JP2003076118A - コロナ放電器 - Google Patents

コロナ放電器

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JP2003076118A
JP2003076118A JP2001266945A JP2001266945A JP2003076118A JP 2003076118 A JP2003076118 A JP 2003076118A JP 2001266945 A JP2001266945 A JP 2001266945A JP 2001266945 A JP2001266945 A JP 2001266945A JP 2003076118 A JP2003076118 A JP 2003076118A
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JP2001266945A
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Hiroshi Akita
宏 秋田
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Konica Minolta Inc
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コロナ放電器の放電電極に付着したトナーを
清掃部材によって除去できるようにすると共に、イオン
風のコロナ放電器への流入による電極内部のトナー汚れ
を軽減するコロナ放電器を提供すること。 【解決手段】 少なくとも清掃時に、清掃部材の移動に
伴ない遮蔽部材を移動して開口部を開放し、清掃部材に
よる放電電極の清掃を行うことを特徴とするコロナ放電
器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置において、感光体ドラムの帯電、転写、除電
等の目的に使用されるコロナ放電器に係わり、特に、非
接触型の放電電極を用いたコロナ放電器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機、プリンタ等で使
用されるコロナ放電器としては、コロトロン、スコロト
ロン、ジコロトロン等のワイヤ放電方式のコロナ放電器
が主として用いられているが、コロナ放電器の放電ワイ
ヤ上にトナーが付着して放電ワイヤが汚れてくると、黒
スジや白スジ等の画像不良が発生するという問題が起こ
る。この問題は、上記放電ワイヤや鋸歯状電極等の非接
触型の放電電極について一般的に起こる問題である。こ
のような場合、清掃部材を動作させることで放電ワイヤ
上のトナーを除去するという方法が通常用いられてお
り、清掃部材を電極長手方向に動かすために、一般的に
はコロナ放電器のバックプレートにスリットが開口され
ていることが多い。本願発明者らは、上記の構成を有す
るコロナ放電器の一例として、バックプレートにスリッ
トを設けたコロナ放電器で、放電電極に鋸歯状電極を用
い、鋸歯状電極の汚れを清掃するための清掃部材を備え
たものを特開平8−190255号公報にて開示した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなバックプレートにスリットを設けたコロナ放電器に
おいては、スリットが存在するために、放電電極の感光
体ドラム側の開口を入口とし、バックプレート側のスリ
ットを出口とする方向に、イオン風の流れ、いわゆるイ
オン流ができることがある。特にコロナ放電器の両端部
においてはかなりの風速になることもある。このとき、
現像器から飛散したトナーがこのイオン風の流れに乗る
と、コロナ放電器の内部がトナーで汚れることになり、
トナー汚れの程度が悪くなると、コロナ放電器の長手方
向の放電分布が不均一になるなどして、様々な画像不良
を引き起こす。特に、現像器の近傍に配置されることが
多い転写極において、深刻な問題となる。この際、バッ
クプレートのスリットを塞ぐと、イオン風の出口がなく
なるため、電極の感光体ドラム側の開口からのイオン風
の流入も弱くなる。従って、コロナ放電器内部のトナー
汚れも軽減する。しかし、スリットを塞ぐと放電ワイヤ
の清掃部材を動作させることが難しくなるという問題が
起こる。
【0004】本発明は上記の問題点を解決し、コロナ放
電器の放電電極に付着したトナーを清掃部材によって除
去できるようにすると共に、イオン風のコロナ放電器へ
の流入による電極内部のトナー汚れを軽減するコロナ放
電器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、開口部を有
