JP2003079717A - 血流接触医療用金属部材及びその製造方法 - Google Patents

血流接触医療用金属部材及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003079717A
JP2003079717A JP2001276464A JP2001276464A JP2003079717A JP 2003079717 A JP2003079717 A JP 2003079717A JP 2001276464 A JP2001276464 A JP 2001276464A JP 2001276464 A JP2001276464 A JP 2001276464A JP 2003079717 A JP2003079717 A JP 2003079717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood flow
flow contact
metal member
quaternary ammonium
ammonium salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001276464A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ito
健一 伊藤
Koji Suzuki
康二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JMS Co Ltd
Original Assignee
JMS Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JMS Co Ltd filed Critical JMS Co Ltd
Priority to JP2001276464A priority Critical patent/JP2003079717A/ja
Publication of JP2003079717A publication Critical patent/JP2003079717A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、第4級アンモニウム塩
と少なくとも1種の抗血栓性ムコ多糖、例えばヘパリン
の複合体をより強固に血流接触医療用金属材料の血流接
触面に固着させ、前記複合体の血流接触面からの溶出を
より一層抑制し、かつ血流接触面の親水性を増大させる
ことが可能な血流接触医療用金属材料、およびその製造
方法の提供することにある。 【解決手段】 上記課題を解決するため、血流接
触医療用金属材料の血流接触面に塗布された第4級アン
モニウム塩と少なくとも1種の抗血栓性ムコ多糖の複合
体に、主波長180から365nmで、紫外線量2から
48J/cmの紫外線を照射処理したものであること
を特徴とする血流接触医療用金属材料およびその製造方
法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、 (1)親水性の向上、プライミング操作性の向上 (2)抗血栓性の向上、血液の活性化の抑制 を目的として、第4級アンモニウム塩と抗血栓性ムコ多
糖の複合体を血流接触医療用金属部材、例えば人工肺の
熱交換器の血流接触面へ固着した抗血栓性ムコ多糖、特
にヘパリン処理した血流接触医療用金属部材、およびそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】古くから良く知られ、広く使われている
血液抗凝固剤にヘパリンがある。これは生体が作り出す
酸性ムコ多糖の1種で、内因系凝固因子の活性化を阻害
する作用をもつ。ヘパリンを抗凝固剤として用いる方法
には、ヘパリンを血流接触面に物理的に吸着させる方法
があり、例えば第4級アンモニウム塩とヘパリンの複合
体を血流接触面に塗布する方法が知られている(特表平
5−500314、特公平2−36267)。しかしな
がら、これらの方法では親水性の大幅な向上が望めない
ため、プライミングの際の操作性や気泡除去性に問題が
あった。また、第4級アンモニウム塩とヘパリンの複合
体等が短期間に溶出するため、抗血栓性効果を長期に維
持することが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、第4級アン
モニウム塩と少なくとも1種の抗血栓性ムコ多糖、例え
ばヘパリンとの複合体をより強固に医療用金属部材の血
流接触面に固着し、これにより前記公知技術に比較し
て、前記複合体等の血流接触面からの溶出をより一層抑
