JP2003045129A - ディスク記憶装置及び同装置におけるサーボセクタパルス生成方法 - Google Patents

ディスク記憶装置及び同装置におけるサーボセクタパルス生成方法

Info

Publication number
JP2003045129A
JP2003045129A JP2001235106A JP2001235106A JP2003045129A JP 2003045129 A JP2003045129 A JP 2003045129A JP 2001235106 A JP2001235106 A JP 2001235106A JP 2001235106 A JP2001235106 A JP 2001235106A JP 2003045129 A JP2003045129 A JP 2003045129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
servo
interval
timing
sector pulse
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001235106A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3556623B2 (ja
Inventor
Takahiro Koyanagi
孝博 小柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001235106A priority Critical patent/JP3556623B2/ja
Priority to SG200201347A priority patent/SG96276A1/en
Priority to US10/095,573 priority patent/US6839194B2/en
Publication of JP2003045129A publication Critical patent/JP2003045129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3556623B2 publication Critical patent/JP3556623B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59605Circuits
    • G11B5/59616Synchronisation; Clocking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1サーボで2回サーボセクタパルスが生成され
るのを防止する。 【解決手段】サーボマーク検出器301は、ヘッドによ
り読み出されたサーボ情報からサーボマークを検出す
る。カウンタ302はサーボマーク検出のタイミング毎
に時間カウントを行って実サーボ間隔Ts’を計測す
る。SSP生成部318は、サーボマーク検出タイミン
グを基準に第1タイミングT1後にサーボセクタパルス
SSPを生成すると共に、第2タイミングT2を経過す
るまでにサーボマークが検出されなかった場合に、その
T2経過時のタイミングでサーボセクタパルスSSPを
生成する。補正回路310は、SSP生成部318での
サーボセクタパルス生成に用いられる第2タイミングT
2を、実サーボ間隔Ts’と理想的なサーボ間隔Tsと
をもとに補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボ情報がディ
スク円周方向に等間隔で予め記録されているディスクを
備えたディスク記憶装置に係り、特にサーボ情報に含ま
れている当該サーボ情報を識別するための固有のサーボ
マークを検出してサーボセクタパルスを生成するディス
ク記憶装置及び同装置におけるサーボセクタパルス生成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】記憶メディアにディスクを用いたディス
ク記憶装置、例えば磁気ディスク装置では、当該ディス
クの各トラック毎に当該ディスクの円周方向に予め等間
隔で離散的に記録されたサーボ情報に基づいてヘッドを
目標トラックにシークして当該トラックの目標範囲内に
位置決めするのが一般的である。このシーク・位置決め
制御は、CPUの割り込み処理の中で行われる。この割
り込み処理は、サーボ情報に含まれている当該サーボ情
報を識別するための固有のサーボマークの検出タイミン
グに応じて生成されるサーボセクタパルスに応じて実行
される。
【0003】従来、サーボセクタパルスの生成には、特
開平8−31102号公報に記載されているような2種
の生成方法が併用されている。第1は、ディスク上のト
ラックに離散的に配置されたサーボ領域(サーボセク
タ)に記録されているサーボ情報中のサーボセクタパル
ス生成用特定パターン(サーボ情報識別用のサーボマー
ク)を検出し、その検出タイミングより一定時間T1後
のタイミング(第1のタイミング)でサーボセクタパル
スを生成する方法である。第2は、前回のサーボセクタ
パルス生成用特定パターン検出タイミングからタイマに
よる時間計測で一定時間T2(T2≫T1)後のタイミ
ング(第1のタイミング)でサーボセクタを生成する方
法である。この第1及び第2のサーボセクタパルス生成
方法を併用することにより、ノイズ等によりサーボセク
タパルス生成用特定パターン(サーボマーク)の検出に
失敗したときに、前回のサーボセクタパルス生成用特定
パターン検出タイミングから時間T2後に疑似のサーボ
セクタパルスを生成して、サーボセクタパルスの生成失
敗を低減する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来技
術においては、サーボ情報に含まれているサーボマーク
を検出した場合には、一定時間T1後の第1のタイミン
グでサーボセクタパルスが生成される。また、何らかの
原因でサーボマークの検出に失敗した場合には、その前
のサーボ領域に記録されているサーボ情報からサーボマ
ークが検出されたタイミングから一定時間T2後の第2
のタイミングでサーボセクタパルスが生成される。これ
により、サーボマークの検出失敗に起因するサーボセク
タパルスの生成失敗を低減することができる。
【0005】しかしながら上記従来技術においては、サ
ーボ情報が検出される時間間隔、つまりサーボ間隔が、
ディスクを回転させるモータの回転変動や当該モータの
回転軸の偏心等に伴うディスクの回転変動や偏心等に起
因して変動することは考慮されておらず、サーボマーク
の検出に失敗した際に擬似のサーボセクタパルスを生成
するタイミング(第2のタイミング)に常に一定の時間
T2が用いられていた。このため従来技術においては次
のような問題があった。即ち、サーボ間隔が時間T2を
超えた場合、サーボマーク検出に失敗したとして、前回
のサーボマーク検出タイミングから時間T2後の第2の
タイミングでサーボセクタパルスが生成される。そのサ
ーボセクタパルス生成後、サーボセクタが検出され、そ
の検出タイミングから時間T1後の第1のタイミングで
サーボマークが生成される。このように従来技術におい
ては、ディスクの回転変動や偏心等に起因してサーボ間
隔が変動した場合、1つのサーボ情報(サーボ領域)に
対し、2回サーボセクタパルスが生成されてしまう恐れ
があつた。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、サーボマークがされなかった場合にサー
ボセクタパルスを生成するためのタイミングをサーボ間
隔変動に合わせて動的に補正することにより、1サーボ
で2回サーボセクタパルスが生成されるのを防止できる
ディスク記憶装置及び同装置におけるサーボセクタパル
ス生成方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点に係
るディスク記憶装置は、位置情報を含むサーボ情報が各
トラック毎に予め等間隔で記録されているディスクを備
えたディスク記憶装置であって、ヘッドにより上記ディ
スクから読み出された情報から上記サーボ情報を検出す
る手段と、検出されたサーボ情報から上記サーボマーク
を検出する手段と、検出されたサーボマークの時間間隔
であるサーボ間隔を計測するカウンタと、上記サーボマ
ークが検出されたタイミングを基準に第1の設定時間後
