JP2003052584A - 電気掃除機用の回転ブラシ - Google Patents

電気掃除機用の回転ブラシ

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JP2003052584A
JP2003052584A JP2001244528A JP2001244528A JP2003052584A JP 2003052584 A JP2003052584 A JP 2003052584A JP 2001244528 A JP2001244528 A JP 2001244528A JP 2001244528 A JP2001244528 A JP 2001244528A JP 2003052584 A JP2003052584 A JP 2003052584A
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Japan
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pile
pile yarn
yarn
row
floor surface
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Application number
JP2001244528A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Ohara
康之 大原
Hajime Takami
肇 高見
Shogo Ando
将吾 安藤
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Tsuchiya TSCO Co Ltd
Original Assignee
Tsuchiya TSCO Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイル糸による塵埃の掻き取り能力を向上さ
せることができるとともに、パイル糸の接触による床面
の傷付きを抑制することができる電気掃除機用の回転ブ
ラシを提供する。 【解決手段】 電気掃除機のヘッド内に設けられる回転
ブラシ21は、複数の凹条32を有する回転体31と、
各凹条32にそれぞれ収容された帯状をなすベロア材3
5とから構成されている。このベロア材35は基布33
と、基布33上で立毛するパイル列34とから形成され
ている。また、パイル列34は軟らかい糸で形成された
第1パイル列37と、この第1パイル列37と隣接して
平行に延び、かつ硬い糸で形成された第2パイル列38
とから形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気掃除機の本
体部内に塵埃を吸い込むためのヘッド内に配設され、絨
毯、畳、フローリング等の床面から塵埃を掻き上げるた
めの電気掃除機用の回転ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気掃除機は本体部と、本体部の
先端にホースを介して接続されたヘッドとを備えてい
る。そして、ヘッドを絨毯、フローリング、畳等の床面
上で移動させ、その底面に設けられた吸込口からエアを
吸引することにより、本体部内に塵埃が吸い込まれるよ
うに構成されている。近年は、例えば絨毯等のようにエ
アの吸引だけでは塵埃を吸い込みにくい床面に対する集
塵能力を向上させるため、ヘッド内に回転ブラシを設け
たものが提供されている。
【0003】該回転ブラシは、ヘッド内に回転可能に収
容された丸棒状をなす回転体と、回転体の表面に起毛さ
れたパイル糸とを備えている。該パイル糸は、織布より
なる帯状の基布に対し、パイル織りで織り込まれること
によりベロア材を構成している。また、回転体は、その
表面に回転軸線方向に延びる複数の凹条を有しており、
これら凹条内にベロア材が収容されて固定されることに
より、回転ブラシが形成されている。そして、本体内へ
のエアの吸引又はモーター等の駆動装置により、ヘッド
内で回転ブラシが回転され、パイル糸の先端部が床面に
摺接されることにより、床面から塵埃が掻き取られるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
回転ブラシによれば、電気掃除機の集塵能力を高めるた
めには、パイル糸の剛性を高める、つまりパイル糸を硬
くして塵埃の掻き取り能力を向上させる必要がある。し
かし、パイル糸に硬い糸を用いると、例えばフローリン
グ等のような平滑な床面の場合、パイル糸が摺接したと
きに床面を傷付けてしまうという問題があった。