制し、血流接触面の親水性を増大させプライミングし易
くし、かつ抗血栓性効果の発現時間をより延長させるこ
とが可能な血流医療用金属部材及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第一は、前記課
題の解決のため、血流接触医療用金属部材の血流接触面
に塗布された第4級アンモニウム塩と少なくとも1種の
抗血栓性ムコ多糖、特にヘパリンの複合体に紫外線を照
射処理されたものであることを特徴とする血流接触医療
用金属部材を提供することにある。
【0005】本発明の第二は、血流接触医療用金属部材
の血流接触面に塗布された第4級アンモニウム塩と少な
くとも1種の抗血栓性ムコ多糖、特にヘパリンの複合体
に紫外線を照射処理されたものであることを特徴とする
ムコ多糖処理した医療用金属部材の製造方法を提供する
ことにある。
【0006】前記血流接触面からの第4級アンモニウム
塩およびムコ多糖の溶出抑制が達成できるのは、ATR
(全反射減衰分光法)やXPS(X線光電子分光法)に
より確認した結果、紫外線を照射処理することにより前
記複合体中に架橋結合が形成されることにより分子量が
増加し、溶解度が低下したことによるものと推測され
る。
【0007】本発明で採用される溶出抑制効果の程度
は、実施例2にて示す第4級アンモニウム塩の溶出率が
前記複合体処理および照射処理を行わないものと比較し
て30%以下のものが好ましい。
【0008】前記親水性が達成されるのは、IR(赤外
分光分析法)やXPS(X線光電子分光法)により確認
した結果、紫外線を照射処理することにより血流接触面
には、C=O等の親水性官能基が導入されたことに基づ
くものと推測される。また、前記親水性の形成の程度は
ぬれ面積測定等の方法によって求めることが可能であ
り、測定方法の詳細は実施例で示す。本発明で採用され
る親水性の形成の程度は、実施例3で示すぬれ面積の測
定による親水性の評価が前記複合体処理および照射処理
を行わないものに比較して150%以上のものが好まし
い。また、血流接触面に親水性基が導入されたことによ
り、例えば、蛇腹管のような医療用金属部材のプライミ
ング操作に際しては、気泡を除去するため該部材を叩く
等の操作がしばしば必要であるが、本発明の医療用金属
部材は処理表面の親水性が向上し、プライミング時の気
泡除去性に優れている。
【0009】本発明で使用される抗血栓性ムコ多糖は、
エステル状に結合した硫酸基を含む抗血栓性を有する多
糖類の1種で、D−グルコサミンとD−グルクロン酸の
硫酸エステルがα(1・4)結合して構成されているも
の等が好適な例として挙げられる。
【0010】本発明で使用される第4級アンモニウム塩
としては、下記化1の構造のものが挙げられる。
【化1】 (式中、R1、R2、R3は炭素数1から12のアルキ
ル基、または炭素数6から12のアリール基、または炭
素数7から20のアラルキル基、R4は炭素数1から2
5のアルキル基で、それぞれ同じでも異なっていても良
い) 特に下記化2の構造が好ましい。
【0011】
【化2】 (式中、Xはハロゲン、Rは炭素数1から25のアルキ
ル基である) 前記第4級アンモニウム塩のアニオンとしては、ハロゲ
ンアニオンが好ましく、ハロゲンとしては、クロル、ブ
ロム等が好ましい。前記化2の構造の第4級アンモニウ
ム塩としては、具体的には、例えばベンジルジメチルミ
リスチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルステ
アリルアンモニウムクロリド、あるいはそれらの混合物
が挙げられる。前記化2の構造の第4級アンモニウム塩
は、疎水性が大きすぎると極性溶媒に溶解しにくく、扱
いがたいため、アルキル炭素鎖長が14から18のもの
が適度の疎水性を有するため好ましい。
【0012】また、前記第4級アンモニウム塩と抗血栓
性ムコ多糖の複合体は、その良好な効果を達成するため
には、該複合体中に含有される第4級アンモニウム塩の
量は、複合体全量の50から80重量%、好ましくは6
0から70重量%である。
【0013】本発明で使用する第4級アンモニウム塩と
抗血栓性ムコ多糖の複合体は、イソプロパノール、ある
いはイソプロパノールおよびヘキサン等の非極性溶媒と
の混合物、DMF、THF、クロロホルム等の有機溶媒
に溶解させた溶液、あるいは水分散液状態で用いられ
る。
【0014】前記紫外線の照射量によって、複合体処理
した医療用金属部材の親水性は増大するが、その程度は
塗布量と前記紫外線照射量によって異なり、人工肺の熱
交換部に用いられるステンレスの場合、0.1から0.
