JP2003043095A - 電気機器の遠隔監視診断システム - Google Patents

電気機器の遠隔監視診断システム

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JP2003043095A JP2001229380A JP2001229380A JP2003043095A JP 2003043095 A JP2003043095 A JP 2003043095A JP 2001229380 A JP2001229380 A JP 2001229380A JP 2001229380 A JP2001229380 A JP 2001229380A JP 2003043095 A JP2003043095 A JP 2003043095A
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各地に散在する多数の電気機器を低コストで
効率良く、かつ的確に監視診断することが可能な遠隔監
視診断システムを提供する。 【解決手段】 本発明の遠隔監視診断システムは、現地
サイトに設置された電気機器11〜13の状態監視デー
タを収集する機器監視手段22、及び状態監視データに
ついて予備診断を実施する現地診断手段23を備えた現
地システム21と、状態監視データと現地診断手段23
で得られた診断結果を伝送する通信回線40と、通信回
線40を介して状態監視データと診断結果を取り込んで
電気機器11〜13を詳細診断する上位システム51と
を備え、現地システム21は、状態監視データの監視項
目、監視間隔、保存間隔、伝送間隔、及び閾値の少なく
とも1つを設定する現地監視診断設定手段30を備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器の状態準
拠保守(CBM:Condition Based Maintenance)、信頼性準
拠保守(RCM:Reliability Centered Maintenance)など
に好適な診断システムに係り、特に、発電機、ガス絶縁
開閉装置(GIS)、ガス遮断器(GCB)、変圧器、受配電盤な
どの電気機器の遠隔監視診断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の診断システムは、例えば
特開平7−83990号公報に示されているように、機
器に付設された複数の部分放電検出装置によって検出さ
れた信号を現場に設置された監視盤でデータ変換や換算
などの前処理を施した後に、上位システムに送信し、上
位システムのデータ処理部にて異常判定やデータ表示出
力等を行うように構成されている。
【0003】また、特開平1−287475号公報のよ
うに、監視対象機器に付設されたセンサからの状態監視
データを監視対象機器の近くに設置された現地システム
で収集し、異常判定を行うとともに、遠隔地に設置され
た有人の本館盤の上位システムにデータを送信し、絶縁
異常や通電異常など種々の項目についての監視診断を上
位システムで行う遠隔監視診断システムが提案されてい
る。この遠隔監視診断システムでは、上位システムから
現地システムへは、監視に関する指令情報として、例え
ば異常判定を行うための基準値変更の指令情報や、粗い
監視での異常検出時に細密監視を行う旨の指令情報を伝
送している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、現地システムから上位システムにデータ
を伝送するときのデータの設定変更や、診断アルゴリズ
ムなどの診断方法の変更などについて配慮されていな
い。
【0005】近年の情報技術の急激な進歩により、発電
機器、送変電機器、受配電機器などの電気機器に現地監
視診断システムを設置し、現地監視診断システムで収集
した状態監視データを監視センタに伝送して、監視セン
タにて小人数の電気技術者により多数の機器を監視診断
する診断サービスが各所で開始されている。監視対象と
しては、電力会社所有の大小の電気設備だけでなく、工
場やビルなどの比較的小規模の受変電設備、小型発電設
備があり、サービスの需要は増加している。
【0006】この場合、電気機器と監視センタが離れて
いるため、データ通信手段として電話回線などの公衆回
線や携帯電話回線などの使用が増加している。ここで、
監視センタで各地に散在する多数の機器を監視診断する
ためには、異常非検出時には各機器から伝送されるデー
タ伝送間隔をできるだけ長くする必要があり、また、異
常検出時には必要に応じてデータ伝送間隔を短くする必
要がある。もしも異常非検出時のデータ伝送に時間が多
くかかると、監視センタのシステムが、多数の監視対象
機器から送信される異常非検出時データの通信で占有さ
