JP2003056741A - 電子機械式バルブトレイン - Google Patents

電子機械式バルブトレイン

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JP2003056741A
JP2003056741A JP2002102414A JP2002102414A JP2003056741A JP 2003056741 A JP2003056741 A JP 2003056741A JP 2002102414 A JP2002102414 A JP 2002102414A JP 2002102414 A JP2002102414 A JP 2002102414A JP 2003056741 A JP2003056741 A JP 2003056741A
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valve train
valve
coil assembly
electromechanical
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JP2002102414A
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Hyoung-Joon Kim
亨 俊 金
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Hyundai Motor Co
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Hyundai Motor Co
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L9/00Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
    • F01L9/20Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L9/00Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
    • F01L9/20Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means
    • F01L9/21Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means actuated by solenoids
    • F01L2009/2151Damping means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L2301/00Using particular materials

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、バルブトレインを作動する
アマチュアが能動的に作動するようにして応答性を改善
すると同時に、より軽くてコンパクな電子機械式バルブ
トレインを提供することである。 【解決手段】 本発明は、アクチュエーターハウジン
グ、前記アクチュエーターハウジング内部に内蔵される
第1、第2コイル、前記第1、第2コイルの間に介さ
れ、上部プレート、下部プレート、前記上部プレートと
前記下部プレートとを連結するロッド、及び前記上部プ
レートと前記ロッドとの間または前記下部プレートと前
記ロッドとの間に配置される絶縁体を含むアマチュア、
前記アマチュアの下端に取付けられるバルブ、及び前記
アマチュアをバルブボディーの上側で弾性支持する第1
バルブスプリング及び下側で弾性支持する第2バルブス
プリングを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機械式バルブト
レインに係り、より詳しくは、バルブトレインを作動す
るアマチュアが能動的に作動するようにして応答性を改
善させると同時に、より軽くてコンパクトに製作するこ
とができる電子機械式バルブトレインに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の内燃機関は、混合気体を
吸気多岐管に吸入して燃焼室で圧縮爆発させ、クランク
シャフトを駆動させることで出力を発生させ、この過程
で燃焼した排気ガスを排気多岐管から排出させる。この
ように混合気体を吸入して燃焼室で燃焼させた後、排出
するように、燃焼室の上部を形成するシリンダーヘッド
