JP2003062690A - ロボットによる複合作業方法 - Google Patents

ロボットによる複合作業方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶接ステーションで溶接ロボットにより仮付け
溶接して組立てた自動車用ルーフ等の製品Wをハンドリ
ングロボット5のハンド50に取り付けた製品用保持具
52で把持して溶接ステーションから持ち上げ、製品W
に溶接ロボットによる増打ち溶接を施す方法において、
増打ち溶接時に製品Wにルーフレール用スタッドボルト
等の部品WBも溶接できるようにする。 【解決手段】ハンド50に部品用保持具53も取り付
け、該保持具に部品WBを保持させた状態で溶接ロボッ
トにより製品Wに部品WBを溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、溶接ステーション
で複数のワークを溶接ロボットにより仮付け溶接して組
立てた製品に前記ワークとは別の部品を溶接すると共
に、製品に増打ち溶接を施すロボットによる複合作業方
法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、複数のワークから成る製品の組立
方法として、溶接ステーションでこれらワークを溶接ロ
ボットにより仮付け溶接し、次にハンドリングロボット
により溶接ステーション上の仮付け溶接済みの製品を溶
接ステーションから持ち上げ、この状態で前記溶接ロボ
ットにより製品の増打ち溶接を行った後、ハンドリング
ロボットにより製品の払い出しを行うようにしたものが
知られている。 【0003】また、製品に前記ワークとは別の部品を溶
接する場合、従来は、前記溶接ステーションの下流側に
部品用の溶接ステーションを配置し、部品用のハンドリ
ングロボットにより製品に部品をセットしてその溶接を
行っている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来例のもので
は、部品用の溶接ステーションを配置するためスペース
を広く必要とし、また、部品用のハンドリングロボット
や溶接ロボットが必要になって、設備費が高くなる不具
合がある。 【0005】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、単
一の溶接ステーションで製品の仮付け及び増打ち溶接と
製品に対する部品の溶接とを行い得られるようにして、
省スペース化とコストダウンとを図れるようにしたロボ
ットによる複合作業方法を提供することを課題としてい
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、溶接ステーションで複数のワークを溶接ロ
ボットにより仮付け溶接して組立てた製品に前記ワーク
とは別の部品を溶接すると共に、製品に増打ち溶接を施
す方法において、製品用の保持具と部品用の保持具とを
具備するロボットハンドを取り付けたハンドリングロボ
ットを用い、所定の部品受渡し位置に供給された部品を
部品用の保持具に保持させてハンドリングロボットの動
作により溶接ステーション上の仮付け溶接済みの製品に
セットした後、製品を製品用の保持具に保持させてハン
ドリングロボットの動作により溶接ステーションから持
ち上げ、この状態で前記溶接ロボットにより製品に部品
を溶接すると共に製品の増打ち溶接を行い、溶接後ハン
ドリングロボットの動作により製品の払い出しを行うよ
うにしている。 【0007】本発明によれば、部品用の溶接ステーショ
ンが不要になって省スペース化を図れると共に、製品用
のハンドリングロボットにより製品に対する部品のセッ
ト作業と、製品用の溶接ロボットにより製品に対する部
品の溶接作業とを行うことができ、コストダウンを図れ
る。 【0008】 【発明の実施の形態】図1は、自動車のルーフWをアウ
タパネルWOに各種インナ部材WIを結合して組立てる
ルーフ組立装置を示している。尚、ルーフWの左右各側
の側縁部には、図16に示す如く、ルーフレールやルー
フモール用クリップを固定するためのスタッドボルトW
Bが複数取り付けられている。 【0009】ルーフ組立装置は、インナセットステーシ
ョンST1と、溶接ステーションST2と、アウタ投入
ステーションST3と、シーリングステーションST4
と、ボルト投入ステーションST5を備えている。そし
て、インナセットステーションST1と溶接ステーショ