【0005】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、パイル糸による塵埃の掻き取り能力を向上
させることができるとともに、パイル糸の接触による床
面の傷付きを抑制することができる電気掃除機用の回転
ブラシを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の電気掃除機用の回転ブラシの発
明は、電気掃除機の本体部内に床面上の塵埃を吸い込む
ためのヘッド内に回転可能に収容された回転体と、該回
転体の回転軸線方向に延びるように、回転体の周面上か
ら起毛される複数のパイル列とを備え、前記ヘッドが床
面上を移動するとき、回転体を回転させながらパイル列
を床面に接触させるように構成するとともに、それぞれ
のパイル列を化学繊維からなる第1パイル糸と、該第1
パイル糸を形成する化学繊維と比較して単繊維当たりの
太さを太くした化学繊維を用いることによって第1パイ
ル糸よりも高い剛性を有する第2パイル糸とを組み合わ
せて形成することを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の電気掃除機用の回転ブラ
シの発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1
パイル糸を回転体の回転方向の前方側に、第2パイル糸
を後方側に配設することにより、第1パイル糸が第2パ
イル糸よりも先に床面に接触するように構成したことを
特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の電気掃除機用の回転ブラ
シの発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明におい
て、前記第1パイル糸を形成する合成繊維の単繊維当た
りの太さが3〜75デシテックス、第2パイル糸を形成
する合成繊維の単繊維当たりの太さが17〜500デシ
テックスであり、かつ第2パイル糸を形成する合成繊維
の単繊維当たりの太さが第1パイル糸を形成する合成繊
維の単繊維当たりの太さと比較して2倍以上であること
を特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の電気掃除機用の回転ブラ
シの発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の
発明において、前記第1パイル糸は、回転体の表面から
の高さが、第2パイル糸の回転体の表面からの高さより
も高くなるように形成されていることを特徴とするもの
である。
【0010】請求項5に記載の電気掃除機用の回転ブラ
シの発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の
発明において、前記第2パイル糸は、第1パイル糸より
も熱収縮率が高い高収縮糸で形成されていることを特徴
とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
の第1実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】まず、回転ブラシが配設される電気掃除機
のヘッドの構成について説明する。図3に示すように、
ヘッドを構成するケース11は平面略T字状に形成さ
れ、図中で下側となる後端部には、ヘッドを図示しない
電気掃除機の本体部に接続するための接続パイプ12が
ケース11に対して回動可能に取付けられている。ケー
ス11の底壁において、その前端部には長孔状をなす吸
込口13が横方向に延びるように透設されている。吸込
口13の周縁部において、ケース11の底壁上には吸込
口13を内側に囲い込むように四角枠状をなす仕切壁1
4が突設されている。該仕切壁14の後端部分の中央に
はエア吸引口15が透設されている。
【0013】ケース11の一側壁内面にはタービン軸受
18が設けられ、このタービン軸受18にはタービン軸
17の一端部が回転可能に支持されている。タービン軸
17の他端部には多数枚のフィン16aを有するエアタ
ービン16がエア吸引口15の直近に位置するように固
定されている。そして、エアタービン16はタービン軸
17を中心にケース11内で回転することができるよう
に構成されている。
【0014】前記仕切壁14の内側には回転ブラシ21
がその両端部に装着された回転支持体19を介してケー
ス11の両側壁内面にそれぞれ設けられた一対のブラシ
軸受20により回転可能に支持されている。また、一端
側の回転支持体19と、タービン軸17の一端部に取着
されたローラ17aとの間にはベルト22が掛装されて
おり、当該ベルト22によりエアタービン16の回転が
