JP2003068613A - 位置合わせ装置 - Google Patents

位置合わせ装置

Info

Publication number
JP2003068613A
JP2003068613A JP2001255429A JP2001255429A JP2003068613A JP 2003068613 A JP2003068613 A JP 2003068613A JP 2001255429 A JP2001255429 A JP 2001255429A JP 2001255429 A JP2001255429 A JP 2001255429A JP 2003068613 A JP2003068613 A JP 2003068613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffraction grating
substrate
grating mark
mark
diffracted light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001255429A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kodama
賢一 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2001255429A priority Critical patent/JP2003068613A/ja
Publication of JP2003068613A publication Critical patent/JP2003068613A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえば近接露光装置に適用された場合に、
露光光路を遮ることなく原版と基板との位置合わせを行
うことのできる固定式の位置合わせ装置。 【解決手段】 実質的に傾いた光路に沿って、第1基板
(1)に形成された第1回折格子マーク(7)および第
2基板(3)に形成された第2回折格子マークに可干渉
光を照射するための照射系(4〜6)と、第1回折格子
マークからの回折光に基づいてその像を形成し、第2回
折格子マークからの回折光に基づいてその像を形成する
ための結像系(6,9〜11)と、結像系を介して形成
された第1回折格子マークの像および第2回折格子マー
クの像を検出するための検出系(12)とを備えてい
る。検出系の出力に基づいて第1基板と第2基板とを位
置合わせする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置合わせ装置に
関し、特に半導体集積回路やDNAチップのパターンを
転写焼き付けする近接露光装置において微小パターンが
描画された原版とその下に近接して配置された基板とを
位置合わせする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製造やDNAチップの
製造に際して、原版上に描画された微小パターンを、そ
の下に近接して配置された基板上に転写焼き付けする近
接露光装置が用いられる。この場合、使用される原版は
一枚のみではなく、複数枚の原版が用いられるのが通常
である。複数枚の原版のパターンは同一の基板上に順次
転写されるが、それら複数の原版パターンが基板上にお
いて互いに正確に重ね合わされる必要がある。従来、近
接露光装置において原版と基板とを位置合わせするため
に位置合わせ装置が使用されている。
【0003】特開平10−242037号に記載される
半導体製造装置に用いられる位置検出装置は、マスク面
上の回路パターンを露光光を用いてウエハに転写する工
程において、微小距離、離して重ね合わされたマスクと
ウエハとのアライメントを行うものである。この位置検
出装置は、マスクとウエハ上に形成されたアライメント
マークを観察することで検出するものである。
【0004】この位置検出装置は、照明光学装置と検出
光学装置とから構成され、それぞれの装置は、露光時に
露光光を遮らないように、露光領域外においてその光軸
がマスク面に対して斜めになるように配置されていた。
また、検出光学装置は、アライメントマーク(マスクマ
ークとウエハマーク)からの散乱光を検出することで、
ウエハとマスクとの位置関係を検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の位置検出装置
は、検出光学装置の検出光学系の光軸がマスク面の法線
に対して斜め方向に配置されているため、アライメント
マークの全域に渡ってピントを合わすことが出来ず、つ
まりアライメントマークの一部しかピントを合わすこと
が出来ず、マスクマークとウエハマークとの正しい位置
関係を精度良く求めることが出来ないという課題があっ
た。
【0006】また、検出光学装置は、散乱光を用いて検
出を行っているため、ノイズの影響を受けやすいという
課題がある。更に、従来の位置検出装置は、マスクとウ
エハとのギャップを検出できない。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、たとえば近接露光装置に適用された場合に、
露光光路を遮ることなく原版と基板との位置合わせを高
精度に行うことのできる位置合わせ装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明では、互いに平行に近接して配置された第1
基板と第2基板とを位置合わせする、近接露光装置用の
位置合わせ装置において、照明光学系を含み、前記第1
