JP2003044781A - 電子フォーム自動生成方法及びその配信サーバ、並びに電子フォーム自動生成プログラム - Google Patents

電子フォーム自動生成方法及びその配信サーバ、並びに電子フォーム自動生成プログラム

Info

Publication number
JP2003044781A
JP2003044781A JP2001231029A JP2001231029A JP2003044781A JP 2003044781 A JP2003044781 A JP 2003044781A JP 2001231029 A JP2001231029 A JP 2001231029A JP 2001231029 A JP2001231029 A JP 2001231029A JP 2003044781 A JP2003044781 A JP 2003044781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic form
individual electronic
management table
individual
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001231029A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4821065B2 (ja
Inventor
Hirosuke Sugihara
弘祐 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2001231029A priority Critical patent/JP4821065B2/ja
Publication of JP2003044781A publication Critical patent/JP2003044781A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4821065B2 publication Critical patent/JP4821065B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電子フォームから共通部分の抜き出し
を可能とし、申請者の入力負荷の軽減をはかる。 【解決手段】 部品管理テーブル400により複数の個
別電子フォームから共通部分を認識し、電子フォーム配
信サーバ40に保存した部品フォルダ406から必要な
部品を取得して共通部入力フォームを自動生成して要求
のあった申請者に通信ネットワークを介して配信する。
部品管理テーブル400は、個別電子フォーム毎部品I
Dがリストされ、その使用、未使用がフラグ表示され、
個別に作成したフォームによって自動生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子帳票システム
に好適な電子フォーム自動生成方法、その配信サーバお
よび電子フォーム自動生成プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子帳票システムとは、これまで使用さ
れてきた紙の伝票に関し、電子フォームを用いてコンピ
ュータの表示画面上に再現し、インターネットなどの通
信ネットワークを使用して事務手続きを行うシステムで
ある。
【0003】ところで、近年は、官公庁向けの各種申請
手続きが電子化されると共に、生活者が必要とする電子
フォームを同時に纏めて配信するアプリケーションが出
現してきた。
【0004】図7にこのアプリケーションのうち、単純
な並列型フォーム配信システムを示す。このシステム
は、申請者71からの要求に基づき、電子フォーム配信
サーバ72に蓄えられた各種個別電子フォーム74の中
から、申請者71が必要とするA社とB社の個別電子フ
ォームを同時に配信している。なお、個別電子フォーム
74は、例えば官公庁などにおける所定の書式などに適
合するように、電子フォーム設計者が電子フォーム設計
システム73を利用して設計、製作する。設計及び製作
された電子フォームは、電子フォーム配信サーバ72に
登録される。
【0005】しかしながら、図7に示す並列型フォーム
配信システムは、申請者が要求した複数の電子フォーム
が単純に申請者に配信されるだけであるので、申請者7
1はそれら複数の電子フォームに対して個別に名前や住
所等同じような項目を何度も入力する必要があり、申請
者の負荷が非常に高くなると共に入力ミスを誘発しやす
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、電子フォーム
の共通部分を抜き出し、新しい電子フォームを生成する
システムが提案されている。
【0007】図8に、この共通部抜き出し型フォーム配
信システムが示されている。図8中、図7と同一の要素
には同一の番号が付されている。このシステムでは、フ
ォーム生成プログラム75において、申請者71が必要
とする複数の個別電子フォーム73から共通部を抜き出
し、新たに共通部入力用フォームを自動生成するとされ
ている。
【0008】しかしながら、実際にはこの「共通部分抜
き出し」手順の実現は非常に困難であり、発想自体は存
在していても、実用化に至っていないのが現状である。
