JP2003067135A - タッチパネル入力方法、並びにタッチパネル入力装置 - Google Patents

タッチパネル入力方法、並びにタッチパネル入力装置

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JP2003067135A
JP2003067135A JP2001256143A JP2001256143A JP2003067135A JP 2003067135 A JP2003067135 A JP 2003067135A JP 2001256143 A JP2001256143 A JP 2001256143A JP 2001256143 A JP2001256143 A JP 2001256143A JP 2003067135 A JP2003067135 A JP 2003067135A
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Takaaki Yokoi
敬明 横井
Kenji Kamakura
賢二 鎌倉
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面上に表示された小さな対象物であっても
接触による確実な選択入力が可能なタッチパネル入力方
法およびタッチパネル入力装置を提供する。 【解決手段】 ディスプレイ1画面上に表示された複数
の対象物のいずれからも外れた位置のタッチパネル2が
接触された場合に、前記画面上で前記接触された座標に
最も近い座標にある対象物を選択された目標物であると
認識し、もしくは過去の接触位置とその際に選択された
対象物の表示座標との位置関係についての蓄積されたデ
ータを基に、過去の傾向から選択される確率が最も高い
対象物を選択された目標物であると認識し、これらの目
標物を入力情報として必要な処理を実行する。前記選択
された目標物であると認識された対象物の位置と前記接
触位置との距離が、許容範囲内にある場合に当該目標物
に対応する処理を実行するものとしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面上に設け
られた入力面への接触により情報処理装置への入力を行
うタッチパネル入力方法、並びにタッチパネル入力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】表示画面上に設けられた入力面への接触
により情報処理装置への入力を行うタッチパネル入力方
法、並びにタッチパネル入力装置は、簡便な操作で入力
が可能なインターフェースとして各分野で利用されてい
る。タッチパネル入力装置は、CRTや液晶などのディ
スプレイの前面に透明なタッチパネルを設け、入力面が
オペレータの指先等で接触されたという情報を制御部に
渡すことによりその機能を実現している。
【0003】このようなタッチパネル入力装置では、デ
ィスプレイ画面上の表示座標とタッチパネル上の入力座
標との間で位置ずれが生じたり、オペレータの視差との
関係で確実な入力が困難であるなどの課題があり、これ
らの課題に対してさまざまな対処方法が提案されてい
る。この解決手段としては、例えば検出された入力座標
に対してあらかじめ求めておいた補正値を加えた座標が
本来の入力座標であると判断する方法や、あらかじめ求
めておいた補正値に合わせて表示位置を補正制御する方
法などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記解
決手段によりディスプレイの表示座標とタッチパネルの
入力座標とがたとえ完全に一致したとしても、接触によ
る確実な入力操作には問題があった。すなわち、ポイン
タなどの先端の尖った特別な入力手段を用いて正確に対
象物をタッチする場合はまだしも、オペレータが直接指
先などでタッチパネルに接触して入力を行おうとした場
合には、指先の動きや大きさなどによる誤差が生じ易
く、常に目的の座標を正確に入力するにはやはり困難が
伴う。
【0005】図5は、そのような例を示すもので、ディ
スプレイ1の画面上に選択可能な複数の機能ボタンA、
Bが表示されている。オペレータは、ディスプレイ1の
画面の前面に設けられた透明なタッチパネルを専用のポ
インタもしくは指先などでタッチすることにより、機能
ボタンAまたはBを選択する。情報処理装置は、この入
力に応じて選択された機能を実行する。
【0006】この際、機能ボタンAまたはBとして画面
上に表示されている枠内の領域が正確にタッチされた場
合には、そのタッチされた機能ボタンが選択されるため
問題はない。ところが、前記ポインタまたは指先などに
よる接触位置が、入力動作を行うオペレータの手の動き
具合などの要因により、図の+印で示す入力座標Xの位
置となる場合がある。このとき、従来技術においてはい
ずれの機能ボタンが選択されたかの判定をすることがで
きず、無効入力とされる。このため、オペレータは再度
の入力を行う必要があり、操作効率を低下させる原因と
なっていた。
【0007】特に、小さな画面上に多くの情報を表示す