基板に形成された第1回折格子マークおよび前記第2基
板に形成された第2回折格子マークに可干渉光を照明す
る照明系と、結像光学系を含み、回折作用により形成さ
れる前記第1回折格子マークからの回折像と前記第2回
折格子マークからの回折像とを検出する結像系とを備
え、前記照明系と前記結像系とを露光領域外であって同
じ側に配置し、更に、前記結像光学系の光軸と前記第1
基板の法線とを平行に配置したことを特徴とする位置合
わせ装置を提供する。
【0009】本発明の好ましい態様によれば、前記照明
光学系のうち照明光の射出側対物レンズと前記結像光学
系のうち回折光の入射側対物レンズとは共通する光学系
であり、この共通光学系の光軸と前記第1基板の法線と
を平行に配置した。また、前記共通光学系は、円形レン
ズの一部を切断した半円形状のレンズ、あるいは円筒レ
ンズの屈折方向の一部を切断したシリンドリカルレンズ
から成ることが好ましい。
【0010】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記第1回折格子マークと前記第2回折格子マークとは、
実質的に異なる格子ピッチを有し、前記結像系は、前記
第1回折格子マークからの回折光および前記第2回折格
子マークからの回折光を実質的に異なる方向に沿って導
くための偏向部材を有する。また、前記検出系は、前記
第1回折格子マークの回折像を検出するための第1分割
受光素子と、前記第2回折格子マークの回折像を検出す
るための第2分割受光素子とを有し、前記第1分割受光
素子の出力と前記第2分割受光素子の出力とに基づい
て、前記第1基板の面内方向に沿った前記第1基板と前
記第2基板との位置ずれを計測することが好ましい。
【0011】さらに、本発明の好ましい態様によれば、
前記結像系は、前記第1回折格子マークからの回折光お
よび前記第2回折格子マークからの回折光をマークの長
手方向に関して対称にそれぞれ分割する分割部材を有
し、前記分割部材により分割された前記第1回折格子マ
ークからの一方の回折光により形成された一方のマーク
像と他方の回折光により形成された他方のマーク像との
位置関係に基づいて前記第1基板の法線方向に沿った前
記第1基板の位置ずれを計測し、前記分割部材により分
割された前記第2回折格子マークからの一方の回折光に
より形成された一方のマーク像と他方の回折光により形
成された他方のマーク像との位置関係に基づいて前記法
線方向に沿った前記第2基板の位置ずれを計測する。
【0012】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記結像系は、前記第1回折格子マークからの回折光およ
び前記第2回折格子マークからの回折光をそれぞれ分割
するためのビームスプリッターを有し、前記ビームスプ
リッターにより分割された前記第1回折格子マークから
の一方の回折光および前記第2回折格子マークからの一
方の回折光に基づいて、前記第1基板の面内方向に沿っ
た前記第1基板と前記第2基板との位置ずれを計測し、
前記ビームスプリッターにより分割された前記第1回折
格子マークからの他方の回折光および前記第2回折格子
マークからの他方の回折光に基づいて、前記第1基板の
法線方向に沿った前記第1基板および前記第2基板の位
置ずれを計測する。
【0013】さらに、本発明の好ましい態様によれば、
前記第1基板は、露光すべきパターンが描画された原版
であり、前記第2基板は、前記原版に平行に近接して配
置された所定状態において前記原版のパターンが露光転
写される感光性基板である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、添付図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる
位置合わせ装置の構成を概略的に示す図である。また、
図2は、本実施形態にかかる位置合わせ装置のうち横方
向位置合わせ部の構成を概略的に示す図である。一方、
図7は、本実施形態にかかる位置合わせ装置のうち上下
方向位置合わせ部の構成を概略的に示す図である。本実
施形態では、近接露光装置における原版と基板との間の
位置合わせ、すなわち横方向の位置合わせ(原版の面内
方向に沿った位置合わせ)および上下方向の位置合わせ
(原版の法線方向に沿った位置合わせ)に本発明を適用
している。換言すると、本実施形態にかかる位置合わせ
装置は、横方向の位置合わせを行うための横方向位置合
わせ部MShと、上下方向の位置合わせを行うための上
下方向位置合わせ部MSvとを備えている。
【0015】図2を参照すると、横方向位置合わせ部
は、可干渉距離の長い光(可干渉光)を供給する光源4
を備えている。光源4として、たとえば半導体レーザや
He−Neレーザなどを用いることができる。光源4か
ら射出された光束Lbは、レンズ5(対物レンズ)およ
びレンズ6(対物レンズ)を介してほぼ平行光束に変換
された後、原版1および基板3に形成された位置合わせ
マークを原版1の法線方向に対して斜めから照明する。
ここで、レンズ6は、露光光路を遮ることがないよう
に、円形状のレンズから実線で示した部分のみを切り取
った部分レンズ(半円形状のレンズ)として形成されて
いる。なお、レンズ6として、たとえば円筒レンズから
切り取った部分レンズ(シリンドリカルレンズなど)を
使用することもできる。
【0016】図3は、原版および基板に形成された位置
合わせマークの構成を概略的に示す図である。図3に示
すように、原版1には、そのパターン2の露光領域に近
接して図中水平方向に一対の1次元回折格子マーク7a