【0009】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、複数の個別電子フォームから共通部分を認識す
るのに部品管理テーブルを用いることで、従来実現が困
難であった「共通部分抜き出し」を容易とし、申請者の
負荷軽減を図ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の個別電子フォームから共通部を抜き出し、共
通部入力フォームを生成する電子フォーム配信システム
に用いられる電子フォーム自動生成方法であって、前記
複数の個別電子フォームで比較的使用頻度の高い部品の
それぞれにユニークなIDを付し、個別電子フォーム毎
に各部品の使用の有無がフラグ表示される部品管理テー
ブルを作成し、ユーザから複数の個別電子フォームが要
求されたときに、前記部品管理テーブルを参照して、前
記複数の個別電子フォームに共通する部品を含む共通部
入力フォームを自動生成する。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、部品管理
テーブルを参照して複数の個別電子フォーム中の共通部
分を認識し、共通部入力フォームを自動生成して配信す
ることにより、従来実現が困難であった「共通部分抜き
出し」が容易となり、申請者の負荷軽減がはかれる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電子フォーム自動生成方法において、新たな個別電子
フォームが作成されたときに、当該個別電子フォーム中
に含まれる部品を抽出して、抽出された部品に対応する
部品IDを当該個別電子フォームに対応つけて前記部品
管理テーブルに登録することを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、新規に作
成したフォームから部品管理テーブルを自動的に作成す
ることができ、従来のフォーム作成工程に影響を及ぼす
ことなく部品管理テーブルの作成が可能となる。
【0014】請求項3に記載の発明は、複数の個別電子
フォームから共通部を抜き出し、共通部入力フォームを
生成する電子フォーム配信システムに用いられる電子フ
ォーム配信サーバであって、前記複数の個別電子フォー
ムで比較的使用頻度の高い部品のそれぞれにユニークな
IDを付し、個別電子フォーム毎に各部品の使用の有無
がフラグ表示される部品管理テーブルを作成する部品管
理テーブル生成手段と、ユーザから複数の個別電子フォ
ームが要求されたときに、前記部品管理テーブルを参照
して、前記複数の個別電子フォームに共通する部品を含
む共通部入力フォームを自動生成する手段と、前記共通
部入力フォームを配信する手段と、を備える。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、部品管理
テーブルを参照して複数の個別電子フォーム中の共通部
分を認識し、共通部入力フォームを自動生成して配信す
ることにより、従来実現が困難であった「共通部分抜き
出し」が容易となり、申請者の負荷軽減をはかった電子
フォーム配信サーバを提供できる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の電子フォーム自動生成方法において、新たな個別電子
フォームが作成されたときに、当該個別電子フォーム中
に含まれる部品を抽出して、抽出された部品に対応する
部品IDを当該個別電子フォームに対応つけて前記部品
管理テーブルに登録する手段をさらに有する。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、個別に作
成したフォームから部品管理テーブルを自動的に作成す
ることができ、従来のフォーム作成工程に影響を及ぼす
ことなく部品管理テーブルの作成を可能とした電子フォ
ーム配信サーバを提供することができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、複数の個別電子
フォームから共通部を抜き出し、共通部入力フォームを
生成して配信する電子フォーム配信サーバに用いられる
電子フォーム自動生成プログラムであって、前記複数の
個別電子フォームで比較的使用頻度の高い部品のそれぞ
れにユニークなIDを付し、個別電子フォーム毎に各部
品の使用の有無がフラグ表示される部品管理テーブルを
作成するステップと、ユーザから複数の個別電子フォー
ムが要求されたときに、前記部品管理テーブルを参照し
て、前記複数の個別電子フォームに共通する部品を含む
共通部入力フォームを自動生成するステップと、をコン
ピュータに実行させる。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、上記のよ
うに構成された電子フォーム自動生成プログラムを電子
フォーム配信サーバ上で実行することにより、部品管理
テーブルを参照して複数の個別電子フォームから共通部
分を認識し、共通部入力フォームを自動生成して配信す
ることにより、従来実現が困難であった「共通部分抜き
出し」が容易となり、申請者の負荷軽減がはかれる。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の電子フォーム自動生成プログラムにおいて、新たな個
