JP2003061561A - 食品生地の延展方法及び装置 - Google Patents

食品生地の延展方法及び装置

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JP2003061561A JP2001254687A JP2001254687A JP2003061561A JP 2003061561 A JP2003061561 A JP 2003061561A JP 2001254687 A JP2001254687 A JP 2001254687A JP 2001254687 A JP2001254687 A JP 2001254687A JP 2003061561 A JP2003061561 A JP 2003061561A
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    • A21C3/02Dough-sheeters; Rolling-machines; Rolling-pins
    • A21C3/025Dough-sheeters; Rolling-machines; Rolling-pins with one or more rollers moving perpendicularly to its rotation axis, e.g. reciprocally

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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも一対の対向した延展ローラを備え
て食品生地の延展を行う方法及び装置を提供する。 【解決手段】 上下方向又は水平方向に対向した複数の
延展ローラ11,13間に食品生地9を通過させること
によって上記食品生地9の延展を行う延展方法におい
て、上下又は水平に対向した少なくとも一方の延展ロー
ラ13を、他方の延展ローラ11に対して接近離反する
方向へ振動することによって前記食品生地9の延展作用
を行う食品生地の延展方法である。そして、上下方向又
は水平方向に対向した複数の延展ローラ11,13間に
食品生地9を通過させることによって上記食品生地9の
延展を行うための食品生地延展装置において、上下又は
水平に対向した少なくとも一方の延展ローラ13を、他
方の延展ローラ11に対し接近離反する方向へ振動する
ための振動発生手段を備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパン生地等
のごとき適宜の食品生地を薄く延展するための食品生地
の延展方法及び装置に係り、さらに詳細には、比較的簡
単な構成でもって食品生地の延展を行うことのできる食
品生地の延展方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る先行例として、例えば特公
昭54−991号公報や特許第2860938号公報等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記各先行例において
は、環状に配置した多数のローラを、コンベアベルトに
よって搬送される食品生地の上面に順次作用させて食品
生地を薄く延展する構成であって、延展作用は良好に行
われ得るものの、多数のローラを環状に配置する構成で
あることにより、構成が複雑である。したがって、延展
装置のより簡素化、小型化などの改良が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述のごとき
従来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発
明は、対向した複数の延展ローラ間に食品生地を通過さ
せることによって上記食品生地の延展を行う食品生地の
延展方法において、対向した少なくとも一方の延展ロー
ラを、他方の延展ローラに対して接近離反する方向へ振
動することによって前記食品生地の延展作用を行う食品
生地の延展方法である。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
食品生地の延展方法において、対向した複数の延展ロー
ラは食品生地の搬送方向へ駆動回転してある食品生地の
延展方法である。
【0006】請求項3に係る発明は、対向した複数の延
展ローラ間に食品生地を通過させることによって上記食
品生地の延展を行うための食品生地延展装置において、
対向した少なくとも一方の延展ローラを、他方の延展ロ
ーラに対し接近離反する方向へ振動するための振動発生
手段を備えた構成である。
【0007】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
食品生地の延展装置において、対向した複数の延展ロー
ラを食品生地の搬送方向へ回転駆動するための延展ロー
ラ回転手段を備えた構成である。
【0008】請求項5に係る発明は、請求項3又は4に
記載の食品生地の延展装置において、対向した延展ロー
ラにおいて少なくとも一方の延展ローラを他方の延展ロ
ーラに対して接近離反する方向へ位置調節自在に設けた
構成である。
【0009】請求項6に係る発明は、請求項3,4又は
5に記載の食品生地延展装置において、振動発生手段に
よって振動される延展ローラの振幅を変更可能に設けた
構成である。
【0010】請求項7に係る発明は、請求項3,4又は
5に記載の食品生地の延展装置において、振動発生手段
は、延展ローラを支持する回転軸を前記延展ローラとの