ンST2との間に往復動自在なセット治具1上にインナ
セットステーションST1において各種インナ部材WI
をセットすると共に、アウタ投入ステーションST3に
投入されたアウタパネルWOを第1ハンドリングロボッ
ト2によりシーリングステーションST4に搬送して、
アウタパネルWOに複数のシーリングロボット3でシー
リング剤を塗布し、次に、溶接ステーションST2に往
動されたセット治具1上に第1ハンドリングロボット2
によりアウタパネルWOをインナ部材WIに重ねた状態
でセットして、複数の溶接ロボット4によりアウタパネ
ルWOにインナ部材WIを仮付け溶接し、このようにし
て組立てられたルーフWの左右両側縁部に、ボルト投入
ステーションST5に投入された左右2組のスタッドボ
ルトWBを第2ハンドリングロボット5によりセット
し、この状態で第2ハンドリングロボット5によりルー
フWを溶接ステーションST2から持ち上げて、前記溶
接ロボット4によりスタッドボルトWBをルーフWに溶
接すると共にルーフWに増打ち溶接を施し、溶接後ルー
フWを第2ハンドリングロボット5により図外の搬送装
置に払い出す。 【0010】アウタパネルWOは台車6によってアウタ
投入ステーションST3に投入される。台車6は、図
2、図4に示す如く、上下複数段の棚部6aを備えてお
り、各棚部6aに数枚のアウタパネルWOを積層状態で
収納し得るようにしている。各棚部6aは、アウタパネ
ルWOをその前後両端部で横方向に引き出し自在に支持
するように構成されている。 【0011】また、アウタ投入ステーションST3の横
方向一側には、台車6から引き出されたアウタパネルW
Oを支持する支持台装置7が設けられている。支持台装
置7は、図2乃至図4に示す如く、前後1対の支柱枠7
0,70間に昇降自在に支持させた台枠71を備えてお
り、台枠71上にアウタパネルWOの前端部を支持する
ワーク受け72と、アウタパネルWOの後端部を支持す
るワーク受け73とを設け、各ワーク受け72,73に
アウタパネルWOの前後の各端縁に当接するガイド72
a,73aと、アウタパネルWOの引き出し方向の側縁
に当接してアウタパネルWOの引き出し位置を規制する
ストッパ72b,73bとを取付けて、両ワーク受け7
2,73によりアウタパネルWOを位置決めして支持し
得るようにしている。また、各ワーク受け72,73を
シリンダ72c,73cによりガイドレール72d,7
3dに沿って横方向に進退自在とし、台枠71の昇降時
は台車6の棚部6aに各ワーク受け72,73が干渉し
ないように各ワーク受け72,73を横方向外方に退去
させる。更に、長さの異なる複数機種のアウタパネルW
Oに対処し得るよう、ワーク受け73を、台枠71に対
しロッドレスシリンダ73eによりガイドレール73f
に沿って前後方向に位置調整されるスライダ73g上に
設けている。尚、台車6は機種に応じた専用品になって
いる。 【0012】台枠71は、各支持枠70に立設したロッ
ドレスシリンダ71aにより各支持枠70に固定のガイ
ドレール71bに沿って昇降される。また、台枠71の
下面に前後方向に長手の同期シャフト71cを軸支し、
同期シャフト71cの両端に前後の支柱枠70,70に
取付けたラック71d,71dに噛合するピニオン71
e,71eを固定し、台枠71の前後両端が同期して昇
降されるようにしている。そして、台枠71をワーク受
け72,73が台車6の棚部6aと同レベルになる位置
で停止させ、次に、この棚部6aに収納されている積層
状態のアウタパネルWOを第1ハンドリングロボット2
により台車6から引き出してワーク受け72,73上に
載置し、その後第1ハンドリングロボット2によりアウ
タパネルWOを上側のものから1枚ずつ取上げ、シーリ
ングステーションST4を経由して作業ステーションた
る溶接ステーションST2に移載する。 【0013】第1ハンドリングロボット2の動作端たる
手首2aの先端にはアウタパネルWOを保持可能なロボ
ットハンド20が搭載されている。ロボットハンド20
は、図5及び図6に示す如く、アウタパネルWOの長手
方向に長手のハンド本体21に取付けた複数の吸着パッ
ド22と、ハンド本体21の両側部に夫々揺動自在に枢
着した複数の落下防止アーム23とを備えており、これ
ら吸着パッド22でアウタパネルWOを吸着保持し、ア
ウタパネルWOを取り上げた状態で落下防止アーム23
を横方向内方に揺動させて、アウタパネルWOがハンド