別電子フォームが作成されたときに、当該個別電子フォ
ーム中に含まれる部品を抽出して、抽出された部品に対
応する部品IDを当該個別電子フォームに対応つけて前
記部品管理テーブルに登録するステップをコンピュータ
に実行させる。
【0021】請求項6に記載の発明によれば、上記のよ
うに構成された電子フォーム自動生成プログラムを電子
フォーム配信サーバ上で実行することにより、個別に作
成したフォームから部品管理テーブルを自動的に作成す
ることができ、従来のフォーム作成工程に影響を及ぼす
ことなく部品管理テーブルの作成が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0023】図1は、本発明が適用される電子帳票シス
テムの構成を概念的に示した図である。ここに示される
システムは、例えば、保険契約、商品購入などを含む各
種手続をオンラインで実行し、さらに完了した手続につ
いての各種関連情報をユーザに提供する機能を有するも
のである。
【0024】図1に示すように、手続主体2、手続先
3、フォーム製作会社5、外部機能提供者6、及び申込
・通知プラットフォーム(以下、単に「プラットフォー
ム」と呼ぶ。)4がインターネット等の通信ネットワー
ク1を介して接続されている。
【0025】手続主体2は、申請・申込などの各種手続
を行う者であり、個人及び企業を含む。手続とは、例え
ば官公庁に対して個人や企業が行う各種申請、届出、登
録などの他、私企業に対して個人や企業が行う申込、登
録、契約なども含む。
【0026】手続先3は、手続主体2が所定の手続を行
う相手であり、官公庁などの他に、銀行、保険会社など
の私企業も含まれ、それぞれにサーバ30を備えてい
る。また、図1では手続先3を1つのみ示しているが、
実際には複数の手続先3がサーバ30を介してインター
ネットに接続される。
【0027】フォーム製作会社5は、手続主体2が手続
先3に対して行う各種手続において必要とされる書類の
電子フォームを作成し、提供する会社である。従来の申
請などの手続は紙書類を使用して行われてきたが、ここ
に示されるシステムにおいては、電子フォームを利用し
て手続が実行される。
【0028】「電子フォーム」とは、手続主体2が必要事
項を記入する前の状態の申込書などに対応する電子デー
タである。電子フォームには、書類名、入力項目名、入
力フィールドなどが予め含まれており、手続主体2が自
身のクライアント端末装置20を利用し、入力フィール
ドに必要項目を入力する。
【0029】なお、手続主体2が電子フォームを利用し
て必要項目を入力し、手続先へ提出できる状態としたデ
ータを、未入力状態の電子フォームと区別する意味で以
下に「電子書類」と呼ぶことがある。
【0030】フォーム製作会社5は、手続先3などの要
求に応じて各種手続に使用する電子フォームを作成し、
プラットフォーム4に提供、登録する役割を有する。
【0031】プラットフォーム4は、企業Aにより運営
され、手続主体2と手続先3の間に入って手続の実行に
伴う種々の処理を行う。また、外部機能提供者6は、プ
ラットフォーム4による手続の実行に関連して、種々の
専門的処理、サービスなどを提供する企業、機関などで
ある。このような構成で、手続主体2と手続先3との間
で手続が実行される。
【0032】なお、本発明の実施形態においては、通信
ネットワーク1としてインターネットを利用するものと
する。また、手続主体2はクライアント端末装置20を
有し、手続先3は送信先サーバ30を有し、プラットフ
ォーム4は本発明の電子フォーム配信サーバ40を有す
るものとして以下に説明を行なう。
【0033】図2は、本発明における電子フォーム自動
生成方法を実現する電子フォーム配信システムを概念的
に示した図である。
【0034】図7、図8に示す従来の電子フォーム配信
システムとの根本的な差異は、部品管理テーブル400
を用いて複数の個別電子フォームから共通部分を認識す
ることにある。
【0035】電子フォーム配信サーバ40は、申請者1
1から複数の必要なフォームの要求があると、部品管理
テーブル400を参照し、それらの電子フォームでどの
ような部品が使用されているかを認識する。その後、電
子フォーム配信サーバ40は、部品フォルダ406から
必要な部品を取得して共通部入力フォームを自動生成し
て配信する。
【0036】すなわち、従来、自動的に行うことが難し
かった「各フォームで何が共通しているか」という判断
基準を、あらかじめ部品管理テーブル400で規定して
おくことにより、複数の要求された電子フォームについ
て共通入力用電子フォームを容易に自動生成することを
可能とする電子フォーム自動生成システムを実現でき
る。
【0037】ところで、部品管理テーブル400を人間
が全て手動で作成するのでは、フォーム設計時にフォー
ム設計者は個別電子フォームの作成に加えて、部品管理
テーブルの作成という2つの作業を行う必要が生じ、フ
ォーム設計者の負担が大きくなる。
【0038】そこで、本発明では以下に説明する使用部
品判別プログラム12を使用することで、個別に作成し
たフォームから部品管理テーブル400を自動的に作成
することにした。なお、フォーム生成プログラム12と
使用部品判別プログラム14を併合してここでは電子フ
