JP2003065128A - 電磁式アクチュエータ駆動装置 - Google Patents
電磁式アクチュエータ駆動装置Info
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- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
作間隔の短い連続動作を可能とし、かつインジェクタを
正常/異常とする信号を的確に出力すること。 【解決手段】 インジェクタ110を流れる電流値に相
当する抵抗R1 を流れる電流がピーク電流値(Vref に
相当)に到達すると、コンパレータ21からの出力によ
るスイッチング素子SW5 の「ON」に伴うスイッチン
グ素子SW2 の「OFF」によりエネルギ蓄積用コンデ
ンサC1 からインジェクタ110への放電が停止され
る。このとき、IJf信号が反転されることでインジェ
クタ110が正常と分かり、かつエネルギ蓄積用コンデ
ンサC1 に電荷が残っており次回の充電時間を短くでき
るため、噴射間隔が短く複数回に分けた噴射供給が可能
となる。一方、インジェクタ110を流れる電流がピー
ク電流値に到達しないときには、IJf信号が反転せず
インジェクタ110が異常であると分かる。
Description
ータ駆動装置に関し、例えば、インジェクタ(燃料噴射
弁)等の駆動に利用することができる。 【0002】 【従来の技術】従来、エネルギ蓄積用コンデンサに蓄積
された高電圧な充電エネルギの放電を利用して電磁式ア
クチュエータとして例えば、インジェクタに対する初期
駆動を行う電磁式アクチュエータ駆動装置が知られてい
る。このインジェクタの初期駆動に際しては、エネルギ
蓄積用コンデンサに蓄積された全電荷を放電したのち再
び充電するというコンデンサ充放電制御が一般的であっ
た。 【0003】前述のインジェクタの駆動状況(正常/異
常)は、インジェクタを駆動制御するインジェクタ駆動
装置(Electric Driver Unit;以下、単に『EDU』と
記す)からのIJf信号(フェイル信号)の状態によっ
て知ることができる。即ち、このIJf信号は、インジ
ェクタのソレノイドコイルに流れる電流がその立上がり
途中で異常判定のための閾値電流を越えると反転するこ
とで、インジェクタが正常に駆動されていることが分か
るのである。 【0004】ここで、インジェクタの内部インピーダン
スが元来、大きいものでは、インジェクタのソレノイド
コイルに何らかの異常、例えば、リークが生じて内部イ
ンピーダンスが多少、小さくなったとしても、インジェ
クタのソレノイドコイルを流れる電流が閾値電流を越え
て流れることがない。つまり、このものでは、異常が起
こったときにIJf信号が反転することがないため、所
定のタイミングにおけるIJf信号によれば、インジェ
クタの駆動状況(正常/異常)を的確に知ることができ
るのである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】近年、内燃機関の排気
浄化を向上するため、インジェクタからの燃料噴射量を
複数回に分け噴射間隔を短くして噴射供給することが求
められている。これに対処するため、インジェクタは内
部インピーダンスの小さなものが採用される傾向にあ
る。つまり、この内部インピーダンスの小さなインジェ
クタを用いることで、インジェクタの初期駆動のために
必要なエネルギを少なくでき、大容量のエネルギ蓄積用
コンデンサの採用と相まって噴射間隔の短い連続した噴
射にも対応できるのである。 【0006】ところが、前述のものでは、インジェクタ
の内部インピーダンスが小さくなることで、インジェク
タを流れる電流に正常時と異常時とで差がなくなり、閾
値電流に基づく正常/異常判定が困難となっている。ま
た、エネルギ蓄積用コンデンサは蓄積された全電荷を一
度に放電しているため、放電後の充電時間がかかり放電
間隔に制約が生じ連続する複数回の放電が難しいという
不具合があった。 【0007】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、電磁式アクチュエータの動作
