JP2003054072A - ラベル及び記録・消去装置 - Google Patents

ラベル及び記録・消去装置

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JP2003054072A
JP2003054072A JP2002140483A JP2002140483A JP2003054072A JP 2003054072 A JP2003054072 A JP 2003054072A JP 2002140483 A JP2002140483 A JP 2002140483A JP 2002140483 A JP2002140483 A JP 2002140483A JP 2003054072 A JP2003054072 A JP 2003054072A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な用途に適用可能であり書き替え自由で
あり擦っても容易に消えない構成のラベル及びラベル書
き替え装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 情報を所定の方式によって記録、消去し
得る表示層1a1と表面保護層1a2と粘着材1a4と
よりなるラベル1に対し、本体10を持って物品に貼付
されたラベル1にヘッド10a近接させ又は密着させて
記録、消去を行い、書き替え不可能な表示部1bの読み
取りと書き替え可能な表示部1aへの書き込みとを連続
して行う構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラベル及び記録・消
去装置に係り、特に物品等に貼りつけられた状態のラベ
ルへの情報の記録・消去が可能な構成のラベル及び記録
・消去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば実開平 5− 73672号公報では、ホ
ワイトボード用の水性マーカーペンでラベル等に対して
書き込む構成が開示されているが、このような構成で
は、書き替えは容易であるが、簡単に消えてしまうた
め、ビデオテープやオーディオテープ用ラベルなどの個
人的な管理のための用途にしか使えない。
【0003】また、特開平 6−175584号公報、特開平 7
− 78447号公報、特開平11−105435号公報等では、可逆
な記録媒体を使った書き替え可能なラベルについて述べ
ている。しかしながら、これらに開示された構成は、ラ
ベルが何に貼られるかを問わないこと、書き替え手段を
容易に持ち運びできるようにすること等の条件を満足す
る構成とは必ずしも言えない。
【0004】また、特開平 12−109036号公報、特開平
12− 109037号公報、特開平12−112354号公報等ではI
Cチップを埋め込んだラベルに印字するシステムについ
て述べられている。ただし、これらで示されたシステム
では、ラベルの印字部が書き替えできない点、ラベルを
貼った後ではラベルに印字できない点、などの問題点が
ある。したがって、印字内容を変更しようとした場合、
ICチップを埋め込んだラベルが使い捨てになってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、既に物品に貼
付されたラベルの表示部を書き替えることは困難であ
る。他方、上記実開平5− 73672号公報の開示技術にお
ける如くホワイトボード用のマーカーペンで書き込む場
合、書き込まれた情報が簡単に消えてしまうため、その
信頼性に限界があり、その用途が限られてしまう。
【0006】また、誤って書き替えられては困る情報
と、書き替えられる必要のある情報とが一つのラベルに
共存する場合、ラベルにそれらの書き替え条件に応じた
機能を持たせることが望ましい。
【0007】更に、書き替え装置が読み取りと書き込み
とを別々に行う構成とした場合、使い勝手が悪く、操作
が煩雑となる。
【0008】また、書き替え装置が命令どおり正しく書
き替えを行ったかを確認する確認機能を持たせることが
望ましい。
【0009】また、書き替え装置で読み取りを行う場
合、人が直感的に判断できる文字や記号等を機械的な読
み取り手段によってラベルから読み取るのは困難な場合
がある。
【0010】また、書き替え装置が読み取りと書き込み
とを何回行ったかを記録しておく記録機能を持たせるこ
とが望ましい。
【0011】また、図書館の書籍や商業用レンタルビデ
オテープの返却日時について注意を促す手段として、一
般に接着力の弱い付箋などを貼ったり、返却日を書いた
紙を挟んだりする方法が採られているが、それら自体が
紛失しやすく、貸し出しのたび毎に毎回新たに準備する
ことが必要となり、そのための紙等が無駄に消費される
こととなる。
【0012】また、上記の如くの図書館の書籍や商業用
レンタルビデオテープに対する用途の場合、情報表示手
段と盗難防止手段とを設ける場合があるが、両者を夫々
別個に設けた場合、そのために必要とされるスペースが
大きくなってしまう。
【0013】更に、情報表示部と共に盗難防止手段や商
品識別手段としてバーコード等をラベルに印字した場
合、ラベルが大きくなってしまい、それに合わせて書き
替え装置も大型化してしまう。
【0014】また、記録装置でラベルに文字等の書き込
みを行なう場合、装置の操作の際に装置が傾いて情報表
示部に対して字が傾いて印字されることがあり、そのよ
うな場合、ラベルが見苦しくなってしまう。
【0015】更に、記録装置でラベルに文字等の書き込
みを行う場合、装置の操作によって書き込みを行いたい
情報表示範囲から、文字等がはみ出して印字されること
があり、そのような場合、文字等で表す全ての情報をラ
ベルに印字できなくなってしまう。
【0016】また、書き替えを考慮していないで、IC
チップをラベルに埋め込んで使用した場合、ラベルの表
示部の内容を変更するたびにICチップを埋め込んだラ
ベルを廃棄する必要があり、ICチップを埋め込んだラ
ベルが使い捨てになっていた。
【0017】また、一つのラベルを複数の管理者によっ
て管理する場合、本来の管理者以外の人間によって誤っ
て書き替えられてしまうことがあり得る。
【0018】更に、平面でないところに貼られたラベル
に対して書き替えを行なう必要がある場合、従来の構成
では困難であった。
【0019】或いは、記録装置の記録ヘッド部分が突出
した構成を採用した場合、その突出した部分が操作時,
携帯時等に周囲の物に当たって破損する可能性があっ
た。
【0020】また、書籍等に貼ったラベルの書き替えの
際に熱を使用する場合(サーマルヘッド等を使用した場
合)、書籍等は熱が伝わると表紙が撓んでしまう場合が
あった。また、ラベルを貼るための粘着材の中には、温
まると粘着力が落ちるものが多く、その意味でも問題で
あった。
【0021】また、ラベルの書き替えの際に熱を使用す