ォーム自動生成プログラムと呼ぶことにする。以下にそ
の詳細について説明する。
【0039】図3は、本発明の電子フォーム配信サーバ
の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
【0040】以下に示す各ブロックは、具体的には電子
フォーム配信サーバ40内のCPU及びメモリなどで構
成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを逐次
読み出し実行することにより、そのブロックが持つ機能
を実現するものである。なお、本明細書において、「個
別電子フォーム」とは、例えばある申請書、届出書、申
込書など、手続先毎に提出されるべき電子フォームを指
す。一方、「共通入力用フォーム」とは、複数の個別電
子フォームから共通入力部分を抜き出して作成した電子
フォームであり、ユーザが重複した部品の入力を一回で
済ますことができるように作成されるものである。
【0041】本発明の電子フォーム配信サーバ40は、
機能的には、通信インタフェース部401と、部品管理
テーブル作成部402と、共通部入力フォーム作成部4
03と、個別電子フォーム生成部404と、使用部品判
別部405と、部品管理テーブル400と、部品フォル
ダ406と、個別電子フォーム格納部407とを含んで
構成される。
【0042】通信インタフェース部401は、申請者1
1からクライアント端末装置20を介して電子フォーム
の要求を受けとり、個別の電子フォームあるいは共通部
入力フォームを申請者のクライアント端末装置20へ送
信するときのインタフェースとなる。ここでは、通信ネ
ットワーク1としてインターネットを用いているため、
TCP/IP(Transport Control Protocol/Intern
et Protocol)をサポートする。
【0043】部品管理テーブル生成部402は、複数の
個別電子フォーム中で比較的使用頻度の高い部品のそれ
ぞれにユニークなIDを付し、その部品毎の使用の有無
がフラグ表示された部品管理テーブル400を作成する
機能を持つ。なお、部品管理テーブル生成部40は、図
2に示す電子フォーム配信サーバ40が使用部品判別プ
ログラム14を実行することにより実現される。
【0044】共通部入力フォーム生成部403は、申請
者11から複数の個別電子フォームが要求された際、部
品管理テーブル400を参照して、それら複数の個別電
子フォーム中に重複して含まれる部品を抜き出して共通
部入力フォームを自動生成し、申請者11へ配信する。
共通部入力フォーム生成部403は、電子フォーム配信
サーバ40がフォーム生成プログラム12を実行するこ
とにより実現される。なお、ここで「部品」とは、電子
フォームの構成部分であり、例えば氏名入力欄、住所入
力欄などが該当する。
【0045】個別電子フォーム作成部404は、事前に
使用頻度の高い部品を作成して部品フォルダ406とし
て格納しておき、フォーム設計者が新規な個別電子フォ
ームを設計する際に流用できるような配慮がなされてい
る。
【0046】使用部品判別部405は、個別電子フォー
ム中に前述の比較的使用頻度の高い部品が含まれている
か否かを調べ、含まれていた場合には、部品管理テーブ
ル400内のその個別電子フォームについてその部品I
Dに対応するフラグを“1”に設定することにより部品
管理テーブル400を自動生成する機能を持つ。
【0047】部品管理テーブル400は、図2に示され
るように、個別電子フォーム毎に、その個別電子フォー
ムに含まれている部品が部品IDとしてリストされ、そ
れぞれにフラグが付加されている。当該フラグにより、
各部品が各個別電子フォーム中に使用されているか否か
を知ることができるようなデータ構造になっている。よ
って、部品管理テーブル400を参照することにより、
どの個別電子フォームにどの部品が使用されているかを
知ることができる。
【0048】図4及び図5は、本発明の実施形態の動作
を示すフローチャートであり、具体的には、電子フォー
ム自動生成プログラムの処理手順を示す。図4は、部品
管理テーブル400の生成処理を示し、図5は電子フォ
ーム生成・配信処理を示している。また、図6に部品定
義画面の一例が示されている。
【0049】以下、図4〜図6を参照しながら本発明に
よる電子フォーム配信サーバ40の動作について詳細に
説明する。
【0050】まず、図4を参照して、部品管理テーブル
の生成処理について説明する。個別電子フォーム生成部
404は、名前入力欄や郵便番号入力欄等、各種フォー
ムで使用頻度の高い部位をあらかじめ部品情報として作
成する(ステップS401)。更に、ここで作成した各
部品に対し、ユニークな部品IDを埋め込んでおく(ス
テップS402)。
【0051】図6にID埋め込み画面の一例が示されて
おり、フォーム制作者は、プロパティ画面を用いること
によって部品毎に部品IDを設定する。ここでは、図6
の左上に示す「名前」というフィールド(部品)につい
て部品ID”P0001”を埋め込んだ例が示されてい
る。
【0052】こうして作成された部品は、部品フォルダ
406に格納される。部品フォルダ406に蓄積された
部品は、新規な個別電子フォームを設計する際に使用さ
れる。また、この部品フォルダ406は、電子フォーム
配信サーバ40と電子フォーム設計システム13との間
