JP2003050765A - 情報提供システム、情報提供方法及びプログラム - Google Patents

情報提供システム、情報提供方法及びプログラム

Info

Publication number
JP2003050765A
JP2003050765A JP2001395857A JP2001395857A JP2003050765A JP 2003050765 A JP2003050765 A JP 2003050765A JP 2001395857 A JP2001395857 A JP 2001395857A JP 2001395857 A JP2001395857 A JP 2001395857A JP 2003050765 A JP2003050765 A JP 2003050765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
page data
data
displayed
page
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2001395857A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tamakai
眞一 玉飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Recruit Co Ltd
Original Assignee
Recruit Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Recruit Co Ltd filed Critical Recruit Co Ltd
Priority to JP2001395857A priority Critical patent/JP2003050765A/ja
Publication of JP2003050765A publication Critical patent/JP2003050765A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、フレーム機能を使用するこ
とによる不具合を解決するとともに、表示パフォーマン
スを下げることなく多様なコンテンツを提供することが
できるプログラム、情報提供システムおよびその方法を
提供することにある。 【解決手段】 本発明に係るプログラムは、表示領域を
分割して構成されるフレーム領域に表示されるべきフレ
ームページデータが前記フレーム領域に表示されるため
に取得されたか否かを判定する機能と、前記フレームペ
ージデータが前記フレーム領域に表示されるために取得
されていないと判定した場合には、前記フレーム領域と
前記フレーム領域に表示されるべきフレームページデー
タとを定義したページデータを取得する機能と、をコン
ピュータに実現させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
を介して情報を提供する技術に関し、特に、1つの表示
領域を2つ以上に分割して複数のページを表示させるフ
レーム機能を用いて情報を提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴い、イ
ンターネットを介して自社の商品やサービスを提供また
は紹介するサイトが増えている。このようなサイトの作
成運営者にとって重要なことは、1人でも多くのユーザ
が自らのサイトの存在を知り、そして実際にアクセスし
てそのサイトを利用することである。
【0003】自らのサイトの存在をユーザに周知させる
ためには、WebページのURL(Uniform Resource L
ocator)を広告・雑誌に掲載したり、いわゆるサーチエ
ンジンに登録する方法等がある。インターネット上の膨
大な情報の中から目的の情報を探し出すことは容易では
ないため、ユーザの間ではサーチエンジンが広く活用さ
れているからである。
【0004】サーチエンジンは、ユーザが必要とするキ
ーワードを入力することで、WWW(World Wide Web)
に展開される膨大な情報の中から、そのキーワードを含
むWebページ(以下、「ページ」という。)を探し出
してくれるものである。より具体的には、サーチエンジ
ンは、ページの内容とそのページのURLとを一組にし
て予めデータベースに記憶しておき、これを入力された
キーワードに基づいて検索し、その結果(ヒットしたペ
ージのURLとタイトル等)を表示するものである。
【0005】このようなサーチエンジンの種類は、ペー
ジの情報を人間が登録するディレクトリ型と、検索ロボ
ットと呼ばれる自動収集用のプログラムでページの情報
を収集し登録するロボット型と、に大別することができ
る。
【0006】ここで、ロボット型サーチエンジンについ
て図14を用いて更に説明する。図14は、ロボット型
サーチエンジンが、リンクを辿ってWeb上のページを
自動的に収集していく様子を説明するための図である。
【0007】最初に、ロボット型サーチエンジンは、ペ
ージA(AAA.html)にアクセスすると、ページAの
情報を収集する。次に、ロボット型サーチエンジンは、
ページAに記述されたリンクを辿り、ページB(BB
B.html)にアクセスし、ページBの情報を収集する。
そして、同じようにロボット型サーチエンジンは、ペー
ジBに記述されたリンクを辿り、ページC(CCC.htm
l)にアクセスし、ページCの情報を収集する。
【0008】インターネット上に公開された膨大なペー
ジのURLをデータベースに登録することは、容易なこ
とではないが、ロボット型サーチエンジンは、このよう
にページのリンクを辿ってWeb上を自動巡回していく
ので、膨大な量の情報をデータベースに蓄積することが
できる。
【0009】上述したように、インターネットを利用し
て情報を提供するサイトの作成運営者等からすると、こ
のようなサーチエンジンに自らのページの情報が登録さ
れることは、ユーザのアクセスを促すためにも重要であ
る。そこで、多くのサイトの作成運営者は、ディレクト
リ型サーチエンジンに対しては自ら申請することによ
り、ロボット型サーチエンジンに対しては、収集用のプ
ログラムを考慮してページを作成することにより、自ら
のページの情報がサーチエンジンに登録されるように努
力している。
【0010】また、多くのサイトの作成運営者は、1人
でも多くのユーザが実際に自らのサイトを利用して情報
を入手するように、ページのコンテンツ(Webによっ
て配信する情報)やレイアウトに創意工夫を行ってい
る。例えば、把握しやすい画面構成とすっきりとしたナ
ビゲーションをユーザに提供するため、いわゆるフレー
ム機能が用いられている。フレーム機能とは、1つのウ
ィンドウあるいは表示領域を2つ以上に分割して複数の
ページを表示する機能のことをいう。
【0011】図15は、フレーム機能を使用したウィン
ドウの例である。図15では、ウィンドウを3つのフレ
ームに分割し、タイトルを表示するフレーム(上)と、
メニューを表示するフレーム(左)と、コンテンツを表
示するフレーム(右)とに分割している。フレームは、
フレーム全体の構成として、各フレームに表示するファ
イルを指定する親フレームと、分割された複数の子フレ
ームとから構成される。分割された複数の子フレームに
は、独立した存在として機能させることができる。
【0012】フレーム機能の利用例としては、例えば、
左フレームにナビゲーションとなるメニューを表示する
方法がある。各フレームの中で、サイトのコンテンツメ
ニューが常に表示されている部分を、ナビゲーションフ
レームというが、サイト内の主要なコンテンツであれば
このナビゲーションフレームのメニューをクリックする
ことで、直接そのコンテンツにジャンプすることができ
る。
【0013】従って、フレーム機能には、ユーザに全体
のメニュー構成を提示しながら、ページからページへの
移動を容易にするという点で、ナビゲーション面でのメ
リットがある。また、サイトに一体感をもたらすことが
できるという点で、レイアウト面でのメリットがある。
このようなメリットから、特にユーザに提示する情報量
が多くなると、ユーザに好適な操作環境を提供すべくフ
レーム機能が用いられる場合が多い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、サイ
トの作成運営者は、自らのサイトの情報をユーザに周知
させる一方で、充実したコンテンツと操作性のよい画面
構成でユーザを獲得しようとするが、上記のフレーム機
能を利用する場合やコンテンツの充実を図る場合には、
以下に述べるような問題があった。
【0015】第一の問題は、上述したロボット型サーチ
エンジンは、ページがフレームによって分割されている
場合には、フレームに表示されるページの情報を参照し
ないように設定されている場合が事実上ほとんどである
ということである。
【0016】ロボット型サーチエンジンは、任意に設定
されたルールに従って、Web上を巡回し、各ページか
ら情報を収集するが、このルールは、Web上の膨大な
情報の中からできるだけ有用な情報のみを効率的にユー
ザに検索させるデータベースを備えられるように収集す
るために設定されている。
【0017】ここでフレームについて考えると、フレー
ムが設定されたウィンドウは、フレーム全体で一つの画
面を構成するように意図して作成されている。よって、
サーチエンジンが分割された子フレームのページを収集
して、ユーザが子フレームのページのみを参照した場合
には、コンテンツ作成者の意図に反したかたちで表示さ
れることになる。
【0018】また、フレーム全体を登録しようとして
も、子フレームに対応する親フレームは作成者の意図に
関わらず第三者が任意に作成可能なので、一般には、子
フレームに対応する親フレームの関係は1対多(事実上
は多対多)でありえる。こうした場合には、所望の親フ
レームを知りえなければ、偶然異なる親フレーム下に子
フレームを置いてしまうおそれもあり、かかる場合には
表示形態として知的所有権などのトラブルを招くことに
もある。
【0019】従って、ロボット型サーチエンジンのルー
ルには、表示領域の記述にフレームが設定されている場
合には、子フレームのページ(HTMLファイル)をサ
ーチエンジンのデータベースの登録対象外とするように
設定されている場合が事実上ほとんどである。
【0020】図16は、ロボット型サーチエンジンが、
ページにフレーム機能が使用されている場合には、子フ
レームのページを参照しない様子を説明するための図で
ある。最初にロボット型サーチエンジンは、Xページ
(XXX.html)にアクセスすると、Xページの情報を
収集し、Xページに記述されたリンクを辿り、Yページ
(YYY.html)にアクセスする。Yページでは、フレ
ーム全体の設定が記述されており、右側の子フレームに
はZページ(ZZZ.html)が表示されるように指定さ
れている。
【0021】しかし、ロボット型サーチエンジンは、子
フレームに表示されたZページにアクセスしないので、
その結果、Zページの情報を収集しない。さらに、Zペ
ージに記載されたリンクを辿らないので、Wページ(WW
W.html)にもアクセスしないのである。
【0022】この右側の子フレームには、メインとなる
コンテンツが表示される場合が多いため、サイトの運営
者からすると、子フレームのページにユーザがアクセス
することが非常に重要である。そのため、子フレームの
ページであっても、ロボット型サーチエンジンが登録す
るような手段を講じることが好ましい。
【0023】第二の問題は、ユーザがフレームに表示さ
れているページを、いわゆる「ブックマーク」に登録し
ようとすると、ユーザの意図したページと異なるページ
が登録されてしまう場合があることである。「ブックマ
ーク」とは、Webブラウザが提供する機能であって、
ユーザが気にいったページを「ブックマーク」に登録す
ると、次回から「ブックマーク」に登録された名前を選
択するだけで当該ページを参照するものである。これ
は、登録時にWebブラウザがユーザの気に入ったペー
ジのURL等を記憶するからである。
【0024】しかし、ウィンドウにフレームが設定され
ている場合には、ブラウザの構成上、親フレームのUR
LがウィンドウのURLとなるため、親フレームのUR
Lがブックマークに登録されることになる。従って、ユ
ーザが子フレームの内容を見てブックマークに登録した
としても、次にブックマークから呼び出すと、親フレー
ムのURLが参照される結果、自分が意図したページと
異なるページが表示される場合があるのである。よっ
て、ウィンドウにフレーム機能を利用した場合にも、ユ
ーザの意図するページがブックマークに正しく登録され
ることが好ましい。
【0025】第三の問題は、コンテンツの増大に伴いペ
ージに表示する情報が多くなると、表示パフォーマンス
が低下することである。サイト作成運営者は、サイトの
統一感を維持しながら1ページに大量の情報を盛り込む
必要があることが多い。その結果、ページの表示速度は
低下し、ページからページへ移動するたびに表示時間が
長いとユーザに不快感を与え、サイトの使い勝手や印象
を悪くするおそれがある。従って、大量の情報と統一的
かつ操作性の高い画面レイアウトおよび表示スピードの
バランスを、高い次元で維持する必要がある。
【0026】そこで、本発明の第一の目的は、フレーム
機能を使用してユーザの操作環境を好適に維持しなが
ら、ロボット型サーチエンジンに対しては子フレームの
ページの情報を登録させることができる情報提供システ
ムおよびその方法を提供することにある。
【0027】また、本発明の第二の目的は、フレーム機
能を使用してユーザの操作環境を好適に維持しながら、
ユーザが意図するページを正しくブックマークに登録す
ることができる情報提供システムおよびその方法を提供
することにある。
