JP2003050046A - 空気調和装置の風向調整装置 - Google Patents

空気調和装置の風向調整装置

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JP2003050046A JP2002186593A JP2002186593A JP2003050046A JP 2003050046 A JP2003050046 A JP 2003050046A JP 2002186593 A JP2002186593 A JP 2002186593A JP 2002186593 A JP2002186593 A JP 2002186593A JP 2003050046 A JP2003050046 A JP 2003050046A
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薫 山本
Kunio Matsushita
国生 松下
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賢一 海野
Satoru Koto
悟 古藤
Kiyoshi Sakuma
清 佐久間
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孝行 吉田
Hiromi Sano
裕美 佐野
Katsuyuki Aoki
克之 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成であって容易に製作、組立でき、
またベーンが円滑に回動動作すると共にベーン箇所の騒
音が少ない空気調和機の風向変更装置を得る。 【解決手段】 枢持軸受(210)を介して吹出口(201)の内
壁(202)に枢着され吹出口(201)の両側の端部に、それぞ
れ第1種ベーン(231)及び第2種ベーン(232)を設ける。
そして、これらのベーンの中間位置に複数枚の第3種ベ
ーン(223)を配置して、連結腕(214)によって第1種ベー
ン(231)、第2種ベーン(232)及び第3種ベーン(223)を
連結する。これにより、ベーンの種類を減少し、ベーン
の開度が順次変化する機構を簡単な構成によって実現
し、製作及び組立を簡易化できて製造費を節減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吹出口に設けられる空
気調和装置の風向調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15〜図17は、例えば実開昭58−
69735号公報に示された従来の空気調和装置の風向
調整装置を示す図で、図15は空気調和装置本体の斜視
図、図16は図15の横断面図、図17は同じく図15
の縦断面図である。図中、(1)は空気調和装置本体、(2)
は本体(1)の前面を覆い吸込口(3)を有する前面パネル、
(4)は本体(1)の前面下部に開口を有する吹出口、(5)は
吸込口(3)に面して配置された熱交換器、(6)は本体(1)
内に設けられ、風路(13)を形成するケーシング、(7)は
吹出口(4)に設けられ左右端部に装着された軸(16)によ
り前面パネル(2)の左右側壁(11)(15)に枢着され風向を
水平、直下および斜めの各方向に変換するチェンジベー
ン、(8)は吹出ノズル(9)の左右辺部の壁(10)(14)間に複
数枚並設され枢軸(17)で枢持され、風向を左右に変換す
るガイドベーン、(9)はケーシング(6)の下方に配置さ
れ、ケーシング(6)と共に風路を形成する吹出ノズル、
(12)は風路(13)の吹出口(4)側に設置され、電動機(18)
で駆動される送風機、(19)は軸(16)に係止されたコイル
ばねである。また、図18は図17の右側ガイドベーン
付近の詳細説明図、図19は図18に示したガイドベー
ンの斜視図である。図中、(20)は軸(21)でガイドベーン
(8)に枢着され、複数のガイドベーン(8)を同時に左右の
任意角度に向けるための左右変更ロッドである。
【0003】次に動作について説明する。従来の空気調
和装置は上記のように構成され、送風機(12)が駆動され
ると、室内空気は吸込口(3)から吸い込まれ、熱交換器
(5)を通過して冷房時は冷却、暖房時は昇温され、風路
(13)を下降して吹出口(4)から室内へ吹出される。この
風の流れを矢印Uで示す。この風の上下方向の向きはチ
ェンジベーン(7)で、左右方向の向きはガイドベーン(8)
で調整される。ここで、ガイドベーン(8)と左右変更ロ
ッド(20)を枢持している軸(21)とガイドベーン(8)を枢
持している軸(17)とは、各々一定の間隔を成して固定さ
れているため、全てのガイドベーン(8)は左右変更ロッ
