JP2003076823A - 滞留防止機能付きワークフローシステム - Google Patents

滞留防止機能付きワークフローシステム

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JP2003076823A
JP2003076823A JP2001269188A JP2001269188A JP2003076823A JP 2003076823 A JP2003076823 A JP 2003076823A JP 2001269188 A JP2001269188 A JP 2001269188A JP 2001269188 A JP2001269188 A JP 2001269188A JP 2003076823 A JP2003076823 A JP 2003076823A
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JP2001269188A
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Midori Kimura
みどり 木村
Makiko Ueno
真樹子 上野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者が事前にタスク情報を参照すること
ができ、予め処理結果を設定することで自動的にタスク
を処理し、またタスクの滞留が発生した場合は自動的に
タスクの分散を行うワークフローシステムを提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 滞留防止機能付きワークフローシステ
ム1は、回答保存データベース14、タスク情報データ
ベース11を有し、適時情報を開示することができるデ
ータベース部6と、タスクの処理時間に係る機能を有す
る滞留監視部8と、ワークフローの管理制御を行うワー
クフロー機能部5を有するサーバ2と、クライアント3
と、ネットワーク4とから成る。滞留監視部8はタスク
の流れを監視し、タスクの宛先の変更を指示する滞留監
視機能、タスクの到着予定時間を計算する到着予定時間
計算機能を有し、ワークフロー機能部5は回答流用機
能、自動処理機能を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、複数の作業者が
関わるタスクと、一定の規則に従って一連の業務手続
(ビジネスプロセス)を作成および管理するワークフロ
ーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】基幹業務の効率向上のために、これまで
汎用機やクライアント・サーバシステムによる大規模で
全社的なシステム化が進められてきた。また、複数人の
共同作業を支援する電子メールやグループウェアといっ
たツールも普及してきている。
【0003】クライアント・サーバシステム上で、業務
の流れを管理するためのソフトウェアがワークフローで
ある。ワークフローとは、複数のグループや部門にまた
がった業務において、作業の受け渡しの順番と処理手順
をルール化し、業務やデータの流れをコンピュータで管
理することであり、その目的はビジネスプロセスを自動
化することによって、事務処理の合理化、生産性の向
上、仕事の質の向上を図ろうとするものである。
【0004】[共有文書制御型]のワークフローシステム
を例として、従来のワークフローシステム101の実施
形態について図6に基づいて説明する。このシステムは
タスクをデータベース化し、そのデータベースへのアク
セス順序を制御することによってワークフローが構築さ
れる。
【0005】図6は4つのクライアント103とサーバ
102と、それぞれを接続するネットワーク104から
構成されるワークフローシステム101である。今、タ
スクの流れる順番がクライアント131→クライアント
132→クライアント133→クライアント134であ
るワークフローを考える。
【0006】サーバ102はワークフローを管理、制御
し、各クライアント103から送信されるタスクと処理
内容を図示しないデータベースに保存している。また作
業者141がタスクの申請を行い、作業者142〜作業
者144が順に審査、承認等の処理を行う。
【0007】まず作業者141がクライアント131か
らタスク申請を行う。タスクはクライアント131によ
ってサーバ102に転送、保存され、プロセス定義に従
ってサーバ102はクライアント132に電子メールを
送信し、タスクの存在を作業者142に通知する。
【0008】電子メールによってタスクの到着を確認し
た作業者142は、サーバ102からタスク情報を取り
込み、処理を行う。作業者142によって処理されたタ
スクはクライアント132によってサーバ102に転
送、保存され、プロセス定義に従ってサーバ102はク
ライアント133に電子メールを送信し、タスクの存在
を作業者143に通知する。以降、同様の手続を繰り返
す。
【0009】このワークフローシステム101におい
て、タスクが申請されサーバ102に保存された時点
で、各作業者はタスクの存在(進捗状況を含む)を確認
することが可能となる。タスクはワークフローの定義に
従って処理されるため、後工程の作業者はタスクの存在
を確認するためサーバ102にアクセスしなければなら