治具20から落下することを防止できるようにしてい
る。ハンド本体21の各側部の複数の落下防止アーム2
3は、ハンド本体21に軸支した同期シャフト23aに
夫々リンク23bを介して連結されており、同期シャフ
ト23aを駆動する単一のシリンダ23cにより複数の
落下防止アーム23が同期して揺動される。尚、吸着パ
ッド22は複数機種のアウタパネルWOに対応できるよ
うに配置されている。 【0014】また、ロボットハンド20には、ハンド本
体21の一端部外方に突出するアーム部24が設けられ
ている。アーム部24は、側面視略L字状の1対のアー
ム片24a,24aと、両アーム片24a,24aの先
端間に横設したクロスバー24bとで構成されている。
そして、アーム部24をハンド本体21の一端部に両ア
ーム片24a,24aの基端間に横設したシャフト24
cを介して揺動自在に軸支し、シリンダ24dによりア
ーム部24を図5に実線で示す突出位置から仮想線で示
す収納位置に揺動し得るようにしている。台車6の棚部
6aからのアウタパネルWOの引き出しに際しては、ロ
ボットハンド20を、ハンド本体21の一端部が台車6
側を向く姿勢にして、支持台装置7の台枠71のワーク
受け72,73間に位置させ、アーム部24を突出位置
に揺動させた状態でロボットハンド20を第1ハンドリ
ングロボット2の動作により横方向に移動して、図7に
示す如く、今回の引き出し作業対象となる棚部6aに支
持されている積層状態のアウタパネルの最下側のアウタ
パネルWOにアーム部24を引っ掛け、この棚部から積
層状態のアウタパネルWOをワーク受け72,73上に
引き出す。その後、ワーク受け72,73上の積層状態
のアウタパネルWOを上側のものから1枚ずつロボット
ハンド20で保持し、シーリングステーションST4を
経由して溶接ステーションST2に移載するが、この移
載作業に際してはアーム部24を収納位置に揺動させ、
アーム部24がセット治具1上のクランプ部材等の他の
機器に干渉しないようにする。 【0015】第2ハンドリングロボット5の動作端たる
手首5aの先端には製品たるルーフWと部品たるスタッ
ドボルトWBとを保持可能なロボットハンド50が取り
付けられている。ロボットハンド50は、図8及び図9
に示す如く、ハンド本体51の各側部に製品用、即ち、
ルーフ用の保持具52と、部品用、即ち、スタッドボル
ト用の保持具53とを夫々複数個備えている。ルーフ用
保持具52はルーフWの側縁部を把持するクランプ部材
で構成されている。また、スタッドボルト用保持具53
は、図10乃至図12に示す如く、シリンダ53aで開
閉される一対のクランプアーム53b,53bによって
スタッドボルトWBを把持するクランプ部材で構成され
ている。そして、ハンド本体51の側部に固定のブラッ
ケト53cにシリンダ53dを立設し、このシリンダ5
3dで上下動される可動ブラッケト53eにスタッドボ
ルト用保持具53と、スタッドボルトWBの存在を確認
する近接スイッチ53fとを取り付けている。尚、スタ
ッドボルトWBはルーフWの側縁部の複数箇所に夫々前
後1対に取り付けられるため、ハンド本体51の側部の
複数箇所にスタッドボルト用保持具53を夫々前後1対
に設けている。クランプアーム53bは、溶接時に飛散
するスパッタが付着し難い銅系材料、例えば、ベリリウ
ムを含有する銅合金で形成され、硬度アップのため熱処
理を施している。また、スタッドボルトWBの下端には
座板WBaが固着されており、ルーフWの側縁部に座板
WBaにおいてスタッドボルトWBを溶接する。 【0016】ボルト投入ステーションST5には、スタ
ッドボルト用の組付装置たる第2ハンドリングロボット
5に左右2組のスタッドボルトWBを供給するボルト供
給装置8が配置されている。ボルト供給装置8は、図1
3乃至図15に示す如く、基台80に回転自在に支持し
たターンテーブル81上に、第1と第2の1対の治具8
1、822をターンテーブル81の回転軸線に直交する
所定の方向(X軸方向)に離間させて一対に配置し、両治
具821、822の一方と他方とをターンテーブル81の
周囲一側のセット位置ST5aと他側の受渡し位置ST
5bとにターンテーブル81の回転で交互に反転自在と
し、セット位置ST5aに存する一方の治具に左右2組
のスタッドボルトWBをセットし、受渡し位置ST5b
に存する他方の治具から第2ハンドリングロボット5に
左右2組のスタッドボルトWBを受渡すように構成され
ている。 【0017】ターンテーブル81は略方形の枠体で構成
され、その中央部下面に内外2重の筒部81a、81b
を垂設して、基台80上のベアリング80aにターンテ
ーブル81を外側の筒部81aにおいて回転自在に支持
し、また、基台80にガイドレール80bを介して支持
されてシリンダ83aにより駆動される可動ラック83
を内側の筒部81bの下端外周に固定したギヤ81cに
噛合させ、ターンテーブル81を180度正逆転し得る
ようにしている。 【0018】各治具821、822は、左右一方の組のス
タッドボルトWBを支持する固定治具部84と、固定治
具部84に対しX軸方向内側でX軸方向に移動自在であ
って、左右他方の組のスタッドボルトWBを支持する可
動治具部85とで構成されている。これら各治具部8
4、85は、X軸方向に直交するY軸方向に長手の汎用
フレーム840、850にボルト支持部841a、85
1aを有する2本の専用治具体841、851を取り付
けて成るもので、専用治具体841、851をその中間
部に係合するピン部材842、852と端部に係合する
爪部材843、853とで汎用フレーム840、850
に着脱自在とし、機種変更で左右各組のスタッドボルト
WBの前後の間隔が変わったときに専用治具体841、
851を交換できるようにしている。そして、第1と第
2の両治具821、822 の固定治具部84、84をそ
の汎用フレーム840、840においてターンテーブル
81のX軸方向一端と他端とに固定し、両治具821
822 の可動治具部85、85をその汎用フレーム85
0、850においてターンテーブル81上に設けた共通
の可動枠86に固定している。 【0019】可動枠86は、ターンテーブル81に設け
たロッドレスシリンダ86aによりターンテーブル81
のY軸方向両側のガイドレール86bに沿ってX軸方向
に移動される。そして、第1治具821 がセット位置S
T5aに存するときは、可動枠86をターンテーブル8
1に取り付けたストッパー86cで規制される第1治具
821 側のストローク端位置に移動させて、受渡し位置
ST5bに存する第2治具822の固定治具部84と可
動治具部85の間隔を広く、第1治具821の固定治具
部84と可動治具部85の間隔を狭くし、第2治具82
2 がセット位置ST5aに存するときは、可動枠86を
ターンテーブル81に取り付けたストッパー86dで規
制される第2治具822 側のストローク端位置に移動さ
せて、受渡し位置ST5bに存する第1治具821の固
定治具部84と可動治具部85の間隔を広く、第2治具
822の固定治具部84と可動治具部85の間隔を狭く
する。ここで、受渡し位置ST5bに存する各治具の固
定治具部84と可動治具部85の間隔は、ルーフWの左
右両側縁部間の距離、即ち、上記ロボットハンド50の
左右のスタッドボルト用保持具53間の距離に等しくな
るように設定されており、固定治具部84と可動治具部
85とに保持される左右2組のスタッドボルトWBを左
右のスタッドボルト用保持具53で把持することができ
る。一方、セット位置ST5aに存する各治具の固定治
具部84と可動治具部85の間隔は狭くなるため、両治
具部84、85に作業者が容易にスタッドボルトWBを
セットすることができる。また、本実施形態では、受渡
し位置ST5bに存する各治具の固定治具部84と可動
治具部85の間隔を広くしたとき、両治具部84、85
の間にターンテーブル81の回転中心が入るようにして
おり、そのためターンテーブル81を小型化できる。更
に、本実施形態では、ボルト供給装置8をセット位置S
T5aがインナセットステーションST1の側部に隣接
するように配置し、インナセット作業とボルトセット作
業とを一人の作業者が行い得られるようにしている。 【0020】ルーフWの組立作業に際しては、溶接ステ
ーションST2における溶接ロボット4によるセット治
具1上でのアウタパネルWOに対するインナ部材WIの
仮付け溶接中に、第2ハンドリングロボット5のロボッ
トハンド50の左右のスタッドボルト用保持具53に上
記の如く左右2組のスタッドボルトWBを受け取らせ、
仮付け溶接完了後ロボットハンド50を溶接ステーショ
ンST2に振り込んでルーフWの左右両側縁部に左右2
組のスタッドボルトWBをセットする。次に、ロボット
ハンド50のルーフ用保持具52によりルーフWを保持
し、第2ハンドリングロボット5の動作でルーフWを溶
接ステーションST2から持ち上げる。そして、この状
態で溶接ロボット4により各スタッドボルトWBをルー
フWに溶接すると共にルーフWに増打ち溶接を施し、溶
接完了後ルーフWの払い出しを行う。また、ルーフWを
溶接ステーションST2から持ち上げると、セット治具
1をインナセットステーションST1に復動させてセッ
ト治具1に次のインナ部材WIをセットし、次に、ボル
ト投入ステーションST5においてセット位置ST5a
に反転された治具の固定治具部84と可動治具部85に
スタッドボルトWBをセットし、以上の作業を繰り返し
てルーフWを連続して組立てる。 【0021】以上、スタッドボルトWB付きのルーフW
の組立てに本発明を適用した実施形態について説明した
が、溶接ステーションで複数のワークを溶接ロボットに
より仮付け溶接して組立てた製品に前記ワークとは別の
部品を溶接すると共に、製品に増打ち溶接を施す方法と
して本発明は広く適用できる。 【0022】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、部品用の溶接ステーションが不要になって省
スペース化を図れると共に、製品用のハンドリングロボ
ットにより製品に対する部品のセット作業と、製品用の
溶接ロボットにより製品に対する部品の溶接作業とを行
うことができ、コストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明方法を実施する設備の一例であるルーフ
組立装置を示す平面図。 【図2】ルーフ組立装置のアウタ投入ステーションの拡
大平面図。 【図3】図2の矢印III方向から見た支持台装置の正面
図。 【図4】図3のIV−IV線裁断側面図。 【図5】第1ハンドリングロボットのロボットハンドの
平面図。 【図6】図5の矢印VI方向から見たロボットハンドの側
面図。 【図7】台車からのアウタパネルの引き出し作業を示す
要部の側面図 【図8】第2ハンドリングロボットのロボットハンドの
平面図。 【図9】図8の矢印IX方向から見たロボットハンドの側
面図。 【図10】図8の矢印X方向から見たボルト用保持具の
拡大正面図。 【図11】図10のXI−XI線切断側面図。 【図12】図10の上方から見たボルト用保持具の平面
図。 【図13】ボルト供給装置の平面図。 【図14】図13の右方から見たボルト供給装置の側面
図。 【図15】図13のXV−XV線切断面図。 【図16】ルーフに対するスタッドボルトの組付け状態
を示す斜視図。 【符号の説明】 W…ルーフ(製品) WB…スタッドボルト(部品) ST
2…溶接ステーション 4…溶接ロボット 5…ハンドリングロボット 50…
ロボットハンド 52…ルーフ用保持具(製品用保持具) 53…スタッド
ボルト用保持具(部品用 保持具)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 65/02 B62D 65/02 (72)発明者 山本 孝信 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3C007 AS01 AS11 AS13 BS10 JS02 LV11 3C030 AA09 AA18 3D114 AA11 AA12 BA05 CA06 CA09 DA12 EA03

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 溶接ステーションで複数のワークを溶接
    ロボットにより仮付け溶接して組立てた製品に前記ワー
    クとは別の部品を溶接すると共に、製品に増打ち溶接を
    施す方法において、 製品用の保持具と部品用の保持具とを具備するロボット
    ハンドを取り付けたハンドリングロボットを用い、所定
    の部品受渡し位置に供給された部品を部品用の保持具に
    保持させてハンドリングロボットの動作により溶接ステ
    ーション上の仮付け溶接済みの製品にセットした後、製
    品を製品用の保持具に保持させてハンドリングロボット
    の動作により溶接ステーションから持ち上げ、この状態
    で前記溶接ロボットにより製品に部品を溶接すると共に
    製品の増打ち溶接を行い、溶接後ハンドリングロボット
    の動作により製品の払い出しを行う、 ことを特徴とするロボットによる複合作業方法。
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