れてしまい、ある機器について異常が検出され割り込み
で短い間隔でデータ伝送することが必要になっても割り
込むことが困難になる。したがって、データ伝送間隔は
的確に変更設定する必要がある。
【0007】また、現地システムで異常の予兆が検出さ
れた場合には、できるだけ多くの状態監視データを取得
して正確な診断を実施し、診断結果と状態監視データを
保存して上位システムへ伝送することが必要になるが、
異常が非検出場合には同様な状態監視データの取得、診
断、保存を実施すると、必要なデータ保存容量が大きく
なり、システムが高価になるだけでなく、異常検出時に
データの履歴を検索する場合に、無駄に時間がかかって
しまう。したがって、監視内容、診断内容も機器の状態
によって変更設定することが必要となる。
【0008】さらに、不具合発生の影響は電気機器によ
って異なっており、また同じ電気機器でも時期によって
不具合発生の影響が異なるので、すべての電気機器につ
いて時期関係なく監視内容や診断内容を同じにするのは
合理的ではなく、監視診断サービス契約時に監視診断の
内容の仕様を機器毎および時期毎に設定することによ
り、低価格で的確な監視診断サービスを行うことが重要
となる。
【0009】本発明の課題は、以上の点に鑑みなされた
もので、各地に散在する多数の電気機器を低コストで効
率良くかつ的確に監視診断することが可能な遠隔監視診
断システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、現地サイトに設置された1つ以上の電気
機器の状態監視データを収集する機器監視手段、及び状
態監視データについて予備診断を実施する現地診断手段
を備えた現地システムと、状態監視データと現地診断手
段で得られた診断結果を伝送する通信手段と、通信手段
を介して状態監視データと診断結果を取り込んで電気機
器を詳細診断する上位システムとを備え、現地システム
は、状態監視データの監視項目、監視間隔、保存間隔、
伝送間隔、及び閾値の少なくとも1つを設定する現地監
視診断設定手段を備えたことを特徴としている。
【0011】上記構成によれば、現地監視診断設定手段
によって、状態監視データの監視項目、監視間隔、保存
間隔、伝送間隔、及び閾値の少なくとも1つを設定する
ことにより、各地に散在する多数の電気機器を低コスト
で効率良くかつ的確に監視診断することができる。
【0012】現地診断手段は、予備診断の結果に基づい
て現地監視診断設定手段に設定情報を与える手段を備え
ている。また上位システムは、現地監視診断設定手段に
設定情報を与える手段を備えている。
【0013】また、本発明は、現地診断手段が複数の診
断方法を記憶し、現地診断手段及び上位システムの少な
くとも一方で得られた診断結果に基づいて、診断方法を
切り替える切替手段を備えたことを特徴としている。切
替手段によって診断方法を切り替えることにより、上記
と同様に、各地に散在する多数の電気機器を低コストで
効率良くかつ的確に監視診断することができる。
【0014】機器監視手段が複数の機器監視方法を記憶
して、現地診断手段及び上位システムの少なくとも一方
で得られた診断結果に基づいて、機器監視方法を切り替
えるようにしても良い。この場合、得られた診断結果が
異常非検出の場合には所定の時間間隔で監視する機器監
視方法に、異常検出の場合には連続監視する機器監視方
法にそれぞれ切り替える。
【0015】また、本発明は、上位システムが複数の上
位診断方法を記憶し、現地診断手段及び上位システムの
少なくとも一方により得られた診断結果に基づいて上位
診断方法を切り替える切替手段を備えたことを特徴とし
ている。
【0016】通信手段が複数のデータ伝送方法を記憶し
て、現地診断手段及び上位システムの少なくとも一方に
より得られた診断結果に基づいてデータ伝送方法を切り
替えるようにしても良い。この場合、得られた診断結果
が異常非検出の場合には所定の時間間隔でデータを伝送
するデータ伝送方法に、異常検出の場合には連続でデー
タを伝送するデータ伝送方法にそれぞれ切り替える。な
お、異常検出の場合には、異常非検出時の場合の時間間
隔より短い時間間隔でデータを伝送するデータ伝送方法
に切り替えるようにすることもできる。
【0017】また、本発明では、現地システムが複数設
けられている場合、各現地システムは、データ伝送方法
のうちの1つを、状態監視データを記録するためのデー
タファイルが定められた順番で他の現地システムに送信
し、該データファイルを受信した他の現地システムは該
現地システムの状態監視データを追記して次の現地シス
テムに送信し、1つ以上の現地システムの状態監視デー
タが記録されたデータファイルが上位システムに送信さ
れることを特徴としている。
