JP2003079685A - 視覚障害者歩行用補助具 - Google Patents

視覚障害者歩行用補助具

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JP2003079685A
JP2003079685A JP2001281519A JP2001281519A JP2003079685A JP 2003079685 A JP2003079685 A JP 2003079685A JP 2001281519 A JP2001281519 A JP 2001281519A JP 2001281519 A JP2001281519 A JP 2001281519A JP 2003079685 A JP2003079685 A JP 2003079685A
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distance
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visually impaired
walking
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Shigemi Sato
茂美 佐藤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚障害者が歩行をする際に障害物等の情報
を十分に提供することを可能にした視覚障害者歩行用補
助具を得る。 【解決手段】 2台のCCDカメラ11,12と、CC
Dカメラ11,12の撮像信号に基づいて障害物までの
距離を計測し、その距離によって得られる障害物の立体
情報に基づいて立体情報を平面情報に変換し、それをア
クチュエータの制御信号とする画像処理部14と、その
制御信号に基づいてアクチュエータアレイ16を駆動す
るアクチュエータ制御部15とを備え、アクチュエータ
アレイ16を駆動することにより、障害物の存在を体感
的に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚障害者が歩行
をする際に障害物等を検知して歩行を補助するための視
覚障害者歩行用補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】視覚障害者が歩行をする際には、白い杖
を使用して障害物を検知し、その障害物を避けるように
して歩行している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような白い杖で
は、点(ポイント)でしか物を捕らえることができない
ため情報が不足し、十分な安全が確保できない、という
問題点があった。また、平らな広い路面に立ったときに
は特徴のある目標物が周囲にないのでどちらに向いて歩
いていけば良いのか分からない、また、遠くの風景を認
識できない等、という問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、視覚障害者が歩行をする際に
障害物等の情報を十分に提供することを可能にした視覚
障害者歩行用補助具を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の一つの態
様に係る視覚障害者歩行用補助具は、障害物までの距離
を計測する距離計測手段と、距離計測手段により計測さ
れた距離によって得られる障害物の立体情報に基づいて
障害物の存在を体感的又は音声によりに伝達する伝達手
段とを備えたものある。本発明においては、距離計測手
段が障害物までの距離を計測し、伝達手段が距離計測手
段により計測された距離によって得られる障害物の立体
情報に基づいて障害物の存在を体感的又は音声によりに
伝達する。このため、視覚障害者が歩行をする際に障害
物等の情報を十分に提供することができる。
【0006】(2)本発明の他の態様に係る視覚障害者
歩行用補助具は、障害物までの距離を計測する距離計測
手段と、複数のアクチュエータと、距離計測手段により
計測された障害物までの距離によって得られる立体情報
に基づいて制御情報を生成して出力する演算手段と、制
御情報に基づいてアクチュエータを駆動して障害物の存
在を体感的に伝達させる制御手段とを備えたものであ
る。本発明においては、距離計測手段が障害物までの距
離を計測し、演算手段が距離計測手段により計測された
障害物までの距離によって得られる立体情報に基づいて
制御情報を生成して出力し、制御手段がその制御情報に
基づいてアクチュエータを駆動して障害物の存在を体感
的に伝達させる。このため、視覚障害者が歩行をする際
に障害物等の情報を十分に提供することができる。
【0007】(3)本発明の他の態様に係る視覚障害者
歩行用補助具において、前記演算手段は、立体情報を平
面情報に変換し、その平面情報を制御信号として出力す
る。本発明においては、演算手段が距離計測手段により
計測された障害物までの距離によって得られる立体情報
を平面情報に変換し、それをアクチュエータの制御信号
とするようにしたので、前方の障害物を平面的に把握す
ることができる。
【0008】(4)本発明の他の態様に係る視覚障害者
歩行用補助具において、前記演算手段は、障害物までの
距離の変動に基づいて歩行状態であるかどうかを検出
し、その状態に応じて、生成する平面情報を異ならせ
る。本発明において、演算手段は、障害物までの距離の
変動に基づいて歩行状態であるかどうかを検出し、その
状態に応じて、生成する平面情報を例えば後述のように
異ならせる。
【0009】(5)本発明の他の態様に係る視覚障害者
歩行用補助具において、前記演算手段は、歩行状態であ
る場合には所定の距離以内の障害物を検出し、その障害
物の平面情報を生成する。本発明において、演算手段
は、歩行状態である場合には所定の距離以内の障害物を
検出し、その障害物の平面情報を生成してアクチュエー
タを駆動するようにしており、近距離に障害物があるか
どうかを歩行時に容易に把握することができる。
【0010】(6)本発明の他の態様に係る視覚障害者
歩行用補助具において、前記演算手段は、所定の距離以
内の障害物の内、近接した障害物についてはその平面情
報に特定の情報を付加してアクチュエータを駆動させ
る。本発明においては、所定の距離以内の障害物の内、
特に近接した障害物についてはその平面情報に特定の情
報を付加してアクチュエータを駆動させることにより、
例えば、歩行者に近接した障害物があると、それよりも
離れた位置にある障害物とを区別するようにアクチュエ
ータを駆動して(例えば振動周波数を異ならせる、振幅
を大きくする等)、危険状態を知らせることができる。
【0011】(7)本発明の他の態様に係る視覚障害者
歩行用補助具において、前記演算手段は、停止状態であ
る場合には、所定の距離以上の障害物を検出し、その障
害物の平面情報を生成する。本発明において、例えば立
ち止まって停止状態にあるような場合には、所定の距離
以上の障害物を検出し、その障害物の平面情報を生成し
てアクチュエータを駆動し、例えば遠方の目標物等を歩
行者に知らせることができる。
【0012】(8)本発明の他の態様に係る視覚障害者
歩行用補助具において、前記複数のアクチュエータはマ
トリックス状に配置されたものである。本発明において
は、アクチュエータはマトリックス状に配置されてお
り、上記の平面情報をそのまま反映させることができ、
障害物がどのようなものかを容易に把握することができ
る。
【0013】(9)本発明の他の態様に係る視覚障害者
歩行用補助具は、立体情報に基づいて音声信号を生成し
て出力する音声信号生成手段と、音声信号を音声に変換
して出力する音声出力手段とを更に備えたものである。
本発明においては、音声信号生成手段が立体情報に基づ
いて音声信号を生成して出力し、音声出力手段が音声信
号を音声に変換して出力するようにしたので、上記のア
クチュエータの駆動に加えて、音声による案内がなされ
るので、障害物の存在を確実に把握することができる。
【0014】(10)本発明の他の態様に係る視覚障害
者歩行用補助具は、障害物までの距離を計測する距離計
測手段と、距離計測手段により計測された障害物までの
距離によって得られる立体情報に基づいて音声信号を生
成して出力する音声信号生成手段と、音声信号を音声に
変換して出力する音声出力手段とを備えたものである。
本発明においては、距離計測手段が障害物までの距離を
計測し、音声信号生成手段が距離計測手段により計測さ
れた障害物までの距離によって得られる立体情報に基づ
いて音声信号を生成して出力し、音声出力手段が音声信
号を音声に変換して出力して障害物の存在を知らせるよ
うにしているので、視覚障害者が歩行をする際に障害物
の情報を十分に提供することができる。
【0015】(11)本発明の他の態様に係る視覚障害
者歩行用補助具において、前記音声信号生成手段は、所
定の距離以内の障害物の立体情報に基づいて音声信号を
生成して出力する。本発明においては、所定の距離以内
の障害物を検出し、その障害物の存在を音声により案内
しており、近距離に障害物があるかどうかを歩行時に容
易に把握することができる。
【0016】(12)本発明の他の態様に係る視覚障害
者歩行用補助具において、前記音声信号生成手段は、前
記立体情報と、予め登録されている障害物の立体情報と
を対比して、両者が一致しているとき、その障害物を特
定する情報に対応した音声信号を生成する。本発明にお
いては、計測された立体情報と、予め登録されている障
害物の立体情報とを対比して、両者が一致していると
き、その障害物を特定する情報に対応した音声信号を生
成して、音声出力手段が音声信号を音声に変換して出力
して障害物の内容を知らせるようにしたので、障害物の
内容を容易に把握することができる。
【0017】(13)本発明の他の態様に係る視覚障害
者歩行用補助具において、前記距離計測手段は、距離セ
ンサと、距離センサを走査するための走査手段から構成
されている。本発明においては、距離センサを走査し
て、所定の視野範囲における障害物の各部位までの距離
を求める。
【0018】(14)本発明の他の態様に係る視覚障害
者歩行用補助具において、前記距離計測手段は、異なっ
た位置に配置された複数の撮像手段と、撮像手段からの
撮像信号を処理して障害物までの距離を求める距離計測
用演算部とを備えたものである。本発明においては、複
数の撮像手段の撮像信号を処理し、障害物の各部位まで
の距離を求める。
【0019】(15)本発明の他の態様に係る視覚障害
者歩行用補助具において、前記各手段、又は前記手段及
びアクチュエータがヘッドバンドに取り付けられてい
る。本発明においては、ヘッドバンドに前記の各手段等
が取り付けられており、ヘッドバンドを頭部に装着する
ことにより障害物の存在についての案内がなされる。
【0020】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は本発明の実施
形態1に係る視覚障害者歩行用補助具の回路構成を示し
たブロック図である。視覚障害者歩行用補助具(以下補
助具という)は、2台のCCDカメラ11,12、CC
Dカメラ制御部13、画像処理部14、アクチュエータ
制御部15、アクチュエータアレイ16及び燃料電池1
7から構成されている。2台のCCDカメラ11,12
は、CCDカメラ制御部13により制御され、それぞれ
異なった角度で撮像し、その撮像信号を画像処理部14
に出力する。画像処理部14は、距離計測用演算部14
a及び制御信号生成用演算部14bから構成されてお
り、その詳細は後述するが、CCDカメラ11,12か
らの画像信号を入力して画像処理して距離を計測して、
立体画像情報(3次元情報)を生成し、その立体情報を
更に2次元情報に変換してアクチュエータアレイ16を
制御するための制御信号を生成してアクチュエータ制御
部15に出力する。アクチュエータ制御部15は、アク
チュエータアレイ16を駆動して、2台のCCDカメラ
11,12により撮像された周辺の状況を利用者に知ら
せる。
【0021】図2は図1の回路構成を組み込んだ補助具
20の構成図である。この補助具20はヘッドバンド2
1を備えており、このヘッドバンド21には所定の間隔
をもって2台のCCDカメラ11,12が取り付けられ
ている。2台のCCDカメラ11,12の間にはアクチ
ュエータアレイ16が取り付けられている。また、この
ヘッドバンド21には燃料電池17が取り付けられ、C
CDカメラ制御部13、画像処理部14及びアクチュエ
ータ制御部15を内蔵した制御部22が取り付けられて
いる。この補助具20は、ヘッドバンド21を利用者の
額に付けた状態で使用される。
【0022】図3はアクチュエータアレイ16の1個の
アクチュエータ18を抽出した斜視図である。アクチュ
エータ18は、直径が1mm程度の円筒部25に励磁コ
イル(図示せず)が内蔵されており、更に、円筒部25
にその軸方向に移動自在に支持された突起部26が設け
られている。円筒部25の励磁コイルに励磁電流を供給
することにより、突起部26が利用者の額側に移動し
て、利用者に体感的に情報を伝達する。
【0023】図4はアクチュエータ制御部15とアクチ
ュエータアレイ16との関係を示した回路ブロック図で
ある。アクチュエータ制御部15は制御部15a及び1
5bから構成されている。アクチュエータアレイ16は
アクチュエータ18(181. 1、181.2…、181.n
182.1、182.2… 182.n、…18m.1、18m.2
…、18m.n)がマトリックス状に配置されており、こ
のアクチュエータアレイ16の行方向については制御部
15aが制御し、列方向については制御部15bが制御
する。
【0024】図5は画像処理部14の動作を示したフロ
ーチャートである。 (S1)画像処理部14の距離計測用演算部14aは、
2台のCCDカメラ11,12によりそれぞれ異なった
角度で撮像された撮像信号を取り込む。
【0025】(S2)画像処理部14の距離計測用演算
部14aは撮像信号に基づいて3次元画像を生成する。
そのために、まず、その撮像信号に基づいて被撮像物の
各部位までの距離を求める。
【0026】図6は被撮像物までの距離を求める方法を
示した図である。例えば或る障害物Mが、図示の点Pに
位置しているものとする。この場合、点Pの位置は、C
CDカメラ11及び12のいずれの視界にも入っている
ものとする。したがって、CCDカメラ11及び12は
障害物Mの映像を各々の結像面へ投影する。CCDカメ
ラ11においては、障害物Mの映像を結像面Cの点PA
上に結像する。ここで、このCCDカメラ11の光軸L
Aから点PAまでのずれをxaとする。また、CCDカメ
ラ12においては、障害物Mの映像を結像面Cの点PB
上に結像する。上述したCCDカメラ11と同様に、C
CDカメラ12の光軸LBと点PBとの間のずれをxb
する。画像処理部14の距離計測用演算部14aは、上
記のずれxa及びxbをそれぞれ算出する。
【0027】次に、いずれか一方のCCDカメラ11及
び12の光軸を平行移動して互いの光軸LAおよびLB
を一致させることを想定する。ここでは、CCDカメラ
12の光軸LBをCCDカメラ11の光軸LAに一致さ
せるものとする。光軸LBを光軸LAに一致させると、
障害物Mと結像面Cの点PBを結ぶ直線が、CCDカメ
ラ11において二点鎖線27で表わされる。このように
することによって、CCDカメラ11側において、障害
物Mと結像面の点PAを結ぶ直線28と、上記の二点鎖
線27との間にΔOPAb1とΔOPPb2ができる。こ
のΔOPAb1及びΔOPPb2は相似形であるため、次
式が成り立つ。 L/d=D/(xa+xb …(1) この(1)式を変形して、 L = d・D/(xa+xb …(2) となる。
【0028】画像処理部14の距離計測用演算部14a
は、上記のようにして、被撮像物に対する距離を順次求
めることにより3次元情報を得る。なお、画像処理部1
4の距離計測用演算部14aは障害物Mの検出(CCD
カメラ11の映像信号の障害物M(被撮像物)とCCD
カメラ12の映像信号の障害物M(被撮像物)とが同一
物体であることの検出)をした上で上記の距離計算を行
うが、その障害物M(被撮像物)の検出は例えば次のよ
うになされる。距離計測用演算部14aは、例えば電源
投入直後に頭をわずかに動かすと、視野位置が変化し、
2台のCCDカメラ11及び12によって得られた映像
中の物体も頭の動きと距離に関連して動く。この動きか
ら計算して同一物体であるかどうかを判断する。即ち、
2台のCCDカメラ11及び12の相対関係が固定され
ている状態で、同一物体であれば、頭の動きに対する左
右の映像の位置変化量は常に一定の相関があり(計算結
果が固有の相関値をとる)、同一物体でなければ計算結
果はその相関値から外れる、ということを利用して障害
物Mを検出する。
【0029】(S3)画像処理部14の制御信号生成用
演算部14bは、上記の3次元情報を2次元情報に変換
する。例えば所定の距離以内に位置する被撮像物を抽出
して、その被撮像物についての2次元情報を得る。ま
た、その際には、被撮像物の輪郭を求めて、その輪郭内
を塗り潰した状態の2元情報を得る。
【0030】(S4)画像処理部14の制御信号生成用
演算部14bは、上記の2次元情報に基づいてアクチュ
エータアレイ16を制御するための制御信号を生成して
出力する。アクチュエータ制御部15(15a,15
b)はその制御信号に基づいてアクチュエータアレイ1
6を駆動する。例えば、所定の距離以内に障害物がある
と、その障害物の2次元形状に相当する領域のアクチュ
エータアレイ16に励磁電流が供給され、突起部26が
突起動作して、障害物の存在を知らせる。アクチュエー
タアレイ16は上述のようにアクチュエータ18がマト
リックス状に配置されているので、障害物の平面形状に
対応してアクチュエータ18を駆動することにより、障
害物の形状を利用者に把握させることができる。
【0031】(S5)画像処理部14は、上記の処理
(S1)乃至(S4)を電源がオフになるまで(又は停
止の指令があるまで)繰り返す。
【0032】図7は前方に自転車30がある場合の例を
示した説明図である。本実施形態1においては、自転車
30が前方に置いてある場合には、最初に距離を計測し
てその3次元情報を求めるが、次にその3次元情報を2
次元情報に変換して、その2次元情報に対応した領域に
あるアクチュエータアレイ16を駆動して自転車30の
存在を利用者に知らせる。そして、歩いている状態にお
いては、その領域が拡大することとになるので、前方の
障害物に近づいていることが分かる。
【0033】実施形態2.上記の実施形態1において、
画像処理部14の制御信号生成用演算部14bは、被撮
像物の輪郭を求めて、その輪郭内を塗り潰した状態の2
元情報を得るようにした例について説明したが、例えば
平らな領域部分に所定の大きさをもった凹部(所定の面
積だけの距離が遠い状態になっている場合の状態)が現
れた場合には、それを穴として判断し、上記の障害物と
は異なる制御信号を生成する。例えば、アクチュエータ
アレイ16を所定の周期で振動させるための制御信号を
生成して出力する。アクチュエータ制御部15(15
a,15b)はその制御信号に基づいてアクチュエータ
アレイ16を駆動してその突起部26を振動させる。
【0034】図8は本実施形態2において、前方に穴3
1と木立32がある場合の例を示した図である。画像処
理部14は、穴31を検出するとその穴に対応した領域
のアクチュエータアレイ16を振動させるための制御信
号を生成してアクチュエータ制御部15(15a,15
b)はその制御信号に基づいてアクチュエータアレイ1
6を駆動して振動させる。木立32については、上記の
実施形態1で説明したように、木立に対応した領域のア
クチュエータアレイ16を駆動させるための制御信号を
生成してアクチュエータ制御部15(15a,15b)
は、その制御信号に基づいてアクチュエータアレイ16
の突起部26を突出させる。
【0035】また、上記の例ににおいて、例えば木立3
2が更に近接した状態になった場合においては、緊急事
態を知らせるために、離れている場合とは異なった制御
信号(振幅、振動数)を生成して、アクチュエータアレ
イ16を通常とは異なる動作をさせて、緊急事態を知ら
せるようにする。
【0036】実施形態3.また、画像処理部14の制御
信号生成用演算部14bは、被撮像物の輪郭を求めた際
に、そのデータを時系列に記憶しておいて、例えば或る
物体が利用者に向かって飛んできた場合には、その輪郭
が時系列で大きくなることを利用して飛翔物を検出す
る。そして、画像処理部14の制御信号生成用演算部1
4bは、その飛翔物に対応した領域のアクチュエータア
レイ16を振動させるための制御信号を生成し、アクチ
ュエータ制御部15(15a,15b)はその制御信号
に基づいてアクチュエータアレイ16を駆動し、その突
起部26を振動させる。このときの振動の周波数につい
ては、例えば上記の穴の周波数よりも高い周波数に設定
して緊急性を高めるようにする。
【0037】図9は実施形態3において、玉33が飛ん
できた場合の例を示した図である。画像処理部14の制
御信号生成用演算部14bは、玉(飛翔物)33を検出
するとその玉33に対応した領域のアクチュエータアレ
イ16を振動させるための制御信号を生成し、アクチュ
エータ制御部15(15a,15b)はその制御信号に
基づいてアクチュエータアレイ16を駆動し、その突起
部26を振動させる。利用者は、これにより何らかのも
のが自分に向かって飛んできていることを把握すること
ができる。
【0038】実施形態4.また、利用者が歩いている状
態と停止している状態とでは、障害物に対する扱いが異
なるので、利用者が停止している場合には、例えば距
離が5m以上で所定の面積以上のもの、及び動いてい
る物体を検出し、比較的離れた周囲の状態を認識すると
ともに(どのような状態の場所にいるのかを把握す
る)、動いている物体を検出することにより身近に危険
が迫った場合に対応できるようにしている。なお、利用
者が歩いているか或いは停止しているかの判断について
は、画像処理部14の制御信号生成用演算部14bが、
被撮像物の輪郭を求めた際に、そのデータを時系列に記
憶しておいて、その輪郭が拡大しているが否かに基づい
て判断する。なお、利用者が歩いていることを検出する
とき及び飛翔物を検出するときには、いずれも被撮像物
の輪郭が拡大するが、前者の場合には全体が拡大し、後
者の場合には一部が短時間で拡大するので、両者を区別
することができる。
【0039】実施形態5.また、上述の実施形態1乃至
4においては、アクチュエータアレイ16を駆動して利
用者に障害物の存在を伝える例について説明したが、音
声によって障害物の存在を利用者に伝えるようにしても
よい。
【0040】図10は本発明の実施形態5に係る補助具
20の回路構成を示したブロック図である。2台のCC
Dカメラ11,12、CCDカメラ制御部13、画像処
理部34及び音声信号生成部35、音声出力手段(例え
ばイヤーホン)36及び燃料電池17から構成されてい
る。2台のCCDカメラ11,12は、CCDカメラ制
御部13により制御され、それぞれ異なった角度で撮像
し、その撮像信号を画像処理部34に出力する。画像処
理部34は、距離計測用演算部14a及び立体形状判別
用演算部14cから構成されており、距離計測用演算部
14aは上記の場合と同様に、CCDカメラ11,12
からの画像信号を入力して画像処理して距離を計測し、
立体画像情報(3次元情報)を生成する。そして、立体
形状判別用演算部14cはその立体画像情報を予め記憶
してある立体画像情報と対比させてその立体画像情報が
どのようなものであるかを判断する。例えば木立である
ことが分かると、その木立が利用者の前方の何mに位置
しているかについても分かるので、その情報を音声信号
生成部35に出力する。音声信号生成部35はその情報
に基づいて音声信号を生成して、音声出力手段36から
「右前方3mに木立があります。」という音声を発生さ
せて利用者に障害物の存在を伝える。
【0041】本実施形態5においては、利用者の移動経
路が予め分かっている場合に有用であり、移動経路及び
その周辺の障害物についての立体画像情報(3次元情
報)を予め記憶しておいて、その立体画像情報を、CC
Dカメラ11,12からの画像信号により生成された立
体画像情報(3次元情報)と対比させることにより、障
害物を具体的に特定して利用者に案内することができ
る。また、仮に、障害物を具体的に特定することができ
なくとも、障害物の存在を知らせることができる。
【0042】実施形態6.図11は本発明の実施形態6
に係る補助具20の回路構成を示したブロック図であ
る。本実施形態6においては、2台のCCDカメラ1
1,12、CCDカメラ制御部13、画像処理部14、
アクチュエータ制御部15、アクチュエータアレイ1
6、燃料電池17、画像処理部34A及び音声信号生成
部35、音声出力手段(例えばイヤーホン)36から構
成されており、上述の図1の実施形態及び図10の実施
形態を組み合わせたものである。
【0043】この補助具20においては、2台のCCD
カメラ11,12が、CCDカメラ制御部13により制
御され、それぞれ異なった角度で撮像し、その撮像信号
を画像処理部14に出力し、画像処理部14は、CCD
カメラ11,12からの画像信号を入力して画像処理
し、立体画像情報(3次元情報)を生成し、その立体情
報を更に2次元情報に変換してアクチュエータを制御す
るための制御信号を生成してアクチュエータ制御部15
に出力する。アクチュエータ制御部15は、アクチュエ
ータアレイ16を駆動して、2台のCCDカメラ11,
12により撮像された周辺の状況を利用者に知らせる。
また、画像処理部34A(立体形状判別用演算部14
c)は、画像処理部14からの立体画像情報(3次元情
報)を入力し、そして、その立体画像情報を予め記憶し
てある立体画像情報と対比させてその立体画像情報がど
のようなものであるかを判断する。上記の場合と同様
に、例えば木立であることがわかると、その木立が利用
者の前方の何mに位置しているかについても分かるの
で、その情報を音声信号生成部35に出力する。音声信
号生成部35は音声信号を生成して、音声出力手段36
から例えば「右前方3mに木立があります。」という音
声を発生させて利用者に障害物の存在を伝える。
【0044】本実施形態においては、アクチュエータア
レイ16及び音声出力手段36の両方から障害物の存在
を利用者に伝えるようにしたので、より確実に情報が伝
達される。なお、上記の実施形態2乃至4は同様に本実
施形態6にも適用される。
【0045】実施形態7.ところで、上記の実施形態に
おいては2台のCCDカメラ11,12を用いて障害物
までの距離の計測を行った例について説明したが、2台
のCCDカメラ11,12の代わりに距離センサを用い
てよい。この場合においては、距離センサを走査させて
利用者の前方の所定領域を撮像する。障害物に対する距
離が求められた後に処理は上記の実施形態1と同じあ
る。
【0046】図12は本発明の実施形態7に係る係る補
助具20の回路構成を示したブロック図である。本実施
形態7の補助具20においては、CCDカメラ11,1
2の代わりに、距離センサ40と、距離センサ40を走
査するための走査機構41とが設けられている。走査機
構41は、走査用回転ミラー42及び走査制御装置43
から構成されている。走査制御装置43が走査用回転ミ
ラー42を制御して、距離センサ40の測定部位を走査
させることにより、利用者の前方にある障害物までの距
離を計測する。画像処理部14A(制御信号生成用演算
部14b)は、その障害物までの距離(3次元情報)に
基づいて、上記の実施形態1と同様にして制御信号を生
成してアクチュエータ制御部15に出力してアクチュエ
ータアレイ16を駆動する。なお、本実施形態7につい
ても、図10の実施形態と組み合わせるようにしてもよ
い。
【0047】実施形態8.なお、電源として燃料電池の
例について説明したが、本発明においては、乾電池、2
次電池等の他の電源を用いてよい。また、ヘアーバンド
に各種の機器を取り付けた例について説明したが、例え
ば帽子や衣服に取り付けるようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、障害物ま
での距離を計測する距離計測手段と、距離計測手段によ
り計測された距離によって得られる障害物の立体情報に
基づいて障害物の存在を体感的又は音声によりに伝達す
る伝達手段とを備え、障害物までの距離を計測し、その
距離によって得られる障害物の立体情報に基づいて障害
物の存在を体感的又は音声によりに伝達するようにした
ので、視覚障害者が歩行をする際に障害物等の情報を十
分に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る補助具の回路構成を
示したブロック図である。
【図2】図1の回路構成を組み込んだ補助具の構成図で
ある。
【図3】図1のアクチュエータアレイを抽出した斜視図
である。
【図4】図1のアクチュエータ制御部とアクチュエータ
アレイとの関係を示した回路ブロック図である。
【図5】図1の画像処理部の動作を示したフローチャー
トである。
【図6】図1の画像処理部において被撮像物までの距離
を求める方法を示した図である。
【図7】利用者の前方に自転車がある場合の例を示した
説明図である。
【図8】利用者の前方に穴と木立がある場合の例を示し
た図である。
【図9】利用者に向かって玉が飛んできた場合の例を示
した図である。
【図10】本発明の実施形態6に係る補助具の回路構成
を示したブロック図である。
【図11】本発明の実施形態7に係る補助具の回路構成
を示したブロック図である。
【図12】本発明の実施形態8に係る補助具の回路構成
を示したブロック図である。
【符号の説明】
11、12 CCDカメラ 13 カメラ制御部 14 画像処理部 14a 距離計測用演算部 14b 制御信号生成用演算部 14c 立体形状判別用演算部 15 アクチュエータ制御部 16 アクチュエータアレイ 17 燃料電池 18 アクチュエータ 20 補助具 21 ヘッドバンド 22 制御部 25 円筒部 26 突起部 34 画像処理部 35 音声信号生成部 36 音声出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/005 G08G 1/005

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 障害物までの距離を計測する距離計測手
    段と、 該距離計測手段により計測された距離によって得られる
    障害物の立体情報に基づいて障害物の存在を体感的又は
    音声によりに伝達する伝達手段とを備えたことを特徴と
    する視覚障害者歩行用補助具。
  2. 【請求項2】 障害物までの距離を計測する距離計測手
    段と、 複数のアクチュエータと、 前記距離計測手段により計測された障害物までの距離に
    よって得られる立体情報に基づいて制御情報を生成して
    出力する演算手段と、 前記制御情報に基づいて前記アクチュエータを駆動して
    障害物の存在を体感的に伝達させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とする視覚障害者歩行用補助具。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、前記立体情報を平面情
    報に変換し、その平面情報を制御信号として出力するこ
    とを特徴とする請求項2記載の視覚障害者歩行用補助
    具。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、前記障害物までの距離
    の変動に基づいて歩行状態であるかどうかを検出し、そ
    の状態に応じて、生成する平面情報を異ならせることを
    特徴とする請求項3記載の視覚障害者歩行用補助具。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、歩行状態である場合に
    は、所定の距離以内の障害物を検出し、その障害物の平
    面情報を生成することを特徴とする請求項4記載の視覚
    障害者歩行用補助具。
  6. 【請求項6】 前記演算手段は、前記所定の距離以内の
    障害物の内、近接した障害物についてはその平面情報に
    特定の情報を付加して、前記アクチュエータを駆動させ
    ることを特徴とする請求項5記載の視覚障害者歩行用補
    助具。
  7. 【請求項7】 前記演算手段は、停止状態である場合に
    は、所定の距離以上の障害物を検出し、その障害物の平
    面情報を生成することを特徴とする請求項4記載の視覚
    障害者歩行用補助具。
  8. 【請求項8】 前記複数のアクチュエータは、マトリッ
    クス状に配置されたものであることを特徴とする請求項
    2乃至7記載の何れかに記載の視覚障害者歩行用補助
    具。
  9. 【請求項9】 前記立体情報に基づいて音声信号を生成
    して出力する音声信号生成手段と、 前記音声信号を音声に変換して出力する音声出力手段と
    を備えたことを特徴とする請求項2乃至8の何れかに記
    載の視覚障害者歩行用補助具。
  10. 【請求項10】 障害物までの距離を計測する距離計測
    手段と、 該距離計測手段により計測された障害物までの距離によ
    って得られる立体情報に基づいて音声信号を生成して出
    力する音声信号生成手段と、 前記音声信号を音声に変換して出力する音声出力手段と
    を備えたことを特徴とする視覚障害者歩行用補助具。
  11. 【請求項11】 前記音声信号生成手段は、所定の距離
    以内の障害物の立体情報に基づいて音声信号を生成して
    出力することを特徴とする請求項9又は10記載の視覚
    障害者歩行用補助具。
  12. 【請求項12】 前記音声信号生成手段は、前記立体情
    報と、予め登録されている障害物の立体情報とを対比し
    て、両者が一致しているとき、その障害物を特定する情
    報に対応した音声信号を生成することを特徴とする請求
    項9乃至11の何れかに記載の視覚障害者歩行用補助
    具。
  13. 【請求項13】 前記距離計測手段は、距離センサと、
    該距離センサを走査するための走査手段から構成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載
    の視覚障害者歩行用補助具。
  14. 【請求項14】 前記距離計測手段は、異なった位置に
    配置された複数の撮像手段と、該撮像手段からの撮像信
    号を処理して障害物までの距離を求める距離計測用演算
    手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至12の何
    れかに記載の視覚障害者歩行用補助具。
  15. 【請求項15】 前記各手段、又は前記手段及びアクチ
    ュエータがヘッドバンドに取り付けられたことを特徴と
    する請求項1乃至14の何れかに記載の視覚障害者歩行
    用補助具。
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