JP2003051385A - 表示装置の製造方法 - Google Patents

表示装置の製造方法

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JP2003051385A
JP2003051385A JP2001237384A JP2001237384A JP2003051385A JP 2003051385 A JP2003051385 A JP 2003051385A JP 2001237384 A JP2001237384 A JP 2001237384A JP 2001237384 A JP2001237384 A JP 2001237384A JP 2003051385 A JP2003051385 A JP 2003051385A
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JP
Japan
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organic
solder material
display device
wiring board
laser light
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JP2001237384A
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English (en)
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Motosuke Omi
元祐 大海
Yoshio Watanabe
喜夫 渡邉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/8794Arrangements for heating and cooling

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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機電界発光素子と配線基板とを電気的に接
続する際に、多くの熱が発生することなくその電気的接
続を確立する。 【解決手段】 有機電界発光素子6に導通する電極端子
部106と配線基板5に設けられた貫通孔状の導通部2
03とを位置合わせし、その貫通孔状の導通部203内
の半田材301を配し、その半田材301にレーザ光4
01を照射して溶融することで、前記電極端子部106
と前記導通部203とを電気的に接続する。ただし、こ
の電気的接続に先立って、少なくとも前記半田材301
には、レーザ光401の吸収を良くするための処理を施
しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機電界発光素子
を有する表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有機電界発光素子(有機エレクト
ロルミネッセンス素子、以下「有機EL素子」という)
を発光素子とした表示装置(以下「有機ELディスプレ
イ」という)が注目を集めている。有機ELディスプレ
イは、通常、透明ガラス等からなるパネル基板上に陽極
(アノード)となる透明電極がストライプ状に形成され
ており、その透明電極上に正孔輸送層と発光層とからな
る有機層が当該透明電極と直交する方向に形成されてお
り、さらにその有機層上には陰極(カソード)が形成さ
れている。これにより、透明電極と陰極とが交差する位
置のそれぞれには、有機EL素子が形成される。そし
て、これらの有機EL素子を縦横に配列することで発光
エリアが形成される。また、その周辺部には、発光エリ
アを外部回路または内部駆動回路と接続させるための電
極部が形成されている。
【0003】このような構成の有機ELディスプレイに
おいて、陽極である透明電極に対して正の電圧が印加さ
れ、陰極に対して負の電圧が印加されると、透明電極か
ら注入された正孔が正孔輸送層を経て発光層に到達す
る。一方、陰極から注入された電子も発光層に到達す
る。したがって、発光層内では、電子−正孔の再結合が
生じることから、所定の波長を持った光が発生する。そ
して、その光は、透明ガラス等からなるパネル基板から
外部に向けて出射されることになる。これにより、有機
ELディスプレイでは、例えば画像表示を行うことが可
能になるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の有
機ELディスプレイに代表される表示装置は、発光素子
駆動のために、パネル基板上における電極部に対して、
外部回路または内部駆動回路の一部を構成するフレキシ
ブル配線板や駆動用ドライバIC(集積回路)を、電気
的に接続する必要がある。この電気的接続は、通常、異
方性導電膜(Anisotropic Conductive Film;以下「A
CF」と略す)を介して行われている。
【0005】しかしながら、ACFを用いて電気的に接
続を行う場合には、そのACFの軟化接着のために加熱
加圧が不可欠となるので、以下に述べるような問題が生
じてしまうおそれがある。有機EL素子は、熱に弱く、
八十度程度しか熱的に耐えられない。したがって、電気
的接続を確立する際における加熱の影響が広範囲に及ぶ
と、有機EL素子が熱的なダメージを受けてしまう。ま
た、電気的接続を確立する際の加圧も有機EL素子の直
上を避けて行う必要があるため、高密度な接合ができ
ず、その結果大画面化や省スペース構成への対応が困難
になってしまう。
【0006】このような有機EL素子へのダメージ等を
避けるためには、ACFを用いて電気的な接続を行うの
ではなく、例えばレーザ接合を利用して電気的接続を確
立することも考えられる。レーザ接合によれば、電気的
接続を確立すべき箇所に半田ボール等を配しておき、そ
こにレーザ光を照射して溶融させることで電気的な接続
を行うため、局所的な加熱で電気的接続を確立すること
ができ、また有機EL素子が加圧による悪影響を受けて
しまうこともない。
【0007】ところが、レーザ接合を用いても、例えば
レーザ光を長時間に渡って照射しなければ半田ボール等
が溶融しないといった場合には、そのレーザ照射によっ
て多くの熱が発生することとなり、結果として有機EL
素子に熱的な悪影響が及ぶ可能性が高くなる。さらに、
かかる場合には、レーザパワーも多くを必要とするた
め、レーザ照射のための設備およびその付帯設備の大型
化や高コスト化等を招いてしまうことにもなる。
【0008】そこで、本発明は、多くの熱が発生するこ
となく電気的接続を確立することによって、有機EL素
子に対する悪影響等を排除しつつ、表示装置を構成する
ことを可能にする、表示装置の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された表示装置の製造方法である。す
なわち、表示装置を構成する有機電界発光素子と配線基
板とを電気的に接続する際に用いられる表示装置の製造
方法であって、前記有機電界発光素子に導通する電極端
子部と前記配線基板に設けられた貫通孔状の導通部とを
位置合わせする位置合わせステップと、前記位置合わせ
ステップの後に、または先立って、前記配線基板におけ
る前記導通部の貫通孔内に半田材を配する半田充填ステ
ップと、前記導通部内の半田材にレーザ光を照射して溶
融することで、前記電極端子部と前記導通部とを電気的
に接続する接続ステップと、前記接続ステップに先立っ
て、少なくとも前記半田材にレーザ光の吸収を良くする
ための処理を施しておく処理ステップとを備えることを
特徴とする。
【0010】上記手順の表示装置の製造方法によれば、
接続ステップに先立つ処理ステップにおいて、少なくと
も半田材に対して、例えば着色処理や表面粗さの加工処
理等といった、レーザ光の吸収を良くするための処理を
施しておく。したがって、当該処理を施していない場合
に比べて、半田材がレーザ光を良く吸収するため、接続
ステップにおけるレーザ光の照射時間または照射パワー
等が少なくて済み、結果としてレーザ光の照射に伴う発
熱を抑えられるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る
表示装置の製造方法について説明する。
【0012】先ず、はじめに、本発明に係る表示装置の
製造方法の説明に先立ち、その表示装置、さらに詳しく
は有機EL素子を表示素子として用いた有機ELディス
プレイについて説明する。図1および図2は、有機EL
ディスプレイの外観構成を示す斜視図である。
【0013】図1に示すように、ここで説明する有機E
Lディスプレイ1は、例えばテレビジョン受像機に用い
られるもので、大型の表示面(例えば75インチサイズ
以上)1aを有しているものである。また、有機ELデ
ィスプレイ1は、図2に示すように、表示面1aの背面
側に、有機ELユニット2として、例えばA6サイズ程
度毎に分割されたそれぞれの駆動回路領域に対応して細
分化された複数枚の駆動回路基板を備えるとともに、隣
同士の駆動回路基板が電気配線により接続された構造を
有している。
【0014】図3は、有機ELユニットの一部分の構成
を拡大して示した分解斜視図である。有機ELユニット
2は、複数のIC(集積回路)基板3と、1枚の有機E
Lパネル4と、を有している。
【0015】各IC基板3は、駆動回路基板として機能
するもので、1つまたは複数個のドライバIC31を搭
載している。これらのドライバIC31は、フレキシブ
ル配線板5を介して、それぞれ有機ELパネル4の裏面
側(IC基板3側)の電気接続部分に電気的に接続する
ようになっている。さらに、各IC基板3は、フレキシ
ブル配線板5とは別のフレキシブル基板51を介して、
相互に電気的に接続するようになっている。
【0016】このように、大型の面積を有する有機EL
パネル4を複数の区分面41に分け、各区分面41に対
応して複数のIC基板3を配設するのは、以下に述べる
理由による。すなわち、有機ELパネル4を各区分面4
1毎に駆動すれば、各IC基板3から対応する位置にあ
る区分面41までの駆動配線の長さが短くなり、表示面
1aを大型化した場合でも配線抵抗による電圧降下をな
くして、安定した有機ELパネル4の表示駆動を行うこ
とができるからである。さらには、区分面41毎に分割
してIC基板3をそれぞれ配置すれば、仮にいずれかの
IC基板3のドライバIC31の動作が不良になった場
合でも、その該当する区分面41のIC基板3のみを取
り外して交換するといったことも可能となり、メンテナ
ンス時のコストダウン等を図ることができるといったメ
リットも得られるからである。
【0017】図4は、有機ELパネルの一構造例を示す
概略構成図である。図例では、一つの区分面41、すな
わち一つのIC基板3が受け持つ例えばA6サイズ程度
の駆動回路領域のみを示している。有機ELパネル4
は、表示部領域42と、電気的な接続領域43と、を有
している。表示部領域42は、有機ELパネル4の全
面、すなわち図中の寸法DおよびD8と寸法D7とで形
成される領域であり、R(赤)、G(緑)、B(青)の
各色成分の画素が均等に配置されている。また、電気的
な接続領域43は、上記R、G、Bの各画素の間に接続
ポイントを配した形で図中の寸法D5と寸法D6および
寸法D7と寸法D8で形成される領域に配置され、例え
ば丸形状の接続ポイントPが複数配設されている。この
接続ポイントPは、後述する全陰極ストライプと全陽極
ストライプの一つ一つにそれぞれ少なくとも一箇所設け
られるもので、RGB画素の間に配置されている。この
接続ポイントPを介してIC基板3との電気的な接続を
確立することで、有機ELパネル4は、ディスプレイと
しての機能を実現するようになっている。なお、有機E
Lパネル4の端部には、例えば正方形の形状を有した位
置決め用のアライメントマーク44が形成されている。
【0018】ここで、以上のような有機ELパネル4に
ついて、さらに詳しく説明する。図5および図6は、有
機ELパネル、特にその有機ELパネルが備える有機E
L素子部分を示す概略構成図である。
【0019】有機ELパネル4は、図5に示すように、
透明ガラス等からなるパネル基板(以下、単に「透明基
板」という)101上に、陽極(アノード)となる透明
電極102をストライプ状に形成し、その透明電極10
2上に、正孔輸送層と発光層とからなる有機EL膜10
3を透明電極102と直交するように形成し、さらにそ
の有機EL膜103上に陰極(カソード)104を形成
することで、透明電極102と陰極104とが交差する
位置にそれぞれ有機EL素子6を備えた構成となってい
る。この構成により、透明基板101上では、有機EL
素子6が縦横に配置された発光エリアである表示部領域
42が形成されるとともに、その発光エリアをIC基板
3と接続させるための電気的な接続領域43が形成され
るのである。
【0020】なお、有機ELパネル4においては、通
常、透明電極102間に絶縁層が設けられており、これ
によって透明電極102間の短絡と、さらには透明電極
102と陰極104との問の短絡が防止されている。
【0021】ところで、このような有機ELパネル4に
おいて、表示部領域42では、図6(a)に示すよう
に、透明電極102と有機EL膜103(陰極104)
とが交差しており、その交差位置に有機EL素子6が形
成されるが、その有機EL素子6としては、例えば図6