【0018】現地システムまたは上位システムは、各電
気機器の診断サービス契約条件を記録した顧客情報デー
タベースを備えている。
【0019】現地システムは警報発生手段を備え、現地
診断手段及び上位システムの少なくとも一方により得ら
れる診断結果に基づいて警報発生手段を動作させる。ま
た上位システムは、状態監視データをパターン認識手法
により異常の種類を判定した後、該異常の種類に関する
信号強度と異常レベルのデータベースに基づいて危険度
を判定する。
【0020】また、本発明では、状態監視データに部分
放電検出信号を含むことを特徴としている。
【0021】さらに、本発明では、上位システムは、現
地診断手段または上位システムにより得られた診断結果
を蓄積するためのデータベースと、その診断結果により
電気機器に異常の可能性があると判定された場合には、
データベースに蓄積された診断結果に加えて、該電気機
器の状態監視データの履歴、機種、および設置場所を表
示する表示手段とを備えたことを特徴としている。そし
て、異常の可能性があると判定された電気機器と同機種
または類似機種の電気機器の状態監視データまたは診断
結果を診断に用いる。
【0022】また、現地診断手段は、前記状態監視デー
タが特定時間連続で特定閾値以上である場合に異常検出
と判定する。
【0023】現地システムは異常判定のためのデータベ
ースを備え、上位システムは、原因判定と危険度判定の
可能なデータベースを備えている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、遠隔監視診断システムの全
体構成を示しており、工場・ビルなどの多数のサイト2
0a,20b,20cなどに設置された電気機器11,
12,13などを、現地システム21及び通信回線40
を介して監視センタ50で遠隔監視診断する一例であ
る。現地サイト20aには、例えば、ガス絶縁開閉装置
(GIS)11、変圧器12、受電盤13などの電気機
器が設置されている。1つのサイトの中で複数箇所に電
気機器が配置される場合もあり、また、発電機、サイリ
スタバルブなどの電気機器が配置される場合もある。監
視センタ50を所有するのは、保守サービス会社、機器
製造会社、または電力会社などである。監視センタ50
では上位システム51が監視診断を実施し、監視員は、
その診断結果を見て診断サービスを実施する。
【0025】現地サイト20aには現地システム21が
設けられ、この現地システム21は、機器監視手段2
2、現地診断手段23、データ保存手段24、データ伝
送手段25、診断判定基準データベース26、データ送
受信手段(モデム等)27、警報表示手段28、及び現
地監視診断設定手段30を備えている。各電気機器1
1,12,13には監視ユニット16a,16b,16
c,…,16dが設置され、これらの監視ユニットは回
線17を介して機器監視手段22に接続されている。回
線17としては、構内回線やLANが使われることが一
般的であるが、専用回線、公衆回線なども使用可能であ
る。なお、図示してないが、現地サイト20bや現地サ
イト20cにも、現地サイト20aと同様、各電気機
器、各監視ユニット、回線、及び現地システムが設けら
れている。
【0026】また、監視センタ50の上位システム51
は、データ送受信手段52、上位診断手段53、機器不
具合情報データベース54、及び顧客情報データベース
55を備えている。そして、データ送受信手段52に
は、現地サイト20a,20b,20cなどのデータ送
受信手段27が通信回線40を介して接続されている。
本実施の形態では、現地システム側のデータ送受信手段
27、上位システム側の52、及び通信回線40により
通信手段が構成されている。
【0027】図1の遠隔監視診断システムにおいては、
現地システム21に現地監視診断設定手段30を設ける
ことにより、機器監視手段22、現地診断手段23、デ
ータ保存手段24、データ伝送手段25の動作内容を機
器の状態により設定変更可能としている。また、現地監
視診断設定手段30は、監視センタ50内の上位システ
ム51からも設定可能である。このような構成とするこ
とにより、例えば、機器監視間隔、データ保存間隔、デ
ータ伝送間隔、診断内容などを、監視診断結果や顧客と
の契約に基づいて設定することが可能であり、各顧客に
対応した遠隔監視診断サービスを効率良くかつ低コスト
で実施することができる。
【0028】次に、図1の遠隔監視診断システムの動作
について説明する。現地システム21では、各監視ユニ
ット16a,16b,16c,…,16dからの状態監
視データを回線17を介して機器監視手段22が取得
し、現地診断手段23にて現地診断する。現地診断手段
23にて機器の状態を診断した後、その診断結果に基づ
