畳まれて、前記所定の立体
形状に即して保持され、 前記包装袋本体は多層フィルムにより形成されているこ
とを特徴とする再閉自在包装袋。 - 【請求項23】 前記再閉自在包装袋は、レトルト用包
装袋であることを特徴とする請求項1〜22のいずれか
1項に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項24】 線状ファスナーが設けられるべきフィ
ルム包材の所定の位置に、インサートインジェクション
成形手段により線状ファスナー部を相互に間隔を置いて
成形し、前記フィルム包材を前記線状ファスナー部が互
いに噛合うように2つ折りし、2つ折りしたフィルム包
材の両側部をヒートシールして、側部ヒートシール部を
形成する工程からなり、 前記包装袋本体は多層フィルムにより形成されているこ
とを特徴とする再閉自在包装袋の製造方法。 - 【請求項25】 線状ファスナーが設けられるべきロー
ル状フィルム包材の所定の位置に、インサートインジェ
クション成形手段により線状ファスナー部を相互に間隔
を置いて連続的に成形し、前記ロール状フィルム包材を
相互に独立したフィルム包材に切断し、前記フィルム包
材を前記線状ファスナー部が互いに噛合うように2つ折
りし、2つ折りしたフィルム包材の両側部をヒートシー
ルして、側部ヒートシール部を形成する工程からなり、 前記包装袋本体は多層フィルムにより形成されているこ
とを特徴とする再閉自在包装袋の製造方法。 - 【請求項26】 前記線状ファスナーは、前記側部ヒー
トシール部を除いて連続して成形されることを特徴とす
る請求項24または請求項25に記載の再閉自在包装袋
の製造方法。 - 【請求項27】 単一のフィルム包材を2つ折りして、
上端及び両側端が相互に未接合の包装袋用未接合本体を
調製し、前記包装袋用未接合本体の上端部を互いに離れ
る方向に相互に折り曲げて、一対の折り曲げ部を形成
し、前記一対の折り曲げ部を線状ファスナー成形型にセ
ットし、線状ファスナ一のための線状ファスナー部を前
記一対の折り曲げ部の内面に、インサートインジェクシ
ョン成形手段により両側端部分を除いて連続してそれぞ
れ成形し、前記包装袋用未接合本体の両側端をその長さ
方向全体に亘ってそれぞれヒートシールする工程からな
り、 前記包装袋本体は多層フィルムにより形成されているこ
とを特徴とする再閉自在包装袋の製造方法。 - 【請求項28】 単一のフィルム包材を2つ折りして、
上下端及び一方の側端が相互に未接合の包装袋用未接合
本体を調製し、前記包装袋用未接合本体の他方の側端に
おける上端に切り込みを形成し、前記切り込みの長さに
対応する前記包装袋用未接合本体の上端部を互いに離れ
る方向に相互に折り曲げて、一対の折り曲げ部を形成
し、前記一対の折り曲げ部を線状ファスナー成形型にセ
ットし、線状ファスナ一のための線状ファスナー部を前
記一対の折り曲げ部の内面に、インサートインジェクシ
ョン成形手段により両側端部分を除いて連続してそれぞ
れ成形し、前記包装袋用未接合本体の下端及び前記一方
の側端をその長さ方向全体に亘ってそれぞれヒートシー
ルすると共に、前記切り込みに対応する前記包装袋用未
接合本体の前記他方の側端における前記上端のみをヒー
トシールする工程からなり、 前記包装袋本体は多層フィルムにより形成されているこ
とを特徴とする再閉自在包装袋の製造方法。 - 【請求項29】 単一のフィルム包材の対向する端部を
相互に重ね合わせ、その重ね合わせ部分の長さ方向全体
に亘ってヒートシールして、ヒートシール部を形成し、
もって、上下端が開放された包装袋用未接合本体を調製
し、前記ヒートシール部が一方の側端から所定の距離だ
け離れるように、前記包装袋用未接合本体を平らに折り
畳み、前記包装袋用未接合本体の両側端における上端に
切り込みをそれぞれ形成し、前記切り込みの長さに対応
する前記包装袋用未接合本体の上端部を互いに離れる方
向に相互に折り曲げて、一対の折り曲げ部を形成し、前
記一対の折り曲げ部を線状ファスナー成形型にセット
し、線状ファスナ一のための線状ファスナー部を前記一
対の折り曲げ部の内面に、インサートインジェクション
成形手段により両側端部分を除いて連続してそれぞれ成
形し、前記包装袋用未接合本体の下端をその長さ方向全
体に亘ってそれぞれヒートシールすると共に、前記切り
込みに対応する前記包装袋用未接合本体の前記両側端に
おける前記上端のみをそれぞれヒートシールする工程か
らなり、 前記包装袋本体は多層フィルムにより形成されているこ
とを特徴とする再閉自在包装袋の製造方法。 - 【請求項30】 少なくとも2枚のフィルム包材を相互
に重ね合わせて、上下端及び左右両側端が相互に未接合
の包装袋用未接合本体を調製し、前記包装袋用未接合本
体における前記少なくとも2枚のフィルム包材の上端部
を互いに離れる方向に相互に折り曲げて、一対の折り曲
げ部を形成し、前記一対の折り曲げ部を線状ファスナー
成形型にセットし、線状ファスナーのための線状ファス
ナー部を前記一対の折り曲げ部の内面に、インサートイ
ンジェクション成形手段により両側端部分を除いて連続
してそれぞれ成形し、前記包装袋用未接合本体の下端及
び前記左右両側端をその長さ方向全体に亘ってそれぞれ
ヒートシールする工程からなり、 前記包装袋本体は多層フィルムにより形成されているこ
とを特徴とする再閉自在包装袋の製造方法。 - 【請求項31】 最終工程後に、包装袋本体内に、これ
を所定の形状に保持するためのスリーブを挿入する工程
を更に含むことを特徴とする請求項24〜請求項30の
いずれか1項に記載の再閉自在包装袋の製造方法。 - 【請求項32】 包装袋用未接合本体内に、包装袋本体
を所定の形状に維持するためのスリーブを配置する工程
を更に含むことを特徴とする請求項26〜請求項30の
いずれか1項に記載の再閉自在包装袋の製造方法。 - 【請求項33】 開口部及びヒートシール部を有する包
装袋本体と、包装袋本体の開口部に設けられた線状ファ
スナーとを備えた再閉自在包装袋において、前記包装袋
本体内に配置され、前記包装袋本体を所定の形状に保持
するためのスリーブを備え、 前記包装袋本体は多層フィルムにより形成され、 前記線状ファスナーをインサートインジェクション成形
手段により前記包装袋本体の開口部に沿って、かつ前記
ヒートシール部を除いて設け、 前記包装袋本体は、前記所定の形状に合わせて折り畳ま
れ、前記線状ファスナーには、前記包装袋本体の折り畳
みを容易にするための折り曲げ容易部が設けられ、 前記折り曲げ容易部は前記再閉自在包装袋を加熱した際
に、再閉自在包装袋の内部の蒸気を逃がす蒸気抜きとし
て機能することを特徴とする再閉自在包装袋。 - 【請求項34】 前記再閉自在包装袋は加熱時に内部の
圧力により所定の形状を維持するように構成されている
ことを特徴とする請求項33に記載の再閉自在包装袋。 - 【請求項35】 前記再閉自在包装袋は電子レンジでの
加熱に対する耐性を有することを特徴とする請求項33
または34に記載の再閉自在包装袋。
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-
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- 2001-09-07 JP JP2001271677A patent/JP4284016B2/ja not_active Expired - Lifetime
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