(b)に示すようなシングルヘテロ型のものである。す
なわち、有機EL素子6は、透明基板101上にITO
(Indium tin oxide)膜等の透明電極102からなる陽
極が設けられ、その上に正孔輸送層103aおよび発光
層103bからなる有機EL膜103と陰極104が設
けられることによって形成されたものである。
【0022】このようにして形成された有機EL素子6
では、陽極である透明電極102に正の電圧を印加し、
陰極104に負の電圧を印加すると、透明電極102か
ら注入された正孔が正孔輸送層103aを経て発光層1
03bに到達し、陰極104から注入された電子が発光
層103bに到達するので、発光層103b内で電子−
正孔の再結合が生じる。これにより、発光層103b内
で所定の波長を持った光が発生し、その光が図6(b)
の矢印で示すように透明基板101側から外に出射する
ので、有機ELパネル4では、例えばRGBに各画素表
示(画像表示)を行うことが可能になるのである。
【0023】続いて、以上のような有機EL素子6の断
面構造等について、さらに詳しく説明する。図7は、有
機EL素子部分の断面構造を示す概略構成図である。
【0024】図例において、透明基板101には、例え
ば透明ガラス基板または透明プラスラック基板を用いる
ことが考えられる。透明ガラス基板としては、例えばソ
ーダガラス、無アルカリガラス、石英ガラス等が挙げら
れる。また、透明プラスチック基板としては、例えばポ
リカーボネート(PC)、フッ素ポリイミド(PI)、
アクリル樹脂(PMMA)、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)、ポリアリレート(PAR)、ポリエーテ
ルスルフォン(PES)、ポリエーテルニトリル(PE
N)、シクロ・オレフイン系樹脂等が挙げられる。
【0025】透明基板101の表裏面には、ガスバリア
膜111が形成されている。このガスバリア膜111
は、水分や酸素等のガスの素子内への浸入を防いで、有
機EL素子の劣化を防止するためのものである。なお、
少なくとも表面側(外側に面した側)のガスバリア膜1
11は、透明基板101での光の反射を抑えて、透過率
の高い優れた有機EL素子を実現するためにも、反射防
止特性が付与されていることが望ましい。
【0026】一方のガスバリア膜111の上には、補助
電極112が形成されている。この補助電極112は、
抵抗値を下げるためのもので、例えばクロム(Cr)を
櫛状に形成することによって実現される。
【0027】補助電極112の上には、透明電極102
が形成されている。この透明電極102は、正の電圧が
印加される陽極として機能するものであり、例えばスト
ライプ状に形成されたITO膜からなるものである。
【0028】透明電極102の上には、第1絶縁層11
3が形成されている。さらに、第1絶縁層113の上に
は、有機EL膜103が形成されている。第1絶縁層1
13は、例えば窒化ケイ素(SiN)からなり、電気絶
縁性ばかりでなく、水分や酸素等に対するガスバリア機
能をも有している。このガスバリア機能をもたせること
で、素子内部への水分や酸素等の浸入を防いで、有機E
L膜103の劣化を防ぐようになっている。また、有機
EL膜103は、正孔輸送層と発光層とが積層された多
層構造を有している。
【0029】そして、これら第1絶縁層113および有
機EL膜103の上には、陰極(カソード電極)104
が形成されている。陰極104は、有機EL膜103の
カソードとなるもので、有機EL膜103よりも大きめ
に形成されている。陰極104は、例えばフッ化リチウ
ム(LiF)からなる。
【0030】また、第1絶縁層113と陰極104の上
には、第2絶縁層114が形成されている。この第2絶
縁層114は、素子全体に亘って形成されており、例え
ば窒化ケイ素(SiN)、窒化アルミニウム(AlN)
等にからなる。第2絶縁層114も、第1絶縁層113
と同様に、ガスバリア機能を有しており、これにより有
機EL膜103の劣化を防止することができる。
【0031】ところで、第1絶縁層113と第2絶縁層
114には、接続ポイントPとなる位置に、開口部10
5が形成されている。そして、この開口部105の部分
には、それぞれ、導電性を有する金属膜、例えばニッケ
ル(Ni)、Au(金)またはSb(アンチモン)によ
って、電極端子部106が設けられている。この電極端
子部106は、有機EL素子6を構成する透明電極10
