JP2003068094A - フラッシュメモリ - Google Patents

フラッシュメモリ

Info

Publication number
JP2003068094A
JP2003068094A JP2001258124A JP2001258124A JP2003068094A JP 2003068094 A JP2003068094 A JP 2003068094A JP 2001258124 A JP2001258124 A JP 2001258124A JP 2001258124 A JP2001258124 A JP 2001258124A JP 2003068094 A JP2003068094 A JP 2003068094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
memory block
predetermined
redundant circuit
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001258124A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Abe
俊広 阿部
Yoshio Kasai
善夫 河西
Naoki Otani
直己 大谷
Mitsuru Sugita
充 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001258124A priority Critical patent/JP2003068094A/ja
Priority to TW091114397A priority patent/TW563130B/zh
Priority to US10/193,252 priority patent/US6757195B2/en
Priority to KR10-2002-0044142A priority patent/KR100484083B1/ko
Publication of JP2003068094A publication Critical patent/JP2003068094A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
    • G11C29/80Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout
    • G11C29/808Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout using a flexible replacement scheme
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
    • G11C29/83Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with reduced power consumption
    • G11C29/832Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with reduced power consumption with disconnection of faulty elements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
    • G11C29/838Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with substitution of defective spares

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリにおいて、冗長回路のメモ
リセル不良による歩留りの低下を防止する。 【解決手段】 メモリブロック1〜5に対応してそれぞ
れ冗長回路11〜15が設けられており、メモリブロッ
クにはビット線BL0〜15が規定され、冗長回路11
〜15にはスペアビット線SBL1及び2が規定されて
いる。予め定められたメモリブロック(例えば、BOO
Tブロック)2以外のメモリブロック5でメモリセル不
良が生じて、不良メモリセルに対応するビット線BL8
がスペアビット線SBL1で置き換えられると、スペア
ビット線SBL1に対応するスイッチ56及び76がオ
ンされ、ビット線BL8に対応するスイッチ48及び8
8がオンされて、メモリブロック2に対応する冗長回路
12を迂回してスペアビット線SBL1がメモリブロッ
ク2に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は冗長回路を備える
フラッシュメモリに係り、特に歩留りを向上させること
のできるフラッシュメモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来のフラッシュメモリを示す
図である。図において、1〜5はメモリブロック、11
〜15は冗長回路(冗長メモリブロック)であり、冗長
回路11〜15はそれぞれメモリブロック1〜5の隣に
配置されている。図示のフラッシュメモリにおいては、
メモリブロック1〜5に対してビット線(Bit Li
ne)BL0〜15が規定されている。また、冗長回路
11〜15にはスペアビット線(Spare Bit
Line)SBL1及び2が規定されている。図示のフ
ラッシュメモリにおいて、例えば、メモリブロック5の
メモリセル8に不良があると、このメモリセル8は冗長
回路15によって置き換えられることになる。
【0003】ところで、ウェハプロセス完了後におい
て、メモリセルの不良を割り出すため、ウェハに対して
ウェハテスト0(WT0)が行われる。WT0において
は、フラッシュメモリにおいて、メモリセルの不良を割
り出すとともに、不良メモリセルが割り出された際、不
良メモリセル(図13において不良メモリセル8)の位
置を記憶する。そして、レーザトリミング等によって不
良メモリセル8が位置するビット線BL8と冗長回路1
1〜15のスペアビット線SBL1とを置換するための
救済情報を求める。
【0004】上述のWT0が完了した後、救済情報に基
づいて、レーザトリミングによって不良メモリセル8を
含むビット線BL8を冗長回路11〜15のスペアビッ
ト線SBL1と置き換える。そして、ウェハテスト1
(WT1)に応じて、フラッシュメモリについて冗長回
路11〜15のスペアビット線SBL1を含めてテスト
を行う。このテストにパスすると、次の工程へ進むこと
になる。
【0005】ここで、図14にメモリセルの構造を示
す。101はコントロールゲート(CG)で、このコン
トロールゲート101には書き込み/消去の際、所定の
電圧が印加される。102はフローティングゲート(F
G)で、このフローティングゲート102で書き込み/
消去よって電子をトラップさせる。103は絶縁膜であ
り、ONO構造を有している。104はトンネル酸化膜
であり、電子はトンネル現象によってフローティングゲ
ート102とベース105との間を行き来する。
【0006】図14において、書き込み/消去の際、メ
モリセルの閾値電圧Vthを高く設定する場合には、例
えばコントロールゲート101に+10ボルトを印加
し、ベース105に0ボルトを印加する。一方、メモリ
セルの閾値電圧Vthを低く設定する場合には、コント
ロールゲート101に−10ボルトを印加し、ベース1
05に+10ボルトを印加する。
【0007】上述のように、メモリセルの閾値電圧Vt
hを低く設定すると、コントロールゲート101とベー
ス105との間に20ボルトの電圧がかかる。この結
果、メモリセルに欠陥又は異物等があると、トンネル酸
化膜104、ONO絶縁膜103が絶縁破壊を起こしや
すくなる。
【0008】ウェハテストにおけるメモリセル破壊モー
ドとして、トンネル酸化膜104及びONO絶縁膜10
3に高電圧が印加されることに起因する絶縁膜破壊等が
ある。前述のWT0及びWT1では、絶縁膜破壊による
不良メモリセルが除去される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般に、WT0の時点
で、メモリブロック1〜5については、書き込み/消去
を繰り返し行って、十分なテストが行われる。一方、冗
長回路11〜15については、最終的に使用するか否か
が不明であるため、WT0の際、テスト時間及びコスト
を考慮して最低限のテストを行うのみである。例えば、
冗長回路11〜15については、データが正しく書き込
めているか否かを確認するため、1回だけリード/ライ
トテストを行うのみである。
【0010】このため、メモリブロック1〜5について
は、不良ビット等を発見する確率が極めて高いものの、
冗長回路11〜15については、不良ビット等を発見・
取り除くことができないことがある。
【0011】上述のように、冗長回路11〜15のメモ
リセルに欠陥があっても、WT0において除去すること
ができない場合に問題がある。つまり、次のWT1にお
いて、書き込み/消去を繰り返している最中に、置換し
た冗長回路のスペアビット線SBL1上のメモリセル
(例えば、冗長回路12のメモリセル9)が破壊してし
まうと、ビット線BL8上にあるメモリブロック2のメ
モリセルに相当する部分が使用できなくなってしまう。
この結果、フラッシュメモリ自体が不良品となってしま
うという課題があった。
【0012】特に、メモリブロック2がアクセス頻度の
多い所謂ブート(BOOT)メモリブロックであると、
必然的に、書き込み/消去回数が多くなるため、厳しい
テストが必要となる。WT0において、冗長回路に置換
した後、BOOTメモリブロック2に対応する冗長回路
12に不良メモリセルがあると、全体のメモリ領域から
みればごく小さい領域であるにもかかわらず、フラッシ
ュメモリ全体が使用不可能となってしまうという課題が
あった。
【0013】加えて、WT0及びWT1を通して、冗長
回路については完全なテストを行っていない関係上、冗
長回路中に潜在的な不良メモリセルが含まれ、この不良
メモリセルが実際の使用下で現実に不良となってしまう
という課題があった。
【0014】前述のようにして、不良メモリセルを冗長
回路(つまり、スペアメモリセル)で置換した場合、置
換元メモリセルが多数回の書き換えで破壊し、そのメモ
リセルに係わるワード線が不良となって、フラッシュメ
モリ全体が不良となってしまうことがある。このため、
特に多数回の書き換えを行うメモリブロックには潜在的
な不良メモリセルがないものを選ぶ必要がある。
【0015】また、フラッシュメモリにおいては、ウェ
ハプロセスにおいて加工形状を安定させるため、ダミー
ビット線(メモリセルが存在し、ワード線でメモリブロ
ックのメモリセル及び冗長回路のメモリセル(スペアメ
モリセル)に接続されている)がメモリセルの両端に配
置されることがある。
【0016】このような場合、ダミービット線について
は、WT0及びWT1を通してテストできない。このた
め、例えばBOOTメモリブロックに対応するダミービ
ット線が、多数回の書き換えで破壊されると、当該メモ
リセルに関わるワード線が不良となってしまう。これに
より、メモリ全体が不良とされることがある。これを鑑
みると、多数回の書き換えを保証するメモリブロックに
ついては、ダミービット線を含めて潜在的な不良メモリ
セルがないものを選ぶ必要がある。しかしながら、前述
のように、WT0及びWT1においては、ダミービット
線のテストを行うことができないことから、品質保証が
難しいという課題があった。
【0017】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、冗長回路のメモリセル不良による
歩留りの低下を防止することのできるフラッシュメモリ
を得ることを目的とする。
【0018】また、この発明は実際の使用下で、冗長回
路の潜在的な不良メモリセルに起因する不良発生を防止
することのできるフラッシュメモリを得ることを目的と
する。
【0019】さらに、この発明は実際の使用下で、ダミ
ービット線上のメモリセルの潜在的な不良に起因する不
良発生を防止することのできるフラッシュメモリを得る
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフラッシ
ュメモリは、複数のメモリブロックと、該メモリブロッ
クにそれぞれ対応して設けられた冗長回路とを有するフ
ラッシュメモリにおいて、メモリブロックの内少なくと
も一つの予め定めたメモリブロック以外のメモリブロッ
クでメモリセル不良が生じた際、予め定めたメモリブロ
ックに対応する冗長回路を除く残りの冗長回路で置換す
る置換手段を備えるものである。
【0021】この発明に係るフラッシュメモリは、メモ
リブロックにはビット線が規定され、冗長回路にはスペ
アビット線が規定されており、予め定めたメモリブロッ
ク以外のメモリブロックでメモリセル不良が生じて、不
良メモリセルに対応するビット線がスペアビット線で置
き換えられると、置換手段は、予め定めたメモリブロッ
クに対応する冗長回路を迂回してスペアビット線を予め
定めたメモリブロックに接続するものである。
【0022】この発明に係るフラッシュメモリは、予め
定めたメモリブロックが、複数のメモリブロックの内最
もアクセス頻度の高いメモリブロックであることを特徴
とするものである。
【0023】この発明に係るフラッシュメモリは、予め
定めたメモリブロックが、複数のメモリブロックの内最
もメモリ容量の小さいメモリブロックであることを特徴
とするものである。
【0024】この発明に係るフラッシュメモリは、複数
のメモリブロックを有するフラッシュメモリにおいて、
メモリブロックの内少なくとも一つの予め定めたメモリ
ブロックを除く残りのメモリブロックに対応してそれぞ
れ冗長回路が形成されており、メモリブロックにはビッ
ト線が規定され、冗長回路にはスペアビット線が規定さ
れており、予め定めたメモリブロック以外のメモリブロ
ックでメモリセル不良が生じて不良メモリセルに対応す
るビット線がスペアビット線で置き換えられると、スペ
アビット線を予め定めたメモリブロックに接続する置換
手段が備えるものである。
【0025】この発明に係るフラッシュメモリは、メモ
リブロック及び冗長回路のペア毎にワード線が規定さ
れ、予め定めたメモリブロックに規定されたワード線
は、予め定めたメモリブロックに対応する冗長回路と予
め定めたメモリブロックとの間で切り離されており、予
め定めたメモリブロックに対応する冗長回路側でワード
線には所定の電位が印加されているものである。
【0026】この発明に係るフラッシュメモリは、メモ
リブロック及び冗長回路のペア毎にワード線が規定さ
れ、予め定めたメモリブロックに規定されたワード線
は、予め定めたメモリブロックに対応する冗長回路と予
め定めたメモリブロックとの間で切り離されており、予
め定めたメモリブロックに対応する冗長回路ではワード
線はフローティング状態とされるものである。
【0027】この発明に係るフラッシュメモリは、メモ
リブロック及び冗長回路のペア毎にワード線が規定さ
れ、予め定めたメモリブロック及び該予め定めたメモリ
ブロックに対応する冗長回路には互いに独立してウェル
が形成されており、予め定めたメモリブロックに対応す
る冗長回路に形成されたウェルには所定の電位が印加さ
れるものである。
【0028】この発明に係るフラッシュメモリは、メモ
リブロック及び冗長回路にはメモリセルが備えられてお
り、予め定めたメモリブロックに対応する冗長回路では
メモリセルにフローティングゲートを形成しないもので
ある。
【0029】この発明に係るフラッシュメモリは、複数
のメモリブロックと、該メモリブロックにそれぞれ対応
して設けられたダミーセルとを有するフラッシュメモリ
において、メモリブロック及びダミーセルのペア毎にワ
ード線が規定され、メモリブロック毎に規定されたワー
ド線は、選択的にダミーセルとメモリブロックとの間で
切り離されており、ダミーセル側でワード線には所定の
電位が印加されるものである。
【0030】この発明に係るフラッシュメモリは、複数
のメモリブロックと、該メモリブロックにそれぞれ対応
して設けられたダミーセルとを有するフラッシュメモリ
において、メモリブロック及びダミーセルのペア毎にワ
ード線が規定され、メモリブロック毎に規定されたワー
ド線は選択的にダミーセルとメモリブロックとの間で切
り離されており、ダミーセル側でワード線はフローティ
ング状態とされるものである。
【0031】この発明に係るフラッシュメモリは、複数
のメモリブロックと、該メモリブロックにそれぞれ対応
して設けられたダミーセルとを有するフラッシュメモリ
において、メモリブロック及びダミーセルのペア毎にワ
ード線が規定され、メモリブロック及びダミーセルのペ
アでは選択的に互いに独立してウェルが形成されてお
り、ダミーセルに形成されたウェルには所定の電位が印
加されるものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1において、1〜5はフラッシュメモ
リセル(以下単にメモリセルという)が配置されたメモ
リブロック、11〜15は冗長回路であり、冗長回路1
1〜15には、メモリブロック1〜5においてフラッシ
ュメモリセルに不良があった際に置換するフラッシュメ
モリセルが配置されている。なお、図1に示す例では、
メモリブロック2はBOOTブロックであり、冗長回路
12はBOOTブロック2のための冗長回路である。メ
モリブロック1〜5に対してビット線(BitLin
e)BL0〜15が規定されており、冗長回路11〜1
5にはスペアビット線(Spare Bit Lin
e)SBL1及び2が規定されている。
【0033】ビット線及びスペアビット線SBL1及び
2を横切るようにして、メモリブロック2及び冗長回路
に沿って補助ライン6及び7が規定されている。メモリ
ブロック1とメモリブロック2との間において、ビット
線BL0〜BL15にはそれぞれスイッチ20〜35が
設けられている。同様にして、メモリブロック2とメモ
リブロック3との間において、ビット線BL0〜BL1
5にはそれぞれスイッチ80〜95が設けられている。
そして、スイッチ20〜35及び80〜95によって、
後述するように、メモリブロック2について、ビット線
BL0〜BL15が接続されることになる。補助ライン
6とビット線BL0〜BL15及びスペアビット線SB
L1及びSBL2との交点にはそれぞれスイッチ40〜
57が設けられている。同様に、補助ライン7とビット
線BL0〜BL15及びスペアビット線SBL1及びS
BL2との交点にもそれぞれスイッチ60〜77が設け
られている。そして、後述するように、スイッチ40〜
57によって、メモリブロック2に関して、スペアビッ
ト線SBL1及びSBL2とビット線BL0〜BL15
とが補助ライン6を介して接続される。また、スイッチ
60〜77によって、メモリブロック2に関して、スペ
アビット線SBL1及びSBL2とビット線BL0〜B
L15とが補助ライン7を介して接続される。
【0034】上述のスイッチ20〜35、40〜57、
60〜77、及び80〜95の各々は、例えばトランジ
スタであり、トランジスタのゲートに与えられる制御信
号線の電位がハイレベル(H)であると、ソース/ドレ
イン間がオン(ON)される。また、制御信号線の電位
がロウレベル(L)であると、ソース/ドレイン間がオ
フ(OFF)される。図1において、オン状態のスイッ
チを黒丸印で示し、オフ状態のスイッチを白丸印で示
す。
【0035】次に動作について説明する。図1におい
て、ビット線BL0〜BL15のいずれかがスペアビッ
ト線SBL1又はSBL2に置換される前においては、
スイッチ20〜35及び80〜95はオン、スイッチ4
0〜57及び60〜77はオフとなっている。この結
果、ビット線BL0〜BL15はメモリブロック(BO
OTブロック)2に関してメモリブロック1及び3〜5
と接続された状態になる。
【0036】いま、ウェハテスト0(WT0)におい
て、メモリブロック5に不良メモリセル8が見つかった
とすると、ビット線BL8をスペアビット線SBL1と
置換する。この際、メモリブロック2はBOOTブロッ
クであるので、BOOTブロックにおいては、ビット線
BL8に対応するメモリセルを冗長回路12のメモリセ
ルと置換しない。つまり、冗長回路12には置換メモリ
セルが形成されない。
【0037】この際には、メモリブロック5に不良メモ
リセル8があるため、図2に示すように、前述の状態か
ら、スイッチ28及び88がオフされ、スイッチ48、
56、68、及び76がオンされる。つまり、スイッチ
20〜27、29〜35、80〜87、89〜95、4
8、56、68、及び76がオン、スイッチ40〜4
7、49〜55、60〜67、69〜75、28、5
7、77、及び88はオフとされる。この結果、ビット
線BL8をスペアビット線SBL1と置換するした際に
は、スペアビット線SBL1はスイッチ56がオンして
いるから、スイッチ56で補助ライン6と接続される。
さらに、スイッチ48がオンしているから、スイッチ4
8で補助ライン6はビット線BL8と接続され、ビット
線BL8は、スイッチ68で補助ライン7に接続され
る。そして、補助ライン7はスイッチ76でスペアビッ
ト線SBL1に接続される。言い換えると、スペアビッ
ト線SBL1は冗長回路12を迂回して、補助ライン6
及び7を介してメモリブロック2に接続されることにな
る(メモリブロック2については、冗長回路で置き換え
られないことになる)。
【0038】上述の説明では、メモリブロック5に不良
