JP2003044885A - 自動改札機を利用した広告システム - Google Patents
自動改札機を利用した広告システムInfo
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＩＣカードを用いた自動改札機を利用して、
個々の利用者毎の個人情報に応じた広告を行なうことが
できるようにした自動改札機を利用した広告システムを
提供する。 【解決手段】 ＩＣカードの記憶手段には、運賃前払い
残高データと利用者の個人情報とが記憶され、自動改札
機には、ＩＣカードの運賃前払い残高データと利用者の
個人情報とを読み取るデータ読取手段と、読取られた運
賃前払い残高データに基づき開閉を行うゲート開閉手段
と、広告情報を表示する表示手段とを有し、自動改札機
は、ホスト装置と通信可能に接続され、ホスト装置に
は、広告情報データベースと、ＩＣカードから読み取ら
れた個人情報に基づいて広告情報データベースの中から
特定の広告情報を選択する広告情報選択手段と、選択さ
れた広告情報を自動改札機に送信する送受信手段とを有
することを特徴とする。
個々の利用者毎の個人情報に応じた広告を行なうことが
できるようにした自動改札機を利用した広告システムを
提供する。 【解決手段】 ＩＣカードの記憶手段には、運賃前払い
残高データと利用者の個人情報とが記憶され、自動改札
機には、ＩＣカードの運賃前払い残高データと利用者の
個人情報とを読み取るデータ読取手段と、読取られた運
賃前払い残高データに基づき開閉を行うゲート開閉手段
と、広告情報を表示する表示手段とを有し、自動改札機
は、ホスト装置と通信可能に接続され、ホスト装置に
は、広告情報データベースと、ＩＣカードから読み取ら
れた個人情報に基づいて広告情報データベースの中から
特定の広告情報を選択する広告情報選択手段と、選択さ
れた広告情報を自動改札機に送信する送受信手段とを有
することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道交通などにお
いて、利用者が所持するＩＣカードに記憶された情報を
読み取り、利用者の予定通路の通行の可否を決定する自
動改札機を利用した広告システムに関する。
いて、利用者が所持するＩＣカードに記憶された情報を
読み取り、利用者の予定通路の通行の可否を決定する自
動改札機を利用した広告システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、鉄道などの改札においては、磁気
記録部を有するキップ、定期券、プリペイドカードなど
を用いる自動改札機が一般的に普及している。また、近
年では、磁気記録部の代わりにＩＣを備えたＩＣカード
を利用した自動改札機も開発され、従来の磁気記録の場
合よりも多くの情報量を記憶することが可能になりつつ
ある。
記録部を有するキップ、定期券、プリペイドカードなど
を用いる自動改札機が一般的に普及している。また、近
年では、磁気記録部の代わりにＩＣを備えたＩＣカード
を利用した自動改札機も開発され、従来の磁気記録の場
合よりも多くの情報量を記憶することが可能になりつつ
ある。
【０００３】更に、情報記憶量の大きいＩＣカードを使
用することで、様々なシステムアプリケーション分野に
ＩＣカードを有効活用することも可能であり、様々な検
討がされている。
用することで、様々なシステムアプリケーション分野に
ＩＣカードを有効活用することも可能であり、様々な検
討がされている。
【０００４】一方、不特定多数の乗降客が通行する駅な
どでは、ポスターなどを掲示することで乗降客を対象に
様々な広告が行なわれているが、ポスターなどの掲示で
は乗降客の個々の個人的な属性に基づく広告ではないの
で、広告効果がそれほど期待できないという問題もあ
る。
どでは、ポスターなどを掲示することで乗降客を対象に
様々な広告が行なわれているが、ポスターなどの掲示で
は乗降客の個々の個人的な属性に基づく広告ではないの
で、広告効果がそれほど期待できないという問題もあ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ＩＣカード
を用いた自動改札機を利用して、個々の利用者毎の個人
情報に応じた広告を行なうことができるようにすること
で、ＩＣカードの活用分野を広げ、更に従来のポスター
に比べて個々の利用客に対し、より広告効果の高い広告
活動を行なえるようにした自動改札機を利用した広告シ