2および陰極104に対する通電を行うためのものであ
る。
【0032】これら透明基板101、ガスバリア膜11
1、補助電極112、透明電極102、第1絶縁層11
3、有機EL膜103、陰極104、第2絶縁層11
4、および電極端子部106によって、有機ELパネル
4が構成されているのである。なお、本実施形態におい
ては、この有機ELパネル4における電極端子部106
が本発明における電極端子部に相当しているものとす
る。
【0033】このような構成の有機ELパネル4上に
は、接着剤201を介して、フレキシブル配線板5が貼
り付けられる。接着剤201としては、例えばフレキシ
ブル配線板5に貼り付けられた両面粘着テープが考えら
れる。ただし、接着剤201は、有機ELパネル4の電
極端子部106の部分には存在していない。
【0034】フレキシブル配線板5は、例えばポリイミ
ド(PI)やポリエチレンテレフタレート(PET)に
よって形成することが考えられる。ただし、フレキシブ
ル配線板5には、有機ELパネル4における電極端子部
106と対応する位置に、貫通孔状のスルーホール20
2が設けられている。さらに、そのスルーホール202
の内壁部分およびその近傍は、導電性を有した導通部2
03で覆われている。この導通部203は、フレキシブ
ル配線板5における電気的な配線パターン204に接続
しているもので、例えば銅(Cu)、または銅上にニッ
ケル(Ni)若しくはニッケル/金(Ni/Au)を積
層したものによって形成することが考えられる。
【0035】このように、フレキシブル配線板5は、ス
ルーホール202および導通部203を有して構成され
ている。本実施形態においては、このフレキシブル配線
板5が本発明における配線基板に相当し、そのフレキシ
ブル配線板5における導通部203が本発明における貫
通孔状の導通部に相当しているものとする。ただし、本
発明における配線基板は、必ずしもフレキシブル配線板
5に限定されるものではない。すなわち、有機ELパネ
ル4の電極端子部106と電気的に接続するための導通
部を有したものであれば、その有機ELパネル4を駆動
するための駆動回路の一部または全部を構成するもの、
さらに具体的にはIC基板3自体やこれに搭載されたド
ライバIC31自体等であっても構わない。
【0036】次に、以上のように構成された有機ELパ
ネル4に対してフレキシブル配線板5を電気的に接続す
る際の手順、すなわち有機ELユニット2(有機ELデ
ィスプレイ1)の製造方法について、図8〜10を参照
しながら詳しく説明する。
【0037】図8は、電気的接続を確立する際における
有機EL素子部分の断面構造を示す概略構成図(その
1)である。有機ELパネル4に対してフレキシブル配
線板5を電気的に接続する際には、先ず、有機ELパネ
ル4の電極端子部106とフレキシブル配線板5のスル
ーホール202とを位置合わせした状態で、これらを互
いに重ね合わせ、接着剤201で密着固定させる。この
ときの位置合わせは、例えば有機ELパネル4上に設け
られたアライメントマーク44を基にして行えばよい。
【0038】これにより、電極端子部106と、スルー
ホール202およびその周囲部分の導通部203とは、
有機ELパネル4上の接続ポイントPに対応した箇所に
位置することとなる。ただし、これらの接続ポイントP
は、有機EL膜103に重ならないように位置している
ものとする。これは、電極端子部106と導通部203
とを電気的に接続する際に、有機EL膜103への熱の
伝導を極力防ぐためである。
【0039】有機ELパネル4とフレキシブル配線板5
とを密着固定させた後は、そのフレキシブル配線板5の
スルーホール202内に半田ボール301を投入する。
図9は、電気的接続を確立する際における半田ボール投
入の概要を示す説明図である。図例のように、スルーホ
ール202内への半田ボール301の投入にあたって
は、吸引装置302を作動させて、半田ボール投入用の
ホルダー303の穴304内に、半田ボール301を真
空吸着させる。そして、ホルダー303をフレキシブル
配線板5上に移動させた後、吸引装置302による真空
吸着を解除させることで、半田ボール301をフレキシ
ブル配線板5のそれぞれのスルーホール202内に投入
させる。
【0040】このときに投入される半田ボール301と
しては、例えば無鉛半田を用い、その外周面にフラック
スFが転写されたものであることが考えられる。このフ
ラックスFにより、半田ボール301は、スルーホール
202内に投入される際およびその投入後であっても転