る場合は、人が不注意に触って火傷をする可能性があ
り、ラベルの書き替えの際に光を使用する場合も、不注
意に発光する可能性があった。
【0022】本発明は上記種々の問題点を解決した、そ
の用途を問わず、様々な条件で使用可能であり、記録・
消去、書き替えが容易であり且つ書き込んだ情報が簡単
に消えることが無い等、使い勝手の良好なラベル及びラ
ベル用の記録・消去装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、少なくとも一部に目視可能な情報を所定の方法によ
って記録し得、記録された情報を消去し得る表示層と、
表示層を被覆し保護する略透明な表面保護層と、表示層
の裏面に設けられた粘着材とよりなるラベルに情報を記
録及び/又は消去する記録・消去装置であって、可搬で
あり、その本体を使用者が把持して物品に貼り付けられ
たラベルにそのヘッドを近接させ、又は密着させること
によってラベルの表示層に情報を記録及び/又は記録さ
れた情報を消去可能な構成である。
【0024】請求項2に記載の発明では、ラベルは書き
替え可能な表示部と書き替え不可能な表示部とを、それ
ぞれ一つ以上有し、上記書き替え不可能な表示部の読み
取りと、上記書き替え可能な表示部への書き込みとを連
続して行うことを特徴とする。
【0025】請求項3に記載の発明では、ラベルは書き
替え可能な表示部を一つ以上有し、上記書き替え可能な
表示部の表示範囲を撮像する撮像手段と、上記表示範囲
の表示内容を判別する表示内容判別手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0026】請求項4に記載の発明では、上記書き替え
可能な表示範囲への印字内容の少なくとも一部は、光学
的読み取りマークであることを特徴とする。
【0027】請求項5に記載の発明では、ラベルは書き
替え可能な表示部を一つ以上有し、上記書き替え可能な
表示部への書き替え作業情報を記録する記録手段を備え
たことを特徴とする。
【0028】請求項6に記載の発明では、貸し出し物品
に貼付されたラベルに貸し手からの案内を表示する構成
である。
【0029】請求項7に記載の発明では、上記表示層へ
の記録又は消去の際の(装置とラベルとの)傾きを検出
する傾き検出手段を備えたことを特徴とする。
【0030】請求項8に記載の発明では、上記表示層へ
の記録又は消去の際に表示位置を検出する位置検出手段
を備えたことを特徴とする。
【0031】請求項9に記載の発明では、ラベルは無線
周波数識別チップを有し、上記無線周波数識別チップの
読み取りを行う無線周波数識別チップ読み取り手段を備
えたことを特徴とする。
【0032】請求項10に記載の発明では、ラベルは記
録部と制御部と電源部とを備えたICチップを有し、上
記ICチップとデータのやり取りを行うデータ送受信手
段を備えたことを特徴とする。
【0033】請求項11に記載の発明では、上記ヘッド
とラベルとの接触を検出する接触検出手段を設けたこと
を特徴とする。
【0034】請求項12に記載の発明では、上記ヘッド
が可撓性部材により保持にされていることを特徴とす
る。
【0035】請求項13に記載の発明では、スライドカ
バーによって上記ヘッドが保護されていることを特徴と
する。
【0036】請求項14に記載の発明では、少なくとも
一部に目視可能な情報を所定の方法によって記録し得、
記録された情報を消去し得る表示層と、表示層を被覆し
保護する略透明な表面保護層と、表示層の裏面に設けら
れた粘着材よりなるラベルであって、書き替え可能な表
示部と書き替え不可能な表示部とを、それぞれ一つ以上
設けたことを特徴とする。
【0037】請求項15に記載の発明では、少なくとも
一部に目視可能な情報を所定の方法によって記録し得、
記録された情報を消去し得る表示層と、表示層を被覆し
保護する略透明な表面保護層と、表示層の裏面に設けら
れた粘着材とよりなるラベルであって、貸し出し物品に
貼付し、貸し手からの案内を表示することが可能な構成
である。
【0038】請求項16に記載の発明では、少なくとも
一部に目視可能な情報を所定の方法によって記録し得、
記録された情報を消去し得る表示層と、表示層を被覆し
保護する略透明な表面保護層と、表示層の裏面に設けら
れた粘着材とよりなるラベルであって、盗難防止タグと
一体であることを特徴とする。
【0039】請求項17に記載の発明では、少なくとも
一部に目視可能な情報を所定の方法によって記録し得、
記録された情報を消去し得る表示層と、表示層を被覆し
保護する略透明な表面保護層と、表示層の裏面に設けら
れた粘着材とよりなるラベルであって、上記表示層への
情報の記録又は消去を行う装置が傾きを検出することが
可能な検出マークを記録した構成である。
【0040】請求項18に記載の発明では、少なくとも
一部に目視可能な情報を所定の方法によって記録し得、
記録された情報を消去し得る表示層と、表示層を被覆し
保護する略透明な表面保護層と、表示層の裏面に設けら
れた粘着材とよりなるラベルであって、上記表示層への
情報の記録又は消去を行う装置が表示位置を検出するこ
とが可能な検出マークを記録した構成である。
【0041】請求項19に記載の発明では、少なくとも
一部に目視可能な情報を所定の方法によって記録し得、
記録された情報を消去し得る表示層と、表示層を被覆し
保護する略透明な表面保護層と、表示層の裏面に設けら
れた粘着材とよりなるラベルであって、複数種の記録・
消去手段に対応した複数の異なる表示部を設けたことを
特徴とする。
【0042】請求項20に記載の発明では、少なくとも
一部に目視可能な情報を所定の方法によって記録し得、
記録された情報を消去し得る表示層と、表示層を被覆し
保護する略透明な表面保護層と、表示層の裏面に設けら
れた粘着材とよりなるラベルであって、上記表示層への
情報の記録・消去は印可する熱の制御によってなされる
構成であり、更に断熱層よりなるか、あるいは上記基板
層が略断熱部材よりなる構成である。
【0043】請求項21に記載の発明では、少なくとも
一部に目視可能な情報を所定の方法によって記録し得、
記録された情報を消去し得る表示層と、表示層を被覆し
保護する略透明な表面保護層と、表示層の裏面に設けら
れた粘着材とよりなるラベルであって、上記表示層への
情報の記録又は消去を行う装置が、上記ラベルとは非接
触に上記ラベルの固体判別を可能とする、無線周波数識
別チップを備えたことを特徴とする。
【0044】請求項22に記載の発明では、少なくとも
一部に目視可能な情報を所定の方法によって記録し得、
記録された情報を消去し得る表示層と、表示層を被覆し
保護する略透明な表面保護層と、表示層の裏面に設けら
れた粘着材とよりなるラベルであって、上記表示層への
情報の記録又は消去を行う装置が、上記ラベルとは非接
触に情報のやり取りを行える、記録部と、制御部と、電
源部とを有するICチップを備えたことを特徴とする。