で共有することができる。
【0053】フォーム設計者は、各社用の個別電子フォ
ームを設計する際に上記部品を使用する。そして、完成
した個別電子フォームを電子フォーム配信サーバ40に
登録すると共に、その個別電子フォームを使用部品判別
部405に渡す(ステップS403)。
【0054】使用部品判別部405は、受け取った個別
電子フォームを分析し(ステップS404)、その個別
電子フォーム中に含まれている部品を調べ(ステップS
405)、各部品について部品管理テーブル400の当
該個別電子フォームに対応する部品IDのフラグを
“1”に設定する。また、含まれていない部品について
はフラグを“0”に設定し、こうして部品管理テーブル
400を自動的に作成する(ステップS406、S40
7)。このことにより、従来のフォーム作成工程に影響
を及ぼすことなく部品管理テーブル400の生成(ステ
ップS408)が可能となる。
【0055】次に、図5を参照して電子フォーム生成・
配信処理について説明する。まず、共通部入力フォーム
生成部403は、部品管理テーブル400を参照して上
記したフラグを参照することにより、申請者から要求さ
れている複数のフォームにおいてどの部品が共通してい
るか判定する(ステップS501、S502)。
【0056】そして、それら複数の個別電子フォームに
共通している部品を部品フォルダ406から取得し、そ
れら共通部品を含む共通部入力フォームを自動生成して
(ステップS503)、要求のあった申請者のクライア
ント端末装置20にインターネット1経由で配信する
(ステップS504)。
【0057】このように部品管理テーブル400を用い
ることで共通部入力フォームの自動作成を実現でき、申
請者の入力負荷を軽減してフォームの自動生成が可能と
なる。
【0058】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、複数
の個別電子フォームから共通部分を認識するのに部品管
理テーブルを用いることで、従来実現が困難であった
「共通部分抜き出し」を容易とし、申請者の負荷軽減が
はかれる。
【0059】また、従来のフォーム作成工程に影響を及
ぼすことなく部品管理テーブルの作成が可能であり、更
に、あらかじめ使用頻度の高いフォーム部品を作成して
おくことで、デザインの統一が図れると共に、個別電子
フォーム作成時の工数削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される電子フォームによる手続シ
ステムの構成を概念的に示した図である。
【図2】本発明における電子フォーム自動生成方法を実
現する電子フォーム生成システムを概念的に示した図で
ある。
【図3】本発明の電子フォーム配信サーバの内部構成を
機能展開して示したブロック図である。
【図4】本発明の実施形態の動作を説明するために引用
したフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態の動作を説明するために引用
したフローチャートである。
【図6】本発明による部品定義の画面の一例を示す図で
ある。
【図7】従来の単純な並列型電子フォームフォーム配信
システムの動作概念を説明するために引用した図であ
る。
【図8】従来の共通部抜き出し型電子フォーム配信シス
テムの動作概念を説明するために引用した図である。
【符号の説明】
12 フォーム作成プログラム(電子フォーム自動生
成プログラム) 14 使用部品判別プログラム(電子フォーム自動生
成プログラム) 40 電子フォーム配信サーバ 400 部品管理テーブル 406 部品フォルダ 407 個別電子フォーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の個別電子フォームから共通部を抜
    き出し、共通部入力フォームを生成する電子フォーム配
    信システムに用いられる電子フォーム自動生成方法であ
    って、 前記複数の個別電子フォームで比較的使用頻度の高い部
    品のそれぞれにユニークなIDを付し、個別電子フォー
    ム毎に各部品の使用の有無がフラグ表示される部品管理
    テーブルを作成し、 ユーザから複数の個別電子フォームが要求されたとき
    に、前記部品管理テーブルを参照して、前記複数の個別
    電子フォームに共通する部品を含む共通部入力フォーム
    を生成することを特徴とする電子フォーム自動生成方
    法。
  2. 【請求項2】 新たな個別電子フォームが作成されたと
    きに、当該個別電子フォーム中に含まれる部品を抽出し
    て、抽出された部品に対応する部品IDを当該個別電子
    フォームに対応つけて前記部品管理テーブルに登録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子フォーム自動生
    成方法。
  3. 【請求項3】 複数の個別電子フォームから共通部を抜
    き出し、共通部入力フォームを生成する電子フォーム配
    信システムに用いられる電子フォーム配信サーバであっ
    て、 前記複数の個別電子フォームで比較的使用頻度の高い部
    品のそれぞれにユニークなIDを付し、個別電子フォー