間に、延展ローラを回転自在に支持する偏心部を備えた
構成よりなるものである。
【0011】請求項8に係る発明は、請求項7に記載の
食品生地の延展装置において、延展ローラを回転するた
めのモータと偏心部を回転するためのモータとを別個に
又は共通に設け、かつ延展ローラの回転数よりも偏心部
の回転数を大きく設定してあるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明の実施
の形態に係る食品生地の延展装置1は、ベース3上に立
設した左右のサイドフレーム5,7を備えており、この
左右のサイドフレーム5,7の間には、予め帯状に成形
された、例えばパン生地等の食品生地9を薄く延展する
ための複数の延展ローラ11,13が上下に対向して配
置してある。
【0013】この実施の形態においては、前記延展ロー
ラ11,13の前後に配置した第1、第2のコンベア装
置15,17によって前記食品生地9を水平に搬送しつ
つ薄く延展する場合について説明するので、前記複数の
延展ローラ11,13を上下に対向して配置した場合に
ついて例示するが、食品生地9を上下方向に搬送しつつ
薄く延展する構成を採用する場合には、複数の延展ロー
ラ11,13を水平方向に対向した構成とすれば良いも
のである。
【0014】また、食品生地9を上下方向から水平方向
に搬送する場合には、上下方向から、水平方向に変化す
る位置に、斜め方向に対向するローラーを設けても良い
ものである。
【0015】さらに、複数の延展ローラ11,13とし
ては一対の場合にて例示するが、例えば2〜3対のごと
く複数対の延展ローラとすること、又は対向した延展ロ
ーラ11,13の一方を1個、他方を2個とするごと
く、数を異にすることも可能である。さらに前記第1、
第2のコンベア装置15,17の間に位置する一方の延
展ローラ13に対して他方の延展ローラ11の径を大き
く又は小さくすることも可能である。この場合、延展ロ
ーラ11の径を大きくすることにより食品生地9の延展
作用領域が前後方向(搬送方向)に大きくなり、小径の
場合に比較して食品生地9を徐々に薄く延展する効果が
良好なものである。
【0016】なお、延展ローラ11の径を小径とした場
合には複数の延展ローラ11を前後方向に並列した構成
とすることにより、同様の効果を奏し得るものである。
この場合、後側の延展ローラを前側(食品生地9の入
側)の延展ローラよりも少し低くなるように、傾斜した
配置とすることが望ましい。
【0017】前記一方の延展ローラ11は、前記サイド
フレーム5,7に軸受19,21を介して回転自在に支
持された回転軸23に設けられており、この回転軸23
は、ブラケット24を介して前記サイドフレームに支持
されたサーボモータ等のごとき適宜のモータM1と適宜
に連動連結してある。
【0018】したがって、上記モータM1を適宜に回転
することにより、前記延展ローラ11は前記食品生地9
の搬送方向と同方向へ回転駆動される。この際、延展ロ
ーラ11の回転を制御して、延展ローラ11の周速と食
品生地9の搬送速度とをほぼ等しくすることにより、食
品生地9を延展する際に、食品生地9にしわや破れ等が
生じる悪影響を抑制できるものである。
【0019】前記他方の延展ローラ13は、前記一方の
延展ローラ11と協働して食品生地9を薄く延展すべ
く、前記延展ローラ11に対して接近離反する方向へ振
動可能、かつ食品生地9の搬送方向へ回転駆動可能に設
けてある。
【0020】前記一方の延展ローラ11に対して他方の
延展ローラ13を接近離反する方向へ振動するための振
動発生手段としては、種々のアクチュエータ、機構を採
用することが可能であるが、本例においては次のごとき
手段を採用している。
【0021】すなわち、延展ローラ13を延展ローラ1
1に対して接近離反する方向へ振動するための振動発生
手段の1例として、前記サイドフレーム5,7に軸受2
5,27を介して両端側を回転自在に支持された回転軸
29に偏心ブッシュのごとき偏心部31を一体に設け、
この偏心部31に軸受33を介して前記延展ローラ13
を回転自在に支持した構成である。なお、上記回転軸2
9の適宜位置には回転軸29の回転の安定化を図るため
のバランサー30が取付けてある。このバランサー30
は、回転軸29に設けた上記偏心部31によって延展ロ
ーラ13が振動する際、その振動イナーシャを打消すべ
く作用するものであって、前記偏心部31と逆位相とな
るように、前記回転軸29に設けてある。
【0022】そして、前記回転軸29の一端側に設けた
従動プーリ35とベース3に装着したモータM2の出力
軸に備えた駆動プーリ37とにはベルト39が掛回して
ある。すなわち回転軸29とモータM2は適宜に連動連
結してある。さらに、前記延展ローラ13とベース3上
に装着したモータM3に備えた駆動プーリ41とにベル
ト43を掛回して連動連結してある。
【0023】前記延展ローラ13は、モータM3によっ
て前記食品生地9の搬送方向に回転してある。そして、
前記回転軸29はモータM2によって延展ローラ13の
回転に比較して極めて高速で適宜方向に回転してある。
したがって、延展ローラ13は1回転する間に延展ロー
ラ11に対して接近する方向に多数回振動するものであ
る。
【0024】以上のごとき構成において、例えばコンピ
ュータのごとき適宜制御装置(図示省略)によって前記
各モータM1、M2、M3を制御し、上側の延展ローラ
11がモータM1の回転の下にRr.p.m.で回転
し、回転軸29及び下側の延展ローラ13がモータM
2,M3の回転の下にR1.r.p.m.,R2r.
p.m.で回転した状態にあるとき、上流側のコンベア
装置15によって予め成形した帯状の食品生地9を前記
一対の延展ローラ11,13の間に搬入すると、一方の
延展ローラ11に対して他方の延展ローラ13が接近離
反する方向へ振動していることにより、食品生地9は薄
く延展されて下流側のコンベア装置17へ搬出され、さ
らに下流側へ搬送される。
【0025】この際、延展ローラ13の振動に伴い回転
軸29が振動する傾向にあるが、バランサー30の作用
によって回転軸29の振動は抑制されており、大きく振
動するようなことはないものである。
【0026】前記上流側のコンベア装置15の搬送速度
V1に対して下流側のコンベア装置17の搬送速度V2
の方が大であり、上下の延展ローラ11,13の回転速
度R,R2は、前記食品生地9が延展されて移送速度V
1からV2に変化する際の速度変化に対応する速度であ
って、食品生地9と各延展ローラ11,13との間に滑
りのないように制御されている。
【0027】すなわち、上流側のコンベア装置15の搬
送速度V1と下流側のコンベア装置17の搬送速度V2
の関係は任意に設定し制御することができる。また、上
下の延展ローラ11、13の回転速度R、R2を下流側
のコンベア装置17の搬送速度V2に一致させるか、ま
た、上流側のコンベア装置15の搬送速度V1と下流側
の搬送コンベア装置17の搬送速度V2の中間の速度に
するかは、食品生地の性状あるいは、食品生地の薄く延
展する比率に応じて任意に設定し制御することができ
る。
【0028】したがって、一対の延展ローラ11,13
によって食品生地9に擦り等によってしわや破れ等を生
じることなく薄く延展することができ、前述したごとき
従来の問題を解消し得るものである。
【0029】前述したように一方の延展ローラ11に対
して他方の延展ローラ13が接近離反する方向へ振動し
ていることにより、食品生地9に対して挟圧と解放が繰
り返される。このとき、食品生地は一時的に流動性を増
し延展ローラーによる均らしが容易となり、過大な圧力
を必要とすることなく薄く延展される。したがって、例
えばパン生地等においてもグルテンの網目組織が壊れる
ことなく所望の厚みに延展可能となる。
【0030】図2は本発明の第2の実施の形態を示すも
ので、この実施の形態においては、モータM2に備えた
駆動プーリ37を大径として回転軸29に備えた従働プ
ーリ35との間に変速機構(増速機構)45を構成し、
かつ上記モータM2の出力軸40と前記駆動プーリ41
とを適宜に連結してモータM3を省略した構成であっ
て、その他の構成は前述した構成と同一であるから、同
一機能を奏する構成部分には同一符号を付して重複した
説明は省略する。
【0031】上記構成においては、1個のモータM2で
もって回転軸29を高速回転し、かつ延展ローラ13を
も回転することができるので、構成がより簡単になるも
のである。なお、前記変速機構45としては、Vプーリ
を使用した無段変速機構とすることが望ましく、このよ
うに構成することにより、延展ローラ13の回転と回転
軸29の回転との比率を無段階的に変更できるものであ
る。
【0032】既に理解されるように、第2の実施の形態
においては、モータを1個省略することによって構成の
簡素化を図ったものであるから、モータを2個省略する
構成とすることも可能である。すなわち、一対の延展ロ
ーラ11,13を適宜の伝動機構47を介して互いに連
動する構成とすることによりモータM1を省略すること
ができる。
【0033】前記モータM1を省略するための構成の1
例としては、例えば図2(B)に示すような伝動機構4
7とすることができる。すなわち、上下の延展ローラ1
1,13にそれぞれギア11G,13Gを一体的に設
け、上記ギア11Gに噛合した第1中間ギア49と前記
ギア13Gに噛合した第2中間ギア51とを噛合し、か
つギア11Gの軸心に設けた枢軸53Aと第1中間ギア
49の軸心に設けた枢軸53Bとを第1リンク55の両
端側で枢支する。またギア13Gの枢軸53Cと第2中
間ギア51の枢軸53Dとを第2リンク57の両端側で
枢支し、さらに前記枢軸53B,53Dを第3リンク5
9の両端側で枢支した構成として、ギア11Gと第1中
間ギア49と第2中間ギア51とギア13Gとを常に噛
合した状態に保持する。
【0034】上記構成とすることにより、下側の延展ロ
ーラ13の回転は、ギア13G、第2、第1の中間ギア
51,49及びギア11Gを介して上側の延展ローラ1
1に伝達される。よってモータM1を省略した構成とす
ることができるものである。
【0035】なお、ギア11Gと13Gとを同径とし、
また第1、第2の中間ギア49,51を同径とすること
により上下の延展ローラ11,13の回転速度を同一と
することができ、適宜ギアの径を異にすることにより、
上下の延展ローラ11,13の回転速度を異にすること
ができ、任意に設計することができる。さらに、伝動機
構47としては上下の延展ローラ11,13にベルトを
「8」字形に掛回する構成とすることが可能である。
【0036】図3は第3の実施の形態を示すもので、こ
の実施の形態においては、対向した延展ローラ11,1
3の適宜一方の延展ローラを他方の延展ローラに対して
接近離反する方向へ位置調節自在に設けて、食品生地9
の延展厚さを調節可能に構成したものである。
【0037】一方の延展ローラを位置調節可能に支持す
る位置調節手段の構成としては、ねじ機構、楔機構、リ
ンク機構など種々の構成を採用可能であるが、この実施
の形態においては、位置調節手段の1例として回転軸2
3の両端部を支持した軸受19,21を軸受ブロック5
9A,59Bによって支持して設け、この軸受ブロック
59A,59Bの上部に回転自在に備えたナット部材6
1A,61Bを、左右のサイドフレーム45,7に垂直
に設けたネジ部材63A,63Bに上下動可能に螺合し
てある。そして、左右の位置調節手段を同時に調節する
ための同期調整手段の1例として、左右のナット部材6
1A,61Bを同時に回転するために、各ナット部材6
1A,61Bに一体に設けたスプロケット65A,65
Bにエンドレスチェン67が掛回してある。
【0038】したがって、左右の複数のナット部材61
A,61Bはエンドレスチェン67を介して同一方向へ
同時に回転され、左右の軸受ブロック59A,59Bが
同時に上下に位置調節される。よって、上下の延展ロー
ラ11,13の間隔寸法が調節でき、食品生地9の延展
厚さを調節できるものである。
【0039】なお、同様の構成により下側の回転軸29
を上下に位置調節可能に構成することも可能であり、上
下の延展ローラ11,13を共に上下に位置調節可能に
しても良いものである。
【0040】図4は、他方の延展ローラに対して一方の
延展ローラを接近離反する方向へ振動するための振動発
生手段の第2例を示すものである。
【0041】この例においては、モータ(図示省略)に
よって回転駆動される一方の延展ローラ13Aを回転自
在に支持したローラ支持ブラケット69を、フレーム等
の固定部71に固定したガイド部材73にボールブッシ
ュ等のごとき移動体75を介して往復動自在に支持して
ある。そして、上記ローラ支持ブラケット69には延展
ローラ13Aの軸心と平行な長孔77が設けてあり、こ
の長孔77には、モータ(図示省略)によって回転され
る回転部材79の一端側に径方向へ位置調節可能に設け
た駆動ピン81が係合してある。なお、この回転部材7
9の他端側には延展ローラ13A、ローラ支持ブラケッ
ト69等とバランスするバランスウェイト79Wが設け
られている。
【0042】前記駆動ピン81は、回転部材79に設け
た径方向のネジ部材83に移動可能に螺合したナット部
材85に一体に設けてある。したがって、ネジ部材83
を適宜に回転することによりナット部材85が径方向に
移動し、回転部材79の回転中心Pから駆動ピン81ま
での寸法が調節されることになる。よって、回転部材7
9を回転することによって延展ローラ13Aを振動する
際の振幅を調節できるものである。
【0043】このように、振動発生手段の振幅を調節可
能に構成することにより、食品生地9の特性等に対応し
て延展率を調節できることとなり、種々の特性の食品生
地に対して容易に対応し得るものであり、食品生地の延
展作用を能率よく行い得るものである。
【0044】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、本発明によれば、従来のごとく多数のローラを環状
に配置することなく延展ローラ数を少なくして食品生地
の延展作用を行うことができ、構成の簡素化を図ること
ができると共に小型化を図ることができ、前述したごと
き従来の問題を解消し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る延展装置の説明図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る延展装置の説
明図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る延展装置の説
明図である。
【図4】振動発生手段の第2の実施の形態の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…延展装置 3…ベース 5…サイドフレーム 7…サイドフレーム 9…食品生地 11…延展ローラ 13…延展ローラ 23…回転軸 29…回転軸 31…偏心部 35…従動プーリ 37…駆動プーリ 39…ベルト 41…駆動プーリ 43…ベルト 45…変速機構 47…伝動機構 61…A,Bナット部材 63…A,Bナット部材 67…エンドレスチェン 69…ローラ支持ブロケット 77…長孔 79…回転部材 81…駆動ピン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向した複数の延展ローラ間に食品生地
    を通過させることによって上記食品生地の延展を行う食
    品生地の延展方法において、対向した少なくとも一方の
    延展ローラを、他方の延展ローラに対して接近離反する
    方向へ振動することによって前記食品生地の延展作用を
    行うことを特徴とする食品生地の延展方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の食品生地の延展方法に
    おいて、対向した複数の延展ローラは食品生地の搬送方
    向へ駆動回転してあることを特徴とする食品生地の延展
    方法。
  3. 【請求項3】 対向した複数の延展ローラ間に食品生地
    を通過させることによって上記食品生地の延展を行うた
    めの食品生地延展装置において、対向した少なくとも一
    方の延展ローラを、他方の延展ローラに対し接近離反す
    る方向へ振動するための振動発生手段を備えたことを特
    徴とする食品生地の延展装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の食品生地の延展装置
    において、対向した複数の延展ローラを食品生地の搬送
    方向へ回転駆動するための延展ローラ回転手段を備えた
    ことを特徴とする食品生地の延展装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の食品生地の延
    展装置において、対向した延展ローラにおいて少なくと
    も一方の延展ローラを他方の延展ローラに対して接近離
    反する方向へ位置調節自在に設けたことを特徴とする食
    品生地の延展装置。
  6. 【請求項6】 請求項3,4又は5に記載の食品生地延
    展装置において、振動発生手段によって振動される延展
    ローラの振幅を変更可能に設けたことを特徴とする食品
    生地の延展装置。
  7. 【請求項7】 請求項3,4又は5に記載の食品生地の
    延展装置において、振動発生手段は、延展ローラを支持
    する回転軸と前記延展ローラとの間に、延展ローラを回
    転自在に支持する偏心部を備えた構成よりなることを特
    徴とする食品生地の延展装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の食品生地の延展装置に
    おいて、延展ローラを回転するためのモータと偏心部を
    回転するためのモータとを別個に又は共通に設け、かつ
    延展ローラの回転数よりも偏心部の回転数を大きく設定
    してあることを特徴とする食品生地の延展装置。
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