JP2003079618A - 超音波撮像装置及び超音波画像データ処理システム - Google Patents

超音波撮像装置及び超音波画像データ処理システム

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JP2003079618A
JP2003079618A JP2001275164A JP2001275164A JP2003079618A JP 2003079618 A JP2003079618 A JP 2003079618A JP 2001275164 A JP2001275164 A JP 2001275164A JP 2001275164 A JP2001275164 A JP 2001275164A JP 2003079618 A JP2003079618 A JP 2003079618A
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JP
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ultrasonic
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imaging apparatus
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JP2001275164A
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English (en)
Inventor
Shinichi Amamiya
慎一 雨宮
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波画像データを記憶する大容量の記憶装
置を設けて、記憶した画像データから検索情報に基づき
検索できる超音波撮像装置と、超音波画像データを記憶
する画像サーバが設けられ、画像サーバにおいて検索情
報に基づき必要な画像データを検索できる超音波画像デ
ータ処理システムを実現する。 【解決手段】被検者を撮像して得た画像データをプリン
タ操作するだけで、CPU50によってヘッダ情報が添
付されて画像データファイルが自動的に生成され、ハー
ドディスク60記憶される。また、入力した検索情報に
一致するヘッダ情報を持つ画像データファイルが順次検
索し、該当する画像データを表示することで、オペレー
タが検索対象の画像を素早く見つけることができるの
で、簡単な操作によって、プリントアウトと同時に画像
データファイルが自動的に記録でき、また、検索情報に
基づき所望の画像データを容易に検索できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を用いて被
検者の体の一部分を撮像する超音波撮像装置及び超音波
撮像装置によって撮像した画像データを記憶し、処理す
る超音波画像データ処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波撮像装置を用いて診断を行う場
合、超音波撮像装置で被検者の体の所定の部分を撮像
し、得られた画像を用紙に印刷(プリントアウト)し、
印刷した画像に基づき、被検者の病状を診断する超音波
診断法が病院などの医療機関において一般的に行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の超音
波撮像装置は、画像データを記憶する大容量の記憶装置
を持たないため、撮像した画像データを記憶することが
できなかった。このため、撮像した画像をその場でプリ
ントアウトし、プリント用紙を診察記録として保存する
しかなかった。特定の病状を学術的に研究するために、
被検者の病状の進行に伴って記録した超音波画像を逐一
分析する必要がある。このため、それまでのプリント用
紙をすべて集めて、また、必要に応じて必要なものを複
写して複数のコピーを作成して配布したり、学術研究会
で発表したりする。プリント用紙をコピーすることによ
って、画質の劣化が問題となる。
【0004】近年、超音波撮像装置に画像データを記憶
する記憶装置を設けて撮像した画像データを蓄積する機
能を持つものが製造されている。しかし、画像データを
記憶するために、一々操作をしなければならず、操作が
煩雑になる。また、記憶された画像データから必要もの
を素早く検索する機能がなく、データファイル名などの
検索情報がない場合、記憶された画像データから必要な
ものを読み出すためには、一度プリントアウトした画像
データをもとに、それに見比べながら必要な画像データ
を探さなければならなかったという不利益がある。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、大容量の記憶装置を設けて、撮
像した画像データに識別情報を付与して記憶し、記憶し
た画像データから識別情報に基づき検索でき、また、画
像サーバを設けて、撮像した画像データを画像サーバに
記憶し、画像サーバから識別情報に基づき必要な画像デ
ータを検索して出力できる超音波撮像装置及び超音波画
像データ処理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の超音波撮像装置は、超音波を用いて被検者
の体の所定の部分を撮像する撮像手段と、上記撮像手段
によって撮像した画像データに当該画像データを識別す
るための識別情報を付与する識別情報付与手段と、上記
識別情報が付与された画像データを記憶する記憶手段
と、外部から入力された検索情報を受けて、当該検索情
報に基づき、上記記憶手段に格納されている画像データ
のうち、上記入力された検索情報と一致する識別情報を
持つ画像データを検索し、検索した画像データを出力す
る検索手段とを有する。
【0007】また、本発明の超音波画像データ処理シス
テムは、超音波画像を撮像する撮像装置と、上記撮像装
置によって取得した画像データを格納し、処理する画像
サーバとを含む超音波画像データ処理システムであっ
て、上記超音波撮像装置は、超音波を用いて被検者の体
の所定の部分を撮像する撮像手段と、上記撮像手段によ
って撮像した画像データに当該画像データを識別するた
めの識別情報を付与する識別情報付与手段と、上記識別
情報が付与された画像データを記憶する記憶手段と、上
記識別情報が付与された画像データを通信路に出力し、
また、外部から入力された検索情報を上記通信路に出力
し、また、上記通信路からデータを受け取るインターフ
ェース手段とを有し、上記画像サーバは、画像データを
記憶するサーバ記憶手段と、上記通信路から送信されて
きた画像データ及び当該画像データに付与された識別情
報を受信して上記サーバ記憶手段に出力し、また、上記
通信路から送信されてきた検索情報を受信し、また、上
記サーバ記憶手段から読み出した画像データ及び当該画
像データに付与された識別情報を上記通信路を介して送
信するサーバインターフェースと、上記サーバインター
フェースから受信した検索情報に基づき、上記サーバ記
憶手段に格納されている画像データのうち、当該検索情
報と一致する識別情報を持つ画像データを検索し、検索
した画像データを上記サーバインターフェース及び上記
通信路を介して上記超音波撮像装置に送信する検索手段
とを有する。
【0008】また、本発明では、好適には、上記通信路
は、上記超音波撮像装置と上記画像サーバとの間にデー
タ転送を行う専用または汎用のデータ通信回線から構成
されている。
【0009】また、本発明では、好適には、上記識別情
報付与手段は、シリアル番号またはランダムな番号を上
記識別情報として上記画像データに付与する。
【0010】また、本発明では、好適には、上記識別情
報付与手段は、所定のID番号、被検者氏名、生年月
日、及び画像データの撮像日付の何れか一つまたは複数
を組み合わせた情報を上記識別情報として上記画像デー
タに付与する。
【0011】また、本発明では、好適には、上記画像デ
ータを圧縮し、圧縮した画像データを上記記憶手段に記
憶させる圧縮手段を有する。
【0012】また、本発明では、好適には、上記超音波
撮像装置には、上記画像データ及び当該画像データに付
与された上記識別情報を印刷する印刷手段をさらに有す
る。
【0013】また、本発明では、好適には、上記印刷手
段は、上記インターフェースから入力された画像データ
及びそれに付与された識別情報を印刷する。
【0014】さらに、本発明では、好適には、上記超音
波撮像装置には、上記撮像手段によって撮像された画像
データを印刷する印刷命令を受けたとき、上記画像情報
付与手段に上記撮像した画像データに識別情報を付与さ
せ、当該識別情報が付与された画像データを上記印刷手
段に出力して印刷させるとともに、上記記憶手段に出力
して記憶させる制御手段をさらに有する。
【0015】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は本発明に係る超音波撮像装置の一実施形態を示す
構成図である。図示のように、本実施形態の超音波撮像
装置は、プローブ10、スキャナ20、ディスプレイ装
置(例えば、CRT)30、表示制御部40、CPU5
0、記憶装置、例えば、ハードディスク60及びプリン
タ70によって構成されている。
【0016】以下、本実施形態の超音波撮像装置の各部
分の構成及び機能について説明する。プローブ10は、
スキャナ20からの供給された電気信号を超音波信号に
変換して所定のビームを形成して放射する。また、被検
体から反射された超音波信号を電気信号に変換して、ス
キャナ20に出力する。
【0017】スキャナ20は、超音波信号を発生するた
めの駆動信号を生成し、プローブ10に供給する。スキ
ャナ20は、例えば、発振回路などを有し、所定の周波
数の発振信号を上記駆動信号として生成してプローブ1
0に出力する。このため、プローブ10は、入力された
駆動信号に応じた超音波信号を生成し、所定のビームを
形成して超音波信号を放射する。これに応じて、被検体
から反射された超音波信号がプローブ10によって受信
され、さらに受信信号が電気信号に変換され、スキャナ
20に出力される。スキャナ20はプローブ10によっ
て変換された電気信号を受信し、表示制御部40または
CPU50に出力する。また、スキャナ20は、変換さ
れた電気信号をディジタル信号に変換し、画像データを
生成する。
【0018】ディスプレイ装置(以下、便宜上単にCR
Tと表記する)30は、表示制御部40から出力される
画像信号を表示する。表示制御部40は、スキャナ20
から送られた受信信号及びCPU50からの制御信号に
従って、画像を表示するための画像信号を生成し、CR
T30に出力する。なお、スキャナ20からアナログ−
ディジタル変換された画像データを受け取る場合、表示
制御部40は、受信した画像データに基づき、画像を表
示するための画像信号を生成し、CRT30に出力す
る。
【0019】CPU50は、超音波撮像装置の各部分の
動作を制御するとともに、データ処理及びデータ転送の
制御を行う。例えば、CPU50は、スキャナ20、表
示制御部40、ハードディスク60及びプリンタ70に
それぞれ制御信号を出力し、これら各部分の動作を制御
する。また、CPU50は、スキャナ20から画像デー
タを受け取り、当該画像データに必要な識別情報を生成
し、ヘッダ情報として画像データに付与して、画像デー
タファイルを生成してハードディスク60に転送する。
さらに、データ検索を行うとき、CPU50は、ハード
ディスク60から読み出したデータファイルのヘッダ情
報に基づき、検索情報との比較結果に基づき検索目標の
データファイルを探す。そして、見つけた画像データフ
ァイルをハードディスク60から読み出して、表示制御
部40に送って画像表示を行い、また、画像データをプ
リンタ70に送信し、プリントアウトさせる。
【0020】ハードディスク60は、CPU50から送
られてきた画像データファイルを記憶し、また、CPU
50から送られてきた検索命令に従い、格納されている
画像データファイルからヘッダ情報を読み出し、CPU
50に送信する。そして、CPU50によってヘッダ情
報と検索情報とが一致したと判断されたとき、画像デー
タファイルを読み出し、CPU50に出力する。
【0021】プリンタ70は、CPU50から出力され
る画像データに基づき、画像データを表示した画面をプ
リント用紙にプリントアウトする。
【0022】上述した構成を有する超音波撮像装置にお
いて、ハードディスク60は、大量の画像データを記憶
できるように、大容量を持つ。例えば、スキャナ20か
ら出力される一枚の画像データは、640×480ドッ
トの画像として、一ドット分の画像、即ち一画素にRG
B三色にそれぞれ一バイト(8ビット)ずつ与えられて
いる場合、一枚の画像データの容量は、640×480
×3=921,600バイトである。即ち、一枚の画像
データの容量は、約921kB(キロバイト)である。
【0023】超音波撮像装置が一日当たり30枚の画像
を取り、また、年間稼働日数を250日とすると、一年
間で取得した画像データの容量は、921kB×30×
250=6,907,500kBとなる。即ち、一年間
で取得した画像データは、約7GB(ギガバイト)とな
る。このように、ハードディスク60に7GBの容量が
あれば、一年分の画像データを記憶することが可能であ
る。例えば、30GBのハードディスクが設けられてい
る超音波撮像装置では、約4年分の画像データを蓄積す
ることが可能である。さらに、画像データをデータ圧縮
技術を用いて圧縮して蓄積することにすれば、データ容
量を少なくすることも可能である。例えば、現在画像デ
ータを圧縮するために一般的に用いられているJPEG
方式では、画像データの容量を約1/8に圧縮すること
が可能である。このため、4年分の画像データをJPE
G方式で圧縮すれば、その容量が、6,907,500
kB×4/8=3,453,750kB、即ち、3.4
5GBとなる。
【0024】上述したように、画像データを圧縮処理す
ることによって、その容量が大幅に低減される。上述の
例では、JPEG方式によって画像データを圧縮するこ
とで、4年分の画像データの総容量が3.45GBとな
る。即ち、超音波撮像装置にこの容量を持つハードディ
スク60を設ければ、4年分の画像データをすべて記憶
することが可能である。このため、例えば、被検者の病
状の変化などを追跡調査する場合、以前の画像データを
ハードディスク60から読み出してプリンタ70によっ
てプリントアウトすることで、撮像する当時と同じよう
に鮮明な超音波画像を出力できるので、病気の診断に役
立つ。
【0025】なお、画像データをただデータファイルと
してハードディスク60に記憶すると、膨大のデータフ
ァイルから必要の画像データを取り出すことが困難にな
るので、必要な画像データを検索する方法が必要であ
る。本実施形態の超音波撮像装置において、画像データ
毎にヘッダ情報が添付され、当該ヘッダ情報に基づき画
像データの検索を実現できる。以下、ヘッダ情報につい
て説明する。
【0026】図2は、ハードディスク60に記憶されて
いる画像データファイルの構成を示している。図示のよ
うに、画像データファイルには、ヘッダ情報と画像デー
タが含まれている。ヘッダ情報に、ID番号、被検者の
氏名、生年月日、血液型、画像データの撮像日付などの
情報が含まれている。なお、ID番号は、例えば、CP
U50によって生成された画像データのシリアル番号あ
るいはランダムな番号、または、超音波撮像装置固有の
識別番号にその他識別用の符号、記号などを組み合わせ
た番号である。被検者の氏名、生年月日など個人情報
は、被検者のカルテから取得できる情報であり、撮像を
行う前に、オペレータによって超音波撮像装置に入力さ
れる。なお、当該個人情報の入力は、手入力のほか、例
えば、被検者が持っている読み取り可能な磁気カード、
若しくはICカードなどから読み取り、CPU50に入
力することもできる。
【0027】CPU50は、各画像データに、図2に示
すヘッダ情報を生成し、画像データに付与することで、
画像データファイルを生成し、ハードディスク70に記
憶させる。このため、ハードディスク70に格納されて
いる各画像データファイルに、ヘッダ情報が含まれ、こ
のヘッダ情報が後に画像データを検索するとき必要な情
報をCPU50に提供する。
【0028】例えば、被検者の氏名が分かっている場
合、氏名の情報に基づいてハードディスク60に記憶さ
れている画像データファイルから以前同じ被検者を撮像
した画像データを検索することができる。この場合、C
PU50は、ハードディスク60から画像データファイ
ルのヘッダ情報を順次読み出して、ヘッダ情報の中にあ
る氏名と検索対象となる氏名とを較べて、一致した場合
当該画像データファイルを読み出し、画像データの部分
を取り出して表示制御部40に出力する。このため、オ
ペレータはCRT30に表示されている画像を見て検索
対象となる画像であるかどうかを判断し、検索対象であ
る場合、必要に応じてプリンタに出力することができ
る。また、検索対象の画像データではない場合、CPU
50によって検索を継続することができる。
【0029】図3と図4は、それぞれ本実施形態の超音
波撮像装置における撮像及び検索時の動作を示すフロー
チャートである。以下、これらの図面を参照しつつ、本
実施形態の超音波撮像装置の動作を説明する。
【0030】まず、図3を参照しながら撮像時の動作を
説明する。 ステップSA1:撮像の前に、被検者の情報が入力され
る。なお、この情報入力は、例えば、上述したように、
被検者のカルテの記載内容に基づき、オペレータによっ
て手入力するか、または、被検者が持っている読み取り
可能な磁気カード若しくはICカードから必要な情報を
超音波撮像装置に読み出す。
【0031】ステップSA2:超音波撮像装置によっ
て、被検者の体の所定の部分に対して撮像を行う。撮像
は、オペレータがプローブ10を持って、被検者の撮像
対象部分にプローブ10をあてて行う。プローブ10か
ら放射された超音波信号が被検者の撮像対象部分に照射
され反射されるので、プローブ10によって反射信号を
受信して電気信号に変換され、スキャナ20に送信され
る。スキャナ20によって、プローブ10からの受信信
号をディジタル変換して、画像データが得られる。
【0032】ステップSA3:画像データに基づき、表
示制御部40の制御に従って、CRT30に画像が表示
される。 ステップSA4:プリント指示を待つ。オペレータがC
RT30に表示された画像を見て、プリントアウトの指
示を行う。なお、プリントアウト指示は、例えば、撮像
装置の制御パネールに設けられているプリントスイッチ
を押すことで行われる。
【0033】ステップSA5:プリント指示を受ける
と、CPU50によって、被検者の個人情報に基づき、
ヘッダ情報が生成される。 ステップSA6:生成されたヘッダ情報が画像データに
付与され、画像データファイルが生成される。 ステップSA7:そして、生成された画像データファイ
ルがハードディスク60に転送され、ハードディスク6
0によって記憶される。
【0034】ステップSA8:ヘッダ情報及び画像デー
タがプリンタ70に送られ、プリンタ70によって、ヘ
ッダ情報と画像がプリント用紙に印刷される。
【0035】上述した撮像処理によって、撮像された画
像データをプリントするだけでプリントアウトと同時
に、画像データに自動的にヘッダ情報が付与され、ハー
ドディスク70に記憶される。即ち、オペレータから見
れば、従来の超音波撮像装置で行われた操作と同じよう
に、表示された画像を見て記録として残したい場合、プ
リントボタンを押すと、CRT30に表示されている画
像がプリンタ70によって出力される。そして、プリン
トと同時に、CPU50によって画像データにヘッダ情
報が自動的に付与され、画像データファイルが生成さ
れ、ハードディスク60によって記憶される。即ち、オ
ペレータが複雑な作業を行うことなく、従来の超音波撮
像装置と同じプリント操作で、プリント出力を得られる
とともに、ハードディスク60にヘッダ情報が添付され
た画像データファイルが記録される。
【0036】なお、プリント操作をせずに、単にCRT
30に表示されている画像データをハードディスク60
に記録することも可能である。この場合、例えば、オペ
レータによって、超音波撮像装置の制御パネールに設け
られている記録スイッチを押すことで、上述したプリン
トのときとほぼ同じように、CPU50によって、ヘッ
ダ情報が生成され、画像データに添付されて画像データ
ファイルが自動的に生成される。そして、生成された画
像データファイルがハードディスク60に転送され、ハ
ードディスク60に記憶される。この場合、プリントア
ウトが行われない。
【0037】次に、図4を参照しつつ、検索する場合の
動作を説明する。 ステップSB1:まず、検索情報の入力が行われる。こ
こで、検索情報は、例えば、画像データファイルのヘッ
ダ情報に含まれている一つまたは複数の情報からなる。
例えば、ID番号、被検者の氏名、生年月日、血液型、
撮像日付などの何れかの情報または複数の情報の組み合
わせである。
【0038】ステップSB2:CPU50は、ハードデ
ィスク60に記憶されている画像データファイルから順
次ヘッダ情報を読み出す。 ステップSB3:CPU50は、読み出したヘッダ情報
と検索情報とを比較し、一致すると該当する画像データ
ファイルから画像データを読み出す。ステップSB4に
おいて、検索で見つけた画像データを表示制御部40に
送信し、CRT30に画像を表示させる。一方、ヘッダ
情報と検索情報が一致しない場合、ステップSB2の処
理に戻り、次のヘッダ情報を読み出して、比較を行う。
【0039】ステップSB5:表示した画像が検索の対
象であるか否かがオペレータによって判断される。この
とき、CPU50はオペレータの操作指示を待つ。 ステップSB6:表示した画像が検索対象である場合、
オペレータがプリントスイッチを押すなどの操作を行
う。そして、オペレータの操作に応じて検索した画像デ
ータがプリンタ70に出力され、画像がプリントアウト
される。
【0040】一方、表示した画像が検索対象ではない場
合、オペレータは、例えば、超音波撮像装置の制御パネ
ールに設けられている検索スイッチを押す。これに応じ
て、CPU50は、ハードディスク60から次の画像デ
ータファイルのヘッダ情報を読み出し、検索情報とを比
較する。そして、検索対象の画像データを見つけるまで
に、上述したステップSB3〜SB5の処理が繰り返さ
れる。
【0041】上述したように、本実施形態の超音波撮像
装置において、検索情報を入力することで、当該検索情
報に一致するヘッダ情報を持つ画像データファイルを検
索されるので、ハードディスク60に記憶されている膨
大な画像データファイルから所望の画像データを簡単に
見つけることができる。例えば、被検者の氏名、生年月
日を入力することで、当該被検者を撮像した画像データ
を順次検索され、画像がCRT30に表示されるので、
オペレータは表示画像を見ながら、検索対象の画像を見
つけ、それをプリントアウトすることができる。
【0042】また、撮像日付が分かれば、当該撮像日付
を超音波撮像装置に入力することで、同日に撮像される
画像が順次に表示することができるので、オペレータが
CRT30の表示画像を見ながら、必要な画像データを
見つけることができる。さらに、例えば、ID番号が分
かれば、ハードディスク60から目標の画像データを一
意に見つけることができる。
【0043】以上説明したように、本実施形態の超音波
撮像装置によれば、被検者を撮像して得た画像データを
プリンタ操作するだけで、CPU50によってID番号
及び被検者の個人情報に基づいて生成されたヘッダ情報
が画像データに付与され、画像データファイルが自動的
に生成される。当該画像データファイルがハードディス
ク60記憶されるので、ID番号及び被検者の個人情報
を含む検索情報を入力するだけで、当該検索情報に該当
するヘッダ情報を持つ画像データファイルが順次検索さ
れ、該当する画像が表示されるので、オペレータが表示
画像に基づいて検索対象の画像を見つけることができ
る。このように、従来の超音波撮像装置と同じプリント
操作によって、プリントアウトと同時に画像データファ
イルが自動的にハードディスク60に記録され、また、
ヘッダ情報に基づき所望の画像データを容易に検索する
ことができるので、記録した画像データを簡単に利用す
ることができる。また、撮像した画像データをプリント
アウトすることなく画像データファイルを記録すること
も可能であり、これによって記録された画像データファ
イルも同様に検索できることはいうまでもない。
【0044】第2実施形態 図5は本発明に係る超音波画像データ処理システムの一
実施形態を示す構成図である。図示のように、本実施形
態の超音波画像データ処理システムは、超音波撮像装置
100、画像サーバ200及び通信線300によって構
成されている。
【0045】超音波撮像装置100は、上述した本発明
の第1の実施形態に開示されている超音波撮像装置とほ
ぼ同じ構成を有するが、本実施形態では、通信線300
を介して画像サーバ200との通信を行うためのインタ
ーフェース回路が追加されている。
【0046】画像サーバ200は、超音波撮像装置10
0によって撮像した画像データ及びヘッダ情報を含む画
像データファイルを記憶し、超音波撮像装置100から
入力される検索情報に基づき、記憶されている画像デー
タファイルから検索情報と一致するヘッダ情報を持つ画
像データファイルを検索し、超音波撮像装置100に該
当する画像データファイルを転送する。
【0047】通信線300は、専用または汎用の通信線
路によって構成されている。例えば、通信線300は、
超音波撮像装置100と画像サーバ200との間に接続
されている専用のデータ通信線によって構成される。ま
たは、通信線300は、現在一般的に使用されているロ
ーカルネットワークまたは広域ネットワーク、例えば、
インターネットによって構成することもできる。
【0048】なお、図5に示す本実施形態の超音波画像
データ処理システムでは、一つの超音波撮像装置と一つ
の画像サーバによって構成されているが、本実施形態は
この構成に限定されることなく、例えば、複数の超音波
撮像装置によって一つの画像サーバを共有することも可
能である。この場合、複数の超音波撮像装置は、通信線
300を介して画像サーバ200に接続される。
【0049】図6と図7は、それぞれ超音波撮像装置1
00及び画像サーバ200の構成を示すブロック図であ
る。以下、これらの図面を参照しつつ、超音波撮像装置
100及び画像サーバ200それぞれの構成及び機能に
ついて説明する。
【0050】図6に示すように、超音波撮像装置100
は、撮像装置110及びインターフェース120によっ
て構成されている。撮像装置110は、上述した本発明
の第1の実施形態の超音波撮像装置とほぼ同じ構成を有
する。撮像装置110において、被検者に対して撮像を
行い、画像データを取得する。撮像した画像がCRT3
0に表示される。そして、プリント指示、またはデータ
記録指示を受けたとき、CPU50によってヘッダ情報
が生成され、画像データに生成されたヘッダ情報が付与
され、画像データファイルが生成される。なお、本実施
形態の撮像装置110において、生成された画像データ
ファイルがインターフェース120に出力される。
【0051】インターフェース120は、撮像装置11
0によって生成される画像データファイルを通信路30
0を介して、画像サーバ200に送信する。また、検索
を行う場合、インターフェース120は、撮像装置11
0によって生成された検索情報を通信路300を介して
画像サーバ200に送信する。画像サーバ200におい
て、受信した検索情報に基づき、記憶されている画像デ
ータファイルから検索情報に一致するヘッダ情報を持つ
画像データファイルを検索し、該当する画像データファ
イルから、画像データを読み出して通信路300を介し
て超音波撮像装置100に送信する。このとき、超音波
撮像装置100のインターフェース120は、通信路3
00から画像データを受信し、撮像装置110に出力す
る。
【0052】図7に示すように、画像サーバ200は、
記憶装置210、制御装置220及びインターフェース
230によって構成されている。以下、それぞれの構成
部分について説明する。
【0053】記憶装置210は、インターフェース23
0から入力された画像データファイルを記憶する。本実
施形態において、画像サーバ200に設けられている記
憶装置210は、大量の画像データを記憶するために、
大容量の記憶装置、例えば、大容量のハードディスクに
よって構成されている。
【0054】制御装置220は、記憶装置210及びイ
ンターフェース230の動作を制御する。また、検索の
とき、制御装置220は、インターフェース230から
入力される検索情報を受けて、記憶装置210から順次
画像データファイルのヘッダ情報を読み出し、ヘッダ情
報と検索情報とを比較し、一致した場合、当該する画像
データファイルから画像データを読み出して、インター
フェース230を介して、超音波撮像装置100に転送
する。
【0055】インターフェース230は、通信路300
を介して送信されてきた画像データファイルを受信し、
記憶装置210に出力する。また、検索のとき、通信路
300を介して送信されてきた検索情報を受信し、制御
装置220に出力する。そして、制御装置220の検索
結果に応じて、検索情報に該当する画像データファイル
から読み出した画像データを通信路300に送信する。
【0056】上述したように、本実施形態の超音波画像
データ処理システムにおいて、超音波撮像装置100に
よって得られた画像データが画像サーバ200に転送さ
れ、画像サーバ200によって記憶される。そして、検
索のとき、超音波撮像装置100によって入力された検
索情報が画像サーバ200に転送され、画像サーバ20
0において、検索情報と記憶されている画像データファ
イルのヘッダ情報との比較結果に基づき、該当する画像
データファイルを検索する。
【0057】即ち、本実施形態の超音波撮像装置100
において、撮像して取得した画像データを画像サーバ2
00に転送して記憶するため、大容量のデータ記憶装置
を設ける必要がなく、また、検索を行うための比較処理
などをCPUによって実行する必要もなくなる。このた
め、超音波撮像装置100自身の構成を簡略化でき、装
置の低コスト化を実現できる。また、撮像した超音波の
画像データファイルを画像サーバに集中して管理するこ
とによって、画像データファイルを多数の利用者によっ
て利用することができるほか、画像サーバ200に強力
な制御装置220を設けることによって、画像データの
検索を高速に実行でき、検索に要する時間を短縮でき
る。
【0058】次に、フローチャートを参照しつつ、本実
施形態の超音波画像データ処理システムの全体の動作に
ついて説明する。図8と図9は、それぞれ撮像及び検索
時における動作を示すフローチャートである。以下、こ
れらの図面を参照しながら、撮像時及び検索時の動作を
説明する。
【0059】図8は、撮像時の動作を示すフローチャー
トである。なお、図8において、ステップSC1〜SC
7は超音波撮像装置100における動作であり、ステッ
プSC8〜SC9は画像サーバの動作である。 ステップSC1:まず、撮像の前に、被検者の情報が入
力される。ここで、被検者情報入力は、例えば、上述し
たように、被検者のカルテの記載内容に基づき、オペレ
ータによって手入力するか、または、被検者が持ってい
る読み取り可能な磁気カード若しくはICカードから必
要な情報を超音波撮像装置に読み出す。さらに、本実施
形態の超音波画像データ処理システムにおいて、例え
ば、被検者に関する情報が予め画像サーバ200に登録
されている場合、画像サーバ200から被検者情報を取
得することも可能である。
【0060】ステップSC2:超音波撮像装置によっ
て、被検者の体の所定の部分に対して撮像を行う。撮像
によって得られたアナログの画像信号がアナログ/ディ
ジタル変換によってディジタル信号に変換され、画像デ
ータが得られる。
【0061】ステップSC3:画像データに基づき、表
示制御部40の制御に従って、CRT30に画像が表示
される。 ステップSC4:プリント指示を待つ。オペレータがC
RT30に表示された画像を見て、プリントアウトの指
示を行う。なお、プリントアウト指示は、例えば、撮像
装置の制御パネールに設けられているプリントスイッチ
を押すことで行われる。
【0062】ステップSC5:プリント指示を受ける
と、CPU50によって、被検者の個人情報に基づき、
ヘッダ情報を生成される。 ステップSC6:生成されたヘッダ情報が画像データに
付与され、画像データファイルが生成される。
【0063】ステップSC7:生成された画像データフ
ァイルがインターフェース120に出力され、インター
フェース120によって、通信路300を介して、画像
サーバ200に送信される。
【0064】ステップSC8:画像サーバ200におい
て、まず、インターフェース230によって通信路30
0から画像データファイルが受信される。 ステップSC9:受信された画像データファイルが記憶
装置210に転送され、記憶装置210に書き込まれ
る。
【0065】上述した処理によって、超音波撮像装置1
00によって撮像した画像データに基づいて生成された
画像データファイルが画像サーバ200に転送され、画
像サーバ200の記憶装置210に記録される。なお、
超音波撮像装置100において、プリント操作をせず
に、単にCRT30に表示されている画像データを画像
サーバ200に送信し、記憶装置210に記録すること
も可能である。この場合、例えば、超音波撮像装置10
0のオペレータによって、超音波撮像装置の制御パネー
ルに設けられている記録スイッチを押すことで、上述し
たプリント処理のときとほぼ同じように、CPU50に
よって、ヘッダ情報が生成され、画像データに添付され
て画像データファイルが自動的に生成される。そして、
生成された画像データファイルが通信路300を介して
画像サーバ200に送信され、画像サーバ200のハー
ドディスク210に記憶される。この場合、プリントア
ウトを行わずに、撮像した画像データを画像サーバ20
0に転送して記録することができる。
【0066】次に、図9を参照しつつ、画像データ検索
時の動作について説明する。 ステップSD1:まず、超音波撮像装置100におい
て、検索情報の入力が行われる。ここで、検索情報は、
画像データファイルのヘッダ情報に含まれている情報か
らなる。例えば、ID番号、被検者の氏名、生年月日、
撮像日付などの何れかの情報または複数の情報の組み合
わせである。
【0067】ステップSD2:次に、入力された検索情
報がインターフェース120を介して、画像サーバ20
0に送信される。
【0068】ステップSD3:画像サーバ200におい
て、インターフェース230によって検索情報が受信さ
れる。さらに、受信された検索情報が制御装置220に
出力される。
【0069】ステップSD4:制御装置220は、記憶
装置210に記憶されている画像データファイルから順
次ヘッダ情報を読み出す。 ステップSD5:制御装置220は、読み出したヘッダ
情報と検索情報とを比較し、一致するか否かを比較す
る。
【0070】ステップSD6:ヘッダ情報と検索情報が
一致すると、該当する画像データファイルから画像デー
タを読み出し、インターフェース230を介して、超音
波撮像装置に送信する。一方、ヘッダ情報と検索情報が
一致しない場合、記憶装置210から次の画像データフ
ァイルのヘッダ情報を読み出し、一致判断を行う。
【0071】ステップSD7:超音波撮像装置100に
おいて、インターフェース120によって送信されてき
た画像データを受信し、撮像装置110に出力される。 ステップSD8:そして、撮像装置110において、受
信した画像データに応じた画像がCRTに表示される。
【0072】ステップSD9:表示した画像が検索の対
象であるか否かがオペレータによって判断される。 ステップSD10:表示した画像が検索対象である場
合、オペレータがプリントスイッチを押すなどの操作を
する。これに応じて、表示されている画像がプリンタに
よって印刷される。
【0073】一方、表示された画像が検索の対象ではな
い場合、オペレータによって検索続行の指示が与えられ
る。これに応じて、撮像装置110は、検索を継続する
指示信号を生成し、インターフェース120を介して画
像サーバ200に送信する。そして、画像サーバ200
では、検索継続の指示を受信すると、ステップSD4〜
SD6の処理を繰り返す。
【0074】上述した処理によって、検索情報が画像サ
ーバ200に送信され、画像サーバ200において、画
像データファイルからヘッダ情報を読み出し、検索情報
との比較結果に基づき所望の画像データを検索する。こ
のため、画像サーバ200に高速な検索処理を実行でき
る制御装置220を設けることによって、画像データフ
ァイルの検索を高速に実現することができ、超音波撮像
装置100の処理負担を大幅に軽減できる。即ち、超音
波撮像装置100の構成を簡単化でき、低コストの撮像
装置を実現できる。
【0075】以上説明したように、本実施形態の超音波
画像データ処理システムによれば、超音波撮像装置10
0によって撮像して得られた画像データにヘッダ情報を
添付した画像データファイルが生成され、画像データフ
ァイルが通信路300を介して画像サーバ200に転送
され、画像サーバ200の記憶装置210に記録され
る。画像データ検索を行うとき、超音波撮像装置100
によって取得した検索情報が通信路300を介して画像
サーバ200に送信され、画像サーバ200において検
索情報と記憶装置210から読み出した画像データファ
イルのヘッダ情報との比較結果に基づき、所望の画像デ
ータファイルを検索し、検索情報と一致するヘッダ情報
を持つ画像データファイルから画像データを読み出し
て、通信路300を介して超音波撮像装置100に送信
される。これによって、画像サーバ200に大容量の記
憶装置210を設けることで、超音波画像データが画像
サーバ200に集中して管理することができ、また、画
像サーバ200に高速な検索機能を備えた制御装置22
0を設けることで、高速な検索処理を実現できる。ま
た、撮像した画像データをプリントアウトしない場合で
も画像データを画像サーバ200に送って記憶装置21
0に記憶することができる。また、こうして記憶された
画像データファイルも上述したように検索情報を用いて
検索可能であることはいうまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波撮
像装置及び超音波画像データ処理システムによれば、オ
ペレータが簡単な操作を行うことで、撮像した超音波画
像データをプリントアウトすると同時に、ヘッダ情報を
添付した画像データファイルが自動的に生成され、記憶
装置に記録されるので、ヘッダ情報に基づき、所望の画
像データを容易に検索することができ、記憶した画像デ
ータを簡単に利用することができる。また、本発明の超
音波画像データ処理システムによれば、大容量の記憶装
置及び高速な検索機能を備えた画像サーバを設けて、通
信路を介して超音波撮像装置と接続することで、超音波
撮像装置によって撮像した画像データが画像サーバに送
られ、画像サーバによって集中管理することが可能であ
る。さらに、撮像装置から転送されてきた検索情報に基
づき、所望の画像データファイルを高速に検索できるの
で、検索に要する時間を短縮でき、利便性の向上を実現
できる。さらに、画像サーバを設けることによって、超
音波撮像装置の構成を簡単化でき、コストの削減を実現
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波撮像装置の一実施形態を示
す構成図である。
【図2】画像データファイルの構成を示す図である。
【図3】超音波撮像装置における撮像時の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】超音波撮像装置における検索時の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明に係る超音波画像データ処理システムの
一実施形態を示す構成図である。
【図6】超音波撮像装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】画像サーバの構成を示すブロック図である。
【図8】撮像時の動作を示すフローチャートである。
【図9】検索時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…超音波撮像装置、10…プローブ、20…スキ
ャナ、30…ディスプレイ装置、40…表示制御部、5
0…CPU、60…ハードディスク、70…プリンタ、
110…撮像装置、120…インターフェース、200
…画像サーバ、210…記憶装置、220…制御装置、
230…インターフェース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 雨宮 慎一 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C301 EE10 LL13 4C601 EE07 LL09 LL11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波を用いて被検者の体の所定の部分を
    撮像する撮像手段と、 上記撮像手段によって撮像した画像データに当該画像デ
    ータを識別するための識別情報を付与する識別情報付与
    手段と、 上記識別情報が付与された画像データを記憶する記憶手
    段と、 外部から入力された検索情報を受けて、当該検索情報に
    基づき、上記記憶手段に格納されている画像データのう
    ち、上記検索情報と一致する識別情報を持つ画像データ
    を検索し、検索した画像データを出力する検索手段とを
    有する超音波撮像装置。
  2. 【請求項2】上記識別情報付与手段は、シリアル番号ま
    たはランダムな番号を上記識別情報として上記画像デー
    タに付与する請求項1記載の超音波撮像装置。
  3. 【請求項3】上記識別情報付与手段は、所定のID番
    号、被検者氏名、生年月日、及び画像データの撮像日付
    の何れか一つまたは複数を組み合わせた情報を上記識別
    情報として上記画像データに付与する請求項1記載の超
    音波撮像装置。
  4. 【請求項4】上記画像データを圧縮し、圧縮した画像デ
    ータを上記記憶手段に記憶させる圧縮手段を有する請求
    項1記載の超音波撮像装置。
  5. 【請求項5】上記記憶手段は、ハードディスクである請
    求項1記載の超音波撮像装置。
  6. 【請求項6】上記画像データ及び当該画像データに付与
    された上記識別情報を印刷する印刷手段をさらに有する
    請求項1記載の超音波撮像装置。
  7. 【請求項7】上記印刷手段は、上記検索手段によって出
    力された画像データ及びそれに付与された識別情報を印
    刷する請求項6記載の超音波撮像装置。
  8. 【請求項8】上記撮像手段によって撮像された画像デー
    タを印刷する印刷命令を受けたとき、上記識別情報付与
    手段に上記撮像した画像データに識別情報を付与させ、
    当該識別情報が付与された画像データを上記印刷手段に
    出力して印刷させるとともに、上記記憶手段に出力して
    記憶させる制御手段をさらに有する請求項6記載の超音
    波撮像装置。
  9. 【請求項9】超音波画像を撮像する撮像装置と、上記撮
    像装置によって取得した画像データを格納し、処理する
    画像サーバとを含む超音波画像データ処理システムであ
    って、 上記超音波撮像装置は、 超音波を用いて被検者の体の所定の部分を撮像する撮像
    手段と、 上記撮像手段によって撮像した画像データに当該画像デ
    ータを識別するための識別情報を付与する識別情報付与
    手段と、 上記識別情報が付与された画像データを記憶する記憶手
    段と、 上記識別情報が付与された画像データを通信路を介して
    送信し、また、外部から入力された検索情報を上記通信
    路を介して送信し、また、上記通信路からデータを受信
    するインターフェース手段とを有し、 上記画像サーバは、 画像データを記憶するサーバ記憶手段と、 上記通信路を介して転送されてきたデータを受信して上
    記サーバ記憶手段に出力し、また、上記サーバ記憶手段
    から読み出した画像データを上記通信路を介して送信す
    るサーバインターフェースと、 上記サーバインターフェースから受信した検索情報に基
    づき、上記サーバ記憶手段に格納されている画像データ
    のうち、当該検索情報と一致する識別情報を持つ画像デ
    ータを検索し、検索した画像データを上記サーバインタ
    ーフェース及び上記通信路を介して送信する検索手段と
    を有する超音波画像データ処理システム。
  10. 【請求項10】上記通信路は、上記超音波撮像装置と上
    記画像サーバとの間にデータ転送を行う専用または汎用
    のデータ通信回線から構成されている請求項9記載の超
    音波画像データ処理システム。
  11. 【請求項11】上記識別情報付与手段は、シリアル番号
    またはランダムな番号を上記識別情報として上記画像デ
    ータに付与する請求項9記載の超音波画像データ処理シ
    ステム。
  12. 【請求項12】上記識別情報付与手段は、所定のID番
    号、被検者氏名、生年月日、及び画像データの撮像日付
    の何れか一つまたは複数を組み合わせた情報を上記識別
    情報として上記画像データに付与する請求項9記載の超
    音波画像データ処理システム。
  13. 【請求項13】上記画像データを圧縮し、圧縮した画像
    データを上記記憶手段に記憶させる圧縮手段を有する請
    求項9記載の超音波画像データ処理システム。
  14. 【請求項14】上記超音波撮像装置には、上記画像デー
    タ及び当該画像データに付与された上記識別情報を印刷
    する印刷手段をさらに有する請求項9記載の超音波画像
    データ処理システム。
  15. 【請求項15】上記印刷手段は、上記インターフェース
    から入力された画像データ及びそれに付与された識別情
    報を印刷する請求項14記載の超音波画像データ処理シ
    ステム。
  16. 【請求項16】上記超音波撮像装置には、上記撮像手段
    によって撮像された画像データを印刷する印刷命令を受
    けたとき、上記識別情報付与手段に上記撮像した画像デ
    ータに識別情報を付与させ、当該識別情報が付与された
    画像データを上記印刷手段に出力して印刷させるととも
    に、上記記憶手段に出力して記憶させる制御手段をさら
    に有する請求項14記載の超音波画像データ処理システ
    ム。
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