ド(20)に与えた変位量+Aのために同一の方向に向くよ
うに制御される。ここに、チェンジベーン(7)およびガ
イドベーン(8)は意匠上の制約から前面パネル(2)より外
部に露出させることができず、さらにチェンジベーン
(7)は吹出し口を閉塞するカバーを兼用するため吹出し
口最外部に配置する必要がある。従って、ガイドベーン
(8)はチェンジベーン(7)よりさらに吹出し口より奥側に
配置せざるを得ない。この場合の風向調整装置の作用
は、図18に示すように、例えば左右変更ロッド(20)を
右へ変位量+Aだけ変更させ、右方向に風が吹出すよう
にガイドベーン(8)を向けた場合、一番右側のノズル(9)
の右辺部の壁面(14)および前面パネル(2)の右側壁面(1
5)に当たって反射するか、または前方への直進流に偏向
されて吹出される。ここで、ガイドベーンを向けた方向
への風の流れをW、右側壁面(15)に当たって反射する
かまたは前方への直進流に偏向されて吹出される風の流
れをVとする。ガイドベーン(8)によって設定された
吹出し流れW は、最右端部において右側壁面(15)に反
射しながら吹出される流れVの影響を受けて、(V
+W)のベクトル合成方向に偏向される。そのため、
空気調和機の左右の斜め方向へ吹出し風向を設定して
も、この(V+W)の合成方向の流れの影響を受け
て、空気調和機の正面方向に偏向され、正確に吹出し方
向を設定できなかった。
【0004】また、図20及び図21は、例えば実開昭
63−147650号公報に示された他の従来の空気調
和機の風向変更装置を示す図で、図20は横断面図、図
21は図20の装置の動作状態を説明した図である。図
において、(201)は吹出口、(202)は吹出口(201)の内
壁、(203)は吹出口(201)に複数枚がほぼ等間隔で配置さ
れて風向を変更するベーンで、図20に示すように図2
0における左右にそれぞれ複数枚からなる一組がそれぞ
れ設けられている。(204)は内壁(202)に立設されてベー
ン(203)のそれぞれに配置され、ベーン(203)の一側の縁
部の一端寄りを枢持した軸である。
【0005】(205)は一組のベーン(203)を連結した連結
腕で、それぞれのベーン(203)の軸(204)が配置された縁
部の他端寄りを枢持した連結軸(206)が設けられ、ま
た、図20における中心寄りのベーン(203)の軸(204)と
連結軸(206)の間隔は、図20における外側寄りのベー
ン(203)の軸(204)と連結軸(206)の間隔よりも短く設定
され、図20に示すように各ベーン(203)の軸(204)を結
ぶ線に対して傾斜して配置されている。
【0006】図20及び図21に示す他の従来の空気調
和機の風向変更装置は上記のように構成され、図21に
示すように左右それぞれ一組のベーン(203)を互いに図
21において下側が広がる向きに配置して使用される。
この状態で図21の中心寄りのベーン(203)の傾斜は、
外側寄りのベーン(203)よりも水平に近づくので、それ
ぞれのベーン(203)によって偏向する風向角も図21に
実線で示す矢印のように、中心寄りのベーン(203)の傾
斜は外側寄りのベーン(203)よりも水平に近づく。ま
た、一組のベーン(203)の相互の中間部は狭い隙間が形
成されるので、この隙間から吹出す風(207)は円滑に流
れないため弱くなり、周囲の二次空気(208)を巻き込み
ベーン(203)に露(209)が生成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の空
気調和装置の風向調整装置において、図20及び図21
に示すような空気調和機の風向変更装置では、それぞれ
のベーン(203)は軸(204)と連結軸(206)の間隔をベーン
(203)の配置位置によって順次変化させて製作すること
が必要となる。このため、ベーン(203)の製作、組立に
煩雑な手数が掛かるという問題点があった。また、一組
のベーン(203)の相互の中間部は狭い隙間が形成され、
この隙間から吹出す風(207)が弱く、周囲の二次空気(20
8)を巻き込みベーン(203)に露(209)が生成して滴下する
という問題点があった。また、ベーン(203)の枢着箇所
において回動動作が不円滑となったり、枢着箇所におい
て騒音が発生したりするという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、この発明の目的は容易に製
作、組立でき、またベーンが円滑に回動動作すると共
に、ベーン箇所における騒音が少ない空気調和機の風向
変更装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明に係る空気調和機の風向変更装置においては、吹
出口に配置され一側の縁部の一端寄りに枢持軸受が上記
一端に対向した他端寄りに回動軸受が設けられ、枢持軸
受を介して吹出口の内壁に枢着され回動変位して風向を
変更する第1種ベーンと、この第1種ベーンと同様に構
成されて吹出口に第1種ベーンから離れて配置され、第
1種ベーンの枢持軸受対応位置に枢持軸受が設けられ、
第1種ベーンの枢持軸受及び回動軸受の相互間隔よりも
短い間隔で配置されて第1種ベーンの回動軸受対応位置
に回動軸受が設けられて第1種ベーンと同様に回動変位
して風向を変更する第2種ベーンと、上記第1種ベーン
と同様に構成されて吹出口に配置され、第1種ベーン及
び第2種ベーンの間に互いに離れて複数枚が設けられ、
第1種ベーンの枢持軸受対応位置に枢持軸受が設けら
れ、この枢持軸受が配置された縁部にこの縁部の長手に
沿う長穴を有する係合部が形成され第1種ベーンと同様
に回動変位して風向を変更する第3種ベーンと、両端部
にそれぞれ第1種ベーン及び第2種ベーンの回動軸受に
枢持された連結軸が設けられ、中間部に第3種ベーンの
係合部の長穴にそれぞれ移動可能に嵌合された中間連結
軸が設けられた連結腕とが設けられる。
【0010】また、この発明の請求項2記載の発明に係
る空気調和機の風向変更装置においては、吹出口に配置
され一側の縁部の一端寄りに枢持軸受が上記一端に対向
した他端寄りに回動軸受が設けられ、枢持軸受を介して
吹出口の内壁に枢着され回動変位して風向を変更する第
1種ベーンと、この第1種ベーンと同様に構成されて吹
出口に第1種ベーンから離れて配置され、第1種ベーン
の枢持軸受対応位置に枢持軸受が設けられ、第1種ベー
ンの枢持軸受及び回動軸受の相互間隔よりも短い間隔で
配置されて第1種ベーンの回動軸受対応位置に回動軸受
が設けられて第1種ベーンと同様に回動変位して風向を
変更する第2種ベーンと、上記第1種ベーンと同様に構
成されて吹出口に配置され、第1種ベーン及び第2種ベ
ーンの間に互いに離れて複数枚が設けられ、第1種ベー
ンの枢持軸受対応位置に枢持軸受が設けられ、この枢持
軸受が配置された縁部にこの縁部の長手に沿う長穴を有
する係合部及び長穴の直上部に設けられた軸受部が形成
され第1種ベーンと同様に回動変位して風向を変更する
第3種ベーンと、両端部にそれぞれ第1種ベーン及び第
2種ベーンの回動軸受に枢持された連結軸が設けられ、
中間部に第3種ベーンの係合部の長穴にそれぞれ移動可
能に嵌合された中間連結軸及びこれらの中間連結軸相互
の中間に配置されて第3種ベーンの軸受部に枢持された
中間結合軸を有する連結腕とが設けられる。
【0011】また、この発明の請求項3記載の発明に係
る空気調和機の風向変更装置においては、吹出口に左右
それぞれ一組が配置されて互いに反対方向に回動変位し
て風向を変更し上記左右それぞれ一組の相互間に狭い隙
間を形成し、表面に複数の露受け凹所が凹設されたベー
ンが設けられる。
【0012】また、この発明の請求項4記載の発明に係
る空気調和機の風向変更装置においては、吹出口に配置
されて回動変位して風向を変更するベーンと、このベー
ンの一側の縁部に設けられて環状の一側が切欠されてC
字状に形成され枢持軸受と、この枢持軸受に抱持状態に
嵌合されたスリーブと、吹出口の内壁に立設されてスリ
ーブに挿通され、上端にスリーブ上縁に係合する爪が突
設された軸とが設けられる。
【0013】
【作用】また、上記のように構成されたこの発明の請求
項1記載の発明では、複数枚からなる一組のベーンの中
間位置に複数枚の第3種ベーンが配置されることにより
ベーンの種類が少なくなる。
【0014】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項2記載の発明では、複数枚からなる一組のベーン
の中間位置に複数枚の第3種ベーンが配置されることに
よりベーンの種類が少なくなる。また、複数枚の第3種
ベーンのうち中間位置の第3種ベーンは中間結合軸によ
り連結軸の所定位置に枢持される。
【0015】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項3記載の発明では、吹出口に設けられた左右それ
ぞれ一組のベーンが対向する中心部に狭い隙間が形成さ
れ、この隙間から吹出す風が弱いため周囲の二次空気を
巻き込み、ベーンが生成する露が露受け凹所に保留され
る。
【0016】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項4記載の発明では、吹出口に設けられたベーンが
吹出口の内壁から立設された軸にスリーブ及び枢持軸受
を介して枢着される。
【0017】
【実施例】実施例1.図1及び図2は、この発明の一実
施例を示す図で、図1は斜視図、図2は図1の要部拡大
斜視図であり、図1及び図2の他は前述の図20と同様
に構成されている。図において、(201)は吹出口、(202)
は吹出口(201)の内壁、(231)は吹出口(1)の一側の内壁
(201)寄りに配置された第1種ベーン、(210)は環状の一
側が切欠されてC字状をなす枢持軸受で、第1種ベーン
(231)の一側の縁部の一端寄りに設けられている。(211)
は第1種ベーン(231)の枢持軸受(210)が設けられた縁部
の他端寄りに設けられた回動軸受、(232)は一組のベー
ンの反第1種ベーン(231)側に配置された第2種ベーン
で、第1種ベーン(231)と同様に構成されて枢持軸受(21
0)と回動軸受(211)の両者が設けられ、この両者の間隔
が第1種ベーン(231)よりも接近して配置されている。
【0018】(233)は第1種ベーン(231)と第2種ベーン
(232)の間に互いに離れて複数枚が設けられた第3種ベ
ーンで、第1種ベーン(231)と同様に構成されて第1種
ベーン(231)の枢持軸受(210)のに対応した位置に枢持軸
受(210)が設けられ、この枢持軸受(210)が設けられた縁
部の他端寄りにこの縁部の長手に沿う長穴(212)を有す
る係合部(213)が形成されている。(214)は第1種ベーン
(231)、第2種ベーン(232)及び第3種ベーン(233)の反
枢持軸受(210)側の端部に沿って配置された連結腕で、
両端部にそれぞれ第1種ベーン(231)及び第2種ベーン
(232)の回動軸受(211)に枢持された連結軸(215)が設け
られ、中間部に第3種ベーン(233)の係合部(213)の長穴
(212)にそれぞれ移動可能に嵌合された中間連結軸(216)
が設けられている。
【0019】上記のように構成された空気調和機の風向
変更装置においては、前述の図21に示すように左右そ
れぞれ一組のベーンを、互いに図21において下側が広
がる向きに配置する場合に次に述べるように動作する。
すなわち、第1種ベーン(231)、第2種ベーン(232)及び
第3種ベーン(233)の反枢持軸受(210)側の端部がそれぞ
れ連結腕(214)に係合され、特に第3種ベーン(233)は係
合部(213)の長穴(212)に移動可能に嵌合された中間連結
軸(216)によって係合されている。このため、連結腕(21
4)の長手に沿う方向の移動によって第1種ベーン(23
1)、第2種ベーン(232)及び第3種ベーン(233)がそれぞ
れ変位して図21の場合と同様に傾斜姿勢に配置され
る。
【0020】このため、第3種ベーン(233)はそれぞれ
の枢持軸受(210)と係合部(213)の間隔を第3種ベーン(2
33)の配置位置によって順次変化させて製作することが
不必要となる。このため、第3種ベーン(233)を容易に
製作でき、空気調和機の風向変更装置を簡易な作業によ
って組立てることができる。
【0021】実施例2.図3及び図4は、この発明の他
の実施例を示す図で、図3は吹出口の横断平面図、図4
は図3の要部拡大斜視図であり、図3及び図4の他は前
述の図20と同様に構成されている。図において、(20
1)は吹出口、(202)は吹出口(201)の内壁、(231)は吹出
口(201)の一側の内壁(202)寄りに配置された第1種ベー
ン、(210)は環状の一側が切欠されてC字状をなす枢持
軸受で、第1種ベーン(231)の一側の縁部の一端寄りに
設けられている。
【0022】(211)は第1種ベーン(231)の枢持軸受(21
0)が設けられた縁部の他端寄りに設けられた回動軸受、
(232)は一組のベーンの反第1種ベーン(231)側に配置さ
れた第2種ベーンで、第1種ベーン(231)と同様に構成
されて枢持軸受(210)と回動軸受(211)の両者が設けら
れ、この両者の間隔が第1種ベーン(231)よりも接近し
て配置されている。
【0023】(233)は第1種ベーン(231)と第2種ベーン
(232)の間に互いに離れて複数枚が設けられた第3種ベ
ーンで、第1種ベーン(231)と同様に構成されて第1種
ベーン(231)の枢持軸受(210)に対応した位置に枢持軸受
(210)が設けられ、この枢持軸受(210)が設けられた縁部
の他端寄りにこの縁部の長手に沿う長穴(212)を有する
係合部(213)が形成され、また、長穴(212)の直上部に軸
受部(217)が設けられている。(214)は第1種ベーン(23
1)、第2種ベーン(232)及び第3種ベーン(233)の反枢持
軸受(210)側の端部に沿って配置された連結腕である。
【0024】また連結腕(214)は、両端部にそれぞれ第
1種ベーン(231)及び第2種ベーン(232)の回動軸受(21
1)に枢持された連結軸(315)が設けられ、中間部に第3
種ベーン(233)の係合部(213)の長穴(212)のみに移動可
能に嵌合された中間連結軸(216)が設けられると共に、
第3種ベーン(233)相互の中央に配置された第3種ベー
ン(233)の係合部(213)長穴(212)に挿通されてその第3
種ベーン(233)の軸受部(217)に枢着された中間結合軸(2
18)が設けられている。
【0025】上記のように構成された空気調和機の風向
変更装置においては、前述の図21に示すように左右そ
れぞれ一組のベーンを、互いに図21において下側が広
がる向きに配置する場合に次に述べるように動作する。
すなわち、第1種ベーン(231)、第2種ベーン(232)及び
第3種ベーン(233)の反枢持軸受(210)側の端部がそれぞ
れ連結腕(214)に係合され、特に第3種ベーン(233)は係
合部(213)の長穴(212)に移動可能に嵌合された中間連結
軸(216)によって係合され、また、第3種ベーン(233)相
互の中央に配置された第3種ベーン(233)は軸受部(217)
に枢着された中間結合軸(218)によって結合されてい
る。このため、連結腕(214)の長手に沿う方向の移動に
よって第1種ベーン(231)、第2種ベーン(232)及び第3
種ベーン(233)がそれぞれ変位して図21の場合と同様
に傾斜姿勢に配置される。
【0026】したがって、第3種ベーン(233)はそれぞ
れの枢持軸受(210)と係合部(213)の間隔を第3種ベーン
(233)の配置位置によって順次変化させて製作すること
が不必要となる。このため、第3種ベーン(233)を容易
に製作でき、空気調和機の風向変更装置を簡易な作業に
よって組立てることができる。また、図3及び図4の実
施例において、第3種ベーン(233)相互の中央に配置さ
れた第3種ベーン(233)は軸受部(217)に枢着された中間
結合軸(218)を介して連結腕(214)に結合されているの
で、送風によって図3に鎖線によって示すように連結腕
(214)が撓んで第3種ベーン(233)の傾斜角度が所定値か
らずれて風向変更作用が得られなくなる不具合の発生を
防ぐことができる。
【0027】実施例3.図5及び図6も、この発明の他
の実施例を示す図で、図5はベーンの正面図、図6は図
5のX−X線断面拡大図であり、図5及び図6の他は前
述の図20と同様に構成されている。図において、(23
2)は吹出口(201)の中央寄りに配置された第2種ベー
ン、(210)は環状の一側が切欠されてC字状をなす枢持
軸受で、第2種ベーン(232)の一側の縁部の一端寄りに
設けられている。(219)は第2種ベーン(232)の平面部の
両面にそれぞれ設けられ、複数本が互いに離れて平行に
配置された幅3mm、深さ0.5mm程度の露受け用水平溝
からなる露受け凹所、(209)は第2種ベーン(232)に生成
して露受け凹所(219)に付着した露である。
【0028】上記のように構成された空気調和機の風向
変更装置において、前述の図21に示すように左右それ
ぞれ一組のベーンが、互いに図21において下側が広が
る向きに配置される。この場合に左右それぞれ一組のベ
ーンが対向する中心部は第2種ベーン(232)相互に狭い
隙間が形成される。このため、この隙間から図21に示
す吹出す風(207)が弱く、周囲の二次空気(208)を巻き込
み第2種ベーン(232)に露(209)が生成されて滴下する。
しかし、生成した露(209)が露受け凹所(219)に保留され
るので露(209)の滴下を防ぐことができる。
【0029】また、図5及び図6の実施例を応用して空
気調和機の風向変更装置を図7〜図10に示すように容
易に構成することができる。すなわち、図7は前述の図
5に相当する斜視図、図8〜図10はそれぞれ図7のY
−Y線断面を例示する図である。図において、(219)は
第2種ベーン(232)の平面部の両面にそれぞれ図8〜図
10に例示した各種の横断面形状に設けられ、互いに離
れて配置された複数個の露受け用凹部からなる露受け凹
所、(209)は第2種ベーン(232)に生成して露受け凹所(2
19)に付着した露である。図7〜図10の構成において
も第2種ベーン(232)に生成した露(209)が露受け凹所(1
9)に保留される。したがって、詳細な説明を省略するが
図7〜図10の構成においても図5及び図6の実施例と
同様な作用が得られることは明白である。
【0030】実施例4.図11〜図14も、この発明の
他の実施例を示す図で、図11はベーンの斜視図、図1
2は図11の枢持軸受に嵌合されるスリーブの斜視図、
図13は吹出口の内壁に立設された軸の斜視図、図14
は図11の枢持軸受、図12のスリーブ及び図13の軸
の組立状態を示す縦断面図であり、図11〜図14の他
は前述の図20と同様に構成されている。図において、
(210)は環状の一側が切欠されてC字状をなす枢持軸受
で、ベーン(203)の一側の縁部の一端寄りに設けられ下
側にフランジ(220)が設けられている。(211)は上下にそ
れぞれフランジ(222)が形成されて枢持軸受(210)に抱持
状態に嵌合されるスリーブ、(204)は吹出口(201)の内壁
(202)から立設されてスリーブ(221)に嵌合される軸で、
上端部に溝(223)及び突出してスリーブ(221)の逸脱を阻
止する爪(224)が設けられている。
【0031】上記のように構成された空気調和機の風向
変更装置において、前述の図21に示すようにベーン(2
03)が左右それぞれ一組に組み立てられる。そして、一
組のベーンが互いに図21において下側が広がる向き等
に回動可能に配置される。また、それぞれのベーン(20
3)は図14に示すように吹出口(201)の内壁(202)から立
設された軸(204)に、スリーブ(221)及び枢持軸受(210)
を介して枢着される。これによって、各ベーン(203)は
軸(204)に対して円滑に回動動作し、また、軸(204)に直
交する方向の荷重が作用してもフランジ(220)によって
保持されるので、逸脱の発生を防ぐことができる。した
がって、枢持軸受(210)とスリーブ(221)は前組立が可能
であり容易に組立でき、また、ベーン(203)の枢着箇所
における回動動作を円滑化することができる。さらに、
枢着箇所における騒音が少なく環境を静粛化することが
できる。
【0032】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明は以上説
明したように、吹出口に配置され一側の縁部の一端寄り
に枢持軸受が上記一端に対向した他端寄りに回動軸受が
設けられ、枢持軸受を介して吹出口の内壁に枢着され回
動変位して風向を変更する第1種ベーンと、この第1種
ベーンと同様に構成されて吹出口に第1種ベーンから離
れて配置され、第1種ベーンの枢持軸受対応位置に枢持
軸受が設けられ、第1種ベーンの枢持軸受及び回動軸受
の相互間隔よりも短い間隔で配置されて第1種ベーンの
回動軸受対応位置に回動軸受が設けられて第1種ベーン
と同様に回動変位して風向を変更する第2種ベーンと、
第1種ベーンと同様に構成されて吹出口に配置され、第
1種ベーン及び第2種ベーンの間に互いに離れて複数枚
が設けられ、第1種ベーンの枢持軸受対応位置に枢持軸
受が設けられ、この枢持軸受が配置された縁部にこの縁
部の長手に沿う長穴を有する係合部が形成され第1種ベ
ーンと同様に回動変位して風向を変更する第3種ベーン
と、両端部にそれぞれ第1種ベーン及び第2種ベーンの
回動軸受に枢持された連結軸が設けられ、中間部に第3
種ベーンの係合部の長穴にそれぞれ移動可能に嵌合され
た中間連結軸が設けられた連結腕とを設けたものであ
る。
【0033】これによって、複数枚からなる一組のベー
ンの中間位置に複数枚の第3種ベーンが配置されること
によりベーンの種類が少なくなる。したがって、それぞ
れの第3種ベーンは枢持軸受と係合部の間隔を配置位置
によって順次変化させて製作することが不必要となり、
製作及び組立を簡易化することができて製造費を節減す
る効果がある。
【0034】また、この発明の請求項2記載の発明は以
上説明したように、吹出口に配置され一側の縁部の一端
寄りに枢持軸受が上記一端に対向した他端寄りに回動軸
受が設けられ、枢持軸受を介して吹出口の内壁に枢着さ
れ回動変位して風向を変更する第1種ベーンと、この第
1種ベーンと同様に構成されて吹出口に第1種ベーンか
ら離れて配置され、第1種ベーンの枢持軸受対応位置に
枢持軸受が設けられ、第1種ベーンの枢持軸受及び回動
軸受の相互間隔よりも短い間隔で配置されて第1種ベー
ンの回動軸受対応位置に回動軸受が設けられて第1種ベ
ーンと同様に回動変位して風向を変更する第2種ベーン
と、第1種ベーンと同様に構成されて吹出口に配置さ
れ、第1種ベーン及び第2種ベーンの間に互いに離れて
複数枚が設けられ、第1種ベーンの枢持軸受対応位置に
枢持軸受が設けられ、この枢持軸受が配置された縁部に
この縁部の長手に沿う長穴を有する係合部及び長穴の直
上部に設けられた軸受部が形成され第1種ベーンと同様
に回動変位して風向を変更する第3種ベーンと、両端部
にそれぞれ第1種ベーン及び第2種ベーンの回動軸受に
枢持された連結軸が設けられ、中間部に第3種ベーンの
係合部の長穴にそれぞれ移動可能に嵌合された中間連結
軸及びこれらの中間連結軸相互の中間に配置されて第3
種ベーンの軸受部に枢持された中間結合軸を有する連結
腕とを設けたものである。
【0035】これによって、複数枚からなる一組のベー
ンの中間位置に複数枚の第3種ベーンが配置されてベー
ンの種類が少なくなる。また、複数枚の第3種ベーンの
うち中間位置の第3種ベーンは中間結合軸により連結軸
の所定位置に枢持される。したがって、それぞれの第3
種ベーンは枢持軸受と係合部の間隔を配置位置によって
順次変化させて製作することが不必要となり、製作及び
組立を簡易化することができて製造費を節減する効果が
ある。また、中間結合軸を介して連結腕に結合された第
3種ベーンにより連結腕の撓みが抑制されて、第3種ベ
ーンの傾斜を所定角度に保持して所要の風向変更作用を
得る効果がある。
【0036】また、この発明の請求項3記載の発明は以
上説明したように、吹出口に左右それぞれ一組が配置さ
れて互いに反対方向に回動変位して風向を変更し上記左
右それぞれ一組の相互間に狭い隙間を形成するベーン
と、ベーンの表面に複数の露受け凹所を設けたものであ
る。これによって、吹出口に設けられた左右それぞれ一
組のベーンが対向する中心部に狭い隙間が形成され、こ
の隙間から吹出す風が弱いため周囲の二次空気を巻き込
みベーンが生成する露が、露受け凹所に保留されるので
露の滴下を防ぐ効果がある。
【0037】また、この発明の請求項4記載の発明は以
上説明したように、吹出口に配置されて回動変位して風
向を変更するベーンと、このベーンの一側の縁部に設け
られて環状の一側が切欠されてC字状に形成され枢持軸
受と、この枢持軸受に抱持状態に嵌合されたスリーブ
と、吹出口の内壁に立設されてスリーブに挿通され、上
端にスリーブ上縁に係合する爪が突設された軸とを設け
たものである。
【0038】これによって、吹出口に設けられたベーン
が吹出口の内壁から立設された軸にスリーブ及び枢持軸
受を介して枢着される。したがって、ベーンの枢着箇所
における回動動作を円滑化する効果があり、また、枢着
箇所における騒音が少なく環境を静粛化する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す斜視図。
【図2】 図1の要部拡大斜視図。
【図3】 この発明の実施例2を示す吹出口の横断平面
図。
【図4】 図3の要部拡大斜視図。
【図5】 この発明の実施例3を示すベーンの正面図。
【図6】 図5のX−X線断面拡大図。
【図7】 この発明の実施例3の応用例を示す図であ
り、前述の図5に相当する斜視図。
【図8】 図7のY−Y線断面の一例を示す図。
【図9】 図7のY−Y線断面の他の例を示す図。
【図10】 図7のY−Y線断面の他の例を示す図。
【図11】 この発明の実施例4を示すベーンの斜視
図。
【図12】 図11の枢持軸受に嵌合されるスリーブの
斜視図。
【図13】 図11のベーンに対応して吹出口の内壁に
立設された軸の斜視図。
【図14】 図11の枢持軸受、図12のスリーブ及び
図13の軸の組立状態を示す縦断面図。
【図15】 従来の空気調和装置を示す斜視図。
【図16】 従来の空気調和装置を示す横断面図。
【図17】 従来の空気調和装置を示す縦断面図。
【図18】 従来の風向調整装置の右側ガイドベーン付
近の詳細説明図。
【図19】 従来の風向調整装置のガイドベーンの斜視
図。
【図20】 従来の空気調和機の風向変更装置を示す横
断面図。
【図21】 図20の装置の動作状態を説明した図。
【符号の説明】
1 空気調和装置の本体、 4 吹出口、 9 吹
出ノズル、 11左側壁、 13 風路、 20
1 吹出口、 202 内壁、 203 ベーン、
204 軸、 210 枢持軸受、 211
回動軸受、212 長穴、 213 係合部、 2
14 連結腕、 215 連結軸、 216 中間
連結軸、 217 軸受部、 218 中間結合軸
219 露受け凹所、 221 スリーブ、 22
4 爪、 231第1種ベーン、 232 第2種
ベーン、 233 第3種ベーン。
フロントページの続き (72)発明者 山本 薫 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内 (72)発明者 松下 国生 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内 (72)発明者 海野 賢一 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内 (72)発明者 古藤 悟 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社中央研究所内 (72)発明者 佐久間 清 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 吉田 孝行 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 佐野 裕美 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 青木 克之 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 鈴木 仁一 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 尾熊 智子 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 Fターム(参考) 3L081 AA02 AA03 AA09 AB05 FA03 FA04 FB01 FC01 HA01 HB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹出口に配置され一側の縁部の一端寄り
    に枢持軸受が上記一端に対向した他端寄りに回動軸受が
    設けられ、上記枢持軸受を介して上記吹出口の内壁に枢
    着され回動変位して風向を変更する第1種ベーンと、こ
    の第1種ベーンと同様に構成されて上記吹出口に上記第
    1種ベーンから離れて配置され、上記第1種ベーンの枢
    持軸受対応位置に枢持軸受が設けられ、上記第1種ベー
    ンの枢持軸受及び回動軸受の相互間隔よりも短い間隔で
    配置されて上記第1種ベーンの回動軸受対応位置に回動
    軸受が設けられて上記第1種ベーンと同様に回動変位し
    て風向を変更する第2種ベーンと、上記第1種ベーンと
    同様に構成されて上記吹出口に配置され、上記第1種ベ
    ーン及び第2種ベーンの間に互いに離れて複数枚が設け
    られ、上記第1種ベーンの枢持軸受対応位置に枢持軸受
    が設けられ、この枢持軸受が配置された縁部にこの縁部
    の長手に沿う長穴を有する係合部が形成されて上記第1
    種ベーンと同様に回動変位して風向を変更する第3種ベ
    ーンと、両端部にそれぞれ上記第1種ベーン及び第2種
    ベーンの回動軸受に枢持された連結軸が設けられ、中間
    部に上記第3種ベーンの係合部の長穴にそれぞれ移動可
    能に嵌合された中間連結軸が設けられた連結腕とを備え
    た空気調和装置の風向調整装置。
  2. 【請求項2】 吹出口に配置され一側の縁部の一端寄り
    に枢持軸受が上記一端に対向した他端寄りに回動軸受が
    設けられ、上記枢持軸受を介して上記吹出口の内壁に枢
    着され回動変位して風向を変更する第1種ベーンと、こ
    の第1種ベーンと同様に構成されて上記吹出口に上記第
    1種ベーンから離れて配置され、上記第1種ベーンの枢
    持軸受対応位置に枢持軸受が設けられ、上記第1種ベー
    ンの枢持軸受及び回動軸受の相互間隔よりも短い間隔で
    配置されて上記第1種ベーンの回動軸受対応位置に回動
    軸受が設けられて上記第1種ベーンと同様に回動変位し
    て風向を変更する第2種ベーンと、上記第1種ベーンと
    同様に構成されて上記吹出口に配置され、上記第1種ベ
    ーン及び第2種ベーンの間に互いに離れて複数枚が設け
    られ、上記第1種ベーンの枢持軸受対応位置に枢持軸受
    が設けられ、この枢持軸受が配置された縁部にこの縁部
    の長手に沿う長穴を有する係合部及び上記長穴の直上部
    に設けられた軸受部が形成され上記第1種ベーンと同様
    に回動変位して風向を変更する第3種ベーンと、両端部
    にそれぞれ上記第1種ベーン及び第2種ベーンの回動軸
    受に枢持された連結軸が設けられ、中間部に上記第3種
    ベーンの係合部の長穴にそれぞれ移動可能に嵌合された
    中間連結軸及びこれらの中間連結軸相互の中間に配置さ
    れて上記第3種ベーンの軸受部に枢持された中間結合軸
    が設けられた連結腕とを備えた空気調和装置の風向調整
    装置。
  3. 【請求項3】 吹出口に左右それぞれ一組が配置されて
    互いに反対方向に回動変位して風向を変更し上記左右そ
    れぞれ一組の相互間に狭い隙間を形成し、表面に複数の
    露受け凹所が凹設されたベーンを備えた空気調和装置の
    風向調整装置。
  4. 【請求項4】 吹出口に配置されて回動変位して風向を
    変更するベーンと、このベーンの一側の縁部に設けられ
    て環状の一側が切欠されたC字状をなす枢持軸受と、こ
    の枢持軸受に抱持状態に嵌合されたスリーブと、上記吹
    出口の内壁に立設されて上記スリーブに挿通され上端に
    上記スリーブ上縁に係合する爪が突設された軸とを備え
    た空気調和装置の風向調整装置。
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