JP2003046471A - Ofdm送信回路 - Google Patents

Ofdm送信回路

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JP2003046471A
JP2003046471A JP2001230045A JP2001230045A JP2003046471A JP 2003046471 A JP2003046471 A JP 2003046471A JP 2001230045 A JP2001230045 A JP 2001230045A JP 2001230045 A JP2001230045 A JP 2001230045A JP 2003046471 A JP2003046471 A JP 2003046471A
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JP2001230045A
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Toru Sakata
徹 阪田
Takeshi Kizawa
武 鬼沢
Masahiro Morikura
正博 守倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は高速の信号伝送と高い周波数利用効
率との両方を実現することが可能なOFDM送信回路を
提供することを目的とする。 【解決手段】 サブキャリア毎の変調信号に対して離散
逆フーリエ変換を行いベースバンドの複素OFDM信号
を出力する複数のN個の逆フーリエ変換器12,13
と、それらの複素OFDM信号をアナログ信号に変換す
るN対のD/A変換器14〜17と、アナログの複素O
FDM信号からその高調波成分を除去するN対のフィル
タ18〜21と、前記変調信号におけるサブキャリア周
波数間隔の整数倍の間隔で互いに周波数同期の確立した
キャリア信号を出力するN個の発振器24,25と対の
フィルタ18〜21から出力される複素OFDM信号と
発振器24,25が出力するキャリア信号とを用いて直
交変調を行い互いに中心周波数の異なるOFDM信号を
それぞれ出力するN個の直交変調器22,23と直交変
調されたN個のOFDM信号を合成して出力する合成器
26とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に無線通信に用
いられるOFDM(直交周波数分割多重)信号を変調し
て送信するOFDM送信回路に関し、特に高速信号伝送
と高周波数利用効率とを実現するOFDM送信回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のOFDM送信回路は、図4又は図
5に示すように構成されている。図4に示すOFDM送
信回路の場合、サブキャリア変調器51から出力された
サブキャリア毎の変調信号は、逆フーリエ変換器(IF
FT)52により離散逆フーリエ変換され、ベースバン
ドの複素OFDM信号になる。この複素OFDM信号
は、D/A変換器53,54によってアナログ信号に変
換され、フィルタ(LPF)55,56により高調波成
分を除去された後、直交変調器57に入力される。直交
変調器57では、フィルタ55,56から入力される信
号を発振器58が出力するキャリア(搬送波)信号を用
いて直交変調し、OFDM信号を出力する。
【0003】図5に示すOFDM送信回路においては、
直交変調の回路がディジタル化されている。このOFD
M送信回路の場合、逆フーリエ変換器72から出力され
るベースバンドの複素OFDM信号は、ディジタル直交
変調器73で直交変調され、ディジタルのOFDM信号
になる。ディジタル直交変調器73から出力されるディ
ジタルのOFDM信号は、D/A変換器74によりアナ
ログ信号に変換され、フィルタ(LPF)75により高
調波成分を除去されOFDM信号として出力される。
【0004】また、ディジタル直交変調を適用する場合
にはキャリア周波数が低い場合が多いので、通常は図5
に示すように、発振器77が出力する局部発振信号を用
いてフィルタ75から出力されるOFDM信号の周波数
を周波数変換器76で変換してから出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなOFDM
送信回路においては、D/A変換後のアナログ信号に含
まれる高調波を除去するためにフィルタ(LPF)が用
いられる。
【0006】また、従来の一般的なOFDM送信回路で
は、D/A変換器をオーバーサンプリング動作させてい
る。オーバーサンプリング動作を行うと、図6(a)に
示すように高調波の周波数が希望波の周波数から大きく
離れるので、フィルタを用いて高調波成分だけを容易に