の吸、排気ポートには吸、排気バルブが取付けられる。
【0003】このような吸、排気バルブとこれを作動さ
せるバルブ機構とを含んで構成される一連の装置をバル
ブトレインといい、このバルブトレインのバルブ作動タ
イミングによって内燃機関の燃焼状態は異なってくる。
従って、最適の燃焼制御のためにはバルブトレインの作
動制御が何より重要である。
【0004】このようなバルブトレインの作動制御方式
としては、クランクシャフトによって連動するカム軸と
前記カム軸のカムによってヒンジ作動するロッカーアー
ムなどにより吸、排気バルブを機械的に乗降させるカム
方式が主に採択されている。
【0005】ところが、前記カム式バルブトレインは、
最近活発に研究されている先端電子制御方式のエンジン
開発とそのための可変バルブタイミング制御などにおい
て、様々な方式のバルブ制御条件を充足させるには、そ
の機械的構造の特性上、一定の限界があった。
【0006】そのため、バルブトレインを電子的に作動
可能なように改善したものが電子機械式バルブトレイン
である。このバルブトレインは、バルブタイミングと作
動区間とを自由に設定できるようにすることで、エンジ
ンが最適性能を維持できるようなっている。また、吸気
バルブが空気量を直接制御することができるので、スロ
ットルバルブを削除することも可能となり、さらに、ポ
ンピング損失の低減や、様々な形態の運転が可能とな
り、排気ガスを低減させ、バルブの設置構造をより簡素
化させることができた。
【0007】前記のような従来型電子機械式バルブトレ
インの一例を図1に示す。バルブボディー1内に閉鎖コ
イル2と開放コイル3とを上下に配置し、その中間には
平板形のアマチュア4を配置し、前記アマチュア4にバ
ルブ5を連結すると同時にその上下にバルブスプリング
6、7を設置する構造となっていた。
【0008】このバルブトレインでは、閉鎖コイル2の
電流をオンとし、開放コイル3の電流をオフにすればバ
ルブ5が閉鎖されて、その状態が維持される。開放コイ
ル3の電流をオンにして、閉鎖コイル2の電流をオフに
すれば、バルブ5が開放され、その状態が維持される。
バルブ5において、閉鎖コイル2と開放コイル3をいず
れもオフにすれば、バルブスプリング6、7によってバ
ルブ5が中立状態になり、この時、閉鎖コイル2に高電
流を流せばバルブ5が完全に閉鎖する。これと反対に、
閉鎖コイル2と開放コイル3とをいずれもオフした状態
で、開放コイル3に高電流を流せばバルブ5が完全に開
くようになる。
【0009】このような従来の技術の問題点は、鉄芯製
のアマチュアプレートが運転時間の経過に従って磁石化
し、上下コイルに電流が流れなくても付着力が作用する
ため、応答速度が劣ることである。
【0010】他方、前記電子機械式バルブトレインは、
バルブを作動させるアマチュアが単純な導体のみからな
っており、閉鎖コイルと開放コイルとの磁性に依存しな
いため、アマチュアが閉鎖コイルまたは開放コイルのい
ずれが一側に移動した後に他側に移動する場合には、そ
の内部に生成された磁性が残存していて作動の応答性が
劣るという問題点がある。
【0011】この対応策として、アマチュア自体を永久
磁石で製作してアマチュアがより能動的に作動するよう
にする方法があるが、これは燃焼室の作動温度が高温で
あるために永久磁石の磁性が損われこと、また装置自体
が重くなるという問題点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、バル
ブトレインを作動するアマチュアが能動的に作動するよ
うにして応答性を改善すると同時に、より軽くてコンパ
クな電子機械式バルブトレインを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の好ましい実施例
による電子機械式バルブトレインは、アクチュエーター
ハウジング;前記アクチュエーターハウジング内部に内
蔵される第1、第2コイル;前記第1、第2コイルの間
に介され、上部プレート、下部プレート、前記上部プレ
ートと前記下部プレートとを連結するロッド、及び前記
上部プレートと前記ロッドとの間または前記下部プレー
トと前記ロッドとの間に配置される絶縁体を含むアマチ
ュア;前記アマチュアの下端に取付けられるバルブ;及
び前記アマチュアをバルブボディーの上側で弾性支持す
る第1バルブスプリング及び下側で弾性支持する第2バ
ルブスプリング;を備えることを特徴とする。
【0014】本発明において、前記アマチュアは、上部
プレートと、下部プレートと、上部プレートと下部プレ