    ム毎に各部品の使用の有無がフラグ表示される部品管理
    テーブルを作成する部品管理テーブル生成手段と、 ユーザから複数の個別電子フォームが要求されたとき
    に、前記部品管理テーブルを参照して、前記複数の個別
    電子フォームに共通する部品を含む共通部入力フォーム
    を自動生成する手段と、 前記共通部入力フォームを配信する手段と、を備えたこ
    とを特徴とする電子フォーム配信サーバ。
  4. 【請求項4】 新たな個別電子フォームが作成されたと
    きに、当該個別電子フォーム中に含まれる部品を抽出し
    て、抽出された部品に対応する部品IDを当該個別電子
    フォームに対応つけて前記部品管理テーブルに登録する
    手段をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の
    電子フォーム配信サーバ。
  5. 【請求項5】 複数の個別電子フォームから共通部を抜
    き出し、共通部入力フォームを生成して配信する電子フ
    ォーム配信サーバに用いられる電子フォーム自動生成プ
    ログラムであって、 前記複数の個別電子フォームで比較的使用頻度の高い部
    品のそれぞれにユニークなIDを付し、個別電子フォー
    ム毎に各部品の使用の有無がフラグ表示される部品管理
    テーブルを作成するステップと、 ユーザから複数の個別電子フォームが要求されたとき
    に、前記部品管理テーブルを参照して、前記複数の個別
    電子フォームに共通する部品を含む共通部入力フォーム
    を自動生成するステップと、をコンピュータに実行させ
    る電子フォーム自動生成プログラム。
  6. 【請求項6】 新たな個別電子フォームが作成されたと
    きに、当該個別電子フォーム中に含まれる部品を抽出し
    て、抽出された部品に対応する部品IDを当該個別電子
    フォームに対応つけて前記部品管理テーブルに登録する
    ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする
    請求項5に記載の電子フォーム自動生成プログラム。
JP2001231029A 2001-07-31 2001-07-31 電子帳票システム及びそのプログラム Expired - Lifetime JP4821065B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231029A JP4821065B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 電子帳票システム及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231029A JP4821065B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 電子帳票システム及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003044781A true JP2003044781A (ja) 2003-02-14
JP4821065B2 JP4821065B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=19063140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001231029A Expired - Lifetime JP4821065B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 電子帳票システム及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4821065B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102508538A (zh) * 2011-10-12 2012-06-20 华为软件技术有限公司 财务总账编码配置方法及***
JP5663114B2 (ja) * 2012-09-24 2015-02-04 楽天株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09102001A (ja) * 1995-10-05 1997-04-15 Dainippon Printing Co Ltd 転送合成方法および電子伝票類作成システム
JPH09106425A (ja) * 1995-10-12 1997-04-22 Hitachi Ltd 台帳作成方法
JPH1196248A (ja) * 1997-09-22 1999-04-09 Toshiba Corp ワークフローシステム及び記録媒体
JPH11328288A (ja) * 1998-05-19 1999-11-30 Dainippon Printing Co Ltd 電子申請・電子帳票流通サービスシステム
JP2000330887A (ja) * 1999-05-20 2000-11-30 Dainippon Printing Co Ltd 電子帳票システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09102001A (ja) * 1995-10-05 1997-04-15 Dainippon Printing Co Ltd 転送合成方法および電子伝票類作成システム
JPH09106425A (ja) * 1995-10-12 1997-04-22 Hitachi Ltd 台帳作成方法
JPH1196248A (ja) * 1997-09-22 1999-04-09 Toshiba Corp ワークフローシステム及び記録媒体
JPH11328288A (ja) * 1998-05-19 1999-11-30 Dainippon Printing Co Ltd 電子申請・電子帳票流通サービスシステム
JP2000330887A (ja) * 1999-05-20 2000-11-30 Dainippon Printing Co Ltd 電子帳票システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102508538A (zh) * 2011-10-12 2012-06-20 华为软件技术有限公司 财务总账编码配置方法及***
JP5663114B2 (ja) * 2012-09-24 2015-02-04 楽天株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
US11080473B2 (en) 2012-09-24 2021-08-03 Rakuten, Inc. Information processing device, method for controlling information processing device, program, and web server

Also Published As

Publication number Publication date
JP4821065B2 (ja) 2011-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1333362C (zh) 用于智能数据同化的方法和装置
JP6087452B1 (ja) 紙文書管理システム
US20110276349A1 (en) Publishing Templates Having Practice Defined Triggers
CN102455892B (zh) 用于实现微博消息页的方法和装置
JP2007257294A (ja) 粒度が設定された属性情報を提供する属性提供装置
JP6088102B1 (ja) 電子申請支援システム、電子申請支援方法、及び電子申請支援プログラム
JP2003044781A (ja) 電子フォーム自動生成方法及びその配信サーバ、並びに電子フォーム自動生成プログラム
EP2420968A1 (en) Service system
JP2002092202A (ja) メッセージ配信方法、メッセージ配信システム、及び上位コンピュータ
US20100057793A1 (en) System and Method for Disseminating and Transferring Contact Information
JP6817612B2 (ja) 寄付支援システム及び寄付支援方法
JP2001306766A (ja) 名刺管理・名刺交換システム
JP4067948B2 (ja) 電子商取引における営業担当者管理方法、サーバ及びプログラム
JP2002245138A (ja) 引越手続代行システム、引越手続代行サーバ、引越情報提供システム、引越情報提供サーバ及びそれらの制御方法、コンピュータ可読メモリ、プログラム
JP7249453B1 (ja) 契約管理プログラム、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法
JP3866173B2 (ja) 電子フォーム入力支援装置及びプログラム
JP7212909B2 (ja) 不動産相続推定システム、不動産相続推定方法及びプログラム
JP5468950B2 (ja) 企業Webページ管理システム
JP2024089457A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2006119874A (ja) 電子申請支援サーバ、電子申請支援方法、および電子申請支援プログラム
Iyappan et al. An enhanced smart multi-banking integrated system—Service oriented approach
JP5866469B1 (ja) 文書管理サーバ及び文書管理方法
KR20230043445A (ko) 메타휴먼의 소유자 정보를 제공하는 증강현실 시스템 및 그 방법
JP5526075B2 (ja) ワークフローシステム
JP2021157538A (ja) 管理システム及び管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4821065

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

EXPY Cancellation because of completion of term