JP2003051241A - ヒューズ保持具 - Google Patents

ヒューズ保持具

Info

Publication number
JP2003051241A
JP2003051241A JP2001240789A JP2001240789A JP2003051241A JP 2003051241 A JP2003051241 A JP 2003051241A JP 2001240789 A JP2001240789 A JP 2001240789A JP 2001240789 A JP2001240789 A JP 2001240789A JP 2003051241 A JP2003051241 A JP 2003051241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
lead
holding
substrate
fuse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001240789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4534398B2 (ja
Inventor
Hiroki Konaka
浩樹 小中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001240789A priority Critical patent/JP4534398B2/ja
Publication of JP2003051241A publication Critical patent/JP2003051241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4534398B2 publication Critical patent/JP4534398B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Fuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード部におけるリード相当部を基板の板面
と水平方向に折り曲げた場合、リード部が折れにくいヒ
ューズ保持具を提供することを目的とする。 【解決手段】 一対のリード部13を、それぞれヒュー
ズを保持する保持部11との付け根部に位置し、かつ基
板18への実装状態で差し込み孔19の内部に配置され
る差し込み付け根部20と、インサートマシンのガイド
ピンと接触する側のリード相当部21とに区画し、前記
一対のリード部13の差し込み付け根部20を、基板1
8に穿設した一対の差し込み孔19の相対向する内側の
壁面に押し付けられる当接部22と、この当接部22か
ら前記リード相当部21につながる傾斜部23とにより
構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板への実装に好
適なヒューズ保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のヒューズ保持具は、図9
に示すように、ヒューズ(図示せず)を保持する保持部
1と、この保持部1から延設され、かつ基板2に穿設さ
れた差し込み孔3にインサートマシンを介して挿入され
るリード部4を有し、前記リード部4の先端を図10,
図11に示すようにテーピング台紙5と接着テープ6と
により挟んで固定し前記インサートマシンの送り機構に
適合するピッチで送り孔7を前記テーピング台紙5に形
成して搬送するようにしていた。そして前記リード部4
は図9に示すように、保持部1との付け根部に位置し、
かつ基板2への実装状態で差し込み孔3の内部に配置さ
れ基板回路と電気的に接続される差し込み付け根部4a
と、前記インサートマシンのガイドピンと接触する側の
リード相当部4bとに区画し、前記差し込み付け根部4
aに、板幅寸法を前記リード相当部4bより大きくした
拡幅部を形成することにより、基板2への仮実装に際し
ては、リード相当部4bが基板2の差し込み孔3に差し
込まれて該差し込み孔3の開口部に拡幅部が達すると、
この拡幅部が差し込み孔3に適合し、両者の間の隙間が
わずかとなり、これにより、リード相当部4b単独での
基板2の差し込み孔3に対するがたつきがなくなって、
一対のリード部4を持つヒューズ保持具を基板2に仮実
装した際の固定状態が安定したものとなるようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のヒューズ保持具においては、差し込み付け根部4a
に、板幅寸法をリード相当部4bより大きくした拡幅部
を形成しているため、リード相当部4bを基板2の差し
込み孔3に差し込み、そしてこの差し込み孔3の開口部
