JP2003058436A - 画像処理装置、プログラム及び管理ユニット - Google Patents

画像処理装置、プログラム及び管理ユニット

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JP2003058436A
JP2003058436A JP2001248303A JP2001248303A JP2003058436A JP 2003058436 A JP2003058436 A JP 2003058436A JP 2001248303 A JP2001248303 A JP 2001248303A JP 2001248303 A JP2001248303 A JP 2001248303A JP 2003058436 A JP2003058436 A JP 2003058436A
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Atsushi Tomita
篤 冨田
Hideki Hino
秀樹 日野
Takeo Mae
豪郎 前
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/18Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
    • G06K15/1801Input data handling means
    • G06K15/1803Receiving particular commands
    • G06K15/1805Receiving printer configuration commands

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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理装置のファームウェアの書き換え中
に、管理装置から、管理に必要な管理情報が処理要求さ
れないようにできる画像処理装置を提供することであ
る。 【解決手段】 管理端末から管理情報の要求が送信され
る要求送信間隔(要求間隔)が、ファームウェアの予想
書き換え時間より小さいとき(ステップS289;YE
S)、つまりこのままファームウェアを書き換えると、
ファームウェアの書き換え中に管理端末から管理情報が
要求されるときに、画像処理装置は、管理端末に管理情
報の要求を送信する要求送信間隔を変更するように依頼
した(ステップS290)後に、画像処理装置にファー
ムウェアを送信してファームウェアの書き換えを指示す
る(ステップS293)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理端末からの管
理情報の処理要求に応じて所定の応答処理を実行する画
像処理装置、画像処理装置のプログラム及び画像形成装
置に接続される管理ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置は、LAN等を介して複数
のクライアント端末と接続されて使用される場合があ
る。このような複数の装置が接続されたネットワークに
は、ネットワーク全体及び各装置を管理する管理端末が
接続される。管理端末は、例えば、画像処理装置を監視
・管理するために、画像処理装置のジョブ状態、トナー
量、総印刷枚数、用紙カセット等の情報(以下、「管理
情報」という。)を画像処理装置から定期的に取得して
いる。
【0003】一方、画像処理装置は、装置の基本動作を
制御するためのファームウェアを書き換え可能なROM
に記憶している。このファームウェアは、例えば、起動
プログラム、制御プログラム、制御データ等で、普段は
書き換えされることはない。しかし、画像処理装置の性
能改善を行う場合には、ファームウェアの書き換えが必
要となる。
【0004】書き換えに使用するファームウェアは、例
えば、メーカのサービスセンタの端末装置で、電子メー
ルに添付されて書き換え対象の画像処理装置に送信され
る。これを受けて画像処理装置は、電子メールからファ
ームウェアを取得してファームウェアの書き換えを実施
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】画像処理装置は、一般
的にファームウェアの書き換えを開始すると他の処理を
実行できなくなる。これは、ファームウェア書き換え時
のデータを送受信するための通信ラインとして、制御信
号等の送受信用である既存の通信ラインを利用し、この
通信ラインを占有しているからである。
【0006】一方、近年のファームウェアの容量は大き
くなる傾向にあり、その書き換え時間は、管理情報の要
求を送信する送信間隔に比べて長くなっている。従っ
て、画像処理装置がファームウェアの書き換えを開始す
ると、管理端末からの管理情報の要求が重なることにな
り、以下のような問題が生じる。画像処理装置は、管理
端末からの管理情報の要求に対して応答できない、若し
くはその応答が遅延するため、管理端末に管理情報の要
求を繰り返し発生させることになり、管理端末の管理処
理負荷及びネットワークの通信負荷を増大させてしま
う。さらに、管理端末は、画像処理装置の無応答状態が
続くと、ファームウェアを書き換えしているにも拘わら
ず、画像処理装置を故障と判断してしまい、画像処理装
置が管理端末により正しく管理されない。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決する新
規有用な画像処理装置、さらに画像処理装置のコンピュ
ータに使用されるプログラム及び画像処理装置に接続さ
れる管理ユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像処理装置は、管理端末からの管理
情報の処理要求に応じて所定の応答処理を実行する画像
処理装置であって、ファームウェア格納手段から画像処
理に必要なファームウェアを取得する取得手段と、前記
取得したファームウェアで、既存のファームウェアの書
き換えを実行する書き換え手段と、前記ファームウェア
の書き換え中は前記管理情報の処理要求を中止するよう
前記管理端末に通知する通知手段とを備えたことを特徴
とする。
【0009】特に、前記通知手段は、前記ファームウェ
アの書き換え中を外して、前記管理情報の処理要求を送
信するよう通知することを特徴とすれば、ファームウェ
アの書き換え中に、管理端末から管理情報の処理要求が
されず、画像処理装置は、管理端末からの管理情報の処
理要求に対して応答処理を行うことができる。また、前
記通知手段は、前記管理端末が前記管理情報の処理要求
を送信する時間間隔を変更するよう通知することを特徴
とする。
【0010】特に、前記ファームウェアの書き換え時間
を算出する書き換え時間算出手段と、当該算出されたフ
ァームウェアの書き換え時間に基づいて、前記ファーム
ウェアの書き換えと重ならない時間間隔を決定する決定
手段とを備え、前記通知手段は、前記管理端末が前記管
理情報の処理要求を送信する時間間隔を、前記決定手段
により決定された時間間隔に変更するよう通知すること
を特徴とすれば、ファームウェアの書き換え中に管理情
報の処理要求がされる可能性が低くなる。
【0011】しかも、前記管理端末が前記管理情報の処
理要求を送信する送信予定に関する情報を取得する送信
予定取得手段と、前記ファームウェアの書き換え時間と
前記取得された送信予定に関する情報とから、前記ファ
ームウェアの書き換え中に前記管理情報の処理要求があ
るか否かを判定する判定手段とを備え、前記決定手段
は、前記ファームウェアの書き換え中に前記管理情報の
処理要求があると判定されたときに、当該ファームウェ
アの書き換え時間より長くなるように、時間間隔を決定
することを特徴とすれば、ファームウェアの書き換え中
に管理情報の処理要求があるときに、管理情報の処理要
求を送信する時間間隔を変更する旨を管理端末に通知す
ることができ、しかも、ファームウェアの書き換え中に
管理情報の処理要求が送信されることをなくすことがで
きる。
【0012】また、前記通知手段は、前記ファームウェ
アの書き換え後に、前記管理端末が前記管理情報の処理
要求を送信する時間間隔を変更前に戻すよう通知するこ
とを特徴とすれば、ファームウェアの書き換えが終了す
ると、変更前の管理状態に戻すことができ、画像処理装
置は、ファームウェアの書き換え前の状態で管理端末に
より管理される。
【0013】しかも、前記書き換え時間算出手段により
算出されるファームウェアの書き換え時間は、少なくと
も、前記ファームウェアのサイズに基づいて算出された
書き換え処理時間と、前記画像処理装置の再起動に要す
る初期化時間とを含むことを特徴とすれば、画像処理装
置の再起動中に管理情報の処理要求が送信されることは
なくなる。
【0014】さらに、管理端末からの管理情報の処理要
求に応じて所定の応答処理を実行する画像処理装置のコ
ンピュータに、ファームウェア格納手段から画像処理に
必要なファームウェアを取得する取得ステップと、前記
取得したファームウェアで、既存のファームウェアの書
き換えを実行する書き換えステップと、前記ファームウ
ェアの書き換え中は前記管理情報の処理要求を中止する
よう前記管理端末に通知する通知ステップとを実行させ
るためのプログラムであるので、ファームウェアの書き
換え中に、管理端末からの管理情報の処理要求が要求さ
れず、画像処理装置は、管理端末からの管理情報の処理
要求に対して応答処理を行うことができる。
【0015】また、画像処理装置と接続され、管理端末
からの管理情報の処理要求に応じて画像処理装置の管理
に必要な所定の応答処理を実行する管理ユニットであっ
て、既存のファームウェアへの書き換えを前記画像処理
装置に指示する指示手段と、前記画像処理装置が前記フ
ァームウェアの書き換え中は前記管理情報の処理要求を
中止するよう前記管理端末に通知する通知手段とを備え
たことを特徴としている。この構成によれば、管理ユニ
ットは、画像処理装置がファームウェアの書き換え中に
管理端末から管理情報の処理要求が要求されず、管理ユ
ニットは、管理端末からの管理情報の処理要求に対し
て、応答処理を実行することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像処理装置
の実施形態について、図面を参照しながら説明する。 1.全体構造 図1は、画像処理装置を含んだユーザ側のシステム10
0と、画像処理装置を遠隔で集中して管理する集中管理
装置91を含んだサービスセンタ側のサービスシステム
200とを示す全体の概略構成図である。以下、画像処
理装置を画像形成装置1に適応した場合について説明す
る。
【0017】ユーザ側のシステム100は、LAN(L
ocal Area Network)3を備えてお
り、このLAN3にプリントコントローラ2を介して画
像処理装置1が接続されている。画像形成装置1a及び
プリントコントローラ2aは、画像形成装置1及びプリ
ントコントローラ2と同様の構成であるため、以下、画
像形成装置1及びプリントコントローラ2について説明
する。
【0018】LAN3は、ルータ7を介してインターネ
ット300に接続され、このルータ7に、システム10
0内に侵入する通信を規制するファイアウォール8が接
続されている。ファイアウォール8は、パケットフィル
タリング、プロキシ等の機能を備えており、送信元IP
アドレス、宛先IPアドレス、送信元ポート番号、宛先