ることが多い産業用設備などにおいては、画面上にある
機能ボタンなどの対象物が小さくなりがちである。しか
も作業効率を高めるために短時間での入力操作が要求さ
れることもあり、タッチパネルを使用した場合の正確な
情報の入力においては、前述のような接触位置のずれに
伴う無効入力が発生し易い。
【0008】産業用設備などにおける1つの例として、
表示画面に約10から約20ほどの機能ボタンが表示さ
れるとすれば、図5のAもしくはBで示す1つの機能ボ
タンの大きさは例えば約15mm×約40mm、機能ボ
タン間の間隔は約20mmになる。この小さな機能ボタ
ンを指先で接触しようとした場合、タッチパネルに最初
に触れた指先の皮膚の一点が入力座標として認識される
ため、指先の動き具合によっては入力座標が前記の機能
ボタンの枠外に外れるケースが発生し易い。このような
場合には有効な入力操作ができないこととなり、したが
って従来のタッチパネル入力技術による入力操作性には
引き続き課題が残っていた。
【0009】したがって本発明は、従来技術にある前記
のような正確な情報の入力の阻害要因となる課題を解消
し、表示画面上の小さな対象物を指先などでタッチして
入力するような場合であっても、正確な入力を可能とす
るタッチパネル入力方法、並びにタッチパネル装置を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、画面上に表示
された機能ボタンなどの複数の対象物のいずれからも外
れた位置のタッチパネルが接触された場合には、前記画
面上で接触された位置に最も近い位置にある対象物を選
択された目標物であると認識して入力することにより、
もしくは過去の接触位置とその際に選択された目標物と
の位置関係についての蓄積されたデータを基に、過去の
傾向から判断して選択される確率が最も高い対象物を選
択された目標物であると認識して入力することにより、
前記課題を解決しようとするもので、具体的には以下の
内容を含む。
【0011】すなわち、請求項1に記載の本発明は、デ
ィスプレイ画面の前面に設けられたタッチパネルに接触
することにより、前記ディスプレイ画面上に表示された
複数の対象物の中から特定の目標物を選択して入力する
タッチパネル入力方法であって、前記タッチパネルへの
接触位置が前記画面上に表示された複数の対象物のいず
れからも外れた位置にある場合に、前記接触位置に最も
近い位置にある前記ディスプレイ画面上の対象物が選択
された目標物であると認識して入力することを特徴とす
るタッチパネル入力方法に関する。あいまいな位置が接
触された場合において、その接触位置から一番近い位置
にある対象物を選択された目標物として認識して入力操
作の効率を高めるものである。
【0012】請求項2に記載の本発明に係るタッチパネ
ル入力方法は、前記接触位置から最も近い位置にある対
象物と前記接触位置との距離が予め設定した許容範囲内
にある場合に、当該対象物が選択された目標物であると
認識して入力することを特徴としている。あいまいな位
置が接触された場合であっても、許容範囲内に含まれる
場合においてその入力を有効と判断するものである。
【0013】請求項3に記載の本発明に係るタッチパネ
ル入力方法は、ディスプレイ画面の前面に設けられたタ
ッチパネルに接触することにより、前記ディスプレイ画
面上に表示された複数の対象物の中から特定の目標物を
選択して入力するタッチパネル入力方法であって、前記
タッチパネルへの接触位置が前記画面上に表示された複
数の対象物のいずれからも外れた位置にある場合に、過
去の接触位置とその際の選択された目標物との位置関係
についての蓄積されたデータを基に、過去の傾向から選
択される確率の最も高い対象物を選択された目標物であ
ると認識して入力することを特徴とするタッチパネル入
力方法に関する。あいまいな位置が接触された場合にお
いて、過去の傾向から判断して一番確率の高い対象物を
選択された目標物として認識して入力操作の効率を高め
るものである。
【0014】請求項4に記載の本発明に係るタッチパネ
ル入力方法は、前記選択される確率が最も高い対象物の
位置と前記接触位置との距離が予め設定した許容範囲内
にある場合に、当該対象物を選択された目標物であると
認識して入力することを特徴としている。あいまいな位
置が接触された場合であっても、許容範囲内に含まれる
場合においてその入力を有効と判断するものである。
【0015】請求項5に記載の本発明に係るタッチパネ
ル入力方法は、前記選択された目標物であると認識され
た対象物をディスプレイ画面上に拡大表示し、前記タッ
チパネルへの再度の接触により確認がされた場合に当該
目標物を入力することを特徴としている。画面上に表示
して再度の接触により目標物を再確認し、誤った認識に
よる入力を回避するものである。
【0016】請求項6に記載の本発明は、複数の対象物
を表示可能なディスプレイと、接触により当該接触位置
を特定することが可能な前記ディスプレイ画面の前面に
設けられたタッチパネルとから構成され、前記タッチパ
ネルへの接触により前記ディスプレイ画面上に表示され
た複数の対象物の中から選択された目標物を認識して入