【0028】さらにまた、本発明の第三の目的は、多種
多様なコンテンツを提供しながら、表示パフォーマンス
を下げることのない情報提供システムおよびその方法を
提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めに、本発明では、子フレームに表示されるページ(以
下、「子フレーム用ページ」という)のURLを記述し
たリンク用のページ(以下、「中継用リンクページ」と
いう)を設け、所定のページに、この中継用リンクペー
ジへのリンクを設定することとした。
【0030】中継用リンクページは、フレーム機能が設
定されていないため、ロボット型サーチエンジンの収集
対象となるように構成されている。また、中継用リンク
ページへのリンクを設定する所定のページは、サーチエ
ンジンのルールを考慮して作成されたページであって、
例えばサイトの最初に表示されるページ(以下、「トッ
プページ」という)などが該当する。
【0031】ロボット型サーチエンジンが、トップペー
ジにアクセスすると、トップページのリンクを辿って中
継用リンクページにアクセスし、更に中継用リンクペー
ジに記載されたURLを取得して子フレーム用ページへ
アクセスすることができる。このように、中継用リンク
ページは、ロボット型サーチエンジンが、トップページ
から子フレーム用ページへアクセスする際に中継の役割
を果たすものである。
【0032】なお、トップページに設定されるリンク
は、ユーザがそのリンクを選択して中継用リンクページ
を参照しないように、設定する必要がある。具体的に
は、例えば、1ドットサイズの画像データにリンクを設
定する方法がある。1ドットサイズの画像データをユー
ザが視認することは通常は困難であるから、ユーザが誤
って中継用リンクページへのリンクを選択することを回
避することができる。
【0033】更に、本発明では、子フレーム用ページの
情報がロボット型サーチエンジンによって登録された結
果、子フレーム用ページのURLが検索結果にヒットし
て、ユーザに直接参照された場合についても、対策を講
じている。
【0034】すなわち、子フレーム用ページのURLが
ユーザに参照されると、当該子フレーム用ページのみが
ウィンドウ上に表示されることになる。しかし、本来、
子フレーム用ページは、メニュー等を含んだフレーム全
体の一部として表示されることを意図して作成されてい
る。また、サイトの作成運営者としては、常にフレーム
全体で情報を提供することにより、サイトの一体感を強
調することができるとともに、好適なナビゲーション環
境を維持することができる。従って、子フレーム用ペー
ジのみが参照された場合であっても、フレーム作成者が
意図した表示になるように書かれた親フレーム(以下、
「意図した親フレーム」という。)を再生してこれを表
示することが望ましい。
【0035】そこで、本発明では、子フレーム用ページ
が読み込まれた場合には、フレームに表示されるページ
(以下、「フレーム内ページ」という)として読み込ま
れたのか否かを判断し、フレーム内ページとして読み込
まれていない場合には、意図した親フレームを再生し
て、子フレーム用ページがフレームに表示されるように
した。
【0036】具体的には、子フレーム用ページが読み込
まれると、フレーム内ページとして読み込まれたか否か
を判定し、フレーム内ページとして読み込まれていない
場合には、意図した親フレームを読み込むステップを記
述したスクリプト(クライアントサイドプログラム)
を、子フレーム用ページに格納することができる。
【0037】また、第二の目的を達成するために、本発
明では、親フレーム用ページをメニューと一対一対応で
作成することとした。一般に、フレームを使ってメニュ
ーを構成する場合には、リンク先の情報を記述した子フ
レーム用ページを読み込んで、所定のフレーム(例:右
フレーム)に表示する場合が多い。しかし、本発明で
は、メニューが選択されると該当する親フレーム用ペー
ジを読み込んで、ウィンドウ全体に表示することもでき
る。
【0038】具体的には、メニューが選択されると、メ
ニューに対応する親フレーム用ページを読み込むととも
にユーザの操作状態に関するパラメータを引き渡すステ
ップを記述したスクリプトを、子フレーム用ページに格
納する。また、読み込まれる親フレーム用ページには、
子フレーム用ページから引き継いだパラメータを、フレ
ームに表示する新たな子フレーム用ページに引き渡すス
テップを記述したスクリプトを格納することとした。
【0039】従って、ユーザが当該ページをブックマー
クに登録すると、新たに呼び出された親フレームのUR
Lがブラウザによって登録されるので、ユーザの意図し
たページが正しく登録されることになる。また、ユーザ
の操作状態に関するパラメータを子フレームから親フレ
ーム、親フレームから新たな子フレームへと引き継いで
いるので、ユーザの操作環境を損なうことなくウィンド
ウ全体を書き換えることができる。
【0040】また、第三の目的を達成するために、本発
明では、メニューファイルを分割することができるよう
にした。メニューファイルの分割とは、予め設定された
パターンに従って、メニューの構成要素を複数のファイ
ルに分割して格納することを意味する。そして、あるメ
ニューが選択されると、該当するメニューファイルを新
たに読み出すことにより当該メニューに紐づくメニュー
を表示するものである。
【0041】具体的には、例えば、所定の上位メニュー
が選択された場合に、このメニューに対応する下位メニ
ューを記述したメニューファイルを読み出すステップを
記述したスクリプトを、前記上位メニューを記述したメ
ニューファイルに格納することとした。
【0042】メニューファイルを分割すると、ファイル
のデータ量を軽減できるので、大量のメニュー群を設定
するような場合や、表示スピードが早くなるように構成
したいトップページ等の場合に、特に効果的である。
【0043】さらに、本発明では、メニューファイルが
分割されている場合において、ユーザが特定のメニュー
を見ている場合には、関連の薄い他のメニューを表示し
ないこともできる。特定の情報を必要としているユーザ
に対して、関連の薄い情報を一緒に表示させることは、
表示速度の低下を招くだけでなく、却って過剰な情報と
なるおそれがあるからである。
【0044】具体的には、特定のメニューを削除したメ
ニューファイルを予め作成しておき、一定の場合に、こ
のメニューファイルが読み込まれるようにしたものであ
る。削除された他のメニューは、表示上見えなくなるだ
けでなく、該当部分のデータも保持されない。よって、
表示パフォーマンスを向上させることができるだけでな
く、大量のメニューの中からユーザに関連があるメニュ
ーのみが表示されるので、個々のユーザに適したメニュ
ー環境を提供することが可能になる。
【0045】具体的には、本発明に係るプログラムは、
表示領域を分割して構成されるフレーム領域に表示され
るべきフレームページデータが前記フレーム領域に表示
されるために取得されたか否かを判定する機能と、前記
フレームページデータが前記フレーム領域に表示される
ために取得されていないと判定した場合には、前記フレ
ーム領域と前記フレーム領域に表示されるべきフレーム
ページデータとを定義したページデータを取得する機能
と、をコンピュータに実現させることを特徴とする。
【0046】また、前記判定する機能は、前記フレーム
ページデータのネットワーク上の位置情報と、ウィンド
ウが取得するネットワーク上の位置情報とが一致する場
合には、前記フレームページデータが前記フレーム領域
に表示されるために取得されていないと判定することが
望ましい。
【0047】また、前記ページデータを取得する機能
は、前記ページデータのネットワーク上の位置情報と、
前記フレームページデータのネットワーク上の位置情報
とに基づいて、前記フレームページデータをフレーム領
域に表示するように定義したページデータを取得するこ
とが望ましい。
【0048】本発明に係るサーバは、表示領域を分割し
て構成されるフレーム領域に表示されるべきフレームペ
ージデータが前記フレーム領域に表示されるために取得
されたか否かを判定する機能と、前記フレームページデ
ータが前記フレーム領域に表示されるために取得されて
いないと判定した場合には、前記フレーム領域と前記フ
レーム領域に表示されるべきフレームページデータとを
定義したページデータを取得する機能と、をクライアン
トに実現させるためのプログラムを格納したフレームペ
ージデータを、クライアントに送信する手段と、前記ク
ライアントから前記ページデータの送信要求を受信する
と、前記ページデータをクライアントに送信する手段
と、を備えることを特徴とする。
【0049】本発明に係るクライアントは、表示領域を
分割して構成されるフレーム領域に表示されるべきフレ
ームページデータが前記フレーム領域に表示されるため
に取得されたか否かを判定する機能と、前記フレームペ
ージデータが前記フレーム領域に表示されるために取得
されていないと判定した場合には、前記フレーム領域と
前記フレーム領域に表示されるべきフレームページデー
タとを定義したページデータを取得する機能と、をクラ
イアントに実現させるためのプログラムを一部に格納し
たフレームページデータを、サーバから取得する手段
と、取得したフレームページデータに格納されたプログ
ラムを実行することにより、前記フレームページデータ
が前記フレーム領域に表示されるために取得されたか否
かを判定し、前記フレームページデータが前記フレーム
領域に表示されるために取得されていないと判定した場
合には、前記フレーム領域と前記フレーム領域に表示さ
れるべきフレームページデータとを定義したページデー
タをサーバから取得する手段と、を備えることを特徴と
する。
【0050】本発明に係る情報提供システムは、表示領
域を分割して構成されるフレーム領域に表示されるべき
フレームページデータが前記フレーム領域に表示される
ために取得されたか否かを判定する手段と、前記フレー
ムページデータが前記フレーム領域に表示されるために
取得されていないと判定された場合には、前記フレーム
領域と前記フレーム領域に表示されるべきフレームペー
ジデータとを定義したページデータを取得する手段と、
を備えることを特徴とする。
【0051】本発明に係る情報提供方法は、表示領域を
分割して構成されるフレーム領域に表示されるべきフレ
ームページデータが前記フレーム領域に表示されるため
に取得されたか否かを判定し、前記フレームページデー
タが前記フレーム領域に表示されるために取得されてい
ないと判定した場合には、前記フレーム領域と前記フレ
ーム領域に表示されるべきフレームページデータとを定
義したページデータを取得することを特徴とする。
【0052】また、本発明に係るサーバは、表示領域を
分割して構成されるフレーム領域に表示されるべきフレ
ームページデータのネットワーク上の位置情報を記述し
た第一のページデータと、前記第一のページデータへの
リンクが設定されたページデータであって、予め設定さ
れた収集プログラムに従って情報を収集するサーチエン
ジンがアクセス可能に構成された第二のページデータ
と、を備え、前記第二のページデータに設定されたリン
クは、画像データに設定されることを特徴とする。
【0053】また、本発明に係る情報提供方法は、表示
領域を分割して構成されるフレーム領域に表示されるべ
きフレームページデータのネットワーク上の位置情報を
記述した第一のページデータと、前記第一のページデー
タへのリンクが設定されたページデータであって、予め
設定された収集プログラムに従って情報を収集するサー
チエンジンがアクセス可能に構成された第二のページデ
ータと、を用いて情報を提供する情報提供方法であっ
て、予め設定された検索プログラムに従って情報を収集
するサーチエンジンが前記第二のページデータにアクセ
スすると、前記第二のページデータに設定されたリンク
を取得して前記第一のページデータにアクセスし、前記
第一のページデータに記述された前記フレームページデ
ータのネットワーク上の位置情報を取得して前記フレー
ムページデータにアクセスすることにより、前記フレー
ムページデータを前記サーチエンジンのデータベースに
登録させることを特徴とする。
【0054】本発明に係るプログラムは、表示領域を分
割して構成される複数のフレーム領域に表示されるべき
フレームページデータのネットワーク上の位置情報と、
前記フレームページデータの表示状態を表わす引数とか
ら、前記フレームページデータが表示されるときに参照
される文字列を生成する機能をコンピュータに実現させ
ることを特徴とする。
【0055】また、前記引数は、前記表示領域を参照す
るユーザによる操作状態及び/又はユーザの識別子を表
わすパラメータからなり、前記文字列は、前記ネットワ
ーク上の位置情報に対応するURLの文字列を表わすこ
とが望ましい。
【0056】本発明に係る情報提供方法は、表示領域を
分割して構成される複数のフレーム領域に表示されるべ
きフレームページデータのネットワーク上の位置情報
と、前記フレームページデータの表示状態を表わす引数
とから、前記フレームページデータが表示されるときに
参照される文字列を生成することを特徴とする。
【0057】また、前記引数は、前記表示領域を参照す
るユーザによる操作状態及び/又はユーザの識別子を表
わすパラメータからなり、前記文字列は、前記ネットワ
ーク上の位置情報に対応するURLの文字列を表わすこ
とを特徴とする。
【0058】本発明に係るプログラムは、上位メニュー
データと下位メニューデータとから構成されるメニュー
データのうち複数の上位メニューデータが記述された第
一のページデータを表示する機能と、表示された複数の
上位メニューデータから所定の上位メニューデータが選
択されると、予め設定された条件に従って前記所定の上
位メニューデータに対応する下位メニューデータが記述