ステムを提供する。
を用いた自動改札機を利用して、個々の利用者毎の個人
情報に応じた広告を行なうことができるようにすること
で、ＩＣカードの活用分野を広げ、更に従来のポスター
に比べて個々の利用客に対し、より広告効果の高い広告
活動を行なえるようにした自動改札機を利用した広告シ
ステムを提供する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の自動改札機を利
用した広告システムは、利用者のＩＣカードに記憶され
た情報を読み取り、利用者の予定通路の通行の可否を決
定する自動改札機を利用した広告システムであって、前
記ＩＣカードの記憶手段には、運賃前払い残高データと
利用者の個人情報とが記憶され、前記自動改札機には、
前記ＩＣカードの運賃前払い残高データと利用者の個人
情報とを読み取るデータ読取手段と、前記データ読取手
段で読取られた運賃前払い残高データに基づいて改札ゲ
ートの開閉を行うゲート開閉手段と、ホスト装置から受
信した広告情報を表示する表示手段とを有し、前記自動
改札機は、ホスト装置と通信可能に接続され、前記ホス
ト装置には、予め複数種類の表示用広告情報が登録され
た広告情報データベースと、前記ＩＣカードから読み取
られた個人情報に基づいて、前記広告情報データベース
の中から特定の広告情報を選択する広告情報選択手段
と、前記広告情報選択手段で選択された広告情報を前記
自動改札機に送信する送受信手段とを有することを特徴
とする。
用した広告システムは、利用者のＩＣカードに記憶され
た情報を読み取り、利用者の予定通路の通行の可否を決
定する自動改札機を利用した広告システムであって、前
記ＩＣカードの記憶手段には、運賃前払い残高データと
利用者の個人情報とが記憶され、前記自動改札機には、
前記ＩＣカードの運賃前払い残高データと利用者の個人
情報とを読み取るデータ読取手段と、前記データ読取手
段で読取られた運賃前払い残高データに基づいて改札ゲ
ートの開閉を行うゲート開閉手段と、ホスト装置から受
信した広告情報を表示する表示手段とを有し、前記自動
改札機は、ホスト装置と通信可能に接続され、前記ホス
ト装置には、予め複数種類の表示用広告情報が登録され
た広告情報データベースと、前記ＩＣカードから読み取
られた個人情報に基づいて、前記広告情報データベース
の中から特定の広告情報を選択する広告情報選択手段
と、前記広告情報選択手段で選択された広告情報を前記
自動改札機に送信する送受信手段とを有することを特徴
とする。
【０００７】また、本発明は、前記個人情報が、利用者
の年齢、性別、国籍、趣味、趣向、ハンディキャップ情
報、言語情報のいずれかを含む情報であることを特徴と
する。
の年齢、性別、国籍、趣味、趣向、ハンディキャップ情
報、言語情報のいずれかを含む情報であることを特徴と
する。
【０００８】更に、本発明は、前記表示手段に表示され
る広告情報が、前記ＩＣカードから読み取られた言語情
報に対応した言語で表示されることを特徴とする。
る広告情報が、前記ＩＣカードから読み取られた言語情
報に対応した言語で表示されることを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の一実施形
態に用いる自動改札機の外観図、図２は、本発明の一実
施形態に係る自動改札機を利用した広告システムの概略
構成図、図３は、本発明の一実施形態に係る自動改札機
を利用した広告システムのシステムブロック図、図４
は、本発明における自動改札機の表示手段の表示例、図
５は、本発明の一実施形態に係る自動改札機を利用した
広告システムの処理手順を示すフローチャート、図６
は、本発明の他の実施形態に係る自動改札機を利用した
広告システムの処理手順を示すフローチャートである。
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の一実施形
態に用いる自動改札機の外観図、図２は、本発明の一実
施形態に係る自動改札機を利用した広告システムの概略
構成図、図３は、本発明の一実施形態に係る自動改札機
を利用した広告システムのシステムブロック図、図４
は、本発明における自動改札機の表示手段の表示例、図
５は、本発明の一実施形態に係る自動改札機を利用した
広告システムの処理手順を示すフローチャート、図６
は、本発明の他の実施形態に係る自動改札機を利用した
広告システムの処理手順を示すフローチャートである。
【００１０】本発明の自動改札機を利用した広告システ
ムでは、ＩＣカードと自動改札機の間のデータのやりと
りを、接触方式又は非接触方式のいずれの方式を用いて
もよいが、以下の一実施形態の説明としては接触方式を
用いた場合について説明する。
ムでは、ＩＣカードと自動改札機の間のデータのやりと
りを、接触方式又は非接触方式のいずれの方式を用いて
もよいが、以下の一実施形態の説明としては接触方式を
用いた場合について説明する。
【００１１】本発明の一実施形態に係る自動改札機を利
用した広告システム１は、図１に示すように、各駅毎に
設置された自動改札機２ａ，２ｂと、これらの自動改札
機２ａ，２ｂを利用者が通過する際に、利用者が使用す
るＩＣカード３ａ，３ｂと、自動改札機２ａ，２ｂと通
信回線４を介して通信可能に接続されている管理センタ
ーなどに備えられたホスト装置５とからなる。
用した広告システム１は、図１に示すように、各駅毎に
設置された自動改札機２ａ，２ｂと、これらの自動改札
機２ａ，２ｂを利用者が通過する際に、利用者が使用す
るＩＣカード３ａ，３ｂと、自動改札機２ａ，２ｂと通
信回線４を介して通信可能に接続されている管理センタ
ーなどに備えられたホスト装置５とからなる。
【００１２】図２に示すように、この自動改札機２は、
利用客が持参したＩＣカード３を挿入するＩＣカード挿
入口６と、ＩＣカード３を排出するＩＣカード排出口７
と、液晶などにより種々の情報を書き換え可能に表示す
る表示手段８とが備えられている。利用者は、自動改札
機１を通過する際に、持参したＩＣカード３をＩＣカー
ド挿入口６に挿入し、ＩＣカード排出口７から排出され
たＩＣカード３を受け取ると共に、表示手段８に表示さ
れた情報を見ながら通過していく。これらの自動改札機
１は、通常１つの駅に数台から数十台設置されている。
利用客が持参したＩＣカード３を挿入するＩＣカード挿
入口６と、ＩＣカード３を排出するＩＣカード排出口７
と、液晶などにより種々の情報を書き換え可能に表示す
る表示手段８とが備えられている。利用者は、自動改札
機１を通過する際に、持参したＩＣカード３をＩＣカー
ド挿入口６に挿入し、ＩＣカード排出口７から排出され
たＩＣカード３を受け取ると共に、表示手段８に表示さ
れた情報を見ながら通過していく。これらの自動改札機
１は、通常１つの駅に数台から数十台設置されている。
【００１３】ＩＣカード３の記憶手段には、運賃前払い
残高データと利用者の個人情報とが記憶されている。運
賃前払い残高データは、利用者の乗車運賃として、自動
改札機１を通過する際に精算処理されて支払われるデー
タであり、利用客が予め定期代やプリペイド代などとし
て所定の金額を鉄道会社などに前払いすることで、ＩＣ
カード３が利用者に発行される際に、ＩＣカード３の記
憶手段に記憶される。
残高データと利用者の個人情報とが記憶されている。運
賃前払い残高データは、利用者の乗車運賃として、自動
改札機１を通過する際に精算処理されて支払われるデー
タであり、利用客が予め定期代やプリペイド代などとし
て所定の金額を鉄道会社などに前払いすることで、ＩＣ
カード３が利用者に発行される際に、ＩＣカード３の記
憶手段に記憶される。
【００１４】また、ＩＣカード３の記憶手段には、利用
者の個人情報が記憶されている。これらの個人情報とし
ては、例えば、利用者の年齢、性別、国籍、趣味、趣
向、ハンディキャップ情報、言語情報などがあるが、こ
れらの情報の中から任意に選択された情報を記憶させる
ようにしてもよい。この個人情報は、ＩＣカード３を利
用者に発行する際に、記入してもらう申込書などにこれ
らの記入欄を設けておくことで情報を入手し、ＩＣカー
ド３の記憶手段に記憶させるなどする。
者の個人情報が記憶されている。これらの個人情報とし
ては、例えば、利用者の年齢、性別、国籍、趣味、趣
向、ハンディキャップ情報、言語情報などがあるが、こ
れらの情報の中から任意に選択された情報を記憶させる
ようにしてもよい。この個人情報は、ＩＣカード３を利
用者に発行する際に、記入してもらう申込書などにこれ
らの記入欄を設けておくことで情報を入手し、ＩＣカー
ド３の記憶手段に記憶させるなどする。
【００１５】図３には、本発明の一実施形態に係る自動
改札機を利用した広告システムのシステムブロック図が
示されている。自動改札機２には、ＩＣカード挿入口６
から挿入されたＩＣカード３を搬送するＩＣカード搬送
手段９と、ＩＣカード３の記憶手段に記憶されたデータ
を読み取るデータ読取手段１０と、ＩＣカード３の記憶
手段にデータを書き込むデータ書込手段１１と、制御手
段１２と、液晶ディスプレイなどの表示手段１３と、運
賃精算手段１４と、通信回線４を介して情報の送受信を
行なう送受信手段１５と、改札ゲートの開閉をコントロ
ールするゲート開閉手段１６と、記憶手段１７とを備え
ている。
改札機を利用した広告システムのシステムブロック図が
示されている。自動改札機２には、ＩＣカード挿入口６
から挿入されたＩＣカード３を搬送するＩＣカード搬送
手段９と、ＩＣカード３の記憶手段に記憶されたデータ
を読み取るデータ読取手段１０と、ＩＣカード３の記憶
手段にデータを書き込むデータ書込手段１１と、制御手
段１２と、液晶ディスプレイなどの表示手段１３と、運
賃精算手段１４と、通信回線４を介して情報の送受信を
行なう送受信手段１５と、改札ゲートの開閉をコントロ
ールするゲート開閉手段１６と、記憶手段１７とを備え
ている。
【００１６】運賃精算手段１４は、ＩＣカード３の記憶
手段に記憶されている運賃前払い残高データから利用者
が使用した運賃を差し引き処理するもので、使用された
運賃を差し引いた残金分のデータが、データ書込手段１
１によりＩＣカード３の記憶手段に更新されて記憶され
る。
手段に記憶されている運賃前払い残高データから利用者
が使用した運賃を差し引き処理するもので、使用された
運賃を差し引いた残金分のデータが、データ書込手段１
１によりＩＣカード３の記憶手段に更新されて記憶され
る。
【００１７】また、自動改札機２と通信回線により接続
されたホスト装置５には、送受信手段１８と、制御手段
１９と、記憶手段２０と、種々の広告情報が登録されて
いる広告情報データベース２１と、広告情報データベー
ス２１に登録されている広告情報の中から自動改札機２
の表示手段８に表示する情報を選択する広告情報選択手
段２２とを備えている。
されたホスト装置５には、送受信手段１８と、制御手段
１９と、記憶手段２０と、種々の広告情報が登録されて
いる広告情報データベース２１と、広告情報データベー
ス２１に登録されている広告情報の中から自動改札機２
の表示手段８に表示する情報を選択する広告情報選択手
段２２とを備えている。
【００１８】この広告情報選択手段２２は、自動改札機
２のデータ読取手段１０によりＩＣカード３の記憶手段
に記憶されている利用者の固有情報が読み取られ、この
固有情報が自動改札機２からホスト装置５に送信される
ことで、この固有情報に基づいて広告情報データベース
２１に登録されている広告情報の中から、もっとも適切
な広告を選択し、この広告情報をホスト装置５から自動
改札機２へ送信する。
２のデータ読取手段１０によりＩＣカード３の記憶手段
に記憶されている利用者の固有情報が読み取られ、この
固有情報が自動改札機２からホスト装置５に送信される
ことで、この固有情報に基づいて広告情報データベース
２１に登録されている広告情報の中から、もっとも適切
な広告を選択し、この広告情報をホスト装置５から自動
改札機２へ送信する。
【００１９】つまり、広告情報選択手段２２には、ＩＣ
カード３の記憶手段に記憶されている利用者の種々の固
有情報に対して、広告情報データベース２１に登録され
ている広告情報の中から、予め選択する広告情報が紐付
けされてファイルされている。また、広告情報選択手段
２２では、自動改札機２のデータ読取手段１０で読み取
った固有情報に対し、予め定められた優先順位情報で優
先順位を付け、そのもっとも優先順位の高い固有情報の
項目に対応する広告情報を、広告情報データベース２１
から抽出し選択する。
カード３の記憶手段に記憶されている利用者の種々の固
有情報に対して、広告情報データベース２１に登録され
ている広告情報の中から、予め選択する広告情報が紐付
けされてファイルされている。また、広告情報選択手段
２２では、自動改札機２のデータ読取手段１０で読み取
った固有情報に対し、予め定められた優先順位情報で優
先順位を付け、そのもっとも優先順位の高い固有情報の
項目に対応する広告情報を、広告情報データベース２１
から抽出し選択する。
【００２０】これにより、自動改札機２の表示手段８に
ホスト装置５から受信した広告情報を表示する。
ホスト装置５から受信した広告情報を表示する。
【００２１】図４（ａ）乃至図４（ｃ）には、自動改札
機２の表示手段８に表示される情報の表示例を示してい
る。図４（ａ）は、運賃の利用額と、ＩＣカード３の記
憶手段に記憶されている運賃前払い残高データの残額
と、ＩＣカード３の記憶手段に記憶されている固有情報
の性別と年齢の情報に基づいて、広告情報データベース
２１から選択された週刊誌名とが表示されている表示例
である。
機２の表示手段８に表示される情報の表示例を示してい
る。図４（ａ）は、運賃の利用額と、ＩＣカード３の記
憶手段に記憶されている運賃前払い残高データの残額
と、ＩＣカード３の記憶手段に記憶されている固有情報
の性別と年齢の情報に基づいて、広告情報データベース
２１から選択された週刊誌名とが表示されている表示例
である。
【００２２】また、図４（ｂ）は、運賃の利用額と、Ｉ
Ｃカード３の記憶手段に記憶されている運賃前払い残高
データの残額と、ＩＣカード３の記憶手段に記憶されて
いる固有情報のハンディキャップ情報に基づいて、広告
情報データベース２１から選択された介助情報が表示さ
れている表示例である。
Ｃカード３の記憶手段に記憶されている運賃前払い残高
データの残額と、ＩＣカード３の記憶手段に記憶されて
いる固有情報のハンディキャップ情報に基づいて、広告
情報データベース２１から選択された介助情報が表示さ
れている表示例である。
【００２３】また、図４（ｃ）は、運賃の利用額と、Ｉ
Ｃカード３の記憶手段に記憶されている運賃前払い残高
データの残額と、ＩＣカード３の記憶手段に記憶されて
いる固有情報の性別と年齢と言語情報に基づいて、広告
情報データベース２１から選択された雑誌名とその価格
の広告情報が英語により表示されている表示例である。
Ｃカード３の記憶手段に記憶されている運賃前払い残高
データの残額と、ＩＣカード３の記憶手段に記憶されて
いる固有情報の性別と年齢と言語情報に基づいて、広告
情報データベース２１から選択された雑誌名とその価格
の広告情報が英語により表示されている表示例である。
【００２４】以上のように、自動改札機２の表示手段８
には、ＩＣカード３の記憶手段に記憶されている種々の
固有情報に基づいて、広告情報データベース２１から個
々の利用者毎にとってもっとも適切な広告情報が選択さ
れて表示されるようにしてある。また、運賃の利用額を
自動改札機２の表示手段８に表示するのは、利用者の降
車駅で自動改札機２から出る場合だけであるが、広告情
報を表示するのは、乗車駅及び降車駅の両方の自動改札
機２を通過する際に表示することが好ましく、広告効果
も高くなる。
には、ＩＣカード３の記憶手段に記憶されている種々の
固有情報に基づいて、広告情報データベース２１から個
々の利用者毎にとってもっとも適切な広告情報が選択さ
れて表示されるようにしてある。また、運賃の利用額を
自動改札機２の表示手段８に表示するのは、利用者の降
車駅で自動改札機２から出る場合だけであるが、広告情
報を表示するのは、乗車駅及び降車駅の両方の自動改札
機２を通過する際に表示することが好ましく、広告効果
も高くなる。
【００２５】本発明の一実施形態に係る自動改札機を利
用した広告システムの処理手順について、図５のフロー
チャートに基づいて説明する。ここでは、接触方式によ
るＩＣカードを用いて、利用者が降車駅において、駅構
内から自動改札機を通過して外部に出る場合についての
処理手順を説明する。まず、利用者は、自動改札機１を
通過する際に、持参したＩＣカード３をＩＣカード挿入
口６に挿入する（Ｓ１）。自動改札機１のデータ読取手
段１０により、ＩＣカード３の記憶手段に記憶された運
賃前払い残高データと利用者の個人情報と乗車駅ＩＤデ
ータを読み取る（Ｓ２）。
用した広告システムの処理手順について、図５のフロー
チャートに基づいて説明する。ここでは、接触方式によ
るＩＣカードを用いて、利用者が降車駅において、駅構
内から自動改札機を通過して外部に出る場合についての
処理手順を説明する。まず、利用者は、自動改札機１を
通過する際に、持参したＩＣカード３をＩＣカード挿入
口６に挿入する（Ｓ１）。自動改札機１のデータ読取手
段１０により、ＩＣカード３の記憶手段に記憶された運
賃前払い残高データと利用者の個人情報と乗車駅ＩＤデ
ータを読み取る（Ｓ２）。
【００２６】次に、運賃精算手段１４によりデータ読取
手段１０で読み取った乗車駅ＩＤデータに基づいて、降
車駅との運賃を算出すると共に、運賃前払い残高データ
から今回使用した運賃分を差し引き処理し、この残高を
ＩＣカード３の記憶手段に運賃前払い残高データとして
記憶させる（Ｓ３）。
手段１０で読み取った乗車駅ＩＤデータに基づいて、降
車駅との運賃を算出すると共に、運賃前払い残高データ
から今回使用した運賃分を差し引き処理し、この残高を
ＩＣカード３の記憶手段に運賃前払い残高データとして
記憶させる（Ｓ３）。
【００２７】また、送受信手段１５からホスト装置５に
対して、利用者の個人情報を送信する（Ｓ４）。利用者
の個人情報を受信したホスト装置５では、広告情報選択
手段２２により、この個人情報に対してもっとも広告効
果の高い広告情報を広告情報データベース２１の中から
選択する（Ｓ５）。そして、選択された広告情報をホス
ト装置５から自動改札機２に対して送信する（Ｓ６）。
対して、利用者の個人情報を送信する（Ｓ４）。利用者
の個人情報を受信したホスト装置５では、広告情報選択
手段２２により、この個人情報に対してもっとも広告効
果の高い広告情報を広告情報データベース２１の中から
選択する（Ｓ５）。そして、選択された広告情報をホス
ト装置５から自動改札機２に対して送信する（Ｓ６）。
【００２８】ホスト装置５から広告情報を受信した自動
改札機２では、表示手段１３にこの広告情報と、運賃デ
ータと、運賃前払い残高データとを表示させる（Ｓ
７）。そして、自動改札機２のＩＣカード排出口７から
ＩＣカード３が排出され、利用者はＩＣカード３を取り
ながら、自動改札機２の通路を通過する（Ｓ８）。そし
て、利用者は、ＩＣカード排出口７からＩＣカード３を
取る際に、表示手段１３に表示されている記載内容を目
視することで、運賃などの情報と共に広告情報も認識
し、広告商品などに対する購買心が高まることが期待で
きる。また、もしＩＣカード３の運賃前払い残高データ
が運賃に足りない場合には、ゲート開閉手段１７により
ゲートが閉まり、通過ができないような状態になる。
改札機２では、表示手段１３にこの広告情報と、運賃デ
ータと、運賃前払い残高データとを表示させる（Ｓ
７）。そして、自動改札機２のＩＣカード排出口７から
ＩＣカード３が排出され、利用者はＩＣカード３を取り
ながら、自動改札機２の通路を通過する（Ｓ８）。そし
て、利用者は、ＩＣカード排出口７からＩＣカード３を
取る際に、表示手段１３に表示されている記載内容を目
視することで、運賃などの情報と共に広告情報も認識
し、広告商品などに対する購買心が高まることが期待で
きる。また、もしＩＣカード３の運賃前払い残高データ
が運賃に足りない場合には、ゲート開閉手段１７により
ゲートが閉まり、通過ができないような状態になる。
【００２９】次に、本発明の他の実施形態として、非接
触方式のＩＣカードを用いて、本発明に係る自動改札機
を利用した広告システムの処理手順について、図６のフ
ローチャートに基づいて説明する。ここでは、駅構内か
ら自動改札機を通過して外部に出る場合についての処理
手順を説明する。まず、利用者は、自動改札機を通過す
る際に、持参したＩＣカードを非接触方式のＩＣカード
データ読取手段にかざす（Ｓ９）。自動改札機のデータ
読取手段により、ＩＣカードの記憶手段に記憶された運
賃前払い残高データと利用者の個人情報と乗車駅ＩＤデ
ータを読み取る（Ｓ１０）。
触方式のＩＣカードを用いて、本発明に係る自動改札機
を利用した広告システムの処理手順について、図６のフ
ローチャートに基づいて説明する。ここでは、駅構内か
ら自動改札機を通過して外部に出る場合についての処理
手順を説明する。まず、利用者は、自動改札機を通過す
る際に、持参したＩＣカードを非接触方式のＩＣカード
データ読取手段にかざす（Ｓ９）。自動改札機のデータ
読取手段により、ＩＣカードの記憶手段に記憶された運
賃前払い残高データと利用者の個人情報と乗車駅ＩＤデ
ータを読み取る（Ｓ１０）。
【００３０】次に、運賃精算手段１４によりデータ読取
手段１０で読み取った乗車駅ＩＤデータに基づいて、降
車駅との運賃を算出すると共に、運賃前払い残高データ
から今回使用した運賃分を差し引き処理し、この残高を
ＩＣカード３の記憶手段に運賃前払い残高データとして
記憶させる（Ｓ１１）。
手段１０で読み取った乗車駅ＩＤデータに基づいて、降
車駅との運賃を算出すると共に、運賃前払い残高データ
から今回使用した運賃分を差し引き処理し、この残高を
ＩＣカード３の記憶手段に運賃前払い残高データとして
記憶させる（Ｓ１１）。
【００３１】また、送受信手段１５からホスト装置５に
対して、利用者の個人情報を送信する（Ｓ１２）。利用
者の個人情報を受信したホスト装置５では、広告情報選
択手段２２により、この個人情報に対してもっとも広告
効果の高い広告情報を広告情報データベース２１の中か
ら選択する（Ｓ１３）。そして、選択された広告情報を
ホスト装置５から自動改札機２に対して送信する（Ｓ１
４）。
対して、利用者の個人情報を送信する（Ｓ１２）。利用
者の個人情報を受信したホスト装置５では、広告情報選
択手段２２により、この個人情報に対してもっとも広告
効果の高い広告情報を広告情報データベース２１の中か
ら選択する（Ｓ１３）。そして、選択された広告情報を
ホスト装置５から自動改札機２に対して送信する（Ｓ１
４）。
【００３２】ホスト装置５から広告情報を受信した自動
改札機２では、表示手段１３にこの広告情報と、運賃デ
ータと、運賃前払い残高データとを表示させる（Ｓ１
５）。そして、利用者は、 表示手段１３に表示されて
いる記載内容を目視することで、運賃などの情報と共に
広告情報も認識し、広告商品などに対する購買心が高ま
ることが期待できる。また、もしＩＣカード３の運賃前
払い残高データが運賃に足りない場合には、ゲート開閉
手段１７によりゲートが閉まり、通過ができないような
状態になる。
改札機２では、表示手段１３にこの広告情報と、運賃デ
ータと、運賃前払い残高データとを表示させる（Ｓ１
５）。そして、利用者は、 表示手段１３に表示されて
いる記載内容を目視することで、運賃などの情報と共に
広告情報も認識し、広告商品などに対する購買心が高ま
ることが期待できる。また、もしＩＣカード３の運賃前
払い残高データが運賃に足りない場合には、ゲート開閉
手段１７によりゲートが閉まり、通過ができないような
状態になる。
【００３３】以上のようにして、自動改札機２を通過す
る個々の利用者毎に、もっとも広告効果のある内容の広
告表示を行なうことができる。また、広告情報選択手段
２２により、広告情報データベース２１に登録された広
告情報の中からどのような広告情報を最優先させて選択
するのかの基準は、必要に応じて任意にプログラムで定
めればよく、広告依頼者からの依頼契約などにより自由
に設定すればよい。
る個々の利用者毎に、もっとも広告効果のある内容の広
告表示を行なうことができる。また、広告情報選択手段
２２により、広告情報データベース２１に登録された広
告情報の中からどのような広告情報を最優先させて選択
するのかの基準は、必要に応じて任意にプログラムで定
めればよく、広告依頼者からの依頼契約などにより自由
に設定すればよい。
【００３４】また、本発明に用いるＩＣカードは、上記
したように接触方式に限定されるものではなく、非接触
方式を用いてもよい、尚非接触方式のＩＣカードを用い
た場合には、自動改札機にも非接触方式のＩＣカードリ
ーダライタを備えるようにする。
したように接触方式に限定されるものではなく、非接触
方式を用いてもよい、尚非接触方式のＩＣカードを用い
た場合には、自動改札機にも非接触方式のＩＣカードリ
ーダライタを備えるようにする。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動改札
機を利用した広告システムは、ＩＣカードを用いた自動
改札機を利用して、個々の利用者毎の個人情報に応じた
広告を行なうことができるので、高い広告効果が期待で
きる。特に、ＩＣカードから読み取られた言語情報に対
応した言語で、広告情報を表示手段に表示することがで
きるので、外国人に対する広告も行なうことができる。
機を利用した広告システムは、ＩＣカードを用いた自動
改札機を利用して、個々の利用者毎の個人情報に応じた
広告を行なうことができるので、高い広告効果が期待で
きる。特に、ＩＣカードから読み取られた言語情報に対
応した言語で、広告情報を表示手段に表示することがで
きるので、外国人に対する広告も行なうことができる。
【図１】本発明の一実施形態に用いる自動改札機の外観
図である。
図である。
【図２】本発明の一実施形態に係る自動改札機を利用し
た広告システムの概略構成図である。
た広告システムの概略構成図である。
【図３】本発明の一実施形態に係る自動改札機を利用し
た広告システムのシステムブロック図である。
た広告システムのシステムブロック図である。
【図４】本発明における自動改札機の表示手段の表示例
である。
である。
【図５】本発明の一実施形態に係る自動改札機を利用し
た広告システムの処理手順を示すフローチャートであ
る。
た広告システムの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図６】本発明の他の実施形態に係る自動改札機を利用
した広告システムの処理手順を示すフローチャートであ
る。
した広告システムの処理手順を示すフローチャートであ
る。
１ 自動改札機を利用した広告システム
２，２ａ，２ｂ 自動改札機
３，３ａ，３ｂ ＩＣカード
４ 通信回線
５ ホスト装置
６ ＩＣカード挿入口
７ ＩＣカード排出口
８ 表示手段
９ ＩＣカード搬送手段
１０ データ読取手段
１１ データ書込手段
１２，１９ 制御手段
１４ 運賃精算手段
１５，１８ 送受信手段
１６ ゲート開閉手段
１７，２０ 記憶手段
２２ 広告情報選択手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０９Ｆ 19/00 Ｇ０９Ｆ 19/00 Ｚ
Claims (3)
- 【請求項１】 利用者のＩＣカードに記憶された情報を
読み取り、利用者の予定通路の通行の可否を決定する自
動改札機を利用した広告システムであって、 前記ＩＣカードの記憶手段には、運賃前払い残高データ
と利用者の個人情報とが記憶され、 前記自動改札機には、前記ＩＣカードの運賃前払い残高
データと利用者の個人情報とを読み取るデータ読取手段
と、前記データ読取手段で読取られた運賃前払い残高デ
ータに基づいて改札ゲートの開閉を行うゲート開閉手段
と、ホスト装置から受信した広告情報を表示する表示手
段とを有し、 前記自動改札機は、ホスト装置と通信可能に接続され、 前記ホスト装置には、予め複数種類の表示用広告情報が
登録された広告情報データベースと、前記ＩＣカードか
ら読み取られた個人情報に基づいて、前記広告情報デー
タベースの中から特定の広告情報を選択する広告情報選
択手段と、前記広告情報選択手段で選択された広告情報
を前記自動改札機に送信する送受信手段とを有すること
を特徴とする自動改札機を利用した広告システム。 - 【請求項２】 前記個人情報が、利用者の年齢、性別、
国籍、趣味、趣向、ハンディキャップ情報、言語情報の
いずれかを含む情報であることを特徴とする請求項１記
載の自動改札機を利用した広告システム。 - 【請求項３】 前記表示手段に表示される広告情報が、
前記ＩＣカードから読み取られた言語情報に対応した言
語で表示されることを特徴とする請求項１記載の自動改
札機を利用した広告システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001225661A JP2003044885A (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 自動改札機を利用した広告システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001225661A JP2003044885A (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 自動改札機を利用した広告システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003044885A true JP2003044885A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19058616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001225661A Pending JP2003044885A (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 自動改札機を利用した広告システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003044885A (ja) |
Cited By (8)
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Citations (6)
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-
2001
- 2001-07-26 JP JP2001225661A patent/JP2003044885A/ja active Pending
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110816 |