および7bが形成され、パターン2の露光領域に近接し
て図中鉛直方向に1つの1次元回折格子マーク7cが形
成されている。同様に、基板3には、一対の1次元回折
格子マーク7aおよび7bに整列するように図中水平方
向に一対の1次元回折格子マーク8aおよび8bが形成
され、1つの1次元回折格子マーク7cに整列するよう
に図中鉛直方向に1つの1次元回折格子マーク8cが形
成されている。
【0017】したがって、本実施形態にかかる位置合わ
せ装置は、1次元回折格子マーク7aおよび8aに対応
する第1横方向位置合わせ部と、1次元回折格子マーク
7bおよび8bに対応する第2横方向位置合わせ部と、
1次元回折格子マーク7cおよび8cに対応する第3横
方向位置合わせ部とを備えている。以下、各横方向位置
合わせ部の構成は基本的に同じであるため、a〜cの添
え字を省略し、1次元回折格子マーク7および8に対応
する1つの横方向位置合わせ部の構成および動作につい
て説明する。
【0018】図2に示す横方向位置合わせ部では、原版
1および基板3に形成された1次元回折格子マーク7お
よび8を斜めから照明する。こうして、照明された1次
元回折格子マーク7および8からは、回折光が発生す
る。図4は、原版および基板に形成された1次元回折格
子マークから発生する回折光を説明する図である。図4
を参照すると、原版1(または基板3)上に形成された
1次元回折格子マーク7(または8)に斜めから平行光
束Liが照射されると、正反射光Lrの他に、+方向の
回折光DL+および−方向の回折光DL−が発生する。
本実施形態では、平行光束Liの照射光路に近接した光
路に沿って発生する−方向の回折光DL−を用いる。こ
れにより、照明系および結像系に共通するレンズ6をパ
ターン2の露光領域に近接して配置できる。
【0019】ここで、1次元回折格子マーク7(または
8)のピッチをPとし、平行光束Liの波長をλとし、
平行光束Liの入射角をθiとすると、−1次回折光D
L−の角度θ−は以下の式(1)を満たす。 sin(θ−)=−λ/P+sin(θi) (1)
【0020】図2を参照すると、原版1および基板3に
形成された1次元回折格子マーク7および8からの−1
次回折光DLmおよびDLwが、入射光路とほぼ同じ斜
め光路に沿ってレンズ6に入射する。なお、1次元回折
格子マーク7のピッチと1次元回折格子マーク8のピッ
チとが異なる場合、−1次回折光DLmの回折角と−1
次回折光DLwの回折角とが異なることになる。回折光
DLmおよびDLwは、レンズ6を介して収束光とな
り、平面鏡9で横方向に反射された後、三角形状のプリ
ズム10に入射する。このとき、互いの回折角が異なる
ことにより、回折光DLmと回折光DLwとは空間的に
分離されている。
【0021】互いにほぼ平行に三角形プリズム10に入
射した回折光DLmおよびDLwは、三角形プリズム1
0を介して互いに離れるようにそれぞれ偏向される。三
角形プリズム10を介して偏向された回折光DLmおよ
びDLwは、レンズ11を介して、四分割位置検出素子
12上に導かれる。本実施形態では、原版1と基板3と
の中間位置と2つの二分割位置検出素子の対からなる四
分割位置検出素子12の受光面とが、光学的にほぼ共役
に設定されている。また、四分割位置検出素子12は、
互いに同じ特性を有する4個の光電素子Dma,Dm
b,Dwa,Dwbで構成された位置検出素子である。
【0022】したがって、四分割位置検出素子12上に
は、1次元回折格子マーク7の実像および1次元回折格
子マーク8の実像が形成される。さらに詳細には、光電
素子DmaおよびDmbからなる二分割受光素子上に1
次元回折格子マーク7の実像が形成され、光電素子Dw
aおよびDwbからなる二分割受光素子上に1次元回折
格子マーク8の実像が形成される。このように、三角形
プリズム10は、1次元回折格子マーク7からの回折光
DLmおよび1次元回折格子マーク8からの回折光DL
wを実質的に異なる方向に沿って導くための偏向部材を
構成している。換言すると、三角形プリズム10の偏向
作用により、四分割位置検出素子12上で1次元回折格
子マーク7の実像の位置と1次元回折格子マーク8の実
像の位置とを空間的に大きく分離することができるの
で、互いに干渉することがない。
【0023】図5は、原版および基板に形成された一対
の1次元回折格子マークの位置関係と四分割位置検出素
子上に形成される一対の実像の位置関係とを示す図であ
る。すなわち、図5では、原版1の法線方向に沿って見
た1次元回折格子マーク7と1次元回折格子マーク8と
の位置関係、および四分割位置検出素子12の受光面の
法線方向に沿って見た1次元回折格子マーク7の実像7
Iと1次元回折格子マーク8の実像8Iとの位置関係を
示している。実像7Iおよび8Iが回折格子状ではなく
一本の線状に示されているのは、−1次回折光のみによ
る実像であるからである。
【0024】図5(a)〜(c)に示すように、1次元
回折格子マーク7および8がその長手方向と直交する方
向すなわち横方向に移動すると、その実像7Iおよび8
Iも四分割位置検出素子12上でその長手方向と直交す
る方向すなわち横方向に位置ずれすることになる。四分
割位置検出素子12では、光電素子Dmbの出力からD
maの出力を差し引いた信号Sm、および光電素子Dw
bの出力からDwaの出力を差し引いた信号Swが得ら
れる。
【0025】図6は、1次元回折格子マーク7または8
を(ひいては原版1または基板3)を横方向に移動させ
た時の信号SmまたはSwの変化の様子を示す図であ
る。信号SmおよびSwは、実像7Iおよび8Iが左右