力するタッチパネル入力装置であって、前記タッチパネ
ルへの接触位置が前記表示された複数の対象物のいずれ
からも外れた位置にある場合に、前記複数の対象物の
内、前記ディスプレイ画面上で前記接触位置に最も近い
位置にある対象物を選択された目標物として認識し、入
力する入力点決定手段を有することを特徴とするタッチ
パネル入力装置に関する。あいまいな位置が接触された
場合において、その接触位置から一番近い位置にある対
象物を選択された目標物として認識して入力操作の効率
を高めたタッチパネル入力装置を提供するものである。
【0017】請求項7に記載の本発明に係るタッチパネ
ル入力装置は、前記入力点決定手段が、前記接触位置に
最も近い位置にある対象物と前記接触位置との間の距離
が予め設定した許容範囲内にある場合に、当該対象物を
選択された目標物として認識する許容値判定手段を更に
有することを特徴としている。あいまいな位置が接触さ
れた場合であっても、許容範囲内に含まれる場合におい
てその入力を有効と判断するものである。
【0018】請求項8に記載の本発明は、複数の対象物
を表示可能なディスプレイと、接触により当該接触位置
を特定することが可能な前記ディスプレイ画面の前面に
設けられたタッチパネルとから構成され、前記タッチパ
ネルへの接触により前記ディスプレイ画面上に表示され
た複数の対象物の中から選択された目標物を認識して入
力するタッチパネル入力装置であって、過去の接触位置
とその際に選択された目標物との前記ディスプレイ画面
上の位置関係についてのデータを蓄積する過去データ蓄
積手段を備え、前記タッチパネルへの接触位置が、前記
ディスプレイ画面上に表示された複数の対象物のいずれ
からも外れた位置にある場合に、前記過去データ蓄積手
段に蓄積された過去データを基に過去の傾向から選択さ
れる確率が最も高い対象物を選択された目標物であると
認識して入力する入力点決定手段を有することを特徴と
するタッチパネル入力装置に関する。あいまいな位置が
接触された場合において、過去の傾向から判断して一番
確率の高い対象物を選択された目標物として認識して入
力操作の効率を高めたタッチパネル入力装置を提供する
ものである。
【0019】請求項9に記載の本発明に係るタッチパネ
ル入力装置は、前記入力点決定手段が、前記選択される
確率の最も高い対象物の位置と前記接触位置との距離が
予め設定した許容範囲内にある場合に当該対象物を選択
された目標物として認識する許容値判定手段を更に有す
ることを特徴としている。あいまいな位置が接触された
場合であっても、許容範囲内に含まれる場合においてそ
の入力を有効と判断するものである。
【0020】請求項10に記載の本発明は、ディスプレ
イと、前記ディスプレイ画面の前面に設けられたタッチ
パネルとを含み、前記ディスプレイ画面上に表示された
複数の対象物の中から前記タッチパネルに接触して目標
となる対象物である目標物を選択し、入力するタッチパ
ネル入力装置であって、前記ディスプレイ画面上に表示
している情報を記憶する表示情報記憶手段と、前記タッ
チパネルから入力座標を通知する入力情報通知手段と、
前記表示情報記憶手段が記憶している表示情報と前記入
力情報通知手段から通知された入力座標とから、オペレ
ータが選択することを意図した画面上の目標物の候補を
抽出する目標物候補抽出手段と、前記表示情報記憶手段
と前記目標物候補抽出手段とを含む入力点決定手段とを
有し、前記目標物候補抽出手段が、前記複数の対象物の
内、前記ディスプレイ画面上で前記接触位置に最も近い
位置にある対象物を選択された目標物の候補として抽出
し、前記入力点決定手段が、前記目標物候補抽出手段に
より抽出された前記目標物の候補を選択された目標物と
認識して入力することを特徴とするタッチパネル入力装
置に関する。あいまいな位置が接触された場合におい
て、その接触位置から一番近い位置にある対象物を選択
された目標物として認識して入力操作の効率を高めたタ
ッチパネル入力装置を提供するものである。
【0021】請求項11に記載の本発明に係るタッチパ
ネル入力装置は、前記入力点決定手段が、前記接触位置
に最も近い位置にある対象物と前記接触位置との距離が
予め設定した許容範囲内にあるか否かを判定する許容値
判定手段を更に有し、前記許容値判定手段により前記距
離が許容範囲内にあると判定された場合に、前記入力点
決定手段が当該対象物を選択された目標物として認識す
ることを特徴としている。あいまいな位置が接触された
場合であっても、許容範囲内に含まれる場合においてそ
の入力を有効と判断するものである。
【0022】請求項12に記載の本発明に係るタッチパ
ネル入力装置は、前記入力点決定手段が、過去において
前記入力情報通知手段から通知された入力位置と該入力
点決定手段によって認識された目標物の位置との差違を
記憶、蓄積しておく過去データ記憶手段を更に有し、前
記目標物候補抽出手段が前記過去データ記憶手段の蓄積
データを基に過去の傾向から選択される確率の最も高い
対象物を選択された目標物の候補として抽出し、前記入
力点決定手段が、前記目標物候補抽出手段により抽出さ