するバックプレートと、前記開口部の長手方向に移動し
て放電電極を清掃する清掃部材と、前記開口部を遮蔽す
る遮蔽部材とを備えたコロナ放電器において、少なくと
も清掃時に、前記清掃部材の移動に伴ない前記遮蔽部材
を移動して前記開口部を開放し、前記清掃部材による前
記放電電極の清掃を行うことを特徴とするコロナ放電器
によって達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を説
明する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語
の意義を限定するものではない。また、以下の、本発明
の実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを
示すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を
限定するものではない。
【0007】本発明のコロナ放電器並びに該コロナ放電
器を備えた画像形成装置の一実施形態の画像形成プロセ
スおよび各機構について、図1ないし図7を用いて説明
する。図1は、本発明のコロナ放電器を備えた画像形成
装置の一実施形態を示すデジタル式画像形成装置の概要
断面構成図であり、図2は、図1のコロナ放電器の一例
を示す概要斜視図であり、図3は、コロナ放電器に設け
られる遮蔽部材の移動動作を示す図であり、図4は、遮
蔽部材の第1の例を示す図であり、図5は、遮蔽部材の
第2の例を示す図であり、図6は、遮蔽部材の第3の例
を示す図であり、図7は、コロナ放電器に設けられる清
掃手段の要部側断面図であり、図8は、図7の清掃部材
のホームポジションでの放電電極からの開放の説明図で
ある。
【0008】図1において、画像形成装置GSは、自動
原稿搬送装置Aと、自動原稿搬送装置Aにより搬送され
る原稿の画像を読み取るための原稿画像読取部Bと、読
み取った原稿画像を処理する画像制御基板Cと、画像処
理後のデータに従って像担持体としての感光体ドラム1
0上に書込装置Dと、感光体ドラム10及びその周囲に
帯電器100、磁気ブラシ型現像装置からなる現像器1
6、転写器18、分離器20、クリーニング装置21等
の画像形成手段を含む画像形成部Eと、転写材を収納す
る給紙台22、24のための収納部PFとを有してい
る。帯電器100、転写器18及び分離器20には、後
段において詳述するコロナ放電器が用いられる。
【0009】自動原稿搬送装置Aは、原稿載置台26
と、ローラR1を含むローラ群および原稿の移動通路を
適宜切り替えるための切換手段等(参照記号なし)を含
む原稿搬送処理部28とを主要素とする。
【0010】原稿画像読取部Bは、上部に設けたプラテ
ンガラスGと、そのプラテンガラスGの下にあり、光路
長を保つように往復移動できる2つのミラーユニット3
0、31、結像レンズ(以下、単にレンズという)3
3、ライン状の撮像素子(以下、CCDという)35等
を設けたものからなり、書込装置Dは、光源としての半
導体レーザ40、偏向手段としての回転多面鏡42等か
らなる。
【0011】転写材としての記録紙Pの移動方向から見
て、転写器18の手前側に示すR10はレジストローラ
であり、分離器20の下流側にTHで示してあるのは定
着装置である。
【0012】定着装置THは、本実施の形態において
は、加熱源を内蔵するローラと、当該ローラに圧接しな
がら回転する圧接ローラとで構成してある。
【0013】また、CLは定着装置THのためのクリー
ニング手段で、巻き取り可能に設けたクリーニングウェ
ブを主要素とする。
【0014】なお、70は、記録紙上に転写による画像
形成を行わせるための第1搬送路であり、送り出しロー
ラ50、53から送り出される記録紙Pの移動方向から
見て、下方から上方に延びて設けられ、記録紙Pが第1
搬送路70を通して鉛直方向上方に搬送される。また、
80は、記録紙の両面に画像形成を行う場合に使用する
記録紙の表裏反転用の第2搬送路であり、図1の上方に
おいて、第1搬送路70と連通し、記録紙の移動方向か
ら見て、第1搬送路70と略平行して、上方から下方に
向かって延びて設けられ、記録紙Pが第2搬送路80を
通して鉛直方向下方に搬送される。また、90は分岐ガ
イドであり、片面に画像形成された記録紙Pを排紙通路
78に向かわせたり、または、両面画像形成を行う際
に、第2搬送路80に向かわせたりするように制御され
る。
【0015】以下、画像形成プロセスについて説明す
る。原稿載置台26上に載置される不図示の原稿の1枚
が原稿搬送処理部28によって搬送され、ローラR1の