いて、データ保存手段24によりデータを保存するとと
もに、データ伝送手段25より監視センタ50の上位シ
ステム51にデータを伝送する。このとき、現地診断手
段23は必要に応じて、現地監視診断設定手段30に設
定情報を送り、機器監視手段22、現地診断手段23、
データ保存手段24、データ伝送手段25を制御する。
【0029】データ伝送手段25は、異常非検出の場合
には例えば1〜10日に1回程度の割合で定期的に状態
監視データを上位システム51に伝送するが、異常が検
出され対応を急ぐ必要があると診断した場合には、即刻
上位システム51にデータ伝送する。データ伝送の手段
には、データ送受信手段27,52、及び通信回線40
を介して、データ伝送手段25が上位診断手段53に書
き込む方法もあれば、データ伝送手段25が異常検出信
号を上位診断手段53に送り、上位診断手段53側から
データ伝送手段25にデータを読み込みにいく方法もあ
り、システムの状況に応じて使い分ける。上位診断手段
53は、状態監視データや現地診断手段23の診断結果
を受信して表示し、上位診断手段53内の状態監視デー
タのデータベース、判定基準データベースに基づいて診
断し診断結果を表示するとともに、必要な場合は、デー
タ送受信手段27,52、及び通信回線40を介して、
現地監視診断設定手段30に設定変更の指示情報を与え
る。
【0030】また上位診断手段53は、さらに診断する
必要があると判定した場合には、機器不具合情報データ
ベース54を参照して同機種・類似機種の不具合事例を
表示して診断し、また、同機種・類似機種の状態監視デ
ータを現時点から過去に遡って表示し診断する。必要な
場合には、現地システム21の警報表示手段28を動作
させる。診断判定が微妙な場合には、監視員に判断を仰
ぐ旨を表示して、監視員が指示を入力できる状態にす
る。この際に、顧客情報データベース55を参照し、ど
こまで診断する契約となっているかをチェックしながら
診断する。
【0031】なお、機器監視手段22、現地診断手段2
3、データ保存手段24、及びデータ伝送手段25は、
ハードウェア的に構成することも可能であるが、1つ以
上のコンピュータ上でソフトウェア的に構成することも
できる。現地監視診断設定手段30と現地診断手段23
はソフトウェア的に構成されることが多く、また、両者
が明確に区分できない場合もある。
【0032】図2は、図1と同様の遠隔監視診断システ
ムの全体構成を示しており、機器監視手段22、現地診
断手段23、データ保存手段24、及びデータ伝送手段
25が、それぞれ複数の手段により構成された一例であ
る。すなわち、現地診断手段23は、2つ以上の現地診
断方法a,b,c,…を備えており、異常非検出時には
現地診断方法aを実施し、異常検出時には現地監視診断
設定手段30の設定情報に基づき現地診断方法bまたは
現地診断方法cを実施する。現地診断方法bは状態監視
データが閾値以上であるかどうかを判定する方法であ
り、現地診断方法cは状態監視データをニューラルネッ
トワークにより異常の種類を判定し、さらに閾値以上で
あるかどうかを判定するグレードの高い診断方法であ
る。
【0033】現地監視診断設定手段30の設定情報は、
これまでの診断結果の履歴により変更されたり、顧客情
報データベース55の参照結果により設定される場合も
ある。顧客情報データベース55の参照結果により、異
常非検出時の現地診断方法を変更する場合もある。
【0034】なお、機器監視手段22は2つ以上の機器
監視方法a,b,c,…を、データ保存手段24は2つ
以上のデータ保存方法a,b,c,…を、データ伝送手
段25は2つ以上のデータ伝送方法a,b,c,…をそ
れぞれ備えている。
【0035】図3は、監視センタ50の上位システム5
1のデータ伝送手段52が、異常非検出時データ伝送手
段52aと異常検出時データ伝送手段52bとを備えた
一例である。監視診断対象である現地サイト20a,2
0b,20c,…,20dの数が数百程度であれば、デ
ータ伝送手段52は上位システム51に一つあれば監視
診断をこなすことができるが、現地サイトの数が千以上
になるとデータ伝送手段52を複数備える必要が生じて
くる。
【0036】監視診断対象の現地サイトが非常に多い場
合には、図4のように監視センタ内に複数の上位システ
ム51a,51bを備え、上位システム51aは異常非
検出時のデータの受信・診断を実施し、上位システム5
1bは異常検出時のデータの受信・診断を実施する構成
とする。
【0037】また、図3及び図4において、異常検出時
上位診断手段53bは複数の診断手段53b1,53b
2からなり、診断結果により診断手段53b1,53b
2のどちらかに切り替えることにより、的確な診断を実
施できるように構成されている。
【0038】図5は、図1乃至図4と同様の遠隔監視診