2つの光電素子の境目に位置した時に0となるように調
整されている。換言すると、信号SmおよびSwが同時
に0になるように1次元回折格子マーク7および8を
(ひいては原版1および基板3)を横方向に移動させる
ことにより、原版1と基板3とを相対的に横方向に沿っ
て位置合わせすることができる。
【0026】このとき、1次元回折格子マーク7および
8が照射光束Lbで照明される領域内にある限りにおい
て、信号SmおよびSwの正負の符号に基づいてそれら
の位置ずれ方向も知ることができるので、位置合わせ制
御が容易であり迅速な位置合わせが可能になる。なお、
上述の横方向位置合わせ操作は、原版1および基板3の
面内における直交2方向および回転方向の調整のため
に、3対の1次元回折格子マーク7a〜7cおよび8a
〜8cについて行われる。また、上述の説明では、実像
7Iおよび8Iの位置検出に四分割ディテクタを用いて
いるが、これに限定されることなく、たとえば二次元撮
像素子(二次元CCDなど)や後述する位置センサなど
を用いることもできる。
【0027】図7は、本実施形態にかかる位置合わせ装
置のうち上下方向位置合わせ部の構成を概略的に示す図
である。本実施形態にかかる位置合わせ装置は、1次元
回折格子マーク7aおよび8aに対応する第1上下方向
位置合わせ部と、1次元回折格子マーク7bおよび8b
に対応する第2上下方向位置合わせ部と、1次元回折格
子マーク7cおよび8cに対応する第3上下方向位置合
わせ部とを備えている。以下、各上下方向位置合わせ部
の構成は基本的に同じであるため、a〜cの添え字を省
略し、1次元回折格子マーク7および8に対応する1つ
の上下方向位置合わせ部の構成および動作について説明
する。なお、図7において、(a)は1次元回折格子マ
ーク7の長手方向に沿った断面図であり、(b)は1次
元回折格子マーク7の長手方向と直交する方向に沿った
断面図である。
【0028】図7を参照すると、上下方向位置合わせ部
は、上述の横方向位置合わせ部と共通の照射系(4〜
6)を備えている。すなわち、上下方向位置合わせ部に
おいても、光源4から射出された光束Lbが、レンズ5
およびレンズ6を介してほぼ平行光束に変換された後、
原版1および基板3に形成された1次元回折格子マーク
7および8を照明する。そして、原版1に形成された1
次元回折格子マーク7からの−1次回折光DBmおよび
基板3に形成された1次元回折格子マーク8からの−1
次回折光DBwが、レンズ6を介して、開口部材13に
入射する。開口部材13には、図7(b)において間隔
を隔てた2つの開口部13aおよび13bが形成されて
いる。
【0029】したがって、1次元回折格子マーク7から
の−1次回折光DBmのうち図7(b)中左側部分DB
maおよび右側部分DBmbが、それぞれ開口部13a
および13bを介して、三角形プリズム14に入射す
る。また、1次元回折格子マーク8からの−1次回折光
DBwのうち図7(b)中左側部分DBwaおよび右側
部分DBwbが、それぞれ開口部13aおよび13bを
介して三角形プリズム14に入射する。回折光DBma
およびDBmbとDBwaおよびDBwbとは、上述の
三角形プリズム10と同様の機能を有する三角形プリズ
ム14を介して互いに離れるように偏向される。
【0030】三角形プリズム14を介して偏向された回
折光DBmaおよびDBwaは、レンズ15aを介し
て、位置センサPSmaおよびPSwaに達する。一
方、三角形プリズム14を介して偏向された回折光DB
mbおよびDBwbは、レンズ15bを介して、位置セ
ンサPSmbおよびPSwbに達する。各位置センサ
は、入射光の光量全体の重心位置に比例した電気信号を
出力する。図8は、図7(b)において4つの位置セン
サPSma,PSmb,PSwa,PSwbを図中真上
から見た図である。
【0031】本実施形態では、ここで、原版1と基板3
との中間位置が位置センサPSma,PSmb,PSw
a,PSwbの受光面と光学的にほぼ共役に設定されて
いる。したがって、位置センサPSmaおよびPSmb
には原版1に形成された1次元回折格子マーク7の実像
7Iaおよび7Ibが形成され、位置センサPSwaお
よびPSwbには基板3に形成された1次元回折格子マ
ーク8の実像8Iaおよび8Ib(図10を参照)が形
成される。このように、開口部材14は、1次元回折格
子マーク7からの回折光DBmおよび1次元回折格子マ
ーク8からの回折光DBwをマークの長手方向に関して
対称にそれぞれ分割する分割部材を構成している。ま
た、三角形プリズム14は、1次元回折格子マーク7か
らの回折光DBmおよび1次元回折格子マーク8からの
回折光DBwを実質的に異なる方向に沿って導くための
偏向部材を構成している。
【0032】図9は、本発明における上下方向の位置検
出法の原理を説明する図である。また、図10は、図9
において一対の位置センサの受光面に形成される実像の
位置関係を示す図である。図9では、説明の簡単化およ
び図面の明瞭化のために、被検出面として基板3のみを
図示し、原版1の図示を省略している。また、図9で
は、基板3の所望の位置3oを実線で示し、上方向に位
置ずれした基板3の位置3uを破線で、下方向に位置ず
れした基板3の位置3dを一点鎖線で示している。した
がって、図10では、一対の位置センサPSwaおよび
PSwbの受光面に形成される1次元回折格子マーク8
の実像8Iaと8Ibとの位置関係を示している。
【0033】基板3が上下方向に沿って所望の位置3o
にあるとき、図10(b)に示すように、位置センサP
Swaに形成される実像8Iaと位置センサPSwbに
形成される実像8Ibとの間隔はLoである。これに対
し、基板3が上下移動して位置3uおよび3dにあると
き、図10(a)および(c)に示すように、実像8I
aと8Ibとの間隔はそれぞれLuおよびLdに変化す
る。なお、図10において、(a)および(c)に示す
実像が(b)に示す実像よりも太っているのは、位置セ
ンサとの共役関係が崩れることにより像のボケが生じる
からである。しかしながら、位置センサPSwaおよび
PSwbからは実像の重心位置に比例した電気信号が出
力されるので、基板3がある程度上下移動した状態にお
いても実像8Iaと8Ibとの中心間隔Lを正確に検出
することができる。
【0034】したがって、実像8Iaと8Ibとの間隔
がLoに等しくなるように基板3を上下方向に移動させ
ることにより、基板3を所望の位置3oに設定すること
ができる。このとき、実像8Iaと8Ibとの間隔がL
oよりも小さければ基板3を上方向に移動させれば良
く、間隔がLoよりも大きければ基板3を下方向に移動
させればよい。同様に、実像7Iaと7Ibとの間隔が
Loよりも少し長めの値Lo’に等しくなるように原版
1を上下方向に移動させることにより、原版1を所望の
位置1oに設定することができる。このとき、実像7I
aと7bとの間隔がLo’よりも小さければ原版1を上
方向に移動させれば良く、間隔がLo’よりも大きけれ
ば原版1を下方向に移動させればよい。なお、上述の上
下方向位置合わせ操作は、原版1および基板3の上下位
置および水平面に対する傾きを調整するために、3対の
1次元回折格子マーク7a〜7cおよび8a〜8cにつ
いて行われる。
【0035】図11は、基板が横方向に移動した場合の
様子を示す図である。また、図12は、図11において
一対の位置センサの受光面に形成される実像の位置関係
を示す図である。基板3が横方向に移動して1次元回折
格子マーク8が参照符号8’で示す位置にずれる場合、
初め、1次元回折格子マーク8からの回折光DBwaお
よびDBwbは実線で示す経路に沿って位置センサPS
waおよびPSwbに達するが、参照符号8’で示す位
置にずれた1次元回折格子マーク8からの回折光DBw
aおよびDBwbは破線で示す経路に沿って位置センサ
PSwaおよびPSwbに達することになる。
【0036】この場合、図12を参照すると、基板3が
横方向に移動しても、実像8Iaおよび8Ibは同じ方
向に同じ量だけ移動するので、実像8Iaと8Ibとの
間隔Loには変化が生じない。つまり、実像8Iaと8
Ibとの間隔Lを計測すれば、基板3の横方向の位置ず
れに関係なく、基板3の上下方向の位置ずれ量を知るこ
とが可能である。同様に、実像7Iaと7Ibとの間隔
Lを計測すれば、原版1の横方向の位置ずれに関係な
く、原版1の上下方向の位置ずれ量を知ることが可能で
ある。
【0037】前述したように、図1は、図2に示す横方
向位置合わせ部と図7に示す上下方向位置合わせ部とか
ら構成された位置合わせ装置を示している。ただし、図
2中の平面鏡9は図1においてハーフミラー16に置き
換えられている。この構成により、1次元回折格子マー
ク7および8からの回折光が、ハーフミラー16を介し
て2つに分離される。そして、ハーフミラー16で反射
された回折光部分は横方向位置合わせ部の結像系および
検出系(MSh)へ導かれ、ハーフミラー16を透過し
た回折光部分は上下方向位置合わせ部の結像系および検
出系(MSv)へ導かれる。このように、ハーフミラー
16は、1次元回折格子マーク7および8からの回折光
をそれぞれ分割するためのビームスプリッターを構成し
ている。
【0038】以上のように、本実施形態の位置合わせ装
置は、近接露光装置において原版1と基板3との間の横
方向の位置合わせを行うための横方向位置合わせ部と、
原版1と基板3との間の上下方向の位置合わせを行うた
めの上下方向位置合わせ部とを備えている。なお、本実
施形態では、横方向の位置合わせ動作の次に上下方向の
位置合わせ動作を説明しているが、実際の位置合わせ工
程では、原版1と基板3との間の上下方向の位置合わせ
動作を行った後に、原版1と基板3との間の横方向の位
置合わせ動作を行うのが有利である。これは、原版1と
基板3との間の上下方向の位置合わせ動作を行った方
が、原版1と基板3との機械的な干渉の危険性を確実に
回避することができるからである。
【0039】以上のように、本実施形態では、原版1お
よび基板3に形成された1次元回折格子マーク7および
8に対して可干渉光を斜めから照射し、照射光路と近接
した斜め光路に沿って発生する1次元回折格子マーク7
および8からの回折光に基づいて1次元回折格子マーク
7および8の実像7Iおよび8Iを形成し、これらの実
像7Iおよび8Iに基づいて原版1と基板3との間の横
方向の位置合わせおよび上下方向の位置合わせを行って
いる。したがって、近接露光装置において露光光路を遮
ることなく原版1と基板3との位置合わせを行うことが
できる。換言すると、本実施形態では、近接露光装置の
露光に際して、位置合わせ光学系を露光光路から退避さ
せる必要のない固定方式である。このため、露光中にも
原版1と基板3との位置合わせが可能であり、簡素な機
構に基づいて位置合わせ工程および露光工程の処理時間
が短縮される。
【0040】また、本実施形態では、同一の位置合わせ
マーク(1次元回折格子マーク7および8)に基づい
て、横方向の位置合わせと上下方向の位置合わせとが可
能である。さらに、位置合わせ光学系が露光光路に入り
込む必要がないので、位置合わせマーク同士の間隔を小
さくすることが可能である。また、位置合わせマークが