ポート番号が所定の条件を満たすパケットのみ通過を許
可する。
【0019】サービスシステム200は、LAN94を
備えており、このLAN94に集中管理装置91が接続
されている。LAN94は、ルータ96を介してインタ
ーネット300に接続され、このルータ96にサービス
システム200内に侵入する通信を規制するファイアウ
ォール97が接続されている。なお、システム100の
LAN3にメールサーバ6が、またサービスシステム2
00のLAN94にメールサーバ95が夫々接続され、
電子メールの収集と配布のサービスを受けることができ
る。
【0020】集中管理装置91は、例えば画像形成装置
1に組み込まれたファームウェアの書き換え等の管理を
行っており、書き換えが必要となった場合に書き換え用
のファームウェアを電子メールに添付し、この電子メー
ルをSMTP(SimpleMail Transfe
r Protocol)に従ってメールサーバ6に送信
している。なお、ファイアウォール8、97は、SMT
Pにおける通信、つまり電子メールの通過は許可するよ
うに設定されている。
【0021】これを受けてプリントコントローラ2は、
その電子メールをメールサーバ6からダウンロードし
て、電子メールに添付されているファームウェアを取得
する。プリントコントローラ2は、取得したファームウ
ェアを画像形成装置1に送信して、送信したファームウ
ェアで既存のファームウェアの書き換えを実行するよう
指示する。
【0022】ファームウェアは、画像形成装置1の基本
動作等を制御するためにROMに組み込まれたソフトウ
ェアで、例えば、計算機処理中に計算機によって動的に
変更されることのないプログラム及びデータ、或いはユ
ーザが行う環境設定で変更されることのないプログラム
及びデータ等であり、より具体的には、起動プログラ
ム、入出力プログラム、制御プログラム、制御データ等
の他、OS、インタープリタ、コンパイラー、BIOS
等がある。
【0023】1)ユーザ側のシステムの構成 ユーザ側のシステム100は、画像形成装置1の他に、
管理装置4、クライアント装置5−x、メールサーバ
6、ルータ7、ファイアウォール8等をLAN3に接続
した構成となっている。なお、メールサーバ6、ルータ
7、ファイアウォール8は、上述の通りである。
【0024】画像形成装置1は、後述のプリントジョ
ブ、コピージョブ等の実行により画像を形成する装置
で、例えば、クライアント装置5−xからプリントジョ
ブの要求を受け付けてプリント処理する。画像形成装置
1は、プリントコントローラ2を介してLAN3に接続
されているが、プリントコントローラ2を一体に備えた
ものもあり、広い意味でプリントコントローラ2を含め
て画像形成装置1としても良い。このため、以下でいう
「画像形成装置1」は、プリントコントローラ2を含め
ていることがある。
【0025】管理装置4は、システム100全体を管理
する装置で、画像形成装置1に対して、プリントコント
ローラ2を介して画像形成装置1の管理に必要な情報
(以下、単に「管理情報」という。)を定期的に要求し
て画像形成装置1から収集した管理情報をもって所定の
管理・監視処理を実行したり、また、画像形成装置1で
保持する管理情報を定期的もしくは不定期的に変更する
よう要求して画像形成装置1の環境設定や要求する処理
を実行させたりするほか、画像形成装置1に異常が発生
したときに、そのイベント通知をプリントコントローラ
2から受信する。
【0026】プリントコントローラ2は、クライアント
装置5−xから受信したプリントジョブの管理、サービ
スセンタ側の集中管理装置91から送信された電子メー
ルからのファームウェアの取得、画像形成装置1へのフ
ァームウェアの送信及び書き換えの指示等を行う他、管
理装置4からの管理情報の要求に対して、画像形成装置
1から収集した情報を管理情報として管理装置4へ送信
する管理情報応答処理を行う。
【0027】1−1)画像形成装置と管理装置について 画像形成装置1及び管理装置4は、通信プロトコルとし
て公知のネットワーク管理システム用のSNMP(Si
mple Network Management P
rotocol)を利用しており、プリントコントロー
ラ2及び画像形成装置1はSNMPエージェントとし
て、また管理装置4はSNMPマネージャとして動作す
る。
【0028】SNMPエージェントとして画像形成装置
1が持つ管理情報は、MIB(Management
Information Base)により規定されて
おり、本実施の形態では、インターネット標準のプリン
タMIB(RFC1759)に準拠している。SNMP
マネージャは、SNMPエージェントに対して、MIB
を要求したり、MIBの定義の変更を指示したりする。
一方、SNMPエージェントは、SNMPマネージャか
らの要求及び指示に従って、収集したMIBのSNMP
マネージャへの送信及びMIBにおける定義の変更の実
施を行う他、SNMPエージェントに障害等のイベント
が発生すると、SNMPマネージャにイベント通知す
る。
【0029】MIBの管理情報として大別すると、ネッ
トワーク構成管理、ユーザ管理、トラフィック管理、障
害管理、セキュリティ管理等であるが、本実施の形態に
おいては、画像形成装置1の構成情報、設定情報、ジョ
ブの管理情報等も管理情報として取り扱われる。上記の
構成情報とは、例えば、画像形成装置1の仕様、そのア
ドレス等の装置構成、装着オプションの種別、レディ・
スタンバイ・スリープ・ビジー等の装置全体のステータ
スを示す装置状態、トナー量、用紙カセットの残枚数等
がある。設定情報とは、記録紙の優先給紙口、画像処理
モード(例えば、両面印刷、拡大・縮小印刷等のモード
設定、パラメータ設定等であり、ジョブの管理情報と
は、ジョブ処理モード(優先ジョブ、非優先ジョブ、ジ
ョブ合成、ジョブ分割等のジョブモードを設定するも
の)、ジョブ終了通知の要求等である。
【0030】2)サービスシステムの構成 サービスシステム200は、集中管理装置91の他に、
メールサーバ95、ルータ96、ファイアウォール97
等をLAN94に接続した構成となっている。なお、メ
ールサーバ95、ルータ96、ファイアウォール97
は、上述通りである。
【0031】本実施の形態では、システム100とサー
ビスシステム200は、夫々のルータ7、96を介して
インターネット300に接続されており、その通信プロ
トコルは、TCP/IPに、電子メールの送受信用のS
MTPを組み合わせたものを利用している。なお、サー
ビスセンタ側からユーザ側に電子メールを送信する際に
は、サービスセンタ側のメールサーバ95がSMTPサ
ーバとなり、ユーザ側のメールサーバ6がPOP(Po
st Office Protocol)サーバとな
る。
【0032】2.各装置についての構成 1)画像形成装置 1−1)構成 図2は、画像形成装置1の構成を示す概略断面図であ
る。同図に示すように、画像形成装置1は、いわゆるM
FP(Multiple Function Peri
pheral)である。
【0033】画像形成装置1は、原稿等の読み取りによ
り画像データを取得する画像読み取り部10と、この画
像読み取り部10において取得された画像データ、或い
はLAN3を介してクライアント装置5−xから送信さ
れてきた画像データやプリントデータに基づいて画像形
成を行う画像形成部11とを備えている。画像読み取り
部10は、プラテンガラス(図示省略)上に載置された
原稿等の画像を、CCDを備えたスキャナ12を移動さ
せて読み取る公知のものである。画像読み取り部10で
読み取られた画像データは、制御部13において各種の
データ処理を受けて処理画像データに変換される。
【0034】制御部13は、処理画像データをプリント
ヘッド部14に送出し、プリントヘッド部14に内蔵さ
れたレーザダイオードを駆動して感光体ドラム15の表
面を露光して静電潜像を形成する。トナー現像器16
は、感光体ドラム15表面の静電潜像を現像するため
に、感光体ドラム15の回転に同期してトナー現像器1
6を駆動させる。
【0035】一方、転写ドラム17には、制御部13の
指示により用紙カセット18内の記録紙が供給される。
この記録紙は転写ドラム17に巻き取られ、感光体ドラ
ム15の表面に現像されたトナー像が、転写チャージャ
19により記録紙に転写された後、記録紙が転写ドラム
17の表面から分離される。記録紙に転写されたトナー
像は、剥がれやすく、定着装置20において加熱しなが
ら押圧することによりトナーを記録紙表面に定着させた
後、排紙トレー21上に排出する。
【0036】上記構成の画像形成装置1において、使用
者がプラテンガラス上に載置した原稿を画像読み取り部
10で読み取り、その画像を記録紙上に形成する処理
を、「コピージョブ」といい、また、各クライアント装
置5−xから受け付けたプリントデータ又は画像データ
に基づいて記録紙上に印刷画像を形成する処理を、「プ
リントジョブ」という。
【0037】1−2)回路構成 図3は、画像形成装置1の回路構成を示す図である。画
像形成装置1の制御部13は、例えば、装置全体の動
作、プリント処理、画像の読み取り処理、画質の補正処
理を個々に実行する4つの制御モジュール110、12
0、130、140を備え、各制御モジュール110、
120、130、140は夫々のCPUにより制御され
ている。なお、コピージョブ、プリントジョブ等を実行
する際には、制御モジュール間で制御信号及び画像デー
タの送受信を行う。ここで、制御モジュール110、1
20、130、140は、CPUもしくはCPUを含め
た制御回路を備えた制御機能を有した機能ブロックであ
る。以下各制御モジュール110、120、130、1
40について説明する。
【0038】1−2−1)制御モジュール110 制御モジュール110は、画像形成装置1全体を制御す
るモジュールで、CPU111、フラッシュROM11
2、S−RAM113、NV−RAM114を備え、こ
れらを内部バスにより接続した構成となっている。フラ
ッシュROM112及びCPU111は互いに近接した
位置に配置され、内部バスに高速な通信ラインを用いて
いるため、画像形成装置1の電源投入時におけるCPU
111へのプログラムロードの速やかな実行を可能し、
プログラムデータをロードする際のノイズの影響を軽減
している。なお、制御モジュール120、130、14
0においても、同様の内部バスを使用し、フラッシュR
OMとCPUとを近接して配置している。
【0039】フラッシュROM112は、書き換え可能
な不揮発性のメモリーで、制御モジュール110が実行
するファームウェアを格納している。CPU111は、
フラッシュROM112に格納されているファームウェ
アに従って画像形成装置1全体を制御する。S−RAM
113は、CPU111がファームウェアを実行する際
に使用するワーク・エリア用のメモリーである。NV−
RAM114は、バッテリバックアップされたメモリー
で、制御モジュール110が各種制御を行うための設定
値を各種保存している。
【0040】制御モジュール110は、制御モジュール
120と制御データを送受信するためのシリアルI/F
115、制御モジュール130と制御データを送受信す
るためのシリアルI/F116を備え、制御モジュール
120と制御モジュール130にシリアルケーブルを介
して接続されている。制御モジュール110は、プリン
トコントローラ2と制御データを送受信するためのシリ
アルI/F117、プリントコントローラ2からプリン
