JP2003047219A - アンバランス回転子を有する電動機の特性検査方法 - Google Patents

アンバランス回転子を有する電動機の特性検査方法

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JP2003047219A
JP2003047219A JP2001229195A JP2001229195A JP2003047219A JP 2003047219 A JP2003047219 A JP 2003047219A JP 2001229195 A JP2001229195 A JP 2001229195A JP 2001229195 A JP2001229195 A JP 2001229195A JP 2003047219 A JP2003047219 A JP 2003047219A
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JP
Japan
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rotor
unbalanced
electric motor
fixing jig
balance correction
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Pending
Application number
JP2001229195A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Kawahara
克明 川原
Yasutoku Sakumura
泰徳 作村
Hiroshi Murakami
浩 村上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本件発明は、アンバランスな回転子において
も、安定的回転が可能であり、正確な電動機の特性評価
を行うことを目的とする。 【解決手段】 本件発明は、アンバランス回転子を有す
る電動機の特性検査方法であり、この回転子1のアンバ
ランスをつり合い状態にするキャンセルウエイト5を、
回転子1と一体となって回転するバランス修正回転子固
定治具に取り付けて特性検査を行うことで、回転子1と
バランス修正固定治具とが一体となった回転体はバラン
スがとれるので安定した回転が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本件発明は、電動機の特性検
査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮機の中に入っている回転子のトルク
−電流特性等を評価するため、圧縮機用回転子を回転子
特性検査装置に取り付け、この回転子の特性評価を行っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】圧縮機用回転子は、圧
縮機の中のクランクシャフトにより生じるアンバランス
を打ち消すために、回転子にカウンタウエイト等を取り
付け圧縮機としてバランスがとれる状態にしていた。し
かし、このような圧縮機用の回転子を、回転子単体でみ
るとアンバランスであるため、電動機の特性検査装置に
取り付け、回転子を回転させようとするとスムーズな回
転を行うことができない。特に、高速回転を行うとこの
ような影響は非常に大きなものとなってしまう。
【0004】本件発明は、このようなアンバランス回転
子を有する電動機においても、安定的回転が可能であ
り、正確な特性評価を行うことができる電動機の特性検
査方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本件発明は、アンバラン
ス回転子を有する電動機の特性検査方法であり、この回
転子のアンバランスをつり合い状態にするキャンセルウ
エイトを、前記回転子と一体となって回転するバランス
修正回転子固定治具に取り付けて特性検査を行うこと
で、回転子とバランス修正固定治具とが一体となった回
転体はバランスがとれるので安定した回転が可能にな
る。なお、ここでいうバランスがとれるとは、回転子と
バランス修正固定治具とが一体となった回転体の重心を
通る慣性主軸の一つが回転軸と一致することをいう。ま
た、アンバランスである回転子とは、回転子の重心を通
る慣性主軸の一つが回転軸と一致しないことをいう。
【0006】
【発明の実施の形態】本件発明は、アンバランス回転子
を有する電動機の特性検査方法であり、この回転子のア
ンバランスをつり合い状態にするキャンセルウエイト
を、前記回転子と一体となって回転するバランス修正回
転子固定治具に取り付けて電動機の特性検査を行うこと
で、回転子とバランス修正固定治具とが一体となった回
転体はバランスがとれるので安定した回転が可能にな
る。なお、ここでいうバランスがとれるとは、回転子と
バランス修正固定治具とが一体となった回転体の重心を
通る慣性主軸の一つが回転軸と一致することをいう。ま
た、アンバランスである回転子とは、回転子の重心を通
る慣性主軸の一つが回転軸と一致しないことをいう。
【0007】また、本件発明は、カウンタウエイトを端
部に設けアンバランス回転子を有する電動機の特性検査
方法であり、前記カウンタウエイトとバランス修正回転
子固定治具に取り付けたキャンセルウエイトとの位置関
係は回転子の回転軸を中心として対称とすることで、回
転体としてバランスをとることができる。
【0008】また、本件発明のバランス修正回転子固定
治具は、回転子軸受穴に挿入固定する組込み用軸と、こ
の組込み用軸と一体となって回転する修正用リングと、
この修正用リングに配設したキャンセルウエイトとから
なり、回転子にバランス修正回転子固定治具を取り付け
るだけで、回転体のバランスをとることができる。
【0009】また、本件発明のアンバランス回転子を有
する電動機の特性検査装置は、バランス修正回転子固定
治具と、アンバランスである回転子を回転させる回転磁
束を発生する固定子部と、前記バランス修正回転子固定
治具に負荷をかける負荷発生装置とを備え、前記バラン
ス修正回転子固定治具によりアンバランスである回転子
を支持し、アンバランス状態である回転子をつり合い状
態にして電動機の特性検査を行うことができる。
【0010】
【実施例】本件実施例のアンバランス回転子を有する電
動機の特性検査方法を、図1を用いて詳細に説明する。
【0011】1はカウンタウエイト3を両端面に取り付
けることで、回転子の重心を通る慣性主軸の一つが回転
軸と一致しない、アンバランスな回転子である。このよ
うなアンバランスな回転子1は、圧縮機等の回転子とし
て用いられている。
【0012】2は、この回転子1を回転駆動させる回転
磁束を発生する固定子であり、試験用ロータ回転固定子
部7に取り付ける。回転子1は、試験用ロータ回転固定
子部7の中で回転支持するために、組込み用軸6を回転
子1に組み込んで、回転子1と組込み用軸6を一体にす
る。そして、この組込み用軸6には、回転子1のアンバ
ランスを打ち消し、回転子1と組込み用軸6の回転体が
バランスのとれたものとなるよう、組込み用軸6に修正
リング4を取り付け、この修正リング4にキャンセルウ
エイト5を取り付ける。
【0013】なお、キャンセルウエイト5とカウンタウ
エイト3は、回転子1の回転軸を中心として対称になっ
ており、回転子1、修正リング4、キャンセルウエイト
5と組込み用軸6が回転体としてバランスがとれた構造
となる。組込み用軸6の先端には、図示していないが、
負荷発生装置を取り付け、回転体に負荷を与える。
【0014】このような状態で固定子2に駆動電流を流
し、回転子1がバランス良く回転駆動した状態で、トル
ク、回転子1の回転数、固定子2の電流・電圧等を計測
し、電動機特性を知ることができる。
【0015】このように、本実施例では、アンバランス
な回転子であっても、バランスのとれた状態で、正確な
モータ特性を測定することができる。
【0016】なお、異なる電動機の特性評価を行う場
合、回転子1、固定子2を取り替えることが可能であ
り、様々な大きさの電動機特性評価を行うことができ
る。
【0017】
【発明の効果】本件発明は、アンバランスな回転子でも
バランスのとれた状態で特性評価を行うことができ、ア
ンバランスな回転子においても正確な特性評価を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のバランス修正回転子固定治具の断面
【符号の説明】
1 回転子 2 固定子 3 カウンタウエイト 4 修正リング 5 キャンセルウエイト 6 組込み用軸 7 試験用ロータ回転固定子部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2G016 BA03 BB08 BC05 5H615 AA01 BB01 PP02 SS15 SS54

