JP2003061740A - マスカラ容器における塗布用ブラシの絞り具 - Google Patents

マスカラ容器における塗布用ブラシの絞り具

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JP2003061740A
JP2003061740A JP2001251902A JP2001251902A JP2003061740A JP 2003061740 A JP2003061740 A JP 2003061740A JP 2001251902 A JP2001251902 A JP 2001251902A JP 2001251902 A JP2001251902 A JP 2001251902A JP 2003061740 A JP2003061740 A JP 2003061740A
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mascara
brush
cap
mouth
container
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JP2001251902A
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Takahiro Kasai
孝浩 笠井
Yasushi Uchiyama
恭 内山
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Shinohara KK
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Shinohara KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マスカラ塗布操作を容易にする。 【解決手段】マスカラ容器1は、口部2を有するととも
に、内部に液溜を有する容器本体4と、前記口部2を閉
蓋するキャップ5と、このキャップ5に一体的に設け、
キャップ5で口部2を閉蓋した状態において前記液溜に
そのブラシ部6が収納されるようになした塗布用ブラシ
7と、前記口部2の内側に配置し、キャップ5とともに
前記塗布用ブラシ7を引き抜くときにブラシ部6に付着
した余分なマスカラを除去するための絞り具8とからな
る。絞り具8は、ブラシ部6の外径より小さく、ブラシ
部6の周方向においてマスカラ付着量を変化させるため
に非円形に開口するシゴキ口11を備える。容器本体4
から引き抜かれたブラシ部6にはマスカラ3が多く付着
する部分と、少なく付着する部分が存在し、使用者は、
前記各部分を選択して塗布操作と睫毛を梳く操作をす
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、キャップと塗布用
ブラシが一体的に設けられ、キャップを容器本体から外
すと、マスカラが付着したブラシ部がキャップとともに
引き抜かれてマスカラの塗布を行うことが可能なマスカ
ラ容器に係り、特に、ブラシ部を引き抜くときに余分な
マスカラを除去するための絞り具に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、マスカラの塗布用ブラシは、マ
スカラを収納した有底筒状の容器本体の口部を閉蓋する
キャップに一体的に設けられ、不使用のとき(キャップ
で口部を閉蓋しているとき)は、ブラシ部が容器内のマ
スカラに浸された状態であり、使用のときに開蓋し、キ
ャップを持って塗布用ブラシを容器内から引き抜いて使
用するように構成されている。そして、この塗布用ブラ
シ使用にあたっては、睫毛にマスカラを塗布する操作で
は、ブラシ部にマスカラが多く付着した方がよいし、睫
毛を梳く操作では、マスカラがあまり付着しない方がよ
い、というように、ブラシ部に保持されるマスカラの量
は、適度に調整する必要がある。 【0003】図8(一部を縦断して端面を示す正面
図)、図9(横断端面図)及び図10(絞り具を通過し
た後のマスカラが付着したブラシ部の横断面図)に示す
ように、従来のマスカラ容器の絞り具100は、ブラシ
部101の外径より若干小径の円形に開口したシゴキ口
102を有するものが一般的であった。なお、図10に
おける符号103はマスカラ、図8における符号104
は、容器本体の口部内側に設けた突条(図示せず)に係
止させるための係止溝である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のマスカラの
塗布用ブラシは、シゴキ口102の内形が円形であるた
め、ここを通過したブラシ部101は、残ったマスカラ
がブラシ部101の芯材を中心に断面円形(図10参
照)に均一に付着していて、ブラシ部101の毛材先端
にはマスカラがほとんどなく、ブラシ部101の中心部
分に、ある位置から極端に多くマスカラが存在する、と
いった状態であるため、塗布操作はこの2つの領域を使
い分けて行うことになり、作業は難しいという問題があ
った。 【0005】本発明は、上記問題を解消することを課題
とし、該課題を解決したマスカラ容器における塗布用ブ
ラシの絞り具を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した本発明は、マスカラ容器の絞り
具は、ブラシ部の外径より小さく、ブラシ部の周方向に
おいてマスカラ付着量を変化させるために非円形に開口
したシゴキ口を備えたことを特徴とするものである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な一実施形
態を添付図面の図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
ここにおいて、図1はマスカラ容器の縦断面図、図2は
絞り具の部分縦断端面図、図3は図2の拡大A−A線端
面図、図4はブラシ部の正面図、図5はマスカラが付着
した状態を示すブラシ部の拡大横断端面図である。 【0008】図1に示すように、マスカラ容器1は、口
部2を有するとともに、内部にマスカラ3を収容するた
めの液溜を有する容器本体4と、前記口部2を閉蓋する
キャップ5と、このキャップ5に一体的に設け、キャッ
プ5で口部2を閉蓋した状態において前記液溜にそのブ
ラシ部6が収納されるようになした塗布用ブラシ7と、
前記口部2の内側に配置し、キャップ5とともに前記塗
布用ブラシ7を引き抜くときにブラシ部6に付着した余
分なマスカラ3を除去するための絞り具8とからなる。 【0009】図2及び図3に示すように、絞り具8は、
弾性材料のゴムで構成し、筒状本体9内側に、一体的に
ほぼ漏斗状の内筒10を形成し、この内筒10先端をシ
ゴキ口11となすとともに、前記筒状本体9上端に、前
記容器本体4の口部2縁に係止する突部12を形成す
る。前記シゴキ口11は、内周部分に等間隔をおいて5
つの凸部を形成してほぼ歯車状となし、非円形に開口し
ている。 【0010】図1に示すように、キャップ5は、上端を
閉塞し、下端を開放した有底筒状をなし、内周に、容器
本体4の口部2外周に設けた雄螺旋13に螺合する雌螺
旋(図示せず)を有する。また、図4及び図5に示すよ
うに、塗布用ブラシ7は、多数の毛材14の中央部を挟
んだ2本の芯材15(図では1本にまとめて示す)をね
じることによって、前記芯材15を中心に放射状に毛材
14が突出した前述のブラシ部6を有する。前記芯材1
5の露出部分(ブラシ部8が存在しない部分)はカバー
筒16で被覆し、この芯材15の基端は、前記キャップ
5の内側の中央を通って前記閉塞端面に固定してある。
このように構成したキャップ5は、不使用時において、
ブラシ部6を容器本体4の口部2から液溜のマスカラ3
内に差し込んで、キャップ5を回して閉蓋しておく。 【0011】以上のように構成したマスカラ容器1は、
使用に際して、キャップ5を、螺合を解く方向に回転さ
せて開蓋し、そのままキャップ5を持って口部2から引
き離すと、塗布用ブラシ7が容器本体4内から引き抜か
れる。この引き抜かれるときに、マスカラ3が付着した
ブラシ部6が絞り具9のシゴキ口11を通過し、ブラシ
部6に付着した余分なマスカラ3がしごき落とされる
が、シゴキ口11が、内周部分に5つの凸部を有するほ
ぼ歯車状になっているので、図5に示すように、前記凸
部に対応するブラシ部6の毛材14はしごかれてマスカ
ラ3が掻き落とされ、芯材13近傍部分のみに付着する
一方、他の部分はほとんどしごかれずにマスカラ3が外
周近傍まで付着する。したがって、使用者は、ブラシ部
6の周方向におけるこのマスカラ3の付着量の多少を利
用して、マスカラ3が多く付着した部分で塗布操作を行
うことで、適度な量のマスカラを塗布でき、また、マス
カラ3があまり付着していない部分で睫毛を梳く操作を
行うことができる。 【0012】図6(絞り具の部分縦断端面図)及び図7
(絞り具の横断端面図)は、絞り具に係る他の実施形態
を示すものである。この絞り具50は、漏斗状体51の
シゴキ口52の形状が、内周に3つの凸部を形成して、
前記実施形態の場合と同様に、非円形に開口している。
そして、このシゴキ口52を通過したブラシ部におい
て、前記凸部に対応するブラシ部の毛材はシゴかれて芯
材近傍部分にのみ付着し、他の部分はシゴかれずにマス
カラが外周近くまで付着する。したがって、前述の実施
形態における絞り具8の場合と同様に、使用者は、ブラ
シ部の周方向におけるマスカラ付着量の多少を利用し
て、マスカラが多く付着した部分で塗布操作を行い、ま
た、マスカラがあまり付着していない部分で睫毛を梳く
操作を行うことができる。 【0013】なお、本発明は上記実施形態になんら限定
されるものではなく、絞り具8,50は、シゴキ口1
1,52とは異なる開口形状のもの、例えば、楕円形
状、多角形状、星形、角状の凹部を複数設けた開口形状
などに変更してもよい。加えて、このシゴキ口の開口形
状に工夫を加え、毛材2の毛先にマスカラを残し、毛材
の根元の芯材近傍にはマスカラを少なくするようにして
もよい。 【0014】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た本発明は、シゴキ口の開口形状が、非円形なので、ブ
ラシ部の周方向において、毛材にはマスカラが多く付着
する部分と、少なく付着する部分が存在し、使用者は、
マスカラが多く付着した部分で塗布操作を行い、マスカ
ラがあまり付着していない部分で睫毛を梳く操作をする
ことが可能であり、塗布用ブラシの複数の操作を容易に
行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】マスカラ容器の縦断面図。 【図2】絞り具の部分縦断端面図。 【図3】図2の拡大A−A線端面図。 【図4】ブラシ部の正面図。 【図5】マスカラが付着した状態を示すブラシ部の横断
端面図。 【図6】他の実施形態における絞り具の部分縦断端面
図。 【図7】他の実施形態における絞り具の横断端面図。 【図8】従来例における絞り具の部分縦断端面図。 【図9】従来例における絞り具の横断端面図。 【図10】従来例におけるマスカラが付着した状態を示
すブラシ部の横断端面図。 【符号の説明】 1 マスカラ容器 2 口部 3 マスカラ 4 容器本体 5 キャップ 6 ブラシ部 7 塗布用ブラシ 8 絞り具 9 筒状本体 10 内筒 11 シゴキ口 12 係止部 13 雄螺旋 14 毛材 15 芯材 16 カバー 50 絞り具 51 漏斗状体 52 シゴキ口 100 絞り具 101 ブラシ部 102 シゴキ口 103 マスカラ 104 係止溝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 口部を有するとともに、内部に液溜を有
    する容器本体と、前記口部を閉蓋するキャップと、この
    キャップに一体的に設け、キャップで口部を閉蓋した状
    態において前記液溜にそのブラシ部が収納されるように
    なした塗布用ブラシと、前記口部の内側に配置し、キャ
    ップとともに前記塗布用ブラシを引き抜くときにブラシ
    部に付着した余分なマスカラをしごき落とすための絞り
    具とを備えてなるマスカラ容器であって、前記絞り具
    は、ブラシ部の外径より小さく、ブラシ部の周方向にお
    いてマスカラ付着量を変化させるために非円形に開口す
    るシゴキ口を備えたことを特徴とするマスカラ容器にお
    ける塗布用ブラシの絞り具。
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