に拡幅部が適合した状態で、図12に示すように、リー
ド相当部4bを基板2の板面と水平方向に折り曲げた場
合、この折り曲げ位置と、リード部4の幅広部と幅狭部
の境界部分とが一致して、この境界部分に折り曲げ力が
集中し、リード部4が折れやすいという課題を有してい
た。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、リード部におけるリード相当部を基板の板面と水平
方向に折り曲げた場合、リード部が折れにくいヒューズ
保持具を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を有するものである。
【0006】本発明の請求項1に記載の発明は、ヒュー
ズを保持する保持部と、基板に穿設された一対の差し込
み孔にインサートマシンを介して挿入される一対のリー
ド部とを有し、前記一対のリード部の先端をテーピング
台紙と接着テープとにより挟んで固定し前記インサート
マシンの送り機構に適合するピッチで送り孔を前記テー
ピング台紙に形成して搬送するようにしたヒューズ保持
具において、前記一対のリード部を、それぞれ前記保持
部との付け根部に位置し、かつ基板への実装状態で差し
込み孔の内部に配置され基板の回路と電気的に接続され
る差し込み付け根部と、前記インサートマシンのガイド
ピンと接触する側のリード相当部とに区画し、前記一対
のリード部の差し込み付け根部を、基板に穿設された一
対の差し込み孔の相対向する内側の壁面に押し付けられ
る当接部と、この当接部から前記リード相当部につなが
る傾斜部とにより構成したもので、この構成によれば、
一対のリード部を、それぞれヒューズを保持する保持部
との付け根部に位置し、かつ基板への実装状態で差し込
み孔の内部に配置され基板の回路と電気的に接続される
差し込み付け根部と、インサートマシンのガイドピンと
接触する側のリード相当部とに区画し、前記一対のリー
ド部の差し込み付け根部を、基板に穿設された一対の差
し込み孔の相対向する内側の壁面に押し付けられる当接
部と、この当接部から前記リード相当部につながる傾斜
部とにより構成しているため、基板の差し込み孔への挿
入後は、一対のリードの差し込み付け根部における当接
部が一対の差し込み孔の相対向する内側の壁面に押し付
けられることになり、これにより、がたつきもなくなる
ため、一対のリード部を持つヒューズ保持具を基板に仮
実装した際の固定状態も安定したものが得られ、しかも
一対のリード部における差し込み付け根部の板幅寸法
と、リード相当部の板幅寸法が略同じであるため、一対
のリード部におけるリード相当部を基板の板面と水平方
向に折り曲げた場合においても、折り曲げ力が一箇所に
集中するということはなくなり、これにより、リード部
の折り曲げに対する折れも防止できるという作用を有す
るものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、特に、ヒューズ
を保持する保持部と、基板に穿設された一対の差し込み
孔にインサートマシンを介して挿入される一対のリード
部を同一材料で構成したもので、この構成によれば、ヒ
ューズを保持する保持部と一対のリード部を一体に成形
することができるため、コストダウンが図れるという作
用を有するものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、特に、ヒューズ
を保持する保持部と、基板に穿設された一対の差し込み
孔にインサートマシンを介して挿入される一対のリード
部を別個に構成し、両者を接続したもので、この構成に
よれば、ヒューズを保持する保持部と一対のリード部を
別個に構成しているため、保持部とリード部をそれぞれ
所望の形状にコスト的にも安価にして容易に形成するこ
とができるという作用を有するものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、ヒューズを保持
する保持部と、基板に穿設された一対の差し込み孔にイ
ンサートマシンを介して挿入される一対のリード部とを
有し、前記一対のリード部の先端をテーピング台紙と接
着テープとにより挟んで固定し前記インサートマシンの
送り機構に適合するピッチで送り孔を前記テーピング台
紙に形成して搬送するようにしたヒューズ保持具におい
て、前記一対のリード部を、それぞれ前記保持部との付
け根部に位置し、かつ基板への実装状態で差し込み孔の
内部に配置され基板の回路と電気的に接続される差し込
み付け根部と、前記インサートマシンのガイドピンと接
触する側のリード相当部とに区画し、前記一対のリード
部の差し込み付け根部を、基板に穿設された一対の差し
込み孔の相反する外側の壁面に押し付けられる当接部
と、この当接部から前記リード相当部につながる傾斜部
とにより構成したもので、この構成によれば、一対のリ