ートとを連結するロッドとを備えてH型を成し、上部プ
レートとロッドとは絶縁体が介されて結合されることを
特徴とする。
【0015】本発明において、前記絶縁体は、プラスチ
ック材質のキャップ部材からなることを特徴とする。
【0016】本発明において、前記アマチュアは、前記
ハウジングの上部に結合される中立位置調整スクリュー
部材の上下移動によって押されて位置調整が可能である
ことを特徴とする。
【0017】また、本発明において、前記アマチュアの
上部プレートには段が形成され、前記第1バルブスプリ
ングが左右に動かないように固定することを特徴とす
る。
【0018】本発明の他の好ましい実施例による電子機
械式バルブトレインは、内部にチェンバーが形成された
ハウジング;前記ハウジングのチェンバーに配置され、
貫通孔が形成されたコアと前記コアに巻かれたコイルと
を含む外部コイルアセンブリー;前記外部コイルアセン
ブリーの貫通孔に挿入されて取付けられ、貫通孔が形成
されたコアと前記コアに巻かれたコイルとを含む内部コ
イルアセンブリー;上部プレート、下部プレート、前記
上部及び下部プレートを連結するロッド、及び前記ロッ
ドと上部プレートとの間または前記ロッドと前記下部プ
レートとの間のうちのいずれか1ケ所に介される絶縁体
を含み、前記ロッドは前記内部コイルアセンブリーの前
記貫通孔に上下移動可能に挿入されるアマチュア;前記
アマチュアを各々上側及び下側で弾支する上部及び下部
弾性部材;及び前記アマチュアの下部に連結されている
バルブ;を含むことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例に
よる電子機械式バルブトレインを添付した図面を参照し
て詳細に説明する。
【0020】図2は本発明の好ましい実施例による電子
機械式バルブトレインを概略的に示した断面図であり、
図3は図2の電子機械式バルブトレインの分解斜視図で
ある。
【0021】図2及び図3に示したように、本発明によ
る電子機械式バルブトレイン100は、アクチュエータ
ーハウジング10と、前記アクチュエーターハウジング
10の内部に内蔵される第1、第2コイル60、70
と、前記第1、第2コイル60、70の間に介されるア
マチュア20と、前記アマチュア20の下端に取付けら
れるバルブ40と、前記アマチュア20をバルブ40の
上、下側で各々弾性支持する第1、第2バルブスプリン
グ30、50とを備える。
【0022】前記アクチュエーターハウジング10は、
その外側に多数の締結部11が備えられてシリンダーヘ
ッド13に取付けられる。
【0023】前記アクチュエーターハウジング10の内
部空間には、内部コイルアセンブリー60と外部コイル
アセンブリー70とが設置される。外部コイルアセンブ
リー70は、アクチュエーターハウジング10の壁に固
定結合され、外部コイルアセンブリーの上下にストッパ
ー80を設置して外部コイルアセンブリー70がアクチ
ュエーターハウジング10に堅固に結合されるようにす
る。
【0024】前記外部コイルアセンブリー70は、中央
に貫通孔75が形成されたコア71にコイル73が巻か
れており、前記コイル73は、電流が供給されるように
電源(図示せず)に連結される。前記コア71は鉄のよ
うに磁石化する物質で作られる。従って、コイル73に
電流が供給されれば鉄芯コア71が磁石化する。
【0025】一方、前記内部コイルアセンブリー60
は、中央に貫通孔65が形成されたボビン61にコイル
63が巻かれており、前記ボビン61は絶縁体で作られ
る。例えば、ボビン61は磁石化しないプラスチック素
材で作ってもよい。
【0026】プラスチック素材で作られたボビン61に
巻かれたコイル63に電流が流れれば、ボビン内部に磁
場が形成される。
【0027】図2に示されたように、前記内部コイルア
センブリー60は、アクチュエーターハウジング10の
内壁に固定結合された外部コイルアセンブリー70の貫
通孔75に挿入されて、外部コイルアセンブリー70と
一体に形成される。
【0028】前記アクチュエーターハウジング10の内
部にはアマチュア20が内蔵される。前記アマチュア2
0は、上部プレート15と、下部プレート17と、上部
プレート15と下部プレート17とを連結するロッド1
9とを備えて“H”型をなし、導電体からなっている。
アマチュア20は、鉄で製作されるのが好ましいが、こ
れに限定されるものではない。前記上部プレート15と
ロッド19は、絶縁体12を介して結合され、絶縁体1
2は、プラスチック製のキャップ部材で形成されて、下
部プレート17と上部プレート15の間が絶縁されるよ