【0045】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0046】本発明の第1実施例のラベルでは、その情
報表示部に情報を書き込む場合、実開平 5− 73672号公
報で示される如くに直接ラベル表面に書き込むのではな
く、保護層に保護された、可逆的な情報表示層に対して
行う。この場合の情報表示層の素材としては、以下のも
の(いずれも基本的な技術は公知である)を用いる。
【0047】 可逆的感熱記録媒体により表示層を形
成し、外部からの熱的制御によって、化学変化を生じさ
せ色や光透過率を変化させることにより情報表示部に消
字、印字する構成(例えば特開平7−78447号公
報、特開平11−105435号公報等に開示の技
術)。 各々が部分的に色や反射率の異なる多数のマイクロ
カプセルを封入した表示層を形成し、外部から磁界又は
電界を印加することによって表示層内における個々のマ
イクロカプセルの向きや位置を変えることによって、情
報表示部の消字、印字を実現する構成。 フォトクロミック記録媒体により表示層を形成し、
照射光の波長によりフォトクロミック反応を起こさせる
ことによって情報表示部の消字、印字を実現する構成
(例えば特開平6−175584号公報に開示の技術
等)。
【0048】しかしながら本発明は上記構成に限らず、
外部から表示部1a(図1参照)が書き替えることが可
能な構成である限り、これら以外の他の構成であってっ
てもよい。
【0049】本発明によるラベル1は、図1に示すよう
に、外部手段(書き替え(記録・消去)装置10)によ
り書き替え可能な表示層1a1の下に基板層1a3、基
板層の下に粘着材層1a4を設けた構成である。
【0050】また、ラベルの表示層を書き替える書き替
え装置としては、図2のように、可搬性を備え、単にラ
ベルの表面に密着させることによってラベルの情報表示
部を書き替えることが出来る構成を有するものとする。
このように構成することによって、ラベルを被貼付物
(書籍、ビデオテープカセット等)に貼った状態におい
てでも、その内容を書き替えることが可能となる。また
書き替え装置自体を使用者が把持してラベルの方に移動
して行ってその内容を書き替えるため、特開平 7− 784
47号公報や特開平11−105435号公報に記載の構成と異な
り、ラベルを貼った面が平面であれば、被貼付物の大き
さや形に制限は無い。
【0051】次に、上記の如くのラベル書き替え(記録
・消去)装置10の書き込みヘッドの基本構成について
図3、図4、図5を基に説明する。
【0052】まず、上記の感熱記録媒体を使用したラ
ベルへの書き込み、消去のために構成は、図3に示す如
く、加熱されたピン状のピン部材をプランジャで進退可
能に構成する。この場合、制御回路からの電流がプラン
ジャのコイルに通電されるとピン部材の上端面に設けら
れた永久磁石が反発し、付勢用バネの付勢力に抗してピ
ン部材がガイドに案内されて下動してラベル面に近接又
は密着し、その結果ピン部材の下端面(ピン部材は予め
温度制御回路によってその内部に設けられたヒータに通
電され加熱された結果、所定の温度に制御される)によ
ってラベル面が加熱され、その温度制御によってラベル
1の表示部1aに対する印字又は消去がなされることに
なる。
【0053】図3の如くの構成は、書き替えヘッド10
aの各印字ドッドに相当し、したがって各々このような
構成を有するヘッド要素10a−1がドットの数に対応
する数量分マトリクス状に並べられる(図6参照)。そ
の数量は、例えば印字一文字に対して30×30個程度
あれば良い。これら個々のヘッド要素10a−1を個別
に制御することによって、ラベル1に対する印字又は消
去が行なえる。以下、図4、図5の例の場合も同様であ
る。
【0054】図4は上記の多数のマイクロカプセルを
有する表示層に対応する構成例である。この場合、ヘッ
ド要素10a−1の電磁石のコイルに流す電流の向きを
変えることによって、芯部の下端面のおける磁界の極性
が変化する。図示の如くに芯部の下端面をラベル面に近
接或いは密着させた状態で、印字と消去の場合で電磁石
に流す電流の向きを適宜変えることによって、そのラベ
ル面に磁界が発生し、その部分のマイクロカプセルの向
きや位置が変えられ、もって印字又は消去がなされる。
【0055】図5は上記のフォトクロミック反応を利
用した表示部1aに対応する構成を示している。この場
合、既に書き込まれた情報を消去する波長の光線を発す
る消去用発光部(発光ダイオード等)と書き込みを行な
う波長の光線を発する書き込み用発光部とを同一範囲に
照射するように配置し、書き込み(印字)、消去の場合
に応じていずれかの発光部を駆動する構成である。例え
ば特開平6−175584号公報では、紫外線レーザ
(書き込み用発光部)による照射で印字し、可視光レー
ザ(消去用発光部)による照射で消去することが可能な
有機フォトクロミック材料について開示されている。
【0056】なお、上記のフォトクロミック反応を利
用した表示部1aに対応する構成例としては、上記の例
の他にも、ラベル面に対向する部分に多数の印字ドット
分の液晶パネルを設け、その後方から紫外線レーザ又は
可視光レーザによってパネル全体を照射するように構成
してもよい。このように構成することによって、発光部
は多数の印字ドットに対して一組で済み、構成を簡略化
できる。また、この例を応用して、可撓性の液晶パネル
を使用することによって後述する図18,19,20に
示す構成の可撓な構成の書き込みヘッドを構成すること
が可能である。
【0057】さらに、上記のフォトクロミック反応を
利用した表示部1aに対応するヘッド要素10a−1の
構成例として、図29に示す撮像手段を設けて構成する
ことも可能である。撮影レンズ10a−3と撮像素子1
0a−4とを用い、消してはならない内容(印字ドット
の集まりである意味のあるマークや文言など)を記録・
消去装置上のメモリに記録しておく。消してはならない
内容が書き替え可能な表示部にあった場合は、液晶パネ
ルを用い、その消してはならない部分を消去用光源の消
去用波長の光線から遮光し、消さないようにする。ある
いは、消してはならない部分を消去要光源の消去用波長
の光線を用いて消したとしても、ラベル書き替え装置1
0上のメモリに記録しておいたラベル1の消してはなら
ない部分の情報に基づき、印字用光源の印字用波長の光
線によって、再びラベル1に印字することが可能であ
る。また、撮像手段を用いて、ラベル書き替え装置10
上のメモリに記録されたラベル1の印字情報は、ラベル
1の書き替え処理後に、ラベル書き替え装置10を使用
した人の意図どおり正しく書き替えられたかどうかの確
認にも使用することが可能である。ラベル1の印字情報
が簡単な言葉や桁数の少ない数字であればラベル書き替
え装置10の使用者自身が目視等で確認しても問題はな
いが、ラベル1の印字情報の桁数が多くなると作業量も
増大するので、有効な手段となる。
【0058】また、ラベルに表示される内容としては、
例えば、バーコードのように商品別に固有の番号が登録
され一種類の商品に関してはその内容が共通のものと、
製造日時や価格表示のように個々の商品毎に異なる内容
となるものとがある。上記共通のバーコード等の情報は
誤って書き替えられないようにすることが望ましい。こ
のような場合、本来書き替えてはならないような情報
は、書き込み装置10で書き替えられないような表示手
段で表示しておけば良い。例えば通常の油性インクで印
字しておけば、上記図3,4,5に示した如くの構成を
有するヘッドの書き替え装置10では書き替え不可であ
る。そのようにすることによって、例えばラベルにバー
コードと書き替え用情報とが併記してあるような状態で
ラベル書き替え装置10の書き込みヘッドの位置がずれ
てバーコード側に振れた場合でも、それによってバーコ
ードが消されることはない。
【0059】図7のように、ラベル1はバーコードなど
の管理用のマーク部1bと情報表示部1aとを近接させ
たものとし、ラベルの書き替え装置10は、マーク読み
取り手段10b(公知のバーコード読取装置を使用化)
を備え、そのマーク部読み取りヘッド10bがラベル1
のマーク部1bに対向したときに、書き込みヘッド10
aが表示部1aに対向するような配置にしておく。この
ように構成することによって、マーク読み取り部10b
がマークを読み込むのとほぼ同時に、表示部1aの書き
替えができるようになる。
【0060】こうすることにより、あらかじめラベルの
書き替え装置10に品物のバーコードと品物に応じた書
き込み内容とを記憶させておき、バーコードを読み取っ
てその読み取り内容にしたがって、図8に示す如く、そ
れぞれの商品に応じた内容で、貼られたラベル1の表示
部1aの書き替えを行う。この場合、仮に異なる種類の
品物が混ざっていた場合、書き替え装置10が、バーコ
ード1bを読み取ることによって判別を行ない、もって
そのような場合には書き替えを行わないようにしたりす
ることによって、商品に応じた書き替え制御が可能とな
る。
【0061】また、図8に示す例の如くに本発明を商品
に貼る値札等に適用する場合、レジ(キャッシュレジス
タ)を買い物客が通過の際、その表示部1aに書き替え
装置10によって「支払済み」、「お支払済み」、「ま
たのご来店をお待ちしております」等の語句を追加表示
するように表示部1aの書き替えを行なうことも可能で
ある。
【0062】また、図30は光学的読み取りマークを併
せて印字した例である。文字で「特売!! ¥148,
900」と印字し、右下隅の二次元バーコードは文字で
書かれた内容を示している。表示部に人が直観的に判断
できる内容(文字や記号)と、装置が機械的に判断しや
すい内容(二次元バーコードの光学的読み取りマーク)
を併記する。人は文字の部分を読むことにより、ラベル
1に記述してある内容を理解することが可能となり、書
き替え装置10は二次元バーコードの光学的読み取りマ
ークを読み取ることにより、ラベル1に記述してある内
容を判別することが可能となる。図33のように書き替
え装置10を用いてラベル1の表示部1aを書き替えた
場合は、前記表示部1aへの書き替え処理と同時に、書
き替え装置10は該書き替え内容を二次元バーコードの
光学的読み取りマークにも反映させる。さらに、ラベル
1に二次元バーコードの光学的読み取りマークだけを印
字して、部外者等に容易に内容を読み取られないように
することも可能である。
【0063】また、図書館の書籍、レンタルショップの
レンタル用ビデオカセットやそのケースのような貸し出
し品にこのラベルを貼っておくことが可能である。その
ような場合、品物の貸し出し手続きを行ったときに、図
9に示す如くにラベル1の表示部に、返却期限や休館
日、休業日を表示させた状態で貸し出すようにすればよ
い。また、品物が返却されたときには、ラベル1の表示
部に書かれているそれら文章を適宜消去するものとす
る。あるいは、ラベル1の表示部に図10に示す如く
「本は大切に扱ってください」等の内容を表示させた状
態として書架に戻すようにしてもよい。
【0064】また、図書館の書籍にラベル1を用いた場
合を例にとると、ラベル1に、無断での持ち出しを防ぐ
ための盗難防止手段を設けておくことが可能である。盗
難防止手段としては、ラベル1に特定周波数の電磁波に
共振する共振特性を持つ回路を埋め込んでおくことなど
が可能である。このような構成とすることによって、正
規の手続きを経ずに利用者が本を持ち出そうとすると、
出入り口に設置された、図11に示される如くのゲート
の発信装置から発せられる電磁波に上記回路が共振し
て、その結果警報装置のブザーが鳴ったりランプがつい
たりするようにして盗難防止を図ることができる。そし
て正規の手続を経た場合、貸し出し処理の際にラベル1
の表示部1aを図12に示す如くに書き替えると同時
に、ラベル1内の上記盗難防止用回路部分の共振特性を
変えるように所定操作することによって、上記ゲートの
発信装置から発せられる電磁波に共振しないようにすれ
ばよい。また返却された場合も、ラベル1に表示された
貸し出し期日を消去すると同時に、回路の共振特性を元
に戻すように所定操作しておくものとする。なお、本発
明のラベル1に設ける盗難防止手段は、上記の構成例に
限らず、このような防犯タグの検出手段としては磁気を
検出するもの等としてもよい。
【0065】また、このような防犯タグは、図書館、レ
ンタルビデオショップ等の貸出用物品等への適用に限ら
れず、例えば図8の如くに売り物商品に適用し、値札と
して貼っておくことによって商品の万引き防止用に応用
することも可能である。そのような場合、レジ(キャッ
シュレジスタ)にて商品のバーコードを読み取る際に警
報装置が作動しないように所定操作を行なった上で買い
物客に渡すようにすれば良い。
【0066】また、特定周波数の電磁波に共振する共振
特性の持つ回路として無線周波数識別チップ(以下、R
FIDチップという)を用いることも可能である。ラベ
ル1にRFID(Radio Frequency Identification)チ
ップを埋め込んでおき、ラベル書き替え装置10は、R
FIDチップに向けて電磁波を送信する機能を設ける構
成とする。RFIDチップは特定の電磁波数と一致する
と共振現象により、回路内に過電流を生じさせ、発生し
た過電流により、共振波としてのエコー波が発信され
る。ラベル書き替え装置10は前記エコー波を受信する
ことにより、RFIDチップの周波数を特定することが
可能となる。また、RFIDチップの周波数はラベル毎
に固有の値であるため、個々のラベルを特定することが
可能となる。表示層1a1と粘着剤層1a4の間にRF
IDチップを埋め込んでおくことにより、図8、図12
のようにラベル1にバーコードを印刷する必要がなくな