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンバランス回転子を有する電動機の特
    性検査方法であり、回転子のアンバランスをつり合い状
    態にするキャンセルウエイトを、前記回転子と一体とな
    って回転するバランス修正回転子固定治具に取り付けて
    電動機の特性検査を行うアンバランス回転子を有する電
    動機の特性検査方法。
  2. 【請求項2】 カウンタウエイトを端部に備えたアンバ
    ランス回転子を有する電動機の特性検査方法であり、前
    記カウンタウエイトとバランス修正回転子固定治具に取
    り付けたキャンセルウエイトとの位置関係は、回転子の
    回転軸を中心として対称になっている請求項1記載のア
    ンバランス回転子を有する電動機の特性検査方法。
  3. 【請求項3】 回転子軸受穴に挿入固定する組込み用軸
    と、この組込み用軸と一体となって回転する修正用リン
    グと、この修正用リングに配設したキャンセルウエイト
    とからなるバランス修正回転子固定治具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のバランス修正回転子固定
    治具と、アンバランス回転子を回転させる固定子部と、
    前記バランス修正回転子固定治具に負荷をかける負荷発
    生装置とを備え、前記バランス修正回転子固定治具によ
    りアンバランスである回転子を支持し、アンバランス状
    態である回転子をつり合い状態にして電動機の特性検査
    を行うアンバランス回転子を有する電動機の特性検査装
    置。
JP2001229195A 2001-07-30 2001-07-30 アンバランス回転子を有する電動機の特性検査方法 Pending JP2003047219A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013238633A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Kyocera Document Solutions Inc 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
CN107942247A (zh) * 2017-11-28 2018-04-20 广州市昊志机电股份有限公司 一种电机测试工装结构

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JP2013238633A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Kyocera Document Solutions Inc 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
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