ード部を、それぞれヒューズを保持する保持部との付け
根部に位置し、かつ基板への実装状態で差し込み孔の内
部に配置され基板の回路と電気的に接続される差し込み
付け根部と、インサートマシンのガイドピンと接触する
側のリード相当部とに区画し、前記一対のリード部の差
し込み付け根部を、基板に穿設された一対の差し込み孔
の相反する外側の壁面に押し付けられる当接部と、この
当接部から前記リード相当部につながる傾斜部とにより
構成しているため、基板の差し込み孔への挿入後は、一
対のリード部の差し込み付け根部における当接部が一対
の差し込み孔の相反する外側の壁面に押し付けられるこ
とになり、これにより、がたつきもなくなるため、一対
のリード部を持つヒューズ保持具を基板に仮実装した際
の固定状態も安定したものが得られ、しかも一対のリー
ド部における差し込み付け根部の板幅寸法と、リード相
当部の板幅寸法が略同じであるため、一対のリード部に
おけるリード相当部を基板の板面と水平方向に折り曲げ
た場合においても、折り曲げ力が一箇所に集中するとい
うことはなくなり、これにより、リード部の折り曲げに
対する折れも防止できるという作用を有するものであ
る。
【0010】請求項5に記載の発明は、特に、ヒューズ
を保持する保持部と、基板に穿設された一対の差し込み
孔にインサートマシンを介して挿入される一対のリード
部を同一材料で構成したもので、この構成によれば、ヒ
ューズを保持する保持部と一対のリード部を一体に成形
することができるため、コストダウンが図れるという作
用を有するものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、特に、ヒューズ
を保持する保持部と、基板に穿設された一対の差し込み
孔にインサートマシンを介して挿入される一対のリード
部を別個に構成し、両者を接続したもので、この構成に
よれば、ヒューズを保持する保持部と一対のリード部を
別個に構成しているため、保持部とリード部をそれぞれ
所望の形状にコスト的にも安価にして容易に形成するこ
とができるという作用を有するものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、ヒューズを保持
する保持部と、基板に穿設された一対の差し込み孔に挿
入される一対のリード部とを有し、前記一対のリード部
を、それぞれ前記保持部との付け根部に位置し、かつ基
板への差し込み状態で差し込み孔の内部に配置される差
し込み付け根部と、リード相当部とに区画し、前記一対
のリード部の差し込み付け根部を、基板に穿設された一
対の差し込み孔の相対向する内側の壁面に押し付けられ
る当接部と、この当接部から前記リード相当部につなが
る傾斜部とにより構成したもので、この構成によれば、
一対のリード部の差し込み付け根部を、基板に穿設され
た一対の差し込み孔の相対向する内側の壁面に押し付け
られる当接部と、この当接部からリード相当部につなが
る傾斜部とにより構成しているため、基板の差し込み孔
への挿入後は、一対のリード部の差し込み付け根部にお
ける当接部が一対の差し込み孔の相対向する内側の壁面
に押し付けられることになり、これにより、がたつきも
なくなるため、一対のリード部を持つヒューズ保持具の
一対のリード部を基板に穿設された一対の差し込み孔に
手動又は治工具で差し込んだ際の保持状態も安定したも
のが得られるという作用を有するものである。
【0013】請求項8に記載の発明は、ヒューズを保持
する保持部と、基板に穿設された一対の差し込み孔に挿
入される一対のリード部とを有し、前記一対のリード部
を、それぞれ前記保持部との付け根部に位置し、かつ基
板への差し込み状態で差し込み孔の内部に配置される差
し込み付け根部と、リード相当部とに区画し、前記一対
のリード部の差し込み付け根部を、基板に穿設された一
対の差し込み孔の相反する外側の壁面に押し付けられる
当接部と、この当接部から前記リード相当部につながる
傾斜部とにより構成したもので、この構成によれば、一
対のリード部の差し込み付け根部を、基板に穿設された
一対の差し込み孔の相反する外側の壁面に押し付けられ
る当接部と、この当接部からリード相当部につながる傾
斜部とにより構成しているため、基板の差し込み孔への
挿入後は、一対のリード部の差し込み付け根部における
当接部が一対の差し込み孔の相反する外側の壁面に押し
付けられることになり、これにより、がたつきもなくな
るため、一対のリード部を持つヒューズ保持具の一対の
リード部を基板に穿設された一対の差し込み孔に手動又
は治工具で差し込んだ際の保持状態も安定したものが得
られるという作用効果を有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1におけるヒューズ保持具について、図面を