所定の位置にあるか否かだけでなく、広い範囲に亘って
位置合わせマークの位置ずれ方向を検出することが可能
である。したがって、本実施形態では、位置決め制御が
容易となり、原版1と基板3との迅速な位置合わせが可
能である。
【0041】さらに、位置合わせマークとして回折格子
マークを使用し、回折格子マークからの回折光を位置検
出に用いているので、塵などによるノイズの影響を受け
難く高精度な位置合わせが可能である。また、原版1お
よび基板3にピッチの異なる1次元回折格子マーク7お
よび8を用いることにより、1次元回折格子マーク7か
らの回折光と1次元回折格子マーク8からの回折光とを
良好に分離することができる。その結果、原版1に関す
る位置ずれ信号と基板3に関する位置ずれ信号とを互い
に干渉することなく別々に検出することができ、原版1
と基板3との完全に独立した位置制御が可能となる。さ
らに、簡単な構成の光学系と電気系とで位置ずれを検出
することができるので、位置合わせ装置全体の小型化を
図ることができる。
【0042】なお、上述の実施形態では、近接露光装置
における原版と基板との位置合わせに本発明を適用して
いるが、これに限定されることなく、互いに平行に近接
して配置すべき一般的な一対の基板の位置合わせに本発
明を適用することもできる。
【0043】以上説明したように、本実施形態では、一
対の基板にそれぞれ形成された回折格子マークに対して
可干渉光を斜めから照射し、照射光路と近接した斜め光
路に沿って発生する回折光に基づいてマークの実像を形
成し、これらの実像に基づいて一対の基板の横方向の位
置合わせおよび上下方向の位置合わせを行う。したがっ
て、たとえば近接露光装置に適用した場合にも、露光光
路を遮ることなく固定方式で原版と基板との位置合わせ
を行うことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、照明
系と結像系とを露光領域外であって同じ側に配置したの
で、半導体の露光工程中にも回折格子マークを観察でき
アライメントを確認でき、更に、結像光学系の光軸と第
1基板の法線とを平行に配置したので、回折格子マーク
の検出を高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる位置合わせ装置の構
成を概略的に示す図である。
【図2】本実施形態にかかる位置合わせ装置のうち横方
向位置合わせ部の構成を概略的に示す図である。
【図3】本実施形態の原版および基板に形成された位置
合わせマークの構成を概略的に示す図である。
【図4】原版および基板に形成された1次元回折格子マ
ークから発生する回折光を説明する図である。
【図5】原版および基板に形成された一対の1次元回折
格子マークの位置関係と四分割位置検出素子上に形成さ
れる一対の実像の位置関係とを示す図である。
【図6】1次元回折格子マーク7または8を(ひいては
原版1または基板3)を横方向に移動させた時の信号S
mまたはSwの変化の様子を示す図である。
【図7】本実施形態にかかる位置合わせ装置のうち上下
方向位置合わせ部の構成を概略的に示す図である。
【図8】図7(b)において4つの位置センサPSm
a,PSmb,PSwa,PSwbを図中真上から見た
図である。
【図9】本発明における上下方向の位置検出法の原理を
説明する図である。
【図10】図9において一対の位置センサの受光面に形
成される実像の位置関係を示す図である。
【図11】基板が横方向に移動した場合の様子を示す図
である。
【図12】図11において一対の位置センサの受光面に
形成される実像の位置関係を示す図である。
【符号の説明】
1 原版 2 原版上のパターン 3 基板 4 光源 5、6,11,15 対物レンズ 7,8 1次元回折格子マーク 9 平面鏡 10,14 三角形プリズム 12 四分割位置検出素子 13 開口部材 16 ハーフミラー
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA06 AA07 AA14 AA20 BB02 BB27 CC20 FF01 FF48 GG05 GG06 GG12 GG22 HH03 HH12 JJ01 JJ16 JJ22 LL08 LL12 LL42 5F046 BA02 EA07 EB01 EB02 ED01 FA05 FA10 FB09 FB12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に近接して配置された第1基
    板と第2基板とを位置合わせする、近接露光装置用の位
    置合わせ装置において、 照明光学系を含み、前記第1基板に形成された第1回折
    格子マークおよび前記第2基板に形成された第2回折格
    子マークに可干渉光を照明する照明系と、 結像光学系を含み、回折作用により形成される前記第1
    回折格子マークからの回折像と前記第2回折格子マーク
    からの回折像とを検出する結像系とを備え、 前記照明系と前記結像系とを露光領域外であって同じ側
    に配置し、更に、前記結像光学系の光軸と前記第1基板
    の法線とを平行に配置したことを特徴とする位置合わせ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記照明光学系のうち照明光の射出側対
    物レンズと前記結像光学系のうち回折光の入射側対物レ
    ンズとは共通する光学系であり、この共通光学系の光軸
    と前記第1基板の法線とを平行に配置したことを特徴と
    する請求項1に記載の位置合わせ装置。