トジョブのイメージデータを受信するためのビデオI/
F118を備えている。
【0041】制御モジュール110は、ユーザが操作す
る操作パネル119を備えており、この操作パネル11
9は、テンキー、PRINTキー、表示部等を備えてい
る。なお、シリアルI/Fは、シリアルインターフェー
スのことである。ここで、各シリアルI/F115〜1
17が送受信する制御データには、管理装置4から送信
された管理情報の要求に対して管理情報を生成してプリ
ントコントローラ2に送信する際の管理情報用のデー
タ、書き換え用ファームウェアのデータ等の他に、制御
モジュール110と他の制御モジュール120、130
とで送受信する制御信号も含まれている。なお、以下で
使用する制御データについても同様である。
【0042】1−2−2)制御モジュール120 制御モジュール120は、主としてプリント処理を制御
するモジュールで、CPU121、フラッシュROM1
22、S−RAM123、NV−RAM124等を備
え、これらを内部バスにより接続した構成となってい
る。CPU121は、フラッシュROM122に格納さ
れているファームウェアに従って、プリント処理を制御
する。S−RAM123及びNV−RAM124は、制
御モジュール110と略同様であるため、ここでの説明
は省略する。
【0043】制御モジュール120は、制御モジュール
110と制御データを送受信するためのシリアルI/F
125、制御モジュール140と制御データを送受信す
るためのシリアルI/F126を備え、制御モジュール
110と制御モジュール120にシリアルケーブルを介
して接続されている。制御モジュール120は、プリン
ト負荷制御部127を備え、感光体ドラム15或いは転
写ドラム17用のモータ、定着装置20用のヒータ等の
各種駆動負荷を制御している。
【0044】1−2−3)制御モジュール130 制御モジュール130は、主として原稿画像読み取り処
理を制御するモジュールで、上記制御モジュール11
0、120と同様に、CPU131、フラッシュROM
132、S−RAM133、NV−RAM134を備
え、これらを内部バスにより接続した構成となってい
る。CPU131は、フラッシュROM132に格納さ
れているファームウェアに従って画像読み取り処理を制
御する。なお、S−RAM133及びNV−RAM13
4は、制御モジュール110と略同様であるため、ここ
での説明は省略する。
【0045】制御モジュール130は、制御モジュール
110と制御データを送受信するためのシリアルI/F
135を備え、制御モジュール110にシリアルケーブ
ルを介して接続されている。制御モジュール130は、
IR負荷制御部136、画像入力部138、画像処理A
SIC137を備えている。IR負荷制御部136は、
画像読み取り部10のモータ、ランプ等の各種駆動負荷
を駆動制御する。画像入力部138は、プラテンガラス
上の原稿画像を走査してCCD等により光電変換された
画像データを画像処理ASIC137に出力する。
【0046】画像処理ASIC137は、画像入力部1
38から入力された画像データに各種の画像処理を実行
した処理画像データを制御モジュール140に出力す
る。画像処理ASIC137が実行する画像処理には、
例えば、シェーディング補正、反射率―濃度変換、MT
F補正、濃度補正、誤差拡散補正等がある。
【0047】1−2−4)制御モジュール140 制御モジュール140は、主として画質の補正処理を制
御するモジュールで、上記制御モジュール110、12
0、130と同様に、CPU141、フラッシュROM
142、S−RAM143、NV−RAM144を備
え、これらを内部バスにより接続した構成となってい
る。CPU141は、フラッシュROM142に格納さ
れているファームウェアに従って画質の補正処理を制御
する。
【0048】制御モジュール140は、制御モジュール
120と制御データを送受信するためのシリアルI/F
145を備え、制御モジュール120にシリアルケーブ
ルを介して接続されている。また、制御モジュール14
0は、画質補正制御部146を介して制御モジュール1
10及び制御モジュール130に接続されている。画質
補正制御部146は、制御モジュール130の画像処理
ASIC138から出力された処理画像データ及び制御
モジュール110から出力されたイメージデータに対し
て画質制御を実行する。ここで行う画質制御には、スム
ージング、中間調階調再現処理、画質補正等がある。
【0049】画像出力部147は、画質補正制御部14
6から出力された画像データに対応してプリンタヘッド
部14のレーザダイオードを駆動させて静電潜像を形成
する。制御モジュール110は、ファームウェアの書き
換え時には、シリアルI/F115、116、125、
126、135、145を利用してファームウェアのデ
ータを対象の制御モジュール120、130、140に
転送している。シリアルI/F115、116、12
5、126、135、145は、通常通信する制御デー
タのサイズに合わせて構成されているため、単位時間当
たりの通信容量が小さい。従って、ファームウェアのよ
うな容量の大きいデータを転送するのに長い時間を要す
ることになる。
【0050】2)プリントコントローラ プリントコントローラ2は、クライアント装置5−xか
ら受信したプリントジョブの管理、集中管理装置91か
ら送信された電子メールからのファームウェアの取得、
画像形成装置1へのファームウェアの送信及び書き換え
の指示、管理装置4からの管理情報の要求に応じて、画
像形成装置1から収集した情報を管理情報として管理装
置4への送信等を行う他、ファームウェアを取得する
と、その書き換えと管理装置4からの管理情報の要求と
が重ならないように、管理情報の要求を送信する時間間
隔(以下、単に「要求間隔」という。)を変更するよう
に管理装置4に通知を行う。
【0051】図4は、プリントコントローラ2の回路構
成のブロック図である。プリントコントローラ2は、C
PU201、EP−ROM202、S−RAM203、
NV−RAM204、固定記憶装置205を備え、CP
U201はEP−ROM202に格納されたプログラム
に従って動作している。プリントコントローラ2は、シ
リアルI/F206及びビデオI/F207を介して画
像形成装置1の制御モジュール110に、またNIC
(ネットワーク・インターフェース・カード)209を
介してLAN3に夫々接続されている。
【0052】プリントコントローラ2は、操作パネル2
10を備え、この操作パネル210は、各種の設定情
報、コピージョブに関する情報(記録紙のサイズ、印刷
部数等)等を表示するための表示部と、表示部上のカー
ソル位置を上下に移動させる上下キー、各種の機能を選
択するための選択キー(例えばF1〜F4キー)、各種
の設定データを入力するための英数字キーとを備えてい
る。
【0053】S−RAM203は、CPU201がプロ
グラムを実行する際に使用するワーク・エリア用のメモ
リーである。NV−RAM204は、バッテリバックア
ップされたメモリーで、例えばクライアント装置5−
x、メールサーバ6と通信するための通信設定等のデー
タを記憶している。通信設定のデータには、画像形成装
置1のIPアドレス及びメール・アカウント、メールサ
ーバ6のIPアドレス、パスワード等がある。なお、本
実施の形態では画像形成装置1宛の電子メールをプリン
トコントローラ2が受信しているが、画像形成装置1宛
でなく、プリントコントローラ2宛にして、プリントコ
ントローラ2が直接電子メールを受信するようにしても
良い。
【0054】固定記憶装置205は、プリントジョブの
印刷データ、ファームウェアのデータ等の各種データを
格納している。プリントコントローラ2は、集中管理装
置91からの電子メールからファームウェアを取得する
とそのデータを固定記憶装置205に格納し、また、ク
ライアント装置5−xからプリントジョブを受け付ける
とその印刷データを固定記憶装置205に格納する。
【0055】なお、プリントコントローラ2は、プリン
トジョブの管理を行うために、印刷データを固定記憶装
置205に格納したアドレスを後述のジョブ管理テーブ
ルT3(図15の(a)参照)に登録し、またファーム
ウェアの書き換えの管理を行うために、ファームウェア
のデータを固定記憶装置205に格納したアドレスを後
述のファームウェア管理テーブルT4(図15の(b)
参照)に登録している。
【0056】固定記憶装置205に格納された印刷デー
タは、画像展開部208で、PDL(Page Des
cription Language)で記述されてい
る印刷データから中間コードへ、そして中間コードから
イメージデータ(ビットマップデータ)に展開される。
展開されたイメージデータはビデオI/F207から画
像形成装置1に送信されると共に、このイメージデータ
に係る制御命令もシリアルI/F206から送信され
る。プリントコントローラ2が受け付けたプリントジョ
ブの印刷データ、或いは画像形成装置1の画像読み取り
部10が読み取った画像データは、画像形成装置1にお
いて高速通信が可能なデータバスを経由して画像出力部
147で各データの画像が形成される。
【0057】すなわち、プリントコントローラ2におい
てプリントジョブ等の印刷データを受信してから、画像
形成装置1における画像出力部147に画像データが入
力されるまでの間、つまりNIC209〜画像展開部2
08〜ビデオI/F207〜制御モジュール110のビ
デオI/F118〜制御モジュール140の画質補正制
御部146〜画像出力部147の間は高速通信可能なデ
ータバスで接続されている。また、画像形成装置1にお
いても、原稿画像の読み取りから画像出力までの間、つ
まり制御モジュール130の画像入力部138〜画像処
理ASIC137〜画質補正制御部146〜画像出力部
147間は、高速通信可能なデータバスで接続されてい
る。
【0058】3)管理装置 管理装置4は、ネットワーク100全体を管理する装置
で、プリントコントローラ2を介して、画像形成装置1
への管理情報の要求の送信、またその内容を変更するた
めの変更要求の送信等を行ったり、画像形成装置1から
のイベント通知を受信したりして画像形成装置1を管理
する。
【0059】管理装置4は、プリントコントローラ2か
ら管理情報の要求の要求間隔の取得依頼を受けると、現
在の管理情報の要求の要求間隔をプリントコントローラ
2に送信し、また管理情報を要求する間隔の変更依頼を
受けるとこれまでの要求の要求間隔をその間隔に変更し
たりする。図5は管理装置4の回路構成を示すブロック
図である。管理装置4は、CPU401、ROM40
2、RAM403及び固定記憶装置404を備え、CP
U401はROM402に格納されたプログラムに従っ
て動作する。
【0060】管理装置4は、NIC407を介してLA
N3に接続され、このLAN3を介してプリントコント
ローラ2に管理情報を要求し、また管理情報、イベント
通知等を受信する。固定記憶装置404は、管理装置4
が管理している画像形成装置1の登録情報や、管理情報
の要求を送信した送信時刻を後述の登録情報テーブルT
2(図13参照)に記憶している。登録情報とは、画像
形成装置1の機種、そのIPアドレス、管理情報の要求
を送信する要求間隔等の情報である。
【0061】管理装置4は、表示制御部405、入力制
御部406を備え、表示制御部405にはディスプレイ
42が、入力制御部406にはキーボード43及びマウ
ス44が夫々接続されている。キーボード43には、各