がり難くなる。
【0041】また、半田ボール301には、スルーホー
ル202内への投入に先立って、レーザ光の吸収を良く
するための処理が施されているものとする。具体的に
は、半田ボール301は、その表面が例えばコバルト
(Co)合金によってコーティングされており、これに
よりその表面が黒色化されている。このコバルト合金の
コーティングによる黒色化は、半田ボール301のみな
らず、スルーホール202の内壁部分、すなわち導通部
203にも施しておくことが望ましい。なお、半田ボー
ル301等に施す着色処理は、コバルト合金のコーティ
ングによるものには限られず、その表面に着色をし、か
つ、半田ボール301への不純物の混入を招かないもの
であれば、他の手法による着色処理を行うようにしても
よい。
【0042】着色処理を施した半田ボール301をスル
ーホール202内に投入した後は、図8に示すように、
その半田ボール301に対してレーザ光401を照射す
る。このレーザ光401は、例えば半導体レーザ、エキ
シマレーザあるいはYAGレーザ等を用いることが考え
られるが、いずれにしても半田ボール301を溶融でき
るものであればどの種類のレーザを用いても構わないこ
とは勿論である。
【0043】なお、レーザ光401を半田ボール301
に照射する場合には、必要に応じてマスキング材402
を用いるとよい。マスキング材402は、レーザ光40
1を半田ボール301に当てるための穴403を有して
いる。
【0044】図10は、電気的接続を確立する際におけ
る有機EL素子部分の断面構造を示す概略構成図(その
2)である。半田ボール301に対してレーザ光401
を照射すると、半田ボール301は、図例のように、溶
融する。そして、溶融した半田材305は、有機ELパ
ネル4の電極端子部106とフレキシブル配線板5の導
通部203とを電気的かつ機械的に接続することにな
る。
【0045】ただし、このとき、半田ボール301およ
び導通部203には、既に説明したように、レーザ光の
吸収を良くするための着色処理(黒色化)が施されてい
る。したがって、これらに対してレーザ光401を照射
すると、レーザ光が良く吸収されるので、着色処理を施
していない場合に比べて、少ない照射時間または少ない
照射パワーで半田ボール301が溶融して、電気的接続
を確立するようになる。
【0046】以上のような製造方法により、電極端子部
106と導通部203との間は、溶融後の半田材305
を介して、電気的に接続されることになる。このとき、
レーザ光401は、例えば半田ボール301が配された
箇所に対してのみ、すなわち局所的に照射される。した
がって、ACFを用いて電気的な接続を行う場合のよう
に、有機EL膜103(有機EL素子6)が加熱加圧に
よる悪影響を受けてしまうことがない。
【0047】しかも、半田ボール301は、着色処理に
よってレーザ光401を良く吸収するようになっている
ので、より少ない照射時間または少ない照射パワーで溶
融する。つまり、レーザ光401を長時間に渡って照射
しなければ半田ボール301が溶融しないといったこと
がない。また、着色処理を施していない場合に比べて、
レーザ光401の照射パワーを下げることが可能とな
り、レーザ光401の照射による発熱も抑えられる。こ
れらのことからも、有機EL膜103(有機EL素子
6)が熱的なダメージを受けるのを極力回避することが
できる。
【0048】その上、レーザ光401の照射パワーを下
げることが可能であることから、レーザ照射のための設
備およびその付帯設備、具体的にはレーザ光401の発
振器、電源、冷却部等といった各種設備を小型化するこ
とができ、またこれに伴って各種設備の低コスト化等も
期待できる。
【0049】また、レーザ光401の吸収を良くするた
めの着色処理を、半田ボール301に加えて導通部20
3にも施した場合には、以下に述べる理由によって、半
田ボール301をより少ない照射時間または少ない照射
パワーで溶融させるのに好適なものとなる。レーザ光4
01のスポット径は、通常、半田ボール301の径より
もやや大きい。そのため、半田ボール301への照射の
際には、レーザ光401がスルーホール202内に洩れ
て、半田ボール301のみならず導通部203をも照射
することが考えられる。この場合に、導通部203にも
着色処理を施しておけば、レーザ光401による加熱が
効率的に行われることになるので、その導通部203に
接する半田ボール301についてもより一層効率的に溶
融させ得るようになる。
【0050】ところで、上述した実施の形態では、電極
端子部106と導通部203との間の電気的接続を、半
田ボール301を用いてこれをスルーホール202内に
投入することによって行う場合を例に挙げて説明した
が、当該電気的接続は、これ以外にも例えば以下のよう
にして行うことが考えられる。図11は、電気的接続を
確立する際における有機EL素子部分の断面構造の他の
例を示す概略構成図である。図例の場合では、有機EL
パネル4の電極端子部106とフレキシブル配線板5の
スルーホール202とを位置合わせするのに先立ち、予
めそのフレキシブル配線板5のスルーホール202内
に、半田材306を充填しておく。ただし、この半田材
306は、その表面に例えばコバルト合金のコーティン
グによる黒色化処理が施されているものとする。
【0051】そして、スルーホール202内に半田材3
06が充填されたまま、有機ELパネル4とフレキシブ
ル配線板5との位置合わせを行い、その後充填された半
田材306に対してレーザ光401を照射する。このと
き、半田材306には黒色化処理が施されているので、
その半田材306は、黒色化処理を施していない場合に
比べて、少ない照射時間または少ない照射パワーで溶融
して、電気的接続を確立するようになる。つまり、スル
ーホール202内に半田材306を充填した場合であっ
ても、上述した半田ボール301の場合と全く同様に、
その半田材306に着色処理を施すことによって、有機
EL膜103(有機EL素子6)への熱的なダメージを
極力回避することができ、また各種設備の小型化や低コ
スト化等も期待できる。
【0052】また、上述した実施の形態では、半田ボー
ル301(または半田材306)に対して着色処理を施
した場合を例に挙げて説明したが、レーザ光401の吸
収を良くするための処理としては、これ以外にも例えば
以下のようにすることが考えられる。すなわち、半田ボ
ール301(または半田材306)に表面粗さの加工処
理を施しておく。さらに具体的には、表面粗さが所定値
(例えば、十点平均粗さ5μm)以上となるように、加
工処理を施しておく。
【0053】図12は、レーザ照射面の粗度(Rz)と
赤外光(λ=9.3μ)の吸収率との関係の一具体例を
示す説明図である。図例のように、レーザ照射面は、そ
の表面の粗度が大きいほど、レーザ光の吸収率が高くな
ることがわかる。これは、レーザ照射面が粗であると
き、照射されたレーザ光は乱反射して、これによりレー
ザの吸収率が上がるためと考えられる(例えば、キャリ
ア付き極薄銅箔を用いたダイレクトレーザ穴あけ加工、
中野、山本ら著、MES2000(第10回マイクロエ
レクトロニクスシンポジウム)、2000年11月)。
【0054】したがって、半田ボール301(または半
田材306)に表面粗さの加工処理を施しておけば、レ
ーザ光401の吸収率が高くなり、より少ない照射時間
または少ない照射パワーで半田ボール301(または半
田材306)が溶融するので、着色処理を施した場合と
全く同様に、有機EL膜103(有機EL素子6)への
熱的なダメージを極力回避することができ、また各種設
備の小型化や低コスト化等も期待できる。
【0055】なお、上述した実施の形態では、いずれの
場合においても本発明の好適な具体例として技術的に好
ましい種々の限定について述べたが、本発明の範囲は特
に本発明を限定する旨の記載がない限り、本実施形態で
述べた内容に限られるものではないことはいうまでもな
い。
【0056】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る表
示装置の製造方法によれば、多くの熱が発生することな
く有機EL素子と配線基板との間の電気的接続を確立す
ることができるので、有機EL素子に対する悪影響等を
排除しつつ、高品質な表示装置を構成することが可能に
なる。しかも、電気的接続を確立するために必要となる
レーザ照射設備およびその付帯設備の大型化や高コスト
化等も抑制し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表示装置の外観構成の一例を模式的に示す図で
あり、その表示装置を表示面側からみた場合の斜視図で
ある。
【図2】表示装置の一構成例を模式的に示す図であり、
その表示装置を表示面の反対側からみた場合の斜視図で
ある。
【図3】図2の表示装置が有する有機ELユニットの一
部分の構成を拡大して示した分解斜視図である。