間隔の短い連続した動作を可能とし、かつ電磁式アクチ
ュエータを流れる電流値の所定電流値への到達状況に応
じて電磁式アクチュエータが正常/異常とする信号を的
確に出力可能な電磁式アクチュエータ駆動装置の提供を
課題としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の電磁式アクチュ
エータ駆動装置によれば、制御回路による昇圧スイッチ
ング回路の駆動により蓄積されたエネルギ蓄積用コンデ
ンサの放電による電磁式アクチュエータを流れる電流値
が電流検出手段で検出され、この電流値と電磁式アクチ
ュエータを初期駆動するための所定電流値とが比較判定
手段で比較判定される。この比較判定手段で電流値が所
定電流値に到達したと判定されたときには、放電停止手
段によってエネルギ蓄積用コンデンサから電磁式アクチ
ュエータへの放電が停止され、信号出力手段から電磁式
アクチュエータを正常とする信号が出力される。これに
より、次回の充電時間が短くて済み、結果として、電磁
式アクチュエータに対する動作間隔の短い連続した動作
が可能となる。一方、比較判定手段で電流値が所定電流
値に到達しないと判定されたときには、信号出力手段か
ら電磁式アクチュエータを異常とする信号が出力され
る。これにより、電磁式アクチュエータの内部インピー
ダンスに影響されず、的確に正常/異常の判定が可能と
なる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。 【0010】図1は本発明の実施の形態の一実施例にか
かる電磁式アクチュエータ駆動装置が適用されたEDU
(インジェクタ駆動装置)の電気的構成を示す回路図で
ある。 【0011】図1において、EDU100には、図示し
ない内燃機関を構成する複数の気筒に対して燃料噴射を
実施するインジェクタ(電磁式アクチュエータ)110
(図には便宜上、1つからなる構成を示す)が接続さ
れ、バッテリBATからの直流電源であるバッテリ電源
+Bが入力され、また、図示しない周知のECU(Elec
tronic Control Unit:電子制御ユニット)からインジェ
クタ110による燃料噴射のための駆動信号であるIJ
t信号が入力されている。そして、EDU100からE
CUに対してインジェクタ110の駆動状況(正常/異
常)を表わすフェイル信号であるIJf信号が出力され
る。なお、本実施例では、後述するように、所定のタイ
ミングにおけるIJf信号が「Hi(ハイ)」状態とな
っておれば、インジェクタ110の駆動状況が正常で適
切な燃料噴射量が内燃機関(図示略)に噴射供給された
とECUによって判定することができる。 【0012】EDU100内において、バッテリ電源+
BはコイルL1 の一端に接続され、コイルL1 の他端は
昇圧スイッチング回路を形成するトランジスタ(MOS
FET)からなるスイッチング素子SW1 を介してグラ
ンドに接続されている。このスイッチング素子SW1 の
ゲート側は後述の制御回路10に接続されている。ま
た、コイルL1 の他端は逆流防止用ダイオードD1 を介
してエネルギ蓄積用コンデンサC1 に接続されている。 【0013】このエネルギ蓄積用コンデンサC1 の充電
エネルギが、トランジスタ(MOSFET)からなるス
イッチング素子SW2 を介してインジェクタ110のソ
レノイドコイル111の一端に与えられる。このスイッ
チング素子SW2 のゲート側は後述の制御回路10に接
続されている。 【0014】更に、コイルL1 、逆流防止用ダイオード
D1 及びスイッチング素子SW2 と並列にトランジスタ
(MOSFET)からなるスイッチング素子SW3 及び
逆流防止用ダイオードD2 が接続されている。このスイ
ッチング素子SW3 のゲート側は後述の制御回路10に
接続されている。なお、ダイオードD3 は電流還流用ダ
イオードである。また、インジェクタ110のソレノイ
ドコイル111の他端は、トランジスタ(MOSFE
T)からなるスイッチング素子SW4 及び抵抗R1 を介
してグランドに接続されている。このスイッチング素子
SW4 のゲート側は後述の制御回路10に接続されてい
る。 【0015】EDU100の制御回路10は主として、