種機能を選択するための機能キー(例えばF1〜F1
0)、英数字入力用の英数字キー、入力決定用のエンタ
ーキー等を備えている。
【0062】4)クライアント装置 図6はクライアント5−xの回路構成を示すブロック図
である。クライアント装置5−xは、パーソナルコンピ
ュータ等であり、主に画像形成装置1にプリントジョブ
を要求する。クライアント装置5−xは、CPU50
1、ROM502、RAM503、固定記憶装置50
4、表示制御部505及び入力制御部506を備えてい
る。クライアント装置5−xは、NIC507を介して
LAN3に接続されており、LAN3を介してプリント
ジョブをプリントコントローラ2に送信している。な
お、表示制御部505にはディスプレイ52が、入力制
御部506にはキーボード53及びマウス54が夫々接
続されている。
【0063】5)サービスセンタ側の集中管理装置 集中管理装置91は、例えば、画像形成装置1がファー
ムウェアの書き換えが必要になったときに、オペレータ
の指示により電子メールを作成し、この電子メールに書
き換え用のファームウェアを添付して画像形成装置1宛
に送信する。
【0064】図7は、集中管理装置91の回路構成のブ
ロック図である。集中管理装置91は、ユーザ側の画像
形成装置1を管理する機能を有し、CPU901、CP
U901で実行されるプログラム及び制御データを記憶
するROM902、RAM903、固定記憶装置90
4、表示制御部905、入力制御部906、NIC90
7等から構成されている。
【0065】表示制御部905にはディスプレイ92
が、入力制御部906にはキーボード93及びマウス9
4が夫々接続されている。キーボード93は、各種機能
を選択するための機能キー(例えばF1〜F10)、英
数字入力用の英数字キー、入力決定用のエンターキー等
を備えている。固定記憶装置904は、管理する画像形
成装置1についての登録情報等を後述の登録情報テーブ
ルT1(図9参照)に登録する他、画像形成装置1の書
き換え用のファームウェア等が記憶されている。なお、
書き換え用のファームウェアは、電子メールに添付する
際に、固定記憶部904から容易に読み出せるように、
画像形成装置1の機種別にフォルダー(ディレクトリ)
を作成し、そのフォルダー内に対象制御モジュール11
0、120、130、140用のファームウェアを保存
している。
【0066】3.各装置の処理内容 1)サービスセンタ側 サービスセンタ側の集中管理装置91におけるCPU9
01の処理について以下に説明する。図8はCPU90
1動作を示すフローチャートである。まず、集中管理装
置91は、オペレータによる電源の投入により処理を開
始し、メモリーの初期化やパラメータの初期化等の一般
的な初期化処理を実行する(ステップS901)。そし
てオペレータがキーボード93上のF1を選択したか否
かを判定する。F1の選択があると、通信設定処理を行
う(ステップS903;YES、S905)。
【0067】通信設定処理は、サービスセンタ側のサー
ビスシステム200内での通信設定を登録するための処
理で、その設定データは、オペレータからキーボード9
3上の英数字キー等の押下操作により入力されると、そ
れらを固定記憶装置904に記憶する。通信設定の内容
は、サービスセンタ側のLAN94に接続されているメ
ールサーバ95のIPアドレス、集中管理装置91の電
子メールアドレス、メールサーバ95にアクセスするた
めのパスワード等である。
【0068】ステップS903でNOの場合、或いはス
テップS905の通信設定処理が終了すると、オペレー
タがF2を選択したか否かを判定する。F2の選択があ
ると、ユーザ側の画像形成装置の登録処理を行う(ステ
ップS907;YES、S909)。画像形成装置の登
録処理は、集中管理装置91が管理する画像形成装置1
に関する情報を登録するための処理で、オペレータによ
るキーボード93の英数字キー等の押下操作により、例
えば画像形成装置1の機種、電子メールアドレスの他、
ユーザの名称、住所等のその他の情報が入力され、それ
らの情報を固定記憶装置904の登録情報テーブルT1
に登録する。
【0069】図9は、登録情報テーブルT1の内容例を
示した図である。登録情報テーブルT1は、「機種」、
「電子メールアドレス」、及び「その他の情報」の欄を
備え、オペレータの入力を受け付けて各登録情報が登録
される。ステップS907でNOの場合、或いはステッ
プS909の画像形成装置の登録処理が終了すると、オ
ペレータがF3を選択したか否かを判定する。F3の選
択があると、ファームウェアの送信処理を行う(ステッ
プS911;YES、S913)。
【0070】図10は、ファームウェアの送信処理を示
すフローチャートである。以下、同図を用いて説明す
る。まず、オペレータからのキーボード93又はマウス
94の操作により、ファームウェアの書き換えが必要な
画像形成装置1の機種と制御モジュールの指定を受け付
ける(ステップS951)。ここで、画像形成装置1の
機種と制御モジュールとを指定するのは、画像形成装置
1のファームウェアは、機種と制御モジュールによって
異なるためである。
【0071】次に、固定記憶装置904の登録情報テー
ブルT1(図9参照)に登録されている画像形成装置1
の登録台数nを計数し、ループカウンタiを1にする
(ステップS953、S955)。ステップS957
で、ループカウンタiと計数した登録台数nとを比較す
る。ループカウンタiが登録台数nより大きい場合(N
Oの場合)には、処理を終了する。逆に、ステップS9
57で、ループカウンタiが登録台数n以下の場合(Y
ESの場合)には、登録情報テーブルT1の第i番目の
レコードから画像形成装置1の機種を読み出す(ステッ
プS959)。
【0072】そして、読み出した画像形成装置1の機種
がオペレータから指定された機種か否かを判定する(ス
テップS961)。読み出した機種が指定された機種で
あると判定した場合、登録情報テーブルT1のi番目の
レコードから画像形成装置1の電子メールアドレスと、
固定記憶装置904に記憶されている機種別のフォルダ
ー内から指定されているファームウェアのデータとを読
み出す(ステップS961;YES、S963)。
【0073】読み出した電子メールアドレスをメッセー
ジフィールドのヘッダ部に格納し、また読み出したファ
ームウェアをメッセージフィールドのボディ部に添付し
て、電子メールを作成する(ステップS965)。そし
て、ファームウェアが添付された電子メールを画像形成
装置1宛に送信して(ステップS967)、ループカウ
ンタiに1をインクリメントしてステップS957に進
む。なお、電子メールを送信する際には、メールサーバ
95のIPアドレスを基にメールサーバ95との間でT
CPコネクションを確立する。図11は、集中管理装置
91から送信される電子メールのメッセージフィールド
を示す。以下、同図を用いて説明する。電子メールのメ
ッセージフィールドは、インターネット標準(RFC8
22)により、ヘッダ部とボディ部とにNULL行を介
して分かれている。
【0074】1−1)ヘッダ部 ヘッダ部は、送信元の電子メールアドレスを示す「Fr
om」、送信先の電子メールアドレスを示す「To」、
メールの題目を示す「Subject」、MIME形式
でファイル(ファームウェア)を添付する際のMIME
規定を表す「MIME−Version」等のフィール
ドがある。
【0075】「Subject」には、オペレータによ
り指定された画像形成装置1の機種と制御モジュールの
番号とが書き込まれている。例えば、機種が「mode
l1」で、書き換え対象の制御モジュールが「制御モジ
ュール110」である場合に、「model1_1」と
記述する。なお「Content−Descripti
on」には、添付しているファイルの内容を示す「Fi
rmware」が記述されている。
【0076】1−2)ボディ部 ボディ部には、MIME形式でファームウェアが格納さ
れている。ファームウェアは一般的にバイナリデータで
あり、本実施の形態で利用しているRFC822では、
バイナリデータをボディ部に直接記述することが禁止さ
れている。このため、バイナリデータをUS−ASCI
Iに変換したものを電子メールに添付している。
【0077】上記のバイナリデータの変換についての情
報が、ボディ部の「Content−Type」と「C
ontent−transfer−encoding」
である。「Content−Type」には、ファーム
ウェアがバイナリデータであることを示す「appli
cation/octet−stream」が記述さ
れ、また「Content−Transfer−Enc
oding」には、US−ASCIIに変換した方式を
示す「Base64」が記述されている。
【0078】2)管理装置 図12は管理装置4におけるフローチャートを示す図で
ある。以下、同図を用いて説明する。CPU401は、
オペレータ等による電源の投入によって処理を開始し、
メモリーの初期化やパラメータの初期化等の一般的な初
期化処理を実行する(ステップS411)。そしてオペ
レータがキーボード43上のF1キーを押下したか否か
を判定する。F1キーの押下があると、画像形成装置の
登録処理を行う(ステップS413;YES、S41
5)。
【0079】画像形成装置の登録処理は、管理装置4が
管理する画像形成装置1を登録するための処理で、オペ
レータがキーボード43の英数字キー等の押下操作によ
り、画像形成装置1の機種、そのIPアドレス及び画像
形成装置1に管理情報の要求を定期的に送信する間隔
(以下、単に「要求間隔」という。)等が入力され、そ
れらを固定記憶装置404の登録情報テーブルT2に登
録する。
【0080】なお、ステップS415の登録処理は、各
ユーザ側の画像形成装置1に関する情報をオペレータが
キーボードから入力して登録しているが、管理装置4が
自動的にSNMPエージェント機能を有する画像形成装
置1を検索して、登録情報テーブルT2に登録しても良
い。図13は、登録情報テーブルT2の内容例を示した
図である。登録情報テーブルT2は、「機種」、「IP
アドレス」、「その他の情報」、「要求間隔」及び「送
信時刻」の欄を備えている。図12のステップS415
で、「機種」に例えば「model1」が、「IPアド
レス」に例えば「192.168.0.1」が、「要求
間隔」に例えば「40」が夫々入力され、登録情報テー
ブルT2に登録される。
【0081】ステップS413で、オペレータからF1
キーの押下がない場合(NOの場合)、或いはステップ
S415の画像形成装置の登録処理が終了した場合は、
登録情報テーブルT2に登録されている画像形成装置1
の登録台数nを計数し、ループカウンタiを1にする
(ステップS417、S419)。ステップS421
で、ループカウンタiと計数した登録台数nとを比較す
る。ループカウンタiが登録台数n以下の場合には(Y
ESの場合)、登録情報テーブルT2におけるi番目の
レコードの画像形成装置1に対して、前回行った管理情
報の要求からの経過時間が、管理情報の要求間隔を経過
しているか否かを判定する(ステップS423)。
【0082】ここで管理情報の要求間隔が経過している
か否かの判定は、図13の登録情報テーブルT2の送信
時刻から現時刻までの経過時間を求め、この経過時間が
登録情報テーブルT2の要求間隔より大きいか否かによ
り判定している。なお、所定時間経過したか否かの判定
に、要求間隔の時間を時間経過と共にインクリメントす