参照しながら説明する。
【0015】図1は本発明の実施の形態1におけるヒュ
ーズ保持具をテーピング台紙に貼着した状態を示す正面
図、図2は同ヒューズ保持具の側面図、図3は同ヒュー
ズ保持具の正面図、図4は同ヒューズ保持具の実装状態
を示す縦断面図、図5は同ヒューズ保持具におけるリー
ド部の折り曲げ状態を示す縦断面図である。
【0016】図1〜図5において、11はヒューズ(図
示せず)を保持する保持部で、この保持部11は略U字
形状に曲げられてヒューズ(図示せず)を保持する部分
となるヒューズ保持部分12を有している。また、この
ヒューズ保持部分12の両側縁の中央部には導電路とな
る一対のリード部13が一体に成形されている。そして
この一対のリード部13と前記保持部11はりん青銅に
スズめっきを施した板材を打ち抜くことにより構成して
いるものである。14は前記ヒューズ保持部分12の片
側縁に突出形成されたL字形のストッパーで、このスト
ッパー14はヒューズ保持部分12に保持されたヒュー
ズ(図示せず)の端部の抜け止め作用をなすものであ
る。
【0017】前記保持部11と一対のリード部13より
なるヒューズ保持具は、図1,図2に示すように、一対
のリード部13の先端をテーピング台紙15と接着テー
プ16とにより挟んで固定し、かつテーピング台紙15
にはインサートマシンの送り機構に適合するピッチで送
り孔17を形成し、インサートマシン内での搬送が可能
となるようにしている。
【0018】また前記一対のリード部13は、図4に示
すように、基板18に穿設された一対の差し込み孔19
にインサートマシンを介して挿入されるもので、この一
対のリード部13の形状は、図1,図3,図4に示すよ
うな形状となっているものである。すなわち、この一対
のリード部13は、それぞれ前記ヒューズ(図示せず)
を保持する保持部11との付け根部に位置し、かつ基板
18への実装状態で差し込み孔19の内側に配置され基
板18の回路と電気的に接続される差し込み付け根部2
0と、前記インサートマシンのガイドピンと接触する側
のリード相当部21とに区画している。そして前記一対
のリード部13における差し込み付け根部20は、基板
18に穿設した一対の差し込み孔19の相対向する内側
の壁面に押し付けられる当接部22と、この当接部22
から前記リード相当部21につながる傾斜部23とによ
り構成しているものである。
【0019】上記のように構成されたヒューズ保持具を
インサートマシンにより実装する場合は、まず、ヒュー
ズ保持具における一対のリード部13を基板18に穿設
した一対の差し込み孔19に挿入する。この挿入は実装
用に設けられたインサートマシンのガイドピンが用いら
れ、基板18の裏面側から貫通されたガイドピンとリー
ド部13とを接触させて下降移動させることにより、図
4に示すように、一対のリード部13における差し込み
付け根部20が基板18に穿設した一対の差し込み孔1
9に挿入される。そしてこの挿入状態においては、一対
のリード部13の差し込み付け根部20における当接部
22が一対の差し込み孔19の相対向する内側の壁面に
押し付けられることになり、これにより、がたつきもな
くなるため、一対のリード部13を持つヒューズ保持具
を基板18に仮実装した際の固定状態も安定したものが
得られるものである。そして、前記一対のリード部13
における差し込み付け根部20を基板18に穿設した一
対の差し込み孔19に挿入した後、図5に示すように、
一対のリード部13におけるリード相当部21を基板1
8の板面と水平方向に折り曲げることにより、仮実装を
完了するものである。この場合、一対のリード部13に
おける差し込み付け根部20の板幅寸法と、リード相当
部21の板幅寸法が略同じであるため、一対のリード部
13におけるリード相当部21を基板18の板面と水平
方向に折り曲げた場合においても、折り曲げ力が一箇所
に集中するということはなくなり、これにより、リード
部13の折り曲げに対する折れも防止することができる
ものである。
【0020】また前記ヒューズ(図示せず)を保持する
保持部11と、基板18に穿設された一対の差し込み孔
19にインサートマシンを介して挿入される一対のリー
ド部13は同一材料、すなわち、りん青銅にスズめっき
を施した板材で構成しているため、ヒューズ(図示せ
ず)を保持する保持部11と一対のリード部13を一体
に成形することができ、これにより、コストダウンが図
れるものである。
【0021】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2におけるヒューズ保持具について、図面を参照しな
がら説明する。
【0022】図6は本発明の実施の形態2におけるヒュ
ーズ保持具の正面図、図7は同ヒューズ保持具の実装状
態を示す縦断面図、図8は同ヒューズ保持具におけるリ