断システムの動作フローチャートの一例である。異常非
検出時には現地システム21では異常非検出時のルーチ
ン200が動作しており、定期的に上位システム51に
データ伝送し、上位システムの異常非検出時ルーチン5
00が異常の有無を判定し、異常なしと判定した場合に
は別の機器の監視診断へ移行する。異常有りと判定した
場合には現地システム21の現地監視診断設定手段30
に設定情報を送付し、現地システムを異常検出時ルーチ
ン210に移行させる。異常非検出時ルーチン200で
異常有りと判定した場合にも、異常検出時ルーチン21
0に移行する。その後診断を詳細に実施し、問題なけれ
ば、異常非検出時ルーチンへ戻り、処置が必要な場合に
は修理計画を立てて実施する。
【0039】図6は、本発明の遠隔監視診断システムに
おける異常非検出時のデータ伝送手段の一例である。現
地システム20aにて取得した状態監視データをデータ
ファイルに記録した後に現地システム20bに送信し、
データファイルを受信した現地システム20bは、その
データファイルに現地システム20bの状態監視データ
を追記して次の現地システム20cに送信していく。そ
して、現地システム20a〜20nの状態監視データが
記録されたデータファイルが監視センタ50に送信され
る。このようにすると、監視センタ50は、一回で多数
の現地サイトの状態監視データを受信でき、システムへ
の処理の負担が軽減され、異常検出時に図7のように1
つの現地サイトに関する処理が増加しても問題なく処理
可能となる。データファイルを回覧しあう現地サイトに
ついては情報セキュリティなどを考慮してグループ分け
する。
【0040】図8は、上位診断手段53における、部分
放電の診断過程を示したものである。現地診断手段23
は、状態監視データが閾値以上と判定した場合に、デー
タと診断結果を上位診断手段53に送付する。上位診断
手段53は、送付されたデータをニューラルネットワー
クなどのパターン認識手法と用いた異常要因判定手段5
6により異常要因を判定する。ここで、携帯電話などの
ノイズと診断された場合には、異常非検出と判定する。
【0041】異常と診断された場合には、異常要因判定
結果と部分放電強度を用い、上位診断手段53に具備し
た各異常要因に関するデータベース56、機器情報デー
タベースに基づいて診断する。例えば、スペーサ沿面異
物と判定された場合には、部分放電強度からデータベー
スに基づいて異物の長さを求められる。このときパラメ
ータとなる機器内部電界は、機器情報データベースから
得る。異物の長さが分かるとデータベース56により絶
縁耐力が分かるので、雷サージや開閉サージなどの過電
圧に対して耐圧するかどうかを推定できる。さらに、雷
サージや開閉サージの侵入確率のデータベースにより危
険度を判定することができ、契約条件に応じて異常検出
時の対応を決定し、その判断経緯と対応をガイダンスと
して表示する。
【0042】上述のように詳細な診断を実施する際に、
異常要因判定を行うことは重要である。例えば、フリー
金属異物とスペーサ沿面異物とでは、同じ長さでもフリ
ー金属異物による信号の方が大きいが、絶縁上の影響が
大きいのはスペーサ沿面異物であり、部分放電信号強度
が同じで耐圧や危険度は大幅に異なる。
【0043】上記遠隔監視診断システムにおいて、現地
診断手段23に上位診断手段53の診断過程の一部を処
理させることも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現地システムに設けられた現地監視診断設定手段によ
り、機器監視方法、現地診断方法、データ保存方法、デ
ータ伝送方法の設定変更することできる。その結果、各
地に散在する多数の電気機器を低コストで効率良くかつ
的確に監視診断することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気機器の遠隔監視診断システム
の構成図である。
【図2】現地サイトの機器監視手段、現地診断手段、デ
ータ保存手段、及びデータ伝送手段がそれぞれ複数の手
段を備えた一例を示した図である。
【図3】監視センタがデータ伝送手段を複数備えた一例
を示した図である。
【図4】監視センタがデータ伝送手段を複数備えた他の
例を示した図である。
【図5】本発明による電気機器の遠隔監視診断システム
における動作フローチャートである。
【図6】異常非検出時の状態監視データ伝送方法の一例
を示した図である。
【図7】異常検出時の状態監視データ伝送方法の一例を
示した図である。
【図8】監視センタでの診断過程の一例を示した図であ
る。
【符号の説明】
11〜13 電気機器 16a〜16d 監視ユニット 17 回線 20a〜20d 現地サイト 21 現地システム 22 機器監視手段 23 現地診断手段 24 データ保存手段 25 データ伝送手段 26 診断判定基準データベース 27 データ送受信手段 28 警報表示手段 30 現地監視診断設定手段 40 通信回線 50 監査センタ 51 上位システム 52 データ送受信手段 53 上位診断手段 54 機器不具合情報データベース 55 顧客情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 達朗 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 Fターム(参考) 2G014 AA15 AA23 AB02 AC17 2G015 AA06 BA04 BA08 CA01 CA04 CA05 CA20 CA21 5G064 AA07 AB03 AC01 AC09 CB01 CB08 CB16 DA02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現地サイトに設置された1つ以上の電気
    機器の状態監視データを収集する機器監視手段、及び前
    記状態監視データについて予備診断を実施する現地診断
    手段を備えた現地システムと、前記状態監視データと前
    記現地診断手段で得られた診断結果を伝送する通信手段
    と、前記通信手段を介して前記状態監視データと前記診
    断結果を取り込んで前記電気機器を詳細診断する上位シ
    ステムとを備え、 前記現地システムは、前記状態監視データの監視項目、
    監視間隔、保存間隔、伝送間隔、及び閾値の少なくとも
    1つを設定する現地監視診断設定手段を備えたことを特
    徴とする電気機器の遠隔監視診断システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気機器の遠隔監視診
    断システムにおいて、 前記現地診断手段は、前記予備診断の結果に基づいて前
    記現地監視診断設定手段に設定情報を与える手段を備え
    たことを特徴とする電気機器の遠隔監視診断システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の電気機器の遠隔
    監視診断システムにおいて、 前記上位システムは、前記現地監視診断設定手段に設定
    情報を与える手段を備えたことを特徴とする電気機器の
    遠隔監視診断システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電気機器の遠隔監視診
    断システムにおいて、 前記現地診断手段は複数の診断方法を記憶し、前記現地
    診断手段及び前記上位システムの少なくとも一方で得ら
    れた診断結果に基づいて、前記診断方法を切り替える切
    替手段を有することを特徴とする電気機器の遠隔監視診
    断システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電気機器の遠隔監視診
    断システムにおいて、 前記機器監視手段は複数の機器監視方法を記憶し、前記
    現地診断手段及び前記上位システムの少なくとも一方で
    得られた診断結果に基づいて、前記機器監視方法を切り
    替える切替手段を有することを特徴とする電気機器の遠
    隔監視診断システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電気機器の遠隔監視診
    断システムにおいて、 前記切替手段は、得られた前記診断結果が異常非検出の
    場合には所定の時間間隔で監視する機器監視方法に、異
    常検出の場合には連続監視する機器監視方法にそれぞれ
    切り替えることを特徴とする電気機器の遠隔監視診断シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の電気機器の遠隔監視診
    断システムにおいて、 前記上位システムは複数の上位診断方法を記憶し、前記
    現地診断手段及び前記上位システムの少なくとも一方に
    より得られた診断結果に基づいて、前記上位診断方法を
    切り替える切替手段を有することを特徴とする電気機器
    の遠隔監視診断システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の電気機器の遠隔監視診
    断システムにおいて、 前記通信手段は複数のデータ伝送方法を記憶し、前記現
    地診断手段及び前記上位システムの少なくとも一方によ
    り得られた診断結果に基づいて、前記データ伝送方法を
    切り替える切替手段を有することを特徴とする電気機器