され他の上位メニューデータが記述あるいは削除された
第二のページデータを取得する機能と、をコンピュータ
に実現させることを特徴とする。
【0059】また、前記プログラムは、前記表示された
複数の上位メニューデータから所定の上位メニューデー
タが選択されると、ユーザの操作状態に関するパラメー
タを引数として付与して前記第二のページデータを取得
し、前記第二のページデータが取得されると、前記付与
されたパラメータに基づいて前記下位メニューデータを
表示する表示機能を更に有することを特徴とする。
【0060】更にまた、前記上位メニューデータおよび
前記下位メニューデータは、表示領域を分割して構成さ
れるフレーム領域に表示されることが望ましい。
【0061】本発明に係るメニューを表示する方法は、
上位メニューデータと下位メニューデータとから構成さ
れるメニューデータのうち複数の上位メニューデータが
記述された第一のページデータを取得してこれを表示
し、表示された複数の上位メニューデータから所定の上
位メニューデータが選択されると、予め設定された条件
に従って前記所定の上位メニューデータに対応する下位
メニューデータが記述され他の上位メニューデータが記
述あるいは削除された第二のページデータを取得してこ
れを表示することによりメニューを表示することを特徴
とする。
【0062】本発明に係るサーバは、上位メニューデー
タと下位メニューデータとから構成されるメニューデー
タのうち複数の上位メニューデータを記述した第一のペ
ージデータをクライアントに送信する手段と、前記クラ
イアントから、表示された複数の上位メニューデータか
ら所定の上位メニューデータが選択された旨を受信する
と、予め設定された条件に従って前記所定の上位メニュ
ーデータに対応する下位メニューデータが記述され他の
上位メニューデータが記述あるいは削除された第二のペ
ージデータを前記クライアントに送信する手段と、を備
えることを特徴とする。
【0063】本発明に係るクライアントは、上位メニュ
ーデータと下位メニューデータとから構成されるメニュ
ーデータのうち複数の上位メニューデータを記述した第
一のページデータを表示する手段と、前記表示された複
数の上位メニューデータから所定の上位メニューデータ
が選択されると、予め設定された条件に従って前記所定
の上位メニューデータに対応する下位メニューデータが
記述され他の上位メニューデータが記述あるいは削除さ
れた第二のページデータをサーバから受信する手段と、
を備えることを特徴とする。
【0064】本発明に係る情報提供システムは、表示領
域を分割して構成されるフレーム領域に表示されるべき
フレームページデータが前記フレーム領域に表示される
ために取得されたか否かを判定し、前記フレームページ
データが前記フレーム領域に表示されるために取得され
ていないと判定した場合には、前記フレーム領域と前記
フレーム領域に表示されるべきフレームページデータと
を定義したページデータを取得して、前記フレームペー
ジデータをフレーム領域に表示する第一のフレーム再生
手段と、表示領域を分割して構成される第一のフレーム
領域に表示されたメニューが選択されると、前記第一の
フレーム領域にメニューを表示するための第一のフレー
ムページデータと、表示領域を分割して構成される第二
のフレーム領域に前記メニューに対応する内容を表示す
るための第二のフレームページデータとを定義したペー
ジデータを、ユーザの操作状態に関するパラメータを引
数として付与して取得し、前記ページデータが取得され
ると前記ページデータに定義された第一のフレームペー
ジデータを前記パラメータを引数として付与して取得
し、前記第一のフレームページデータが取得されると前
記付与されたパラメータに従って前記第一のフレームペ
ージデータを第一のフレーム領域に表示する第二のフレ
ーム再生手段と、上位メニューデータと下位メニューデ
ータとから構成されるメニューデータのうち複数の上位
メニューデータが記述された第一のページデータを表示
し、この表示された複数の上位メニューデータから所定
の上位メニューデータが選択されると、予め設定された
条件に従って前記所定の上位メニューデータに対応する
下位メニューデータが記述され他の上位メニューデータ
が記述あるいは削除された第二のページデータを取得し
て表示するメニュー表示手段と、を備えることを特徴と
する。
【0065】また、本発明に係るフレームページデータ
の表示方法は、第1のフレームページデータが表示され
た第1のフレーム領域の画面にてユーザから所定の入力
が与えられた場合に、前記第1のフレームページデータ
の表示状態に関するパラメータを第2のフレーム領域に
表示すべき第2のフレームページデータのネットワーク
上の位置情報に付加し、この付加した文字列に基づいて
前記第2のフレームページデータを取得し、前記第1の
フレーム領域に表示されるべき第1のフレームページデ
ータを取得して、この取得した第1のフレームページデ
ータを前記取得された第2のフレームページデータの文
字列に含まれる前記パラメータを参照して前記第1のフ
レーム領域に表示し、前記所定の入力に対応する第3の
フレームページデータを取得して、この取得した第3の
フレームページデータを第3のフレーム領域に表示する
ことを特徴とする。
【0066】なお、前記第1のフレームページデータが
表示された第1のフレーム領域の画面にてユーザから所
定の入力が与えられた場合に、前記所定の入力に基づく
所定の値を前記第1のフレームページデータの表示状態
に関するパラメータとして設定することが望ましい。
【0067】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面を参
照しつつ詳細に説明する。
【0068】(情報提供システムの構成の概要)図1
は、本発明の実施の形態に係る情報提供システムの構成
を機能的に表したものである。なお、本実施形態では、
インターネットを介してサーチエンジンやクライアント
等と接続される情報提供システムについて説明している
が、本発明はこれに限られず、企業内ネットワークシス
テムや、Webブラウザを利用したグループウェア及び
グループ内エンジン等に適用することも可能である。
【0069】図1に示すように、情報提供サーバ100
は、中継用リンクページ作成手段1、フレーム再生手段
(A)2、フレーム再生手段(B)3、分割ファイル作
成手段4、コンテンツ・データベース10(以下、「コ
ンテンツDB」と呼ぶ。)、定義ファイル11、手動設
定ファイル12とを含んで構成される。
【0070】中継用リンクページ作成手段1および他の
手段は、コンテンツDB10、定義ファイル11及び手
動設定用ファイル12にアクセス可能に構成されてい
る。また、情報提供サーバ100は、インターネット等
の通信回線400を介して、サーチエンジン200、ユ
ーザが操作するクライアント300と接続される。
【0071】中継用リンクページ作成手段1は、定義フ
ァイル11と手動設定用ファイル12とを読み込んで、
各ファイルから子フレーム用ページのURLを抽出し、
抽出したURLを中継用リンクページに書き込む機能を
主に有している。
【0072】フレーム再生手段(A)2は、子フレーム
用ページがフレーム内ページではなく単独で読み込まれ
た場合に、クライアント300から送信される所定の情
報に基づいて、当該子フレーム用ページを含んだ親フレ
ーム用ページをコンテンツDB10から読み込んでクラ
イアント300に送信する機能を主に有している。
【0073】フレーム再生手段(B)3は、クライアン
ト300側でメニューが選択されると、クライアント3
00から送信される所定の情報に基づいて、このメニュ
ーに対応する親フレーム用ページをコンテンツDB10
から読み込んでクライアント300に送信する機能を主
に有している。
【0074】分割ファイル作成手段4は、メニューファ
イルが分割される場合に、定義ファイル11の内容に基
づいて、分割されたメニューファイルを自動的に生成す
る機能を主に有している。生成されたメニューファイル
は子フレーム用ページとしてコンテンツDB10に格納
される。
【0075】コンテンツDB10には、親フレーム用ペ
ージ、子フレーム用ページ、および中継用リンクファイ
ルが格納されている。定義ファイル11および手動設定
ファイル12の構成については後述する。
【0076】情報提供サーバ100は、クライアント3
00からの要求に対して所定のデータを送信するいわゆ
るWebサーバとしての機能と、データベースを管理す
るいわゆるデータベースサーバとしての機能とを有して
いる。ここで、情報提供サーバ100は、制御手段と入
力手段と記憶手段と出力手段とを備えた一般的構成の処
理装置において、上記各手段の動作を規定したソフトウ
ェアによって実現されることを想定している。しかし、
情報提供サーバ100は、物理的に専用化したシステム
によって実現することもできる。
【0077】また、情報提供サーバ100は、単一のコ
ンピュータにより構成されるものであっても、ネットワ
ーク上に分散した複数のコンピュータにより構成される
ものであってもよい。例えば、いわゆるWebサーバ
と、データベースサーバとによって構成される場合であ
る。
【0078】さらにまた、中継用リンクページ作成手段
1とフレーム再生手段2は、上述した制御手段がこれら
の動作を規定したプログラムを読み取って各種処理を行
うが、以下の記載においては、各プログラムそのものが
各種処理を行うものとする。
【0079】なお、サーチエンジン200はロボット型
サーチエンジンを想定しており、各クライアント300
は、典型的には汎用のパーソナル・コンピュータが相当
しWebブラウザ等のアプリケーションソフトウェアを
実装している。
【0080】(ロボット型サーチエンジンに子フレーム
用ページを参照させるための仕組み)図2は、ロボット
型サーチエンジンに子フレーム用ページを参照させるた
めの仕組みを説明するための図である。この図では、ロ
ボット型サーチエンジン(以下「サーチエンジン」とい
う。)200が、情報提供サーバ100にアクセスし
て、子フレーム用ページの情報を収集する流れを表して
いる。
【0081】情報提供サーバ100は、ユーザの要求に
応じて、各種メニュー(「旅行」「クルマ」「グルメ」
等)を表示したトップページを最初に送信し、そのトッ
プページからユーザが所定の項目(「グルメ」)を選択
すると、当該項目に関するページを新たなウィンドウに
表示するものである。この新たなウィンドウにはフレー
ム機能が設定され、左部分にはメニューが、右部分には
選択された項目のページが、表示されるように設定され
ている。
【0082】これに対し、サーチエンジン200は、収
集プログラムと、収集した情報を登録するデータベース
とを備え、自動巡回によりWeb上の情報を収集するよ
うに構成されている。
【0083】次に、サーチエンジン200が子フレーム
用ページの情報を収集する場合について説明する。収集
プログラムを備えたサーチエンジン200は、情報提供
サーバ100が提供するトップページに最初にアクセス
する(a1)。本実施の形態において、トップページに
は、中継用リンクページへのリンクがあらかじめ設定さ
れている。
【0084】サーチエンジン200は、トップページを
読み込むと、そこに記載されたリンクを読み取り、中継
用リンクページへアクセスすることができる(a2)。
【0085】中継用リンクページには、既に説明したよ
うに子フレーム用URLが記述されている。従って、中
継用リンクページにアクセスしたサーチエンジン200
は、そこに記載されたURLを辿り、結果的に子フレー
ム用ページにアクセスして(a3)、当該ページの情報
を収集しサーチエンジンのデータベースに登録する(a
4)。
【0086】ここで、トップページに設定されるリンク
は、例えば、ユーザの視認上は影響しない画面レイアウ
ト要素として、1ドットサイズの画像データのように、
以下のように記載することで設定することができる。<A
HREF="中継用リンクページのURL"><IMG SRC=“画
像データのURL" width=1 height=1></A>なお、トッ
プページに設定されるリンクは、1ドットサイズのイメ
ージデータに限定されず、ユーザがリンクの存在を認識
することが困難な方法で設定されることが望ましい。
【0087】また、本実施の形態における中継用リンク
ページは、子フレーム用ページのURLが予め記載され
ている定義ファイルと、ロボット型サーチエンジンに任
意に登録させたいURLを記載した手動設定ファイルと
から作成される。定義ファイルは、各ページを作成する
際に使用されるものであるから、この定義ファイルに定
義された子フレーム用ページのURLを使用すれば、中
継用リンクページを自動的に作成することができる。
【0088】図2によれば、本来アクセスされない子フ
レーム用ページに対しても、サーチエンジン200がア
クセスしていることがわかる。従って、サーチエンジン
200が子フレーム用ページの情報もデータベースに登
録する結果、より多くのユーザが子フレーム用ページの
存在を知り、これにアクセスする機会を増やすことがで
きるのである。
【0089】(ファイルがフレーム内ページとしてでは
なく読み込まれた場合に、親フレームを再生する仕組
み)図3は、子フレーム用ページが、フレーム内ページ
ではなく単独で読み込まれた場合に、全体のフレーム
(親フレーム)を再生して表示する仕組みを説明するた
めの図である。なお、この子フレーム用ページは、図2
の構成に基づいてサーチエンジン200に予め登録され
ているものとする。
【0090】最初に、ユーザは、クライアント300か
らサーチエンジン200にアクセスし、所定のキーワー
ドを含むページを検索する(b1)。サーチエンジン2
00は、入力されたキーワードに基づいてデータベース
を検索し、検索条件に合致したページのURLを表示す