回転ブラシ21に伝達されるようになっている。
【0015】上記のケース11、接続パイプ12、吸込
口13、仕切壁14、エア吸引口15、エアタービン1
6、タービン軸17、回転支持体19、回転ブラシ2
1、ベルト22等により、電気掃除機のヘッドが構成さ
れている。このヘッドは、電気掃除機を使用する際、仕
切壁14の内側のエアがエア吸引口15を通り、接続パ
イプ12を介して本体部内に吸引されることにより、エ
アとともに、例えば塵、埃、毛髪等の塵埃を吸込口13
から吸い込むようになっている。
【0016】図4に示すように、ヘッドは、電気掃除機
の使用時に絨毯、畳、フローリング、タイル等の床面1
0上に載せられるようになっている。この状態でエア吸
引口15を通って接続パイプ12へと流れるエアは、フ
ィン16aに当たり、エアタービン16を時計方向に回
転させる。このエアタービン16の回転に連動して回転
ブラシ21が時計方向に回転するように構成されてい
る。
【0017】次いで、回転ブラシ21の構成について説
明する。図1に示すように、回転ブラシ21を構成する
回転体31は、4つの断面T字状をなす突条の組み合わ
せにより断面略X字状をなす金属製の棒材が全体に渡っ
て周方向に約90゜捻られることで形成されており、そ
の周面には螺旋状をなす4本の凹条32を有している。
これら凹条32は、前記各突条がそれぞれ有する突片に
より、開口部が狭められている。各凹条32には合成樹
脂製の帯状をなす基布33と、該基布33の長手方向に
延びるように基布33上で立毛するパイル列34とから
なるベロア材35がそれぞれ収容されている。そして、
各ベロア材35のパイル列34がそれぞれ凹条32の開
口部から外方に突出することにより、回転体31の周面
上には合計して4列のパイル列34が起毛されている。
【0018】上記の回転体31、4列のパイル列34等
から回転ブラシ21が構成されている。また、各パイル
列34は、それぞれ凹条32の開口部に沿って延びるこ
とにより、回転体31の回転軸線方向に延びる螺旋状を
なすように配設されている。図4に示すように、前記ヘ
ッドが床面10上に載せられた状態でこの回転ブラシ2
1は、パイル列34の先端部を吸込口13から外方へ突
出させ、床面10に接触させるようになっている。そし
て、パイル列34の先端部が床面10に接触された状態
で回転ブラシ21が回転されることにより、パイル列3
4が床面10上の塵埃を掻き取るように構成されてい
る。
【0019】図2に示すように、前記ベロア材35を構
成する基布33は、耐久性、柔軟性が高い材料よりなる
織布、フィルム等の材料を用いて形成されている。この
ような材料としては、ナイロン、ポリプロピレン、ポリ
エステル、アクリル樹脂及びウレタン樹脂等が挙げられ
る。この実施形態の基布33は合成繊維よりなるタテ糸
33a及びヨコ糸33bを織り上げることにより形成さ
れた織布を用いて形成されている。前記パイル列34
は、第1パイル列37及び第2パイル列38が1列ず
つ、合計2列が基布33の幅方向に隣接して設けられる
ことにより形成されている。なお、図2中では第1パイ
ル列37及び第2パイル列38の配置をわかりやすく示
すため、第1パイル列37は濃く描かれている。
【0020】このパイル列34を形成するベロア材35
は、パイル織り、たて編み、静電植毛等により得られ
る。この実施形態のパイル列34は、基布33上に複数
本の第1パイル糸37aをパイル織りして第1パイル列
37を形成するとともに、複数本の第2パイル糸38a
をパイル織りして第2パイル列38を形成することによ
り得られる。さらに、基布33の裏面には合成樹脂製の
コーティング剤によるコーティング層39が設けられて
おり、第1パイル糸37a及び第2パイル糸38aの根
元と基布33が接合されている。このパイル織りは、第
1パイル列37及び第2パイル列38を形成する第1パ
イル糸37a及び第2パイル糸38aをそれぞれ基布3
3のヨコ糸に絡ませるようにして織り込む方法である。
【0021】上記第1パイル糸37a及び第2パイル糸
38aは、耐久性及び耐摩擦性が高い化学繊維を撚り合
わせることにより形成されている。このような化学繊維
としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリプロ
ピレン繊維、アクリル系モノマーと塩化ビニルの共重合
体よりなるモダアクリル繊維、アクリル繊維、フッ素繊
維等の合成繊維、レーヨン繊維、キュプラ繊維等の再生
繊維等が挙げられる。これらの中でもナイロン繊維、ポ
リエステル繊維、アクリル繊維及びモダアクリル繊維
は、入手が容易であり、耐久性が高いためより好まし
い。
【0022】前記第2パイル糸38aは、これを形成す