メモリセル8がある場合について説明したが、スイッチ
のオンオフ制御は、WT0を実施した際得られる救済情
報(不良メモリセルの位置情報)に基づいて決定され
る。
【0039】上述の説明から明らかなように、スイッチ
20〜35、40〜57、60〜77、及び80〜95
と補助ライン6及び7とは置換手段として動作する。
【0040】上述のように、BOOTブロック以外のメ
モリブロックにおいて不良メモリセルがあった場合にお
いても、BOOTブロックについては、冗長回路で置換
しない。このため、WTOにおいて、冗長回路について
最低限のテストしか行わない関係上冗長回路に潜在的な
不良メモリセルがあり、BOOTブロックに対して書き
込み/消去を繰り返して行っても、BOOTブロックに
ついては冗長回路が用いられていないから、冗長回路に
おいてメモリセルの破壊が起こることがない。このた
め、WT1において、BOOTブロックに対応する冗長
回路にメモリセル破壊が発生することがなく、歩留りの
低下を防止することができる。つまり、BOOTブロッ
ク以外のメモリブロックにおいて不良メモリセルがあっ
た場合においてもBOOTブロックについては、冗長回
路で置換しないから、BOOTブロックについて繰り返
し書き込み/消去を行っても、BOOTブロックに対応
する冗長回路のメモリセル不良が原因となって、歩留り
が低下することがない。
【0041】なお、BOOTブロックに不良メモリセル
が存在した場合には、冗長回路への置換ができなくなる
が、WT1の際にBOOTブロックに不良メモリセルが
発見された場合のテスト上のコスト損失に比べてその損
失は極めて小さい。このため、冗長回路のメモリセルに
不良が起こって歩留りが低下する場合に比べればその損
失は極めて少ない。
【0042】実施の形態1では、BOOTブロックのよ
うに、アクセス頻度の高いメモリブロックについて、他
のメモリブロックで不良メモリセルが発見された場合に
おいても、冗長回路で置換しないようにしたが、アクセ
ス頻度の高さの代わりにメモリブロックのサイズで置換
するか否かを決めるようにしてもよい。例えば、図1に
おいて、メモリブロック1が16kバイト、メモリブロ
ック2が4kバイト、そして、メモリブロック3〜5の
各々が64kバイトであるとした際、面積的に最も不良
メモリセルが存在する確率の小さいメモリブロック2に
ついて、他のメモリブロックに不良メモリセルがあった
場合にも、冗長回路と置換しないようにしてもよい。
【0043】このように、面積的に最も不良メモリセル
が存在するメモリブロックについて、他のメモリブロッ
クに不良メモリセルがあった場合にも、冗長回路と置換
しないようにすれば、このメモリブロック自体に不良メ
モリセルが存在する確率が小さいのであるから、当該メ
モリセルに不良メモリセルがあった場合に、冗長回路へ
置換できなくなる確率を低減することができる。
【0044】また、図1において、BOOTブロック2
又は面積最小のメモリブロックに対応する冗長回路12
を形成しないようにしてもよい。つまり、冗長回路12
は使用させることがないのであるから、フラッシュメモ
リをレイアウトする際、BOOTブロック又は面積最小
のメモリブロックについて冗長回路12を形成しないよ
うにしてレイアウトを行う。
【0045】このようにして、冗長回路12を形成しな
いようにレイアウトを行えば、メモリサイズを小さくで
きることになる。
【0046】実施の形態2.図3において、W0〜W9
はワード線を表す。なお、図3において、図2に示す例
と同一の構成要素については同一の参照番号が付されて
いる。図3では、メモリブロック(例えば、BOOTブ
ロック)2において、ワード線W2及びW3が切断され
て、ワード線W2及びW3が冗長回路12から切り離さ
れている(以下冗長回路12に存在するワード線に参照
符号121及び122を付す)。そして、ワード線12
1及び122は接地されている。
【0047】図3においては、スイッチ20〜27、2
9〜35、80〜87、89〜95、48、56、6
8、及び76がオン、スイッチ40〜47、49〜5
5、60〜67、69〜75、28、57、77、及び
88はオフとされている。この結果、スペアビット線S
BL1はスイッチ56で補助ライン6と接続される。さ
らに、スイッチ48で補助ライン6はビット線BL8と
接続され、ビット線BL8は、スイッチ68で補助ライ
ン7に接続される。そして、補助ライン7はスイッチ7
6でスペアビット線SBL1に接続される。つまり、ス
ペアビット線SBL1は冗長回路12を迂回して、補助
ライン6及び7を介してメモリブロック2に接続される
ことになる。前述のように、ワード線121及び122
が接地されており、冗長回路12においては、ワード線
121及び122がグランド電位に接続される。
【0048】次に動作について説明する。図3及び図4
を参照して、メモリセルに対して書き込み/消去を行う
際、メモリセルの閾値電圧(Vth)を高くする場合に
は、図14に示すコントロールゲートに+10ボルトを
印加し、ベースに0ボルトを印加する。一方、Vthを
低くする場合には、コントロールゲートに−10ボルト
を印加し、ベースに+10ボルトを印加する。メモリセ
ルの閾値電圧Vthを低く設定した際には、メモリブロ
ック2においては、メモリセルに20ボルトの電圧が印
加されるが、冗長回路12においては、ワード線121
及び122がワード線W2及びW3から切り離され、し
かもグランド電位に接続されているから、冗長回路12
のメモリセルには10ボルトの電圧が印加されるだけで
ある。
【0049】上述のように、この実施の形態2によれ
ば、ワード線121及び122がワード線W2及びW3
から切り離され、しかもグランド電位に接続されている
から、データ書き換えの際、冗長回路12においては、
メモリセルのコントロールゲートに印加される電圧が常
に0ボルトとなる。このため、図14に示す絶縁膜10
3及び酸化膜104(図14)にかかる電圧は最大で1
0ボルト(つまり、従来の半分)となって、メモリセル
が破壊されにくくなる。
【0050】実施の形態3.図5において、ワード線W
2がメモリブロック2内で複数のワード線部W21に分
割されている。なお、図示はしないが、図3に示す例と
同様に、メモリブロック2において、ワード線W2及び
W3が切断されて、ワード線W2及びW3が冗長回路1
2から切り離されている。
【0051】メモリブロック2及び冗長回路12にわた
ってワード線杭打AL123が延びており、前述のワー
ド線部W21はビア124によって、ワード線杭打AL
123に接続されている。つまり、ワード線部W21は
ワード線杭打AL123及びビア124によって互いに
接続されている。そして、メモリアクセスの際には、所
定の電圧がワード線部W21に印加される。図示のよう
に、冗長回路12においては、ワード線121はワード
線杭打AL123と接続されておらず、この結果、ワー
ド線121はフローティング状態となる。
【0052】上述の構成においては、ワード線121は
フローティング状態となっているから、データ書き換え
の際、冗長回路12において、メモリセルのコントロー
ルゲートには高電圧が印加されない。このため、メモリ
セルの絶縁膜103及び酸化膜104(図14)に印加