れた前記目標物の候補を選択された目標物であると認識
して入力することを特徴としている。あいまいな位置が
接触された場合において、過去の傾向から判断して一番
確率の高い対象物を選択された目標物として認識して入
力操作の効率を高めるものである。
【0023】請求項13に記載の本発明に係るタッチパ
ネル入力装置は、前記入力点決定手段が、前記選択され
る確率が最も高い対象物と前記接触位置との距離が予め
設定した許容範囲内にあるか否かを判定する許容値判定
手段を更に有し、前記許容値判定手段により前記距離が
許容範囲内にあると判定された場合に、前記入力点決定
手段が当該対象物を選択された目標物として認識するこ
とを特徴としている。あいまいな位置が接触された場合
であっても、許容範囲内に含まれる場合においてその入
力を有効と判断するものである。
【0024】請求項14に記載の本発明に係るタッチパ
ネル入力装置は、前記過去データ記憶手段が、前記目標
物が認識されて入力される際、前記入力情報通知手段か
ら通知された入力位置と前記入力点決定手段によって認
識された目標物の位置との差違を新たなデータとして記
憶、蓄積することを特徴としている。データの蓄積によ
り、次に同様な判定をする場合のベースデータとして活
用するものである。
【0025】そして、請求項15に記載の本発明に係る
タッチパネル入力装置は、前記ディスプレイ画面上に表
示された複数の対象物の位置と前記タッチパネルへの接
触位置とのずれ量、もしくはオペレータの視差による前
記対象物の位置とタッチパネルへの接触位置とのずれ量
を補正するずれ量補正手段を更に含むことを特徴として
いる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明にかかる第1の実施の形態
のタッチパネル入力方法、並びにタッチパネル入力装置
について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の
形態に係るタッチパネル入力装置の構成ブロック図であ
る。図1において、ディスプレイ1は情報を表示するた
めのCRTや液晶パネルであり、ディスプレイ1の画面
上にはオペレータによって選択される複数の機能ボタン
などの対象物が表示される。タッチパネル2は、ディス
プレイ1の画面の手前側に画面を覆って設けられる透明
のシート状のパネルであり、ディスプレイ上の表示内容
に対応してオペレータが接触したタッチパネル2上の位
置(座標)を電気的に捉え、これをオペレータが選択し
た目標物の位置として検出する。入力情報通知手段3
は、タッチパネル2で検出された前記位置の座標を入力
座標として入力点決定手段7へ通知する。
【0027】本実施の形態に係る入力点決定手段7は、
図1に示すように、表示情報記憶手段4と、目標物候補
抽出手段5と、許容値判定手段6とを含んでいる。この
内、表示情報記憶手段4は、ディスプレイ1の画面上に
表示されている情報を記憶している。目標物候補抽出手
段5は、表示情報記憶手段4が記憶している表示情報と
入力情報通知手段3から通知された入力座標とから、オ
ペレータが接触により選択しようとした画面上の目標物
の候補を抽出する。許容値判定手段6は、目標物候補抽
出手段5で抽出された目標物候補の表示座標と、実際に
入力情報通知手段3で通知された入力座標との距離が予
め設定した許容範囲内かどうか判定し、それが許容範囲
内であれば入力点決定手段7が当該目標物候補をオペレ
ータが選択した目標物であると決定し、入力処理を行
う。
【0028】以上のように構成されたタッチパネル入力
装置を使用したタッチパネル入力方法につき、図2のフ
ローチャートを参照して説明する。まずステップ1で、
オペレータによるタッチパネル2への入力がされ、その
入力に基づいて入力情報通知手段3から入力点決定手段
7へ入力座標が通知される。次にステップ2で、表示情
報記憶手段3に記憶されている画面上に表示された情報
のうち、機能ボタンなどの対象物の表示座標をすべて求
め、求められた対象物の表示座標のうちオペレータが接
触した入力座標に最も近い表示座標にある対象物を目標
物候補抽出手段5が目標物候補として抽出する。ここで
目標物とは、画面上に表示された機能ボタンなどの対象
物の内、オペレータがタッチパネル2に接触することに
より選択することを意図した対象物をいう。ステップ3
では、ステップ2で抽出された目標物候補の表示座標と
接触された入力座標との距離が予め設定した許容範囲内
かどうかを許容値判定手段6で判定する。ここで前記距
離が許容範囲内であると判定されればステップ4に進ん
で、ステップ2で抽出された目標物候補がオペレータが
選択しようとした目標物の入力点であると判断し、当該
目標物の表示内容に基づいて以降の必要な処理を実行す
る。逆に抽出された対象物の表示座標と入力座標との距
離が許容範囲内にないと判定されれば、ステップ5で当
該入力は無効入力であると判断され、何も処理せずに終
了する。この際には、オペレータによる再入力が必要と
なる。このため、例えば再度必要な入力を行うことを画
面上でオペレータに催促したり、警告音を発したりする