る化学繊維が第1パイル糸37aを形成する化学繊維と
比較して単繊維当たりの太さが太くなるように形成され
ている。このため、第1パイル糸37aは軟らかい糸と
なり、第2パイル糸38aは第1パイル糸37aよりも
硬い糸となるように形成されている。図4に示すよう
に、ベロア材35は軟らかい第1パイル糸37aよりな
る第1パイル列37が回転ブラシ21の回転方向の前方
側、硬い第2パイル糸38aよりなる第2パイル列38
が後方側となるように回転体31に装着されている。そ
して、回転ブラシ21は、軟らかい第1パイル列37が
第2パイル列38を覆いながら、これよりも先に床面1
0に接触されることにより床面10の傷付きを抑制し、
第2パイル列38で塵埃を良好に掻き取るように構成さ
れている。
【0023】第1パイル糸37a及び第2パイル糸38
aにおいて、例えば糸、毛髪等がパイル列34に絡み付
くことを抑制するためには、それぞれの単繊維当たりの
太さを次のような範囲とすることが好ましい。すなわ
ち、第1パイル糸37aを形成する化学繊維の単繊維当
たりの太さは、好ましくは3〜75デシテックスであ
り、第2パイル糸38aを形成する化学繊維の単繊維当
たりの太さは、好ましくは17〜500デシテックスで
ある。さらに、第1パイル糸37a及び第2パイル糸3
8aがそれぞれの太さの範囲を満たすとともに、第2パ
イル糸38aの単繊維当たりの太さが第1パイル糸37
aのそれと比較して2倍以上であることが好ましく、2
〜167倍であることがより好ましい。
【0024】第1パイル糸37aにおいて、単繊維当た
りの太さを3デシテックス未満とした場合、糸に十分な
耐久性及び耐摩擦性を付与しにくく、糸切れ等の不具合
を生じてしまうおそれがある。単繊維当たりの太さを7
5デシテックスより太くした場合、第1パイル糸37a
が床面10を傷付けるおそれがある。第2パイル糸38
aにおいて、単繊維当たりの太さを17デシテックス未
満とした場合、床面10上の塵埃を十分に掻き取ること
ができなくなるおそれがある。単繊維当たりの太さを5
00デシテックスより太くした場合、床面10に対する
抵抗が大きくなり、回転ブラシ21を回転させることが
できなくなるおそれがある。そして、第2パイル糸38
aの単繊維当たりの太さを第1パイル糸37aのそれと
比較して2倍未満とした場合、糸の硬さにほとんど差が
見られなくなるおそれがある。
【0025】加えて、第1パイル糸37a及び第2パイ
ル糸38aの単繊維当たりの太さをそれぞれ75デシテ
ックス及び500デシテックスより太くした場合には基
布33上の所定面積内にパイル織りされるそれぞれの本
数が減ってしまう。すると、第1パイル糸37a同士、
第2パイル糸38a同士の間に隙間が形成されやすく、
この隙間に糸、毛髪等が入り込み、絡みやすくなるおそ
れがあるため、単繊維当たりの太さを過剰に太くするこ
とは好ましくない。特に、第1パイル糸37aを太くし
た場合にはその剛性が増し、床面10に摺接する毎に曲
げ、伸ばしを繰り返された結果、第1パイル糸37aの
先端に絡み付いた糸、毛髪等がその基端まで移動し、取
り除きにくくなるおそれがあるため好ましくない。
【0026】また、第2パイル糸38aで第1パイル糸
37aを回転体31の回転方向の後方より支持し、第1
パイル列37の毛倒れを抑制して塵埃の掻き取り能力を
向上させるには、単繊維当たりの太さを次のような範囲
とすることがより好ましい。すなわち、第1パイル糸3
7aを形成する化学繊維の単繊維当たりの太さは、より
好ましくは3〜30デシテックスであり、第2パイル糸
38aを形成する化学繊維の単繊維当たりの太さは、よ
り好ましくは20〜75デシテックスである。さらに、
第1パイル糸37a及び第2パイル糸38aがそれぞれ
の太さの範囲を満たすとともに、第2パイル糸38aの
単繊維当たりの太さが第1パイル糸37aのそれと比較
して2倍以上であることが好ましい。
【0027】第2パイル糸38aの単繊維当たりの太さ
を20デシテックス未満とした場合、第2パイル糸38
aで第1パイル糸37aを十分に支持することができな
くなるおそれがある。第1パイル糸37aの単繊維当た
りの太さをそれぞれ30デシテックスより太くした場
合、撚糸加工後に第2パイル糸38aよりも第1パイル
糸37aが硬い糸となるおそれがある。また、第2パイ
ル糸38aの単繊維当たりの太さを75デシテックスよ
り太くした場合、パイル列34が床面10に摺接した
際、湾曲した第1パイル糸37a同士の間から第2パイ
ル糸38aが突出し、床面10を傷付けるおそれがあ
る。
【0028】次に、回転ブラシ21の作用について説明
する。さて、電気掃除機を使用するときには、図4に示
すように、まずヘッドが床面10に載せられる。この状
態で電気掃除機を稼動させると、図中に矢印で示すよう
に、仕切壁14の内側のエアがエア吸引口15を通り、
接続パイプ12を介して図示しない本体部内に吸引され
る。このとき、エア吸引口15を通って接続パイプ12
へと流れるエアは、フィン16aに当たり、エアタービ
ン16を時計方向に回転させる。そして、エアタービン
16の回転に連動して回転ブラシ21が回転体31を中
心に時計方向に回転され、各パイル列34を床面10に
摺接させる。
【0029】パイル列34は、床面10に摺接されると
き、まず軟らかな糸である第1パイル糸37aで形成さ
れた第1パイル列37を床面10に接触させる。このと
き、第1パイル列37は、回転体31の回転方向の後方
から硬い糸である第2パイル糸38aで形成された第2
パイル列38により支持されることで、床面10への摺
接により大きく湾曲することを抑制され、立毛した状態
を維持する。このため、第1パイル列37は、その端部
で床面10を磨き、塵埃をある程度掻き取るとともに、
床面10に対する第2パイル列38の接触力をやわらげ
るための緩衝材(クッション)として機能する。また、
第1パイル列37で掻き取ることができなかった塵埃
は、この後に第2パイル列38の端部で掻き取られる。
そして、軟らかい第1パイル列37が第2パイル列38
を覆い、床面10への接触力をやわらげることにより、
パイル列34の接触による床面10の傷付きが抑制さ
れ、硬い第2パイル列38により、パイル列34の塵埃
の掻き取り能力が向上される。
【0030】前記第1実施形態によって発揮される効果
について、以下に記載する。 ・ 回転ブラシ21の4つのパイル列34は、それぞれ
が第1パイル列37及び第2パイル列38の合計2列で
形成されている。この第1パイル列37は、単繊維当た
りの太さを細くすることにより、軟らかくした第1パイ
ル糸37aより形成されている。これに対し、第2パイ
ル列38は、単繊維当たりの太さを第1パイル糸37a
より太くすることにより、これと比較して硬くされた第
2パイル糸38aより形成されている。このため、硬い
第2パイル列38でパイル列34による塵埃の掻き取り
能力を向上させながらも、第2パイル列38に隣接して
配設された軟らかい第1パイル列37により、パイル列
34の接触による床面10の傷付きを抑制することがで
きる。
【0031】・ これに加え、第1パイル列37は回転
ブラシ21の回転方向の前方側、つまり床面10に対し
て先に接触する側に配設され、第2パイル列38は回転
ブラシ21の回転方向の後方側、つまり床面10に対し
て後から接触する側に配設されている。このため、パイ
ル列34が床面10に摺接するとき、第1パイル列37
で第2パイル列38を覆うことができ、床面10の傷付
きを効果的に抑制することができる。
【0032】・ また、第1パイル糸37aを形成する
化学繊維の単繊維当たりの太さは3〜75デシテック
ス、第2パイル糸38aを形成する化学繊維の単繊維当
たりの太さは17〜500デシテックスとされている。
これに加え、第2パイル糸38aを形成する化学繊維の
単繊維当たりの太さが第1パイル糸37aを形成する化
学繊維の単繊維当たりの太さと比較して2倍以上とする
ことにより、例えば糸、毛髪等がパイル列34に絡み付
くことを抑制することができる。
【0033】・ さらに、第1パイル糸37aの単繊維
当たりの太さを3〜30デシテックス、第2パイル糸3
8aの単繊維当たりの太さを20〜75デシテックスと
することにより、糸、毛髪等がパイル列34に絡み付く
ことを抑制しながら、硬い第2パイル糸38aで軟らか
い第1パイル糸37aを後方から支持することができ、
第1パイル糸37aの毛倒れを防止することができる。
【0034】・ さらにまた、軟らかい第1パイル糸3
7aは床面10に摺接されるとき、床面10を乾拭きし
て磨くことができ、パイル列34の床面10に対する清
掃効果を向上することができる。加えて、床面10に先
に接触することにより先端に絡み付いた糸、毛髪等は、
第1パイル糸37aが十分に軟らかいため、床面10に
摺接する毎に曲げ、伸ばしを繰り返されても、その基端
まで移動することがなく、容易に取り除くことができ
る。 (第2実施形態)以下、この発明の第2実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。なお、これ以降の各実施
形態においては前記第1実施形態と異なる点を中心に説
明する。
【0035】図5に示すように、第2実施形態のベロア
材35において、第1パイル列37は、基布33の表面
からの高さが第2パイル列38の基布33の表面からの