図示しないDC−DCコンバータを含む充電回路及び定
電圧回路等からなり、EDU100に入力されるバッテ
リ電源+B、IJt信号を受け、駆動信号10を出力す
ることでスイッチング素子SW1 ,SW2 ,SW3 ,S
W4 がON/OFF制御される。 【0016】また、スイッチング素子SW4 と抵抗R1
との間が制御回路10に接続され、かつコンパレータ2
1の非反転(+)入力端子側に接続されている。一方、
コンパレータ21の反転(−)入力端子側には制御回路
10からの所定電圧が抵抗R2 ,R3 で分圧された比較
電圧Vref が入力されている。この比較電圧Vref はイ
ンジェクタ110のソレノイドコイル111が正常であ
るときに流れると想定される好適な電流値に相当するよ
う予め設定されている。 【0017】そして、コンパレータ21の出力端子側は
抵抗R4 を介して制御回路10と抵抗R2 との間に接続
され、かつトランジスタからなるスイッチング素子SW
5 のベース側に接続されると共に、フリップフロップ回
路22のS(セット)端子側に接続されている。このス
イッチング素子SW5 のコレクタ側は、スイッチング素
子SW2 のゲート側を駆動してスイッチング素子SW2
をON/OFF制御する制御回路10からの信号線に接
続されている。なお、コンパレータ21の出力端子側と
反転(−)入力端子側との間に並列に接続されている抵
抗R5 による帰還作用によって、コンパレータ21はヒ
ステリシス特性を有したものとなっている。 【0018】更に、フリップフロップ回路22のR(リ
セット)端子側は制御回路10に接続されている。この
フリップフロップ回路22のQ(出力)端子側は駆動回
路23を介してIJf端子に接続されている。 【0019】次に、図1及び図2を参照し、その動作に
ついて説明する。ここで、図2は図1における各種信号
等の遷移状態を示すタイムチャートである。 【0020】図1及び図2において、図示しないイグニ
ッションスイッチが「ON」状態で、EDU100にバ
ッテリBATからバッテリ電源+Bが供給状態となる。
すると、EDU100内の制御回路10によって、DC
−DCコンバータ(図示略)からの出力電圧によるスイ
ッチング素子SW1 のON/OFF制御が繰返され、コ
イルL1 に発生する自己誘導エネルギでダイオードD1
を介してエネルギ蓄積用コンデンサC1 が充電開始され
る(図2の時刻t1 )。そして、制御回路10によるス
イッチング素子SW1 のON/OFF制御によって、エ
ネルギ蓄積用コンデンサC1 の両端電圧VC1〔V〕が所
望の高電圧である所定電圧となるまで昇圧される(図2
の時刻t2 )。 【0021】次に、ECU側からのIJt信号が「Lo
(ロー)」から「Hi」と立上がると、制御回路10に
よってスイッチング素子SW2 ,SW3 ,SW4 が「O
N」とされる(図2の時刻t2 )。すると、まず、エネ
ルギ蓄積用コンデンサC1 からの充電エネルギに基づく
電流が、スイッチング素子SW2 を介してインジェクタ
110のソレノイドコイル111、更に、スイッチング
素子SW4 を介して抵抗R1 を通って流れることとな
る。この抵抗R1 を流れる電流IR1は、図2に示すよう
に時刻t2 から徐々に増大される。 【0022】そして、抵抗R1 を流れる電流IR1に基づ
くコンパレータ21の非反転(+)入力端子側の電圧
が、コンパレータ21の反転(−)入力端子側に入力さ
れている比較電圧Vref に等しくなると、コンパレータ
21の出力端子側からの出力電圧によってスイッチング
素子SW5 が「OFF」から「ON」とされる(図2の
時刻t3 )。このとき、インジェクタ110はソレノイ
ドコイル111を流れる大電流によって開弁駆動され、
周知の燃料噴射が開始される。この際、抵抗R1を流れ
る電流IR1がインジェクタ110を初期駆動するための
所定電流値としてのピーク電流値Ip となる。 【0023】すると、スイッチング素子SW2 が「OF
F」とされエネルギ蓄積用コンデンサC1 からの放電が
停止され、同時に、制御回路10によってスイッチング
素子SW3 が一旦「OFF」とされる(図2の時刻t3
)。これにより、抵抗R1 を流れる電流IR1が少なく