ないが、そうすることによって、どのタスクがどの作業
者まで進んでいるか、またそのタスクの種類を確認する
ことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のワ
ークフローシステム101では、タスクの到着前にはタ
スクの具体的な内容や、中間作業者の処理内容が開示さ
れないため、事前にどのような処理を行うか決めておく
ことができなかった。
【0011】上記例では、作業者141が申請を行った
時点で、作業者144はそのタスクの存在を知ることは
できる。しかし、作業者144は作業者142と作業者
143がいつそのタスクを処理するか、またどのような
処理を行うのか不明であるため、タスクの処理内容を用
意することができない。そのため業務計画を立てる上で
支障をきたしていた。
【0012】またタスクが一人の作業者に集中し、処理
が滞った場合、後続の作業者は待機するしかなく、業務
の停滞が発生していた。また事前に集中することが予測
される場合においても、自動的に対策をとることができ
なかった。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、作業者が事前にタスクの具体的な内容や中間処理の
結果を常時参照することができ、予め処理結果を設定す
ることで自動的にタスクを処理することができ、またタ
スクの滞留が発生した場合は自動的にタスクの分散を行
うことができるワークフローシステムを提供することを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明である滞留防止機能付きワー
クフローシステムは、クライアント・サーバシステム上
で、定型的な業務であるタスクを予め設定し、複数の作
業者または作業工程を基に、一定の規則に従って一連の
業務手続を作成し、前記タスクと前記業務手続を管理制
御するワークフローシステムであって、サーバは、作業
者の処理内容に応じてタスク情報を更新可能に保存する
タスク保存手段と、クライアントからのタスク開示要求
を受け付ける受付手段と、受け付けられた開示要求に応
じて、前記タスク保存手段から該当するタスク情報を抽
出するタスク検索手段と、抽出された検索結果を前記ク
ライアントへ送信する送信手段とを備えることを特徴と
する。
【0015】請求項2に記載の発明である滞留防止機能
付きワークフローシステムは、請求項1に記載の滞留防
止機能付きワークフローシステムにおいて、作業者が過
去に処理したタスクの処理内容である回答を保存する回
答保存手段と、作業者からの回答開示要求を受け付ける
受付手段と、受け付けられた開示要求に応じて、開示要
求に適合する回答を前記回答保存手段から抽出する回答
検索手段と、抽出された検索結果を作業者へ提示する出
力手段とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の発明である滞留防止機能
付きワークフローシステムは、請求項1または請求項2
に記載の滞留防止機能付きワークフローシステムにおい
て、前記サーバは、タスクが作業者に到着する前に、こ
のタスクに対してこの作業者が予め作成しておいた回答
を保存する回答保存手段と、前記タスクが作業者に到着
した時点では、前記回答保存手段から該当する回答を抽
出して前記タスクに付加して、次工程の作業者に伝達す
る自動回答処理手段とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の発明である滞留防止機能
付きワークフローシステムは、請求項1乃至請求項3に
記載の滞留防止機能付きワークフローシステムにおい
て、前記サーバは、作業者に到着しているタスクの数と
種類から作業時間を計算する作業時間演算手段と、前記
作業時間演算手段の演算結果と、予め設定されたしきい
値とを比較し、前記演算結果がしきい値を超えた場合に
は、当該作業者の代わりに作業を行う代行者を設定する
代行者設定手段と、タスクの宛先を変更して、設定され
た代行者に対してタスクを分配するタスク分配手段とを
備えることを特徴とする。
【0018】請求項5に記載の発明である滞留防止機能
付きワークフローシステムは、請求項1乃至請求項4に
記載の滞留防止機能付きワークフローシステムにおい
て、前記サーバは、前記作業時間演算手段の演算結果か
ら、ある特定のタスクが次工程の作業者に到着する予定
時間を計算する到着予定時間計算手段を備えることを特
徴とする。
【0019】請求項6に記載の発明である滞留防止機能
付きワークフローシステムは、請求項4または請求項5
に記載の滞留防止機能付きワークフローシステムにおい
て、前記作業時間演算手段は、作業者がタスクの種類ご
とに1タスクに要する平均作業時間を保存する平均作業
時間保存手段と、前記作業者に到着しているタスクを対
象に、タスクの種類ごとに前記平均作業時間とタスク数
とを乗算し、その乗算結果を積算し、その積算結果を前
記作業者の作業時間とする計算手段とを備えることを特
徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本願発明の滞留防止機能付きワー
クフローシステム1を図1〜図5に基づいて説明する。
【0021】図1において、本願発明の滞留防止機能付
きワークフローシステム1は、サーバ2と複数のクライ