ード部の折り曲げ状態を示す縦断面図である。
【0023】本発明の実施の形態2におけるヒューズ保
持具は、上記本発明の実施の形態1におけるヒューズ保
持具と実質的に同一の構成を有するもので、上記本発明
の実施の形態1と異なる点のみを説明する。すなわち、
本発明の実施の形態2における一対のリード部13は、
それぞれヒューズ(図示せず)を保持する保持部11と
の付け根部に位置し、かつ基板18への実装状態で差し
込み孔19の内側に配置され基板18の回路と電気的に
接続される差し込み付け根部20と、インサートマシン
のガイドピンと接触する側のリード相当部21とに区画
し、そして前記一対のリード部13における差し込み付
け根部20は、基板18に穿設した一対の差し込み孔1
9の相反する外側の壁面に押し付けられる当接部22a
と、この当接部22aから前記リード相当部21につな
がる傾斜部23aとにより構成しているものである。
【0024】上記のように構成されたヒューズ保持具を
インサートマシンにより実装する場合は、まず、ヒュー
ズ保持具における一対のリード部13を基板18に穿設
した一対の差し込み孔19に挿入する。この挿入は実装
用に設けられたインサートマシンのガイドピンが用いら
れ、基板18の裏面側から貫通されたガイドピンとリー
ド部13とを接触させて下降移動させることにより、図
7に示すように、一対のリード部13における差し込み
付け根部20が基板18に穿設した一対の差し込み孔1
9に挿入される。そしてこの挿入状態においては、一対
のリード部13の差し込み付け根部20における当接部
22aが一対の差し込み孔19の相反する外側の壁面に
押し付けられることになり、これにより、がたつきもな
くなるため、一対のリード部13を持つヒューズ保持具
を基板18に仮実装した際の固定状態も安定したものが
得られるものである。そして、前記一対のリード部13
における差し込み付け根部20を基板18に穿設した一
対の差し込み孔19に挿入した後、図8に示すように、
一対のリード部13におけるリード相当部21を基板1
8の板面と水平方向に折り曲げることにより、仮実装を
完了するものである。この場合、一対のリード部13に
おける差し込み付け根部20の板幅寸法と、リード相当
部21の板幅寸法が略同じであるため、一対のリード部
13におけるリード相当部21を基板18の板面と水平
方向に折り曲げた場合においても、折り曲げ力が一箇所
に集中するということはなくなり、これにより、リード
部13の折り曲げに対する折れも防止することができる
ものである。
【0025】また前記ヒューズ(図示せず)を保持する
保持部11と、基板18に穿設された一対の差し込み孔
19にインサートマシンを介して挿入される一対のリー
ド部13は同一材料、すなわち、りん青銅にスズめっき
を施した板材で構成しているため、ヒューズ(図示せ
ず)を保持する保持部11と一対のリード部13を一体
成形することができ、これにより、コストダウンが図れ
るものである。
【0026】なお、上記本発明の実施の形態1,2にお
いては、ヒューズ(図示せず)を保持する保持部11
と、基板18に穿設された一対の差し込み孔19にイン
サートマシンを介して挿入される一対のリード部13を
同一材料、すなわち、りん青銅にスズめっきを施した板
材で構成したものについて説明したが、ヒューズ(図示
せず)を保持する保持部11と一対のリード部13を別
個に構成し、両者11,13を溶接や接合等により接続
してもよいもので、この場合は、保持部11とリード部
13をそれぞれ所望の形状にコスト的にも安価にして容
易に形成することができるという効果を有するものであ
る。
【0027】また上記本発明の実施の形態1,2におい
ては、ヒューズ(図示せず)を保持する保持部11と、
基板18に穿設された一対の差し込み孔19にインサー
トマシンを介して挿入される一対のリード部13とを有
し、前記一対のリード部13の先端をテーピング台紙1
5と接着テープ16とにより挟んで固定し前記インサー
トマシンの送り機構に適合するピッチで送り孔17を前
記テーピング台紙15に形成して搬送するようにしたヒ
ューズ保持具について説明したが、ヒューズを保持する
保持部と、基板に穿設された一対の差し込み孔に挿入さ
れる一対のリード部とを有するヒューズ保持具におい
て、上記した本発明の実施の形態1,2と同様に、前記
一対のリード部を、それぞれ前記保持部との付け根部に
位置し、かつ基板への差し込み状態で差し込み孔の内部
に配置される差し込み付け根部と、リード相当部とに区
画し、前記一対のリード部の差し込み付け根部を、基板
に穿設された一対の差し込み孔の相対向する内側の壁面
に押し付けられる当接部、あるいは基板に穿設された一
対の差し込み孔の相反する外側の壁面に押し付けられる
当接部と、この当接部から前記リード相当部につながる