4IU/cmが好ましい。紫外線未照射のものは塗布
量を増加しても親水性の向上は一定のところで留まり、
それ以上は増加しない。
【0015】さらに、紫外線照射量の好ましい範囲は、
第4級アンモニウム塩と抗血栓性ムコ多糖の複合体の種
類によっても相違するが、主に血流接触部材の安全性を
考慮して定められる。複合体および第4級アンモニウム
塩と抗血栓性ムコ多糖それぞれの溶出を考慮すると、紫
外線照射量は253.7nmの主波長で、2から48J
/cmが好ましく、さらには6から24J/cm
好ましい。すなわち、紫外線照射量が前記範囲より少な
いと、基材からの複合体の溶出が多く、第4級アンモニ
ウム塩が溶血を引き起こすため好ましくない。逆に紫外
線照射量が前記範囲より多いと、抗血栓性ムコ多糖の溶
出が増加するため好ましくない。なお、本発明でいう紫
外線照射量は、下記(A)で示されるものである。 紫外線照射量(J/cm)=紫外線照射強度(W/cm)×時間(sec) (A)
【0016】本発明では放射線および電子線に比較して
紫外線照射が最も好ましい。その理由としては、紫外線
照射装置は安全性に優れており、照射の操作自体も他の
照射装置と比較して容易で、照射保全や管理も簡単であ
るからである。本発明で使用する紫外線照射装置は、波
長範囲が180から365nmのものが使用できるが、
253.7nm前後の波長を主波長とする照射装置を使
用すると、該波長の計測装置はより短波長の計測装置に
比較して容易に且つ安価に入手できるため、より好まし
い。
【0017】本発明の紫外線処理した血流接触医療用金
属部材によれば、前記公知技術の医療用金属部材と比較
して、血流接触面からの第4級アンモニウム塩およびム
コ多糖の溶出を一層押さえ、抗血栓性効果の発現時間を
より延長することが可能となるだけでなく、血流接触面
における親水性機能の確保が達成される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例により、さらに具体的
に説明する。
【0019】実施例1 第4級アンモニウム塩・ヘパリン複合体の調製 (1)ヘパリンナトリウムと第4級アンモニウム塩の分
量比は1:3.2とした。 (2)ヘパリンナトリウム溶液の調製 ヘパリンナトリウムを必要量分取し、濃度5.64mg
/mlになるように0.03MNaCl水溶液に溶解し
た。 (3)第4級アンモニウム塩溶液の調製 第4級アンモニウム塩を必要量分取し、濃度9.90m
g/mlになるよう0.03MNaCl水溶液に溶解し
た。 (4)前記(2)および(3)の調製物をそれぞれ40
から60℃に加温したのち、混合し数分間攪拌を行っ
た。 (5)前記(4)で調製した溶液を加温室内(40から
60℃)で数時間静置することにより、第4級アンモニ
ウム塩・ヘパリン複合体が形成した。 (6)前記(5)で得られた第4級アンモニウム塩・ヘ
パリン複合体は、第4級アンモニウム塩を最大で73.
5重量%、最小で58.6重量%、ヘパリンを最大で3
4.8重量%、また最小で29.4重量%含むものであ
った。この複合体は、エタノールやイソプロピルアルコ
ール、THFといった極性有機溶媒中に溶解することが
判明した。
【0020】実施例2 紫外線照射による溶出抑制効果の評価 ステンレスプレートを前記実施例1で得た第4級アンモ
ニウム塩・ヘパリン複合体で処理後、紫外線照射を行っ
た。紫外線照射量2.4J/cm照射をプレート1、
同6.0J/cm照射をプレート2、同12J/cm
照射をプレート3とし、第4級アンモニウム塩・ヘパ
リン複合体での処理のみを行い、紫外線照射を行わなか
ったプレート(以下プレート4)を試験検体とし、それ
ぞれのプレートを2MNaCl水溶液に浸漬して第4級
アンモニウム塩およびヘパリンの溶出度合いを測定し
た。前記各プレートから第4級アンモニウム塩およびヘ
パリンの溶出量を測定し、前記プレートの溶出量を10
0とした比で示した。
【表1】
【0021】実施例3 ぬれ面積の測定による親水性評価 ステンレスプレートを前記実施例1で得た第4級アンモ
ニウム塩・ヘパリン複合体で処理後、紫外線照射を行っ
た。前記プレート1、2及び3に加え、紫外線照射量2
4J/cm照射したものをプレート4とし、脱脂操作
のみを行ったものをプレート5として用いた。前記各プ
レート面に試験溶液として水温20から25℃の蒸留水
20μlを滴下し、直ちに水滴を一定の高さから写真撮
影し、その面積を測定した。前記プレート5を対照とし
て示した。
【表2】
【0022】実施例4 気泡除去性能による親水性評価 図1は気泡除去性能による親水性評価装置を説明した概
略図である。図1に示した評価装置は、中空のハウジン
グ1内にステンレス製蛇腹管2が配置されており、ハウ
ジング1内に充填される液体は導入口3より導入され、
排出口4より排出されるよう構成されている装置であ
る。評価方法は、前記装置内に試料として下記(A)及
び(B)のステンレス製蛇腹管を設置し、装置内に2L
/minの流量で水道水を循環させ、その中に50ml
の空気を1回送り込む。装置を叩く事により、蛇腹管表