アント3と、それぞれを接続するネットワーク4とから
構成される。サーバ2は、データベース部6とワークフ
ロー機能部5とサーバ側通信部7と滞留監視部8とを有
する。
【0022】ワークフロー機能部5は、ワークフローの
プロセス定義に従ってタスクの管理制御を行う機能を有
する。ワークフロー機能部5はサーバ側通信部7に対し
て、各種情報を転送し、その情報をクライアント3へ送
信を行うよう指示する機能を有し、またクライアント3
へ各種電子メールの送信を行うよう指示する機能を有す
る。さらにサーバ側通信部7を介して受信したクライア
ント3からの検索指示を後述する各検索部に送信し、そ
の検索結果を受信する機能を有する。
【0023】またワークフロー機能部5は滞留監視部8
の指示により、タスクの代行処理を行う代行者を選定
し、タスクの宛先を自動的に変更する機能を有する。
【0024】またワークフロー機能部5は、後述するデ
ータベース部6が管理制御するタスク情報データベース
11,回答保存データベース14に対して情報を操作す
る権限を有し、各種情報を保存または更新するようデー
タベース部6に指示することができる。また宛先情報デ
ータベース13と平均リードタイムデータベース15に
対しては検索する権限のみを有し、それぞれのデータベ
ースからデータベース部6を介して情報を得ることがで
きる。
【0025】またワークフロー機能部5はタスク検索部
9と回答検索部10を有する。タスク検索部9はタスク
情報データベース11に対して検索する権限のみを有
し、それぞれのデータベースからデータベース部6を介
して情報を得ることができる。また回答検索部10は回
答保存データベース14に対して検索する権限のみを有
し、回答保存データベース14からデータベース部6を
介して情報を得ることができる。
【0026】タスク検索部9はワークフロー機能部5を
介して受信したクライアント3からの検索指示で、タス
ク情報データベース11を検索し、検索指示に適合する
情報を抽出し、ワークフロー機能部5へ検索結果を送信
する機能を有する。
【0027】また回答検索部10はクライアント3また
はワークフロー機能部5からの検索指示で回答保存デー
タベース14を検索し、検索指示に適合する情報を抽出
し、ワークフロー機能部5へ検索結果を送信する機能を
有する。
【0028】データベース部6は、情報の入出力を管理
制御する機能を有する。またデータベースとして、タス
ク情報データベース11、宛先情報データベース13、
回答保存データベース14、平均リードタイムデータベ
ース15(以下[データベース]は、[DB]と略す)を有
する。
【0029】データベース部6は、各部からの保存また
は更新指示に対して、権限の有無を監視し、操作権限を
有する場合は情報の保存または更新を行う。また各部か
らの検索指示に対して検索権限の有無を監視し、検索権
を有する場合は情報を抽出し提供する。
【0030】図2に示すタスク情報DB11は、[タス
クID]、[タスク名]、[帳票名]、[宛先]、[完了時間]
を含むデータテーブルである(図2参照)。[タスクI
D]には個別のタスクを識別するインデックス番号(記
号)が保存される。[タスク名]にはタスクの名前が、
[帳票名]は帳票の名前が保存される。また[宛先]はタス
クの宛先情報である。[完了時間]にはタスクの完了時間
が保存される。またタスク情報DB11に保存される情
報は、全てのクライアント3から適時参照することがで
きる。
【0031】図3に示す回答保存DB14は、[回答I
D]、[タスクID]、[作成者]、[タスク名]、[帳票
名]、[自動処理有無]、[適用]を含むデータテーブルで
ある。[回答ID]には蓄積された回答を識別するインデ
ックス番号(記号)が保存される。 [タスクID]には
タスクの識別番号が保存される。また[作成者]には回答
を作成した作業者の作業者IDが保存される。[タスク
名]にはタスクの名前が、[帳票名]には帳票の名前が保
存される。
【0032】回答保存DB14は、タスクが処理される
ごとに随時更新されるが、後述する回答流用機能で一定
期間再利用されなかった回答は随時削除されていく。た
だし事前に作成した回答は削除の対象からは外される。
【0033】図4に示す宛先情報DB13は組織構成表
である。組織ごとに[組織ID]が与えられ、各作業者に
は[作業者ID]と[電子メールアドレス]が与えられる。
また各作業者には1名以上の代行者が設定され、その代
行者を示す作業者の作業者IDが[代行者ID]として与
えられる。
【0034】図5に示す平均リードタイムDB15は、
[作業者ID]、[平均リードタイム]、[帳票名]、[タス
ク名]を含むデータテーブルである。[平均リードタイ
ム]には、各作業者がタスクの受信から回答を入力する
までに要する作業時間の平均値が保存され、作業者ごと
に帳票名単位で計算される。[帳票名]には帳票名が保存
され、[作業者ID]には各作業者の作業者IDが保存さ
れ、[タスク名]にはタスクの名前が保存される。
【0035】またサーバ側通信部7は、各クライアント
3のクライアント側通信部16と、ネットワーク4を介
して、各種情報通信を行う機能を有する。またワークフ
ロー機能部5からの指示で、電子メールを送信する機能
を有する。また宛先情報DB13に対して電子メールア
ドレスを検索する権限を有し、宛先情報DB13からデ