るタイマーを備え、このタイマーが0になっているか否
かにより判定しても良い。
【0083】要求間隔を経過していない場合、ループカ
ウンタiに1をインクリメントして(ステップS43
1)、ステップS421に進む。逆に、要求間隔を経過
している場合、プリントコントローラ2に対して管理情
報の要求を送信する(ステップS423;YES、S4
25)。そしてこの管理情報の要求に対してコンローラ
2から応答があったか否かを判定する(ステップS42
7)。
【0084】プリントコントローラ2から応答が無い場
合には、管理情報の要求を繰り返し送信し、それでも応
答がない場合に、画像形成装置1が故障していると判断
して、図13の登録情報テーブルT2の「その他の情
報」の欄に「エラー発生」を書き込む(ステップS42
7;NO、S433)。ステップ427で管理情報の応
答があった場合には、登録情報テーブルT2の送信時間
を、管理情報を要求した時刻に更新して送信履歴を残し
て、管理情報を取得して固定記憶装置404で保持する
と共に、ループカウンタiに1をインクリメントした
(ステップS429、S431)後、ステップS421
に進む。
【0085】ステップS421で、ループカウンタiが
登録台数nより大きい場合(NOの場合)、プリントコ
ントローラ2から管理情報の要求間隔の取得依頼を受信
したか否かを判定する(ステップS451)。プリント
コントローラ2から取得依頼を受信した場合には、登録
情報テーブルT2から要求間隔を読み出し、その要求間
隔をプリントコントローラ2に送信する(ステップS4
51;YES、S453)。逆に取得依頼を受信してい
ない場合には(ステップS451;NO)、ステップS4
55に進む。
【0086】次に、ステップS455でプリントコント
ローラ2から管理情報の要求間隔を変更する旨の変更通
知(以下、「変更依頼」という。)を受信したか否かを
判定する。変更依頼を受信した場合には、登録情報テー
ブルT2に登録されている要求間隔(例えば「40」)
を、変更依頼のあった間隔(例えば「2400」)に変
更して(ステップS455;YES、S457)、ステ
ップS459に進む。逆に変更依頼を受信していない場
合には(ステップS455;NO)、ステップS459に
進む。ステップS459では、その他処理を実行する。
例えば、画像形成装置1から収集した管理情報を解析し
て画像形成装置1に異常がないかをチェックしたり、受
信したイベント通知に応じて画像形成装置1の管理情報
の内容を変更するよう要求したりする。その他処理を終
了すると、ステップ413に進む。
【0087】3)プリントコントローラ 図14はプリントコントローラ2におけるフローチャー
トを示す図である。以下、同図を用いて説明する。CP
U201は、オペレータ等による電源の投入によって処
理を開始し、メモリーの初期化やパラメータの初期化等
の一般的な初期化処理を実行する(ステップS21
1)。
【0088】そしてオペレータが通信設定キー(例えば
F1キー)を押下する操作をしたか否かを判定する(ス
テップS221)。通信設定キー(F1キー)の押下が
ある場合、通信設定処理を行う(ステップS221;Y
ES、S223)。なお、通信設定処理は、プリントコ
ントローラ2が電子メール等を受信するのに必要な通信
設定を登録する処理で、詳細は後述する。
【0089】逆にオペレータからの通信設定キー(F1
キー)の押下がない場合(ステップS221;NO)、
或いはステップS223の処理を終了した場合は、クラ
イアント装置5−xからプリントジョブを受信したか否
かを判定する(ステップS231)。プリントジョブを
受信した場合、受信したプリントジョブをスプールし、
受信したプリントジョブをジョブ管理テーブルT3の末
尾のレコードに登録する(ステップS231;YES、
S233、S235)。このとき、プリントジョブの印
刷データは、固定記憶装置205に格納され、そのアド
レスをジョブ管理テーブルT3の「アドレス」欄に登録
する。
【0090】図15の(a)は、ジョブ管理テーブルT
3の内容例を示した図である。ジョブ管理テーブルT3
は、「ジョブ番号」、「付帯情報」、「アドレス」及び
「予想処理時間」の欄を備えている。「ジョブ番号」欄
は、プリントコントローラ2がプリントジョブを受け付
けた順番が記述されている。図14のステップS231
で、プリントジョブを受信していない場合(NO場
合)、或いはステップS235の処理を終了した場合
は、前回の新着電子メールの確認からの経過時間が、電
子メールが届いているかを定期的に確認する間隔(以
下、単に「確認間隔」という。)を経過しているか否か
を判定する(ステップS241)。
【0091】確認間隔を経過している場合、新着電子メ
ール確認処理を行う(ステップS241;YES、S2
43)。新着電子メール確認処理は、新着の電子メール
が届いているかを確認したり、新着の電子メールにファ
ームウェアが添付されている場合にそのファームウェア
を取得してファームウェア管理テーブルT4に登録した
り、また、そのファームウェアの書き換え時間を算出し
たりする処理で、詳細は後述する。
【0092】図15の(b)は、ファームウェア管理テ
ーブルT4の内容例を示した図である。ファームウェア
管理テーブルT4は、「ジョブ番号」、「付帯情報」、
「アドレス」及び「予想書き換え時間」の欄を備えてい
る。「ジョブ番号」欄は、プリントコントローラ2が電
子メールからファームウェアを取得した順番である。
「アドレス」欄には、ファームウェアのデータを固定記
憶装置205に格納したアドレスが登録されている。
「予想書き換え時間」は、ファームウェアの書き換えを
実行した場合の予想の書き換え時間で、ファームウェア
のサイズ等から算出される。
【0093】なお、付帯情報では、「1」が制御モジュ
ール110に、「2」が制御モジュール120に、
「3」が制御モジュール130に、「4」が制御モジュ
ール140に夫々対応している。逆にステップS241
で、確認間隔が経過していない場合(NOの場合)、或
いはステップS243の新着電子メール確認処理を終了
した場合は、ジョブ管理テーブルT3に未処理のプリン
トジョブがあるか否かを判定する(ステップS26
1)。
【0094】未処理のプリントジョブがある場合、ジョ
ブ送信処理を行う(ステップS261;YES、S26
3)。ジョブ送信処理は、未処理のプリントジョブを画
像形成装置1へ送信する処理で、詳細は後述する。逆に
未処理のプリントジョブがない場合(ステップS26
1;NO)、或いはステップS263のジョブの送信処
理を終了した場合、管理装置4から管理情報の要求があ
るか否かを判定する(ステップS271)。
【0095】管理情報の要求がある場合、管理情報応答
処理を行う(ステップS271;YES、S273)。
管理情報応答処理は、管理装置4からの管理情報の要求
に応答するために、画像形成装置1の管理情報を管理装
置4に送信する処理で、詳細は後述する。逆に管理装置
4から管理情報の要求がない場合(ステップS271;
NO)、或いはステップS273の管理情報応答処理を
終了した場合、ファームウェア管理テーブルT4(図1
5の(b)参照)にファームウェアがあるか否かを判定
する(ステップS281)。
【0096】ファームウェアがある場合、ファームウェ
ア送信処理を行う(ステップS281;YES、S28
3)。この送信処理は、ファームウェアを固定記憶装置
205から読み出して画像形成装置1に送信して、ファ
ームウェアの書き換えを指示する処理で、詳細は後述す
る。逆にファームウェア管理テーブルT4に登録されて
いるファームウェアがない場合(ステップS281;N
O)、或いは、ステップS283のファームウェア送信
処理を終了した場合、ステップS221に進む。以下、
各処理について説明する。
【0097】3−1)通信設定処理(ステップS22
3) 通信設定処理は、プリントコントローラ2が電子メール
の送受信するために必要となる通信設定を登録するため
の処理で、オペレータによる操作パネル210の英数字
キーの押下操作により、メールサーバ6のIPアドレ
ス、画像形成装置1の電子メール・アカウント、メール
サーバ6にアクセスするためのパスワードの他、画像形
成装置1宛に新しい電子メールが届いているか否かを定
期的に確認する確認間隔等が入力され、それらをNV−
RAM204で記憶する。
【0098】3−2)新着電子メール確認処理(ステッ
プS243) 図16は、新着電子メール確認処理のフローチャートを
示す。以下、同図を用いて説明する。この処理は、画像
形成装置1宛に新しい電子メールが届いているかを確認
し、届いていればそれをダウンロードし、またファーム
ウェアが添付されている場合にはそのファームウェアを
取得する処理である。
【0099】まずCPU201は、図14のステップS
223において予め設定登録されたメールサーバ6のI
Pアドレスを基に、メールサーバ6との間でTCPコネ
クションを確立し、メールサーバ6に画像形成装置1宛
の新着の電子メールが届いているかを確認する(ステッ
プS244、S245)。新着の電子メールが届いてい
る場合には、その電子メールをダウンロードし、メール
サーバ6内に保管されているオリジナルの電子メールを
削除した後、メールサーバ6との間で確立したTCPコ
ネクションを切断する(ステップS245;YES、S
246、S247、S248)。逆に、ステップS24
5で新着の電子メールが届いていない場合には、メール
サーバ6とのTCPコネクションを切断して処理を終了
する(ステップS245;NO、S257)。
【0100】次に、ダウンロードした電子メールにファ
ームウェアが添付されているか否かを判定する。ファー
ムウェアが添付されているか否かは、図11に示すよう
に、電子メールのヘッダ部の「Content−Des
cription」のフィールド・ボディ部に「Fir
mware」が記述されているか否かにより判定してい
る。
【0101】ダウンロードした電子メールにファームウ
ェアが添付されている場合、その電子メールのメッセー
ジフィールドのボディ部からUS−ASCII文字に変
換されているファームウェアのデータを取り出して、逆
BASE64変換を行ってファームウェアのデータをバ
イナリデータに戻す(ステップS249;YES、S2
50、S251)。
【0102】そして、電子メールのヘッダ部の「Sub
jet」のフィールド・ボディ部から、ファームウェア
の書き換え対象である機種と対象の制御モジュールの番
号とを読み出して、バイナリデータに戻されたファーム
ウェアを固定記憶装置205に保存する(ステップS2
52、S253)。次に、ファームウェアを書き換えし
た場合の予想書き換え時間を算出する(ステップS25
4)。具体的には、ファームウェアのデータのサイズを
算出し、この算出したサイズに単位サイズ当たりの書き
換え時間を掛けた書き換え処理時間と、書き換え後に画
像形成装置1を再起動して初期化するための標準的な初
期化時間と、実際の書き換えに対して余裕を見るための
余裕時間とを加えて予想書き換え時間を算出している。
【0103】すなわち、予想書き換え時間は以下の式に
より算出される。 予想書き換え時間=書き換え処理時間+初期化時間+余
裕時間 書き換え処理時間=ファームウェアのサイズ×単位サイ
ズ当たりの書き換え時間 なお、余裕時間は、数分程度が予め設定されており、図
14のステップS223における通信設定処理で、単位
サイズ当たりの書き換え時間、初期化時間と共に登録さ
れている。
【0104】次に、逆Base64変換したファームウ
ェアに関する情報をファームウェア管理テーブルT4の
末尾のレコードに登録する(ステップS255)。つま
り、固定記憶装置205にファームウェアを格納したア
ドレスを「アドレス」欄に、予想書き換え時間の算出結
果を「予想書き換え時間」欄に、対象の制御モジュール
の番号を「付帯情報」欄に夫々登録する。そして処理を
終了する。
【0105】ステップS249で、新着の電子メールに
ファームウェアが添付されていない場合(NOの場合)
は、ファームウェアの書き換え以外の処理を実行し(ス
テップS256)、処理を終了する。なお、新着電子メ
ール確認処理では、新着電子メールが複数ある場合でも
そのダウンロードは、1度のTCPコネクションの確立
で1つの電子メールをダウンロードしているが、例えば
複数の新着メールを一度にダウンロードし、TCPコネ
クションを切断した後に、各電子メールについてファー
ムウェアが添付されているかを判定するようにしても良
い。
【0106】3−3)ジョブの送信処理(ステップS2
63) 図17は、ジョブの送信処理のフローチャートを示す図
である。以下、同図を用いてジョブの送信処理を説明す
る。まず、ジョブ管理テーブルT3の先頭のレコードに
登録されているプリントジョブを読み出す(ステップS
264)。読み出したプリントジョブのプリントデータ
(ページ記述言語で記述された印刷画像データ)を、ジ
ョブ管理テーブルT3のアドレスに基づいて固定記憶装
置205から読み出して画像展開部208で展開してイ
メージデータ(ビットマップデータ)を作成し、このイ
メージデータをビデオI/F207を介して画像形成装
置1に送信すると共に、プリントジョブの制御データを
シリアルI/F206を介して制御モジュール110に
送信する(ステップS265、S266、S267)。
次に、イメージデータの画像形成装置1への送信が終了
すると、ジョブ管理テーブルT3の先頭に登録されてい
たプリントジョブをジョブ管理テーブルT3から削除し
て(ステップS268)、処理を終了する。なお、先頭
のプリントジョブを削除すると、他のプリントジョブの
ジョブ番号が1つ繰り上がる。
【0107】3−4)管理情報応答処理(ステップS2
73) 管理情報応答処理は、管理装置4からの管理情報の要求
に対して、画像形成装置1の各制御モジュール110、
120、130、140から収集した制御情報を解析し
て管理情報を作成し、その管理情報を管理装置4に送信
する。また、管理情報の定義変更の要求している場合に
は、プリントコントローラ2のNV―RAM204で記
憶している管理情報の定義の変更及び画像形成装置1に
管理情報の定義を変更するよう指示を行ったり、プリン
トコントローラ2及び画像形成装置1が定義の変更を終
了した旨を管理装置4に送信したりする。
【0108】3−5)ファームウェア送信処理(ステッ
プS283) 図18は、ファームウェア送信処理のフローチャートを
示す図である。以下、同図を用いてファームウェアの送
信処理を説明する。まず、ステップS284で画像形成
装置1がコピージョブを実行しているか否かを判定す
る。コピージョブを実行していない場合、現在の管理情
報の要求間隔の取得を管理装置4にLAN3を介して依
頼する(ステップS284;NO、S285)。これを
受けて、管理装置4は、要求間隔送信処理(図12のス
テップS453)により登録情報テーブルT2の要求間
隔を送信する。
【0109】プリントコントローラ2は、管理装置4か
ら管理情報の要求間隔を取得すると、この現在の要求間
隔を固定記憶装置205に記憶し、ファームウェア管理
テーブルT4(図15の(b)参照)から、先頭レコー
ドに登録されているファームウェアの予想書き換え時間
を読み出す(ステップS286;YES、S287、S
288)。
【0110】次に、取得した管理情報の要求間隔と、予
想書き換え時間とを比較して、要求間隔が予想書き換え
時間以下であるか否かを判定する(ステップS28
9)。要求間隔が予想書き換え時間以下である場合(Y
ESの場合)、つまりファームウェアの書き換え中に管
理装置4から管理情報を要求される場合であり、管理装
置4に管理情報の要求間隔を変更するように通知(以
下、「変更依頼」という。)する(ステップS289;
YES、S290)。
【0111】要求間隔の変更は、要求間隔が予想書き換
え時間以上に変更するもので、具体的には、管理情報の
要求間隔を、予想書き換え時間を10分単位で切り上げ
た時間に決定する。例えば、予想書き換え時間が14分
の場合、要求間隔を20分、つまり2400secに変
更するように管理装置4に依頼する。次に、ファームウ
ェア管理テーブルT4のアドレスに従って、ファームウ
ェアのデータを固定記憶装置205から読み出し、また
「付帯情報」欄から、そのファームウェアの書き換え対
象である制御モジュールの番号を読み出す(ステップS
291、S292)。
【0112】そして、読み出したファームウェアのデー
タと、書き換え対象である制御モジュールの番号をシリ
アルI/F206を介して画像形成装置1の制御モジュ
ール110に送信する(ステップS293)。なお、画
像形成装置1では、ファームウェアのデータの受信によ
り書き換え処理を開始するため、ファームウェアのデー
タの送信が、画像形成装置1へのファームウェアの書き
換え指示となる。
【0113】ステップS294で、画像形成装置1から
ファームウェアの書き換え処理を終了した旨を受信し、
それを受信してからの経過時間が画像形成装置1を再起
動して初期化するための初期化時間になると、受信管理
装置4に対して、登録情報テーブルT2の管理情報の要
求間隔をファームウェアの書き換え前の要求間隔に戻す
ように通知する(ステップS294;YES、S29
5)。
【0114】具体的には、ステップS287で記憶して
おいた管理情報の要求間隔に変更するように管理装置4
に依頼する。これにより、管理装置4は、画像形成装置
1のファームウェアの書き換えが終了すると、その書き
換え前に行っていた管理情報の要求間隔に戻し、通常の
要求間隔でプリントコントローラ2に対して管理情報の
要求を送信する。
【0115】そして、ファームウェア管理テーブルT4
から先頭のファームウェアを削除して(ステップS29
6)、処理を終了する。このファームウェアの削除によ
り、ファームウェア管理テーブルT4に登録されている
ファームウェアは1つ繰り上がる。一方、ステップS2
84で、他のコピージョブがない場合は図14のステッ
プS283に戻る。またステップS289で、管理情報
の要求間隔が予想書き換え時間以下でない場合は、つま
りファームウェアの書き換え中に管理装置4から管理情
報の要求が要求されない場合は、ステップS291に進
む。
【0116】4)画像形成装置 図19は画像形成装置1の制御部13のフローチャート
を示す図である。以下、同図を用いて説明する。CPU
111は、オペレータ等による電源の投入によって処理
を開始し、各制御モジュール110、120、130、
140においてメモリーの初期化やパラメータの初期化
等の一般的な初期化処理を実行する(ステップS15
1)。
【0117】次に、プリントジョブ、コピージョブを含
めた各種信号に対する受け付け処理を一括して行う。各
種信号は、例えば、画像形成装置1の操作パネル119
の各種キー操作による入力信号、制御モジュール12
0、130、140で制御されている各センサーからの
制御信号、各制御モジュール110、120、130、
140からのイベント通知用の通知信号、シリアルI/
F117又はビデオI/F118を介してプリントコン
トローラ2から受信するプリントジョブ要求やファーム
ウェアの書き換え指示や管理情報の要求等の制御信号及
びデータ等がある。
【0118】これらの信号を受け付けると、その信号が
プリント要求であるか否かを判定する(ステップS15
3)。プリント要求とは、使用者が画像入力部138に
原稿画像をセットして操作パネル119のPRINTキ
ーを押下するコピージョブや、クライアント装置5−x
からのプリントジョブで、画像を形成するような要求で
ある。
【0119】受け付けた信号がプリント要求である場
合、各制御モジュール110、120、130、140
でプリント処理を行い終了すると(ステップS153;
YES、S154)、ステップS152に進む。ステッ
プS153で、受け付けた信号がプリント要求でない場
合、その信号がファームウェアであるかを判定する(ス
テップS155)。ファームウェアのデータでない場合
は、その他の処理、例えば、各制御モジュール110、
120、130、140における管理情報の生成処理を
行い(ステップS155;NO、S162)、ステップ
S152に進む。
【0120】受け付けた信号がファームウェアである場
合、ファームウェアの書き換え処理を行う(ステップS
155;YES、S156)。なお、ファームウェアの
書き換え処理は後述する。ファームウェアの書き換え処
理が終了すると、その書き換えが成功したか否かを判定
する(ステップS157)。ファームウェアの書き換え
が成功したか否かは、後述するファームウェア書き換え
前後のチェックサムC1、C2の比較により行う。
【0121】ファームウェアの書き換えが成功した場
合、CPU111は、プリントコントローラ2にファー
ムウェアの書き換えが終了したことを送信する(ステッ
プS158)。そして、他も制御モジュール120、1
30、140で実行しているプログラムを終了して画像
形成装置1を再起動させて(ステップS159)、再び
各制御モジュール110、120、130、140にお
いてメモリーの初期化やパラメータの初期化等の一般的
な初期化処理を実行して(ステップS151)、次のス
テップへと進む。
【0122】また、ファームウェアの書き換えが成功し
なかった場合、CPU111は、エラー処理を行って終
了する(ステップS157;NO、S161)。このエ
ラー処理は、操作パネル119の表示部に、例えば「○
○○エラー発生。サービスセンタに連絡して下さい。」
を表示して、管理者が行う所定の操作以外を受け付けな
い処理である。
【0123】なお、ファームウェアの書き換えが失敗し
た場合に、直ちにエラー処理を実行せずに、ファームウ
ェアの書き換えを再度行い、再び失敗した場合にエラー
処理を実施するようにしても良い。図20及び図21は
画像形成装置1におけるファームウェアの書き換え処理
を示すフローチャートを示す図である。CPU111
は、受信したファームウェアのデータが制御モジュール
110用であるか否かを判定する(ステップS16
5)。
【0124】制御モジュール110用のファームウェア
である場合、受信したファームウェアのデータのチェッ
クサムを実施し、その結果(以下、単に「チェックサム
C1」という。)をS−RAM113に記憶する(ステ
ップS165;YES、S166)。次にフラッシュR
OM112内の入出力プログラムをS−RAM113に
退避した後、フラッシュROM112に受信したファー
ムウェアのデータを書き込む(ステップS167、S1
68)。書き込みが終了すると、フラッシュROM11
2に新たに書き込まれたファームウェアのデータを読み
出してチェックサム(その結果を「チェックサムC2」
という。)を実施して(ステップS169)、処理を終
了する。
【0125】また、CPU111は、受信したファーム
ウェアのデータが制御モジュール110用のファームウ
ェアでない場合は、受信したファームウェアのデータが
制御モジュール120用であるか否かを判定する(ステ
ップS165;NO、S170)。受信したファームウ
ェアのデータが制御モジュール120用である場合は、
CPU111は、ファームウェアのデータを制御モジュ
ール120に転送し、CPU121がファームウェアの
データのチェックサムを実施し、その結果をS−RAM
123に記憶する(ステップS170;YES、S17
1、S172)。
【0126】そしてフラッシュROM122内の入出力
プログラムをS−RAM123に退避した後、フラッシ
ュROM122に受信したファームウェアのデータを書
き込む(ステップS173、S174)。書き込みが終
了すると、フラッシュROM122に新たに書き込まれ
たファームウェアのデータを読み出してチェックサムを
実施する(ステップS175)。次にCPU121は、
チェックサムC1とチェックサムC2とをCPU111
に送信して(ステップS176)、処理を終了する。
【0127】また、CPU111は、受信したファーム
ウェアのデータが制御モジュール120用のファームウ
ェアでない場合は、図21に移って、受信したファーム
ウェアのデータが制御モジュール130用であるか否か
を判定する(ステップS170;NO、S180)。受
信したファームウェアのデータが制御モジュール130
用である場合は、CPU111は、ファームウェアのデ
ータを制御モジュール130に転送し、CPU131が
ファームウェアのデータのチェックサムを実施し、その
結果をS−RAM133に記憶する(ステップS18
0;YES、S181、S182)。
【0128】次にフラッシュROM132内の入出力プ
ログラムをS−RAM133に退避した後、フラッシュ
ROM132に受信したファームウェアのデータを書き
込む(ステップS183、S184)。書き込みが終了
すると、フラッシュROM132に新たに書き込まれた
ファームウェアのデータを読み出してチェックサムを実
施する(ステップS185)。そして、CPU121は
チェックサムC1とチェックサムC2とをCPU111
に送信して(ステップS186)、処理を終了する。
【0129】また、CPU111は、受信したファーム
ウェアのデータが制御モジュール130用のファームウ
ェアでない場合は、CPU111は、ファームウェアの
データを制御モジュール140に転送し、CPU141
がファームウェアのデータのチェックサムを実施し、そ
の結果をS−RAM143に記憶する(ステップS19
1、S192)。
【0130】次にフラッシュROM142内の入出力プ
ログラムをS−RAM143に退避した後、フラッシュ
ROM142に受信したファームウェアのデータを書き
込む(ステップS193、S194)。書き込みが終了
すると、フラッシュROM142に新たに書き込まれた
ファームウェアのデータを読み出してチェックサムを実
施する(ステップS195)。そして、CPU141
は、チェックサムC1とチェックサムC2とをCPU1
11に送信して(ステップS196)、処理を終了す
る。
【0131】以上の構成にすると、画像形成装置1がフ
ァームウェアの書き換え中に、管理装置4からの管理情
報の要求が重ならないようにできる。このため、画像処
理装置1は、管理装置4からの管理情報の要求に確実に
応答することができる。本発明を実施の形態に基づいて
説明したが、本発明の内容が、上記各実施形態に示され
た具体例に限定されないことは勿論であり、例えば以下
のような変形例を実施することができる。
【0132】(1)上記の実施の形態では、プリントコ
ントローラ2は、クライアント装置5−xから受け付け
たプリントジョブの管理、サービスセンタ側の集中管理
装置91から送信された電子メールの有無の確認、ファ
ームウェアの送信及ぶ書き換えの指示、管理装置4から
の管理情報の要求に対する応答等を行っているが、これ
らすべてを行わなくても良い。
【0133】例えば、集中管理装置91から送信される
電子メールを画像形成装置1で直接受信した後、それを
ダウンロードしてファームウェアの取得した後保持し、
そのファームウェアの書き換えのタイミングだけをプリ
ントコントローラ2が指示するようにしても良い。この
場合、画像形成装置1はファームウェアの取得をプリン
トコントローラ2に通知して、プリントコントローラ2
は本実施の形態のように、画像形成装置1のファームウ
ェアの書き換え中に管理装置4から管理情報の要求があ
るかを判断して、要求がある場合に管理装置4に管理情
報の要求間隔を変更するように通知すればよい。逆に、
プリントコントローラ2は、上記以外に、例えばプリン
トジョブの管理に加えてコピージョブの管理を行っても
良い。
【0134】(2)上記の実施の形態では、画像形成装
置1とプリントコントローラ2とを別体の装置として説
明したが、プリントコントローラ2と画像形成装置1と
を一体にした装置を用いても良い。この場合、プリント
コントローラ2のCPU201で行う制御機能は、画像
形成装置1の制御モジュール110に追加して設けても
良く、また、新たな制御モジュール、例えば制御モジュ
ール150を設け、この制御モジュール150でプリン
トコントローラ2と同様の機能を制御するようにしても
良い。
【0135】(3)上記の実施の形態では、クライアン
ト装置5−xとは別に、管理装置4をLAN3に接続し
ているが、クライアント装置5−xに管理装置4の管理
機能を持たせ、そのクライアント装置5−xからプリン
トコントローラ2に管理情報の要求をしても良い。
【0136】(4)上記の実施の形態では、ファームウ
ェアの書き換えと、管理装置4からの管理情報の要求と
が重なる場合に、管理情報の要求間隔を変更させて、フ
ァームウェアの書き換え中に管理情報の要求が送信され
ないようにしているが、管理情報の要求間隔を変更せず
に、管理情報の要求を中止するようにしても良い。この
場合、プリントコントローラ2は、画像形成装置1がフ
ァームウェアの書き換えを開始する前にファームウェア
の書き換え開始の通知を、またファームウェアの書き換
え終了の通知を夫々管理装置4に送信し、管理装置4
は、この書き換え開始の通知を受信すると管理情報の要
求を中止し、書き換え終了の通知を受信すると管理情報
の要求を再開するようにすれば良い。従って、本発明で
の管理情報の要求を中止するとは、管理情報の要求間隔
を変更するだけでなく、管理情報の要求を発生しない或
いは管理情報の要求を送信しない概念も含まれている。
【0137】(5)上記の実施の形態では、SNMPを
利用したネットワークでの画像形成装置1の管理・監視
を例に説明したが、画像形成装置1にWWWサーバを備え
ておき、管理装置4もしくはクライアント装置5−xの
ブラウザからHTTPで管理情報の要求を行い、管理装
置4もしくはクライアントにHTMLファイル等で管理
情報を送信しても良いし、また、SNMPプロトコル以
外のプロトコルを利用してもよい。
【0138】(6)上記の実施の形態では、プリントコ
ントローラ2が、管理情報を要求する要求間隔を管理装
置4から取得する(受信する手段を備えた)例を示した
が、プリントコントローラ2は、過去の管理情報の要求
を受信した受信間隔から、次回送信される管理情報の要
求の時間的予定を算出してもよい。また、管理装置4か
ら管理情報の要求するスケジュール、例えば管理情報の
要求を送信する時刻等をテーブルデータとしてプリント
コントローラ2に事前に通知するようにし、プリントコ
ントローラ2が、ファームウェアの書き換え時間に応じ
て、そのテーブルデータに基づいて、管理情報の要求の
送信を変更するように通知しても良い。このように構成
することで、定期的でない管理情報の要求にも対応する
ことができる。
【0139】(7)上記の実施の形態では、プリントコ
ントローラ2は、管理装置4に対して管理情報の要求間
隔の変更を通知しているが、ファームウェアの書き換え
時間と現時刻とからファームウェアの書き換えが終了す
る終了時刻を算出し、この終了時刻まで管理情報の要求
をしないように管理装置4に通知しても良い。 (8)上記の実施の形態では、管理情報の要求の要求間
隔がファームウェアの書き換え時間以下かどうかを判定
することにより、ファームウェアの書き換え中に管理情
報の要求の送信が発生するかを判定する例を示したが、
一般的には、ファームウェアの書き換え時間の方が管理
情報の要求間隔より大きい。このため、このファームウ
ェア書き換え中に管理情報の要求があるかの判定を省略
し、ファームウェアの書き換えが発生したと判定する
と、ファームウェアの書き換え時間を算出し、この時間
より大きい要求間隔に変更するようにしてもよい。
【0140】(9)上記の実施の形態では、コピージョ
ブ、プリントジョブの実行可能な画像形成装置1を例に
説明したが、ファクシミリ、ネットワークスキャナ等の
他のジョブも実行可能な画像処理装置にも適用できる。
この場合、画像処理装置は、制御モジュールを4個以上
備えても良く、逆に、各制御モジュールを組み合わせて
4個以下にしても良い。
【0141】(10)上記の実施の形態では、プリント
コントローラ2は、画像形成装置1からファームウェア
の書き換え終了の信号を受信すると、管理情報の要求間
隔を元に戻しているが、プリントコントローラ2は、フ
ァームウェアの書き換えを画像形成装置1に指示してか
ら、ファームウェアの予想書き換え時間が経過すると、
管理情報の要求間隔を元に戻すようにしても良い。
【0142】また、管理装置4は、プリントコントロー
ラ2から管理情報の要求間隔の変更依頼を受信すると、
受信前の要求間隔を記憶しておき、受信した要求間隔で
管理情報を要求した後に、記憶しておいた元の要求間隔
に戻すようにしても良い。このようにすれば、プリント
コントローラ2側の管理負荷を減少させることができ
る。
【0143】(11)上記の実施の形態では、画像形成
装置1に接続されたプリントコントローラ2のコンピュ
ータに本発明のプログラムを実行させているが、このプ
ログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に
記録されている。 (12)上記の実施の形態では、本発明における「管理
端末からの管理情報の処理要求」として、管理装置4
は、画像形成装置1から収集した管理情報を送信する処
理をプリントコントローラ2に要求し、また、本発明に
おける「所定の応答処理」として、プリントコントロー
ラ2が画像形成装置1の管理情報を収集して管理装置4
に送信する処理について説明したが、本発明における
「管理端末からの管理情報の処理要求」及び「所定の応
答処理」は、他の処理要求及び応答処理でも良い。
【0144】具体的には、管理装置4は、画像形成装置
1が保持する管理情報を変更する処理をプリントコント
ローラ2に要求(以下、単に「変更要求」という。)
し、この変更要求に応答すべく、プリントコントローラ
2が、画像形成装置1に管理情報の変更を指示し、画像
形成装置1から変更した旨を受信すると管理装置4に変
更終了を通知する応答処理でも良い。
【0145】この変更要求として、例えば、プリントジ
ョブ管理をするため、管理装置4から画像形成装置1に
対して、プリントジョブ管理情報を定期的に変更する例
に適用できる。この例としては、ジョブの処理モードを
管理装置4の要求するモードに定期的に変更させたり、
画像処理装置1にジョブ終了通知させるために定期的に
ジョブ終了通知するモードに変更させたりする等があ
る。
【0146】さらに、本発明における「管理端末からの
管理情報の処理要求」及び「所定の応答処理」は、上記
の実施の形態での「管理情報の要求」及び「管理情報を
送信する応答処理」と、本変形例で示した「管理情報の
変更要求」及び「管理情報の変更処理」との両方を実施
するようにしても良い。
【0147】(13)上記の変形例(12)では、管理
装置4が管理端末として、管理情報の変更要求をプリン
トコントローラ2に送信しているが、クライアント装置
5−xが管理端末として、プリントジョブの管理情報を
定期的に変更する変更要求をプリントコントローラ2に
送信するようにしても良い。具体的には、クライアント
装置5−xからプリントコントローラ2にプリントジョ
ブの予約の有無を定期的に送信し、プリントジョブの予
約がある場合に、プリントコントローラ2は、そのプリ
ントジョブの予約及びリソースの予約を行うために管理
情報の変更を行い、その結果をクライアント装置5−x
に送信するような場合である。
【0148】なお、リソースの予約とは、プリントジョ
ブの実行する時間帯は他のプリントジョブを受け付けな
い、そのジョブのデータサイズ分のメモリや使用する記
録紙を確保する等である。
【0149】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る画像処理装
置は、管理端末からの管理情報の処理要求に応じて所定
の応答処理を実行する画像処理装置であって、ファーム
ウェア格納手段から画像処理に必要なファームウェアを
取得する取得手段と、前記取得したファームウェアで、
既存のファームウェアの書き換えを実行する書き換え手
段と、前記ファームウェアの書き換え中は前記管理情報
の処理要求を中止するよう前記管理端末に通知する通知
手段とを備えているので、ファームウェアの書き換え中
に、管理端末から管理情報の処理要求が要求されること
をなくことがなくなる。このため、例えば、画像処理装
置がファームウェアの書き換え中であっても、画像処理
装置は、管理端末の管理負荷及びネットワークの通信負
荷を増大させることをなく、管理端末により正確に管理
される。
【0150】また、本発明に係るプログラムは、管理端
末からの管理情報の処理要求に応じて所定の応答処理を
実行する画像処理装置のコンピュータに、ファームウェ
ア格納手段から画像処理に必要なファームウェアを取得
する取得ステップと、前記取得したファームウェアで、
既存のファームウェアの書き換えを実行する書き換えス
テップと、前記ファームウェアの書き換え中は前記管理
情報の処理要求を中止するよう前記管理端末に通知する
通知ステップとを実行させているので、ファームウェア
の書き換え中に、管理端末から管理情報の処理要求が要
求されることをなくことがなくなる。このため、例え
ば、画像処理装置がファームウェアの書き換え中であっ
ても、画像処理装置は、管理端末の管理負荷及びネット
ワークの通信負荷を増大させることをなく、管理端末に
より正確に管理される。
【0151】さらに、本発明に係る管理ユニットは、画
像処理装置と接続され、管理端末からの管理情報の処理
要求に応じて画像処理装置の管理に必要な所定の応答処
理を実行する管理ユニットであって、既存のファームウ
ェアへの書き換えを前記画像処理装置に指示する指示手
段と、前記画像処理装置が前記ファームウェアの書き換
え中は前記管理情報の処理要求を中止するよう前記管理
端末に通知する通知手段とを備えているので、ファーム
ウェアの書き換え中に、管理端末から管理情報の処理要
求が要求されることをなくことがなくなる。このため、
例えば、画像処理装置がファームウェアの書き換え中で
あっても、画像処理装置は、管理端末の管理負荷及びネ
ットワークの通信負荷を増大させることをなく、管理端
末により正確に管理される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるユーザ側のシステ
ムとサービスセンタ側のサービスシステムを含んだ全体
構成図である。
【図2】本発明の実施の形態における画像形成装置の概
略断面図である。
【図3】本発明の実施の形態における画像形成装置の回
路構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるプリントコントロ
ーラの回路構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態における管理装置の回路構
成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるクライアント装置
の回路構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態における集中管理装置に回
路構成を示す図である。
【図8】集中管理装置におけるCPUのフローチャート
を示す図である。
【図9】集中管理装置が備えている登録情報テーブルの
内容例を示す図である。
【図10】集中管理装置におけるファームウェアの送信
処理のフローチャートを示す図である。
【図11】電子メールのメッセージフィールドを示す図
である。
【図12】管理装置におけるCPUのフローチャートを
示す図である。
【図13】管理装置が備えている登録情報テーブルの内
容例を示す図である。
【図14】プリントコントローラにおけるCPUのフロ
ーチャートを示す図である。
【図15】(a)は、プリントコントローラが備えてい
るジョブ管理テーブルの内容例を示す図であり、(b)
は、プリントコントローラが備えているファームウェア
管理テーブルの内容例を示す図である。
【図16】プリントコントローラにおける新着電子メー
ル確認処理のフローチャートを示す図である。
【図17】プリントコントローラにおけるジョブ送信処
理のフローチャートを示す図である。
【図18】プリントコントローラにおけるファームウェ
ア送信処理のフローチャートを示す図である。
【図19】画像形成装置における制御部のフローチャー
トを示す図である。
【図20】画像形成装置におけるファームウェア書き換
え処理のフローチャートを示す図である。
【図21】画像形成装置におけるファームウェア書き換
え処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 プリントコントローラ 4 管理装置 5−x クライアント装置 91 集中管理装置 111、121,131、141 CPU 112、122、132、142 フラッシュROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前 豪郎 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP07 AQ06 AR03 HK06 HK08 HK19 HQ12 HQ17 HR01 HR07 HS07 5B021 AA01 BB01 CC06 EE02 5B076 EA17 EA18 EB02 5B089 GA13 GA16 JA34 JA36 JB07 JB14 KA12 KC09 MC07 ME10 ME17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理端末からの管理情報の処理要求に
    応じて所定の応答処理を実行する画像処理装置であっ
    て、 ファームウェア格納手段から画像処理に必要なファーム
    ウェアを取得する取得手段と、 前記取得したファームウェアで、既存のファームウェア
    の書き換えを実行する書き換え手段と、 前記ファームウェアの書き換え中は前記管理情報の処理
    要求を中止するよう前記管理端末に通知する通知手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記通知手段は、前記ファームウェア
    の書き換え中を外して、前記管理情報の処理要求を送信
    するよう通知することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、前記管理端末が前記管
    理情報の処理要求を送信する時間間隔を変更するよう通
    知することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ファームウェアの書き換え時間を算
    出する書き換え時間算出手段と、 当該算出されたファームウェアの書き換え時間に基づい
    て、前記ファームウェアの書き換えと重ならない時間間
    隔を決定する決定手段とを備え、 前記通知手段は、前記管理端末が前記管理情報の処理要
    求を送信する時間間隔を、前記決定手段により決定され
    た時間間隔に変更するよう通知することを特徴とする請
    求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記管理端末が前記管理情報の処理要求
    を送信する送信予定に関する情報を取得する送信予定取
    得手段と、 前記ファームウェアの書き換え時間と前記取得された送
    信予定に関する情報とから、前記ファームウェアの書き
    換え中に前記管理情報の処理要求があるか否かを判定す
    る判定手段とを備え、 前記決定手段は、前記ファームウェアの書き換え中に前
    記管理情報の処理要求があると判定されたときに、当該
    ファームウェアの書き換え時間より長くなるように、時
    間間隔を決定することを特徴とする請求項4に記載の画
    像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記通知手段は、前記ファームウェアの
    書き換え後に、前記管理端末が前記管理情報の処理要求
    を送信する時間間隔を変更前に戻すよう通知することを
    特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記書き換え時間算出手段により算出さ
    れるファームウェアの書き換え時間は、少なくとも、前
    記ファームウェアのサイズに基づいて算出された書き換
    え処理時間と、前記画像処理装置の再起動に要する初期
    化時間とを含むことを特徴とする請求項4又は5に記載
    の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 管理端末からの管理情報の処理要求に応
    じて所定の応答処理を実行する画像処理装置のコンピュ
    ータに、 ファームウェア格納手段から画像処理に必要なファーム
    ウェアを取得する取得ステップと、 前記取得したファームウェアで、既存のファームウェア
    の書き換えを実行する書き換えステップと、 前記ファームウェアの書き換え中は前記管理情報の処理
    要求を中止するよう前記管理端末に通知する通知ステッ
    プとを実行させるためのプログラム。
  9. 【請求項9】 画像処理装置と接続され、管理端末から
    の管理情報の処理要求に応じて画像処理装置の管理に必
    要な所定の応答処理を実行する管理ユニットであって、 既存のファームウェアへの書き換えを前記画像処理装置
    に指示する指示手段と、 前記画像処理装置が前記ファームウェアの書き換え中は
    前記管理情報の処理要求を中止するよう前記管理端末に
    通知する通知手段とを備えたことを特徴とする管理ユニ
    ット。
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