る(b2)。
【0091】ここで、ユーザが、リストの中から子フレ
ーム用ページのURLを選択すると、この子フレーム用
ページが情報提供サーバ100から読み出され、そのま
まクライアント300に表示されることになる(b
3)。しかし、本発明では、子フレーム用ページが直接
呼ばれた場合には、親フレームを再生してフレーム全体
を表示することとした(b4)。
【0092】具体的には、例えば、クライアント300
が、子フレーム用ページを読み込むと、この子フレーム
用ページに記載されたスクリプト(クライアントサイド
プログラム)が起動し、子フレーム用ページがフレーム
内ページとして参照されたか否かを判断する。フレーム
内ページとして参照されたか否かは、クライアント30
0のWebブラウザが提供する機能を利用することによ
り判断することができるが、この点については後述す
る。
【0093】クライアント300は、フレーム内ページ
でないと判断した場合には、当該子フレーム用ページの
URLと親フレーム用ページのURLとをサーバ100
に送信する。サーバ100は、受信したURLに基づい
て親フレーム用ページを読み出し、クライアント300
に送り返す。
【0094】クライアント300は、サーバ100から
送信された親フレーム用ページを表示することにより、
子フレーム用ページをフレームつきで表示することがで
きる。
【0095】図3によれば、子フレーム用ページが単独
でサーチエンジンに登録され、ユーザによって子フレー
ム用ページが読み込まれた場合でも、子フレーム用ペー
ジはフレーム全体で表示される。よって、フレームが有
する操作性を損なうことなく、かつ、コンテンツ作成者
の意図に従って子フレーム用ページを表示することが可
能になる。
【0096】(情報提供システムにおけるファイルの構
造)次に、情報提供サーバ100が有する各ファイルの
構造について説明する。
【0097】図4は、定義ファイル11のデータ構造の
一部を表した図である。定義ファイル11は、各種コン
テンツファイルを作成する際に使用されるもので、子フ
レーム用ページに関する情報が記憶されている。よっ
て、本実施の形態では、この定義ファイル11に基づい
て中継用リンクページ6を作成することとしている。定
義ファイル11には、例えば、「子フレームの名称」、
「URL」などの項目が設けられている。
【0098】図5は、手動設定ファイル12のデータ構
造を表した図である。手動設定ファイル12は、定義フ
ァイル11に記載された子フレームの情報とは別に、所
定のリンク先を中継用リンクページ6に追加するための
ものである。従って、手動設定ファイル12は、ロボッ
ト型サーチエンジンに参照させたいリンク先を任意に記
述できるように構成されている。
【0099】図6は、中継用リンクページのデータ構造
を表したものである。中継用リンクページ6には、子フ
レーム用ページのURLが記載されている。ロボット型
サーチエンジンは、この中継用リンクページにアクセス
すると、ここに記載された各URLを参照し子フレーム
用ページの情報を収集することになる。なお、本実施形
態における中継用リンクページは、定義ファイル11と
手動設定ファイル12とに基づいて、中継用リンクペー
ジ作成手段1によって作成される。また、中継用リンク
ページ作成手段1は、バッチ処理の一環として作成する
ように設定されている。従って、子フレーム用ページの
URLが更新された場合であっても即座に対応すること
ができるので、ロボット型サーチエンジンに登録される
内容を常に最新の情報とすることが可能となる。 (フレームの再生処理(A)の詳細な流れ)次に、サー
チエンジンに子フレーム用ページが登録された結果、こ
の子フレーム用ページがユーザによって直接参照された
場合の処理について説明する。本実施の形態では、子フ
レーム用ページがフレーム内ページとして参照されたか
否かを、クライアント300が有するブラウザの機能を
利用して判断する。
【0100】ブラウザの機能には、現在表示しているウ
ィンドウのURLを取得する機能があるが、ウィンドウ
にフレームが用いられている場合には、親フレーム用ペ
ージのURLが、現在表示しているウィンドウのURL
となるように構成されている。従って、子フレーム用ペ
ージがフレーム内ページとして読み込まれた場合には、
親フレーム用ページのURLがウィンドウのURLとし
てブラウザにより取得されることになる。
【0101】よって、本実施の形態では、子フレーム用
ページが読み込まれた場合には、子フレーム用ページの
URL(以下、「自身のURL」という。)と、ブラウ
ザの機能により取得するURL(以下、「ウィンドウの
URL」という。)とが一致するか否かを判定する。す
なわち、両者のURLが一致すれば、子フレーム用ペー
ジはフレームと無関係に読み込まれており、両者のUR
Lが一致しない場合には、子フレーム用ページはフレー
ム全体の一部として読み込まれたことになる。
【0102】図7は、子フレーム用ページが読み込まれ
た場合に、本実施の形態に係る情報提供システムが、意
図した親フレームを再生する処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【0103】クライアント300は、ユーザが子フレー
ム用ページのURLをサーチエンジンの検索結果、ある
いは通常のリンク経由や直接入力から参照すると(S2
01)、サーバ100から当該子フレーム用ページを読
み込む(S202)。
【0104】次に、クライアント300は、子フレーム
用ページを読み込むと、子フレーム用ページに埋め込ま
れたスクリプトに従って、意図した親フレーム用ページ
のURLを取得する(S203)。次に、クライアント
300は、自身のURLと、現在のウィンドウのURL
とが一致するか否かを判定し(S204)、一致しない
場合には(S204;NO)、S203で取得した意図
した親フレーム用ページのURLに子フレーム用ページ
のURLを引数として設定する(S205)。
【0105】次に、クライアント300は、S205で
引数が設定された意図した親フレーム用ページのURL
を、サーバ100に送信する(S206)。サーバ10
0は、引数に基づいて子フレーム用ページを組み込んだ
親フレーム用ページをコンテンツDB10から読み込
み、読み込んだ親フレーム用ページをクライアント30
0に送信する。最後に、クライアント300は、サーバ
100から親フレーム用ページを読み込み、これを表示
する(S207)。
【0106】以上によれば、意図した親フレーム用ペー
ジを再生する際に、子フレーム用ページのURLを引数
として渡しているので、ユーザが選択した子フレーム用
ページが指定されたフレーム内に表示されることにな
る。
【0107】図8は、子フレーム用ページに記載される
スクリプトの具体例を表したものである。図8では、ス
クリプト言語の例としてJavaScript(登録商
標)が用いられている。図8(a)のスクリプトには、
自身のURL(self.location)とウィンドウのURL
(top.location)とが一致する場合に、意図した親フレ
ームのURLを呼び出すためのプログラムが具体的に記
載されている。また、図8(b)は、意図した親フレー
ムのURLに子フレームのURLを引数としてセット
(top.location = parent_url+"?"+self.location)す
るためのプログラムが具体的に記載されている。
【0108】なお、上記実施の形態では、フレーム用ペ
ージがフレームに表示するために参照されたか否かの判
定を、子フレーム用ページのURLと、ブラウザの機能
により取得するウィンドウのURLとを比較することに
より行っているが、本発明はこれに限られない。例え
ば、親フレーム用ページのURLとブラウザの機能によ
り取得するウィンドウのURLとを比較してもよいし、
他の方法によって判定することも可能である。
【0109】また、上記実施の形態では、意図した親フ
レーム用ページを再生する際に、子フレーム用ページの
URLを引数として渡し、ユーザが選択した子フレーム
用ページが指定されたフレーム内に表示されるとしてい
るが、本発明はこれに限られない。意図した親フレーム
用ページを再生する際に、子フレーム用ページのURL
を引数として渡さずに、親フレーム用ページのURLの
みを引数と渡すことができる。この場合、当該親フレー
ムページに関連付けられた初期設定等により特定され
る、ある子フレーム用ページを親フレーム内に表示させ
ることも実施可能である。
【0110】なお、上記実施の形態では、引数がURL
に付加された文字列としてクライアント・サーバ間で通
信されるが、Cookie(ユーザがウェブサイトを訪
問したときに、そのウェブサイトがユーザのPCのハー
ドディスクに書き込む小さなデータファイル。ウェブサ
イトとユーザのインターネット閲覧ソフト(ブラウザ)
との間でやりとりされる情報を扱う。)を用いて引数を
通信することもできる。
【0111】(ブックマーク対策処理)次に、メニュー
項目ごとに親フレーム用ページが作成されている場合に
おいて、メニューがユーザによって選択された場合の処
理について説明する。
【0112】(第1のブックマーク対策処理)図9は、
ユーザがメニューを選択すると、このメニューに対応す
る親フレーム用ページを呼び出してウィンドウ全体を書
き換える場合の画面遷移の例を表した図である。図9
(a)は、ユーザがメニューを選択する前の初期画面で
あり、左フレームには、「メニューA」、「メニュー
B」および「メニューC」が表示されている。また、ウ
ィンドウには親フレームのファイル名(文字列)である
「http://...index.html」が表示されている。
【0113】ここで、ユーザが「メニューA」を選択す
ると、「メニューA」に対応する親フレーム用ページ
(index01.html)がサーバ100から読み込まれ、図9
(b)の画面に遷移する。図9(b)をみると、左フレ
ームには「メニューA」と、その下位のメニューである
「子a」、「子b」および「子c」が表示されるととも
に、右フレームには「メニューA」の対応する内容が表
示されている。そして、ウィンドウには新たに読み込ま
れた親フレームのファイル名(文字列)である「http:/
/...index01.html?[HILIGHT]4[OPENCLOSE]P4,P5[USERI
D]XXXX[URL]http://...」が表示されている。
【0114】ユーザは、右フレームに表示された内容が
気に入った場合には、このページをブックマークに登録
する。するとクライアント300のブラウザは、「メニ
ューA」に対応する親フレーム用ページを登録するの
で、次回、ユーザがブックマークを参照すると、図9
(b)のページが表示されることになる。
【0115】なお、図9(b)のウィンドウには、親フ
レーム用ページのURLに引数が続く文字列が表示され
ている(http://...index01.html?[HILIGHT]4[OPENCLOS
E]P4,P5[USERID]XXXX[URL]http://...)。この引数は、
メニューAが選択されたときのユーザの操作状態に関す
るパラメータであり、親フレーム用ページを読み出すと
きに、引数として設定される。この処理については、図
10にて説明する。
【0116】図10は、ユーザがメニューを選択した場
合に、本実施の形態に係る情報提供システムが、親フレ
ーム用ページを読み出してウィンドウ全体を書き換える
処理の流れを示すフローチャートである。なお、本実施
の形態では、上述したように、ユーザの操作状態を格納
するためのパラメータが予め設定されている。
【0117】パラメータの具体例としては、例えば、ユ
ーザの識別子、子フレームなどに該当する呼び出し用の
URL、さらに、メニューのハイライト表示や中間ハイ
ライト表示の範囲指定に関する値、メニューの階層表示
開閉状態やメニュー全体の表示非表示に関する値、そし
て、既述の、フレーム付きで呼ばれない子フレームを親
フレームを伴って再生する機能の動作スイッチ、などが
ある。
【0118】ユーザがメニューをクリックすると(S3
01)、クライアント300は、左フレームのページに
記載されたスクリプトを実行し、各種パラメータに現在
のユーザの操作状態に関する値を格納する(S30
2)。続いてクライアント300は、前記パラメータを
引数として付加した親フレーム用ページをサーバ100
から読み込む(S303)。
【0119】クライアント300は、親フレーム用ペー
ジを読み込むと、この親フレーム用ページに記載された
スクリプトを実行し、ステップS303にて引き継いだ
パラメータを付加して新たな左フレームのページを読み
込む(S304)。
【0120】次に、クライアント300は、新たな左フ
レームのページを読み込むと、この新たな左フレームの
ページに記載されたスクリプトを実行し、ステップS3
04にて引き継いだパラメータに基づいて、メニュー等
を構成する(S305)。また、クライアント300
は、ユーザが選択したメニューに対応する右フレームの
ページを読み込んで、これをフレームに表示する。
【0121】以上によれば、ステップS301にてユー
ザがメニューをクリックしたときの、ユーザの操作状態
が、パラメータとして左フレームから親フレームへ、親
フレームから新しい左フレームへと引き継がれるので、
ユーザの操作環境を損なうことなくウィンドウ全体を書
き換えることができる。そして、この結果、ユーザの意
図するページを正しくブックマークに登録することが可
能となるのである。
【0122】(第2のブックマーク対策処理) (第2のブックマーク対策処理)次に、第2のブックマ
ーク対策処理について説明する。上述したように本発明
では、ユーザの意図するページ(具体的には、ユーザの
操作状態を再現可能な引数として付加したURL)をブ