なり所定電流まで下降すると(図2の時刻t4 )、制御
回路10によってスイッチング素子SW3 によるON/
OFF制御が開始されインジェクタ110のソレノイド
コイル111にバッテリ電源+Bに基づく所定電流が流
され、インジェクタ110の開弁状態が保持される。こ
のとき、スイッチング素子SW5 は「ON」から「OF
F」に戻される。 【0024】同時に、制御回路10によってスイッチン
グ素子SW1 によるON/OFF制御が再開され、エネ
ルギ蓄積用コンデンサC1 の両端電圧VC1が所定電圧と
なるまで再び充電開始される(図2の時刻t4 )。そし
て、インジェクタ110からの今回の燃料噴射量に見合
う燃料噴射時間が終了すると(図2の時刻t5 )、EC
U側からのIJt信号が「Hi」から「Lo」と立下が
る。すると、制御回路10によってスイッチング素子S
W3 が「OFF」及びスイッチング素子SW4が「OF
F」とされ(図2の時刻t5 )、インジェクタ110の
ソレノイドコイル111に流れる所定電流(抵抗R1 を
流れる電流に相当)が停止される。なお、エネルギ蓄積
用コンデンサC1 の両端電圧VC1は、遅くとも時刻t5
までに、一旦、低下した電圧から所定電圧まで昇圧され
る。 【0025】ここで、インジェクタ110のソレノイド
コイル111に流れる電流IR1が、上述のように、予め
設定された電流であるピーク電流Ip に到達したときに
は、インジェクタ110から適切な燃料噴射量が内燃機
関(図示略)に噴射供給されたとして、コンパレータ2
1の出力端子側からの出力電圧がフリップフロップ回路
22のS端子に入力される。このため、フリップフロッ
プ回路22のQ端子側から電流増幅用の駆動回路23を
介してIJf端子にIJf信号の「Hi」が出力される
(図2の時刻t3 〜時刻t5 )。 【0026】なお、フリップフロップ回路22のQ端子
側からの出力状態は、IJt信号の「Hi」から「L
o」への立下がりと同時にスイッチング素子SW3 が
「OFF」とされ、インジェクタ110のソレノイドコ
イル111に流れる電流IR1が「0(零)」となった時
点(図2の時刻t5 )で、制御回路10からフリップフ
ロップ回路22のR端子側へ出力される信号によってリ
セットされ「Lo」に反転される。したがって、ECU
はEDU100に対するIJt信号を「Lo」から「H
i」とした所定時間後、EDU100からのIJf信号
が「Hi」状態となっておれば、インジェクタ110か
ら適切な燃料噴射量が噴射供給されたと判定することが
できる。 【0027】このように、本実施例の電磁式アクチュエ
ータ駆動装置としてのEDU(インジェクタ駆動装置)
100は、直流電源としてのバッテリ電源+Bと、バッ
テリ電源+Bに一端が接続されたコイルL1 と、コイル
L1 の他端に接続されたスイッチング素子SW1 、制御
回路10等にて構成される昇圧スイッチング回路と、こ
の昇圧スイッチング回路に逆流防止用ダイオードD1 を
介して並列に接続され、電磁式アクチュエータとしての
インジェクタ110に供給するエネルギを蓄積するエネ
ルギ蓄積用コンデンサC1 と、エネルギ蓄積用コンデン
サC1 の放電によるインジェクタ110を流れる電流値
を抵抗R1 を流れる電流IR1として検出する電流検出手
段と、この電流検出手段で検出される電流IR1とインジ
ェクタ110を初期駆動するための所定電流値として所
定電圧が抵抗R2 ,R3 で分圧された比較電圧Vref に
相当するピーク電流値Ip とを比較判定する制御回路1
0、コンパレータ21、抵抗R5 等からなる比較判定手
段と、比較判定手段で電流IR1がピーク電流値Ip に到
達したと判定されたときには、エネルギ蓄積用コンデン
サC1 からインジェクタ110への放電を停止するスイ
ッチング素子SW2,SW5 からなる放電停止手段と、
この放電停止手段でインジェクタ110への放電が停止
されたときには、インジェクタ110を正常とするIJ
f信号を出力すると共に、比較判定手段で電流IR1がピ
ーク電流値Ip に到達しないと判定されたときには、イ
ンジェクタ110を異常とするIJf信号を出力する制
御回路10、フリップフロップ回路22、駆動回路23