ことが可能である。
【0029】従来では、画面上の機能ボタンなどの表示
枠内をオペレータが確実にタッチしない限り必要な処理
は実行されなかった。タッチパネル入力装置を以上のよ
うに構成する本実施の形態によれば、例えば図5に示す
ような2つの機能ボタンA、Bの中間的な位置がオペレ
ータによりタッチされた場合においても、両機能ボタン
A、Bの内、より近い位置にある機能ボタンが選択され
たものと判断される。このため、再度の入力操作を待つ
までも無く、より高い確実性のもとに次の処理を実行す
ることができ、作業効率を高めることができる。
【0030】なお、図1及び図2に示す例においては、
許容値判定手段6を設けて、抽出された目標物候補の表
示座標とオペレータが接触した入力座標との距離が予め
設定した許容範囲にある場合において当該目標物候補は
オペレータが選択した目標物であるとして入力するもの
としている。しかしながら状況によってはこの許容値判
定手段6を設けず、入力座標に最も近い位置にある目標
物候補を選択された目標物と判断して入力することであ
っても良い。
【0031】さらに、本実施の形態にかかる入力点決定
手段7の上述のような決定プロセスによって誤った入
力、処理がされてしまうことを回避するために、入力点
決定手段7がその目標物候補に対応する入力を実行する
前に、再度ディスプレー上に当該目標物候補がオペレー
タの意図した目標物であるかどうかを確認するための表
示をし、オペレータがタッチパネルに再度接触して確認
した後にその入力を実行するものとしても良い。この場
合においても、画面上では例えば「Yes」「No」の
選択肢を拡大表示してこのいずれかをタッチすればよい
こととなり、従来技術によるような多くの情報を表示し
た小さな機能表示の中から再度1つを選択してタッチす
ることに比べてはるかに効率的であり、確実な選択を行
うものとすることができる。
【0032】また、以上の説明においては、図5に示す
機能ボタンA、Bの位置とオペレータによる入力座標と
の距離を、機能ボタンA、Bの中心位置の座標から判定
するものとしているが、この中心位置の代わりに各機能
ボタンA、Bの表示枠境界からの距離を用いるものであ
ってもよい。さらに、図5においては、2つの機能ボタ
ンA、Bから入力座標Xまで距離の比較を示している
が、3つ以上の機能ボタンが画面上に表示されている場
合においても、同様にして入力座標Xと各機能ボタンと
の間の距離がそれぞれ比較されるものとなる。
【0033】なお、図1に破線で示されたずれ量補正手
段11は、ディスプレイの表示座標とタッチパネルの入
力座標との間での位置ずれや、オペレータの視差による
位置ずれを補正するものである。本実施の形態に係るタ
ッチパネル入力装置は、表示座標と入力座標との間のず
れを補正することを主眼とするものではなく、入力座標
から最も近い位置にある対象物を抽出することを主眼と
している。したがって、本実施の形態に係る構成に加え
て、従来技術にあるようなずれ量修正手段11を例えば
入力情報通知手段7の前に設け、ずれ量を修正した後に
本実施の形態にかかる処理を行うようにすることも可能
である。
【0034】次に、本発明に係る第2の実施の形態のタ
ッチパネル入力方法、並びにタッチパネル入力装置につ
き、図面を参照して説明する。図3は、本実施の形態に
係るタッチパネル入力装置の構成ブロック図である。図
3において、ディスプレイ1、タッチパネル2、入力情
報通知手段3は、いずれも第1の実施の形態にかかるも
のと同様である。入力情報通知手段3は、タッチパネル
2で検出されたオペレータの接触位置の座標を入力座標
として入力点決定手段10へ通知する。本実施の形態に
係る入力点決定手段10は、表示情報記憶手段4、許容
値判定手段6、過去データ蓄積手段8、及び目標物候補
抽出手段9を含んでいる。この内、表示情報記憶手段4
と許容値判定手段6とは、いずれも第1の実施の形態に
かかるものと同様である。
【0035】過去データ蓄積手段8は、過去に本システ
ムで入力点決定手段10により決定された目標物の表示
座標と、実際に入力情報通知手段3から通知されたオペ
レータによる入力座標との差違を記憶、蓄積している。
また、目標物候補抽出手段9は、表示情報記憶手段4が
記憶している表示情報と入力情報通知手段3から通知さ
れた入力座標、及び上述の過去データ蓄積手段8に蓄積
されたデータとから、オペレータが接触により選択する
ことを意図した画面上の目標物候補を抽出する。許容値
判定手段6は、目標物候補抽出手段9で抽出された前記
目標物候補と、実際に入力情報通知手段3から通知され
た入力座標との距離が予め設定した許容範囲内かどうか
を判定する。前記距離が許容範囲内にあれば、入力点決
定手段7が当該目標物候補を選択された目標物であると
決定し、入力する。
【0036】以上の構成にかかるタッチパネル入力装置
を使用するタッチパネル入力方法の動作につき、図4の
フローチャートを参照して説明する。まずステップ11
で、オペレータによるタッチパネルへの入力がされ、入
力情報通知手段3から入力点決定手段10へ入力座標が