ックマークに登録させるため、ウィンドウ全体を書き換
えることとしている。しかしながら、ウィンドウ全体を
書き換える場合には、本来であれば書き換える必要のな
いフレーム用ページも改めて書き換えることになる。
【0123】例えば、上述した第1のブックマーク対策
処理では、左フレームに表示されたメニューがユーザに
選択されると、メニューに対応する親フレーム用ペー
ジ、左フレームに表示されるページ(以下、「左フレー
ム用ページ」という。)と、右フレームに表示されるペ
ージ(以下、「右フレーム用ページ」という。)が改め
て書き換えられる。ここで、右フレーム用ページは、メ
ニューに対応して書き換えられるべきページであるが、
左フレーム用ページは、基本的に書き換える必要のない
ページである。本実施形態において、左フレームに表示
されたメニューは、左フレーム用ページのスクリプトを
実行することにより書き換えられるため、新たなページ
をサーバから取得する必要がないからである。
【0124】ここで、書き換え後のフレーム用ページの
URLが、書き換え前のフレーム用ページのURLと全
く同じであれば、ブラウザに実装されたキャッシュの機
能が働くため、サーバに当該フレーム用ページの取得要
求を送信するとともに、ネットワークを経由して当該フ
レーム用ページを取得する必要がなくなる結果、表示速
度の低下等を回避することができる。しかし、第1のブ
ックマーク対策処理では、ウィンドウの表示状態(ユー
ザの操作状態)をパラメータとして左フレーム用ページ
のURLの一部に含んでいるため、書き換え後の左フレ
ームのURLと書き換え前のURLとが同一にはならな
い場合が多い。すなわち、左フレームの表示状態に関す
るパラメータを、左フレームから親フレームへ、親フレ
ームから新たな左フレームへ伝達するように構成する場
合には、上述したキャッシュによる効果を犠牲にしてし
まうことになる。
【0125】そこで、第1のブックマーク対策処理で
は、左フレーム用ページのURLの一部にパラメータを
引数として設定したが、第2のブックマーク対策処理で
は、パラメータを引数として設定すること自体を目的と
する子フレーム用ページ及びこれを表示するフレーム
(以下、「変数格納用フレーム」という。)を、新たに
設けることを特徴としている。すなわち、第2のブック
マーク対策処理では、ウィンドウの表示状態に関するパ
ラメータを、左フレームから親フレームへ、親フレーム
から変数格納用フレームへと引き継ぐとともに、左フレ
ームは変数格納用フレームに引き継がれたパラメータを
参照してメニュー等を構成する。
【0126】この変数格納用フレームは、ユーザに情報
を提示するためではなくパラメータを引数として格納す
ること自体を目的とするものであるから、ブラウザ上に
全く表示されないか、あるいは極度に狭い面積を有する
ように設定されることが望ましい。変数格納用フレーム
は、親フレームのページに記載されたスクリプトから参
照可能に構成されていれば十分だからである。また、こ
の変数格納用フレームに表示されるべき子フレーム用ペ
ージは、典型的には、容量が限りなく小さい(例えば1
バイトサイズ)HTMLファイルが該当する。
【0127】これによれば、パラメータは親フレームか
ら変数格納用フレームへと引き継がれるため、書き換え
後の左フレーム用ページのURLを、書き換え前の左フ
レーム用ページのURLと同一にすることができる。従
って、ウィンドウ全体の書き換えに伴い左フレーム用ペ
ージを書き換える場合には、キャッシュに格納された書
き換え前の左フレーム用ページを読み出すことができる
ので、キャッシュ効率を得られるようになる。また、変
数格納用のフレームに表示される子フレーム用ページ
は、容量が極端に小さいのでネットワークを通じて改め
て取得してもレスポンスが早い上に、変数格納用のフレ
ームはユーザが目視することが困難なように設定されて
いるので、ユーザの体感速度に影響を与えることを回避
することができるようになる。
【0128】以下、このように構成される第2のブック
マーク対策処理について詳細に説明する。
【0129】図17は、第2のブックマーク対策処理の
流れを示すフローチャートである。第2のブックマーク
対策処理では、上述したように、ウィンドウの表示状態
に関するパラメータを引数として格納するための変数格
納用フレームが新たに設定されている。なお、引数を任
意に設定することができる点などは、第1のブックマー
ク対策処理と同様である。
【0130】まず、左フレームの画面からユーザより所
定の入力が与えられると、具体的には、ユーザが左フレ
ームに表示されたメニューを選択すると(S501)、
クライアント300は、左フレームのページに記載され
たスクリプトを実行する。すなわち、クライアント30
0は、ユーザの操作状態を含むメニューの表示状態に関
する値をパラメータに格納すると(S502)、選択さ
れたメニューに対応する親フレーム用ページのURLに
前記パラメータを引数として付加し、親フレーム用ペー
ジ(HTMLデータ)の取得要求をサーバ100に送信
する(S503)。
【0131】次に、クライアント300は、親フレーム
用ページをサーバ100から取得すると(S504)、
この親フレーム用ページに記載されたスクリプトを実行
する。すなわち、クライアント300は、変数格納用フ
レームに表示するページのURLに、ステップS503
にて引き継いだパラメータを引数として付加する(S5
05)。そして、変数格納用フレームに表示するページ
の取得要求をサーバ100に送信する(S506)。こ
れにより、クライアント300は、変数格納用フレーム
に表示するページをサーバ100から取得する(S50
7)。
【0132】また、クライアント300は、親フレーム
用ページに記載されたスクリプトを実行して、左フレー
ムに表示するページの取得要求を実行する(S50
8)。ここで、左フレームに表示するページのURLに
は、ウィンドウ全体を書き換える前の左フレームに表示
されたページのURLと、同一のURLを指定すること
ができる。従って、クライアント300は、サーバ10
0に左フレームに表示するページの取得要求を送信する
前に、キャッシュから書き換え前の左フレームに表示さ
れたページを読み出すことができる。
【0133】左フレームに表示するページがキャッシュ
から読み出されると(S509)、クライアント300
は、この読み出された左フレームに表示されるページに
記載されたスクリプトを実行して、左フレームの画面を
生成する(S510)。具体的には、クライアント30
0は、変数格納用フレームに表示するページの位置情報
に付加されたパラメータを参照して、左フレーム用ペー
ジのメニュー等を構成する。
【0134】さらに、クライアント300は、親フレー
ム用ページに記載されたスクリプトを実行して、右フレ
ームに表示するページの取得要求を送信する(S51
1)。これにより、クライアント300は、右フレーム
に表示するページをサーバ100から取得する(S51
2)。右フレームに表示するページをサーバから取得す
ると、クライアント300は、この取得した右フレーム
に表示されるページに記載されたスクリプトを実行し
て、右フレームの画面を生成する(S513)。これに
より、右フレームの画面には、S501にてユーザによ
りクリックされたメニューに対応する内容が表示され
る。
【0135】なお、S501における左フレームに表示
されたメニューは、ユーザが左フレームの画面から所定
の入力を行うための入力手段の一例であるから、例え
ば、ユーザがメニューを選択する代わりに、文字や数字
等を入力するように構成することもできる。
【0136】また、上述した処理は、動作に矛盾が生じ
ない限り、処理の順序を入れ替えまたは並行動作するよ
うに構成してもよい。
【0137】図18は、第2のブックマーク対策処理に
おける画面遷移の例を示す図である。同図(a)に示す
ように、第2のブックマーク対策処理では、画面に4つ
の子フレームA1、A2、A3、及びA4を設定している。すな
わち、子フレーム(ヘッダフレーム)A1は、画面上部に
設定され、ヘッダー情報に関するページを表示するため
のものである。子フレーム(左フレーム)A2は、画面左
側に設定され、メニュー等に関するページを表示するた
めのものである。子フレーム(右フレーム)A3は、画面
右側に指定され、コンテンツの主となる内容に関するペ
ージを表示するためのものである。そして、子フレーム
(変数格納用フレーム)A4は、画面下側に設定され、パ
ラメータを引数として付与するためのものである。上述
したように、変数格納用フレームA4は、ユーザに情報を
提示するためではなくパラメータの格納自体を目的とし
て設定されるものであるから、ブラウザ上に全く表示さ
れないか、あるいは極度に狭い面積を有することが望ま
しい。なお、本実施形態では、変数格納用フレーム領域
のサイズを規定する値を0値と設定することにより、ユ
ーザが変数格納用フレームA4を認識することが困難とな
るようにしている。
【0138】次に、画面遷移について説明する。同図
(a)は、ユーザがメニューを選択する前の画面であ
り、左フレームA1には、「メニューA」、「メニュー
B」及び「メニューC」が表示されている。また、ブラ
ウザのウィンドウには、親フレームのファイル名(文字
列)である「http://www.abcde.com/」181aが表示
されている。
【0139】ユーザが「メニューA」を選択すると、パ
ラメータが引数として付与された親フレーム用ページ
(http://www.abcde.com/menuA/index.html?edcba=[GI
H]50)がサーバ100から取得され、ウィンドウ全体が
書き換えられることにより同図(b)に示す画面に遷移
する。
【0140】同図(b)によれば、左フレームB2には、
「メニューA」と、その下位のメニューである「子
a」、「子b」及び「子c」が表示されるとともに、右
フレームB3には、「メニューA」に対応する内容が表示
されている。そして、ブラウザのウィンドウには、新た
に読み込まれた親フレームのファイル名(文字列)であ
る「http://www.abcde.com/menuA/index.html?edcba=[G
IH]50」181bが表示されている。
【0141】ここで、ユーザが右フレームB3に表示され
たページの内容が気に入った場合には、このページをブ
ックマークに登録することを要求する。クライアント3
00のブラウザは、ブックマークの登録要求を受け付け
ると、親フレームのファイル名(文字列)である「htt
p://www.abcde.com/menuA/index.html?edcba=[GIH]50」
181bをページ情報として所定の領域に格納する。こ
れにより、次回、ユーザがブックマークを参照すると、
意図したとおり図18(b)のページが表示されること
になる。
【0142】ここで、新たに取得された親フレームのフ
ァイル名(文字列)181bをみると、親フレーム用ペ
ージのURLにウィンドウの表示状態に関するパラメー
タが引数として設定されていることがわかる。また、書
き換え前の変数格納用フレームA4のファイル名(文字
列)である「http://www.abcde.com/sys_frame/null.ht
ml?[GIH]1」182aと、書き換え後の変数格納用フレ
ームB4のファイル名(文字列)である「http://www.abc
de.com/sys_frame/null.html?[GIH]50」182bとを比
較すると書き換え後のパラメータ([GIH]50)は親フレ
ームのファイル名(文字列)181bに設定されたパラ
メータ([GIH]50)に変更されていることがわかる。
【0143】さらに、書き換え前の左フレームA2のファ
イル名(文字列)である「http://www.abcde.com/sys_f
rame/index_01.html」183aと、書き換え後の左フレ
ームB2のファイル名(文字列)である「http://www.ab
cde.com/sys_frame/index_01.html」183bとは、同
一であることがわかる。従って、左フレームB2に表示
されるページは、キャッシュから取り出すことができ
る。
【0144】図19は、フレームに表示されるページが
クライアント300に格納されている状態を説明するた
めの図である。同図に示すように、左フレームに表示さ
れるページには、メニュー等を表示するための所定のス
クリプトが記述されており、クライアント300のブラ
ウザが管理するキャッシュに格納されている。よって、
クライアント300が左フレームのページを書き換える
場合には、このキャッシュに格納されているデータを読
み出すことができるので、ネットワークを経由してサー
バ100から取得する必要がない。従って、左フレーム
のページを書き換えても、表示速度に影響を及ぼすこと
を回避することができる。
【0145】これに対し、変数格納用フレームに表示さ
れるページには、スクリプト等が記述されていないた
め、その容量が「1バイト」であることがわかる。クラ
イアント300が変数格納用フレームのページを書き換
える場合には、パラメータを付与してサーバ100から
当該ページを取得し直す必要があるが、このページの容
量は上述したように非常に小さいため、ユーザの体感速
度に影響を与えることなく当該ページを取得する事がで
きる。
【0146】図20は、クライアント300のブラウザ
上に表示されたウィンドウ画面の一例を示す図である。
同図に示すように、ウィンドウ画面は4つのフレーム
(ヘッダフレーム、右フレーム、左フレーム、変数格納
用フレーム)に区切られており、変数格納用フレーム2
01は、画面の下端部にユーザが認識することが困難な
ように表示されているため、ユーザに違和感を与えるこ
となく、ウィンドウ全体を書き換えることができる。
【0147】なお、本実施形態では、変数格納用フレー
ムを画面の下端部に設定することとしたが、本発明はこ
れに限られず、変数格納用フレームのサイズや位置等の
構成は任意にこれを設定することができる。例えば、変
数格納用フレームが画面の左端部に位置するように設定
してもよい。
【0148】以上のように、第2のブックマーク対策処
理によれば、パラメータを引数として設定すること自体
を目的とする変数格納用フレームを新たに設けることと
したので、ユーザの目に触れるフレーム用ページからウ
ィンドウ画面を制御するパラメータを分離することがで
きるようになる。また、書き換える必要のないフレーム
用ページについては、キャッシュを利用して書き換える
ことができるので、表示速度の低下を防止することがで
きる。さらに、変数格納用フレームは、ユーザの目に触
れないようにウィンドウ画面を構成しているので、書き
換えの際に表示がちらついて見づらくなることを回避す
るとともに、変数格納用フレームに表示されるページは
容量が限りなく小さく作成されるので、サーバから読み
直してもレスポンスが遅くなる場合は少ない。
【0149】さらにまた、Webブラウザでは、スクリ
プトによるフレーム間参照について、セキュリティ上の
理由から所定条件下で警告を出すように構成している場
合がある。具体的には、スクリプトが、自身が記述され
ているフレーム用ページのドメインと異なるドメインの
フレーム用ページを参照すると、ブラウザ上で警告が出
てしまう場合があるのである。しかしながら、第2のブ
ックマーク対策処理においては、変数格納用フレームに
表示するページを、スクリプトが記述された左フレーム
用ページと同じドメインに置いて管理することができる
ので、セキュリティ上の警告が出ることも回避すること
ができるようになる。
【0150】なお、上記実施の形態では、引数がURL
に付加された文字列としてクライアント・サーバ間で通
信されるが、Cookieを用いて引数を通信すること
もできる。
【0151】また、引数は任意にこれを設定することが
できる。ファイル名、即ちURLの文字列において、引
数は、ネットワーク上の位置情報の表記(http://...in
dex01.html)に続き且つ“?”マークによる境界以降に
示される文字列として特定される情報からなる。即ち、
上述のファイル名の場合、引数は、パラメータ“[HILIG
HT]4”、パラメータ“[OPENCLOSE]P4,P5”、パラメータ
“[USERID]XXXX”からなる。この引数は、メニュー表示
用のフレームの表示状態、即ちメニュー表示用のフレー
ムに対するユーザ操作状態を表わすことができる。
【0152】具体的には、パラメータ“[HILIGHT]4”
は、例えばメニュー上に4つの選択肢が表示される場
合、第4選択肢が選択状態(活性化状態)にあることを
示している。選択肢が選択状態に設定されると、その選
択肢に従属する下位選択肢が存在する場合、その下位選
択肢をメニュー表示用フレーム上に表示することができ
る。この場合、パラメータ“[OPENCLOSE]P4,P5”は、第
4選択肢に従属する下位選択肢P4,P5が表示状態にある
ことを示している。下位選択肢P4,P5に従属する更なる
下位選択肢が存在する場合、これらのパラメータを用い
て更なる階層構造を表わすことができる。なお、パラメ
ータ“[USERID]XXXX”は、ユーザを特定する識別子から
なる。
【0153】また、引数は、メニュー表示に係るフレー
ムの表示状態を表わす以外に、フレームの選択及び開閉
に係るフレームの表示状態を表わすこともできる。この
場合、パラメータ“[HILIGHT]”は、直前に表記された
位置情報により特定されるフレームの、選択状態(活性
化状態)を示すことができる。例えば、フレーム(子フ
レーム)を特定するユニークデータ“F4”に対応する子
フレームが選択状態にある場合、パラメータ“[HILIGH
T]F4”というような表記がなされる。また、パラメータ
“[OPENCLOSE]”は、この子フレームの開閉状態を表わ
すことができる。例えば、この子フレームF4が閉じた状
態に設定される場合、パラメータ“[OPENCLOSE]F4”と
いうような表記がなされる。なお、パラメータ“[OPENC
LOSE]”に表記されないフレームは、開いた状態に設定
される。フレームが閉じた状態とは、例えばフレームの
存在を表わし且つ拡大表示指示を受け付けることができ
るアイコン化表示(メニューバー表示)がなされる状態
を意味する。フレームが開いた状態とは、例えばフレー
ム内の表示内容が表示される。
【0154】(メニューファイルの分割処理)図11
は、メニューファイルが分割されている場合において、
ユーザがメニューを選択した場合の画面遷移の例を表す
図である。図11(a)は、ユーザがメニューを選択す
る前の初期画面であり、左フレームには「親メニュー
1」「親メニュー2」「親メニュー3」のみが表示され
ている。各親メニューは、子メニューをそれぞれ有して
いるが、初期表示時に子メニューは省略されていること
がわかる。また、子メニューは表示が省略されているだ
けでなく、各データもファイル(INDEX_123.html)に保
有されていないので、仮に子メニューが多い場合であっ
ても、表示パフォーマンスの低下を防止することができ
る。
【0155】ここで、ユーザが「親メニュー1」を選択
すると、「親メニュー1」に対応するメニューファイル
(INDEX_01.html)がサーバ100から読み込まれ、図
11(b)の画面に遷移する。図11(b)は、第一階
層の親のメニューデータも省略される場合の画面であ
る。
【0156】図11(b)をみると、左フレームには、
「親メニュー1」とこれに紐づく「子1−1」「子1−
2」「子1−3」、および「親メニュー3」が表示され
ているが、図11(a)で表示されていた「親メニュー
2」が省略されていることがわかる。
【0157】「親メニュー1」と「親メニュー2」は、
相互に関連性の薄いメニューであるため、「親メニュー
1(例:サッカー)」が選択されると、「親メニュー2
(例:野球)」が省略される構成になっているのであ
る。「親メニュー2」のメニューは表示されないととも
に、データも持たないのでファイルのデータが軽減さ
れ、表示パフォーマンスを向上することができる。
【0158】図12は、定義ファイル11のデータ構造
の一部を表した図である。定義ファイル11は、分割フ
ァイル作成手段4が分割ファイルを自動生成する場合に
主に使用するもので、メニューが選択された場合に参照
する分割ファイルの名称と、その分割ファイルに含まれ
るメニューの内容とが定義されている。
【0159】具体的には、例えば、「メニュー名称」、
「ファイル分割参照」、「パターン定義」などの項目が
設けられている。「ファイル分割参照」は、メニューが
選択された場合に、どの分割ファイルを見に行くか定義
するためのものであり、「パターン定義」に記載された
パターン名が書きこまれる。「パターン定義」は、メニ
ューの有無や子・孫の要素を包括するか否かの設定をす
るためのものであり、本実施の形態では4種類の値を設
けている。
【0160】具体的には、「1」は第二階層以下のメニ
ューを分割ファイルに書き込むことを意味し、「2」は
第一階層のメニュー自体を消すことを意味し、「空白=
NULL」は第二階層以下のメニューデータを分割ファ
イルに持たないことを意味する。また、「z」は、全て
のメニューを分割ファイルに持つことを意味する。
【0161】「親メニュー1」を例に説明すると、「親
メニュー1」が選択された場合には、「ファイル分割参
照」に「a」が記憶されているので、パターン定義
「a」に基づいて作成された分割ファイルを参照する。
パターン定義「a」をみると、「親メニュー1」には
「1」が、「親メニュー2」には「2」が、「親メニュ
ー3」には「空白=NULL」がそれぞれ設定されてい
る。よって、「親メニュー1」は、第二階層(子)以下
のメニューが分割ファイルに書き込まれ、「親メニュー
2」は、第一階層(親)のメニュー自体が消され、「親
メニュー3」は、第二階層(子)以下のメニューデータ
を持たないように分割ファイルが構成される。従って、
パターン定義(a)の分割ファイルが読み込まれると、
図11(b)に示すメニュー構成となる。
【0162】また、パターン定義の値として「z」を設
定することができる。例えば「親メニュー3」に「サイ
トマップ」が割り当てられているような場合は、「親メ
ニュー3」の表示が選択されると、パターン定義「z」
の設定に応じて、「サイトマップ」の表示に必要な全て
の表示要素、即ち全ての階層のメニュー要素が入った構
成を表示させることができる。
【0163】図13は、ファイルが分割されているメニ
ューをユーザが選択した場合の処理の流れを示すフロー
チャートである。ユーザがメニューを選択すると(S4
01)、クライアント300は、左フレームのページに
書き込まれたスクリプトを実行し、各種パラメータに現
在のユーザの操作状態に関する値を格納する(S40
2)。
【0164】次に、クライアント300は、メニューに
対応する分割ファイルのURLに前記パラメータを引数
として付加し、分割ファイルをサーバ100から読み込
む(S403)。クライアント300は、分割ファイル
を読み込むと、当該分割ファイルに設定されたメニュー
データと、ステップS403にて引き継いだパラメータ
とに基づいて、メニュー画面を構成し表示する(S40
4)。
【0165】以上によれば、メニューの初期表示時に
は、親メニューのみを表示することにより、ファイルの
データ量を軽減し、表示パフォーマンスの向上を図るこ
とができる。さらに、ユーザが所望するメニューを選択
した場合には、選択されたメニューと関連の薄い他のメ
ニューが隠蔽されるので、ユーザの体感速度を損なうこ
となく、かつユーザの意図に応じたナビゲーションを随
時提供することが可能となるのである。
【0166】なお、本実施の形態では、「親」と「子」
からなるメニュー構成について説明したが、本発明はこ
れに限られず、メニューが3階層またはそれ以上の場合
であっても適用することが可能である。また、階層メニ
ュー以外にも、画像や文字入力フォーム、プルダウンメ
ニューといった様々な機能的メニュー要素(とその操作
状態を示すパラメータ)を含むメニュー構成について
も、当該メニューファイルの分割処理は好適である。
【0167】また、本実施の形態では、メニューがフレ
ームに表示される場合について説明したが、本発明はこ
れに限られず、メニューがフレームを使用していないペ
ージ、例えばトップページのようにメニュー項目が多く
なりやすいページに表示される場合についても適用する
ことができる。
【0168】さらにまた、上記実施の形態では、フレー
ムが使用されているウインドウについて説明したが、本
発明はこれに限られず、例えば、表示が入れ子状態にな
っているレイアウトについて適用することも可能であ
る。すなわち、表示領域がA、B、C、D、Eに分割され
ている場合において、A及びBの表示を変えずにC、
D、Eについて本発明を適用することも可能である。
【0169】
【発明の効果】本発明によれば、子フレーム用ページの
URLを記載した中継用リンクページと、この中継用リン
クページへのリンクを所定のページに設定することとし
たので、ロボット型サーチエンジンが前記所定のページ
にアクセスすると、中継用リンクページを介して子フレ
ーム用ページにアクセスすることが可能になる。
【0170】さらにまた、本発明によれば、子フレーム
用ページがフレームと無関係に単独で読み込まれた場合
には、作成者の意図する親フレーム用ページを再生する
こととしたので、子フレーム用ページがサーチエンジン
に登録された場合であっても、子フレーム用ページを作
成者の意図に従って表示することができる。
【0171】さらにまた、本発明によれば、メニューが
選択されるとこれに対応する親フレーム用ページがウィ
ンドウ全体に読み込まれることとしたので、ユーザの意
図するページをブックマークに登録することが可能とな
る。
【0172】さらにまた、本発明によれば、メニューフ
ァイルをグループごとに分割することとしたので、大量
のメニュー群を表示するような場合であっても、表示パ
フォーマンスの低下を回避することができる。
【0173】さらにまた、本発明によれば、ユーザが特
定のメニューを選択している場合には、関連の薄い他の
メニューを表示しないこととしたので、大量の情報と統
一的かつ操作性の高い画面レイアウトおよび表示スピー
ドのバランスを、高い次元で維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロボット型サーチエンジンに子フレーム用ペ
ージを参照させるための仕組みを説明するための図であ
る。
【図2】 子フレーム用ページが、フレーム内ページと
してではなく参照された場合に、フレーム全体を再生し
て表示する仕組みを説明するための図である。
【図3】 本実施の形態に係る情報提供システムの構成
を機能的に表したものである。
【図4】 定義ファイル11のデータ構造を表した図で
ある。
【図5】 手動設定ファイル12のデータ構造を表した
図である。
【図6】 中継用リンクページのデータ構造を表したも
のである。
【図7】 本実施の形態に係る情報提供システム100
が、親フレームを再生する処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図8】 子フレーム用ページに記載されるスクリプト
の具体例を表したものである。
【図9】 選択されたメニューに対応する親フレーム用
ファイルを呼び出して、ウィンドウ全体を書き換える場
合の画面遷移の例を表した図である。
【図10】 選択されたメニューに対応する親フレーム
用ファイルを読み出して、ウィンドウ全体を書き換える
場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】 メニューのグループごとにメニューファイ
ルが分割されている場合に、ユーザがメニューを選択し
た場合の画面遷移の例を表す図である。
【図12】 定義ファイル11のデータ構造の一部を表
した図である。
【図13】 ファイルが分割されているメニューを、ユ
ーザが選択した場合の処理の流れを示すフローチャート
である。
【図14】 ロボット型サーチエンジンがWeb上のペ
ージを自動的に収集していく様子を説明するための図で
ある。
【図15】 フレームを使用したウィンドウの例であ
る。
【図16】 ページにフレーム機能が使用されている場
合には、フレーム内のページの情報を参照しない様子を
説明するための図である。
【図17】 第2のブックマーク対策処理の流れを示す
フローチャートである。
【図18】 第2のブックマーク対策処理における画面
遷移の例を示す図である。
【図19】 フレームに表示されるページがクライアン
ト300に格納されている状態を説明するための図であ
る。
【図20】 クライアント300のブラウザ上に表示さ
れたウィンドウ画面の一例を示す図である。
【符号の説明】 1…中継用リンクページ作成手段 2…フレーム再生手段A 3…フレーム再生手段B 4…分割ファイル作成手段 10…コンテンツDB 11…定義ファイル 12…手動設定ファイル 100…情報提供サーバ 200…サーチエンジン 300…クライアント 400…通信網

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示領域を分割して構成されるフレーム
    領域に表示されるべきフレームページデータが前記フレ
    ーム領域に表示されるために取得されたか否かを判定す
    る機能と、 前記フレームページデータが前記フレーム領域に表示さ
    れるために取得されていないと判定した場合には、前記
    フレーム領域と前記フレーム領域に表示されるべきフレ
    ームページデータとを定義したページデータを取得する
    機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記判定する機能は、 前記フレームページデータのネットワーク上の位置情報
    と、ウィンドウが取得するネットワーク上の位置情報と
    が一致する場合には、前記フレームページデータが前記
    フレーム領域に表示されるために取得されていないと判
    定することを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 【請求項3】 前記ページデータを取得する機能は、 前記ページデータのネットワーク上の位置情報と、前記
    フレームページデータのネットワーク上の位置情報とに
    基づいて、前記フレームページデータをフレーム領域に
    表示するように定義したページデータを取得することを
    特徴とする請求項1または2記載のプログラム。
  4. 【請求項4】 表示領域を分割して構成されるフレーム
    領域に表示されるべきフレームページデータが前記フレ
    ーム領域に表示されるために取得されたか否かを判定す
    る機能と、前記フレームページデータが前記フレーム領
    域に表示されるために取得されていないと判定した場合
    には、前記フレーム領域と前記フレーム領域に表示され
    るべきフレームページデータとを定義したページデータ
    を取得する機能と、をクライアントに実現させるための
    プログラムを格納したフレームページデータを、クライ
    アントに送信する手段と、 前記クライアントから前記ページデータの送信要求を受
    信すると、前記ページデータをクライアントに送信する
    手段と、を備えることを特徴とするサーバ。
  5. 【請求項5】 表示領域を分割して構成されるフレーム
    領域に表示されるべきフレームページデータが前記フレ
    ーム領域に表示されるために取得されたか否かを判定す
    る機能と、前記フレームページデータが前記フレーム領
    域に表示されるために取得されていないと判定した場合
    には、前記フレーム領域と前記フレーム領域に表示され
    るべきフレームページデータとを定義したページデータ
    を取得する機能と、をクライアントに実現させるための
    プログラムを一部に格納したフレームページデータを、
    サーバから取得する手段と、 取得したフレームページデータに格納されたプログラム
    を実行することにより、前記フレームページデータが前
    記フレーム領域に表示されるために取得されたか否かを
    判定し、前記フレームページデータが前記フレーム領域
    に表示されるために取得されていないと判定した場合に
    は、前記フレーム領域と前記フレーム領域に表示される
    べきフレームページデータとを定義したページデータを
    サーバから取得する手段と、を備えることを特徴とする
    クライアント。
  6. 【請求項6】 表示領域を分割して構成されるフレーム
    領域に表示されるべきフレームページデータが前記フレ
    ーム領域に表示されるために取得されたか否かを判定す
    る手段と、 前記フレームページデータが前記フレーム領域に表示さ
    れるために取得されていないと判定された場合には、前
    記フレーム領域と前記フレーム領域に表示されるべきフ
    レームページデータとを定義したページデータを取得す
    る手段と、を備えることを特徴とする情報提供システ
    ム。
  7. 【請求項7】 表示領域を分割して構成されるフレーム
    領域に表示されるべきフレームページデータが前記フレ
    ーム領域に表示されるために取得されたか否かを判定
    し、 前記フレームページデータが前記フレーム領域に表示さ
    れるために取得されていないと判定した場合には、前記
    フレーム領域と前記フレーム領域に表示されるべきフレ
    ームページデータとを定義したページデータを取得する
    ことを特徴とする情報提供方法。
  8. 【請求項8】 表示領域を分割して構成されるフレーム
    領域に表示されるべきフレームページデータのネットワ
    ーク上の位置情報を記述した第一のページデータと、 前記第一のページデータへのリンクが設定されたページ
    データであって、予め設定された収集プログラムに従っ
    て情報を収集するサーチエンジンがアクセス可能に構成
    された第二のページデータと、を備え、 前記第二のページデータに設定されたリンクは、画像デ
    ータに設定されることを特徴とするサーバ。
  9. 【請求項9】 表示領域を分割して構成されるフレーム
    領域に表示されるべきフレームページデータのネットワ
    ーク上の位置情報を記述した第一のページデータと、前
    記第一のページデータへのリンクが設定されたページデ
    ータであって、予め設定された収集プログラムに従って
    情報を収集するサーチエンジンがアクセス可能に構成さ
    れた第二のページデータと、を用いて情報を提供する情
    報提供方法であって、 予め設定された検索プログラムに従って情報を収集する
    サーチエンジンが前記第二のページデータにアクセスす
    ると、 前記第二のページデータに設定されたリンクを取得して
    前記第一のページデータにアクセスし、前記第一のペー
    ジデータに記述された前記フレームページデータのネッ
    トワーク上の位置情報を取得して前記フレームページデ
    ータにアクセスすることにより、前記フレームページデ
    ータを前記サーチエンジンのデータベースに登録させる
    ことを特徴とする情報提供方法。
  10. 【請求項10】 表示領域を分割して構成されるフレー
    ム領域に表示されるべきフレームページデータのネット
    ワーク上の位置情報と、前記フレームページデータの表
    示状態を表す引数とから、前記フレームページデータが
    表示されるときに参照される文字列を生成する機能をコ
    ンピュータに実現させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】 前記引数は、前記表示領域を参照する
    ユーザによる操作状態及び/又はユーザの識別子を表わ
    すパラメータからなり、前記文字列は、前記ネットワー
    ク上の位置情報に対応するURLの文字列を表わすこと
    を特徴とする請求項10記載のプログラム。
  12. 【請求項12】 表示領域を分割して構成されるフレー
    ム領域に表示されるべきフレームページデータのネット
    ワーク上の位置情報と、前記フレームページデータの表
    示状態を表す引数とから、前記フレームページデータが
    表示されるときに参照される文字列を生成する方法。
  13. 【請求項13】 前記引数は、前記表示領域を参照する
    ユーザによる操作状態及び/又はユーザの識別子を表わ
    すパラメータからなり、前記文字列は、前記ネットワー
    ク上の位置情報に対応するURLの文字列を表わすこと
    を特徴とする請求項12記載の情報提供方法。
  14. 【請求項14】 上位メニューデータと下位メニューデ
    ータとから構成されるメニューデータのうち複数の上位
    メニューデータが記述された第一のページデータを表示
    する機能と、 表示された複数の上位メニューデータから所定の上位メ
    ニューデータが選択されると、予め設定された条件に従
    って前記所定の上位メニューデータに対応する下位メニ
    ューデータが記述され他の上位メニューデータが記述あ
    るいは削除された第二のページデータを取得する機能
    と、をコンピュータに実現させるプログラム。
  15. 【請求項15】 前記プログラムは、前記表示された複
    数の上位メニューデータから所定の上位メニューデータ
    が選択されると、ユーザの操作状態に関するパラメータ
    を引数として付与して前記第二のページデータを取得
    し、 前記第二のページデータが取得されると、前記付与され
    たパラメータに基づいて前記下位メニューデータを表示
    する表示機能を更に有することを特徴とする請求項14
    記載のプログラム。
  16. 【請求項16】 前記上位メニューデータおよび前記下
    位メニューデータは、表示領域を分割して構成されるフ
    レーム領域に表示されることを特徴とする請求項14ま
    たは15記載のプログラム。
  17. 【請求項17】 上位メニューデータと下位メニューデ
    ータとから構成されるメニューデータのうち複数の上位
    メニューデータが記述された第一のページデータを取得
    してこれを表示し、 表示された複数の上位メニューデータから所定の上位メ
    ニューデータが選択されると、予め設定された条件に従
    って前記所定の上位メニューデータに対応する下位メニ
    ューデータが記述され他の上位メニューデータが記述あ
    るいは削除された第二のページデータを取得してこれを
    表示することによりメニューを表示する方法。
  18. 【請求項18】 上位メニューデータと下位メニューデ
    ータとから構成されるメニューデータのうち複数の上位
    メニューデータを記述した第一のページデータをクライ
    アントに送信する手段と、 前記クライアントから、表示された複数の上位メニュー
    データから所定の上位メニューデータが選択された旨を
    受信すると、予め設定された条件に従って前記所定の上
    位メニューデータに対応する下位メニューデータが記述
    され他の上位メニューデータが記述あるいは削除された
    第二のページデータを前記クライアントに送信する手段
    と、を備えることを特徴とするサーバ。
  19. 【請求項19】 上位メニューデータと下位メニューデ
    ータとから構成されるメニューデータのうち複数の上位
    メニューデータを記述した第一のページデータを表示す
    る手段と、 前記表示された複数の上位メニューデータから所定の上
    位メニューデータが選択されると、予め設定された条件
    に従って前記所定の上位メニューデータに対応する下位
    メニューデータが記述され他の上位メニューデータが記
    述あるいは削除された第二のページデータをサーバから
    受信する手段と、を備えることを特徴とするクライアン
    ト。
  20. 【請求項20】 表示領域を分割して構成されるフレー
    ム領域に表示されるべきフレームページデータが前記フ
    レーム領域に表示されるために取得されたか否かを判定
    し、前記フレームページデータが前記フレーム領域に表
    示されるために取得されていないと判定した場合には、
    前記フレーム領域と前記フレーム領域に表示されるべき
    フレームページデータとを定義したページデータを取得
    して、前記フレームページデータをフレーム領域に表示
    する第一のフレーム再生手段と、 表示領域を分割して構成される第一のフレーム領域に表
    示されたメニューが選択されると、前記第一のフレーム
    領域にメニューを表示するための第一のフレームページ
    データと、表示領域を分割して構成される第二のフレー
    ム領域に前記メニューに対応する内容を表示するための
    第二のフレームページデータとを定義したページデータ
    を、ユーザの操作状態に関するパラメータを引数として
    付与して取得し、前記ページデータが取得されると前記
    ページデータに定義された第一のフレームページデータ
    を前記パラメータを引数として付与して取得し、前記第
    一のフレームページデータが取得されると前記付与され
    たパラメータに従って前記第一のフレームページデータ
    を第一のフレーム領域に表示する第二のフレーム再生手
    段と、 上位メニューデータと下位メニューデータとから構成さ
    れるメニューデータのうち複数の上位メニューデータが
    記述された第一のページデータを表示し、この表示され
    た複数の上位メニューデータから所定の上位メニューデ
    ータが選択されると、予め設定された条件に従って前記
    所定の上位メニューデータに対応する下位メニューデー
    タが記述され他の上位メニューデータが記述あるいは削
    除された第二のページデータを取得して表示するメニュ
    ー表示手段と、を備えることを特徴とする情報提供シス
    テム。
  21. 【請求項21】 第1のフレームページデータが表示さ
    れた第1のフレーム領域の画面にてユーザから所定の入
    力が与えられた場合に、 前記第1のフレームページデータの表示状態に関するパ
    ラメータを第2のフレーム領域に表示すべき第2のフレ
    ームページデータのネットワーク上の位置情報に付加
    し、この付加した文字列に基づいて前記第2のフレーム
    ページデータを取得し、 前記第1のフレーム領域に表示されるべき第1のフレー
    ムページデータを取得して、この取得した第1のフレー
    ムページデータを前記取得された第2のフレームページ
    データの文字列に含まれる前記パラメータを参照して前
    記第1のフレーム領域に表示し、 前記所定の入力に対応する第3のフレームページデータ
    を取得して、この取得した第3のフレームページデータ
    を第3のフレーム領域に表示することを特徴とするフレ
    ームページデータの表示方法。
  22. 【請求項22】 前記第1のフレームページデータが表
    示された第1のフレーム領域の画面にてユーザから所定
    の入力が与えられた場合に、前記所定の入力に基づく所
    定の値を前記第1のフレームページデータの表示状態に
    関するパラメータとして設定することを特徴とする請求
    項21記載のフレームページデータの表示方法。
  23. 【請求項23】 表示領域を分割して構成されるフレー
    ム領域にフレームページデータを表示する機能をコンピ
    ュータに実現させるためのプログラムであって、前記プ
    ログラムは、 第1のフレームページデータが表示された第1のフレー
    ム領域の画面にてユーザから所定の入力が与えられた場
    合に、 前記第1のフレームページデータの表示状態に関するパ
    ラメータを第2のフレーム領域に表示すべき第2のフレ
    ームページデータのネットワーク上の位置情報に付加
    し、この付加した文字列に基づいて前記第2のフレーム
    ページデータを取得する機能と、 前記第1のフレーム領域に表示されるべき第1のフレー
    ムページデータを取得して、この取得した第1のフレー
    ムページデータを前記取得された第2のフレームページ
    データの文字列に含まれる前記パラメータを参照して前
    記第1のフレーム領域に表示する機能と、 前記所定の入力に対応する第3のフレームページデータ
    を取得して、この取得した第3のフレームページデータ
    を第3のフレーム領域に表示する機能とを有することを
    特徴とするプログラム。
  24. 【請求項24】 前記第1のフレームページデータが表
    示された第1のフレーム領域の画面にてユーザから所定
    の入力が与えられた場合に、前記所定の入力に基づく所
    定の値を前記第1のフレームページデータの表示状態に
    関するパラメータ設定する機能を更に有することを特徴
    とする請求項23記載のプログラム。
JP2001395857A 2001-05-31 2001-12-27 情報提供システム、情報提供方法及びプログラム Ceased JP2003050765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001395857A JP2003050765A (ja) 2001-05-31 2001-12-27 情報提供システム、情報提供方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001164663 2001-05-31
JP2001-164663 2001-05-31
JP2001395857A JP2003050765A (ja) 2001-05-31 2001-12-27 情報提供システム、情報提供方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003050765A true JP2003050765A (ja) 2003-02-21

Family

ID=26616085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001395857A Ceased JP2003050765A (ja) 2001-05-31 2001-12-27 情報提供システム、情報提供方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003050765A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004102399A1 (ja) * 2003-05-16 2004-11-25 Masayuki Sonobe オブジェクト付加表示方法,ならびにオブジェクト付加表示を行うオブジェクトおよび広告
JP2005242772A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Vision Arts Kk メニューバー提供方法及び情報閲覧画面構成ファイル作成プログラム
JP2006106974A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Toshiba Corp ネットワーク家電制御システム
JP2009176231A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Casio Comput Co Ltd クライアント装置およびクライアント制御プログラム
JP2009266091A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Cyworld Japan Co Ltd プログラムおよびそのプログラムを用いたデータ表示方法
JP2011170683A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Yahoo Japan Corp Webシステム、方法及びプログラム
US8566723B2 (en) 2005-05-11 2013-10-22 Sony Corporation Menu bar providing method and information browsing screen configuration file creation program
WO2021143338A1 (zh) * 2020-01-17 2021-07-22 北京字节跳动网络技术有限公司 直播间页面的加载方法、装置、终端、服务器及存储介质
JP7503685B1 (ja) 2023-04-27 2024-06-20 三菱電機Itソリューションズ株式会社 埋込プログラム、画面表示プログラム及び画面表示方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004102399A1 (ja) * 2003-05-16 2004-11-25 Masayuki Sonobe オブジェクト付加表示方法,ならびにオブジェクト付加表示を行うオブジェクトおよび広告
JP2005242772A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Vision Arts Kk メニューバー提供方法及び情報閲覧画面構成ファイル作成プログラム
JP2006106974A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Toshiba Corp ネットワーク家電制御システム
US8566723B2 (en) 2005-05-11 2013-10-22 Sony Corporation Menu bar providing method and information browsing screen configuration file creation program
JP2009176231A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Casio Comput Co Ltd クライアント装置およびクライアント制御プログラム
JP2009266091A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Cyworld Japan Co Ltd プログラムおよびそのプログラムを用いたデータ表示方法
JP2011170683A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Yahoo Japan Corp Webシステム、方法及びプログラム
WO2021143338A1 (zh) * 2020-01-17 2021-07-22 北京字节跳动网络技术有限公司 直播间页面的加载方法、装置、终端、服务器及存储介质
US11936922B2 (en) 2020-01-17 2024-03-19 Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd. Live streaming room page loading method and apparatus, and terminal, server and storage medium
JP7503685B1 (ja) 2023-04-27 2024-06-20 三菱電機Itソリューションズ株式会社 埋込プログラム、画面表示プログラム及び画面表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220100947A1 (en) Systems and methods for sharing user generated slide objects over a network
US10275433B2 (en) Remote browsing and searching
US9253284B2 (en) Historical browsing session management
US9195750B2 (en) Remote browsing and searching
US8849802B2 (en) Historical browsing session management
JP4565004B2 (ja) パーソナル化ポータルとウェブコンテンツシンジケーションとの一体化
US20020124022A1 (en) Method and apparatus for processing web documents using multi-browse function
US20130080577A1 (en) Historical browsing session management
AU2016202333B2 (en) Historical browsing session management
US20130080576A1 (en) Historical browsing session management
US20070276811A1 (en) Graphical User Interface for Displaying and Organizing Search Results
US20040098467A1 (en) Methods and systems for implementing a customized life portal
US20040098451A1 (en) Method and system for modifying web content for display in a life portal
US9336321B1 (en) Remote browsing and searching
US9092405B1 (en) Remote browsing and searching
JP2003050765A (ja) 情報提供システム、情報提供方法及びプログラム
US20130132820A1 (en) Web browsing tool delivering relevant content
KR20050084999A (ko) 인터넷상의 맞춤식 라이프 포탈

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051102

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20051108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060308

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060329

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20060721