JP2003078322A - 携帯電話機用内蔵アンテナ及び携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機用内蔵アンテナ及び携帯電話機

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JP2003078322A JP2001262100A JP2001262100A JP2003078322A JP 2003078322 A JP2003078322 A JP 2003078322A JP 2001262100 A JP2001262100 A JP 2001262100A JP 2001262100 A JP2001262100 A JP 2001262100A JP 2003078322 A JP2003078322 A JP 2003078322A
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進一 高場
Hisafumi Tate
尚史 楯
Shinichiro Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造能率を高め、プラスチック成形品のフレキ
シビリティに富み、デザイン性や三次元(立体構造)性
における設計の自由度を向上させた携帯電話機用内蔵ア
ンテナを提供すること、及びそのようなアンテナを使用
した携帯電話機を提供することを目的とする。 【解決手段】難めっき性樹脂からなる成形品2及び易め
っき性樹脂からなる成形品3の複合成形品1を、易めっ
き性樹脂からなる成形品3の少なくとも―部が複合成形
品1の外側表面に露出するように二段階射出成形法によ
り形成し、易めっき性樹脂からなる成形品3の表面にめ
っきされた導電金属層5を形成する。前記複合成形品1
の易めっき性樹脂からなる成形品3に、アンテナ用外部
回路に前記導電金属層5を介して弾性的に嵌合接続され
る構造を有するコンタクト部4を備えた携帯電話機用内
蔵アンテナを得る。及びそのようなアンテナを備えた携
帯電話機を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造能率に優れた
携帯電話機用内蔵アンテナ及びそのようなアンテナを内
蔵した携帯電話機に関し、さらにはプリント基板等との
構造的接続と電気的接続の両者において高い信頼性を備
えた携帯電話機用内蔵アンテナ及びそのようなアンテナ
を内蔵した携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機用内蔵アンテナ10
は、例えば図4に示す構成である。銅板を所定形状に打
ち抜いたアンテナプレート11をプラスチック成形品1
2に貼り合わせ、そのプラスチック成形品12とプリン
ト基板13とをねじ14によりねじ止めにより固定し、
機械的(構造的)に接続していた。
【0003】また、アンテナプレート11をプリント基
板13に接続するために曲げ加工を施してコンタクト部
11aを形成し、金属製のコンタクトピン15によりア
ンテナプレート11とプリント基板13とを電気的に接
続していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の携帯電
話機用内蔵アンテナによると、プリント基板とプラスチ
ック成形品とをねじ止めにより固定する必要があり、ま
た、プリント基板と銅板とを金属製コンタクトピンによ
り電気的に接続する必要があった。さらに、銅板を所定
形状に打ち抜いたり、曲げ加工を必要とするなど、多く
の工程が必要であり、製造能率が低く、大量生産が困難
であるという問題があった。
【0005】また、プラスチック成形品にアンテナプレ
ートを貼り合わせているため、プラスチック成形品のフ
レキシビリティが劣るという問題があった。
【0006】更に、銅板を曲げ加工するため、デザイン
性や三次元(立体構造)性における設計の自由度が制限
されるという問題があった。
【0007】従って、本発明の目的は、大量生産に適す
るよう製造能率を高めるとともに、プラスチック成形品
のフレキシビリティに富み、デザイン性や三次元(立体
構造)性における設計の自由度を向上させた携帯電話機
用内蔵アンテナを提供すること、及びそのようなアンテ
ナを使用した携帯電話機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、金属めっきが形成され難い樹脂(以下、
「難めっき性樹脂」という)からなる成形品及び金属め
っきが形成され易い樹脂(以下、「易めっき性樹脂」と
いう)からなる成形品の複合成形品と、前記複合成形品
の易めっき性樹脂からなる成形品の表面にめっきされた
導電金属層とからなる携帯電話機用内蔵アンテナにおい
て、前記複合成形品の易めっき性樹脂からなる成形品の
一部に形成され、アンテナ用外部回路に前記導電金属層
を介して弾性的に嵌合接続される構造を有するコンタク
ト部を備えたことを特徴とする携帯電話機用内蔵アンテ
ナを提供する。
【0009】また、前記複合成形品は、二段階射出成形
によって得られることを特徴とする携帯電話機用内蔵ア
ンテナを提供する。
【0010】さらに、前記二段階射出成形は、前記易め
っき性樹脂からなる成形品の少なくとも―部が前記複合
成形品の外側表面に露出するように行われることを特徴
とする携帯電話機用内蔵アンテナを提供する。
【0011】前記難めっき性樹脂及び前記易めっき性樹
脂は、少なくとも一方の樹脂がシンジオタクチックポリ
スチレンを主体とした組成物であることを特徴とする携
帯電話機用内蔵アンテナを提供する。
【0012】また、前記易めっき性樹脂は、ガラスファ
イバーを含有させないことで弾性率を増加させたことを
特徴とする携帯電話機用内蔵アンテナを提供する。
【0013】本発明は、前記目的を達成するために、携
帯電話機本体と前記携帯電話機本体に内蔵された携帯電
話機用内蔵アンテナを備えた携帯電話機において、前記
携帯電話機用内蔵アンテナは、金属めっきが形成され難
い樹脂(以下、「難めっき性樹脂」という)からなる成
形品及び金属めっきが形成され易い樹脂(以下、「易め
っき性樹脂」という)からなる成形品の複合成形品と、
前記複合成形品の易めっき性樹脂からなる成形品の表面
にめっきされた導電金属層とからなり、前記複合成形品
の易めっき性樹脂からなる成形品の一部に形成され、ア
ンテナ用外部回路に前記導電金属層を介して弾性的に嵌
合接続される構造を有するコンタクト部を備えた携帯電
話機用内蔵アンテナであることを特徴とする携帯電話機
を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明においては、難めっき性樹
脂からなる成形品及び易めっき性樹脂からなる成形品の
複合成形品は、上記の目的を達成することが可能であれ
ばよく、三次元射出回路部品(MID:Molded
Interconnect Device)とすること
が好ましい。
【0015】本発明における複合成形品であるMID
は、二段階射出成形により得ることができる。難めっき
性樹脂及び易めっき性樹脂を二段階射出成形して複合成
形品を得る場合、難めっき性樹脂と易めっき性樹脂のど
ちらを一次成形品としても良いが、一次成形品を金型上
に保持したまま、二次成形用樹脂を射出成形する。特
に、難めっき性樹脂を成型したのち、易めっき性樹脂を
成型することが好ましい。
【0016】本発明において、難めっき性樹脂として
は、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリス
ルホン、ポリエーテルスルホン、シンジオタクチックポ
リスチレンから選ばれる樹脂が挙げられる。
【0017】易めっき性樹脂としては、上記難めっき性
樹脂と同様の樹脂に無電解めっき用触媒を充填したもの
が挙げられる。無電解めっき用触媒の代表例としては、
粉末珪酸アルミニウムにパラジウムを吸着させたものを
挙げることができる。
【0018】難めっき性樹脂及び易めっき性樹脂は、と
もに、低誘電率、低誘電正接であり、ガラスファイバー
を含有させないことで弾性率(バネ特性)の低下を防
ぎ、かつ、軽量であるシンジオタクチックポリスチレン
が好ましいが、少なくとも易めっき性樹脂は、ガラスフ
ァイバーを含有しないシンジオタクチックポリスチレン
であることが好ましい。
【0019】本発明の前記複合成形品においては、易め
っき性樹脂からなる成形品の少なくとも―部が複合成形
品の外側表面に露出するように二段階射出成形を行う。
これにより、後述の前記導電金属層とアンテナ用外部回
路(プリント基板)との電気的接続にとってより良い構
成となる。
【0020】また、プリント基板との固定のため、弾性
的に嵌合接続される構造を有するコンタクト部、好まし
くは弾性(バネ性)を有する成形樹脂で形成されたパチ
ンと嵌める構造であるスナップフィット構造を有する電
気的接続用コンタクト部が易めっき性樹脂からなる成形
品の部分に設けられる。
【0021】そして、めっき、好ましくは無電解めっき
により前記複合成形品の易めっき性樹脂からなる成形品
の表面に導電金属層を形成し、前記複合成形品に一体化
された弾性を有したスナップフィット構造付き樹脂製コ
ンタクト部は、前記導電金属層を介してアンテナ用外部
回路(プリント基板)と電気的に接続するように構成す
る。
【0022】このような二段階射出成形によるアンテナ
は、プリント基板とのコンタクト部分も含め、一体成形
が可能であり、製造能率に優れ、大量生産が容易とな
る。また、所望の曲面型等の三次元形状を容易に実現で
き、デザイン性や三次元(立体構造)性における設計の
自由度が向上する。更に、フレキシビリティに富むプラ
スチック成形品を提供することができる。
【0023】一方、プリント基板とのコンタクト部分も
含めアンテナ全体がプラスチック成形品により構成され
るため、長期間の使用により樹脂の塑性変形が起こり、
プリント基板への電気的接続の信頼性低下も危惧される
ことから、より高い信頼性を保持するため、少なくとも
樹脂製コンタクト部は、バネ性に富んだ樹脂を採用する
必要がある。特にガラスファイバーを含有しないで弾性
率の低下を防ぎ、バネ性に富んだ樹脂を採用することが
望ましい。また、必要に応じて突起形状を設けても良
い。
【0024】本発明においては、上記の弾性的に嵌合接
続される構造を有するコンタクト部を有するため、従来
の携帯電話機用内蔵アンテナと同等のプリント基板との
構造的接続と電気的接続の両者における高い信頼性を保
持できる携帯電話機用内蔵アンテナを提供できる。
【0025】また、上記のような材質及び構成のアンテ
ナを内蔵した携帯電話機は、所望の曲面型等の三次元形
状の筐体を有することができるとともに、電気的接続に
おいて高い信頼性を保持できる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0027】図1は、本発明の一実施例である立体図、
図2は、図1のI-I線に沿う断面図である。
【0028】本発明に係る携帯電話機用アンテナは、以
下のように複合成形品1に形成する。複合成形品1は、
難めっき性樹脂を射出成形した第1の成形品2と、易め
っき性樹脂を射出成形した第2の成形品3を2段階射出
成形法により形成する。
【0029】第2の成形品3には、プリント基板6を固
定するため、ばね性を有する樹脂で形成したスナップフ
ィット構造を有する電気的接続用コンタクト部4が形成
されている。また、スナップフィット構造を有する電気
的接続用コンタクト部4の下端41が折り曲げられるこ
とで、プリント基板6との面接触が確保されている。
【0030】また、第2の成形品3の一部は、複合成形
品1の外側表面に露出している。このため、アンテナ形
状を確保するために易めっき性樹脂をマスキング等する
工程数の低減が図れる。第2の成形品3は、無電解銅め
っき法により所定形状に形成した導電金属層5が設けら
れている。この導電金属層5は、アンテナの放射素子の
役目を果たす。
【0031】また、導電金属層5は、スナップフィット
構造を有する電気的接続用コンタクト部4を介してプリ
ント基板6と電気的に接続される。すなわち、プリント
基板6は、導電金属層5を形成した後に、電気的接続用
コネクタ部4を介して複合成形品1に組み付けられる。
【0032】ここで、電気的接続用コンタクト部4は、
ばね性を有する樹脂で形成されるため、電気的接続用コ
ンタクト部4がプリント基板6を押し付けることから長
期間にわたって安定した電気的接触が達成できる。ま
た、電気的接続用コンタクト部4は、ガラスファイバー
を含有しない組成とすることにより、弾性率の低下を防
止する。従って、電気的接続用コンタクト部4は、ばね
性の低下が防止されるので、プリント基板との電気的接
触において、長期間にわたって安定した電気的接触が達
成できることになり、電気的接触においてより高い信頼
性を保持することができる。
【0033】図3は、電気的接続用コンタクト部4の他
の実施例を示す図である。電気的接続用コンタクト部4
の下端41に、突起42を設けることによっても、プリ
ント基板6との電気的接触において安定した電気的接触
が達成でき、より高い信頼性を保持することができる。
【0034】次に、従来のネジ止め固定による金属片コ
ンタクト方式と本発明のスナップフィット構造を有する
樹脂製の電気的接続用コンタクト方式で作製したアンテ
ナにおける各環境試験の結果を表1に示す。本実施例に
おいて、難めっき性樹脂及び易めっき性樹脂として、と
もにガラスファイバーを含有しないシンジオタクチック
ポリスチレンを使用した。 <試験方法> (1)高温高湿試験:槽温度85℃、湿度85%に保た
れた恒温槽に複合成形品から形成したアンテナを100
0時間保持する。 (2)高温放置:槽温度125℃の恒温槽にアンテナを
1000時間保持する。 (3)熱衝撃試験:−40℃で30分〜85℃で30分
を1サイクルとして、1000サイクル実施する。 <評価方法>
【0035】アンテナ(メッキ部分)とプリント基板の
間の電気抵抗の変化を測定し、試験前後で電気抵抗の変
化が無い場合を○とし、試験完了後電気抵抗がゼロ(電
気的接続なし)の場合を×とした。
【0036】試験結果は、従来のネジ止め固定による金
属片コンタクト方式と比較してプリント基板とスナップ
フィット構造を有する樹脂製の電気的接続用コンタクト
部の接続性を電気抵抗値から3段階で相対的に比較した
ものである。
【0037】比較のためにガラスファイバーを含有した
樹脂で形成した電気的接続用コンタクト部の接続信頼性
も合わせて示す。
【表1】
【0038】上記の結果より明らかなように、本発明に
よる携帯電話機用内蔵アンテナは、従来のネジ止め固定
による金属片コンタクト方式と同等以上の高信頼性の電
気接続構造を有する。
【0039】また、本発明による携帯電話機用内蔵アン
テナを内蔵した携帯電話機は、プリント基板への電気的
接続において高い信頼性を有するため、携帯電話機の使
用時において、安心して使用することができる。
【0040】本発明においては、易めっき性樹脂として
使用される他の樹脂、例えば液晶ポリマー等もアンテナ
要求特性に応じて適用可能である。
【0041】尚、本発明の実施形態は、上述の図示例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による携帯
電話機用内蔵アンテナによれば、プリント基板とのコン
タクト部を含め、一体成形が可能で大量生産に適するよ
う製造能率を高めるとともに、MIDによる立体回路基
板により3次元(立体)構造性における設計の自由度を
向上させ、所望の曲面形状等の三次元アンテナ形状品を
実現できる。
【0043】また、携帯電話機用MIDアンテナをプリ
ント基板に固定するという工数低減も図れるという利点
も有する。
【0044】更に、易めっき性樹脂で形成し、表面に導
電金属層をめっきしたスナップフィット構造を有する電
気的接続用樹脂製コンタクト部をバネ性に富んだ性状に
設定することとしたため、プリント基板への位置合わせ
等の接続性に信頼性を向上させることができ、プリント
基板への電気的接続において高い信頼性を達成できる携
帯電話機用内蔵アンテナが実現される。
【0045】また、以上のようなアンテナを搭載するこ
とにより、コスト・性能・デザインに優れ、電気的接続
において高い信頼性を有する携帯電話機の提供を可能と
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である立体図を示す図であ
る。
【図2】 図1のI-I線に沿う断面図である。
【図3】 電気的接続用コンタクト部4の他の実施例を
示す図である。
【図4】 従来の携帯電話機用内蔵アンテナの構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 複合成形品 2 難めっき性樹脂で形成した成形品 3 易めっき性樹脂で形成した成形品 4 スナップフィット構造を有する樹脂製の電気的接続
用コンタクト部 5 導電金属層 6 プリント基板 10 携帯電話機用内蔵アンテナ 11 アンテナプレート 11a コンタクト部 12 プラスチック成形品 13 プリント基板 14 ねじ 15 コンタクトピン 41 電気的接続用コンタクト部下端 42 突起
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 伸一郎 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 Fターム(参考) 5J046 AA09 AA19 AB13 PA07 5J047 AA09 AA19 AB13 BG01 FD01 5K023 AA07 BB04 LL01 LL05 QQ03 QQ05 RR01 RR05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属めっきが形成され難い樹脂(以下、
    「難めっき性樹脂」という)からなる成形品及び金属め
    っきが形成され易い樹脂(以下、「易めっき性樹脂」と
    いう)からなる成形品の複合成形品と、前記複合成形品
    の易めっき性樹脂からなる成形品の表面にめっきされた
    導電金属層とからなる携帯電話機用内蔵アンテナにおい
    て、 前記複合成形品の易めっき性樹脂からなる成形品の一部
    に形成され、アンテナ用外部回路に前記導電金属層を介
    して弾性的に嵌合接続される構造を有するコンタクト部
    を備えたことを特徴とする携帯電話機用内蔵アンテナ。
  2. 【請求項2】前記複合成形品は、二段階射出成形によっ
    て得られることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機
    用内蔵アンテナ。
  3. 【請求項3】前記二段階射出成形は、前記易めっき性樹
    脂からなる成形品の少なくとも―部が前記複合成形品の
    外側表面に露出するように行われることを特徴とする請
    求項2記載の携帯電話機用内蔵アンテナ。
  4. 【請求項4】前記難めっき性樹脂及び前記易めっき性樹
    脂は、少なくとも一方の樹脂がシンジオタクチックポリ
    スチレンを主体とした組成物であることを特徴とする請
    求項1又は3のいずれか1項に記載の携帯電話機用内蔵
    アンテナ。
  5. 【請求項5】前記易めっき性樹脂は、ガラスファイバー
    を含有させないことで弾性率の低下を防止したことを特
    徴とする請求項1、3又は4のいずれか1項に記載の携
    帯電話機用内蔵アンテナ。
  6. 【請求項6】携帯電話機本体と前記携帯電話機本体に内
    蔵された携帯電話機用内蔵アンテナを備えた携帯電話機
    において、前記携帯電話機用内蔵アンテナは、金属めっ
    きが形成され難い樹脂(以下、「難めっき性樹脂」とい
    う)からなる成形品及び金属めっきが形成され易い樹脂
    (以下、「易めっき性樹脂」という)からなる成形品の
    複合成形品と、前記複合成形品の易めっき性樹脂からな
    る成形品の表面にめっきされた導電金属層とからなり、
    前記複合成形品の易めっき性樹脂からなる成形品の一部
    に形成され、アンテナ用外部回路に前記導電金属層を介
    して弾性的に嵌合接続される構造を有するコンタクト部
    を備えた携帯電話機用内蔵アンテナを備えたことを特徴
    とする携帯電話機。
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