高さよりも高くなるように形成されている。その結果、
回転体31の凹条32にこのベロア材35を収容した場
合、凹条32の開口から外方に露出する第1パイル列3
7の回転体31の表面からの高さは、第2パイル列38
のそれと比較して高くなる。そして、パイル列34が床
面10に摺接される際、第1パイル列37は第2パイル
列38の全体を覆いながら床面10に接触され、第2パ
イル列38が床面10に直接的に接触することを抑制す
るように構成されている。
【0036】第1パイル列37の高さを第2パイル列3
8の高さよりも高くする場合、第2パイル列38の高さ
は、第1パイル列37の高さの85〜90%であること
が好ましい。第2パイル列38の高さを第1パイル列3
7の高さの85%未満とした場合、第2パイル列38が
第1パイル列37を十分に支持することができなくなる
おそれがある。また、90%より高くすると、第2パイ
ル列38が第1パイル列37を介さずに床面10に直接
的に接触されてしまうおそれがある。
【0037】上記のように第1パイル列37及び第2パ
イル列38をそれぞれ異なる高さとする場合、第2パイ
ル列38を形成する第2パイル糸38aは、第1パイル
列37を形成する第1パイル糸37aよりも熱収縮率が
高い高収縮糸で形成することが好ましい。そして、ベロ
ア材35を形成した後、ベロア材35全体に加熱処理を
施すことにより、第2パイル糸38aが第1パイル糸3
7aと比較して大きく熱収縮し、第2パイル列38の高
さを第1パイル列37の高さと比較して容易に低くする
ことができる。
【0038】加えて、第2パイル糸38aに高収縮糸を
使用する場合、高収縮糸の収縮率は、好ましくは3〜3
0%であり、より好ましくは5〜15%である。収縮率
が3%未満の場合、熱収縮しても第2パイル糸38aと
第1パイル糸37aとの高さの差がほとんど現れないお
それがある。30%より大きくした場合、第2パイル糸
38aが第1パイル糸37aと比較して低くなりすぎ、
第1パイル糸37aを第2パイル糸38aで後方より支
持することができなくなるおそれがある。
【0039】さて、上記第2実施形態の回転ブラシ21
によれば、床面10に対して先に接触する側に軟らか
く、高さの高い第1パイル列37が配置されている。さ
らに、床面10に対して後から接触する側には硬く、高
さの低い第2パイル列38が配置されている。このた
め、パイル列34が床面10に接触するときには、第2
パイル列38は第1パイル列37にほぼ全体を覆われる
ことにより、その大半が第1パイル列37を介して床面
10に接触され、床面10に対する接触量を低減され
る。
【0040】従って、第2実施形態の回転ブラシ21に
よれば、第1パイル列37の高さを第2パイル列38の
高さよりも高くすることにより、硬い糸である第2パイ
ル糸38aの床面10への接触量を低減させ、床面10
の傷付きをより効果的に抑制することができる。 (第3実施形態)図6に示すように、第3実施形態のベ
ロア材35において、基布33上に立毛されるパイル列
34は、1列の第1パイル列37と、2列の第2パイル
列38との合計3列で形成されている。そして、パイル
列34が床面10に摺接される際、第1パイル列37
は、2列の第2パイル列38で後方から支持されること
により、毛倒れすることを防止される。加えて、第2パ
イル列38を2列設けることにより、第1パイル列37
を支持する力が増すとともに、パイル列34全体の硬さ
が増し、塵埃の掻き取り能力が向上する。
【0041】従って、第3実施形態の回転ブラシ21に
よれば、硬い第2パイル糸38aよりなる第2パイル列
38を複数列設けることにより、第1パイル列37の毛
倒れを確実に防止することができるとともに、パイル列
34全体の塵埃に対する掻き取り能力を効果的に向上さ
せることができる。
【0042】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 各実施形態において、回転ブラシ21はエアの吸引
力によって回転されるよう構成したが、これに限らずヘ
ッド内にモーター等の駆動装置を設け、この駆動装置で
回転ブラシ21を回転させたり、あるいはパイル列34
が床面10に接触する際に生じる摩擦力により回転ブラ
シ21を回転させたり等してもよい。
【0043】・ 第2実施形態のベロア材35を第3実
施形態のように第2パイル列38を複数列設けて構成し
てもよい。 ・ 各実施形態において、第1パイル糸37a及び第2
パイル糸38aのうち少なくとも一方に導電性を有する
導電性繊維を用いてもよい。前に挙げた化学繊維に導電
性を付与する方法としては、原糸段階において導電性物
質を練り込む、又は溶融紡糸法等により1本の繊維中に