ータベース部6を介して情報を得て、前述の電子メール
を送信する。ワークフロー機能部5が送信を要求する電
子メールは3種類あり、タスクが到着(差し戻しを含
む)したことを知らせる電子メール、代行者として設定
されたことをしらせる電子メール、後述する自動処理機
能で、予め設定した回答が自動的に処理されたことを知
らせる電子メールの3つである。
【0036】また滞留監視部8は、平均リードタイムD
B15に保存される平均リードタイムを算出する機能を
有する。また、常時作業者ごとに平均リードタイムDB
15に保存される平均リードタイムと、各作業者に到着
しているタスク数と種類を基にタスクの流れを監視し、
タスクが滞留していると判断した場合は、ワークフロー
機能部5にタスクの作業順序の変更を指示する機能(滞
留監視機能)を有する。さらにワークフロー機能部5の
指示により、平均リードタイムDB15に保存される平
均リードタイムと、各作業者に到着しているタスクを基
に、次工程の作業者にタスクが到着する予定時間を計算
する機能(到着予定時間計算機能)を有する。
【0037】滞留監視部8はデータベース部6の平均リ
ードタイムDB15に対して情報を操作する権限を有
し、平均リードタイムDB15に各種情報をデータベー
ス部6へ転送し、保存または更新するよう指示する機能
を有する。
【0038】滞留監視部8は、ある一定期間(例えば週
単位や月単位等)を定めて、作業者ごとに同じ帳票のタ
スク単位でリードタイムの合計を計算し、その結果を一
定期間中に発生したタスク数で割って、平均リードタイ
ムを得る。その計算結果はデータベース部6へ転送さ
れ、データベース部6は平均リードタイムDB15に、
帳票名ごとに算出される各作業者の平均リードタイムを
保存する。平均リードタイムは定期的に更新されるの
で、滞留監視機能に対して、作業者の“慣れ”による作
業時間の短縮や、季節的な作業負荷の変動を反映するこ
とができる。
【0039】クライアント3は、ディスプレーやキーボ
ード等の入出力装置を備えた情報端末であり、クライア
ント側通信部16と回答入力部17とタスク回答表示部
18を有する。
【0040】クライアント側通信部16は、ネットワー
ク4を介して、サーバ2から送られてきた電子メールを
受信し、タスク情報や回答情報等の各種情報の送受信を
行う機能を有する。また作業者が入力した回答情報や検
索指示等を回答入力部17から受信する機能を有し、タ
スク回答表示部18へ各種情報を送信する機能を有す
る。
【0041】回答入力部17は、作業者が入力した各種
情報や検索指示をクライアント側通信部16へ転送し、
サーバ2へ送信するようクライアント側通信部16に指
示する機能を有する。また作業者に到着しているタスク
から、選択された複数のタスクに対して、連続して回答
を与える機能(以下、連続処理機能)を有し、選択され
た複数のタスクに対して、一括して1つの回答を与える
機能(以下、一括処理機能)を有する。
【0042】タスク回答表示部18は、クライアント側
通信部16が受信したタスクや回答等を表示する機能を
有する。また作業者が入力する条件を基に、クライアン
ト3が受信した情報の中から、複数のタスクや回答をソ
ートする機能、適合するタスクを抽出する機能、連続処
理機能においては連続してタスクを表示する機能を有す
る。
【0043】連続処理機能とは、タスク回答表示部18
によって表示されたタスク一覧から、タスク名と帳票名
でタスクをソート、抽出するグループ化を行い、グルー
プ化された複数のタスクを処理する間は、一覧表示に戻
らずに連続して回答入力処理を行うという機能である。
回答入力部17は、グループ化されたタスクに対して連
続処理機能が指定されると、タスク情報DB11から一
括してタスクを受信し、作業者が回答を入力するたびに
受信したタスクの表示を連続して行う。作業者は回答を
入力するたびに一覧表示からタスクを選択する手間を省
くことができ、効率的に作業を行うことができる。
【0044】また一括処理機能とは、タスク回答表示部
18によって表示されたタスク一覧から、タスク名と帳
票名でタスクをソート、抽出するグループ化を行い、グ
ループ化された複数のタスクに対して、1つの回答をも
って回答入力処理を行うという機能である。回答入力部
17は、グループ化されたタスクに対して一括処理機能
が指定されると、タスク情報DB11から一括してタス
クを受信し、作業者が入力した1つの回答を自動的に受
信した全てのタスクに指定し、サーバ2へ送信し処理を
終了する。作業者はタスクごとに回答を入力する手間を
省くことができ、効率的に作業を行うことができる。
【0045】次に本願発明である滞留防止機能付きワー
クフローシステム1の一連の基本動作を、図1〜図4に
基づいて説明する。このシステムは[共有文書制御型]で
ある。
【0046】図2のタスクID[TA0001]〜[TA0003]のワ
ークフローは物品購入の申請に関する一連の作業を定義
したものである。このワークフローは3つのクライアン
ト3(作業者)で構成されている。ワークフローの業務
手続はクライアント31(作業者41、作業者ID[S00
199])→クライアント32(作業者42、作業者ID[S
00185])→クライアント34(作業者44、作業者ID
[S00224])となっている。
【0047】まず作業者41が物品購入を申請(タスク