にサーボセクタパルスを生成すると共に、第2の設定時
間を経過するまでに上記サーボマークが検出されなかっ
た場合に、その第2の設定時間経過時のタイミングで擬
似的にサーボセクタパルスを生成する手段と、このサー
ボセクタパルス生成手段によるサーボセクタパルス生成
に用いられる第2の設定時間を、上記カウンタにより計
測されたサーボ間隔と予め設定されている理想的なサー
ボ間隔とに基づいて補正する手段とを備えたことを特徴
とする。
【0008】このような構成においては、サーボマーク
の検出に失敗した場合に擬似的にサーボセクタパルスを
生成するためのタイミングを与える第2の設定時間T2
が、実際に計測されたサーボ間隔(実サーボ間隔)T
s’と理想的なサーボ間隔Tsとに基づいて第2の設定
手段T2’に補正される。
【0009】したがって、この補正された第2の設定時
間T2’を用いてサーボセクタパルスを生成すること
で、ディスクの回転変動や偏心等の影響を最小限にし、
サーボマークが検出できなかった場合でも、サーボマー
クがあると予測される位置に対して、ほぼ一定の間隔で
サーボセクタパルスを生成することが可能となる。加え
て、ディスクの回転変動や偏心等により、サーボ間隔が
第2の設定時間よりも長くなってしまった場合にも、l
つのサーボで2回サーボセクタパルスが生成されるのを
防ぐことが可能になる。
【0010】ここで、第2の設定時間に基づくサーボセ
クタパルスの生成に、上記補正された第2の設定時間を
無条件に利用することも可能であるが、一定の条件が成
立している場合のみ上記補正された第2の設定時間を利
用するようにしても構わない。この条件には、(1)計
測されたサーボ間隔Ts’が理想的なサーボ間隔Tsよ
りも大きい場合、(2)計測されたサーボ間隔Ts’が
予め定められた下限サーボ間隔T3より小さいか、或い
は上限サーボ間隔T4より大きい場合、(3)計測され
たサーボ間隔Ts’が理想的なサーボ間隔Tsから予め
定められたサーボ間隔変動許容値ΔTを差し引いた値
(Ts−ΔT)より小さいか、或いは理想的なサーボ間
隔Tsにサーボ間隔変動許容値ΔTを加えた値(Ts+
ΔT)より大きい場合のいずれかを適用するとよい。明
らかなように、上記(1)の条件は、上記(2)の条件
におけるT3,T4をそれぞれ0,Tsとした場合に相
当し、上記(3)の条件は、上記(2)の条件における
T3,T4をそれぞれ(Ts−ΔT),(Ts+ΔT)
とした場合に相当する。
【0011】また、上記第2の設定時間を、計測された
サーボ間隔Ts’と理想的なサーボ間隔Tsとに基づい
て補正することで、補正された第2の設定時間T2’を
得るのに、T2’=T2×Ts’/Tsの演算、または
T2’=T2+(Ts’−Ts)の演算、つまり計測さ
れたサーボ間隔Ts’の理想的なサーボ間隔Tsに対す
るずれの程度(ずれの割合またはずれの絶対量)が第2
の設定時間T2’に反映される演算を行うとよい。
【0012】また、計測されたサーボ間隔が予め定めら
れた許容サーボ間隔範囲より外れている場合に、上記第
2の設定時間に基づくサーボセクタパルスの生成が抑止
されるようにしてもよい。このようにすることで、サー
ボマークの誤検出によるサーボ間隔の誤検出により、サ
ーボセクタパルスが異常なタイミングで生成されるのを
防止できる。
【0013】この他に、計測されたサーボ間隔が上記許
容サーボ間隔範囲より外れている場合に、その前に計測
されているサーボ間隔であって、且つ上記許容サーボ間
隔範囲内に収まっていたサーボ間隔に基づいて補正され
た第2の設定時間を利用して、サーボセクタパルスが生
成されるようにしてもよい。このようにすることで、サ
ーボマークの誤検出によるサーボ間隔の誤検出により、
サーボセクタパルスが異常なタイミングで生成されるの
を防止しながら、正しいタイミングでサーボセクタパル
スを生成できる。
【0014】また、ヘッド切り替えが行われると、サー
ボ間隔が連続的な変動から外れて、極端に変動する可能
性がある。そこで、ヘッド切り替え後、連続する少なく
とも2つのサーボ情報からサーボマークが正常に検出さ
れるまでは、第2の設定時間に基づくサーボセクタパル
スの生成を抑止するとよい。もし、第2の設定時間に基
づくサーボセクタパルスの生成を抑止しないならば、ヘ
ッド間でヘッドとサーボ情報との位置関係がずれている
ディスク記憶装置では、ヘッドの切り替えによりサーボ
の間隔が急激に変動してしまうため、計測されるサーボ
間隔も急激に変動してしまい、期待する位置でサーボセ
クタパルスが生成されない。これに対し、ヘッド切り替
え後、連続する少なくとも2つのサーボ情報からサーボ
マークが正常に検出されるまで、第2の設定時間に基づ
くサーボセクタパルスの生成を抑止するならば、これを
未然に防ぐことが可能となる。ここで、連続する少なく
とも2つのサーボ情報からサーボマークが正常に検出さ
れたことを検出するには、計測されたサーボ間隔が上記
許容サーボ間隔範囲に収まっていることを検出すればよ
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を磁気ディスク装置
に適用した実施の形態につき図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の一実施形態に係る磁気ディ
スク装置の構成を示すブロック図である。図1の磁気デ
ィスク装置(以下、HDDと称する)において、11
a,11bはデータが磁気記録される記録媒体としての
ディスク(磁気ディスク媒体)である。ディスク11i
(i=a,b)の各記録面側には、当該ディスク11i
へのデータ書き込み(データ記録)及び当該ディスク1
1iからのデータ読み出し(データ再生)に用いられる
ヘッド(磁気ヘッド)12がそれぞれ設けられている。
なお、ディスクは2枚である必要はなく、単一枚のディ
スクを備えたHDD、或いは3枚以上のディスクが積層
配置されたHDDであってもよい。
【0017】ディスク11i(i=a,b)の各記録面
には、図2に示すように、同心円状の多数のトラック1
11が形成されている。各トラック111には、複数の
サーボ領域(サーボセクタ)110がディスク11iの
円周方向に等間隔で離散的に配置されている。また、複
数のサーボ領域110は、ディスク11iの中心から放
射状に配置されている。サーボ領域110には、ヘッド
12のシーク・位置決め制御等に用いられるサーボ情報
が記録されている。サーボ領域110の間は、ユーザデ
ータ領域となっており、当該データ領域にはデータセク
タが複数個配置されている。
【0018】各サーボ領域110は、図2に示すよう
に、AGC部110aと、サーボマーク部110bと、
サーボセクタ番号部110cと、シリンダ番号部110
dと、バースト部110eとから構成される。
【0019】AGC部110aには、信号の振幅を安定
化するのに用いられる一定の周波数の信号(AGC信
号)が記録され、サーボマーク部110bには、サーボ
領域110(に記録されているサーボ情報)を識別する
のに必要な固有のマーク(サーボマーク)が記録されて
いる。このサーボマークは、サーボセクタパルスSSP
を生成するのに用いられる。
【0020】サーボセクタ番号部110cには、該当す
るサーボ領域110が同一トラック上の何番目のサーボ
領域(サーボセクタ)であるかを示すサーボセクタ番号
が記録されている。このサーボセクタ番号は、トラック
上の該当するサーボ領域110と次のサーボ領域110
との間(ユーザデータ領域)に配置される複数のデータ
セクタのデータセクタ番号を特定するのに用いられる。
【0021】シリンダ番号部110dには、該当するサ
ーボ領域110が位置するトラック(シリンダ)のシリ
ンダ位置を示すシリンダ番号(シリンダコード)が記録
されている。バースト部110eには、該当するサーボ
領域110が位置するシリンダ内の位置誤差を波形の振
幅で示すための位置誤差信号(Positional Error Signa
l)であるバーストデータが記録されている。このシリ
ンダ番号及びバーストデータは、ヘッド12を目標トラ
ックにシーク・位置決めするための位置情報として用い
られる再び図1を参照すると、ディスク11iはスピン
ドルモータ(以下、SPMと称する)13により高速に
回転する。ヘッド12はヘッド移動機構としてのアクチ
ュエータ(ロータリ型ヘッドアクチュエータ)14に取
り付けられており、当該アクチュエータ14の回動(角
度回転)に従ってディスク11iの半径方向に移動す
る。これにより、ヘッド12は、目標トラック上にシー
ク・位置決めされるようになっている。アクチュエータ
14は、当該アクチュエータ14の駆動源となるボイス
コイルモータ(以下、VCMと称する)15を有してお
り、当該VCM15により駆動される。
【0022】SPM13は、ドライバIC18から供給
される駆動電流(SPM電流)により駆動され、VCM
15は同じくドライバIC18から供給される駆動電流
(VCM電流)により駆動される。ドライバIC18か
らSPM13及びVCM15にそれぞれ供給される駆動
電流を決定するための値(操作量)は、CPU24によ
り決定される。
【0023】ヘッド12はフレキシブルプリント配線板
(FPC)に実装されたヘッドIC19と接続されてい
る。ヘッドIC19はヘッド12により読み出されたリ
ード信号を増幅するリードアンプ、及びライトデータを
ライト電流に変換するライトアンプを有する。ヘッドI
C19は、リード/ライトIC(以下、R/Wチャネル
と称する)20と接続されている。
【0024】R/Wチャネル20は、リード信号に対す
るA/D(アナログ/ディジタル)変換処理、ライトデ
ータの符号化処理及びリードデータの復号化処理等の各
種の信号処理を実行する。R/Wチャネル20は、AS
IC(Application SpecificIntegrated Circuit)とし
ての例えばゲートアレイ21で生成されるサーボゲート
のタイミングに応じてサーボ情報を検出してゲートアレ
イ21に転送(例えばシリアル転送)する機能を有して
いる。
【0025】ゲートアレイ21は、R/Wチャネル20
から転送されたサーボ情報中のサーボマークを検出して
次のサーボ情報のタイミングを表すサーボゲートを生成
する機能を有する。ゲートアレイ21は、このサーボマ
ーク検出に応じてサーボセクタパルスSSPを生成する
機能も有する。このサーボセクタパルスSSPは、CP
U24に対するサーボ(サーボ領域110)毎の割り込
み信号(サーボ割り込み信号)として用いられる。また
ゲートアレイ21は、R/Wチャネル20から転送され
たサーボ情報を保持するレジスタ(図示せず)を有す
る。
【0026】バッファメモリ22は、ホスト(ホストシ
ステム)から転送されてディスク11iに書き込むべき
データ(ライトデータ)及びディスク11iから読み出
されてホストに転送されるデータ(リードデータ)を一
時格納するのに用いられる。バッファメモリ22は書き
換え可能なメモリとしての例えばRAM(Random Acces
s Memory)により構成される。
【0027】ディスクコントローラ23は、ホストとの
間のコマンド(ライトコマンド、リードコマンド等)、
データの通信と、バッファメモリ22の制御と、ディス
ク11iとの間のデータ転送制御等を司る。
【0028】CPU24は、例えば不揮発性メモリとし
てのROM(Read Only Memory)25に格納されている
制御プログラムに従って装置(HDD)全体の制御、ホ
ストからのリード/ライトコマンドに従うディスクコン
トローラ23によるリード/ライト制御、ヘッド12を
目標トラックにシーク・位置決めする制御等を実行す
る。このシーク・位置決め制御は、ゲートアレイ21か
らサーボセクタパルスSSPが出力される都度、当該ゲ
ートアレイ21内のレジスタに保持されているサーボ情
報中の位置情報(シリンダ番号及びバーストデータ)に
基づいて行われる。CPU24には、当該CPU24の
作業領域等を提供するRAM26が接続されている。な
お、ROM25及びRAM26がCPU24に内蔵され
た構成とすることも可能である。
【0029】図3はゲートアレイ(ASIC)21のブ
ロック構成を示す。ゲートアレイ21は、R/Wチャネ
ル20から転送されるサーボ情報からサーボマーク(S
M)を検出してサーボマーク検出信号SMDを出力する
サーボマーク検出器301と、サーボマーク検出信号S
MD(の示すサーボマーク検出タイミング)を基準にサ
ーボ間隔をクロックCLKに同期して計測するためのカ
ウンタ302とを備えている。
【0030】ゲートアレイ21はまた、サーボマーク検
出信号SMD(の示すサーボマーク検出タイミング)を
基準にサーボセクタパルスSSPを生成する第1タイミ
ングの時間(第1の設定時間)T1が保持される第1タ
イミングレジスタ303と、サーボマーク検出信号SM
D(の示すサーボマーク検出タイミング)を基準にサー
ボセクタパルスSSPを生成する第2タイミングの時間
(第2の設定時間)T2(T2≫T1)が保持される第
2タイミングレジスタ304と、サーボ間隔レジスタ3
05とを備えている。サーボ間隔レジスタ305には、
ディスク11iの回転変動や偏心等が生じない理想的な
状態におけるサーボ間隔(サーボ間隔の理想値)Tsが
保持されるサーボ間隔レジスタ305とを備えている。
ここで、T2とTsとの関係は、T2>Tsである。
【0031】ゲートアレイ21はまた、ディスク11i
の回転変動や偏心等が生じることを考慮した場合の下限
サーボ間隔T3が保持される下限サーボ間隔レジスタ3
06及び上限サーボ間隔T4が保持される上限サーボ間
隔レジスタ307と、カウンタ302により計測された
サーボ間隔(実サーボ間隔)Ts’を保持するための実
サーボ間隔レジスタ308と、同期化回路309とを有
する。同期化回路309は、サーボマーク検出信号SM
DとクロックCLKとから実サーボ間隔レジスタ308
に実サーボ間隔Ts’を保持するタイミングを生成す
る。
【0032】ゲートアレイ21はまた、第2タイミング
T2を理想的なサーボ間隔Tsと実サーボ間隔Ts’と
に基づいて補正して、補正された第2タイミングT2’
を生成する補正回路310と、当該補正された第2タイ
ミングT2’を保持するための補正タイミングレジスタ
311とを備えている。
【0033】ゲートアレイ21はまた、カウンタ302
のカウント値と第1タイミングレジスタ303の値T1
とを比較する比較器(CMP)312と、カウンタ30
2のカウント値を、次の比較器314の出力信号に応じ
て、第2タイミングレジスタ304の値T2または後述
する補正タイミングレジスタ311の値T2’と比較す
る比較器(CMP)313と、実サーボ間隔レジスタ3
08の値Ts’を下限サーボ間隔レジスタ306の値T
3及び上限サーボ間隔レジスタ307の値T4とそれぞ
れ比較する比較器(CMP)314とを備えている。
【0034】ゲートアレイ21は更に、比較器313の
比較結果とCPU24により状態設定されるイネーブル
信号ENとが入力されるANDゲート315と、AND
ゲート315の出力と比較器312の比較結果とが入力
されるORゲート316と、ORゲート316の出力信
号に応じてサーボセクタパルスSSPを生成するSSP
(サーボセクタパルス)生成器317とを備えている。
【0035】比較器312,313、ANDゲート31
5、ORゲート316及びSSP生成器317は、第1
タイミングT1に基づくサーボセクタパルスSSPの生
成と、第2タイミングT2または補正された第2タイミ
ングT2’に基づくサーボセクタパルスSSPの生成と
を行うSSP(サーボセクタパルス)生成部318を構
成している。
【0036】次に、図1の構成のHDDの動作を、当該
HDD内のゲートアレイ21におけるセクタパルス生成
を中心に、図4乃至図6のタイミングチャートを適宜参
照して説明する。
【0037】ヘッド12によりディスク11iから読み
取られた信号(リード信号)はヘッドIC19により増
幅され、R/Wチャネル20に入力される。R/Wチャ
ネル20には、ゲートアレイ21からサーボ領域110
の位置に対応したタイミングのサーボゲートも入力され
る。R/Wチャネル20は、このサーボゲートのタイミ
ングで、上記ヘッドIC19からのリード信号中のAG
C部110aの信号(AGC信号)に基づくゲインコン
トロール及び位相引き込みを行い、後続のサーボマーク
部110b、サーボセクタ番号部110c、シリンダ番
号部110d、及びバースト部110eの情報、つまり
サーボマーク(SM)、サーボセクタ番号、シリンダ番
号、及びバーストデータを順に検出する。R/Wチャネ
ル20は、検出したサーボマーク(SM)、サーボセク
タ番号、シリンダ番号、及びバーストデータ(からなる
サーボ情報)をゲートアレイ21に転送する。
【0038】ゲートアレイ21内のサーボマーク検出器
301は、R/Wチャネル20から転送されたサーボ情
報からサーボマーク(SM)を検出し、その検出時から
一定時間だけ高レベル(論理“1”)となるサーボマー
ク検出信号SMDを出力する。つまりサーボマーク検出
器301は、サーボ情報中のサーボマークを検出する毎
に、サーボマーク検出パルスを出力する。また、R/W
チャネル20からゲートアレイ21に転送されたサーボ
情報は当該ゲートアレイ21内の図示せぬレジスタに、
後続のサーボ情報が転送されるまで保持される、ゲート
アレイ21内のカウンタ302は、内部のクロックCL
Kのタイミングでカウント動作を行っている。カウンタ
302は、サーボマーク検出器301からのサーボマー
ク検出信号SMDが高レベルとなると、つまりサーボマ
ーク検出器301からサーボマーク検出パルスが出力さ
れると、カウント動作を停止する。このとき、カウンタ
302のカウント値は、同期化回路309で生成される
タイミング、即ちサーボマーク検出器301からサーボ
マーク検出パルスが出力された次のクロックCLKのタ
イミングで、実サーボ間隔レジスタ308にラッチされ
る。そして、更に次のクロックCLKのタイミングでカ
ウンタ302のカウント値はリセットされ、再度クロッ
クCLKのタイミングでカウント動作を再開する。つま
りカウンタ302は、サーボマーク検出器301からサ
ーボマーク検出パルスが出力される毎に時間カウントを
行い、実サーボ間隔レジスタ212には、2つのサーボ
マーク検出パルス間の時間カウント値、つまり実際のサ
ーボ間隔の計測値Ts’が保持される。
【0039】比較器312は、カウンタ302のカウン
ト値を第1タイミングレジスタ303の値T1と比較し
ており、両者が一致した場合に、その旨を表す高レベル
(論理“1”)の信号を出力する。この比較器312の
出力信号はORゲート316に入力される。これによ
り、ORゲート316の出力は、カウンタ302のカウ
ント値が第1のタイミングT1に一致した場合に高レベ
ルとなる。SSP生成器317は、ORゲート316の
出力が高レベルとなったタイミングで、サーボセクタパ
ルスSSPを生成出力する。このサーボセクタパルスS
SPはCPU24へのサーボ割り込み信号として、当該
CPU24に供給される。
【0040】このように本実施形態においては、サーボ
マーク検出器301によりサーボマークが検出されて、
図4乃至図6に示すようにサーボマーク検出信号SMD
が一定時間高レベルとなる毎に、つまりサーボマーク検
出パルスが出力される毎に、それより時間T1後のタイ
ミングで、サーボセクタパルスSSPが出力される。
【0041】さて、サーボマーク検出器301からサー
ボマーク検出パルスが出力されると、先に出力されたサ
ーボマーク検出パルスとの間の時間間隔、つまり実サー
ボ間隔(の計測値)Ts’が実サーボ間隔レジスタ30
8にラッチされる。
【0042】比較器314は、実サーボ間隔レジスタ3
08の値Ts’を下限サーボ間隔レジスタ306の値T
3及び上限サーボ間隔レジスタ307の値T4と比較す
る。比較器314は、Ts’<T3またはTs’>T4
の場合に、第2タイミングT2の補正が必要であること
を示す高レベル(論理“1”)の信号を出力する。ここ
でT4はTs≦T4≦T2であるものとする。また、比
較器314は、Ts’<T3またはTs’>T4でない
場合、即ちT3≦Ts’≦T4の場合には、第2タイミ
ングT2の補正が必要ないことを示す低レベル(論理
“0”)の信号を出力する。
【0043】ここで、T3=0,T4=Ts(理想的な
サーボ間隔)であるとするならば、比較器314はT
s’>Tsの場合に高レベル(論理“1”)の信号を出
力する。また、T3=Ts−ΔT,T4=Ts+ΔTで
あるとするならば、比較器314はTs’<(Ts−Δ
T)またはTs’>(Ts+ΔT)の場合に高レベル
(論理“1”)の信号を出力する。ここでΔTはサーボ
間隔変動許容値である。
【0044】補正回路310は、サーボ間隔レジスタ3
05に実サーボ間隔Ts’がラッチされる毎に、当該実
サーボ間隔レジスタ308の値Ts’及びサーボ間隔レ
ジスタ305の値Tsに基づいて、第2タイミングレジ
スタ304の値T2を補正する演算を行い、補正された
第2のタイミングT2’を求める。補正回路310は、
この演算を次式 T2’=T2×Ts’/Ts (1) に従って行う。なお、この演算を、次式 T2’=T2+(Ts’−Ts) に従って行うようにしても構わない。
【0045】このように補正回路310は、実サーボ間
隔Ts’の理想的なサーボ間隔Tsに対するずれの程度
(ずれの割合またはずれの絶対量)に応じて第2のタイ
ミングT2を補正して、補正された第2のタイミングT
2’を生成する。この補正された第2のタイミングT
2’は補正タイミングレジスタ311に保持される。
【0046】比較器313は、比較器314の出力信号
が低レベルの場合、つまり第2タイミングT2の補正が
必要ない場合には、カウンタ302のカウント値を第2
タイミングレジスタ304の値T2と比較する。また比
較器313は、比較器314の出力信号が高レベルの場
合、つまり第2タイミングT2の補正が必要な場合に
は、カウンタ302のカウント値を補正タイミングレジ
スタ311の値T2’と比較する。比較器313は、比
較結果が一致を示す場合には、その旨を表す高レベル
(論理“1”)の信号を出力する。明らかなように、カ
ウンタ302のカウント値がT2またはT2’となる前
に、サーボマーク検出器301により次のサーボマーク
が検出されたならば、当該カウンタ302はリセットさ
れて再起動されることから、比較器313から比較結果
が一致を示す信号が出力されることはない。つまり、比
較器313から比較結果が一致を示す信号が出力される
のは、カウンタ302のカウント値がT2またはT2’
となってもサーボマーク検出器301により次のサーボ
マークが検出されない場合である。
【0047】比較器313の出力信号はイネーブル信号
ENと共にANDゲート315に供給される。イネーブ
ル信号ENは、後述するヘッド切り替え直後以外は高レ
ベル(論理“1”)に設定されている。この場合、AN
Dゲート315は比較器313の出力信号をそのままO
Rゲート316に出力する。これによりORゲート31
6の出力は、イネーブル信号ENが高レベルの通常状態
では、比較器313により一致が検出された場合に高レ
ベルとなる。SSP生成器317は、ORゲート316
の出力が高レベルとなったタイミングで、サーボセクタ
パルスSSPを生成出力する。
【0048】以上により本実施形態においては、実サー
ボ間隔Ts’がTs’<T3もしくはTs’>T4の場
合には、カウンタ302のカウント値が第2のタイミン
グT2の補正値、つまり補正された第2のタイミングT
2’に一致した時点で、サーボマークは検出されなかっ
たものとして、擬似的にサーボセクタパルスSSPが生
成出力される。これに対し、実サーボ間隔Ts’がT3
≦Ts’≦T4の場合には、カウンタ302のカウント
値が第2のタイミングT2に一致した時点で、サーボマ
ークは検出されなかったものとして、擬似的にサーボセ
クタパルスSSPが生成出力される。
【0049】ここで、実サーボ間隔Ts’がTs’<T
3もしくはTs’>T4の場合に、擬似的にサーボセク
タパルスSSPを生成出力するタイミングをT2からT
2’に切り替える効果について述べる。
【0050】まず、ディスク11iの各トラックに等間
隔でサーボ情報が記録されたHDDでは、当該ディスク
11iの回転変動や偏心等が生じないならば、サーボ情
報中のサーボマーク(SM)は、図4に示すように、理
想的なサーボ間隔Tsに等しい一定の間隔Ts’で検出
される。つまり実サーボ間隔Ts’は理想的なサーボ間
隔Tsに一致する。
【0051】このような状態で、図4中のサーボマーク
検出パルス42のタイミングからカウンタ302によっ
て第2のタイミングT2に一致する時間が計測されて
も、次のサーボマークが検出されず、したがって次のサ
ーボマーク検出パルス43が出力されていないものとす
る。この場合、サーボマーク検出パルス42のタイミン
グからT2後のタイミングで、図4に示すようにサーボ
セクタパルスSSPが生成出力される。T2はTsより
大きな値に設定されており、したがって、サーボマーク
検出パルス42からT2後のタイミングでサーボセクタ
パルスSSPが生成された後に、次のサーボマーク検出
パルス43が出力される恐れはない。つまり、1つのサ
ーボに対し、2回サーボセクタパルスSSPが生成され
る恐れはない。
【0052】しかしながら実際のHDDでは、サーボ間
隔はディスク11iの回転変動や偏心等により変動して
おり、実際のサーボ間隔Ts’が理想的なサーボ間隔T
sからずれる場合も生じる。そこでサーボ間隔Ts’
が、図5及び図6に示すように第2のタイミングT2
(T2>Ts)より長くなり、Ts’>T4となったも
のとする。この状態で、図5に示すように、サーボマー
ク検出パルス52のタイミングからカウンタ302によ
って補正された第2のタイミングT2’に一致する時間
が計測されても、次のサーボマークが検出されず、次の
サーボマーク検出パルス53が出力されていないものと
する。この場合、本実施形態においては、図5に示すよ
うに、サーボマーク検出パルス52からT2’後のタイ
ミングでサーボセクタパルスSSPが生成出力される。
【0053】これに対し、図6に示すように、サーボマ
ーク検出パルス62のタイミングから補正された第2の
タイミングT2’を経過する前に次のサーボマーク検出
パルス63が出力された場合には、当該第2のタイミン
グT2’に基づくサーボセクタパルスSSPは生成され
ない。ところが、従来のように、補正されていない第2
のタイミングT2に基づいてサーボセクタパルスSSP
を生成する構成を適用するならば、まずサーボマーク検
出パルス63が出力される前に、サーボマーク検出パル
ス62からT2後のタイミングでサーボセクタパルスS
SPが生成される。この場合、サーボマーク検出パルス
63のタイミングからT1後のタイミングでもサーボセ
クタパルスSSPが生成される。つまり、1つのサーボ
で2つのサーボセクタパルスSSPが生成されてしま
う。しかしながら本実施形態では、上記したように第2
のタイミングとしてT2ではなくて、補正されたT
2’、即ちT2×Ts’/TsまたはT2+(Ts’−
Ts)を用いていることから、1つのサーボで2つのサ
ーボセクタパルスSSPが生成されるのを抑止できる。
【0054】[第1の変形例]次に、上記実施形態の第
1の変形例について説明する。上記実施形態では、実サ
ーボ間隔Ts’の値で決まる比較器314の比較結果に
より、第2のタイミングT2を補正して使用する場合
と、補正せずに使用する場合とを切り替えるものとして
説明した。これに対して本変形例では、常に補正された
第2のタイミングT2’を用いる。ここでは、Ts’=
Tsの場合に、T2’=T2となる。本変形例では、図
3中で破線の枠320で囲まれた下限サーボ間隔レジス
タ306、上限サーボ間隔レジスタ307及び比較器3
14は不要となる。また、比較器313は、実サーボ間
隔Ts’の値に無関係に、カウンタ302のカウント値
を常に補正タイミングレジスタ311の値T2’と比較
すればよい。したがって、図3において符号321で示
された、第2タイミングレジスタ304から比較器31
3へのT2の伝達路も不要となる。
【0055】[第2の変形例]次に、上記実施形態の第
2の変形例について図7及び図8のタイミングチャート
を参照して説明する。上記実施形態では、サーボマーク
検出器301によりサーボマークが検出されず、したが
ってサーボマーク検出パルスが出力されなかった場合、
第1のタイミングT2’またはT2に基づくサーボセク
タパルスSSPの生成が行われるものとして説明した。
【0056】これに対して本変形例では、図7に示すよ
うに、サーボ間隔レジスタ305にラッチされた実サー
ボ間隔Ts’bが予め設定されている範囲(許容サーボ
間隔範囲)から外れている場合、つまり実サーボ間隔T
s’bがTs’b<T3もしくはTs’b>T4の場合
に、当該Ts’bが計測された時点での、補正された第
2のタイミングT2’bに基づくサーボセクタパルスS
SPの生成を禁止する。
【0057】この他に、Ts’bが計測された時点で
の、T2’bに基づくサーボセクタパルスSSPの生成
を無条件で禁止する代わりに、その前に計測された実サ
ーボ間隔Ts’aに応じてサーボセクタパルスSSPの
生成を禁止するか否かを決定するようにしてもよい。こ
こでは、先に計測されたTs’aも予め設定されている
範囲から外れている場合には、Ts’bが計測された時
点での、T2’bに基づくサーボセクタパルスSSPの
生成を禁止する。これに対し、先に計測されたTs’a
が予め設定されている範囲に収まっている場合には、図
8に示すように、Ts’bが計測された時点での第2の
タイミングに基づくサーボセクタパルス生成を行う。こ
の第2のタイミングには、Ts’aを用いて補正された
T2’a(上記実施形態におけるT2’に相当)を用い
る。なお、この変形例において、Ts’bが予め設定さ
れている範囲に入っている場合には、Ts’bが計測さ
れた時点でのサーボセクタパルスSSPの生成に、T2
あるいはT2’b(上記実施形態におけるT2’に相
当)のいずれのタイミングを用いても構わない。
【0058】[第3の変形例]次に、上記実施形態の第
3の変形例について図9のタイミングチャートを参照し
て説明する。上記実施形態では、ヘッド切り替え、つま
りディスク11a,11bのうちのいずれかのヘッド
(記録面)Hiから別のいずれかのヘッド(記録面)H
jへのアクセス先の切り替えによって、ヘッドHi側の
ヘッド12により検出されるサーボ情報とヘッドHj側
のヘッド12により検出されるサーボ情報との位置関係
が著しく変化すること、つまりサーボ間隔が連続的な変
動から外れて、極端に変動することは特に考慮されてい
ない。しかし、図9に示すように、ヘッド切り替え直前
のサーボマーク検出により生成されたサーボマーク検出
パルス91とヘッド切り替え直後のサーボマーク検出に
より生成されたサーボマーク検出パルス92との間のサ
ーボ間隔Ts’が、同一ヘッドでの実際のサーボ間隔よ
りも短く観測される場合には、次のような問題が発生す
る。即ち、上記実施形態と同様にして、サーボマーク検
出パルス91,92の間のサーボ間隔Ts’に基づいて
補正された第2のタイミングT2’を用いる場合、その
T2’のタイミング、つまり図9において破線で示され
るサーボセクタパルスSSP94の生成タイミングが、
次のサーボマーク検出パルス93の位置よりも前に来る
可能性がある。この場合、第2のタイミングによりサー
ボセクタパルスSSP94が生成された後、サーボマー
クが検出されてサーボマーク検出パルス93が出力さ
れ、このサーボマーク検出パルス93からT1後の第1
のタイミングでサーボセクタパルスSSP95が生成さ
れてしまう。つまり、1回のサーボで2回サーボセクタ
パルスSSPが生成されてしまう。
【0059】そこで本変形例では、このようなことが起
こらないように、ヘッド切り替え直後は、少なくとも2
回以上連続してサーボ領域110中のサーボ情報から正
しくサーボマークを検出するまでは、第2のタイミング
でのサーボセクタパルス生成を禁止する。
【0060】そのためにCPU24は、ヘッド切り替え
を行うと、イネーブル信号ENを低レベル(論理
“0”)に設定する。そしてCPU24は、ヘッド切り
替え後、ゲートアレイ21(内のSSP生成器317)
から当該CPU24に出力されるサーボセクタパルスS
SPをカウントし、2個のサーボセクタパルスSSPを
カウントすると、即ち図9の例ではサーボセクタパルス
SSP95を受け取ると、ゲートアレイ21内の比較器
314の出力を読み込む。
【0061】もし、比較器314の出力が低レベル(論
理“0”)であるならば、CPU24は、サーボセクタ
パルスSSP95に対応するサーボマーク検出パルス9
3と先行するサーボマーク検出パルス92との間の間
隔、つまり実サーボ間隔は予め定められた範囲に収まっ
ており、少なくとも連続して2回サーボマークが正しい
間隔で検出されたと判断する。この場合、CPU24
は、イネーブル信号ENを高レベル(論理“1”)に切
り替え、第2のタイミングでのサーボセクタパルスSS
Pの生成を許可する。このイネーブル信号ENの操作
は、ゲートアレイ21内の図示せぬイネーブル信号セッ
トレジスタ、またはリセットレジスタをCPU24から
アクセスすることで実現される。
【0062】これに対し、比較器314の出力が高レベ
ル(論理“1”)の場合、つまり実サーボ間隔が予め定
められた範囲から外れている場合には、CPU24は比
較器314の出力が低レベル(論理“0”)となるま
で、サーボセクタパルスSSPに応じて比較器314の
出力を読み込む動作を繰り返す。
【0063】なお、サーボ間隔が連続的な変動から外れ
て、極端に変動する可能性があるのは、一般に、異なる
ディスク11a,11b間でのヘッド切り替えの場合で
ある。したがって、異なるディスク11a,11b間で
のヘッド切り替え直後だけ、第2のタイミングでのサー
ボセクタパルス生成を禁止するようにしても構わない。
【0064】以上に述べた実施形態では、本発明をHD
D(磁気ディスク装置)に適用した場合について説明し
たが、これに限るものではない。本発明は、サーボ情報
がディスク円周方向に等間隔で記録されたディスク記憶
媒体を備えたディスク記憶装置であれば、光磁気ディス
ク装置などHDD以外のディスク記憶装置にも適用可能
である。
【0065】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構
成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、サ
ーボマークの検出に失敗した場合に擬似的にサーボセク
タパルスを生成するためのタイミングを与える第2の設
定時間を、実際に計測されたサーボ間隔(実サーボ間
隔)と理想的なサーボ間隔とに基づいて補正するように
したので、この補正された第2の設定時間を用いてサー
ボセクタパルスを生成することで、ディスクの回転変動
や偏心等により、サーボ間隔が第2の設定時間よりも長
くなってしまった場合にも、lつのサーボで2回サーボ
セクタパルスが生成されるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の
構成を示すブロック図。
【図2】ディスク11i(i=a,b)のフォーマット
とディスク11i上に配置されているサーボ領域のフォ
ーマットとを示す図。
【図3】図1中のゲートアレイ21の構成を示すブロッ
ク図。
【図4】同実施形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図5】同実施形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図6】同実施形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図7】同実施形態の第2の変形例を説明するためのタ
イミングチャート。
【図8】同実施形態の第2の変形例を説明するためのタ
イミングチャート。
【図9】同実施形態の第3の変形例を説明するためのタ
イミングチャート。
【符号の説明】
11a,11b,11i…ディスク 12…ヘッド 13…SPM(スピンドルモータ) 15…VCM(ボイスコイルモータ) 20…R/Wチャネル 21…ゲートアレイ 24…CPU 110…サーボ領域 111…トラック 110b…サーボマーク 110d…シリンダ番号部 110e…バースト部 301…サーボマーク検出器 302…カウンタ 303…第1タイミングレジスタ 304…第2タイミングレジスタ 305…サーボ間隔レジスタ 306…下限サーボ間隔レジスタ 307…上限サーボ間隔レジスタ 308…実サーボ間隔レジスタ 310…補正回路 312,313,314…比較器(CMP) 317…SSP(サーボセクタパルス)生成器 318…SSP(サーボセクタパルス)生成部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置情報を含むサーボ情報であって、当
    該サーボ情報を識別するための固有のサーボマークを含
    むサーボ情報が各トラック毎に予め等間隔で記録されて
    いる記録面を備えたディスクと、 前記ディスクの各記録面に対応して設けられ、対応する
    ディスクを対象とする少なくとも情報の読み出しに用い
    られるヘッドと、 前記ヘッドにより前記ディスクから読み出された情報か
    ら前記サーボ情報を検出する手段と、 前記サーボ情報検出手段により検出された前記サーボ情
    報から前記サーボマークを検出する手段と、 前記サーボマーク検出手段により検出された前記サーボ
    マークの時間間隔であるサーボ間隔を計測するカウンタ
    と、 前記サーボマーク検出手段により前記サーボマークが検
    出されたタイミングを基準に第1の設定時間後にサーボ
    セクタパルスを生成すると共に、第2の設定時間を経過
    するまでに前記サーボマークが検出されなかった場合
    に、その第2の設定時間経過時のタイミングで擬似的に
    サーボセクタパルスを生成する手段と、 前記サーボセクタパルス生成手段によるサーボセクタパ
    ルス生成に用いられる前記第2の設定時間を、前記カウ
    ンタにより計測されたサーボ間隔と予め設定されている
    理想的なサーボ間隔とに基づいて補正する手段とを具備
    することを特徴とするディスク記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記カウンタにより計測されたサーボ間
    隔を前記理想的なサーボ間隔と比較して、前記計測され
    たサーボ間隔が前記理想的なサーボ間隔よりも大きいこ
    とを検出するための比較手段を更に具備し、 前記サーボセクタパルス生成手段は、前記計測されたサ
    ーボ間隔が前記理想的なサーボ間隔よりも大きいことが
    前記比較手段により検出された場合に、前記補正手段に
    より補正された前記第2の設定時間を利用することを特
    徴とする請求項1記載のディスク記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記カウンタにより計測されたサーボ間
    隔を、予め定められた下限サーボ間隔及び上限サーボ間
    隔と比較して、前記計測されたサーボ間隔が前記下限サ
    ーボ間隔より小さいか、或いは前記上限サーボ間隔より
    大きいことを検出するための比較手段を更に具備し、 前記サーボセクタパルス生成手段は、前記計測されたサ
    ーボ間隔が前記下限サーボ間隔より小さいか、或いは前
    記上限サーボ間隔より大きいことが前記比較手段により
    検出された場合に、前記補正手段により補正された前記
    第2の設定時間を利用することを特徴とする請求項1記
    載のディスク記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記比較手段は、前記下限サーボ間隔と
    して、前記理想的なサーボ間隔から予め定められたサー
    ボ間隔変動許容値を差し引いた値を用いると共に、前記
    上限サーボ間隔として、前記理想的なサーボ間隔に前記
    サーボ間隔変動許容値を加えた値を用いることを特徴と
    する請求項3記載のディスク記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段は、前記理想的なサーボ間
    隔をTs、補正前の前記第2の設定時間をT2、前記計
    測されたサーボ間隔をTs’とすると、補正された前記
    第2設定時間T2’を、T2’=T2×Ts’/Tsの
    演算で算出することを特徴とする請求項1記載のディス
    ク記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は、前記理想的なサーボ間
    隔をTs、補正前の前記第2の設定時間をT2、前記計
    測されたサーボ間隔をTs’とすると、補正された前記
    第2設定時間T2’を、T2’=T2+(Ts’−T
    s)の演算で算出することを特徴とする請求項1記載の
    ディスク記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記カウンタにより計測されたサーボ間
    隔を、予め定められた下限サーボ間隔及び上限サーボ間
    隔と比較して、前記計測されたサーボ間隔が前記下限サ
    ーボ間隔と前記上限サーボ間隔との間の許容サーボ間隔
    範囲より外れていることを検出するための比較手段を更
    に具備し、 前記サーボセクタパルス生成手段は、前記計測されたサ
    ーボ間隔が前記許容サーボ間隔範囲より外れていること
    が前記比較手段により検出された場合に、前記第2の設
    定時間に基づく前記サーボセクタパルスの生成を抑止す
    ることを特徴とする請求項1記載のディスク記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記カウンタにより計測されたサーボ間
    隔を、予め定められた下限サーボ間隔及び上限サーボ間
    隔と比較して、前記計測されたサーボ間隔が前記下限サ
    ーボ間隔と前記上限サーボ間隔との間の許容サーボ間隔
    範囲より外れていることを検出するための比較手段を更
    に具備し、 前記サーボセクタパルス生成手段は、前記計測されたサ
    ーボ間隔が前記許容サーボ間隔範囲より外れていること
    が前記比較手段により検出された場合に、その前に計測
    されているサーボ間隔であって、且つ前記許容サーボ間
    隔範囲内に収まっていたサーボ間隔に基づいて前記補正
    手段により補正された前記第2の設定時間を利用するこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスク記憶装置。
  9. 【請求項9】 ヘッド切り替え直後、前記サーボマーク
    検出手段により連続する少なくとも2つの前記サーボ情
    報から前記サーボマークが正常に検出された特定状態を
    検出する手段を具備し、 前記サーボセクタパルス生成手段は、前記ヘッド切り替
    え直後から前記特定状態検出手段により前記特定状態が
    検出されるまでの期間、前記第2の設定時間に基づく前
    記サーボセクタパルスの生成を抑止することを特徴とす
    る請求項1記載のディスク記憶装置。
  10. 【請求項10】 位置情報を含むサーボ情報であって、
    当該サーボ情報を識別するための固有のサーボマークを
    含むサーボ情報が各トラック毎に予め等間隔で記録され
    ているディスクからヘッドにより読み出された情報から
    前記サーボ情報を検出し、当該サーボ情報から前記サー
    ボマークを検出することで、そのサーボマーク検出タイ
    ミングを基準にサーボセクタパルスを生成するディスク
    記憶装置におけるサーボセクタパルス生成方法であっ
    て、 前記サーボマーク検出タイミング毎に時間計測を開始し
    て当該サーボマーク検出タイミングと次のサーボマーク
    検出タイミングとの時間間隔であるサーボ間隔を計測す
    るステップと、 前記サーボマーク検出タイミングを基準に第1の設定時
    間後にサーボセクタパルスを生成するステップと、 前記サーボマーク検出タイミングから第2の設定時間を
    経過するまでに次の前記サーボマークが検出されなかっ
    た場合に、その第2の設定時間経過時のタイミングで擬
    似的にサーボセクタパルスを生成するステップと、 前記擬似的にサーボセクタパルスを生成するのに用いら
    れる前記第2の設定時間を、前記計測されたサーボ間隔
    と予め設定されている理想的なサーボ間隔とに基づいて
    補正するステップとを具備することを特徴とするディス
    ク記憶装置におけるサーボセクタパルス生成方法。
JP2001235106A 2001-08-02 2001-08-02 ディスク記憶装置及び同装置におけるサーボセクタパルス生成方法 Expired - Fee Related JP3556623B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001235106A JP3556623B2 (ja) 2001-08-02 2001-08-02 ディスク記憶装置及び同装置におけるサーボセクタパルス生成方法
SG200201347A SG96276A1 (en) 2001-08-02 2002-03-08 Disk drive apparatus and method for generating servo sector pulse
US10/095,573 US6839194B2 (en) 2001-08-02 2002-03-13 Disk drive apparatus and method for generating servo sector pulse

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001235106A JP3556623B2 (ja) 2001-08-02 2001-08-02 ディスク記憶装置及び同装置におけるサーボセクタパルス生成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003045129A true JP2003045129A (ja) 2003-02-14
JP3556623B2 JP3556623B2 (ja) 2004-08-18

Family

ID=19066606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001235106A Expired - Fee Related JP3556623B2 (ja) 2001-08-02 2001-08-02 ディスク記憶装置及び同装置におけるサーボセクタパルス生成方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6839194B2 (ja)
JP (1) JP3556623B2 (ja)
SG (1) SG96276A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222689A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Samsung Electronics Co Ltd サーボタイミングジッタ補償方法及びサーボタイミングジッタ補償装置
JP2007184017A (ja) * 2006-01-04 2007-07-19 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク装置
US7440211B2 (en) 2004-05-28 2008-10-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and/or method of controlling timing of servo pulses and disk drive using the method
US8446685B2 (en) 2007-09-28 2013-05-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Servo frame interval correction apparatus, storage apparatus and servo frame interval correction method

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040156137A1 (en) * 2003-02-06 2004-08-12 Settje Christopher Thomas Timing variance write gate pull
US7132815B2 (en) * 2004-04-02 2006-11-07 Agere Systems Inc. Methods and devices for processing servo control signals
US7319570B2 (en) * 2005-09-19 2008-01-15 Seagate Technology Llc Random vibration and shock compensator using a disturbance observer
US7212374B1 (en) * 2005-10-14 2007-05-01 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive to characterize misaligned servo wedges
US7538962B2 (en) * 2005-12-19 2009-05-26 Broadcom Corporation Media event timer and methods for use therewith
US7289288B1 (en) 2006-03-23 2007-10-30 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive having hybrid spindle speed control and related method
US7339761B1 (en) * 2006-04-18 2008-03-04 Western Digital Technologies, Inc. Method for wedge time shift calibration in a disk drive
JP2010108544A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ディスク・ドライブ及びサーボ・データ検出のための処理タイミングの制御方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2546119B2 (ja) * 1992-12-28 1996-10-23 日本電気株式会社 磁気ディスク装置
JP2793475B2 (ja) * 1993-07-23 1998-09-03 日本電気株式会社 光ディスク装置
JP3103258B2 (ja) * 1994-02-02 2000-10-30 富士通株式会社 ディスク装置
JPH0831102A (ja) 1994-07-15 1996-02-02 Toshiba Corp データ記録再生装置及び同装置に適用されるサーボセクタパルス生成方法
KR100329151B1 (ko) * 1995-04-27 2002-11-29 삼성전자 주식회사 디스크구동기록장치의스핀들모터구동제어회로
KR100194023B1 (ko) * 1996-04-30 1999-06-15 윤종용 서보 어드레스 마크 검출 미싱으로 인한 서보패턴 오버라이트 방지회로
KR0176651B1 (ko) * 1996-06-27 1999-04-15 김광호 서보 어드레스 마크 자동검출 및 서보타이밍 보상회로
JP2891216B2 (ja) * 1996-12-27 1999-05-17 日本電気株式会社 サーボマーク検出回路
US5903410A (en) * 1997-03-24 1999-05-11 International Business Machines Corporation Disk drive using multiple servo timing marks that form a code of unique interrelated bit patterns
JP3226499B2 (ja) * 1998-09-25 2001-11-05 富士通株式会社 記憶ディスク装置のヘッド位置決め制御方法及びその装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222689A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Samsung Electronics Co Ltd サーボタイミングジッタ補償方法及びサーボタイミングジッタ補償装置
US7440211B2 (en) 2004-05-28 2008-10-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and/or method of controlling timing of servo pulses and disk drive using the method
JP2007184017A (ja) * 2006-01-04 2007-07-19 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク装置
US8446685B2 (en) 2007-09-28 2013-05-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Servo frame interval correction apparatus, storage apparatus and servo frame interval correction method

Also Published As

Publication number Publication date
US20030026022A1 (en) 2003-02-06
US6839194B2 (en) 2005-01-04
SG96276A1 (en) 2003-05-23
JP3556623B2 (ja) 2004-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005327448A (ja) 疑似ランダム2進シーケンスを有するサーボパターンによるデータ記録システム
US7184234B2 (en) Compensation for jitter in servo signal within data storage device
JP3556623B2 (ja) ディスク記憶装置及び同装置におけるサーボセクタパルス生成方法
US6781786B2 (en) Magnetic disk drive system
US7952825B2 (en) Method and apparatus adjusting reference clock frequency and disk drive using same
US7106534B2 (en) Method for compensating timing to start data recording and magnetic disk device using same
JPH10241128A (ja) 磁気ディスク装置及びヘッド故障検出方法
JP3561246B2 (ja) ディスク記憶装置及びサーボ情報の位置ずれ補償方法
JP2005078786A (ja) 磁気ディスク装置及びそのためのサーボパターン記録方法
JP2004213736A (ja) ディスク記憶装置及び同装置におけるヘッド位置決め方法
US6160674A (en) Stable data writing method by tracking head speed in hard disk drive
US7440211B2 (en) Apparatus and/or method of controlling timing of servo pulses and disk drive using the method
EP1585126B1 (en) Data read retry with read timing adjustment for eccentricity of a disc in a data storage device
JPH08255465A (ja) 記録再生装置及びそのアドレス認識方法
JP2005190509A (ja) サーボライト方法及びディスク記憶装置
KR100723499B1 (ko) 하드디스크 드라이브의 서보 라이트 클럭 발생 방법 및이에 적합한 기록 매체
JP3904999B2 (ja) ディスク装置及びその制御方法
JP2003187541A (ja) ディスク記憶装置及び同装置における制御信号転送方法
JP4145474B2 (ja) 磁気ディスク装置およびその制御方法
JP2002288956A (ja) 磁気ディスク装置及び該装置におけるサーボ情報記録方法
JPH04283411A (ja) 磁気記録装置の磁気ヘツド位置制御方式
JP3909046B2 (ja) データ再生方法,ハードディスクドライブ装置および記憶媒体。
JP2004127512A (ja) ディスク記憶装置及びサーボ情報の位置ずれ補償方法
JP2000040318A (ja) ディスク記憶装置及び同装置におけるヘッドの位置決め制御方法
JP2008034068A (ja) 磁気ディスク装置、およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040512

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees