JP2003047086A - ヘッドフォンアンプ - Google Patents

ヘッドフォンアンプ

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JP2003047086A
JP2003047086A JP2001232429A JP2001232429A JP2003047086A JP 2003047086 A JP2003047086 A JP 2003047086A JP 2001232429 A JP2001232429 A JP 2001232429A JP 2001232429 A JP2001232429 A JP 2001232429A JP 2003047086 A JP2003047086 A JP 2003047086A
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JP
Japan
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amplifier
capacitor
headphone
negative feedback
feedback circuit
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JP2001232429A
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English (en)
Inventor
Masao Noro
正夫 野呂
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/213Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only in integrated circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンプの出力カップリングコンデンサの容量
を小さくする。 【解決手段】 信号源10からの入力信号は入力カップ
リングコンデンサCINを介してアンプ20の+端子に加
えられる。アンプ20の出力信号は、出力カップリング
コンデンサC1を介してヘッドフォン30に加えられる
と共に、抵抗R2、R1及びコンデンサCNFからなる第1
の負帰還回路により負帰還される。また、コンデンサC
1の出力側とアンプ20の−端子との間には、本発明に
よるコンデンサC2、抵抗R3からなる第2の負帰還回路
が設けられている。コンデンサC2としてコンデンサC1
の容量より十分小さいものを用いることにより、コンデ
ンサC1の容量を従来より小さくすることができると共
に、第2の負帰還回路の周波数特性と従来回路の周波数
特性とを合わせた特性が得られ、低域における周波数特
性を持ち上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の携
帯端末に用いて好適なヘッドフォンアンプに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5、図6は従来の携帯電話機に用いら
れるヘッドフォンアンプの概略的な構成を示す回路図で
あり、図5は出力カップリングコンデンサ方式、図6は
センターアンプ方式を示す。図5の出力カップリングコ
ンデンサ方式において、Rチャンネルの信号源10Aか
らの入力信号は、DCカット用のカップリングコンデン
サCIN1を介してアンプ20Aで増幅され、増幅された
出力信号はカップリングコンデンサC11を介してヘッド
フォン30Aに入力される。また、Lチャンネルの信号
源10Bからの入力信号は、DCカット用のカップリン
グコンデンサCIN2を介してアンプ20Bで増幅され、
増幅された出力信号はカップリングコンデンサC12を介
してヘッドフォン30Bに入力される。
【0003】各アンプ20A、20Bは電源電圧+VDD
と接地電位との間に接続され、各増幅出力は1/2VDD
を中心として振れる信号となる。また、ヘッドフォン3
0A、30Bの各一端は、ヘッドフォン端子40A、4
0Cを介してカップリングコンデンサC11、C12に接続
され、他端は共通に接地端子40Bに接続されている。
【0004】図6のセンターアンプ方式において、Rチ
ャンネルの信号源10Aからの入力信号は、カップリン
グコンデンサCIN1を介してアンプ20Aで増幅され、
増幅された出力信号はヘッドフォン30Aに入力され
る。また、Lチャンネルの信号源10Bからの入力信号
は、カップリングコンデンサCIN2を介してアンプ20
Cで増幅され、増幅された出力信号はヘッドフォン30
Bに入力される。
【0005】各アンプ20A、20Cは電源電圧+VDD
と接地電位との間に接続され、各増幅出力は1/2VDD
を中心として振れる信号となる。また、ヘッドフォン3
0A、30Bの各一端は、ヘッドフォン端子40A、4
0Cを介して接続され、他端は共通に端子40Bに接続
されている。この端子40Bにはアンプ20Bを介して
電圧1/2VDDが加えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5の出力カップリン
グコンデンサ方式では、ヘッドフォン30A 、30B
のインピーダンスが16Ωと小さいため、低域を再生す
るためには大容量(例えば220μF)のカップリング
コンデンサC11、C12を必要とする。このため、携帯電
話機等の小型機器の場合は、大容量のコンデンサを配置
するためのスペースが必要となり、機器が大型化すると
いう問題があった。
【0007】また、図6のセンターアンプ方式では、カ
ップリングコンデンサは不要であるが、携帯電話機の場
合、ヘッドフォン端子40A 、40B 、40Cをヘッ
ドセット(マイクロフォン+イヤホン)端子と兼用にす
る場合が多い。その場合、ヘッドフォン端子40Bに1
/2VDD電位が加えられているため、マイクロフォンを
接続できなくなるという問題があった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、図5の出力カップリングコンデンサ方式に
おいて、出力カップリングコンデンサの容量を小さくす
ることができるヘッドフォンアンプを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるヘッドフォンアンプにおいては、入力
信号を増幅するアンプを有し、増幅した出力信号を第1
の負帰還回路を介して前記アンプの入力側に負帰還する
と共にDCカット用の第1のコンデンサを介してヘッド
フォンに供給するヘッドフォンアンプにおいて、前記第
1のコンデンサの出力側と前記アンプの入力側との間に
第2のコンデンサと抵抗との直列回路からなる第2の負
帰還回路を設けている。
【0010】従って、本発明によれば、第2のコンデン
サの容量を第1のコンデンサの容量より十分小さく選ぶ
ことにより、第1のコンデンサの容量を従来より小さく
することができる。また、第2の負帰還回路の周波数特
性と従来の周波数特性とを合わせた周波数特性が得ら
れ、低域における周波数特性を持ち上げることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形
態によるヘッドフォンアンプの構成を示す回路図であ
る。本実施の形態は、前述した図5の出力カップリング
コンデンサ方式によるヘッドフォンアンプに適用した場
合であり、図5の片側チャンネル(R又はLチャンネ
ル)の構成が示されている。
【0012】図1において、信号源10からの入力信号
は入力カップリングコンデンサCINを介してアンプ20
の+端子に加えられる。アンプ20は、電源電圧VDDと
接地電位との間に接続された同相アンプである。アンプ
20の出力端と−端子との間には抵抗R2、R1及びコ
ンデンサCNFによる第1の負帰還回路が設けられ、+端
子には抵抗R4を介して1/2VDDのバイアス電圧が加
えられている。アンプ20で増幅された出力信号は出力
カップリングコンデンサC1を介してヘッドフォン30
に入力される。
【0013】以上が従来の回路構成であるが、本実施の
形態は、コンデンサC1 を通った信号を、コンデンサ
C2 と抵抗R3の直列回路からなる第2の負帰還回路
を介してアンプ20の−端子に負帰還するように構成し
たことを特徴としている。ここで、コンデンサC2の容
量は、コンデンサC1の容量より十分小さいものが用い
られる。例えばコンデンサC1=100μFに対してコ
ンデンサC2=0.1μFである。
【0014】図2は本発明の第2の実施の形態によるヘ
ッドフォンアンプを示す回路図である。本実施の形態は
アンプ20に反転アンプを用いた場合であり、信号源1
0からの入力信号はコンデンサCIN及び抵抗R1を介し
てアンプ20の−端子に加えられ、アンプ20の出力信
号は抵抗R2を介して負帰還される。
【0015】他の部分の構成は図1と同様であり、ま
た、第1の実施の形態と同様に、コンデンサC1を通っ
た信号をコンデンサC2 、抵抗R3からなる第2の負
帰還回路を介してアンプ20の−端子に帰還するように
構成されている。
【0016】尚、図1、図2は、1チャンネルの場合の
回路構成を示しており、2チャンネルに構成する場合
は、同様に構成された2つの回路を並列に設ければよ
い。
【0017】図3は従来回路と比較した場合の第1、第
2の実施の形態による効果を説明するための周波数特性
の一例を示す。尚、この周波数特性は、図1、図2にお
いて、R1=25KΩ、R2=50KΩ、R3=50K
Ω、C2=0.1μF、hp(ヘッドフォン30のイン
ピーダンス)=16Ωとした場合である。
【0018】図3において、曲線aは、C2 、R3か
らなる第2の負帰還回路を設けず、かつC1=220μ
Fとした場合の従来回路の周波数特性を示す。曲線b
は、第2の負帰還回路を設けず、かつC1=100μF
とした場合の周波数特性を示す。また、曲線cは、第2
の負帰還回路を設け、かつC1=100μFとした場合
の本発明による周波数特性を示す。また、曲線dは第2
の負帰還回路の周波数特性を示す。
【0019】曲線cにおけるカットオフ周波数fc1はC
2、R3の値で決まり、fc1=1/2πC2・R3とな
る。このfc1は、曲線aにおけるカットオフ周波数fc2
=1/2πC1・hpより低くなっている。また、曲線
bは従来回路において単にC1を220→100μFと
小さくした場合である。従って、曲線cは曲線bと曲線
dの特性を合わせたものとなり、本発明による第2の負
帰還回路を設けたことにより、低域における周波数特性
が持ち上げられていることが分かる。
【0020】図4は本発明の第3の実施の形態を示すも
ので、第1の実施の形態による図1の回路を携帯電話機
等の携帯端末に設けた場合である。図4において、例え
ば16ビットの入力データDINは、D/Aコンバータ5
0により、例えば1.5Vを中心として0〜3Vの振幅
を有するアナログ信号に変換される。このアナログ信号
は電子ボリューム60で音量調整された後、本発明によ
るヘッドフォンアンプ70により増幅され、ヘッドフォ
ン30に入力される。
【0021】尚、ヘッドフォンアンプ70は図1の回路
を用いているが、図2の回路を用いてよいのは勿論であ
る。また、ヘッドフォンアンプ70は、1チップLSI
に構成することができる。その場合、コンデンサC1 、
C2と抵抗R2、R3とは接続端子(図示せず)を介し
て接続される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ンプの出力カップリングコンデンサを通った出力信号を
コンデンサ及び抵抗を通じてアンプに負帰還するように
構成したので、出力カップリングコンデンサの容量を例
えば220μFから100μFと小さくすることがで
き、これによって、携帯電話機等の携帯端末に用いる場
合に、端末の大きさを小さくすることができる。例え
ば、ケースの高さを数ミリ小さくすることができる。ま
た、低域の再生特性を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるヘッドフォ
ンアンプの構成を示す回路図。
【図2】 本発明の第2の実施の形態によるヘッドフォ
ンアンプの構成を示す回路図。
【図3】 従来回路と比較した場合の第1、第2の実施
の形態による効果を説明するための周波数特性の一例を
示す特性図。
【図4】 本発明の第3の実施の形態によるヘッドフォ
ンアンプを携帯端末に用いた場合の構成を示す回路図。
【図5】 従来の出力カップリングコンデンサ方式によ
るヘッドフォンアンプの構成を示す回路図。
【図6】 従来のセンターアンプ方式によるヘッドフォ
ンアンプの構成を示す回路図。
【符号の説明】
10…信号源、20…アンプ、30…ヘッドフォン、7
0…ヘッドフォンアンプ、C1…カップリングコンデン
サ、CNF、C2…コンデンサ、R1 、R2 、R3…抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/60 H04M 1/60 D 1/725 1/725 H04R 3/04 H04R 3/04 Fターム(参考) 5D020 AC01 CE03 5J091 AA02 AA41 AA47 CA62 CA91 CA93 FA16 FA17 FP09 HA25 HA32 KA01 KA48 KA62 KA63 KA64 MA13 MA22 SA05 TA01 TA03 5K027 AA11 BB03 DD11 HH26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を増幅するアンプを有し、増幅
    した出力信号を第1の負帰還回路を介して前記アンプの
    入力側に負帰還すると共にDCカット用の第1のコンデ
    ンサを介してヘッドフォンに供給するようにしたヘッド
    フォンアンプにおいて、 前記第1のコンデンサの出力側と前記アンプの入力側と
    の間に第2のコンデンサと抵抗との直列回路からなる第
    2の負帰還回路を設けたことを特徴とするヘッドフォン
    アンプ。
  2. 【請求項2】 前記第2のコンデンサの容量は第1のコ
    ンデンサの容量より十分小さいことを特徴とする請求項
    1記載のヘッドフォンアンプ。
  3. 【請求項3】 前記アンプが同相アンプ又は反転アンプ
    であることを特徴とする請求項1又は2記載のヘッドフ
    ォンアンプ。
  4. 【請求項4】 前記アンプが正又は負の電源と接地電位
    との間に接続されていることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載のヘッドフォンアンプ。
  5. 【請求項5】 1チップ集積回路に構成されていること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のヘッド
    フォンアンプ。
  6. 【請求項6】 携帯端末で用いられることを特徴とする
    請求項1〜5の何れか1項に記載のヘッドフォンアン
    プ。
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