導電性物質が練り込まれた導電性の部分と導電性物質を
練り込まない非導電性の部分とを有する複層構造にする
方法と、紡糸後に導電性物質を含む加工液によって繊維
表面を被覆する方法とがある。このような導電性物質と
しては、銀、銅、ニッケル等の金属、酸化亜鉛、酸化錫
等の金属化合物、炭素等の微粒子が挙げられる。このよ
うに構成した場合、例えばカーペット等のように静電気
を生じやすく、塵埃が吸着されやすい床面10に対し、
その静電気を除電し、塵埃を掻き取りやすくすることが
できる。
【0044】・ 各実施形態において、回転体31の各
凹条32の全てにベロア材35を収容する必要はなく、
各凹条32のうちの少なくとも1つに合成ゴム等を用い
て長板状に形成されたクリーニングブレードを装着して
もよい。そして、該クリーニングブレードで床面10を
叩くことにより、床面10から塵埃を舞い上げるように
構成してもよい。
【0045】・ 各実施形態において、例えば基布33
上において、所定面積内に第1パイル糸37aがパイル
織りされる本数と比較して、第2パイル糸38aがパイ
ル織りされる本数を多くしてもよい。そして、第2パイ
ル糸38aの密度を第1パイル糸37aの密度よりも高
くすることにより、第2パイル列38が第1パイル列3
7よりも硬くなるように構成してもよい。
【0046】・ 各実施形態において、例えば硬い第2
パイル糸38aを中心にこれを内側に取り囲むように第
1パイル糸37aをその周囲に配設し、第1パイル糸3
7a及び第2パイル糸38aを交撚して1本のパイル糸
を形成してもよい。そして、このパイル糸を基布33に
パイル織りしてベロア材を構成してもよい。このように
構成した場合、各パイル糸でそれぞれ床面への傷付きを
抑制しながら、掻き取り能力の向上を図ることができ
る。
【0047】・ 例えば基布33を省略し、第1パイル
糸37a及び第2パイル糸38aを合成樹脂、合成ゴム
等よりなる丸棒状をなす回転体の周面上において、静電
植毛、打ち込み等の方法により直接的に植毛してもよ
い。
【0048】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 ・ 前記第1パイル糸及び第2パイル糸を織布よりなる
基布に対してそれぞれパイル織りで織り込むことによっ
て、基布と、該基布上に立毛されるパイル列とを備える
ベロア材を構成するとともに、回転体の周面には当該ベ
ロア材を収容するための凹条を回転体の回転軸線方向に
延びるように複数凹設することを特徴とする請求項1か
ら請求項5のいずれかに記載の電気掃除機用の回転ブラ
シ。このように構成した場合、織布よりなる基布に第1
パイル糸及び第2パイル糸の根本が絡むことにより、第
1パイル糸及び第2パイル糸の抜け落ちを抑制すること
ができる。
【0049】・ 前記第1パイル糸を形成する化学繊維
の単繊維当たりの太さが3〜30デシテックス、第2パ
イル糸を形成する化学繊維の単繊維当たりの太さが20
〜75デシテックスであり、かつ第2パイル糸を形成す
る化学繊維の単繊維当たりの太さが第1パイル糸を形成
する化学繊維の単繊維当たりの太さと比較して2倍以上
であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
かに記載の電気掃除機用の回転ブラシ。このように構成
した場合、第1パイル糸を第2パイル糸で支持し、第1
パイル糸の毛倒れを抑制することができ、掻き取り能力
の向上を図ることができる。
【0050】・ 前記複数のパイル列をそれぞれ、複数
本の第1パイル糸より形成される第1パイル列と、複数
本の第2パイル糸より形成され、当該第1パイル列に隣
接して延びる第2パイル列とから構成するとともに、各
パイル列がそれぞれ少なくとも2列の第2パイル列を有
することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか
に記載の電気掃除機用の回転ブラシ。このように構成し
た場合、掻き取り能力のさらなる向上を図ることができ
る。
【0051】・ 前記第1パイル糸及び第2パイル糸の
うち少なくとも一方を導電性繊維より形成することを特
徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の電気
掃除機用の回転ブラシ。このように構成した場合、静電
気を除電することができ、床面からの塵埃の掻き取り能
力を向上させることができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明に
よれば、パイル糸による塵埃の掻き取り能力を向上させ
ることができるとともに、パイル糸の接触による床面の