等からなる信号出力手段とを具備するものである。 【0028】つまり、制御回路10による昇圧スイッチ
ング回路の駆動により蓄積されたエネルギ蓄積用コンデ
ンサC1 からのエネルギが、スイッチング素子SW2 の
「ON」でインジェクタ110に供給される。そして、
インジェクタ110を流れる電流値に相当する抵抗R1
を流れる電流IR1がピーク電流値Ip (Vref に相当)
に到達すると、コンパレータ21からの出力によるスイ
ッチング素子SW5 の「OFF」から「ON」に伴うス
イッチング素子SW2 の「ON」から「OFF」によっ
て、エネルギ蓄積用コンデンサC1 からインジェクタ1
10への放電が停止される。このときには、コンパレー
タ21からの出力によってフリップフロップ回路22、
駆動回路23を介してIJf信号が反転されることでイ
ンジェクタ110が正常であるとされ、かつエネルギ蓄
積用コンデンサC1 に電荷が残っているため、次回の充
電時間が短くて済み、結果として、インジェクタ110
からの燃料噴射量を噴射間隔を短くし複数回に分け噴射
供給することが可能となる。一方、インジェクタ110
を流れる電流IR1がピーク電流値Ip に到達しないとき
にはコンパレータ21からの出力がなくIJf信号が反
転されないためインジェクタ110が異常であると分か
る。これにより、インジェクタ110の内部インピーダ
ンスに影響されず、的確に正常/異常の判定が可能とな
る。 【0029】ところで、上記実施例では、1つのインジ
ェクタに対するエネルギ蓄積用コンデンサの充放電制御
について説明したが、本発明を実施する場合には、これ
に限定されるものではなく、内燃機関が多気筒である場
合にも各気筒のインジェクタに対するエネルギ蓄積用コ
ンデンサについて同様に充放電制御することができる。
なお、この場合には、各気筒のインジェクタに対する各
IJt信号の入力に対処する必要があるため、従来の充
放電制御回路では増えた気筒数に対してかなりの素子が
増加することとなるが、本発明によれば、増えたインジ
ェクタのソレノイドコイルを制御するためには、図1に
示すスイッチング素子SW4 及び抵抗R1 に相当する素
子だけを追加すればよく、最小限の増加に抑えることが
できる。
る電磁式アクチュエータ駆動装置が適用されたEDUの
電気的構成を示す回路図である。 【図2】 図2は図1における各種信号等の遷移状態を
示すタイムチャートである。 【符号の説明】 10 制御回路 21 コンパレータ 22 フリップフロップ回路 100 EDU(インジェクタ駆動装置) R1,R2,R3 抵抗 SW1 〜SW5 スイッチング素子
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 直流電源と、 前記直流電源に一端が接続されたコイルと、 前記コイルの他端に接続された昇圧スイッチング回路
と、 前記昇圧スイッチング回路に逆流防止用ダイオードを介
して並列に接続され、電磁式アクチュエータに供給する
エネルギを蓄積するエネルギ蓄積用コンデンサと、 前記エネルギ蓄積用コンデンサの放電による前記電磁式
アクチュエータを流れる電流値を検出する電流検出手段
と、 前記電流検出手段で検出される前記電流値と前記電磁式
アクチュエータを初期駆動するための所定電流値とを比
較判定する比較判定手段と、 前記比較判定手段で前記電流値が前記所定電流値に到達
したと判定されたときには、前記エネルギ蓄積用コンデ
ンサから前記電磁式アクチュエータへの放電を停止する
放電停止手段と、 前記放電停止手段で前記電磁式アクチュエータへの放電
が停止されたときには、前記電磁式アクチュエータを正
常とする信号を出力すると共に、前記比較判定手段で前
記電流値が前記所定電流値に到達しないと判定されたと
きには、前記電磁式アクチュエータを異常とする信号を
出力する信号出力手段とを具備することを特徴とする電
磁式アクチュエータ駆動装置。
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-
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