【図4】有機ELパネルの一構造例を示す概略構成図で
あり、電気的な接続領域および表示領域の例を詳細に示
す図である。
【図5】有機ELパネルが備える有機EL素子部分の構
成例を示す概略構成図である。
【図6】有機EL素子部分の構成例を詳細に示す概略構
成図であり、(a)はその平面図、(b)はその要部断
面図である。
【図7】本発明に係る製造方法により電気的接続を確立
する前の状態における有機EL素子部分の断面構造を示
す概略構成図である。
【図8】本発明に係る製造方法により電気的接続を確立
する際における有機EL素子部分の断面構造の一例を示
す概略構成図(その1)である。
【図9】本発明に係る製造方法により電気的接続を確立
する際における半田ボール投入の概要を示す説明図であ
る。
【図10】本発明に係る製造方法により電気的接続を確
立する際における有機EL素子部分の断面構造の一例を
示す概略構成図(その2)である。
【図11】本発明に係る製造方法により電気的接続を確
立する際における有機EL素子部分の断面構造の他の例
を示す概略構成図である。
【図12】レーザ照射面の粗度(Rz)と赤外光(λ=
9.3μ)の吸収率との関係の一具体例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…有機ELディスプレイ、2…有機ELユニット、3
…IC基板、4…有機ELパネル、5…フレキシブル配
線板、6…有機EL素子、101…透明基板、102…
透明電極、103…有機EL膜、103a…正孔輸送
層、103b…発光層、104…陰極、105…開口
部、106…電極端子部、201…接着剤、202…ス
ルーホール、203…導通部、301…半田ボール、3
06…半田材、401…レーザ光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/40 301 G09F 9/40 301 H05B 33/06 H05B 33/06 33/10 33/10 33/14 33/14 A Fターム(参考) 3K007 AB11 AB18 BA06 BB07 DA01 DB03 EA01 EB00 FA02 5C094 AA13 AA14 AA15 AA21 AA31 AA43 AA48 AA53 AA55 BA27 CA19 DA09 DA12 DB01 DB03 DB05 EA10 EB02 FA01 FA02 FB01 FB12 FB15 FB20 GB10 5G435 AA14 AA16 AA17 AA18 BB05 CC09 EE32 EE35 EE36 EE43 HH12 HH14 KK05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置を構成する有機電界発光素子と
    配線基板とを電気的に接続する際に用いられる表示装置
    の製造方法であって、 前記有機電界発光素子に導通する電極端子部と前記配線
    基板に設けられた貫通孔状の導通部とを位置合わせする
    位置合わせステップと、 前記位置合わせステップの後に、または先立って、前記
    配線基板における前記導通部の貫通孔内に半田材を配す
    る半田充填ステップと、 前記導通部内の半田材にレーザ光を照射して溶融するこ
    とで、前記電極端子部と前記導通部とを電気的に接続す
    る接続ステップと、 前記接続ステップに先立って、少なくとも前記半田材に
    レーザ光の吸収を良くするための処理を施しておく処理
    ステップとを備えることを特徴とする表示装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記半田材に加えて前記導通部にもレー
    ザ光の吸収を良くするための処理を施しておくことを特
    徴とする請求項1記載の表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記処理ステップでの前記半田材に対す
    る処理として、当該半田材に着色処理を施しておくこと
    を特徴とする請求項1記載の表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記処理ステップでの前記半田材に対す
    る処理として、当該半田材に表面粗さの加工処理を施し
    ておくことを特徴とする請求項1記載の表示装置の製造
    方法。
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