傾斜部とにより構成し、そしてこのような一対のリード
部を持つヒューズ保持具の一対のリード部を基板に穿設
された一対の差し込み孔に手動又は治工具で差し込んで
ヒューズ保持具を保持するようにしてもよいもので、こ
の場合においても、一対のリード部の差し込み付け根部
を上記したような構成としているため、ヒューズ保持具
の一対のリード部を基板に穿設された一対の差し込み孔
に手動又は治工具で差し込んだ際の保持状態も安定した
ものが得られるものである。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明のヒューズ保持具
は、一対のリード部を、それぞれヒューズを保持する保
持部との付け根部に位置し、かつ基板への実装状態で差
し込み孔の内部に配置され基板の回路と電気的に接続さ
れる差し込み付け根部と、インサートマシンのガイドピ
ンと接触する側のリード相当部とに区画し、前記一対の
リード部の差し込み付け根部を、前記に穿設した一対の
差し込み孔の相対向する内側の壁面に押し付けられる当
接部と、この当接部から前記リード当接部につながる傾
斜部とにより構成しているため、基板の差し込み孔への
挿入後は、一対のリード部の差し込み付け根部における
当接部が一対の差し込み孔の相対向する内側の壁面に押
し付けられることになり、これにより、がたつきもなく
なるため、一対のリード部を持つヒューズ保持具を基板
に仮実装した際の固定状態も安定したものが得られ、し
かも一対のリード部における差し込み付け根部の板幅寸
法と、リード相当部の板幅寸法が略同じであるため、一
対のリード部におけるリード相当部を基板の板面と水平
方向に折り曲げた場合においても、折り曲げ力が一箇所
に集中するということはなくなり、これにより、リード
部の折り曲げに対する折れも防止できるという効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるヒューズ保持具
をテーピング台紙に貼着した状態を示す正面図
【図2】同ヒューズ保持具の側面図
【図3】同ヒューズ保持具の正面図
【図4】同ヒューズ保持具の実装状態を示す縦断面図
【図5】同ヒューズ保持具におけるリード部の折り曲げ
状態を示す縦断面図
【図6】本発明の実施の形態2におけるヒューズ保持具
の正面図
【図7】同ヒューズ保持具の実装状態を示す縦断面図
【図8】同ヒューズ保持具におけるリード部の折り曲げ
状態を示す縦断面図
【図9】従来のヒューズ保持具の実装状態を示す縦断面
【図10】同ヒューズ保持具をテーピング台紙に貼着し
た状態を示す正面図
【図11】同ヒューズ保持具の側面図
【図12】同ヒューズ保持具におけるリード部の折り曲
げ状態を示す縦断面図
【符号の説明】
11 保持部 13 一対のリード部 15 テーピング台紙 16 接着テープ 17 送り孔 18 基板 19 一対の差し込み孔 20 差し込み付け根部 21 リード相当部 22,22a 当接部 23,23a 傾斜部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズを保持する保持部と、基板に穿
    設された一対の差し込み孔にインサートマシンを介して
    挿入される一対のリード部とを有し、前記一対のリード
    部の先端をテーピング台紙と接着テープとにより挟んで
    固定し前記インサートマシンの送り機構に適合するピッ
    チで送り孔を前記テーピング台紙に形成して搬送するよ
    うにしたヒューズ保持具において、前記一対のリード部
    を、それぞれ前記保持部との付け根部に位置し、かつ基
    板への実装状態で差し込み孔の内部に配置され基板の回
    路と電気的に接続される差し込み付け根部と、前記イン
    サートマシンのガイドピンと接触する側のリード相当部
    とに区画し、前記一対のリード部の差し込み付け根部
    を、基板に穿設された一対の差し込み孔の相対向する内
    側の壁面に押し付けられる当接部と、この当接部から前
    記リード相当部につながる傾斜部とにより構成したこと
    を特徴とするヒューズ保持具。
  2. 【請求項2】 ヒューズを保持する保持部と、基板に穿
    設された一対の差し込み孔にインサートマシンを介して
    挿入される一対のリード部を同一材料で構成した請求項
    1記載のヒューズ保持具。
  3. 【請求項3】 ヒューズを保持する保持部と、基板に穿
    設された一対の差し込み孔にインサートマシンを介して
    挿入される一対のリード部を別個に構成し、両者を接続
    した請求項1記載のヒューズ保持具。
  4. 【請求項4】 ヒューズを保持する保持部と、基板に穿
    設された一対の差し込み孔にインサートマシンを介して
    挿入される一対のリード部とを有し、前記一対のリード