面に付着した気泡を除去し、除去に必要であった装置を
叩く回数を最大200回まで記録することで、評価し
た。試料(A)は第4級アンモニウム塩・ヘパリン複合
体処理を行っていないもの、試料(B)は第4級アンモ
ニウム塩・ヘパリン複合体処理を行ったものである。前
記各試料に対する、親水性評価は以下の通りであった。 試料(A):200回以上叩いても気泡除去できず 試料(B):45回で気泡除去
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、第4級アンモニウム塩
と抗血栓性ムコ多糖の複合体をより強固に血流接触医療
用金属部材の血流接触面に固着させ、これにより前記複
合体の血流接触医療用金属部材からの溶出をより一層抑
制し、かつ前記血流接触面の親水性も向上した血流接触
医療用金属部材を提供することが可能となる。これによ
り、血流接触医療用金属部材の抗血栓性効果の発現時間
をより延長させることができるといった効果を奏する。
また、血流接触医療用金属部材を使用した医療機器、特
に充填液中の気泡の滞留しやすい形状を有する医療機器
であっても、そのプライミング操作時において、気泡除
去性能が高まり、プライミング操作性が向上するといっ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例4で気泡除去性能による親水性評価装置
を説明した概略図
【符号の説明】
1.ハウジング 2.ステンレス製蛇腹管 3.導入口 4.排出口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医療用金属部材の血流接触面に塗布された
    第4級アンモニウム塩と少なくとも1種の抗血栓性ムコ
    多糖の複合体に紫外線を照射処理したものであることを
    特徴とする血流接触医療用金属部材。
  2. 【請求項2】少なくとも1種の抗血栓性ムコ多糖が、ヘ
    パリンである前記請求項1記載の血流接触医療用金属部
    材。
  3. 【請求項3】紫外線の主波長が180から365nmで
    ある前記請求項1または2のいずれかの項記載の血流接
    触医療用金属部材。
  4. 【請求項4】紫外線の主波長が180から365nm
    で、照射する紫外線量が2から48J/cmである前
    記請求項1から3のいずれかの項記載の血流接触医療用
    金属部材。
  5. 【請求項5】ぬれ面積測定による親水性が、紫外線未照
    射の血流接触医療用金属部材のぬれ面積の1.5倍以上
    のぬれ面積である前記請求項1から4のいずれかの項記
    載の血流接触医療用金属部材。
  6. 【請求項6】医療用金属部材の血流接触面に塗布された
    第4級アンモニウム塩と少なくとも1種の抗血栓性ムコ
    多糖の複合体を塗布した量のうち、第4級アンモニウム
    塩の溶出が紫外線未照射の複合体のそれに比べ30%以
    下である前記請求項1から5のいずれかの項記載の血流
    接触医療用金属部材。
  7. 【請求項7】医療用金属部材の血流接触面に第4級アン
    モニウム塩と少なくとも1種の抗血栓性ムコ多糖の複合
    体を塗布し、該塗布面に紫外線を照射処理することを特
    徴とする血流接触医療用金属部材の製造方法。
  8. 【請求項8】紫外線の主波長が180から365nmで
    ある前記請求項7記載の血流接触医療用金属部材の製造
    方法。
  9. 【請求項9】紫外線の主波長が180から365nm
    で、照射する紫外線量が2から48J/cmである前
    記請求項8または9のいずれかの項記載の血流接触医療
    用金属部材の製造方法。
JP2001276464A 2001-09-12 2001-09-12 血流接触医療用金属部材及びその製造方法 Pending JP2003079717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001276464A JP2003079717A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 血流接触医療用金属部材及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001276464A JP2003079717A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 血流接触医療用金属部材及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003079717A true JP2003079717A (ja) 2003-03-18

Family