うにする。これにより、磁石化した下部プレート17と
同時に上部プレート15まで磁石化するのを防止するこ
とができる。前記絶縁体12は、上部プレート15と下
部プレート17とを絶縁させる機能をするものであり、
前記絶縁体12は、前記ロッド19と前記下部プレート
17との間に設置されても差支えない。
【0029】この時、アマチュア20が上下に移動しな
がら前記絶縁体12と衝突するのを防止するために、前
記内部コイルアセンブリー60の上面が外部コイルアセ
ンブリー70の上面より低くなるように前記内部コイル
アセンブリー60を前記外部コイルアセンブリー70に
結合するのが好ましい。
【0030】前記アマチュア20のロッド19は、前記
内部コイルアセンブリー60の貫通孔65に挿入され、
図2に示されたように、前記上部プレート15は内部コ
イルアセンブリー60と外部コイルアセンブリー70と
の上部に位置し、前記下部プレート17は内部コイルア
センブリー60と外部コイルアセンブリー70との下部
に位置するようになる。
【0031】一方、上部プレート15とアクチュエータ
ーハウジング10との間には第1バルブスプリング30
が介され、下部プレート17とシリンダーヘッド13と
の間には第2バルブスプリング50が介される。その結
果、アマチュア20は第1バルブスプリング30と第2
バルブスプリング50とによって上下で弾性支持され
る。この時、前記アマチュア20の上部プレート15に
は段14が形成され、その段14には第1バルブスプリ
ング30が設置されることにより、アマチュア20が上
下に移動する場合に第1バルブスプリング30が左右に
滑るのを防止する。
【0032】一方、前記上部プレート15が結合される
部分のアクチュエーターハウジング10には、中立位置
調整スクリュー21が取付けられる。前記中立位置調整
スクリュー21は、その回転による上下位置調節によっ
て第1バルブスプリング30を加圧する構造を有するこ
とにより、第1バルブスプリング30の弾性力を調節し
て、第1バルブスプリング30と第2バルブスプリング
50との弾性力が同一になるように調節して、アマチュ
ア20がアクチュエーターハウジング10内で中心に位
置するようになっている。
【0033】前記の構成を有する本発明による電子機械
式バルブトレインの作用について説明する。
【0034】図4に示されたように、コイルに電流が流
れていない時には、アマチュア20は、第1、第2バル
ブスプリング30、50によって中立位置に位置する。
【0035】図5は本発明の電子機械式バルブトレイン
100の閉鎖状態を示している。
【0036】外部コイルアセンブリー70のコイル73
に電流が供給されれば、鉄芯コア71の上部がN極、下
部がS極に磁石化する。この時、電流の方向を反対にす
れば、反対の極に磁石化するのはもちろんである。
【0037】また、内部コイルアセンブリー60のコイ
ル63に電流が供給されれば、絶縁体である内部コイル
アセンブリー60のボビン61の貫通孔65に挿入され
たアマチュアのロッド19と下部プレート17とが磁石
化するが、この時、ロッド19の上部がS極、下部プレ
ート17がN極になるように、コイル63に供給される
電流の方向を決定する。
【0038】この時、絶縁体12の存在によって、上部
プレート15は磁石化しない。
【0039】アマチュア20が中立位置の状態で、内部
コイルアセンブリー60と外部コイルアセンブリー70
とに前記のように電流が供給されて鉄芯コア71とアマ
チュア20が磁石化すれば、鉄芯コア71とアマチュア
20の下部プレート17との間に引力が作用してアマチ
ュア20が上方に移動する。アマチュア20が上部に移
動すれば、アマチュア20に連結されたバルブ40も上
方に移動してバルブが閉鎖される。
【0040】アマチュア20が上方に移動して下部プレ
ート17と外部コイルアセンブリー70の鉄芯コア71
とが接近するようになれば、二つの部材の間で作用する
引力によって下部プレート17が鉄芯コア71に安着
し、バルブが閉鎖された状態を維持することができるよ
うになる。この時、前記第1バルブスプリング30には
圧縮力が保存され、前記第2バルブスプリング50には
引張力が保存する。
【0041】前記絶縁体12の作用効果は次の通りであ
る。前記絶縁体12が存在していなければ、アマチュア
20が中立の状態で内部コイルアセンブリー60のコイ
ル63と外部コイルアセンブリー70のコイル73とに
電流が供給される場合に、アマチュア20の下部プレー
ト17はN極に、上部プレート15はS極に磁石化する
ため、上部プレート15と鉄芯コア71の上部との間に
引力が作用し、下部プレート17と鉄芯コア71の下部
との間に引力が作用するようになるので、アマチュア2
0が中立位置から離れられなくなる。結局、絶縁体12
によって、上部プレート15が磁石化しないためにアマ
チュア20が中立位置から上方に移動できるようになる
のである。
【0042】そして、図6は、本発明の電子機械式バル
ブトレイン100の開放状態を示している。
【0043】内部コイルアセンブリー60のコイル63
には図5と同一方向の電流を供給し、外部コイルアセン
ブリー70のコイル73には図5と反対方向の電流を供
給すれば、外部コイルアセンブリー70の鉄芯コア71
の下部はN極に、上部はS極に磁石化する。
【0044】この時、鉄芯コア71の下部とアマチュア
20の下部プレート17とは互いに相反した極に磁石化
するため、二つの部材の間に反発力が作用し、その結
果、アマチュア20が下方に移動するようになる。
【0045】この時、アマチュア20は第1、第2バル
ブスプリング30、50から作用する圧縮力と引張力に
よって移動し、中立位置を過ぎて開放位置に移動する。
【0046】アマチュア20の上部プレート15が鉄芯
コア71の上部に十分に接近すれば、前記上部プレート
15は磁石化した鉄芯コア71に安着し、バルブ40が
開放された状態を維持できるようになる。
【0047】この時、第1バルブスプリング30には引
張力が保存され、第2バルブスプリング50には圧縮力
が保存されて、次の位置への移動時に移動エネルギーを
提供する。
【0048】この場合の前記絶縁体12の作用は次の通
りである。前記絶縁体12が存在しなければ、前記上部
プレート15はS極に磁石化するので、上部プレート1
5と鉄芯コア71の上部との間に反発力が作用し、下部
プレート17と鉄芯コア71の下部との間に反発力が作
用するので、アマチュア20が中立位置から離れなれな
くなる。結局、絶縁体12によって、上部プレート15
が磁石化しないために、アマチュア20が中立位置から
下方に移動できるようになるのである。
【0049】このように、本発明の電子機械式バルブト
レインの開放位置と閉鎖位置とへの移動は、第1、第2
バルブスプリング30、50に保存された引張力、圧縮
力によって行われ、アマチュア20とコイルとは開放位
置と閉鎖位置とでの位置固定に必要な接着力のみを提供
する。
【0050】以上で、本発明を図面に示された実施例を
参照して説明した。しかし、本発明はこれに限られず、
本発明の属する技術分野にて通常の知識を有する者によ
って本発明と均等な範囲に属する様々な変形例または他
の実施例が可能である。
【0051】
【発明の効果】前記のような本発明による電子機械式バ
ルブトレインは、次のような効果を有する。
【0052】第一に、バルブトレインを作動させるアマ
チュアがコイルに流れる電流の方向の制御によって移動
するので、応答性が向上する。
【0053】第二に、磁石化したコイル間に引力及び斥
力が増大することによってアマチュアの大きさを小型化
することができるので、より軽くてコンパクトにバルブ
トレインを製作することができる。
【0054】第三に、アマチュアの下部プレートが磁石
化して応答性が落ちる短所を補完するために、永久磁石
に比べて重量の軽い鉄芯コアのみでコイルでアマチュア
を能動的に磁石化させるので応答速度を向上させ、アマ
チュアがコイルに不必要に付着する現象も防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による電子機械式バルブトレインを
概略的に示した断面図である。
【図2】本発明の好ましい実施例による電子機械式バル
ブトレインを概略的に示した断面図である。
【図3】図2の電子機械式バルブトレインの分解斜視図
である。
【図4】図2の電子機械式バルブトレインの中立時の作
動図である。
【図5】図2の電子機械式バルブトレインの閉鎖時の作
動図である。
【図6】電子機械式バルブトレインの開放時の作動図で
ある。
【符号の説明】