ID[TA0001])する。ワークフローのプロセス定義に従
って入力されたタスク情報は、クライアント31の回答
入力部17によってクライアント側通信部16を介して
サーバ2へ送信される。サーバ側通信部7を介してクラ
イアント31からのタスク情報を受信したワークフロー
機能部5は、タスク情報をデータベース部6に転送し、
タスク情報DB11に保存するよう指示を出す。
【0048】データベース部6は、ワークフロー機能部
5の指示に従い、タスク情報をタスク情報DB11に保
存する。保存が完了した時点で、各作業者はタスク情報
DB11の情報を参照することができるようになる。
【0049】次にワークフロー機能部5は、作業者42
にタスクの到着を通知する電子メールを送信するよう
に、サーバ側通信部7に指示を出す。サーバ側通信部7
はデータベース部6を介して宛先情報DB13を参照す
ることによって電子メールアドレスを得て、作業者42
の電子メールアドレス(クライアント32)にタスクの
到着を知らせる電子メールを送信する。
【0050】次に、クライアント32のクライアント側
通信部16は電子メールを受信し、タスク回答表示部1
8に送信し、タスク回答表示部18によって電子メール
は表示される。電子メールによってタスクの到着を確認
した時点で、作業者42が回答入力部17にタスクを表
示させるよう入力すると、クライアント32の回答入力
部17は、タスク情報DB11から作業者42に該当す
るタスクの情報を送信するようクライアント側通信部1
6を介してサーバ2に指示を出す。なお該当するタスク
には、到着したタスクと未到着のタスクを含むこともで
きる。
【0051】サーバ側通信部7を介してクライアント3
2からの指示を受信したワークフロー機能部5は、タス
ク検索部9に作業者42に該当するタスクを検索するよ
うに指示を出す。タスク検索部9はデータベース部6を
介してタスク情報DB11から作業者42に該当するタ
スクを抽出し、ワークフロー機能部5へ送信する。ワー
クフロー機能部5はタスク検索部9から受信したタスク
情報を、サーバ側通信部7を介してクライアント32へ
送信する。
【0052】クライアント32のクライアント側通信部
16はタスクを受信し、タスク回答表示部18へ送信す
る。タスク回答表示部18は、クライアント側通信部1
6を介して受信したタスク情報を表示する。
【0053】次に作業者42が特定のタスクを選択する
ことで、クライアント32は上記と同様の手順で選択さ
れたタスクの詳細な情報をタスク情報DB11から受信
し、表示する。
【0054】作業者42は表示されたタスク(タスクI
D[TA0002])に対する回答を入力すると、入力された回
答はクライアント32の回答入力部17によってクライ
アント側通信部16へ送信され、クライアント側通信部
16からサーバ2のワークフロー機能部5へ送信され
る。クライアント32からサーバ側通信部7を介して回
答を受信したワークフロー機能部5は、データベース部
6に回答を送信し、回答の情報を回答保存DB14に保
存する。
【0055】作業者42が回答を送信することによっ
て、タスクは作業者44に送られる。なお以降は上記と
同様の動作を繰り返すので省略する。
【0056】次に回答IDを利用した回答入力方法(回
答流用機能および自動処理機能)について、図1〜図4
に基づいて説明する。
【0057】通常、作業者が入力した回答は[回答I
D]、[タスクID]、[自動処理有無]、[適用]を付加さ
れ、回答保存DB14に保存、蓄積される。また作業者
が事前(タスク到着前)にタスク情報を確認し、予め回
答を作成した場合は、その回答を回答保存DB14に保
存しておくことができる。図3の回答ID[K0002]、 [K
0004]は、事前に作成された回答を示す。事前に作成さ
れた回答は、タスクIDが同一の場合には、いずれか一
つのみが[適用]に[○]が付与される。
【0058】回答流用機能とは、回答保存DB14に保
存されている回答を、他のタスクの回答に流用し、作業
者の回答入力を支援する機能である。回答保存DB14
の回答情報は随時更新されるが、回答流用機能によって
頻繁に利用される回答は削除されず、回答保存DB14
に残されていく。利用頻度の高い回答を残していくた
め、ワークフロー特有の定型作業を行う上で、効率的に
作業者の回答入力を支援することができる。
【0059】作業者は、回答を入力する際に回答保存D
B14から[タスクID]で検索することによって事前に
作成した回答を呼び出したり、過去に入力した回答を
[作成者]で検索することによって、その作業者自身に該
当する回答を呼び出したりすることができる。さらに
[帳票名]および[タスク名]で検索することによって、同
じような処理内容の回答を呼び出すことができる。この
検索処理によって抽出された回答群から、適切なものを
選択し、タスクの回答として処理する。
【0060】回答流用機能の一連の動作を図1、図2お
よび図3に基づいて、タスクID[TC0001]〜[TC0003]の
ワークフローについて説明する。
【0061】タスク([TC0003])の到着を確認した作業
者44は、まずタスク情報をサーバ2からクライアント
34に取り込む。次に、作業者44は過去において入力
した回答、または事前に作成した回答を検索するよう回