傷付きを抑制することができる。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、パイル列が床面に摺接す
るとき、第1パイル列で第2パイル列を覆うことがで
き、床面の傷付きを効果的に抑制することができる。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、例えば糸、
毛髪等がパイル列に絡み付くことを抑制することができ
る。請求項4に記載の発明によれば、請求項1から請求
項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、硬い糸で
ある第2パイル糸の床面への接触を防止し、床面の傷付
きを効果的に防止することができる。
【0055】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
から請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
第1パイル糸の毛倒れを確実に防止することができると
ともに、パイル列全体の塵埃に対する掻き取り能力を効
果的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の電気掃除機の回転ブラシを示
す斜視図。
【図2】 第1実施形態のベロア材を側方から見た状態
を示す断面図。
【図3】 電気掃除機のヘッドを示す平断面図。
【図4】 電気掃除機のヘッドを使用する状態を示す側
断面図。
【図5】 第2実施形態のベロア材を側方から見た状態
を示す断面図。
【図6】 第3実施形態のベロア材を側方から見た状態
を示す断面図。
【符号の説明】
10…床面、31…回転体、34…パイル列、37a…
第1パイル糸、38a…第2パイル糸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 将吾 愛知県知立市牛田町裏新切43番地1 槌屋 ティスコ 株式会社内 Fターム(参考) 3B061 AA06 AD05 AD13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気掃除機の本体部内に床面上の塵埃を
    吸い込むためのヘッド内に回転可能に収容された回転体
    と、該回転体の回転軸線方向に延びるように、回転体の
    周面上から起毛されるパイル列とを備え、前記ヘッドが
    床面上を移動するとき、回転体を回転させながらパイル
    列を床面に接触させるように構成するとともに、前記パ
    イル列を化学繊維からなる第1パイル糸と、該第1パイ
    ル糸を形成する化学繊維と比較して単繊維当たりの太さ
    が太い化学繊維を用いて第1パイル糸よりも硬くなるよ
    うに形成した第2パイル糸とを組み合わせて形成するこ
    とを特徴とする電気掃除機用の回転ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記第1パイル糸を回転体の回転方向の
    前方側に、第2パイル糸を後方側に配設することによ
    り、第1パイル糸が第2パイル糸よりも先に床面に接触
    するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の
    電気掃除機用の回転ブラシ。
  3. 【請求項3】 前記第1パイル糸を形成する化学繊維の
    単繊維当たりの太さが3〜75デシテックス、第2パイ
    ル糸を形成する化学繊維の単繊維当たりの太さが17〜
    500デシテックスであり、かつ第2パイル糸を形成す
    る化学繊維の単繊維当たりの太さを第1パイル糸を形成
    する化学繊維の単繊維当たりの太さと比較して2倍以上
    とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    電気掃除機用の回転ブラシ。
  4. 【請求項4】 前記第1パイル糸は、回転体の表面から
    の高さが、第2パイル糸の回転体の表面からの高さより
    も高くなるように形成されていることを特徴とする請求
    項1から請求項3のいずれかに記載の電気掃除機用の回
    転ブラシ。
  5. 【請求項5】 前記第2パイル糸は、第1パイル糸より
    も熱収縮率が高い高収縮糸で形成されていることを特徴
    とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電気掃
    除機用の回転ブラシ。
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