1 バルブボディー 2 閉鎖コイル 3 開放コイル 4 アマチュア 5 バルブ 6 バルブスプリング 7 バルブスプリング 10 アクチュエーターハウジング 11 締結部 12 絶縁体 13 シリンダーヘッド 14 段 15 上部プレート 17 下部プレート 19 ロッド 20 アマチュア 21 調整スクリュー 30 第1バルブスプリング 40 バルブ 50 第2バルブスプリング 60 第1コイル(内部コイルアセンブリー) 61 ボビン 63 コイル 65 貫通孔 70 第2コイル(外部コイルアセンブリー) 71 鉄芯コア 73 コイル 75 貫通孔 80 ストッパー 100 バルブトレイン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G018 AB09 BA38 CA12 DA24 DA35 DA36 DA38 DA41 DA69 DA81 DA83 DA84 GA04 GA14 3H106 DA07 DA25 DB02 DB14 DB26 DB32 DC02 DD03 EE04 EE34 GA08 GA10 GA15 KK17 5E048 AB01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエーターハウジング;前記アク
    チュエーターハウジング内部に内蔵される第1、第2コ
    イル;前記第1、第2コイルの間に介され、上部プレー
    ト、下部プレート、前記上部プレートと前記下部プレー
    トとを連結するロッド、及び前記上部プレートと前記ロ
    ッドとの間または前記下部プレートと前記ロッドとの間
    に配置される絶縁体を含むアマチュア;前記アマチュア
    の下端に取付けられるバルブ;及び前記アマチュアをバ
    ルブボディーの上側で弾性支持する第1バルブスプリン
    グ及び下側で弾性支持する第2バルブスプリング;を備
    えることを特徴とする、電子機械式バルブトレイン。
  2. 【請求項2】 前記絶縁体は、プラスチック材質のキャ
    ップ部材からなることを特徴とする、請求項1に記載の
    電子機械式バルブトレイン。
  3. 【請求項3】 前記アマチュアは、前記ハウジングの上
    部に結合される中立位置調整スクリュー部材の上下移動
    により押されて位置調整が可能であることを特徴とす
    る、請求項1に記載の電子機械式バルブトレイン。
  4. 【請求項4】 前記アマチュアの上部プレートには段が
    形成されて、前記第1バルブスプリングが左右に動かな
    いように固定することを特徴とする、請求項1に記載の
    電子機械式バルブトレイン。
  5. 【請求項5】 内部にチェンバーが形成されたハウジン
    グ;前記ハウジングのチェンバーに配置され、貫通孔が
    形成されたコアと前記コアに巻かれたコイルとを含む外
    部コイルアセンブリー;前記外部コイルアセンブリーの
    貫通孔に挿入して取付けられ、貫通孔が形成されたコア
    と前記コアに巻かれたコイルとを含む内部コイルアセン
    ブリー;上部プレート、下部プレート、前記上部及び下
    部プレートを連結するロッド、及び前記ロッドと上部プ
    レートとの間または前記ロッドと前記下部プレートとの
    間のうちのいずれか1ケ所に介される絶縁体を含み、前
    記ロッドは前記内部コイルアセンブリーの前記貫通孔に
    上下移動可能に挿入されるアマチュア;前記アマチュア
    を各々上側及び下側で弾支する上部及び下部弾性部材;
    及び前記アマチュアの下部に連結されているバルブ、 を含むことを特徴とする、電子機械式バルブトレイン。
  6. 【請求項6】 前記外部コイルアセンブリーのコアは、
    強磁性体素材で形成されることを特徴とする、請求項5
    に記載の電子機械式バルブトレイン。
  7. 【請求項7】 前記内部コイルアセンブリーのコアは、
    磁石化しない絶縁体で形成されることを特徴とする、請
    求項5に記載の電子機械式バルブトレイン。
  8. 【請求項8】 前記絶縁体は、プラスチックキャップで
    あることを特徴とする、請求項5に記載の電子機械式バ
    ルブトレイン。
  9. 【請求項9】 前記電子機械式バルブトレインは、前記
    ハウジングの内壁と前記上部スプリングとの間に介さ
    れ、前記上部スプリングを加圧して前記アマチュアの垂
    直位置を調節する位置調節装置をさらに含むことを特徴
    とする、請求項5に記載の電子機械式バルブトレイン。
  10. 【請求項10】 前記アマチュアの上部プレートの上面
    には、前記上部スプリングに挿入される段が形成されて
    いることを特徴とする、請求項5に記載の電子機械式バ
    ルブトレイン。
  11. 【請求項11】 前記外部コイルアセンブリーは、スト
    ッパーによって前記ハウジングの内壁に結合されること
    を特徴とする、請求項5に記載の電子機械式バルブトレ
    イン。
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