通知される。次にステップ12で、表示情報記憶手段3
が記憶している画面上に表示されている情報から、機能
ボタンなどの対象物の表示座標が求められる。目標物候
補抽出手段9は、求められた前記対象物の表示座標の中
から過去データ蓄積手段8に蓄積されている過去データ
の傾向を基に選択される確率が最も高い対象物を目標物
候補として絞り込む。
【0037】例えば、図5に示すように入力点Xと2つ
の機能ボタンA、Bとの間の距離が等しかった場合、過
去のデータから判断してオペレータが目標物の上方向を
押下する傾向が強かった場合は機能ボタンAを、目標物
の下方向を押下する傾向が強かった場合は機能ボタンB
をそれぞれ目標物候補として抽出する。あるいは、入力
点Xが機能ボタンAにより近い位置にある場合であって
も、過去のデータから判断して当該入力座標Xにおいて
は機能ボタンBが選択される傾向が強かった場合には、
機能ボタンBの方を目標物候補として抽出する。
【0038】図4に戻って、ステップ13ではステップ
12で抽出された目標物候補の座標と入力座標との距離
が予め設定した許容範囲内かどうかを許容値判定手段6
により判定する。前記距離が許容範囲内であると判定さ
れれば、ステップ14に進んで、ステップ13で決定さ
れた目標物候補をオペレータが選択した目標物であると
判断し、以降の必要な処理を実行する。目標物候補の座
標と入力座標との距離が許容範囲内でないと判定されれ
ば、ステップ16で当該入力は無効入力と判断され、何
も処理をせずに終了する。この際には、オペレータに再
度必要な入力を行うことを画面上で催促したり、警告音
を発したりすることが可能である。無効入力ではないと
判断された場合には、ステップ15で入力点と決定した
座標と入力情報通知手段3から通知された座標とのずれ
量を過去データ蓄積手段に記憶し、以降の判定に利用で
きるようにすることができる。
【0039】タッチパネル入力装置を以上のように構成
することにより、従来は画面上の機能ボタンなどの対象
物の枠内を確実にタッチしない限り必要な処理が実行さ
れなかったのに対し、本実施の形態に係るタッチパネル
入力装置によれば、オペレータの意図する目標物をより
高い確率のもとに判断することができ、作業効率を高め
ることができる。
【0040】なお、オペレータが画面上に表示された複
数の機能表示ボタンのいずれからも外れた位置をタッチ
したことにより、上述のように入力点決定手段10が確
からしいと思われる目標物を選別した折には、その目標
物にかかる処理を実行する前に、再度ディスプレー上に
当該選別された目標物がオペレータの意図した目標物で
あるかどうかを表示してオペレータがタッチパネルに再
度接触することにより確認するようにしても良い。この
場合においても、従来技術における再入力を行うよりも
はるかに効率的で、確実である。
【0041】更に、本実施の形態に係るタッチパネル入
力装置は、表示座標と入力座標とのずれを補正すること
を主眼とするものではなく、過去の傾向から選択される
確率が最も高い目標物候補を抽出することを主眼として
いる。したがって、図4の破線で示すように、本実施の
形態に係る構成に加え、従来技術にあるようなずれ量修
正手段11を例えば入力情報通知手段10の前に設け、
ずれ量を修正した後に本実施の形態に係る処理を行うよ
うにすることも可能である。また、許容値判定手段6を
設けず、目標物候補抽出手段9で抽出された対象物をオ
ペレータが選択した目標物であると判断して入力するこ
ととしても良いのは、第1の実施の形態と同様である。
【0042】なお、以上の各実施の形態においては、本
願発明の対象をタッチパネル入力方法、並びにタッチパ
ネル入力装置としている。タッチ入力機能を同様に有し
ているものの、ディスプレイ表示画面と離れて設置され
るものをタッチパネル、表示画面上に重ねて設置される
ものをタッチスクリーンとし、両者を区別して呼称され
ることもある。本明細書で使用されるタッチパネルの用
語は、この両者を含んだ概念であるものとする。
【0043】
【発明の効果】本発明にかかるタッチパネル入力方法も
しくはタッチパネル装置によれば、タッチパネルに対し
て指先などによるあいまいな入力を行ったとしても、そ
の入力点から最も近い位置にある対象物がタッチされた
と判断することができ、オペレータが確実に目的の操作
を行うことができるという効果を有する。これは画面上
に表示されている機能ボタン等が小さいときに効果が大
きく、産業用設備などの小さい画面に多くの情報を表示
することが要求される分野の入力装置として利用すると
きに特に適している。
【0044】更に本発明に係る過去データ蓄積手段を備
えた他の態様のタッチパネル入力方法もしくはタッチパ
ネル装置によれば、タッチパネルに対する入力があいま
いな位置であったとしても、過去の入力時の位置ずれ傾
向の分析結果からオペレータの意図する目標物候補を抽
出することができ、効率的かつ確実な処理ができるとい
う効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる実施の形態のタッチパネル入
力装置のブロック図である。
【図2】 図1に示すタッチパネル入力装置を使用した
タッチパネル入力方法の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】 本発明にかかる他の実施の形態のタッチパネ
ル入力装置のブロック図である。
【図4】 図3に示すタッチパネル入力装置を使用した
他のタッチパネル入力方法の流れを示すフローチャート
である。
【図5】 タッチパネル操作の状況を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1.ディスプレイ、 2.タッチパネル、 3.入力情
報通知手段、 4.表示情報記憶手段、 5.目標物候
補抽出手段、 6.許容値判定手段、 7.入力点決定
手段、 8.過去データ蓄積手段、 9.目標物候補抽
出手段、 10.入力点決定手段、 11.ずれ量補正
手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/03 G06F 3/03 380C Fターム(参考) 5B068 AA05 AA22 CC06 CD02 CD06 5B087 AA09 AB11 AC02 CC26 DE01 DE03 5E501 BA02 BA05 CA04 CB05 DA17 EA10 FA03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ画面の前面に設けられたタ
    ッチパネルに接触することにより、前記ディスプレイ画
    面上に表示された複数の対象物の中から特定の目標物を
    選択して入力するタッチパネル入力方法において、 前記タッチパネルへの接触位置が前記画面上に表示され
    た複数の対象物のいずれからも外れた位置にある場合
    に、前記接触位置に最も近い位置にある前記ディスプレ
    イ画面上の対象物が選択された目標物であると認識して
    入力することを特徴とするタッチパネル入力方法。
  2. 【請求項2】 前記接触位置から最も近い位置にある対
    象物と前記接触位置との距離が予め設定した許容範囲内
    にある場合に、当該対象物が選択された目標物であると
    認識して入力することを特徴とする、請求項1に記載さ
    れたタッチパネル入力方法。
  3. 【請求項3】 ディスプレイ画面の前面に設けられたタ
    ッチパネルに接触することにより、前記ディスプレイ画
    面上に表示された複数の対象物の中から特定の目標物を
    選択して入力するタッチパネル入力方法において、 前記タッチパネルへの接触位置が前記画面上に表示され
    た複数の対象物のいずれからも外れた位置にある場合
    に、過去の接触位置とその際の選択された目標物との位
    置関係についての蓄積されたデータを基に、過去の傾向
    から選択される確率の最も高い対象物を選択された目標
    物であると認識して入力することを特徴とするタッチパ
    ネル入力方法。
  4. 【請求項4】 前記選択される確率が最も高い対象物の
    位置と前記接触位置との距離が予め設定した許容範囲内
    にある場合に、当該対象物を選択された目標物であると
    認識して入力することを特徴とする請求項3に記載され
    たタッチパネル入力方法。
  5. 【請求項5】 前記選択された目標物であると認識され
    た対象物をディスプレイ画面上に拡大表示し、前記タッ
    チパネルへの再度の接触により確認がされた場合に当該
    目標物を入力することを特徴とする、請求項1から請求
    項4のいずれか一に記載されたタッチパネル入力方法。
  6. 【請求項6】 複数の対象物を表示可能なディスプレイ
    と、接触により当該接触位置を特定することが可能な前
    記ディスプレイ画面の前面に設けられたタッチパネルと
    から構成され、前記タッチパネルへの接触により前記デ
    ィスプレイ画面上に表示された複数の対象物の中から選
    択された目標物を認識して入力するタッチパネル入力装
    置において、 前記タッチパネルへの接触位置が前記表示された複数の
    対象物のいずれからも外れた位置にある場合に、前記複
    数の対象物の内、前記ディスプレイ画面上で前記接触位
    置に最も近い位置にある対象物を選択された目標物とし
    て認識し、入力する入力点決定手段を有することを特徴
    とするタッチパネル入力装置。
  7. 【請求項7】 前記入力点決定手段が、前記接触位置に
    最も近い位置にある対象物と前記接触位置との間の距離
    が予め設定した許容範囲内にある場合に、当該対象物を
    選択された目標物として認識する許容値判定手段を更に
    有することを特徴とする、請求項6に記載されたタッチ
    パネル入力装置。
  8. 【請求項8】 複数の対象物を表示可能なディスプレイ
    と、接触により当該接触位置を特定することが可能な前
    記ディスプレイ画面の前面に設けられたタッチパネルと
    から構成され、前記タッチパネルへの接触により前記デ
    ィスプレイ画面上に表示された複数の対象物の中から選
    択された目標物を認識して入力するタッチパネル入力装
    置において、 過去の接触位置とその際に選択された目標物との前記デ
    ィスプレイ画面上の位置関係についてのデータを蓄積す
    る過去データ蓄積手段を備え、前記タッチパネルへの接
    触位置が、前記ディスプレイ画面上に表示された複数の
    対象物のいずれからも外れた位置にある場合に、前記過
    去データ蓄積手段に蓄積された過去データを基に過去の
    傾向から選択される確率が最も高い対象物を選択された
    目標物であると認識して入力する入力点決定手段を有す
    ることを特徴とするタッチパネル入力装置。
  9. 【請求項9】 前記入力点決定手段が、前記選択される
    確率の最も高い対象物の位置と前記接触位置との距離が
    予め設定した許容範囲内にある場合に当該対象物を選択
    された目標物として認識する許容値判定手段を更に有す
    ることを特徴とする、請求項8に記載されたタッチパネ
    ル入力装置。
  10. 【請求項10】 ディスプレイと、前記ディスプレイ画
    面の前面に設けられたタッチパネルとを含み、前記ディ
    スプレイ画面上に表示された複数の対象物の中から前記
    タッチパネルに接触して目標となる対象物である目標物
    を選択し、入力するタッチパネル入力装置において、 前記ディスプレイ画面上に表示している情報を記憶する
    表示情報記憶手段と、 前記タッチパネルから入力座標を通知する入力情報通知
    手段と、 前記表示情報記憶手段が記憶している表示情報と前記入
    力情報通知手段から通知された入力座標とから、オペレ
    ータが選択することを意図した画面上の目標物の候補を
    抽出する目標物候補抽出手段と、 前記表示情報記憶手段と前記目標物候補抽出手段とを含
    む入力点決定手段と、を有し、 前記目標物候補抽出手段が、前記複数の対象物の内、前
    記ディスプレイ画面上で前記接触位置に最も近い位置に
    ある対象物を選択された目標物の候補として抽出し、前
    記入力点決定手段が、前記目標物候補抽出手段により抽
    出された前記目標物の候補を選択された目標物と認識し
    て入力することを特徴とするタッチパネル入力装置。
  11. 【請求項11】 前記入力点決定手段が、前記接触位置
    に最も近い位置にある対象物と前記接触位置との距離が
    予め設定した許容範囲内にあるか否かを判定する許容値
    判定手段を更に有し、前記許容値判定手段により前記距
    離が許容範囲内にあると判定された場合に、前記入力点
    決定手段が当該対象物を選択された目標物として認識す
    ることを特徴とする、請求項10に記載されたタッチパ
    ネル入力装置。
  12. 【請求項12】 前記入力点決定手段が、過去において
    前記入力情報通知手段から通知された入力位置と該入力
    点決定手段によって認識された目標物の位置との差違を
    記憶、蓄積しておく過去データ記憶手段を更に有し、前
    記目標物候補抽出手段が前記過去データ記憶手段の蓄積
    データを基に過去の傾向から選択される確率の最も高い
    対象物を選択された目標物の候補として抽出し、前記入
    力点決定手段が、前記目標物候補抽出手段により抽出さ
    れた前記目標物の候補を選択された目標物であると認識
    して入力することを特徴とする、請求項10に記載され
    たタッチパネル入力装置。
  13. 【請求項13】 前記入力点決定手段が、前記選択され
    る確率の最も高い対象物と前記接触位置との距離が予め
    設定した許容範囲内にあるか否かを判定する許容値判定
    手段を更に有し、前記許容値判定手段により前記距離が
    許容範囲内にあると判定された場合に、前記入力点決定
    手段が当該対象物を選択された目標物として認識するこ
    とを特徴とする、請求項12に記載されたタッチパネル
    入力装置。
  14. 【請求項14】 前記過去データ記憶手段が、前記目標
    物が認識されて入力される際、前記入力情報通知手段か
    ら通知された入力位置と前記入力点決定手段によって認
    識された目標物の位置との差違を新たなデータとして記
    憶、蓄積することを特徴とする、請求項12に記載され
    たタッチパネル入力装置。
  15. 【請求項15】 前記ディスプレイ画面上に表示された
    複数の対象物の位置と前記タッチパネルへの接触位置と
    のずれ量、もしくはオペレータの視差による前記対象物
    の位置とタッチパネルへの接触位置とのずれ量を補正す
    るずれ量補正手段を更に含むことを特徴とする、請求項
    6から請求項14のいずれか一に記載されたタッチパネ
    ル入力装置。
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