答入力部17に入力する。回答入力部17はクライアン
ト側通信部16を介してサーバ2へ回答保存DB14の
検索を指示する。
【0062】サーバ側通信部7を介して検索指示を受信
したワークフロー機能部5は、回答検索部10に作業者
43に該当する回答を、回答保存DB14から検索する
よう指示を出す。回答検索部10はデータベース部6に
回答保存DB14を検索するよう指示を出す。データベ
ース部6によって抽出された検索結果は、回答検索部1
0を介してワークフロー機能部5に送信され、ワークフ
ロー機能部5はサーバ側通信部7を介してクライアント
34に送信する。
【0063】検索結果を受信したクライアント側通信部
16は、タスク回答表示部18へ検索結果を送信し、タ
スク回答表示部18は作業者が指定するキーワード、例
えば[帳票名]で検索結果をソートし表示する。図5の場
合、作業者44が予め用意した2つの回答[K0003],[K0
004]が表示されるので、その中で[承認]を指す回答[K00
03]を作業者44が選択すると、回答入力部17は選択
された回答を流用して、クライアント側通信部16を介
してサーバ2へ送信する。
【0064】サーバ側通信部7を介してクライアント3
4から回答を受信したワークフロー機能部5は、新たに
タスクID[TC0003]の回答として回答IDが付与され、
[適用]には[○]が付与される。そして次のタスクへと処
理を進める。
【0065】以上のように回答にインデックス番号(記
号)を付加し、回答保存DB14に保存しておくこと
で、回答を入力する際に流用することができる。そのた
め作業者の入力作業の負荷を低減することができ、業務
を円滑に行うことができる。また一括処理機能や連続処
理機能を使用する際には、一度受信した回答一覧の表示
を継続することによって、さらに大きな効果を得ること
ができる。
【0066】次に自動処理機能について、図1、図2お
よび図3の、タスクID[TA0002]のタスクに基づいて説
明する。
【0067】自動処理機能とは、タスクが到着する前
に、作業者がタスク情報DB11と回答保存DB14の
タスク情報を確認した上で、事前にそのタスクに対する
回答を設定し、タスクの到着と同時にワークフロー機能
部5がタスクに対して自動的に回答を処理する機能であ
る。タスクの自動処理が行われると、その自動処理を設
定した作業者に[自動処理完了]の通知が電子メールで送
信される。
【0068】図3の回答保存DB14が示すとおり、作
業者ID[S00185]、すなわち作業者42が事前に用意し
た回答を指している。作業者41の入力が終了し、タス
クが作業者42に到着した時点で、自動的に回答ID[K
0002]の示す[経理受付]が回答として付加される。
【0069】またサーバ側通信部7にクライアント34
(作業者44)へ[自動処理完了]の通知を電子メールで
送信するよう指示を出し、サーバ側通信部7は宛先情報
DBに保存されている作業者46の電子メールアドレス
を参照して、電子メールを送信する。
【0070】作業者は適時タスク情報とタスク内容を把
握することができるので、事前に回答を用意できる状況
が発生する。そのような場合、予め作成した回答、また
は回答保存DB14に保存されている回答を自動処理機
能で利用することで、作業者はタスクの到着を待つこと
なく処理を完了することができ、自動的に次作業者へタ
スクを伝達することができる。そのため無用なタスクの
滞留を防ぐことができ、業務を円滑に行うことができ
る。
【0071】次に滞留監視機能ついて、図5の平均リー
ドタイムDB15に基づいて説明する。
【0072】滞留監視機能とは、ワークフローの流れを
監視し、タスクの滞留が発生しているか否か判定する機
能である。
【0073】滞留監視部8は、作業者に到着しているタ
スク数と、平均リードタイムDB15に保存されている
作業者ごとの平均リードタイムを基に、作業者ごとに帳
票名単位でタスク数と平均リードタイムとの積を計算す
る。その計算結果の積算値がある判定基準値(しきい
値)を超えると「タスクの滞留が発生している」と判定
する。
【0074】滞留監視部8が「タスクの滞留が発生して
いる」と判定した場合は、その作業者に設定されている
1名以上の代行者の中から、一番作業負荷の少ない代行
者を選択し、ワークフロー機能部5に指示を出す。代行
者を決定する際には、設定されている代行者ごとに帳票
名単位でタスク数と平均リードタイムの積を計算し、そ
の計算結果の積算値の一番小さいものが代行者として設
定される。
【0075】滞留監視部8から代行者設定の指示を受信
したワークフロー機能部5は、滞留の発生している作業
者に代わって滞留監視部8から指定された代行者にタス
クを振り分ける。ワークフロー機能部5はタスク情報D
B11の[宛先]の内容を変更するようデータベース部6
に指示を出す。このようにしてワークフローの構成は自
動的に変更され、タスクは代行者に移行される。
【0076】また同時にワークフロー機能部5は、代行
者に設定された作業者と本来の作業者に対して、代行者
が設定されたことを電子メールで通知するようサーバ側
通信部7に指示を出す。サーバ側通信部7は宛先情報D
B13を参照して、作業者と代行者の電子メールアドレ
スに「タスクが代行者に移行される」旨の電子メールを
送信する。
【0077】図5の作業者ID[S00185]の作業者43の
平均リードタイムを例に説明する。今、作業者43に帳
票名[経費扱い購買依頼]のタスク[承認]が55個、[常備
用度品請求申請]のタスク[承認]が40個、[駐車場使用申
請]のタスク[承認]が30個、それぞれ到着しているとす
る。作業者43の平均リードタイムは図5の通りなの
で、積算値は下記の通りとなる。
【0078】55個 × 10分 = 550分 40個 × 7分 = 280分 30個 × 3分 = 90分 550分 + 280分 + 90分 = 920分 仮に判定基準値(しきい値)が720分に設定されている
とすると、作業者43には200分の過負荷が発生してい
ることになるので、「タスクの滞留が発生している」と
判定されることになる。そして代行者にはこの200分に
相当するタスク数が分配されることになり、ワークフロ
ー機能部5によってタスクの宛先は変更される。
【0079】以上のようにタスクの流れを監視し、滞留
が発生した場合には代行者の設定を自動で行うことによ
って、タスクの集中を緩和し、業務負荷を分散させるこ
とができる。そのため無用なタスクの滞留を防ぐことが
でき、業務を円滑に行うことができる。
【0080】次に到着予定時間計算機能ついて、図2お
よび図5に基づいて説明する。
【0081】到着予定時間計算機能とは、特定のタスク
が作業者へ到着する予定時間を計算する機能である。タ
スクの到着予定時間は、前述の滞留監視機能と同様に、
平均リードタイムとタスク数の乗算結果の積算値によっ
て求められる。到着予定時間は、タスクの表示を行う際
に、未到着分のタスクの表示を行う場合に合わせて表示
される。
【0082】今、作業者44にタスクID[TD0002]のタ
スクが到着し、作業者44は、このタスクが10番目に
処理すると仮定する。次工程の作業者45にタスクID
[TD0003]のタスクが到着するのは、1番目〜10番目の
タスク全ての処理に要する時間となり、タスクの種類ご
とにタスク数と平均作業時間を乗算した結果の積算値で
ある。
【0083】ワークフロー機能部5は、クライアント3
がタスク情報の表示を行う度に、滞留監視部8に到着予
定時間を計算するよう指示を出す。次に、滞留監視部8
はタスクの種類ごとにタスク数と平均作業時間との乗算
し、その乗算結果を積算し、積算結果を到着予定時間と
してワークフロー機能部5に送信する。積算結果を受信
したワークフロー機能部5は、データベース部6からの
タスク情報と、滞留監視部8からの到着予定時間を合わ
せて、サーバ側通信部7を介して、クライアント3へ送
信する。
【0084】以上のように到着予定時間を計算すること
によって、作業者がタスクの進捗状況を知ることができ
るので、作業計画を立てることが容易になる。そのため
無用なタスクの滞留を防ぐことができ、業務を円滑に行
うことができる。
【0085】以上、図1〜図5に基づいて実施形態を説
明したが、本願発明はこれに限定されるものではない。
【0086】作業者が入力した回答を保存する回答保存
DB14と、回答保存DB14を検索する回答検索部1
0は必ずしもサーバ2が有する必要はなく、クライアン
ト3が有することも考えられる。
【0087】クライアント3が回答保存DB14と回答
検索部10を有した場合、回答流用機能を実現する上で
何ら支障をきたすものではない。作業者がクライアント
3に保存される回答を検索し、操作する機能を有するこ
とで、上記実施形態と同様の効果を実現することができ
る。また自動処理機能の場合では、事前に作成した回答
をクライアント3側に保存し、サーバ2側では一時的に
記憶装置上に保存することで、上記実施形態と同様の効
果を実現することができる。また事前に作成した回答の
みを保存するデータベースをサーバ2が有し、そのデー
タベースのみを検索する検索部をサーバ2側に設けて
も、同様の効果が得られる。
【0088】また滞留監視機能において、上記実施形態
では一番作業負荷の少ない作業者を代行者として設定す
るとしたが、複数設定する場合も考えられる。過負荷分
の作業を、作業者に設定されている複数の代行者に均等
に割り振る場合や、各代行者の作業負荷の状態に応じ
て、タスクを割り振る割合を変える等、様々な方法が上
げられる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明の滞留防
止機能付きワークフローシステムは、タスクの滞留を防
止し、作業者の作業効率の向上を図るために様々な機能
を持つ。
【0090】サーバがタスク情報をクライアントへ適時
開示する機能を有することで、作業者は事前にタスク情
報を得ることができる。そのため作業者は、予め回答を
設定することが可能になるので、自動処理機能を実現す
ることができる。この自動処理機能によって作業者は入
力作業の負荷を低減することができ、業務を円滑に行う
ことができ、業務の効率化を図ることができる。また回
答流用機能によって、作業者は効率的に回答入力を行う
ことができ、業務の効率化を図ることができる。
【0091】また滞留監視機能によってタスクの流れを
監視し、自動的に代行者を設定しタスクを振り分けるこ
とによって、業務の効率化を図ることができ、業務の中
断や停滞を防止することができる。
【0092】また到着予定時間計算機能と合わせて、タ
スク情報やタスク内容を作業者に開示することで、作業
者はタスクの集中や滞留を知ることができ、業務計画を
立て易くなる。そのため業務の効率化を図ることがで
き、業務の中断や停滞を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の滞留防止機能付きワークフローシス
テムの構成図である。
【図2】タスク情報データベースのデータテーブルであ
る。
【図3】回答保存データベースのデータテーブルであ
る。
【図4】宛先情報データベースのデータテーブルであ
る。
【図5】平均リードタイムデータベースのデータテーブ
ルである。
【図6】従来型のワークフローシステムの構成図であ
る。
【符号の説明】
1 滞留防止機能付きワークフローシステム 2 サーバ 3 クライアント 4 ネットワーク 5 データベース部 6 ワークフロー機能部 7 サーバ側通信部 8 滞留監視部 9 タスク検索部 10 回答検索部 11 タスク情報データベース 13 宛先情報データベース 14 回答保存データベース 15 平均リードタイムデータベース 16 クライアント側通信部 17 回答入力部 18 タスク回答表示部 31〜36 クライアント 41〜46 作業者 101 従来のワークフローシステム 102 サーバ 103 クライアント 104 ネットワーク 131〜134 クライアント 141〜144 作業者

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント・サーバシステム上で、定
    型的な業務であるタスクを予め設定し、複数の作業者ま
    たは作業工程を基に、一定の規則に従って一連の業務手
    続を作成し、前記タスクと前記業務手続を管理制御する
    ワークフローシステムであって、 サーバは、 作業者の処理内容に応じてタスク情報を更新可能に保存
    するタスク保存手段と、 クライアントからのタスク開示要求を受け付ける受付手
    段と、 受け付けられた開示要求に応じて、前記タスク保存手段
    から該当するタスク情報を抽出するタスク検索手段と、 抽出された検索結果を前記クライアントへ送信する送信
    手段とを備えることを特徴とする滞留防止機能付きワー
    クフローシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の滞留防止機能付きワー
    クフローシステムにおいて、 作業者が過去に処理したタスクの処理内容である回答を
    保存する回答保存手段と、 作業者からの回答開示要求を受け付ける受付手段と、 受け付けられた開示要求に応じて、開示要求に適合する
    回答を前記回答保存手段から抽出する回答検索手段と、 抽出された検索結果を作業者へ提示する出力手段と、 を備えることを特徴とする滞留防止機能付きワークフロ
    ーシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の滞留防
    止機能付きワークフローシステムにおいて、 前記サーバは、タスクが作業者に到着する前に、このタ
    スクに対してこの作業者が予め作成しておいた回答を保
    存する回答保存手段と、 前記タスクが作業者に到着した時点では、前記回答保存
    手段から該当する回答を抽出して前記タスクに付加し
    て、次工程の作業者に伝達する自動回答処理手段と、 を備えることを特徴とする滞留防止機能付きワークフロ
    ーシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載の滞留防止
    機能付きワークフローシステムにおいて、 前記サーバは、 作業者に到着しているタスクの数と種類から作業時間を
    計算する作業時間演算手段と、 前記作業時間演算手段の演算結果と、予め設定されたし
    きい値とを比較し、前記演算結果がしきい値を超えた場
    合には、当該作業者の代わりに作業を行う代行者を設定
    する代行者設定手段と、 タスクの宛先を変更して、設定された代行者に対してタ
    スクを分配するタスク分配手段と、 を備えることを特徴とする滞留防止機能付きワークフロ
    ーシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4に記載の滞留防止
    機能付きワークフローシステムにおいて、 前記サーバは、前記作業時間演算手段の演算結果から、
    ある特定のタスクが次工程の作業者に到着する予定時間
    を計算する到着予定時間計算手段を備えることを特徴と
    する滞留防止機能付きワークフローシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の滞留防
    止機能付きワークフローシステムにおいて、 前記作業時間演算手段は、 作業者がタスクの種類ごとに1タスクに要する平均作業
    時間を保存する平均作業時間保存手段と、 前記作業者に到着しているタスクを対象に、タスクの種
    類ごとに前記平均作業時間とタスク数とを乗算し、その
    乗算結果を積算し、その積算結果を前記作業者の作業時
    間とする計算手段と、 を備えることを特徴とする滞留防止機能付きワークフロ
    ーシステム。
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