  3. 【請求項3】 前記共通光学系は、円形レンズの一部を
    切断した半円形状のレンズ、あるいは円筒レンズの屈折
    方向の一部を切断したシリンドリカルレンズから成るこ
    とを特徴とする請求項2に記載の位置合わせ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1回折格子マークと前記第2回折
    格子マークとは、実質的に異なる格子ピッチを有し、 前記結像系は、前記第1回折格子マークからの回折光お
    よび前記第2回折格子マークからの回折光を実質的に異
    なる方向に沿って導くための偏向部材を有することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の位置合
    わせ装置。
  5. 【請求項5】 前記検出系は、前記第1回折格子マーク
    の回折像を検出するための第1分割受光素子と、前記第
    2回折格子マークの回折像を検出するための第2分割受
    光素子とを有し、 前記第1分割受光素子の出力と前記第2分割受光素子の
    出力とに基づいて、前記第1基板の面内方向に沿った前
    記第1基板と前記第2基板との位置ずれを計測すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の位
    置合わせ装置。
  6. 【請求項6】 前記結像系は、前記第1回折格子マーク
    からの回折光および前記第2回折格子マークからの回折
    光をマークの長手方向に関して対称にそれぞれ分割する
    分割部材を有し、 前記分割部材により分割された前記第1回折格子マーク
    からの一方の回折光により形成された一方のマーク像と
    他方の回折光により形成された他方のマーク像との位置
    関係に基づいて前記第1基板の法線方向に沿った前記第
    1基板の位置ずれを計測し、 前記分割部材により分割された前記第2回折格子マーク
    からの一方の回折光により形成された一方のマーク像と
    他方の回折光により形成された他方のマーク像との位置
    関係に基づいて前記法線方向に沿った前記第2基板の位
    置ずれを計測することを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか1項に記載の位置合わせ装置。
  7. 【請求項7】 前記結像系は、前記第1回折格子マーク
    からの回折光および前記第2回折格子マークからの回折
    光をそれぞれ分割するためのビームスプリッターを有
    し、 前記ビームスプリッターにより分割された前記第1回折
    格子マークからの一方の回折光および前記第2回折格子
    マークからの一方の回折光に基づいて、前記第1基板の
    面内方向に沿った前記第1基板と前記第2基板との位置
    ずれを計測し、 前記ビームスプリッターにより分割された前記第1回折
    格子マークからの他方の回折光および前記第2回折格子
    マークからの他方の回折光に基づいて、前記第1基板の
    法線方向に沿った前記第1基板および前記第2基板の位
    置ずれを計測することを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載の位置合わせ装置。
JP2001255429A 2001-08-27 2001-08-27 位置合わせ装置 Pending JP2003068613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001255429A JP2003068613A (ja) 2001-08-27 2001-08-27 位置合わせ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001255429A JP2003068613A (ja) 2001-08-27 2001-08-27 位置合わせ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003068613A true JP2003068613A (ja) 2003-03-07

Family

ID=19083398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001255429A Pending JP2003068613A (ja) 2001-08-27 2001-08-27 位置合わせ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003068613A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013030757A (ja) * 2011-06-21 2013-02-07 Canon Inc 位置検出装置、インプリント装置及び位置検出方法
KR20130044149A (ko) * 2011-10-21 2013-05-02 캐논 가부시끼가이샤 검출기, 임프린트 장치 및 물품 제조 방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02138801A (ja) * 1988-11-18 1990-05-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 位置合わせ方法および位置合わせ装置
JPH04361103A (ja) * 1991-06-06 1992-12-14 Olympus Optical Co Ltd 相対位置検出方法及び装置