り、ラベル1を小さくすることが可能となる。また、ラ
ベル書き替え装置10も、電磁波発信とエコー波の受信
によってラベル側の個体判別を行えるため、図7のよう
にバーコード読み取りヘッド10bを設ける必要もなく
なり、ラベル書き替え装置10を小型化できる。また、
RFIDチップを埋め込んだラベルを売り物商品や貸し
出し商品に貼っておくことによって、盗難、不正持ち出
し防止のためのタグとして使用することも可能である。
【0067】また、ラベル1に対して書き替えヘッド1
0aが傾いて押し当てられた状態で印字された場合、図
13に示す如く、傾いて印字され、見苦しくなってしま
う。そこで、図14に示す如く、表示部1aの近傍に書
き込み部10aの向きを検出するためのマーク1cを書
き込んで設けておく。この傾き検出用マーク1cは、書
き替え可能な表示部1aの周りに線を引いたり、枠をつ
けたりすることによって形成されるものとする。その結
果、ヘッドの読み取り部10bによって上記傾き検出用
のマーク1cを読み取り、ラベル1の表示部1aに対す
る書き込みヘッド10aの傾きを検出可能となる。その
場合に検出された傾き量が所定値以上である場合は、使
用者に対し、表示部1aに傾いて印字される、旨を警告
する。その場合の警告の方法は、ラベル書き替え装置1
0にランプを設けて点灯させたり、ブザーを設けて鳴ら
すなどの方法が可能である。
【0068】また図15に示す如く、表示部1aに対す
る装置10の傾きを相殺するように、書き替え装置10
に対して斜め方向に印字するよう構成したり、印字ヘッ
ド部10aそのものが装置10の筐体に対して傾くよう
に構成するようにしてもよい。
【0069】また、傾き検出用に上記の如くに特別なマ
ークを設けずに、上記のバーコードを含む例を敷衍さ
せ、バーコード1b自体を傾き検出マークとして使うよ
うにしてもよい。そうすれば、バーコードを読み込む作
業で、印字ヘッド10aと表示部1aとの傾きの検出が
同時に行える。
【0070】また、図26のようにラベルに位置検出用
マーク1dを設けておき、書き替えヘッド10aが書き
替え可能な表示部1aに当たっているか、あるいは近接
しているかを検出できるようにする構成とすることも可
能である。マークの個数として図26の如く二点の場
合、図27のように180度反対に当てて、二点を検出
した場合は正しく印字されなくなる。したがって、図2
8のようにマークを三点設ける(直線状に等間隔である
場合を除く)か、二つのマークを判別できるようにして
おく(形や大きさを変えておく)ことによって、書き込
み位置表示の検出が正しくなされ、図34のようにラベ
ル書き替え装置10を用いてラベルの表示部1aに正し
く印字することが可能となる。ラベル書き替え装置10
は、ヘッドの読み取り部10bによってラベル1の位置
検出用マーク1dを読み取り、書き替えヘッド10a
が、ラベル1の書き替え可能な表示部1aの範囲に当た
っているかいないかを判断する構成とする。ラベル書き
替え装置10は、書き替えヘッド10aが、ラベル1の
書き替え可能な表示部1aの範囲に当たっていないと判
断すると、使用者に対し書き替え可能な表示部1aの範
囲に当たっていない旨を警告する。警告の方法は、ラベ
ル書き替え装置10にランプを設けて点灯させる方法
や、ブザーを設けて鳴らすなどの方法が可能である。ラ
ベル書き替え装置10は、書き替えヘッド10aと、ラ
ベル1の書き替え可能な表示部1aとのずれが僅かであ
ると判断した場合、自動的に書き替えヘッド10aの印
字位置をずらして、書き替え範囲内に収まるようにする
機構を設けた構成とすることも可能である。
【0071】また、ラベル書き替え装置10は、図30
記載の光学的読み取りマークと図29記載の撮像手段の
機能とを組み合わせて、印字内容を読み込んで書き替え
処理が済んでいるか否かを判定したときに、書き替え内
容毎に書き替え作業(消去作業である場合も含めて)回
数を数える構成とすることも可能である。このような構
成を取ると、ラベル書き替え装置10でラベル1への書
き替え回数を数える機能と、ラベル書き替え装置10の
撮像手段でラベル書き替え装置10によるラベル1への
書き替え内容(文字や記号)を監視する機能とを有する
構成となり、あるラベル1に対して、既に一回書き替え
られた内容について再度書き替えるといった二重三重の
書き替えによる無駄な作業を防ぐことが可能となる。
【0072】また、図16に示す如くに、ラベル1に2
つの表示部1a−1、1a−2を設け、例えばそのうち
の一つは、熱的手段(例えば図3の構成)によって書き
替え可能な表示部であり、もう一方は、電気的磁気的な
手段(例えば図4の構成)によって書き替え可能な情報
表示部としておくことが可能である。そのように構成す
ることによって、書き替え可能なラベル1を複数の管理
者が管理に使う場合や複数の管理項目がある場合など
に、誤って他の管理者が記録した情報を書き替えないよ
うにできる。具体的には、例えばある管理者や管理部署
は、熱的な手段による書き替え装置を持ち、また他の管
理者や部署は電気的な手段による書き替え装置を持つよ
うにすれば、誤って他の管理者の書いた情報を消したり
書き替えたりすることが防止できる。
【0073】また、書き替え可能な表示部1aを備えた
ラベルは、書き込みヘッド10aとは非接触にデータの
送受信を行えるICチップを埋め込む構成を適用するこ
とも可能である。ラベル書き替え装置10には、ラベル
の書き替えと同時にラベルに埋め込まれたICチップと
データのやり取りが出来るように、データの送受信手段
を備える。ラベル1の表示部1aには人が視認可能な情
報を印字し、ラベル1に埋め込んだICチップ内のデー
タは、電磁誘導作用等によってICチップとラベル書き
替え装置10との間でデータのやり取りを行うことによ
ってラベル書き替え装置10にてデータを取得する。図
29を用いてラベル書き替え装置10の撮像手段によっ
て、書き替え可能表示部1aへの書き替え内容を確認す
る方法を前述したが、書き替え可能表示部1aの印字内
容をラベル1に埋め込んだICチップに記録しておくよ
うにすれば、書き替え可能表示部1aの内容をラベル書
き替え装置10が記録しておく必要はなくなり、ラベル
書き替え装置10に撮像手段を設ける必要はなくなる。
ラベル1又はICチップに埋め込まれたループアンテナ
に、誘導磁界を発生させて電力を発生させ、その電力で
ICチップ内の記憶部の書き替えや、ラベル書き替え装
置10へのデータの送信を行うようにすれば、ラベル1
に電池を備える必要はなくなる。非接触にデータをやり
取りできるチップは、非接触ICカードなどに搭載され
実用化されているため、その技術をそのまま本発明に適
用することが可能である。繰り返し使用する箱(レンタ
ルビデオショップのビデオカセットを収納する箱や、図
書館で本を収納する箱等)にICカードを埋め込んだラ
ベルを貼っておけば、ラベル書き替え装置10を用いて
何度でもラベルの表示内容の書き替えが可能であるた
め、内部にICチップを埋め込んだラベルをそのまま貼
り替えずに何度でも使用することが可能となる。また、
ラベル書き替え装置10を用いることによって、内部に
ICチップを埋め込んだラベルに印刷機等を使用して印
字する必要がなくなるため、印刷機等の送りローラ等で
ICチップに負担をかけることなく、内部にICチップ
を埋め込んだラベルに対して印字を行うことが可能とな
る。
【0074】また、図17に示す如く可撓性のあるアー
チ状のヘッド10aを形成し、ラベル1の表示部1aに
押し当てて書き替えを行えるようにしてもよい。このよ
うに構成することによって、図18に示す如くに凹んだ
場所にラベル1が貼られていた場合や、図19、図20
に示す如くに平坦でない場所にラベル1が貼られていた
としても、ヘッド10aが撓んでラベル1に密着し、書
き替えが可能となる。この場合ヘッド要素10a−1自
体を可撓性のある素材で作るのでははく、支持部材を可
撓性のある素材で作り、その支持部材でヘッド10aを
支持/保持するようにしてもよい。図21、図22にそ
の具体的な構成例を示す。このように可撓性保護シート
10a−2を設け、そのシートの裏面に上述のヘッド要
素10a−1を互いに離間させた状態で整列させて固定
することによって、図22(a)、(b)に示される如
く、ヘッド10aの変形(湾曲)が可能となる。
【0075】また、図23に示す如く、アーチ型ヘッド
部10aを覆うカバー10cを設けることが可能であ
る。カバー10cは、矢印方向A,Bにスライド移動で
きるよう構成しておき、通常は、ヘッド部10aを覆う
ように、Aの方向にバネなどで付勢されているように構
成する。そして、ラベル表示部1aの書き替えを行うと
きは、カバー10cがラベル1や、ラベル1の被貼付物
に押し当てられることによって相対的にBの方向にず
れ、その結果ヘッド部10aが露出し、ラベル1の書き
替えが可能となる。
【0076】また、ラベル1が上記の如くに感熱記録
媒体である場合、図24や図25に示す如く、表示層1
a1と粘着層1a4の間に断熱素材による層1a5を設
けるか、基板層1a3を断熱性の高い材料にするよう構
成することが望ましい。そのように構成することによっ
て、ラベル1の粘着剤層1a4の粘着剤の劣化を防止
し、あるいは書籍等にラベル1を貼り付けた状態でラベ
ル1の書き替えを行う場合に書籍等が傷むことが防止さ
れる。
【0077】また、ラベル書き替え装置10は、図32
に示すが如くラベル1に接する部分にプッシュスイッチ
などを設けて、プッシュスイッチが押されたことを検出
し、尚且つ書き替えや消去のボタンが押された場合、書
き込みヘッド10aがラベル書き替え装置10より自動
的にせり出す機構を設けた構成とすることも可能であ
る。このような構成を適用することによって、書き込み
ヘッド10aはラベル1に近接又は密接したときのみ露
出される熱制御を用いて、ラベル1へ書き込みを行う構
成の書き込みヘッド10aに人が不用意に触って火傷を
することを防ぐことが可能となる。また、このような構
成を適用することによって、書き込みヘッド10aが照
射光等の波長制御を用いてラベル1へ書き込みを行う構
成の場合、ラベル書き替え装置10の使用者が誤って書
き込みヘッド10aを人に向けて、人に光を照射するこ
とも防ぐことが可能となる。ラベル書き替え装置10
が、ラベル1に近接又は密接しているかどうかの検出手
段としては、ラベル書き替え装置10にプッシュスイッ
チを設ける構成の他に、図31に示すように発光素子と
受光素子との組み合わせをラベル書き替え装置10に設
ける構成とすることが可能である。ラベル書き替え装置
10は、ラベル書き替え装置10に設けられている発光
素子10dから発行される光が、ラベル面によって反射
され、受光素子によって受光されることにより、ラベル
面とラベル書き替え装置10との距離計測することが可
能となり、ラベル書き替え装置10が、ラベル1に近接
又は密接しているかどうかの検出手段とすることが可能
となる。
【0078】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ラベル
を貼っている物の大きさや形にかかわらず、一度貼った
ラベルに書かれた内容を、ラベルを貼りかえることなく
書き替えることができる。また、ラベル表面が擦られた
としても、描かれた内容が失われることはない。
【0079】請求項2に記載の発明によれば、ラベルの
書き替え装置にラベルの記載内容を認識して、ラベルの
記載内容に応じた書き替えを行える機能を持たせること
が可能となる。
【0080】請求項3に記載の発明によれば、ラベル書
き替え装置に撮像手段を具備することによって、ラベル
の表示内容を正しく書き替え又は消去されたか否かにつ
いてラベル書き替え装置側で判断することが可能とな
る。
【0081】請求項4に記載の発明によれば、ラベルに
バーコードなどの光学的読み取りマークを具備させるこ
とによって、ラベル書き替え装置が機械的読み取り手段
では判別が困難なラベル表示部の文字を、二次元バーコ
ードに反映させることが可能となり、ラベル書き替え装
置が機械的読み取り手段によってラベルの記述内容を判
別することが可能となる。
【0082】請求項5に記載の発明によれば、ラベルの
書き替え作業を行うに際して、ラベル書き替え装置にラ
ベルへの書き替え作業の回数をカウントさせる機能を具
備させることにより、作業漏れや、一度書き替えた内容
について再度書き替えを行うといった無駄な作業を無く
すことが可能となる。
【0083】請求項7、17に記載の発明によれば、ラ
ベル表示部に傾いて印字されることを防ぐことができ
る。
【0084】請求項8、18に記載の発明によれば、ラ
ベルの表示範囲から外れて印字されるのを防ぐことがで
きる。
【0085】請求項9、21に記載の発明によれば、ラ
ベルにRFIDチップを埋め込むことにより、個々のラ
ベルを特定することが可能となり、ラベルに表示される
バーコード等を省略することが可能となり、ラベルやラ
ベル書き替え装置を小型化することが可能となる。
【0086】請求項10、22に記載の発明によれば、
書き替え可能なラベルにICチップを埋め込むことによ
り、書き替え可能なラベルに電子的データを蓄積するこ
とが可能となり、ICチップを埋め込んだラベルを貼り
替えたり、廃棄したりせず、そのまま何度でも書き替え
を行って使用することが可能となる。
【0087】請求項11に記載の発明によれば、ラベル
書き替え装置にラベルとラベル書き替え装置との接触検
出機能を具備させることにより、ラベルとラベル書き替
え装置とが近接又は密着した時のみ、書き込みヘッドを
自動的にせり出す機構の構成とすることが可能となり、
不注意により人が火傷をしたり光線を浴びたりすること
を防ぐことが可能となる。
【0088】請求項12に記載の発明によれば、ラベル
を貼った場所が平面でない場合であってもラベルの情報
表示を書き返ることができる。
【0089】請求項13に記載の発明によれば、突出し
たヘッド部分を保護できる。
【0090】請求項14に記載の発明によれば、誤って
書き替えられては困る内容と、書き替えられる必要のあ
る情報とが共存するラベルを実現することが可能とな
る。
【0091】請求項6,15に記載の発明によれば、貸
し出しを行う品物に返却日などを表示し、貸し出し期限
までに返却するよう促す機能を持たせることが可能とな
る。
【0092】請求項16に記載の発明によれば、盗難防
止タグ等を一体化することによって、省スペースが可能
となり、且つ、防犯タグに防犯ゲートが感応しないよう
にする操作を貸出手続、レジ(キャッシュレジスタ)で
の計算処理等と同時に行なえ、貸出手続き、レジでの計
算処理等が簡略化できる。
【0093】請求項19に記載の発明によれば、誤っ
て、他人が書き込んだ情報を消したり書き替えたりする
ことを防ぐことができる。
【0094】請求項20に記載の発明によれば、加熱に
よる印字、消去を行なう場合であっても、その熱が裏面
まで伝わって、被貼付物に影響を与えたり、ラベルの接
着材の接着力が落ちること等を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のラベルの部分断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例のラベル書き替え装置(記
録・消去装置)の外形及び使用方法を説明するための斜
視図である。
【図3】図2に示すラベル書き替え装置の書き込みヘッ
ドを構成するヘッド要素の一例を説明する側面図であ
る。
【図4】図2に示すラベル書き替え装置の書き込みヘッ
ドを構成するヘッド要素の他の例を説明する側面図であ
る。
【図5】図2に示すラベル書き替え装置の書き込みヘッ
ドを構成するヘッド要素の更に他の例を説明する側面図
である。
【図6】図2に示すラベル書き替え装置の書き込みヘッ
ドにおけるヘッド要素の配置の一例を説明するための、
ヘッドを斜め下方から見た斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例のラベル書き替え装置の外
形及び使用方法を説明するための斜視図である。
【図8】本発明によるラベル及びラベル書き替え装置の
機能の一例を説明するための図である。
【図9】本発明によるラベル及びラベル書き替え装置の
機能の他の例を説明するための図である。
【図10】本発明によるラベル及びラベル書き替え装置
の機能の更に他の例を説明するための図である。
【図11】本発明によるラベルの機能の更に他の例を説
明するための図書館等の出入り口に設けられた盗難防止
用ゲートを示す斜視図である。
【図12】本発明によるラベルの機能の更に他の例を説
明するための図である。
【図13】本発明によるラベル及びラベル書き替え装置
の機能の更に他の例を説明するための図である。
【図14】本発明によるラベル及びラベル書き替え装置
の機能の更に他の例を説明するための図である。
【図15】本発明によるラベル書き替え装置の機能の更
に他の例を説明するための図である。
【図16】本発明によるラベルの機能の更に他の例を説
明するための図である。
【図17】本発明の第3実施例のラベル書き替え装置を
説明するための側面図である。
【図18】図17に示されるラベル書き替え装置の機能
を説明するための部分側面図(その1)である。
【図19】図17に示されるラベル書き替え装置の機能
を説明するための部分側面図(その2)である。
【図20】図17に示されるラベル書き替え装置の機能
を説明するための部分側面図(その3)である。
【図21】図17に示されるラベル書き替え装置の書き
替えヘッドの基本構成の一例を示す側面図である。
【図22】図21に示す書き替えヘッドの基本構成の機
能を説明するための側面図である。
【図23】図17に示されるラベル書き替え装置の変形
例を示す部分側面図である。
【図24】本発明によるラベルの構成の他の例を示す部
分側面図である。
【図25】本発明によるラベルの構成の更に他の例を示
す部分側面図である。
【図26】本発明によるラベル及びラベル書き替え装置
の機能の更に他の例を説明するための図
【図27】本発明によるラベル及びラベル書き替え装置
の機能の更に他の例を説明するための図
【図28】本発明によるラベル及びラベル書き替え装置
の機能の更に他の例を説明するための図
【図29】図2に示すラベル書き替え装置の書き込みヘ
ッドを構成するヘッド要素の更に他の例を説明する側面
【図30】本発明によるラベル及びラベル書き替え装置
の機能の更に他の例を説明するための図
【図31】本発明によるラベル書き替え装置の機能の他
の例を説明するための図
【図32】本発明によるラベル書き替え装置の機能の更
に他の例を説明するための図
【図33】本発明によるラベル及びラベル書き替え装置
の機能の更に他の例を説明するための図
【図34】本発明によるラベル及びラベル書き替え装置
の機能の更に他の例を説明するための図
【符号の説明】
1 ラベル 1a 書き替え可能表示部 1b バーコード表示部 1c 傾き検出用マーク 1d 位置検出用マーク 10 ラベル書き替え装置(記録・消去装置) 10a 書き込み/消去ヘッド 10a−1 ヘッド要素 10a−2 保護シート 10a−3 撮影レンズ 10a−4 撮像素子 10b 読み取りヘッド 10c カバー 10d 発行素子 10e 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/00 G09F 3/02 B 3/10 A 3/02 B41J 3/20 109E 3/10 3/00 F

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部に目視可能な情報を所定
    の方法によって記録し得、記録された情報を消去し得る
    表示層と、 表示層を被覆し保護する略透明な表面保護層と、 表示層の裏面に設けられた粘着材とよりなるラベルに情
    報を記録及び/又は消去する記録・消去装置であって、 可搬であり、その本体を使用者が把持して物品に貼り付
    けられたラベルにそのヘッドを近接させ、又は密着させ
    ることによってラベルの表示層に情報を記録及び/又は
    記録された情報を消去可能な構成の記録・消去装置。
  2. 【請求項2】 ラベルは書き替え可能な表示部と書き替
    え不可能な表示部とを、それぞれ一つ以上有し、 上記書き替え不可能な表示部の読み取りと、上記書き替
    え可能な表示部への書き込みとを連続して行うことを特
    徴とする請求項1に記載の記録・消去装置。
  3. 【請求項3】 ラベルは書き替え可能な表示部を一つ以
    上有し、 ラベルの上記書き替え可能な表示部の表示範囲を撮像す
    る撮像手段と、上記表示範囲の表示内容を判別する表示
    内容判別手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の記録・消去装置。
  4. 【請求項4】 上記書き替え可能な表示範囲への印字内
    容の少なくとも一部は、光学的読み取りマークであるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の記録・消去装置。
  5. 【請求項5】 ラベルは書き替え可能な表示部を一つ以
    上有し、 ラベルの上記書き替え可能な表示部への書き替え作業情
    報を記録する記録手段を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の記録・消去装置。
  6. 【請求項6】 貸し出し物品に貼付されたラベルに貸し
    手からの案内を表示する構成の請求項1に記載の記録・
    消去装置。
  7. 【請求項7】 上記表示層への記録又は消去の際の傾き
    を検出する傾き検出手段を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の記録・消去装置。
  8. 【請求項8】 上記表示層への記録又は消去の際に表示
    位置を検出する位置検出手段を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の記録・消去装置。
  9. 【請求項9】 ラベルは無線周波数識別チップを有し、 ラベルの上記無線周波数識別チップの読み取りを行う無
    線周波数識別チップ読み取り手段を備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の記録・消去装置。
  10. 【請求項10】 ラベルは記録部と制御部と電源部とを
    備えたICチップを有し、 ラベルの上記ICチップとデータのやり取りを行うデー
    タ送受信手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の記録・消去装置。
  11. 【請求項11】 上記ヘッドとラベルとの接触を検出す
    る接触検出手段を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の記録・消去装置。
  12. 【請求項12】 上記ヘッドが可撓性部材により保持に
    されていることを特徴とする請求項1に記載の記録・消
    去装置。
  13. 【請求項13】 スライドカバーによって上記ヘッドが
    保護されていることを特徴とする請求項1に記載の記録
    ・消去装置。
  14. 【請求項14】 少なくとも一部に目視可能な情報を所
    定の方法によって記録し得、記録された情報を消去し得
    る表示層と、 表示層を被覆し保護する略透明な表面保護層と、 表示層の裏面に設けられた粘着材よりなるラベルであっ
    て、 書き替え可能な表示部と書き替え不可能な表示部とを、
    それぞれ一つ以上設けたことを特徴とするラベル。
  15. 【請求項15】 少なくとも一部に目視可能な情報を所
    定の方法によって記録し得、記録された情報を消去し得
    る表示層と、 表示層を被覆し保護する略透明な表面保護層と、 表示層の裏面に設けられた粘着材とよりなるラベルであ
    って、 貸し出し物品に貼付し、貸し手からの案内を表示するこ
    とが可能な構成のラベル。
  16. 【請求項16】 少なくとも一部に目視可能な情報を所
    定の方法によって記録し得、記録された情報を消去し得
    る表示層と、 表示層を被覆し保護する略透明な表面保護層と、 表示層の裏面に設けられた粘着材とよりなるラベルであ
    って、 盗難防止タグと一体であることを特徴とするラベル。
  17. 【請求項17】 少なくとも一部に目視可能な情報を所
    定の方法によって記録し得、記録された情報を消去し得
    る表示層と、 表示層を被覆し保護する略透明な表面保護層と、 表示層の裏面に設けられた粘着材とよりなるラベルであ
    って、 上記表示層への情報の記録又は消去を行う装置が傾きを
    検出することが可能な検出マークを記録した構成のラベ
    ル。
  18. 【請求項18】 少なくとも一部に目視可能な情報を所
    定の方法によって記録し得、記録された情報を消去し得
    る表示層と、 表示層を被覆し保護する略透明な表面保護層と、 表示層の裏面に設けられた粘着材とよりなるラベルであ
    って、 上記表示層への情報の記録又は消去を行う装置が表示位
    置を検出することが可能な検出マークを記録した構成の
    ラベル。
  19. 【請求項19】 少なくとも一部に目視可能な情報を所
    定の方法によって記録し得、記録された情報を消去し得
    る表示層と、 表示層を被覆し保護する略透明な表面保護層と、 表示層の裏面に設けられた粘着材とよりなるラベルであ
    って、 複数種の記録・消去手段に対応した複数の異なる表示部
    を設けたことを特徴とするラベル。
  20. 【請求項20】 少なくとも一部に目視可能な情報を所
    定の方法によって記録し得、記録された情報を消去し得
    る表示層と、 表示層を被覆し保護する略透明な表面保護層と、 表示層の裏面に設けられた粘着材とよりなるラベルであ
    って、 上記表示層への情報の記録・消去は印可する熱の制御に
    よってなされる構成であり、 更に断熱層よりなるか、あるいは上記基板層が略断熱部
    材よりなる構成のラベル。
  21. 【請求項21】 少なくとも一部に目視可能な情報を所
    定の方法によって記録し得、記録された情報を消去し得
    る表示層と、 表示層を被覆し保護する略透明な表面保護層と、 表示層の裏面に設けられた粘着材とよりなるラベルであ
    って、 上記表示層への情報の記録又は消去を行う装置が、上記
    ラベルとは非接触に上記ラベルの個体判別を可能とす
    る、無線周波数識別チップを備えたことを特徴とするラ
    ベル。
  22. 【請求項22】 少なくとも一部に目視可能な情報を所
    定の方法によって記録し得、記録された情報を消去し得
    る表示層と、 表示層を被覆し保護する略透明な表面保護層と、 表示層の裏面に設けられた粘着材とよりなるラベルであ
    って、 上記表示層への情報の記録又は消去を行う装置が、上記
    ラベルとは非接触に情報のやり取りを行える、記録部
    と、制御部と、電源部とを有するICチップを備えたこ
    とを特徴とするラベル。
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