される電圧が低下することになって、メモリセルが破壊
されにくくなる。
【0053】実施の形態4.図6において、メモリブロ
ック2にはメモリブロック用ウェル131が形成され、
冗長回路12には冗長回路用ウェル132が形成されて
いる。つまり、メモリブロック2及び冗長回路用ウェル
132にはそれぞれメモリブロック用ウェル131及び
冗長回路用ウェル132が独立して形成されている。そ
して、冗長回路用ウェル132は接地される(冗長回路
用ウェル132には電位0ボルトが印加される)。この
結果、冗長回路12においては、メモリセルのベース1
35に常に0ボルトが印加されることになる。一方、メ
モリブロック2においては、メモリアクセスの際、メモ
リブロック用ウェル131に所定の電圧が印加される。
【0054】上述の構成においては、メモリブロック用
ウェル131及び冗長回路用ウェル132を独立して形
成して、冗長回路用ウェル132に電位0ボルトを印加
するようにした。これにより、冗長回路12において、
冗長回路用ウェル132及びメモリセルのベース135
にかかる電圧は常に0ボルトとなる。その結果、メモリ
セルの絶縁膜103及び酸化膜104(図14)にかか
る電圧は最大で10ボルト(つまり、従来の半分)とな
って、メモリセルが破壊されにくくなる。
【0055】実施の形態5.図7において、冗長回路1
2では、メモリセルにフローティングゲート(FG)を
形成しない。このように、冗長回路12において、メモ
リセルにフローティングゲート(FG)を形成しない
と、メモリセルではフローティングゲートとベースとの
間における電子の行き来がない。その結果、トンネル酸
化膜104(図14)が劣化することがなくなる。従っ
て、WT0、WT1、又は多数回の書き換えよる不良発
生を防止することができる。
【0056】実施の形態6.フラッシュメモリにおいて
は、ウェハプロセスにおいて加工形状を安定させるた
め、ダミービット線がメモリブロックの両端に配置され
ることがある。つまり、図8に示すように、メモリブロ
ック1〜5の一端(図中左端)にはそれぞれダミーセル
141〜145が配置され、メモリブロック1〜5の他
端(図中右端)にはそれぞれダミーセル146〜150
が配置される。そして、ダミーセル141〜145には
ダミービット線D0が規定され、ダミーセル146〜1
50にはダミービット線D1が規定されている。ダミー
セル141及び146はワード線W0及びW1でメモリ
ブロック1のメモリセル及び冗長回路11(図8には示
さず)のメモリセルに接続されている。同様にして、ダ
ミーセル142及び147、ダミーセル143及び14
8、ダミーセル144及び149、及びダミーセル14
5及び150はそれぞれワード線W2及びW3、W4及
びW5、W6及びW7、W8及びW9でメモリブロック
2〜5のメモリセル及び冗長回路12〜15のメモリセ
ルに接続されている。そして、ダミービット線D0及び
D1は接地されている。一般に、これらダミーセル14
1〜150は、WT0及びWT1においてテストされる
ことはない。
【0057】図9を参照して、図示の例では、ワード線
W0及びW1が切断されて、ワード線W0及びW1がダ
ミーセル141及び146から切り離されている(以下
ダミーセル141及び146上に存在するワード線にそ
れぞれ参照番号151及び152を付し、ダミーワード
線と呼ぶ)。そして、ダミーワード線151及び152
は接地されている。同様にして、ワード線W2及びW
3、W4及びW5、W6及びW7、W8及びW9はそれ
ぞれダミーセル142及び147、ダミーセル143及
び148、ダミーセル144及び149、及びダミーセ
ル145及び150から切り離されている。さらに、こ
れらダミーセル上のワード線(ダミーワード線)は接地
される。
【0058】次に動作について説明する。図9及び図1
0を参照して、いま、ダミーセル141及び146に注
目すると、メモリセルに対して書き込み/消去を行う
際、メモリセルの閾値電圧(Vth)を高くする場合に
は、図14に示すコントロールゲートに+10ボルトを
印加し、ベースに0ボルトを印加する。一方、Vthを
低くする場合には、コントロールゲートに−10ボルト
を印加し、ベースに+10ボルトを印加する。メモリセ
ルの閾値電圧Vthを低く設定した際には、メモリブロ
ック1においては、メモリセルに20ボルトの電圧が印
加されるが、ダミーセル141及び146においては、
ダミーワード線151及び152がワード線W0及びW
1から切り離され、しかもグランド電位に接続されてい
るから、ダミーセル141及び146には10ボルトの
電圧が印加されるだけである。
【0059】なお、他のダミーセル142〜145及び
147〜150についても、同様に、10ボルトの電圧
が印加されることになる。
【0060】上述のように、この実施の形態6によれ
ば、ダミーワード線がワード線W0〜W9から切り離さ
れ、しかもグランド電位に接続されているから、データ
書き換えの際、ダミーセルのコントロールゲートに印加
される電圧が常に0ボルトとなるから、図14に示す絶
縁膜103及び酸化膜104にかかる電圧は最大で10
ボルト(つまり、従来の半分)となって、ダミーセルが
破壊されにくくなる。
【0061】図9に示す例では、ワード線W0〜W9を
ダミーセル141〜150から切り離し、ダミーワード
線を接地しているが、例えば、BOOTブロックに対応
するダミーセルについてのみ、ワード線をダミーセルか
ら切り離して、当該ダミーワード線を接地するようにし
てもよい。つまり、ワード線を選択的にダミーセルから
切り離し、当該ダミーワード線を接地するようにしても
よい。
【0062】実施の形態7.図11において、ワード線
W1がメモリブロック1内で複数のワード線部W11に
分割されている。なお、図示はしないが、図9に示す例
と同様に、メモリブロック1において、ワード線W0及
びW1が切断されて、ワード線W0及びW1がダミーセ
ル141及び142から切り離されている。
【0063】メモリブロック1及びダミーセル141及
び142にわたってワード線杭打AL123が延びてお
り、前述のワード線部W11はビア124によって、ワ
ード線杭打AL123に接続されている。つまり、ワー
ド線部W11はワード線杭打AL123及びビア124
によって互いに接続されている。そして、メモリアクセ
スの際には、所定の電圧がワード線部W11に印加され
る。図示のように、ダミーセル141及び146におい
ては、ダミーワード線151及び152はワード線杭打
AL123と接続されておらず、この結果、ダミーワー
ド線151及び152はフローティング状態となる。
【0064】上述の構成においては、ダミーワード線1
51及び152はフローティング状態となっているか
ら、データ書き換えの際、ダミーセル141及び142
において、メモリセルのコントロールゲートには高電圧
が印加されず、メモリセルの絶縁膜103及び酸化膜1
04(図14)に印加される電圧が低下することになっ
て、ダミーセルが破壊されにくくなる。
【0065】実施の形態8.図12において、メモリブ
ロック1にはメモリブロック用ウェル131が形成さ
れ、ダミーセル141及び146にはそれぞれダミーセ
ル用ウェル161及び162が形成されている。つま
り、メモリブロック1及びダミーセル141及び142
にはそれぞれメモリブロック用ウェル131及びダミー
セル用ウェル161及び162が独立して形成されてい
る。そして、ダミーセル用ウェル161及び162は接
地される(ダミーセル用ウェル161及び162には電
位0ボルトが印加される)。この結果、ダミーセル14
1及び142の各々においては、そのベース135に常
に0ボルトが印加されることになる。一方、メモリブロ
ック1においては、メモリアクセスの際、メモリブロッ
ク用ウェル131に所定の電圧が印加される。
【0066】上述の構成においては、メモリブロック用
ウェル131及びダミーセル用ウェル161及び162
を独立して形成して、ダミーセル用ウェル161及び1
62に電位0ボルトを印加するようにしたから、冗長回
路12において、ダミーセル用ウェル161及び162
及びそのベースにかかる電圧は常に0ボルトとなり、そ
の結果、ダミーセル141及び146の絶縁膜103及
び酸化膜104(図14)にかかる電圧は最大で10ボ
ルト(つまり、従来の半分)となって、ダミーセルが破
壊されにくくなる。
【0067】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、メモ
リブロックの内少なくとも一つの予め定められたメモリ
ブロック以外のメモリブロックでメモリセル不良が生じ
た際予め定められたメモリブロックに対応する冗長回路
を除く残りの冗長回路で置換するようにしたので、予め
定められたメモリブロック以外のメモリブロックにおい
て不良メモリセルがあった場合においても、予め定めら
れたメモリブロックについては、冗長回路で置換しない
から、予め定められたメモリブロックについて繰り返し
書き込み/消去を行っても、予め定められたメモリブロ
ックに対応する冗長回路のメモリセル不良が原因となっ
て、歩留りが低下することがないという効果がある。
【0068】この発明によれば、メモリブロックの内少
なくとも一つの予め定められたメモリブロックを除く残
りのメモリブロックに対応してそれぞれ冗長回路を形成
して、メモリブロックにはビット線を規定し、冗長回路
にはスペアビット線を規定して、予め定められたメモリ
ブロック以外のメモリブロックでメモリセル不良が生じ
て不良メモリセルに対応するビット線がスペアビット線
で置き換えられると、スペアビット線を予め定められた
メモリブロックに接続するように構成したので、つま
り、予め定められたメモリブロックに対応する冗長回路
は存在しないので、メモリセル不良が原因となって、歩
留りが低下することがないという効果がある。
【0069】この発明によれば、予め定められたメモリ
ブロックに規定されたワード線を予め定められたメモリ
ブロックに対応する冗長回路と予め定められたメモリブ
ロックとの間で切り離して、予め定められたメモリブロ
ックに対応する冗長回路側でワード線に所定の電位を印
加するように構成したので、メモリセルが破壊されにく
くなるという効果がある。
【0070】この発明によれば、予め定められたメモリ
ブロックに規定されたワード線を予め定められたメモリ
ブロックに対応する冗長回路と予め定められたメモリブ
ロックとの間で切り離し、予め定められたメモリブロッ
クに対応する冗長回路でワード線をフローティング状態
とするように構成したので、メモリセルが破壊されにく
くなるという効果がある。
【0071】この発明によれば、予め定められたメモリ
ブロック及び予め定められたメモリブロックに対応する
冗長回路に互いに独立してウェルを形成して、予め定め
られたメモリブロックに対応する冗長回路に形成された
ウェルに所定の電位を印加するように構成したので、メ
モリセルが破壊されにくくなるという効果がある。
【0072】この発明によれば、予め定められたメモリ
ブロックに対応する冗長回路ではメモリセルにフローテ
ィングゲートが形成されないように構成したので、メモ
リセルが破壊されにくくなるという効果がある。
【0073】この発明によれば、メモリブロック毎に規
定されたワード線を選択的にダミーセルとメモリブロッ
クとの間で切り離して、ダミーセル側でワード線に所定
の電位を印加するように構成したので、ダミーセルが破
壊されにくくなるという効果がある。
【0074】この発明によれば、メモリブロック毎に規
定されたワード線を選択的にダミーセルとメモリブロッ
クとの間で切り離して、ダミーセル側でワード線をフロ
ーティング状態とするように構成したので、ダミーセル
が破壊されにくくなるという効果がある。
【0075】この発明によれば、メモリブロック及びダ
ミーセルのペアに選択的に互いに独立してウェルを形成
して、ダミーセルに形成されたウェルに所定の電位を印
加するように構成したので、ダミーセルが破壊されにく
くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるフラッシュメ
モリを示す構成図である。
【図2】 図1において、冗長回路で置換後のフラッシ
ュメモリを示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるフラッシュメ
モリを示す構成図である。
【図4】 図3に示すフラッシュメモリの断面図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3によるフラッシュメ
モリを示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるフラッシュメ
モリを示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態5によるフラッシュメ
モリを示す断面図である。
【図8】 ダミーセルを有するフラッシュメモリを示す
構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態6によるフラッシュメ
モリを示す構成図である。
【図10】 図9に示すフラッシュメモリの断面図であ
る。
【図11】 この発明の実施の形態7によるフラッシュ
メモリを示す構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態8によるフラッシュ
メモリを示す構成図である。
【図13】 従来のフラッシュメモリを示す構成図であ
る。
【図14】 フラッシュメモリセルを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1〜5 メモリブロック、6,7 補助ライン、11〜
15 冗長回路、20〜35,40〜57,60〜7
7,80〜95 スイッチ、121,122 ワード
線、124 ビア、131 メモリブロック用ウェル、
132 冗長回路用ウェル、141〜150 ダミーセ
ル、151,152 ダミーワード線、161,162
ダミーセル用ウェル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 直己 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 杉田 充 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD01 AD03 AD07 AD13 AE08 5L106 AA10 CC01 CC17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリブロックと、該メモリブロ
    ックにそれぞれ対応して設けられた冗長回路とを有する
    フラッシュメモリにおいて、前記メモリブロックの内少
    なくとも一つの予め定めたメモリブロック以外のメモリ
    ブロックでメモリセル不良が生じた際、前記予め定めた
    メモリブロックに対応する冗長回路を除く残りの冗長回
    路で置換する置換手段を備えたことを特徴とするフラッ
    シュメモリ。
  2. 【請求項2】 メモリブロックにはビット線が規定さ
    れ、冗長回路にはスペアビット線が規定されており、予
    め定めたメモリブロック以外のメモリブロックでメモリ
    セル不良が生じて、不良メモリセルに対応するビット線
    が前記スペアビット線で置き換えられると、置換手段
    は、前記予め定めたメモリブロックに対応する冗長回路
    を迂回して前記スペアビット線を前記予め定めたメモリ
    ブロックに接続することを特徴とする請求項1記載のフ
    ラッシュメモリ。
  3. 【請求項3】 予め定めたメモリブロックは、複数のメ
    モリブロックの内最もアクセス頻度の高いメモリブロッ
    クであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    フラッシュメモリ。
  4. 【請求項4】 予め定めたメモリブロックは、複数のメ
    モリブロックの内最もメモリ容量の小さいメモリブロッ
    クであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    フラッシュメモリ。
  5. 【請求項5】 複数のメモリブロックを有するフラッシ
    ュメモリにおいて、前記メモリブロックの内少なくとも
    一つの予め定めたメモリブロックを除く残りのメモリブ
    ロックに対応してそれぞれ冗長回路が形成されており、
    前記メモリブロックにはビット線が規定され、前記冗長
    回路にはスペアビット線が規定されており、前記予め定
    めたメモリブロック以外のメモリブロックでメモリセル
    不良が生じて不良メモリセルに対応するビット線が前記
    スペアビット線で置き換えられると、前記スペアビット
    線を前記予め定めたメモリブロックに接続する置換手段
    が備えたことを特徴とするフラッシュメモリ。
  6. 【請求項6】 メモリブロック及び冗長回路のペア毎に
    ワード線が規定され、予め定めたメモリブロックに規定
    された前記ワード線は、前記予め定めたメモリブロック
    に対応する冗長回路と前記予め定めたメモリブロックと
    の間で切り離されており、前記予め定めたメモリブロッ
    クに対応する冗長回路側で前記ワード線には所定の電位
    が印加されていることを特徴とする請求項2記載のフラ
    ッシュメモリ。
  7. 【請求項7】 メモリブロック及び冗長回路のペア毎に
    ワード線が規定され、前記予め定めたメモリブロックに
    規定された前記ワード線は、前記予め定めたメモリブロ
    ックに対応する冗長回路と前記予め定めたメモリブロッ
    クとの間で切り離されており、前記予め定めたメモリブ
    ロックに対応する冗長回路では前記ワード線はフローテ
    ィング状態とされることを特徴とする請求項2記載のフ
    ラッシュメモリ。
  8. 【請求項8】 メモリブロック及び冗長回路のペア毎に
    ワード線が規定され、前記予め定めたメモリブロック及
    び該予め定めたメモリブロックに対応する冗長回路には
    互いに独立してウェルが形成されており、前記予め定め
    たメモリブロックに対応する冗長回路に形成されたウェ
    ルには所定の電位が印加されることを特徴とする請求項
    2記載のフラッシュメモリ。
  9. 【請求項9】 メモリブロック及び冗長回路にはメモリ
    セルが備えられており、予め定めたメモリブロックに対
    応する冗長回路では前記メモリセルにフローティングゲ
    ートを形成しないことを特徴とする請求項2記載のフラ
    ッシュメモリ。
  10. 【請求項10】 複数のメモリブロックと、該メモリブ
    ロックにそれぞれ対応して設けられたダミーセルとを有
    するフラッシュメモリにおいて、前記メモリブロック及
    び前記ダミーセルのペア毎にワード線が規定され、前記
    メモリブロック毎に規定された前記ワード線は、選択的
    に前記ダミーセルと前記メモリブロックとの間で切り離
    されており、前記ダミーセル側で前記ワード線には所定
    の電位が印加されることを特徴とするフラッシュメモ
    リ。
  11. 【請求項11】 複数のメモリブロックと、該メモリブ
    ロックにそれぞれ対応して設けられたダミーセルとを有
    するフラッシュメモリにおいて、前記メモリブロック及
    び前記ダミーセルのペア毎にワード線が規定され、前記
    メモリブロック毎に規定された前記ワード線は選択的に
    前記ダミーセルと前記メモリブロックとの間で切り離さ
    れており、前記ダミーセル側で前記ワード線はフローテ
    ィング状態とされることを特徴とするフラッシュメモ
    リ。
  12. 【請求項12】 複数のメモリブロックと、該メモリブ
    ロックにそれぞれ対応して設けられたダミーセルとを有
    するフラッシュメモリにおいて、前記メモリブロック及
    び前記ダミーセルのペア毎にワード線が規定され、前記
    メモリブロック及び前記ダミーセルのペアでは選択的に
    互いに独立してウェルが形成されており、前記ダミーセ
    ルに形成されたウェルには所定の電位が印加されること
    を特徴とするフラッシュメモリ。
JP2001258124A 2001-08-28 2001-08-28 フラッシュメモリ Withdrawn JP2003068094A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001258124A JP2003068094A (ja) 2001-08-28 2001-08-28 フラッシュメモリ
TW091114397A TW563130B (en) 2001-08-28 2002-06-28 Flash memory
US10/193,252 US6757195B2 (en) 2001-08-28 2002-07-12 Flash memory having enhanced yield and having enhanced reliability in redundant and dummy circuits
KR10-2002-0044142A KR100484083B1 (ko) 2001-08-28 2002-07-26 플래시 메모리