JPH10223517A (ja) * 1997-01-31 1998-08-21 Nikon Corp 合焦装置、それを備えた観察装置及びその観察装置を備えた露光装置
JPH10289871A (ja) * 1997-04-14 1998-10-27 Nikon Corp 投影露光装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02138801A (ja) * 1988-11-18 1990-05-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 位置合わせ方法および位置合わせ装置
JPH04361103A (ja) * 1991-06-06 1992-12-14 Olympus Optical Co Ltd 相対位置検出方法及び装置
JPH10223517A (ja) * 1997-01-31 1998-08-21 Nikon Corp 合焦装置、それを備えた観察装置及びその観察装置を備えた露光装置
JPH10289871A (ja) * 1997-04-14 1998-10-27 Nikon Corp 投影露光装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013030757A (ja) * 2011-06-21 2013-02-07 Canon Inc 位置検出装置、インプリント装置及び位置検出方法
US9283720B2 (en) 2011-06-21 2016-03-15 Canon Kabushiki Kaisha Position detection apparatus, imprint apparatus, and position detection method
KR20130044149A (ko) * 2011-10-21 2013-05-02 캐논 가부시끼가이샤 검출기, 임프린트 장치 및 물품 제조 방법
JP2013102139A (ja) * 2011-10-21 2013-05-23 Canon Inc 検出器、インプリント装置及び物品製造方法
US8922786B2 (en) 2011-10-21 2014-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Detector, imprint apparatus, and article manufacturing method
KR101597387B1 (ko) 2011-10-21 2016-02-24 캐논 가부시끼가이샤 검출기, 임프린트 장치 및 물품 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6151120A (en) Exposure apparatus and method
JP4493272B2 (ja) 裏側アライメントシステム及び方法
KR100505088B1 (ko) 간극설정기구를구비한프록시미티노광장치
US8416423B2 (en) Interferometric apparatus for detecting 3D position of a diffracting object
US5313272A (en) Method and apparatus for measuring deviation between patterns on a semiconductor wafer
JPH11241908A (ja) 位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
JP3008633B2 (ja) 位置検出装置
TWI487001B (zh) A surface position detecting device, a surface position detecting method, an exposure apparatus, and an element manufacturing method
JP2024050791A (ja) 面位置検出装置、露光装置、デバイス製造方法、および基板処理システム
US5235408A (en) Position detecting method and apparatus
JP2676933B2 (ja) 位置検出装置
US5717492A (en) Position detecting apparatus and a method for manufacturing semiconductor devices using the apparatus
JP2003068613A (ja) 位置合わせ装置
JP2626076B2 (ja) 位置検出装置
JP2775988B2 (ja) 位置検出装置
JP2550976B2 (ja) アライメント方法
JPH021503A (ja) 位置検出装置
JPH07321030A (ja) アライメント装置
JP3008653B2 (ja) 位置検出装置
JP2778231B2 (ja) 位置検出装置
JPH01209721A (ja) 投影露光装置
JPH05259020A (ja) 投影露光装置
JPS62216231A (ja) アライメント装置
JPH0412206A (ja) 位置検出方法
JPH03278513A (ja) 位置合わせマーク及びこれを用いた位置合わせ方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110201