下を通過中に、露光手段Lによる露光が行われる。
【0016】原稿からの反射光は、移動するミラーユニ
ット30、31と、レンズ33を経て固定されたCCD
35上に結像され、読み取られる。
【0017】原稿画像読取部Bで読み取られた画像情報
は、画像処理手段により処理され、符号化されて画像制
御基板C上に設けてあるメモリーに格納される。
【0018】また、画像データは画像形成に応じて呼び
出され、当該画像データに従って、書込装置Dにおける
半導体レーザ40が駆動され、回転多面鏡42により感
光体ドラム10上に露光が行われる。
【0019】当該露光に先立ち、矢印で示す反時計方向
に回転される感光体ドラム10は、帯電器100のコロ
ナ放電作用により所定の表面電位を付与されているが、
露光により、露光部位の電位が露光量に応じて減じ、結
果として、画像データに応じた静電潜像が感光体ドラム
10上に形成される。
【0020】静電潜像は、現像器16により反転現像さ
れ、可視化されたトナー像とされる。
【0021】一方、感光体ドラム10上のトナー像の先
端部が転写器18の転写領域に到達する前に、給紙トレ
イ22或いは給紙トレイ24内の1枚の記録紙Pが、送
り出しローラ50或いは送り出しローラ53により給送
されてレジストローラR10に到達し、先端規制され
る。
【0022】記録紙Pは、トナー像、即ち感光体ドラム
10上の画像領域と重畳するように、同期を取って回転
を開始する一対のレジストローラR10により転写器1
8の転写領域に向けて搬送される。
【0023】転写領域において、感光体ドラム10上の
トナー像は転写器18のコロナ放電により記録紙P上に
転写され、次いで、当該記録紙Pは分離器20のコロナ
放電による除により感光体ドラム10から分離される。
【0024】トナー像が転写された記録紙Pは、定着装
置THに至り、定着装置THの加圧、加熱により、トナ
ー像を形成するトナー粉末は記録紙P上に溶融定着さ
れ、当該記録紙Pは、排紙通路78および排紙ローラ7
9を介して排紙トレイEX上に排紙される。
【0025】上述したようにコロナ放電器として帯電器
100、転写器18及び分離器20が用いられるが、帯
電器100を例として以下に説明する。
【0026】図2ないし図6によれば、図2に示すよう
に、放電電極としての放電ワイヤ5が取り付けられた左
右の電極保持部材1a、2aに、開口部4a、4bを有
するバックプレート4が保持されて帯電器100が構成
される。バックプレート4の開口部4a、4b側の上部
には、後段において詳述するように、バックプレート4
の上面部をガイドとし、送りネジ3によってスライドさ
れるスライド台102が設けられる。その底面が、バッ
クプレート4上をスライドされるコの字状の脚部102
a、102bを有するスライド台102には、後段にお
いて詳述する1点鎖線で示す遮蔽部材が設けられ、スラ
イド台102の移動動作に伴い遮蔽部材が開口部4a、
4bの長手方向に移動して開口部4a、4bを開放した
り、閉じたりする。後段において詳述する清掃部材によ
る放電ワイヤ5の定期的な清掃時や、画像形成のための
プリントスタート時以外は、図2に示すように、電極保
持部材2aのホームポジション側にスライド台102が
位置され、遮蔽部材を閉状態として感光体ドラム10側
からのイオン風のコロナ放電器への流入によるコロナ放
電器内部のトナー汚れを防止する。
【0027】電極保持部材1a及び電極保持部材2aに
は、絶縁性樹脂、例えば、ABS樹脂等が用いられる。
また、バックプレート4はステンレス製の板材によって
形成される。放電ワイヤ5としてはタングステンワイヤ
が主として用いられ、その他鋸歯状電極等の用いられ
る。
【0028】また図3に示すように、電極保持部材2a
の上部に設けられる受け部2bと電極保持部材1aの上
部に設けられる受け部1bとの間に送りネジ3が張り渡
され、スライド台102の上部に設けられる、例えばA
BS製の従動部材101が送りネジ3と螺合し、駆動モ
ータM1の正逆の回転により、送りネジ3が回動され
て、従動部材101が、感光体ドラム10と平行に、例
えば10mm/secの移動速度で動かされ、1点鎖線
で示す遮蔽部材が開閉される。送りネジ3の回転は、駆
動モータM1の回転を受けて回動される駆動ギアG1、
G2により行われる。
【0029】遮蔽部材としては、図4に示すように、例
えば薄板のプラスティックに折り癖を付けた部材や、折
りたたみ可能なバネ状の線状の針金に布等を取り付けた
ものを用い、ホームポジションと反対側に折り畳まれる
アコーディオン状の遮蔽幕121が用いられる。また図
5に示すように、ホームポジションと反対側に巻き込ま
れるバネ性を有する薄板のステンレスの板材からなる遮
蔽幕122が用いられる。遮蔽幕122はホームポジシ
ョンと反対側のバックプレート4上に設けられる筒体1
22aの内部に自体のバネ力により自動的にコイル状に
巻き込まれる。
【0030】また図6に示すように、スライド台102
の脚部102a、102bの台座部103a、103b
を設けると共に、台座部103a、103bのホームポ
ジションと反対側の角部にテーパ部Ta、Tbを設け
る。スライド台102の移動動作により後述する清掃部
材の開口部4a、4bの長手方向の移動を可能とする。
【0031】一方、軸Ja、Jbを支軸として回転さ
れ、開口部4a、4bを開閉可能とする蓋状の部材であ
る遮蔽蓋123a、123bを遮蔽部材としてバックプ
レート4上に設けるようにしてもよい。図6においては
コイルバネSPaは一方のみしか示していないが、左右
の遮蔽蓋123a、123bは、コイルバネSPaの押
圧力により閉状態に押圧される。また遮蔽蓋123a、
123bのホームポジション側に、前述した台座部10
3a、103bのテーパ部Ta、Tbと対向してテーパ
形状の折曲部DPa、DPbを設ける。
【0032】スライド台102が開口部4a、4bのホ
ームポジションの側の端部にあるときは遮蔽蓋123
a、123bにより開口部4a、4bを閉状態とし、ホ
ームポジションの反対側の端部に向けた清掃部材111
a、111b(図7参照)を有するスライド台102の
ホームポジションからの僅かな移動動作により、台座部
103a、103bのテーパ部Ta、Tbが、コイルバ
ネSPaの押圧力に対向して遮蔽蓋123a、123b
の折曲部DPa、DPbを押し上げて、遮蔽蓋123
a、123bを開放し、開口部4a、4bを開口する。
【0033】上記各遮蔽部材の開口部4a、4bを開口
するスライド台102の移動動作に伴ない、以下に説明
する放電ワイヤ5の清掃が行われる。
【0034】即ち、図7に示すように、スライド台10
2の脚部102a、102bに絶縁性の樹脂からなる台
座112a、112bを介して、例えばステンレス材を
用いたバネ性を有する板状の脚110a、110bが設
けられ、該板状の脚110a、110bに、例えばウレ
タン樹脂等の発泡材を用いた放電ワイヤ5の清掃部材1
11a、111bが設けられる。スライド台102の移
動動作に伴い清掃部材111a、111bが放電ワイヤ
5を摺擦して移動し、放電ワイヤ5の清掃を行う。この
清掃動作は、放電ワイヤ5の定期的な清掃時や、画像形
成のための“電源onからのウォーミングアップ時”に
行われる。“画像形成動作中”は、この清掃動作は行わ
れない。
【0035】清掃部材111a、111bの移動動作
は、図2にて前述したスライド台102の開口部4a、
4bの長手方向の移動により行われる。
【0036】上記の如き構成により、少なくとも清掃時
に、清掃部材111a、111bのの移動に伴ない、前
述した遮蔽部材を移動して開口部4a、4bを開放し、
清掃部材111a、111bにより放電ワイヤ5の清掃
を行うものであり、放電ワイヤ5を清掃する際に、前述
した遮蔽部材を開く動作と、清掃部材111a、111
bを開口部4a、4bの長手方向に移動する清掃動作と
を一動作で同時に行うようにすることが好ましい。
【0037】なおこの際、清掃部材の清掃動作により放
電電極の清掃のみならず、コロナ放電器の内部のトナー
汚れを同時に清掃するような構成としてもよい。また、
遮蔽部材の開口部の開閉動作と清掃部材による放電電極
の清掃動作とを個別に行うようにしてもよい。
【0038】上記の如くにして、帯電、転写、除電等の
目的に使用されるコロナ放電器の放電電極に付着したト
ナーが清掃部材によって除去されると共に、イオン風の
コロナ放電器への流入による電極内部のトナー汚れが軽
減されるコロナ放電器の提供が可能となる。
【0039】また図8に示すように、ホームポジション
側の電極保持部材2aのスライド台102側の側面にテ
ーパ部TDa、TDbを有する台形状の部材DKa、D
kbを設けると共に、台形状の部材DKa、DKbのテ
ーパ部TDa、TDbと対向して、スライド台102に
設けられる脚110a、110bに取り付けられる清掃
部材111a、111bの電極保持部材2a側にもテー
パ部TKa、TKbを設ける。
【0040】スライド台102のホームポジション側へ
の移動動作により、台形状の部材DKa、DKbのテー
パ部TDa、TDbにより、清掃部材111a、111
bのテーパ部TKa、TKbに突き当てられ、バネ性を
有する脚110a、110bがそのバネ力に対向して押
し広げられ、放電ワイヤ5の押圧を解除するように脚1
10a、110bが開口される。これにより、ホームポ
ジション位置での放電ワイヤ5の放電が良好に行われる
と共に、清掃部材111a、111bが放電生成物によ
る影響を受けることなくホームポジション位置に待機さ
れる。
【0041】なお、像形成体からの転写材の分離の補助
手段として、コロナ放電器のバックプレートの裏側から
像形成体の表面を露光し、像形成体の表面電位を除電す
るように、本発明の遮蔽部材に透明な部材を用いること
も可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、帯電、転写、除電等の
目的に使用されるコロナ放電器の放電電極に付着したト
ナーが清掃部材によって除去されると共に、イオン風の
コロナ放電器への流入による電極内部のトナー汚れが軽
減されるコロナ放電器の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコロナ放電器を備えた画像形成装置の
一実施形態を示すデジタル式画像形成装置の概要断面構
成図である。
【図2】図1のコロナ放電器の一例を示す概要斜視図で
ある。
【図3】コロナ放電器に設けられる遮蔽部材の移動動作
を示す図である。
【図4】遮蔽部材の第1の例を示す図である。
【図5】遮蔽部材の第2の例を示す図である。
【図6】遮蔽部材の第3の例を示す図である。
【図7】コロナ放電器に設けられる清掃手段の要部側断
面図である。
【図8】図7の清掃部材のホームポジションでの放電電
極からの開放の説明図である。
【符号の説明】
1a,2a 電極保持部材 3 送りネジ 4 バックプレート 4a,4b 開口部 5 放電ワイヤ 18 転写器 20 分離器 100 帯電器 101 従動部材 102 スライド台 111a,111b 清掃部材 121,122 遮蔽幕 123a,123b 遮蔽蓋 M1 駆動モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有するバックプレートと、前記
    開口部の長手方向に移動して放電電極を清掃する清掃部
    材と、前記開口部を遮蔽する遮蔽部材とを備えたコロナ
    放電器において、 少なくとも清掃時に、前記清掃部材の移動に伴ない前記
    遮蔽部材を移動して前記開口部を開放し、前記清掃部材
    による前記放電電極の清掃を行うことを特徴とするコロ
    ナ放電器。
  2. 【請求項2】 前記放電電極を清掃する際に、前記遮蔽
    部材を開く動作と、前記清掃部材を前記開口部の長手方
    向に移動する清掃動作とを一動作で同時に行うことを特
    徴とする請求項1に記載のコロナ放電器。
  3. 【請求項3】 前記清掃部材が前記開口部のホームポジ
    ションの側の端部にあるときは前記遮蔽部材により前記
    開口部を閉状態とし、前記清掃部材を前記ホームポジシ
    ョンの反対側の端部に向けて作動させると、前記遮蔽部
    材が前記ホームポジションの反対側の端部でアコーディ
    オン状に畳まれることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のコロナ放電器。
  4. 【請求項4】 前記清掃部材が前記開口部のホームポジ
    ションの側の端部にあるときは前記遮蔽部材により前記
    開口部を閉状態とし、前記清掃部材を前記ホームポジシ
    ョンの反対側の端部に向けて作動させると、前記遮蔽部
    材が前記ホームポジションの反対側の端部でコイル状に
    巻かれることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のコロナ放電器。
  5. 【請求項5】 前記開口部を遮蔽する遮蔽部材を蓋状の
    部材とし、前記清掃部材が前記開口部のホームポジショ
    ンの側の端部にあるときは前記遮蔽部材により前記開口
    部を閉状態とし、前記ホームポジションの反対側の端部
    に向けた前記清掃部材の僅かな作動により、前記遮蔽部
    材が前記清掃部材に押し上げられて開口されると共に、
    前記清掃部材の開口部長手方向の移動を可能にすること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のコロナ放
    電器。
  6. 【請求項6】 前記コロナ放電器が、少なくとも帯電
    器、転写器もしくは除電器の何れかであることを特徴と
    する請求項1〜5の何れか1項に記載のコロナ放電器。
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