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001258124A JP2003068094A (ja) 2001-08-28 2001-08-28 フラッシュメモリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003068094A true JP2003068094A (ja) 2003-03-07

Family

ID=19085697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001258124A Withdrawn JP2003068094A (ja) 2001-08-28 2001-08-28 フラッシュメモリ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6757195B2 (ja)
JP (1) JP2003068094A (ja)
KR (1) KR100484083B1 (ja)
TW (1) TW563130B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101010431B1 (ko) * 2003-12-27 2011-01-21 엘지디스플레이 주식회사 평판표시소자의 제조방법 및 장치
US7551498B2 (en) * 2006-12-15 2009-06-23 Atmel Corporation Implementation of column redundancy for a flash memory with a high write parallelism
KR20150055946A (ko) * 2013-11-14 2015-05-22 삼성전자주식회사 메모리 장치의 복구 방법 및 메모리 장치를 구비하는 시스템의 부팅 방법
TWI550625B (zh) * 2015-05-26 2016-09-21 群聯電子股份有限公司 記憶體管理方法、記憶體儲存裝置及記憶體控制電路單元

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2507529B2 (ja) * 1988-03-31 1996-06-12 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
KR940004406B1 (ko) * 1991-09-27 1994-05-25 현대전자산업 주식회사 Nand형 셀의 감지증폭기
KR19990050809A (ko) * 1997-12-17 1999-07-05 윤종용 더미 셀을 가지는 스태틱 랜덤 액세스 메모리 장치의 레이 아웃
JP3346274B2 (ja) * 1998-04-27 2002-11-18 日本電気株式会社 不揮発性半導体記憶装置
KR100273293B1 (ko) * 1998-05-13 2001-01-15 김영환 리던던트 워드라인의 리프레쉬 구조
US6084807A (en) * 1999-11-08 2000-07-04 Choi; Jin H. Memory device with global redundancy

Also Published As

Publication number Publication date
US20030043626A1 (en) 2003-03-06
US6757195B2 (en) 2004-06-29
TW563130B (en) 2003-11-21
KR20030019853A (ko) 2003-03-07
KR100484083B1 (ko) 2005-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6469928B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device with concurrent memory access and data locking
KR100273927B1 (ko) 비휘발성 메모리 블로킹 구조 및 리던던시
JP3843187B2 (ja) ナンドタイプセルアレーを含む不揮発性メモリ装置のプログラム方法
US7076702B2 (en) Memory with element redundancy
EP0058049B1 (en) Defect-remediable semiconductor integrated circuit memory with spare substitution
US7342843B2 (en) Semiconductor integrated circuit device
JP2833646B2 (ja) 冗長メモリ要素選択回路および該回路を備えたフラッシュeepromメモリ
US7336537B2 (en) Handling defective memory blocks of NAND memory devices
JP4060938B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US7437625B2 (en) Memory with element redundancy
JPH10320989A (ja) 不揮発性半導体メモリ
US6141255A (en) 1 transistor cell for EEPROM application
US7640465B2 (en) Memory with element redundancy
JP2003068094A (ja) フラッシュメモリ
EP1320105B1 (en) Semiconductor memory device
US5561632A (en) Nonvolatile semiconductor flash memory
EP2584563A2 (en) Memory device in particular extra array configured therein for configuration and redundancy information
JP2004342187A (ja) 半導体集積回路及びマイクロコンピュータ
KR100502130B1 (ko) 반도체 기억 장치 및 그 설정 방법
JP3827953B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
KR20000017543A (ko) 비휘발성 반도체 메모리
JP3755626B2 (ja) 不揮発性記憶媒体のデータ書込方法
JP2004281014A (ja) 半導体集積回路
KR100420700B1 (ko) 플래시 메모리 셀 어레이와 그의 제조 방법
JP2000149574A (ja) 新しいフラッシュメモリ配列とデ―コ―ディング構造

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060123

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071101

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081104