    部の先端をテーピング台紙と接着テープとにより挟んで
    固定し前記インサートマシンの送り機構に適合するピッ
    チで送り孔を前記テーピング台紙に形成して搬送するよ
    うにしたヒューズ保持具において、前記一対のリード部
    を、それぞれ前記保持部との付け根部に位置し、かつ基
    板への実装状態で差し込み孔の内部に配置され基板の回
    路と電気的に接続される差し込み付け根部と、前記イン
    サートマシンのガイドピンと接触する側のリード相当部
    とに区画し、前記一対のリード部の差し込み付け根部
    を、基板に穿設された一対の差し込み孔の相反する外側
    の壁面に押し付けられる当接部と、この当接部から前記
    リード相当部につながる傾斜部とにより構成したことを
    特徴とするヒューズ保持具。
  5. 【請求項5】 ヒューズを保持する保持部と、基板に穿
    設された一対の差し込み孔にインサートマシンを介して
    挿入される一対のリード部を同一材料で構成した請求項
    4記載のヒューズ保持具。
  6. 【請求項6】 ヒューズを保持する保持部と、基板に穿
    設された一対の差し込み孔にインサートマシンを介して
    挿入される一対のリード部を別個に構成し、両者を接続
    した請求項4記載のヒューズ保持具。
  7. 【請求項7】 ヒューズを保持する保持部と、基板に穿
    設された一対の差し込み孔に挿入される一対のリード部
    とを有し、前記一対のリード部を、それぞれ前記保持部
    との付け根部に位置し、かつ基板への差し込み状態で差
    し込み孔の内部に配置される差し込み付け根部と、リー
    ド相当部とに区画し、前記一対のリード部の差し込み付
    け根部を、基板に穿設された一対の差し込み孔の相対向
    する内側の壁面に押し付けられる当接部と、この当接部
    から前記リード相当部につながる傾斜部とにより構成し
    たことを特徴とするヒューズ保持具。
  8. 【請求項8】 ヒューズを保持する保持部と、基板に穿
    設された一対の差し込み孔に挿入される一対のリード部
    とを有し、前記一対のリード部を、それぞれ前記保持部
    との付け根部に位置し、かつ基板への差し込み状態で差
    し込み孔の内部に配置される差し込み付け根部と、リー
    ド相当部とに区画し、前記一対のリード部の差し込み付
    け根部を、基板に穿設された一対の差し込み孔の相反す
    る外側の壁面に押し付けられる当接部と、この当接部か
    ら前記リード相当部につながる傾斜部とにより構成した
    ことを特徴とするヒューズ保持具。
JP2001240789A 2001-08-08 2001-08-08 ヒューズ保持具 Expired - Fee Related JP4534398B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001240789A JP4534398B2 (ja) 2001-08-08 2001-08-08 ヒューズ保持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001240789A JP4534398B2 (ja) 2001-08-08 2001-08-08 ヒューズ保持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003051241A true JP2003051241A (ja) 2003-02-21
JP4534398B2 JP4534398B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=19071343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001240789A Expired - Fee Related JP4534398B2 (ja) 2001-08-08 2001-08-08 ヒューズ保持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4534398B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110113893A (zh) * 2019-05-30 2019-08-09 丁晟 一种印刷电路板电子元件自动插装机

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52100133U (ja) * 1976-01-28 1977-07-29
JPH01124646U (ja) * 1988-02-17 1989-08-24