除去することができる。しかしながら、オーバーサンプ
リング動作を行うためにはD/A変換器の動作速度を上
げる必要があるので、高速の信号を伝送する場合にはD
/A変換器の消費電力の増大や動作の実現性の面で問題
がある。
【0007】一方、図6(b)に示すように急峻なフィ
ルタ特性を有するフィルタを用いれば、高調波の周波数
が希望波の周波数に近い場合であっても高調波だけを除
去できるので、オーバーサンプリングを行う必要がなく
なる。しかし、急峻なフィルタ特性を有するフィルタを
実現するのは困難である。従って、実際にはOFDM信
号に含まれる多数のサブキャリアのうち外側のサブキャ
リアを使用しないようにして、希望波と高調波との間隔
を広げている。このため、周波数の利用効率が低下する
のは避けられない。
【0008】また、互いに周波数をずらした複数のOF
DM信号を並列的に使用して信号を伝送することによ
り、高速の信号を伝送することが可能になる。しかし、
その場合には図6(c)に示すようなガードバンドを複
数のOFDM信号の間に配置して、複数のOFDM信号
が互いに混信するのを防止する必要がある。このような
ガードバンドを設けると、周波数の利用効率が低下する
のは避けられない。
【0009】本発明は、高速の信号伝送と高い周波数利
用効率との両方を実現することが可能なOFDM送信回
路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1のOFDM送信
回路は、サブキャリア毎の変調信号を出力するサブキャ
リア変調器と、前記サブキャリア変調器から出力される
サブキャリア毎の変調信号に対して離散逆フーリエ変換
を行い、ベースバンドの複素OFDM信号を出力する複
数のN個の逆フーリエ変換器と、前記逆フーリエ変換器
が出力する複素OFDM信号をアナログ信号に変換する
N対のD/A変換器と、前記D/A変換器が出力するア
ナログの複素OFDM信号からその高調波成分を除去す
るN対のフィルタと、前記サブキャリア変調器が出力す
る変調信号におけるサブキャリア周波数間隔の整数倍の
周波数間隔で、互いに周波数同期の確立したキャリア信
号を出力するN個の発振器と、前記対のフィルタから出
力される複素OFDM信号と、前記発振器が出力するキ
ャリア信号とを用いて直交変調を行い、互いに中心周波
数の異なるOFDM信号をそれぞれ出力するN個の直交
変調器と、前記N個の直交変調器から出力されるN個の
OFDM信号を合成して出力する合成器とを設けたこと
を特徴とする。
【0011】請求項1のOFDM送信回路では、送信す
べきOFDM信号の帯域を分割して帯域毎に信号を処理
する。これにより、D/A変換器の動作速度を上げるこ
となく高速の信号を伝送できる。しかし、単に信号の帯
域を分割するだけでは、図6(c)に示すようなガード
バンドを設けて複数のOFDM信号の間の混信を防止す
る必要があるため、周波数利用効率があがらない。
【0012】そこで、請求項1では分割した複数のOF
DM信号の間隔をOFDM信号のサブキャリア間隔のM
倍(Mは自然数)とし、複数のOFDM信号が重なり合
わないように配置する。更に、複数のOFDM信号を直
交変調するキャリアを発生する発振器相互の間で周波数
同期を確立する。従って、帯域分割された複数のOFD
M信号を合成すれば、あたかも1つの広帯域なOFDM
信号のような信号が生成される。これにより、ガードバ
ンドの設置が不要になり、高い周波数利用効率を実現で
きる。
【0013】請求項2のOFDM送信回路は、サブキャ
リア毎の変調信号を出力するサブキャリア変調器と、前
記サブキャリア変調器から出力されるサブキャリア毎の
変調信号に対して離散逆フーリエ変換を行い、ベースバ
ンドの複素OFDM信号を出力する複数のN個の逆フー
リエ変換器と、前記逆フーリエ変換器が出力する複素O
FDM信号をディジタル直交変調するN個のディジタル
直交変調器と、前記ディジタル直交変調器が出力するO
FDM信号をアナログ信号に変換するN個のD/A変換
器と、前記D/A変換器が出力するアナログのOFDM
信号に含まれる高調波成分を除去するN個のフィルタ
と、前記サブキャリア変調器が出力する変調信号におけ
るサブキャリア周波数間隔の整数倍の周波数間隔で、互
いに周波数同期の確立したキャリア信号を出力するN個
の発振器と、前記発振器が出力するキャリア信号を用い
て前記フィルタから出力されるOFDM信号の周波数を
変換するN個の周波数変換器と、前記N個の周波数変換
器から出力され互いに中心周波数が異なるN個のOFD
M信号を合成する合成器とを設けたことを特徴とする。
【0014】請求項2のOFDM送信回路では、請求項
1と同様に送信すべきOFDM信号の帯域を分割して帯
域毎に信号を処理する。これにより、D/A変換器の動
作速度を上げることなく高速の信号を伝送できる。但
し、請求項2ではディジタル回路を用いて直交変調を行
う。また、請求項2では分割した複数のOFDM信号の
間隔をOFDM信号のサブキャリア間隔のM倍(Mは自
然数)とし、複数のOFDM信号が重なり合わないよう
に配置する。更に、複数のOFDM信号を周波数変換す
るための局部発振信号を発生する発振器相互の間で周波
数同期を確立する。
【0015】従って、帯域分割された複数のOFDM信
号を合成すれば、あたかも1つの広帯域なOFDM信号
のような信号が生成される。これにより、ガードバンド
の設置が不要になり、高い周波数利用効率を実現でき
る。請求項3は、請求項1又は請求項2のOFDM送信
回路において、前記N個の発振器に共通の基準信号を与
える基準信号発振器を設けたことを特徴とする。
【0016】基準信号発振器から出力される1つの基準
信号をN個の発振器で共通に利用することにより、N個
の発振器がそれぞれ出力する信号の周波数を互いに同期
させることができる。また、例えばPLL(位相同期ル
ープ)回路を用いて各発振器を構成することにより、互
いに周波数が異なりしかも周波数間隔が一定の信号をN
個の発振器からそれぞれ出力することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明のO
FDM送信回路の1つの実施の形態について、図1及び
図3を参照して説明する。この形態は請求項1及び請求
項3に対応する。図1はこの形態のOFDM送信回路を
示すブロック図である。図3はこの形態における信号の
スペクトル配置を示すスペクトル図である。
【0018】この形態では、請求項1のサブキャリア変
調器,逆フーリエ変換器,D/A変換器,N対のフィル
タ,N個の発振器,N個の直交変調器及び合成器は、そ
れぞれサブキャリア変調器11,逆フーリエ変換器(1
2,13),D/A変換器(14〜17),ローパスフ
ィルタ(18〜21),発振器(24,25),直交変
調器(22,23)及び合成器26に対応する。また、
請求項3の基準信号発振器は基準発振器27に対応す
る。
【0019】この形態では、送信するOFDM信号の帯
域を図3に示すように上下2つの領域RL,RUに分割
し、分割された帯域毎に信号を処理する場合を想定して
いる。図1を参照すると、このOFDM送信回路はサブ
キャリア変調器11,逆フーリエ変換器12,13,D
/A変換器14〜17,ローパスフィルタ18〜21,
直交変調器22,23,発振器24,25,合成器26
及び基準発振器27を備えている。
【0020】サブキャリア変調器11は、入力される送
信データに応じた変調信号を多数のサブキャリアのそれ
ぞれについて生成する。サブキャリア変調器11が出力
するサブキャリア毎の多数の変調信号は、2つのグルー
プに分割される。2つのグループのうち、図3に示す領
域RLに相当する信号は逆フーリエ変換器12に入力さ
れ、領域RUに対応する信号は逆フーリエ変換器13に
入力される。
【0021】逆フーリエ変換器12及び13は、それぞ
れに入力された変調信号を逆フーリエ変換し、ベースバ
ンドの2対の複素OFDM信号を出力する。各複素OF
DM信号は、実数成分(I信号)と虚数成分(Q信号)
とで構成される。逆フーリエ変換器12が出力する複素
OFDM信号は、D/A変換器14,15によってアナ
ログ信号に変換される。また、逆フーリエ変換器13が
出力する複素OFDM信号はD/A変換器16,17に
よってアナログ信号に変換される。
【0022】D/A変換器14〜17から出力される信
号は、それぞれローパスフィルタ18〜21によって不
要波である高調波成分が除去される。直交変調器22
は、発振器24から出力されるキャリア信号を、ローパ
スフィルタ18,19から出力される複素OFDM信号
を用いて直交変調する。同様に、直交変調器23は発振
器25から出力されるキャリア信号を、ローパスフィル
タ20,21から出力される複素OFDM信号を用いて
直交変調する。
【0023】直交変調器22から出力されるOFDM信
号と直交変調器23から出力されるOFDM信号とは、
合成器26で合成され、1つの広帯域のOFDM信号と
して出力される。発振器24が出力するキャリア信号と
発振器25が出力するキャリア信号との間には、予め定
めた周波数差Δfdが存在している。この周波数差Δf
dは、送信するOFDM信号におけるサブキャリア間隔
の整数倍になっている。また、分割された各帯域(R
L,RU)の信号が互いに重なり合わないように周波数
差Δfdが定めてある。
【0024】更に、周波数差Δfdが変動しないよう
に、2つの発振器24,25の間でキャリア信号の周波
数同期を確立してある。この例では、発振器24,25
をPLL回路で構成してあり、基準発振器27が出力す
る基準信号を2つの発振器24,25に共通の基準信号
として与えている。図1に示すOFDM送信回路におい
ては、図3に示される2つの帯域(RL,RU)の信号
を分割して処理した後でそれらを合成し、発振器24が
出力するキャリア信号と発振器25が出力するキャリア
信号との周波数差Δfdによって図3(c)に示すよう
な広帯域の1つのOFDM信号を合成器26から出力す
ることができる。
【0025】また、図1に示すOFDM送信回路では領
域RLの帯域成分と、領域RUの帯域成分とをそれぞれ
独立した逆フーリエ変換器12,13を用いて逆フーリ
エ変換するので、D/A変換器14〜17から出力され
るベースバンドOFDM信号に含まれる高調波成分は、
図3(a),(b)に示すように希望波から十分に離れ
た位置に発生する。
【0026】そのため、OFDM信号の高調波を除去す
るために用いるローパスフィルタ18〜21のフィルタ
特性については、図3に示すように緩やかなフィルタ特
性でかまわない。なお、この例ではOFDM信号を2つ
の領域RL,RUに帯域分割して信号を処理する場合を
示したが、もちろん3以上の領域に分割して処理するこ
ともできる。
【0027】(第2の実施の形態)本発明のOFDM送
信回路のもう1つの実施の形態について、図2を参照し
て説明する。この形態は請求項2及び請求項3に対応す
る。図2はこの形態のOFDM送信回路を示すブロック
図である。この形態は第1の実施の形態の変形例であ
る。
【0028】この形態では、請求項2のサブキャリア変
調器,逆フーリエ変換器,ディジタル直交変調器,D/
A変換器,フィルタ,発振器,周波数変換器及び合成器
は、それぞれサブキャリア変調器31,逆フーリエ変換
器(32,33),ディジタル直交変調器(34,3
5),D/A変換器(36,37),ローパスフィルタ
(38,39),発振器(42,43),周波数変換器
(40,41)及び合成器44に対応する。また、請求
項3の基準信号発振器は基準発振器45に対応する。
【0029】この形態では、直交変調をディジタル回路
で実施するように構成が変更されている。すなわち、図
2に示すOFDM送信回路は、サブキャリア変調器3
1,逆フーリエ変換器32,33,ディジタル直交変調
器34,35,D/A変換器36,37,ローパスフィ
ルタ38,39,周波数変換器40,41,発振器4
2,43,合成器44及び基準発振器45を備えてい
る。
【0030】第1の実施の形態と同様に、サブキャリア
変調器31は入力される送信データに応じた変調信号を
多数のサブキャリアのそれぞれについて生成する。サブ
キャリア変調器31が出力するサブキャリア毎の多数の
変調信号は、2つのグループに分割される。2つのグル
ープのうち、図3に示す領域RLに相当する信号は逆フ
ーリエ変換器32に入力され、領域RUに対応する信号
は逆フーリエ変換器33に入力される。
【0031】逆フーリエ変換器32及び33は、それぞ
れに入力された変調信号を逆フーリエ変換し、ベースバ
ンドの2対の複素OFDM信号を出力する。各複素OF
DM信号は、実数成分(I信号)と虚数成分(Q信号)
とで構成される。逆フーリエ変換器32が出力する複素
OFDM信号は、ディジタル直交変調器34で直交変調
されOFDM信号になる。また、逆フーリエ変換器33
が出力する複素OFDM信号は、ディジタル直交変調器
35で直交変調されOFDM信号になる。
【0032】更に、ディジタル直交変調器34から出力
されるOFDM信号はD/A変換器36でアナログ信号
に変換された後、ローパスフィルタ38で高調波を除去
される。また、ディジタル直交変調器35から出力され
るOFDM信号はD/A変換器37でアナログ信号に変
換された後、ローパスフィルタ39で高調波を除去され
る。
【0033】ローパスフィルタ38及び39から出力さ
れるOFDM信号は、それぞれ周波数変換器40及び4
1で周波数変換され、合成器44で1つの広帯域のOF
DM信号として合成される。第1の実施の形態と同様
に、発振器42が出力するキャリア信号と発振器43が
出力するキャリア信号との間には、予め定めた周波数差
Δfdが存在している。この周波数差Δfdは、送信す
るOFDM信号におけるサブキャリア間隔の整数倍にな
っている。また、分割された各帯域(RL,RU)の信
号が互いに重なり合わないように周波数差Δfdが定め
てある。
【0034】更に、周波数差Δfdが変動しないよう
に、2つの発振器42,43の間でキャリア信号の周波
数同期を確立してある。この例では、発振器42,43
をPLL回路で構成してあり、基準発振器45が出力す
る基準信号を2つの発振器42,43に共通の基準信号
として与えている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のOFDM
送信回路によれば、D/A変換器の動作速度を著しく高
くすることなく、高速信号伝送と高周波数利用効率とを
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のOFDM送信回路を示すブ
ロック図である。
【図2】第2の実施の形態のOFDM送信回路を示すブ
ロック図である。
【図3】第1の実施の形態における信号のスペクトル配
置を示すスペクトル図である。
【図4】従来例のOFDM送信回路を示すブロック図で
ある。
【図5】従来例のOFDM送信回路を示すブロック図で
ある。
【図6】従来例における信号のスペクトル配置を示すス
ペクトル図である。
【符号の説明】
11 サブキャリア変調器 12,13 逆フーリエ変換器 14,15,16,17 D/A変換器 18,19,20,21 ローパスフィルタ 22,23 直交変調器 24,25 発振器 26 合成器 27 基準発振器 31 サブキャリア変調器 32,33 逆フーリエ変換器 34,35 ディジタル直交変調器 36,37 D/A変換器 38,39 ローパスフィルタ 40,41 周波数変換器 42,43 発振器 44 合成器 45 基準発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守倉 正博 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブキャリア毎の変調信号を出力するサ
    ブキャリア変調器と、 前記サブキャリア変調器から出力されるサブキャリア毎
    の変調信号に対して離散逆フーリエ変換を行い、ベース
    バンドの複素OFDM信号を出力する複数のN個の逆フ
    ーリエ変換器と、 前記逆フーリエ変換器が出力する複素OFDM信号をア
    ナログ信号に変換するN対のD/A変換器と、 前記D/A変換器が出力するアナログの複素OFDM信
    号からその高調波成分を除去するN対のフィルタと、 前記サブキャリア変調器が出力する変調信号におけるサ
    ブキャリア周波数間隔の整数倍の周波数間隔で、互いに
    周波数同期の確立したキャリア信号を出力するN個の発
    振器と、 前記対のフィルタから出力される複素OFDM信号と、
    前記発振器が出力するキャリア信号とを用いて直交変調
    を行い、互いに中心周波数の異なるOFDM信号をそれ
    ぞれ出力するN個の直交変調器と、 前記N個の直交変調器から出力されるN個のOFDM信
    号を合成して出力する合成器とを設けたことを特徴とす
    るOFDM送信回路。
  2. 【請求項2】 サブキャリア毎の変調信号を出力するサ
    ブキャリア変調器と、 前記サブキャリア変調器から出力されるサブキャリア毎
    の変調信号に対して離散逆フーリエ変換を行い、ベース
    バンドの複素OFDM信号を出力する複数のN個の逆フ
    ーリエ変換器と、 前記逆フーリエ変換器が出力する複素OFDM信号をデ
    ィジタル直交変調するN個のディジタル直交変調器と、 前記ディジタル直交変調器が出力するOFDM信号をア
    ナログ信号に変換するN個のD/A変換器と、 前記D/A変換器が出力するアナログのOFDM信号に
    含まれる高調波成分を除去するN個のフィルタと、 前記サブキャリア変調器が出力する変調信号におけるサ
    ブキャリア周波数間隔の整数倍の周波数間隔で、互いに
    周波数同期の確立したキャリア信号を出力するN個の発
    振器と、 前記発振器が出力するキャリア信号を用いて前記フィル
    タから出力されるOFDM信号の周波数を変換するN個
    の周波数変換器と、 前記N個の周波数変換器から出力され互いに中心周波数
    が異なるN個のOFDM信号を合成する合成器とを設け
    たことを特徴とするOFDM送信回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のOFDM送信回
    路において、前記N個の発振器に共通の基準信号を与え
    る基準信号発振器を設けたことを特徴とするOFDM送
    信回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006525711A (ja) * 2003-04-30 2006-11-09 スピドコム テクノロジーズ 搬送電流によるデータ伝送方法
JP2013132068A (ja) * 2007-09-12 2013-07-04 Sharp Corp 送信装置、送信方法及びプロセッサ
WO2013140763A1 (ja) * 2012-03-21 2013-09-26 日本電気株式会社 広帯域無線通信装置および逆フーリエ変換方法

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