JP2003073513A - 難燃性押出用ゴム組成物及びシール材 - Google Patents

難燃性押出用ゴム組成物及びシール材

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JP2003073513A
JP2003073513A JP2001265234A JP2001265234A JP2003073513A JP 2003073513 A JP2003073513 A JP 2003073513A JP 2001265234 A JP2001265234 A JP 2001265234A JP 2001265234 A JP2001265234 A JP 2001265234A JP 2003073513 A JP2003073513 A JP 2003073513A
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rubber composition
olefin
retardant
ethylene
flame
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Application number
JP2001265234A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Togami
浩 戸上
Junichi Koshiba
淳一 小柴
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストパフォーマンスに優れ、かつ難燃性と
加工性にも優れた、難燃性押出用ゴム組成物とシール材
の提供。 【解決手段】 本発明に係るゴム組成物は、エチレン−
α−オレフィン−非共役ポリエン共重合体と、ハロゲン
系難燃剤と、を含有する。前記共重合体には、例えば、
エチレン/α−オレフィン比(モル比)が40/60〜
95/5で、非共役ポリエンが0〜25重量%で、70
℃キシレン中で測定した極限粘度が0.8〜5.0dl
/gで、GPC測定によるQ値(重量平均分子量/数平
均分子量)が4〜20で、分子量分布曲線から得られる
ピーク特性数I及びA(1)がI≧2及び1.5≦A
(1)≦3.0であるものがある。ハロゲン系難燃剤と
しては、塩素系難燃剤や臭素系難燃剤がある。塩素系難
燃剤としては、塩素化パラフィン、塩素化ポリエチレン
等がある。臭素系難燃剤としては、臭素化芳香族系難燃
剤、例えば、デカブロモジフェニルオキサイド、オクタ
ブロモジフェニルオキサイド等がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール材等に用い
られるゴム組成物、特に、建築材料用、鉄道車両用また
は自動車用のシール材に用いられる、難燃性を有する押
出用ゴム組成物、に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる自己消火性を有するポリマーに
は、ポリ塩化ビニル系(PVC)系、クロロプレン系
(CR)、シリコーン系(Q)組成物があり、これらは
自動車用材料、鉄道車両用材料、建築用材料、工業部品
用材料等に利用されている。該組成物の一般的な特徴を
表1に簡単にまとめた。表中の記号において、◎は特に
優れること、○は優れること、△はやや劣ること、×は
劣ること、を意味する。
【0003】
【表1】
【0004】ポリ塩化ビニル系(PVC)系組成物は、
自己消化性の他に、耐候性と接着性に優れ、特にコスト
パフォーマンスに優れるが、耐熱性及び耐寒性に劣ると
されている。
【0005】クロロプレン系(CR)系組成物は、自己
消化性の他に、接着性に優れるが、耐熱性、耐寒性、耐
候性、電気絶縁性、パネル汚染性、コストパフォーマン
スはやや劣るとされている。
【0006】シリコーン系(Q)組成物は、自己消化性
の他に、特に、耐熱性、耐寒性、耐候性、電気絶縁性、
パネル汚染性に優れるが、接着性とコストパフォーマン
スは劣るとされている。
【0007】また、エチレン−プロピレン−ジエン系
(EPDM)組成物の特徴も同表に示した。該組成物
は、自己消化性には劣るが、耐熱性、耐寒性、パネル汚
染性、接着性、コストパフォーマンスに優れ、特に耐候
性と電気絶縁性に優れるとされている。尚、接着性はプ
ライマーを使用することでさらに改善されるとされてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】自己消火性はないが、
コストパフォーマンスに優れ、シーリング用エラストマ
ーとして性能バランスに優れたエチレン−プロピレン−
ジエン系(EPDM)組成物(表1)に難燃性を付加で
きれば、大変有用な難燃性シール材として利用できると
予想される。
【0009】しかしながら、EPDMをベースとして難
燃性ゴム組成物を得る場合、難燃性を有する配合資材の
多量配合を行わなければならない。また、これによる物
性低下、特に押出加工性の低下が著しく、先の建築用や
車両用の材料として利用できないのが現状である。
【0010】本発明は、かかる事情に鑑みなされたもの
で、その課題は、コストパフォーマンスに優れ、かつ難
燃性と加工性にも優れた、難燃性押出用ゴム組成物とシ
ール材の提供、にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は以下のことを特徴とする。
【0012】請求項1記載の発明は、下記の(イ)また
は(ロ)であるエチレン−α−オレフィン−非共役ポリ
エン共重合体と、ハロゲン系難燃剤とを含有し、かつ押
出加工性(ASTM−D−2230−90、採点基準
B)が6A〜10Aである難燃性押出用ゴム組成物ある
ことを特徴とする。 (イ) エチレン/α−オレフィン比(モル比)が、4
0/60〜95/5で、非共役ポリエンが、0〜25重
量%で、70℃キシレン中で測定した極限粘度が、0.
8〜5.0dl/gで、GPC測定によるQ値(重量平
均分子量/数平均分子量)が、4〜20で、分子量分布
曲線から得られるピーク特性数I及びA(1)が、I≧
2及び1.5≦A(1)≦3.0であるエチレン−α−
オレフィン−非共役ポリエン共重合体。 (ロ) エチレン/α−オレフィン比(モル比)が、8
3/17〜97/3で、α−オレフィン及び非共役ポリ
エンの合計が、6〜19モル%で、下記式から得られる
Aが、A≧0.1で、 A=(42P+120D)/(42P+120D+28
E) P:共重合体ゴム中のα−オレフィンの含有量(モル
%) D:非共役ポリエン含有量(モル%) E:エチレン含有量(モル%) 70℃キシレン中で測定した極限粘度が、0.8〜4.
0dl/gで、DSC測定による融解ピーク温度が70
℃以下で融解熱量が10cal/g以下であるエチレン
−α−オレフィン−非共役ポリエン共重合体。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の難
燃性押出用ゴム組成物において、エチレン−α−オレフ
ィン−非共役ポリエン共重合体(イ)とエチレン−α−
オレフィン−非共役ポリエン共重合体(ロ)とを含有す
ることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載の難
燃性押出用ゴム組成物において、エチレン−α−オレフ
ィン−非共役ポリエン共重合体(イ)/エチレン−α−
オレフィン−非共役ポリエン共重合体(ロ)比(重量
比)が、5/95〜95/5であることを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載
の難燃性押出用ゴム組成物において、前記ハロゲン系難
燃剤は、塩素系難燃剤若しくは臭素系難燃剤であること
を特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、難燃性押出用ゴム
組成物からなるシール材であって、該難燃性押出用ゴム
組成物は、請求項1〜4記載のゴム組成物であることを
特徴とする。
【0017】以上の発明において、α−オレフィンとし
ては、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オ
クテン、1−デセンなどが挙げられ、なかでもプロピレ
ン及び1−ブテンが好ましい。
【0018】非共役ポリエンとしては、1,4−ヘキサ
ジエン、1,6−オクタジエン、2−メチル−1,5−
ヘキサジエン、6−メチル−1,5−ヘプタジエン、7
−メチル−1,6−オクタジエン等のような鎖状非共役
ジエン、シクロヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、
メチルテトラインデン、5−ビニルノルボルネン、5−
エチリデン−2−ノルボルネン、6−クロロメチル−5
−−イソプロペニル−2−ノルボルネン等のような環状
共役ジエン、2,3−ジイソプロピリデン−5−ノルボ
ルネン、2−エチリデン−3−イソプロピリデン−5−
ノルボルネン、2−プロペニル−2,2−ノルボルナジ
エン、1,3,7−オクタトリエン、1,4,9−デカ
トリエン等のようなトリエンが例示され、その一種を単
独で使用してもよく、または二種以上を併用してもよい
が、特に、5−エチリデン−2−ノルボルネン及びまた
はジシクロペンタジエンが好ましい。
【0019】さらに、5−ビニル−2−ノルボルネン、
5−(2−プロペニル)−2−ノルボルネン、5−(3
−ブテニル)−2−ノボルネン、5−(4−ペンテニ
ル)−2−ノルボルネン、5−(5−ヘキセニル)−2
−ノルボルネン、5−(5−ヘプテニル)−2−ノルボ
ルネン、5−(7−オクテニル)−2−ノルボルネン、
5−メチレン−2−ノルボルネン、6,10−ジメチル
−1,5,9−ウンデカトリエン、5,9−ジメチル−
1,4,8−デカトリエン、4−エチリデン−8−メチ
ル−1,7−ノナジエン、13−エチル−9−メチル−
1,9,12−ペンタデカトリエン、5,9,13−ト
リメチル−1,4,8,12−テトラデカジエン、8,
14,16−トリメチル−1,7,14−ヘキサデカト
リエン、4−エチリデン−12−メチル−1,11−ペ
ンタデカジエン等が例示される。
【0020】前記共重合体(イ),(ロ)において、エ
チレン−α−オレフィン−非共役ポリエン共重合体は、
公知の製造方法、例えば特開昭62−138509及び
特公平7−14982に開示された製造方法に準じた方
法によって得られる。
【0021】すなわち、3〜5価のバナジウム触媒、一
般式,RmAlX3-m(0<m≦3,RはC1〜C10の
アルキル基,Xはハロゲン)で示される有機アルミニウ
ム化合物、ハロゲン化有機酸のエステルからなる触媒
を、特定の比率で使用することにより、エチレン・プロ
ピレン・非共役ポリエン共重合体を得ることができる。
そして、当該共重合体を得るための共重合は、炭化水素
溶媒、例えばペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン
若しくは灯油のような脂肪族炭化水素、シクロヘキサン
のような脂環炭化水素、ベンゼン、トルエン若しくはキ
シレンのような芳香族炭化水素の、単独若しくは混合溶
媒のもとで行われる。このときの重合温度は広い範囲で
設定できるが、通常は−50〜100℃で実施される。
重合は大気圧下若しくは加圧下、例えば0.1〜5MP
aの圧力下で実施される。また、生成する共重合体の分
子量を任意にコントロールするために、分子量調節剤が
用いられる。分子量調節剤としては、例えば、ジエチル
アエン、アクリルクロライド、ピリミジン−N−オキサ
イド、水素等がある。
【0022】共重合体(イ)において、GPCとはゲル
透過クロマトグラフィー(Gel Pearmeation Chromatogr
aphy)を意味し、Q値は重量平均分子量(MW)と平均
分子量(MN)の比であり、Q=MW/MNで表され
る。Q値の大小は、分子量分布の広い狭いこと、を表
す。
【0023】GPC測定によるQ値は4〜20である
と、なお好ましく、さらに、分子量分布曲線から得られ
るピーク特性数I、A(i)、A(M)は、A(i)<
A(M)の範囲で、I≧2、1.5≦A(1)≦3.0
であることがなお好ましい。
【0024】ここで、ピーク特性数A(M)、I、A
(i)は、平均分布曲線から得られ、次のように定義さ
れる(特開昭62−138509)。
【0025】いま分子量の分布定数曲線の主ピークを示
す連鎖長の対数をA(M)とする。さらに、分子量分布
曲線において、横軸がポリスチレン換算の連鎖長の対数
(log(連鎖長))、縦軸が各分子鎖長を有する共重合
体の相対濃度(H)であるとすると、この微分はdH/
d(log(連鎖長))で定義される。こうして得られた
微分値を縦軸に、連鎖長の対数を横軸としてプロットす
ると、分子量分布曲線の微分曲線が得られる。dH/d
(log(連鎖長))をDHで表し、DH>0であるピー
クを示す連鎖長の対数をA(i)とする。すなわち、連
鎖長の対数の小さい方から順に、ピークP1,P2,・
・・,Piに対する連鎖長の対数がそれぞれA(1),
A(2),・・・,A(i)となる。但し、PiはA
(i)<A(M)の範囲にあるものとする。こうして得
られたiの最大値をIとしている。
【0026】一方、共重合体(ロ)において、DSC測
定値は、ポリマー中の微結晶の存在を示す指標である
(特公平7−14982)。また、融解ピーク温度及び
融解熱量は、DSCの融解曲線の吸熱ピークから求めら
れる(同公報)。
【0027】共重合体(イ),(ロ)は、加硫すること
ができる。加硫剤としては、硫黄やパーオキサイド等が
挙げられる。硫黄加硫の場合、硫黄は例えば前記共重合
体100重量部に対して0.1〜10重量部の割合で用
いられる。また、必要に応じて加硫促進剤及び加硫促進
助剤が添加される。加硫促進剤としては、スルフェンア
ミド系、チラウム系、ジチオカルバミン酸塩系、キサン
トゲン酸塩系等のものが適宜組み合わせて用いられる。
加硫促進助剤としては、酸化亜鉛(亜鉛華)、ステアリ
ン酸が組み合わせて用いられる。一方、パーオキサイド
加硫の場合、パーオキサイドとしては、例えば、過酸化
ベンゾイル、過酸化ジクメニル、過安息香酸tert−ブチ
ル、2,2−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ブタン、
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル等が用いられ
る。この場合、加硫助剤として、硫黄若しくはメタフェ
ニレンビスマレイド等の多官能モノマーや、p−キノン
ジオキシム等のオキシム化合物が用いられる。
【0028】また、共重合体(イ),(ロ)は、単独若
しくは他のゴム素材、例えば、天然ゴム(NR)、ブタ
ジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SB
R)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)等
ともブレンドして使用できる。
【0029】ハロゲン系難燃剤としては、塩素系難燃剤
や臭素系難燃剤がある。塩素系難燃剤としては、塩素化
パラフィン、塩素化ポリエチレン等がある。臭素系難燃
剤としては、臭素化芳香族系難燃剤が望ましく、例え
ば、デカブロモジフェニルオキサイド、オクタブロモジ
フェニルオキサイド、テトラブロモビスフェノールA
(TBA)、ビス(トリブロモフェノキシ)エタン、エ
チレンビスペンタブロモブロモジフェニル、エチレンビ
ステトラブロモフタルイミド等が挙げられる。本発明に
おいて、ハロゲン系難燃剤の配合量は、その難燃性効果
と加工性への悪影響を勘案して、エチレン−α−オレフ
ィン−非共役ポリエン共重合体100重量部に対して5
〜200重量部が望ましい。
【0030】本発明に係るゴム組成物においては、本発
明の効果を損ねない範囲において、カーボンブラック、
シリカ等の補強剤、タルク(ケイ酸マグネシウム)、ク
レー(ケイ酸アルミニウム)等の無機フィラー、滑剤、
老化防止剤や、他の難燃剤が適宜配合される。
【0031】他の難燃剤として、金属酸化物や水和金属
酸化物等を配合させる場合がある。金属酸化物として
は、例えば三酸化アンチモンが挙げられ、水和金属酸化
物としては、例えば、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム、ハイドロタルサイト、水酸化カルシウム、水
酸化バリウム等が挙げられる。金属酸化物や水和金属酸
化物の配合量は、エチレン−α−オレフィン−非共役ポ
リエン共重合体100重量部に対して5〜200重量部
が望ましい。
【0032】また、組成物のさらなる補強性を図るた
め、シランカップリング剤を配合させることも可能であ
る。シランカップリング剤としては、例えば、3−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン等のメルカプトシラ
ン系のものや、ビス−(3−トリエトキシシリルプロピ
ル)テトラスルフィド等のテトラスルフィド系のものが
適宜用いられる。
【0033】以上の本発明に係るゴム組成物は、押出加
工性の指標であるASTM D 2230−90の採点
基準Bが6A〜10Aで、かつ加硫後の難燃性指数UL
−94Vが94V−0以上で酸素指数が30以上の難燃
レベルを発現することができる。
【0034】よって、本発明に係るゴム組成物によれ
ば、コストパフォーマンスに優れると共に、難燃性と加
工性にも優れた、難燃性押出用ゴム組成物及びシール材
の提供が可能となる。特に、前記共重合体(イ)を配合
させたことで、高い難燃性に加え、極めて良好な加工性
(ロール加工性、押出加工性)を示し、さらに引っ張り
強度の物性に優れる難燃性押出用ゴム組成物及びシール
材の提供が可能となる。また、前記共重合体(ロ)を配
合させたことで、高い難燃性に加え、難燃性資材を配合
することにより、起こりうる物性の低下に対し、弾性的
性質に富み、かつ加硫ゴム強度が十分高く、高度の性能
要求に応える難燃性押出用ゴム組成物及びシール材の提
供することができる。本発明に係るゴム組成物は、建築
材料用、鉄道車両用または自動車用のシール材として利
用できる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て説明する。
【0036】本発明に係るゴム組成物は、エチレン−α
−オレフィン−非共役ポリエン共重合体と、ハロゲン系
難燃剤と、を含有する。
【0037】前記共重合体としては、エチレン/α−オ
レフィン比(モル比)が40/60〜95/5で、非共
役ポリエンが、0〜25重量%で、70℃キシレン中で
測定した極限粘度が、0.8〜5.0dl/gで、GP
C測定によるQ値(重量平均分子量/数平均分子量)
が、4〜20で、分子量分布曲線から得られるピーク特
性数I及びA(1)が、I≧2及び1.5≦A(1)≦
3.0であるエチレン−α−オレフィン−非共役ポリエ
ン共重合体(イ)と、エチレン/α−オレフィン比(モ
ル比)が、83/17〜97/3で、α−オレフィン及
び非共役ポリエンの合計が、6〜19モル%で、下記式
から得られるAが、A≧0.1で、70℃キシレン中で
測定した極限粘度が、0.8〜4.0dl/gで、DS
C測定による融解ピーク温度が70℃以下で融解熱量が
10cal/g以下であるエチレン−α−オレフィン−
非共役ポリエン共重合体(ロ)がある。
【0038】A=(42P+120D)/(42P+1
20D+28E) P:共重合体ゴム中のα−オレフィンの含有量(モル
%) D:非共役ポリエン含有量(モル%) E:エチレン含有量(モル%) 共重合体(イ)(ロ)において、α−オレフィンとして
は、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、
1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテ
ン、1−デセン等が用いられる。非共役ポリエンとして
は、1,4−ヘキサジエン等の鎖状非共役ジエン、ジシ
クロペンタジエンや5−エチリデン−2−ノルボルネン
等の環状非共役ジエン、2,3−ジイソプロピリデン−
5−ノルボルネン等のトリエンが挙げられ、その一種を
単独で使用され、また二種以上併用される場合がある。
【0039】ハロゲン系難燃剤としては、塩素系難燃剤
や臭素系難燃剤が用いられる。塩素系難燃剤としては、
塩素化パラフィン、塩素化ポリエチレン等が用いられ
る。臭素系難燃剤としては、臭素化芳香族系難燃剤、例
えば、デカブロモジフェニルオキサイド、オクタブロモ
ジフェニルオキサイド等が用いられる。
【0040】本発明に係るゴム組成物において、前記共
重合体と前記難燃剤の配合比は、例えば、該共重合体1
00重量部に対して該難燃剤を5〜200重量部として
いる。
【0041】共重合体(イ)(ロ)は、単独で配合させ
るほか、組み合わせて、非ハロゲン系難燃剤と共にも、
配合できる。共重合体(イ)(ロ)が併用される場合、
例えば、共重合体(イ)/共重合体(ロ)比(重量比)
が5/95〜95/5となるように配合される。
【0042】尚、共重合体(イ)(ロ)は、一定温度の
大気圧下若しくは加圧下の有機溶媒のもとで、触媒とエ
チレンとα−オレフィンと非共役ポリエンとを反応させ
て得られる。例えば、重合温度50〜55℃のもと、攪
拌器を備えたオートクレーブに、ヘキサン溶媒と、触媒
と、エチレンと、α−オレフィンと、非共役ポリエンと
を、得られる共重合体におけるエチレン含有量及び非共
役ポリエン含有量が所定量となるように、定量的に供給
する。このとき、さらに分子量調節剤としての水素が供
給される場合がある。反応液は連続的に抜き出し、重合
停止剤を添加した後、スチームストリピングにより共重
合体を析出させ乾燥する。前記触媒としては、3〜5価
のバナジウム触媒、一般式,RmAlX3-m(0<m≦
3,RはC1〜C10のアルキル基,Xはハロゲン)で
示される有機アルミニウム化合物、ハロゲン化有機酸の
エステルからなるものが用いられる。エチレン含有量及
び非共役ポリエン含有量は、赤外線吸収スペクトル分析
等にて確認される。
【0043】本発明に係るゴム組成物は、前記共重合体
と前記難燃剤の配合に加え、必要に応じて、硫黄、加硫
剤、加硫促進剤を配合し、さらにカーボンブラック等の
補強剤、タルク、クレー等の無機フィラー、その他の難
燃剤、滑剤、老化防止剤等を添加し、オープンロール、
バンバリーミキサー等によって混練するとよい。このよ
うにして得られたゴム組成物は、例えばシール材、特
に、建築材料用、鉄道車両用及び自動車用のシール材と
して利用される。
【0044】本発明の実施例及び比較例について説明す
る。 (実施例1)表2に示したように、ポリマー(イ)成分
が70重量部でポリマー(ロ)成分が30重量部である
共重合体100重量部に対して、デカブロモジフェニル
オキサイドを40重量部、三酸化アンチモンを20重量
部、酸化亜鉛を5重量部、ステアリン酸を1重量部、シ
ランカップリング剤を2重量部、カーボンブラック(M
AF級)を5重量部、クレーを90重量部、硫黄を1.
5重量部配合し、さらに加硫促進剤として、PZ(ジメ
チルジチオカルバミン酸亜鉛)とTT(テトラメチルチ
ラウムジスルフィド)を2重量部づつ添加し、混練した
後に成形することで本実施例に係るゴム組成物を得た。
【0045】尚、ポリマー(イ)は、エチレン−α−オ
レフィン−非共役ポリエン共重合体で、エチレン/α−
オレフィン比(モル比)が78/22、非共役ポリエン
重量%が7.0、極限粘度が1.28dl/g、GPC
のQ値が7.6、ピーク特性数Iが2、A(1)が2.
3となっている。
【0046】また、ポリマー(ロ)は、エチレン−α−
オレフィン−非共役ポリエン共重合体で、エチレン/α
−オレフィン比(モル比)が86/14、エチレン/プ
ロピレン/非共役ポリエン比(モル比)が82.8/1
3.8/3.4、プロピレン及び非共役ポリエンの合計
(モル%)が17.2、Aが0.3、極限粘度は1.6
5dl/g、DSC融解ピーク温度が40℃、DSC融
解熱量が1.6cal/gとなっている。
【0047】さらに、ポリマー(イ)(ロ)は、α−オ
レフィンにプロピレンを、非共役ポリエンに5−エチリ
デン−2−ノルボルネンを採用している。
【0048】本実施例に係る組成物の物性評価を行い、
その結果を表2に示した。
【0049】コンパウンド粘度の測定はJIS K 6
300に、加硫組成物の評価はJIS K 6251と
JIS K 6253に準拠して行った。難燃性の評価
はJIS K 7201とUL−94Vに準拠して行っ
た。
【0050】尚、UL−94Vの評価基準は以下に基づ
く。
【0051】94V−0:接炎後消炎時間が10秒以
下。10回接炎後の消炎時間の合計が50秒以下。ドリ
ップ性なし。試料は完全に燃えてはならない、炎を取り
去ってから、残塵が30秒以内に消えること。
【0052】94V−1:炎を取り去ってからの消炎時
間30秒以下。10回接炎後の消炎時間の合計が250
秒以下。残塵時間60秒以下、その他は94V−0と同
じ。
【0053】94V−2:ドリップによって外科用脱脂
綿が燃焼、その他は94V−1と同じ。
【0054】押出加工性の評価はASTM D 223
0−90に準拠して行った。評価基準は、ASTMガー
ベダイを用いるASTM D 2230の採点法Bに基
づく。
【0055】採点法B:成形物において、30°エッジ
の鋭さと連続性を最高10点、最低1点、表面肌の平滑
性を最高A、最低Eとし、数字とアルファベットを組み
合わせて採点、表示する。 (実施例2)実施例2に係るゴム組成物は、共重合体が
前記ポリマー(イ)のみからなること以外は、実施例1
に係るゴム組成物と同じ配合組成である。すなわち、ポ
リマー(イ)100重量部に対して、デカブロモジフェ
ニルオキサイドを40重量部、三酸化アンチモンを20
重量部、酸化亜鉛を5重量部、ステアリン酸を1重量
部、シランカップリング剤を2重量部、カーボンブラッ
ク(MAF級)を5重量部、クレーを90重量部、硫黄
を1.5重量部配合し、さらに加硫促進剤として、PZ
とTTを2重量部づつ添加し、混練した後に成形するこ
とで本実施例に係るゴム組成物を得た。当該組成物の物
性評価を行い、その結果を表2に示した。尚、物性評価
は実施例1に係るゴム組成物の物性評価法と同じ方法に
よる。 (実施例3)実施例3に係るゴム組成物は、共重合体が
前記ポリマー(ロ)のみからなること以外は、実施例1
に係るゴム組成物と同じ配合組成である。すなわち、ポ
リマー(ロ)100重量部に対して、デカブロモジフェ
ニルオキサイドを40重量部、三酸化アンチモンを20
重量部、酸化亜鉛を5重量部、ステアリン酸を1重量
部、シランカップリング剤を2重量部、カーボンブラッ
ク(MAF級)を5重量部、クレーを90重量部、硫黄
を1.5重量部配合し、さらに加硫促進剤として、PZ
とTTを2重量部づつ添加し、混練した後に成形するこ
とで本実施例に係るゴム組成物を得た。当該組成物の物
性評価を行い、その結果を表2に示した。尚、物性評価
は実施例1に係るゴム組成物の物性評価法と同じ方法に
よる。 (比較例1)比較例1に係るゴム組成物は、共重合体が
ポリマー(ハ)のみからなること以外は、実施例1に係
るゴム組成物と同じ配合組成である。すなわち、ポリマ
ー(ハ)100重量部に対して、デカブロモジフェニル
オキサイドを40重量部、三酸化アンチモンを20重量
部、酸化亜鉛を5重量部、ステアリン酸を1重量部、シ
ランカップリング剤を2重量部、カーボンブラック(M
AF級)を5重量部、クレーを90重量部、硫黄を1.
5重量部配合し、さらに加硫促進剤として、PZとTT
を2重量部づつ添加し、混練した後に成形することで本
比較例に係るゴム組成物を得た。当該組成物の物性評価
を行い、その結果を表2に示した。尚、物性評価は実施
例1に係るゴム組成物の物性評価法と同じ方法による。
【0056】尚、ポリマー(ハ)は、エチレン−α−オ
レフィン−非共役ポリエン共重合体で、エチレン/α−
オレフィン比(モル比)が74/26、非共役ポリエン
重量%が7.9、極限粘度が1.38dl/g、ムーニ
ー粘度(ML1+4100℃)=34、GPCのQ値が1
1.8、ピーク特性数Iが1、A(1)が3.1となっ
ている。実施例1と同様に、α−オレフィンにプロピレ
ンを、非共役ポリエンに5−エチリデン−2−ノルボル
ネンを採用している。 (比較例2)比較例2に係るゴム組成物は、前記ポリマ
ー(ハ)に対するデカブロモジフェニルオキサイドと三
酸化アンチモンの配合比率を変えたことと、無機フィラ
ーとしてさらにタルクを配合していること以外は、比較
例1に係るゴム組成物と同じ配合組成である。すなわ
ち、ポリマー(ハ)100重量部に対して、デカブロモ
ジフェニルオキサイドを30重量部、三酸化アンチモン
を10重量部、酸化亜鉛を5重量部、ステアリン酸を1
重量部、シランカップリング剤を2重量部、カーボンブ
ラック(MAF級)を5重量部、タルクを20重量部、
クレーを90重量部、硫黄を1.5重量部配合し、さら
に加硫促進剤として、PZとTTを2重量部づつ添加
し、混練した後に成形することで本比較例に係るゴム組
成物を得た。当該組成物の物性評価を行い、その結果を
表2に示した。尚、物性評価は実施例1に係るゴム組成
物の物性評価法と同じ方法による。
【0057】
【表2】
【0058】表2の結果から明らかなように、本発明の
要件を満たす実施例に係るゴム組成物によれば、酸素指
数及びUL−94Vの高い値(94V−0以上)、すな
わち高い難燃性を与えると共に、優れた押出加工性を発
現する(ASTM D 2230−90の押出評価基準
Bで6A〜9A)のに対し、比較例に係るゴム組成物に
おいては、加硫物性や難燃性について実施例とほぼ同等
の効果が得られるが、押出加工性については劣ったもの
となることが確認できる。また、実施例2の結果から
は、該実施例に係るゴム組成物は、高い難燃性に加え、
極めて良好な加工性(ロール加工性、押出加工性)を示
し、さらに引っ張り強度の物性に優れることが確認でき
る。さらに、実施例3の結果からは、該実施例に係るゴ
ム組成物は、高い難燃性に加え、難燃性資材を配合する
ことにより、起こりうる物性の低下に対し、弾性的性質
に富み、かつ加硫ゴム強度が十分高くなることが確認で
きる。
【0059】よって、本発明に係るゴム組成物によれ
ば、コストパフォーマンスに優れると共に、難燃性と加
工性にも優れた、難燃性押出用ゴム組成物の提供が可能
となることが示された。
【0060】尚、本発明において記載された実施例に対
してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で
多彩な変形及び修正が可能であることは、当業者にとっ
て明白なことであり、このような変形及び修正が特許請
求の範囲に属することは明らかである。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、以下の効果を奏する。
【0062】本発明に係るゴム組成物によれば、コスト
パフォーマンスに優れると共に、難燃性と加工性にも優
れた、難燃性押出用ゴム組成物及びシール材の提供が可
能となる。
【0063】特に、前記共重合体(イ)を配合させたこ
とで、高い難燃性に加え、極めて良好な加工性(ロール
加工性、押出加工性)を示し、さらに引っ張り強度の物
性に優れる難燃性押出用ゴム組成物及びシール材の提供
が可能となる。
【0064】また、前記共重合体(ロ)を配合させたこ
とで、高い難燃性に加え、難燃性資材を配合することに
より、起こりうる物性の低下に対し、弾性的性質に富
み、かつ加硫ゴム強度が十分高く、高度の性能要求に応
える難燃性押出用ゴム組成物及びシール材の提供するこ
とができる。
【0065】本発明に係るゴム組成物は、特に建築材料
用、鉄道車両用または自動車用のシール材に有効利用で
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小柴 淳一 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学工 業株式会社内 Fターム(参考) 3J040 FA06 4J002 BB05W BB05X BB15W BB15X BB243 ED076 FD010 FD130 FD133 FD136 GJ02 4J100 AA02P AA03Q AA04Q AA07Q AA16Q AA17Q AA19Q AA21Q AR16R AR18R AR21R AR22R AR25R AS11R CA04 CA05 DA04 DA05 DA09 DA22 DA24 JA28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(イ)または(ロ)であるエチレ
    ン−α−オレフィン−非共役ポリエン共重合体と、ハロ
    ゲン系難燃剤とを含有し、かつ押出加工性(ASTM−
    D−2230−90、採点基準B)が6A〜10Aであ
    ることを特徴とする難燃性押出用ゴム組成物。 (イ) エチレン/α−オレフィン比(モル比)が、4
    0/60〜95/5で、非共役ポリエンが、0〜25重
    量%で、70℃キシレン中で測定した極限粘度が、0.
    8〜5.0dl/gで、GPC測定によるQ値(重量平
    均分子量/数平均分子量)が、4〜20で、分子量分布
    曲線から得られるピーク特性数I及びA(1)が、I≧
    2及び1.5≦A(1)≦3.0であるエチレン−α−
    オレフィン−非共役ポリエン共重合体。 (ロ) エチレン/α−オレフィン比(モル比)が、8
    3/17〜97/3で、α−オレフィン及び非共役ポリ
    エンの合計が、6〜19モル%で、下記式から得られる
    Aが、A≧0.1で、 A=(42P+120D)/(42P+120D+28
    E) P:共重合体ゴム中のα−オレフィンの含有量(モル
    %) D:非共役ポリエン含有量(モル%) E:エチレン含有量(モル%) 70℃キシレン中で測定した極限粘度が、0.8〜4.
    0dl/gで、DSC測定による融解ピーク温度が70
    ℃以下で融解熱量が10cal/g以下であるエチレン
    −α−オレフィン−非共役ポリエン共重合体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の難燃性押出用ゴム組成物
    において、エチレン−α−オレフィン−非共役ポリエン
    共重合体(イ)とエチレン−α−オレフィン−非共役ポ
    リエン共重合体(ロ)とを含有することを特徴とする難
    燃性押出用ゴム組成物。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の難燃性押出用ゴム組成物
    において、エチレン−α−オレフィン−非共役ポリエン
    共重合体(イ)/エチレン−α−オレフィン−非共役ポ
    リエン共重合体(ロ)比(重量比)が、5/95〜95
    /5であることを特徴とする難燃性押出用ゴム組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の難燃性押出用ゴム組
    成物において、前記ハロゲン系難燃剤は、塩素系難燃剤
    若しくは臭素系難燃剤であることを特徴とする難燃性押
    出用ゴム組成物。
  5. 【請求項5】 難燃性押出用ゴム組成物からなるシール
    材であって、該難燃性押出用ゴム組成物は、請求項1〜
    4記載のゴム組成物であることを特徴とするシール材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012153756A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Mitsui Chemicals Inc エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエン共重合体およびそれを含む熱可塑性エラストマー
CN103353500A (zh) * 2013-07-12 2013-10-16 深圳信测标准技术服务股份有限公司 塑料及环境中的中短链氯化石蜡的测定方法
CN103852550A (zh) * 2014-03-26 2014-06-11 昆山洛丹伦生物科技有限公司 一种电子元器件塑料部件中氯化石蜡的检测方法

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