JPH05234454A (ja) * 1992-02-25 1993-09-10 Matsushita Electric Works Ltd 押釦スイッチの固定構造
JPH0620574A (ja) * 1992-07-03 1994-01-28 Canon Inc 温度ヒューズ
WO1998018168A1 (fr) * 1996-10-22 1998-04-30 Rohm Co., Ltd. Interrupteur photoelectrique
JP2000286524A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Aiwa Co Ltd ラジアル方向実装部品およびそれを使用した基板装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52100133U (ja) * 1976-01-28 1977-07-29
JPH01124646U (ja) * 1988-02-17 1989-08-24
JPH05234454A (ja) * 1992-02-25 1993-09-10 Matsushita Electric Works Ltd 押釦スイッチの固定構造
JPH0620574A (ja) * 1992-07-03 1994-01-28 Canon Inc 温度ヒューズ
WO1998018168A1 (fr) * 1996-10-22 1998-04-30 Rohm Co., Ltd. Interrupteur photoelectrique
JP2000286524A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Aiwa Co Ltd ラジアル方向実装部品およびそれを使用した基板装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110113893A (zh) * 2019-05-30 2019-08-09 丁晟 一种印刷电路板电子元件自动插装机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4534398B2 (ja) 2010-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109644557A (zh) 电连接器
JP3106967B2 (ja) 基板用コネクタ
JP2010010307A (ja) 保持部材、電子部品、及び電子装置
US20060070768A1 (en) Printed circuit board assembly
JP2009224131A (ja) 端子支持構造
JP2003051241A (ja) ヒューズ保持具
JP2000294324A (ja) 電気コネクタ
JPH11135179A (ja) コネクタソケット
JPH07201424A (ja) 表面実装用コネクタ
JP3090634B2 (ja) プリント基板用コネクタの固定構造
JP3118234B2 (ja) 回路基板への電気コネクタの取付構造
JP2002298942A (ja) リード線接続構造
JPH10199595A (ja) プリント基板用接続端子
JPS5849594Y2 (ja) プリント基板用コネクタ
JP4229222B2 (ja) テーピング接続端子
JP2000306710A (ja) 電子部品
JP2002367698A (ja) コネクタ構造
JPH08153450A (ja) 表面実装形磁気近接スイッチ
JPH039637B2 (ja)
JPH1154970A (ja) 自立形端子およびそれを用いた放熱器
JPH08293339A (ja) 電気機器の端子構造
JP2004311261A (ja) プリンタ配線板用コネクタ及びその取付け方法
CA2225478C (en) Electrical contact spring arm positioning arrangement
JP2000231954A (ja) コネクタ
JP2000215939A (ja) コネクタの固定構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080122

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080213

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100607

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4534398

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees