JP2003054609A - 密封式嵌合容器 - Google Patents

密封式嵌合容器

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JP2003054609A
JP2003054609A JP2001244523A JP2001244523A JP2003054609A JP 2003054609 A JP2003054609 A JP 2003054609A JP 2001244523 A JP2001244523 A JP 2001244523A JP 2001244523 A JP2001244523 A JP 2001244523A JP 2003054609 A JP2003054609 A JP 2003054609A
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Japan
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lid
container
fitting
sealed
opening
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JP2001244523A
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Kaoru Fujimura
薫 藤村
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FUJIMURA KOGYO KK
Original Assignee
FUJIMURA KOGYO KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工場出荷時の状態では異物、毒物等の混入を
防ぎ、開封後においては再利用が可能な密封式嵌合容器
の提供。 【構成】 容器11と蓋12との嵌合状態では容器11
と蓋12との接触部に設けられた固着手段17により内
部を密封可能であり、固着手段17を設けた部分かそれ
よりも内側に、内容物を取り出すために蓋12を開ける
開蓋手段を有しており、開蓋手段は1度分離すると元に
戻らず開蓋しようとしたことが分かるミシン目状等の切
離し部18から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器と蓋とが嵌合状
態となる構造を有している嵌合容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】容器と蓋とが嵌合状態となる嵌合容器
は、例えば食品製造工場において、パック詰め製品を製
造するときに使用され、そのままラベルを貼られた商品
として流通し、購入者の手に渡る。購入者は詰められて
いる内容物を必要量取り出し、残量は蓋をした容器の中
に保存し、使い切るまで蓋の開閉を繰り返すこととな
る。ところが容器と蓋は自由に開け閉めすることができ
るため、製造ないし流通段階にある間は製品に針や釘な
どの異物、或いは毒物を混入することが可能であり、犯
罪に利用される危険が問題となる。
【0003】犯罪への利用を防止するには容器と蓋とを
接着してしまうのが最良である。しかし、一方では、製
品が購入者の手に渡った後、使い切るまで或る程度の期
間がかかるので、開閉を繰り返すことになり、閉じたと
きには蓋が容器と一体に嵌合する状態になることが望ま
しい。従来の嵌合容器の場合には嵌合構造部分以外に接
着する場所がなく、そこを接着すると蓋を開けたときに
容器と蓋との嵌合構造も破損するため開閉の繰り返しや
再利用が不可となる。他方、粘着テープやステープラー
などを用いて容器と蓋とを閉じることも行われている
が、この場合には容器と蓋との間に必ず隙間ができるの
で、そこから前記のような異物や毒物を中へ入れること
ができ、問題は解決されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたもので、その課題は、工場出荷時の状態
においては異物、毒物等の混入を防ぐことができ、かつ
開封後においては再利用が可能な密封式嵌合容器を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題解決するため
本発明は、容器と蓋との嵌合状態では、容器と蓋の接触
部に設けられた固着手段により内部を密封可能であり、
固着手段を設けた部分か又はそれよりも内側に、内容物
を取り出すために蓋を開ける開蓋手段を有しており、開
蓋手段は、1度分離すると元通りには戻らず開蓋しよう
としたことが分かるミシン目状等の切離し部から成ると
いう手段を講じたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る密封式嵌合容器は、
容器と蓋とが嵌合状態となる構造を有している。嵌合状
態では、容器と蓋とが閉じた状態を保ち、それゆえに後
で開封したのちにも再利用が可能なものである。容器及
び蓋は少なくとも一方がプラスチックを材料として型成
形されたものであることが望ましい。また本発明におい
て、容器と蓋との嵌合及び嵌合状態とは、容器と蓋とが
隙間なく嵌まり合っている状態を意味するものとする。
【0007】そのような容器と蓋との嵌合状態では、容
器と蓋の接触部に設けられた固着手段により密封可能で
あるものとする。固着手段として好ましいのはヒートシ
ールとも称される熱溶着、或いは接着である。熱溶着の
場合、容器と蓋とが熱溶着可能な材質のプラスチックに
よって形成されたものとなり、接着の場合には接着剤を
使用して接着可能なプラスチックの他紙や木製の容器等
となる。蓋と容器の接触部は嵌合状態にある部分である
ことが多いが、その個所がベストである、固着手段によ
って容器と蓋とを固着したときに本発明に係る密封式嵌
合容器は真に密封状態になる。
【0008】この密封状態を解かなければ、内部に侵入
することができないようにすること、及び一旦侵入する
か或いは侵入が試みられた場合にはその形跡が残るよう
にすることも本発明における重要な目的である。そのた
め、固着手段を設けた部分か或いはそれよりも内側に、
内容物を取り出すために蓋を開ける開蓋手段を具備して
いる。開蓋手段はそれを開くことにより内容物の取り出
しを可能にする手段であるが、内容物の取り出しが可能
な状態に開かれても、容器と蓋とは嵌合部分において隙
間なく嵌まり合っている構造を有しているので何回でも
再利用可能である。
【0009】開蓋手段は、1度分離すると元通りには戻
らず、それによって開蓋しようとしたことが分かるミシ
ン目状等の切離し部から成る。ミシン目状とは、ミシン
の縫い目のように切り込みを開封方向に沿った点線状に
形成したものを指すが、それに限られず、例えばミシン
目が直線状でなく、傾斜したものや、1条でなく複数条
平行に設けたもの、或いは開封方向と直交する方向に所
定の幅及び間隔で切り込みを設けた帯状のもの、その他
様々な形状、構造のものを適用することができる。切り
離し部は要するに、容器と蓋の所定箇所に加工を施して
切り離しの容器の容易な、構造上脆弱化した部分と考え
て差し支えなく、それを形成する時点は容器と蓋とを固
着する前でもまた後でもどちらでも良い。
【0010】
【実施例】以下、図示の実施例を参照して本発明をより
詳細に説明する。図1〜図3は本発明に係る密封式嵌合
容器10の実施例1を示しており、比較的浅い直方体状
の容器11と蓋12とは、容器11の開口縁外側を取り
巻く、凸状の嵌合突部13とそれに雌雄嵌合可能な嵌合
凹部14とによって隙間なく嵌まり合いかつ、繰り返し
開閉することができるような構造を有する。
【0011】そのような嵌合構造の外周を取り囲んで、
周縁部15、16が容器11と蓋体12の双方に設けら
れており、両周縁部15、16にはその最も外側に、斜
線で図3(b)に示したように固着手段17が設けられ
ている。実施例1における容器11と蓋12とは熱溶着
性のプラスチックより成り、固着手段17にはヒートシ
ールが施されるものとする。これによって密封状態が保
たれる。実施例1の場合、周縁部15、16に設けられ
た固着手段17の内側境界付近に、点線で直線状に形成
されたミシン目から成る切り離し部18が開蓋手段とし
て設けられている。切り離し部18は直方体状の密封容
器さらには蓋を取り囲んでいるだけではなく、切り離し
部18自体を分割する切り離し端部19によって幾つか
の部分に分かれており、切り離し端部19に関連して設
けた突出した摘み部20によって、切り離しがより容易
化されるようになっている。
【0012】実施例1の場合、摘み部20を手掛かりと
してミシン目(18)に沿って、容器11と蓋12の4
辺の周縁部15、16を切り離すことができる。切り離
したあとも容器11と蓋12とは嵌合構造(13、1
4)によって一体性が保たれるので、密封式嵌合容器1
0として繰り返し利用することができる。
【0013】図4〜図6は本発明の実施例2を示してお
り、これは容器11と蓋12との嵌合構造の突部13′
と凹部14′が実施例1の片凸状から完全な凸状となっ
ている点で実施例1のものと相違し、また切り離し部1
8′が直方体の周囲を取り巻くL字状と逆L字状の2部
分になっている点で相違している。従って重複する構成
については符号を援用して詳細な説明を省略する。
【0014】実施例2の場合、摘み部20から周縁部1
5、16を切り離し部18′に沿って切り離すことがで
きる。但し、4辺中、2辺ずつつながっているのでL字
状の周縁部15、16を2片切り離せば良い。実施例2
のものも、固着手段17を除去したあと、嵌合構造(1
3′、14′)によって容器11と蓋12とが一体性を
保っているので密封式嵌合容器10として繰り返し利用
することができる。
【0015】図7〜図9は本発明の実施例3を示してお
り、これは容器11と蓋12とが一辺に設けられたヒン
ジ部21にてつながっている点で実施例1及び実施例2
と相違しており、また切り離し部18″がヒンジ部21
を除く直方体の周囲をほぼU字状に取り巻く1片から成
る点で実施例1及び実施例2と相違する。また完全な凸
状である点及び摘み部20が実施例1のように突出して
いない点では実施例2と共通しているので、夫々重複す
る構成については符号を援用し詳細な説明を省略する。
【0016】実施例3の場合、周縁部15、16はほぼ
U字状につながっているので、1端の摘み部20から切
り離し部18″に沿って連続して切り離すことで作業が
完了する。容器11と蓋12とは嵌合構造(13′、1
4′)によって一体性を保持するので、繰り返し利用す
ることができ、かつまたヒンジ部21で分離不可能に一
体となっているので、蓋12を開けても離れ離れになら
ず、使い易いものとなる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、容器と蓋とが嵌合状態となる構造を
有することに加えて、工場出荷時の状態では固着手段に
よって固着された密封状態にあるので、異物や毒物など
の混入を防ぐ防犯、防盗効果を奏することができ、開蓋
手段の切り離し部により容器と蓋の周縁部を切り離した
開封後には嵌合構造によって容器と蓋との一体性が保た
れるので再利用が可能である等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る密閉式嵌合容器の実施例1を示す
平面図。
【図2】(a)同上の容器と蓋の非嵌合状態を示す断面
図。 (b)同じく容器と蓋の嵌合状態を示す断面図。
【図3】(a)嵌合構造の拡大断面図。 (b)容器隅部の拡大平面図。
【図4】実施例2の平面図。
【図5】(a)同上の容器と蓋の非嵌合状態を示す断面
図。 (b)同じく容器と蓋の嵌合状態を示す断面図。
【図6】(a)嵌合構造の拡大断面図。 (b)容器隅部の拡大平面図。
【図7】実施例3の平面図。
【図8】同上の容器と蓋の関係を示す断面図。
【図9】(a)嵌合構造の拡大断面図。 (b)容器隅部の拡大平面図。
【符号の説明】
10 密封式嵌合容器 11 容器 12 蓋 13、13′ 嵌合凸部 14、14′ 嵌合凹部 15、16 周縁部 17 固着手段 18、18′、18″ 切り離し部 19 切り離し端部 20 摘み部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器と蓋とが嵌合状態となる構造を有し
    ている嵌合容器であって、容器と蓋との嵌合状態では、
    容器と蓋の接触部に設けられた固着手段により内部を密
    封可能であり、固着手段を設けた部分か又はそれよりも
    内側に、内容物を取り出すために蓋を開ける開蓋手段を
    有しており、開蓋手段は、1度分離すると元通りには戻
    らず開蓋しようとしたことが分かるミシン目状等の切離
    し部から成る密封式嵌合容器。
  2. 【請求項2】 切り離し部は、直方体状の密封容器さら
    には蓋を取り囲んでおり、切り離し部自体を分割する切
    り離し端部によって分けられている請求項1記載の密封
    式嵌合容器。
  3. 【請求項3】 切離し部は、切り離し端部に関連して設
    けた突出した摘み部によって、切り離しがより容易化さ
    れるようになっている請求項1又は2記載の密封式嵌合
    容器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007055656A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Chuo Kagaku Co Ltd 包装用容器
JP2011020722A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Chuo Kagaku Co Ltd 包装容器
JP2012136282A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Toyo Aluminum Ekco Products Kk 蓋付包装容器
JP2019137430A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 中央化学株式会社 包装用容器の蓋体
JP2019156436A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 株式会社Jvcケンウッド パッケージ

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