ID=19101155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001276464A Pending JP2003079717A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 血流接触医療用金属部材及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003079717A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02234765A (ja) * 1989-03-08 1990-09-17 Toray Ind Inc 抗血栓性心拍出量測定カテーテル
JPH09122224A (ja) * 1995-11-02 1997-05-13 Toyobo Co Ltd 抗凝血材料
JP2000080189A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Dainippon Ink & Chem Inc 表面親水性成形物及びその製造方法
JP2000288081A (ja) * 1999-04-07 2000-10-17 Jms Co Ltd 抗血栓性ムコ多糖処理した血流接触医療用部材、および該血流接触医療用部材の製造法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02234765A (ja) * 1989-03-08 1990-09-17 Toray Ind Inc 抗血栓性心拍出量測定カテーテル
JPH09122224A (ja) * 1995-11-02 1997-05-13 Toyobo Co Ltd 抗凝血材料
JP2000080189A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Dainippon Ink & Chem Inc 表面親水性成形物及びその製造方法
JP2000288081A (ja) * 1999-04-07 2000-10-17 Jms Co Ltd 抗血栓性ムコ多糖処理した血流接触医療用部材、および該血流接触医療用部材の製造法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210220525A1 (en) Lubricious medical device coating with low particulates
EP3135314B1 (en) Surface-modified metal and method for modifying metal surface
JP2009518479A (ja) 高分子電解質を含む親水性コーティング
WO2017116707A2 (en) Lubricious coatings with surface salt groups
US20170281831A1 (en) Lubricious coating for medical device
Samuelsson et al. Electrolytic destruction of lung tissue in the rabbit
CN1229363A (zh) 抗血栓性医疗材料
WO2020129963A1 (ja) 酸化セリウムのナノ粒子、核酸の分解方法、ポリペプチドの分解方法、酸化セリウムのナノ粒子の製造方法、酸化剤、抗酸化剤、抗カビ剤および抗ウイルス剤
WO2002098344A1 (fr) Compositions antithrombotiques et instruments medicaux contenant lesdites compositions
JP2003079717A (ja) 血流接触医療用金属部材及びその製造方法
US20190330551A1 (en) Lubricious coatings with surface salt groups
CN105218662A (zh) 一种基于磁性可回收纳米抗菌剂的胶原净化及防腐方法
JP4505871B2 (ja) 抗血栓性ムコ多糖処理した血流接触医療用部材、および該血流接触医療用部材の製造法
CN101583655B (zh) 树脂成型体的制造方法
JP5152212B2 (ja) 血流接触医療用部材、および該血流接触医療用部材の製造法
JP2005112987A (ja) 抗血栓性共重合物
JP2001204809A (ja) 血液適合性組成物およびそれを被覆した医療用具
DE19700081A1 (de) Verfahren zur bakterienabweisenden Beschichtung von Oberflächen
CN113216808B (zh) 一种具有灭菌除甲醛功能的负离子玻璃门窗及其制备方法
CN219941296U (zh) 一种杀毒灭菌装置及***
JP3294335B2 (ja) 結晶性高分子材料の改質方法
JP2010284534A (ja) 生体模倣コーティング法
CN105920664B (zh) 镨铁镍合金/聚苯乙烯支架材料的制备方法
CN106075569B (zh) 铽锰镍合金/聚醚醚酮支架材料的制备方法
JPH02234765A (ja) 抗血栓性心拍出量測定カテーテル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120312