    の遠隔監視診断システム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の電気機器の遠隔監視診
    断システムにおいて、 前記切替手段は、得られた前記診断結果が異常非検出の
    場合には所定の時間間隔でデータを伝送するデータ伝送
    方法に、異常検出の場合には連続でデータを伝送するデ
    ータ伝送方法にそれぞれ切り替えることを特徴とする電
    気機器の遠隔監視診断システム。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の電気機器の遠隔監視
    診断システムにおいて、 前記切替手段は、得られた前記診断結果が異常非検出の
    場合には所定の時間間隔でデータを伝送するデータ伝送
    方法に、異常検出の場合には前記時間間隔より短い時間
    間隔でデータを伝送するデータ伝送方法にそれぞれ切り
    替えることを特徴とする電気機器の遠隔監視診断システ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の電気機器の遠隔監視
    診断システムにおいて、 前記現地システムが複数設けられている場合、前記各現
    地システムは、前記データ伝送方法のうちの1つを、前
    記状態監視データを記録するためのデータファイルが定
    められた順番で他の現地システムに送信し、該データフ
    ァイルを受信した他の現地システムは該現地システムの
    状態監視データを追記して次の現地システムに送信し、
    1つ以上の現地システムの状態監視データが記録された
    データファイルが前記上位システムに送信されることを
    特徴と電気機器の遠隔監視診断システム。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の電気機器の遠隔監視
    診断システムにおいて、 前記現地システムまたは前記上位システムは、前記各電
    気機器の診断サービス契約条件を記録した顧客情報デー
    タベースを備えたことを特徴とする電気機器の遠隔監視
    診断システム。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の電気機器の遠隔監視
    診断システムにおいて、 前記現地システムは警報発生手段を備え、前記現地診断
    手段及び前記上位システムの少なくとも一方により得ら
    れる診断結果に基づいて前記警報発生手段を動作させる
    ことを特徴とする電気機器の遠隔監視診断システム。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の電気機器の遠隔監視
    診断システムにおいて、 前記上位システムは、前記状態監視データをパターン認
    識手法により異常の種類を判定した後、該異常の種類に
    関する信号強度と異常レベルのデータベースに基づいて
    危険度を判定することを特徴とする電気機器の遠隔監視
    診断システム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の電気機器の遠隔監
    視診断システムにおいて、 前記状態監視データに部分放電検出信号を含むことを特
    徴とする電気機器の遠隔監視診断システム。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の電気機器の遠隔監視
    診断システムにおいて、 前記上位システムは、前記現地診断手段または前記上位
    システムにより得られた診断結果を蓄積するためのデー
    タベースと、前記診断結果により前記電気機器に異常の
    可能性があると判定された場合に、前記データベースに
    蓄積された診断結果に加えて、該電気機器の状態監視デ
    ータの履歴、機種、および設置場所を表示する表示手段
    とを備えたことを特徴とする電気機器の遠隔監視診断シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の電気機器の遠隔監
    視診断システムにおいて、 前記上位システムは、異常の可能性があると判定された
    電気機器と同機種または類似機種の電気機器の状態監視
    データまたは診断結果を診断に用いることを特徴とする
    電気機器の遠隔監視診断システム。
  18. 【請求項18】 請求項1に記載の電気機器の遠隔監視
    診断システムにおいて、 前記現地診断手段は、前記状態監視データが特定時間連
    続で特定閾値以上である場合に異常検出と判定すること
    を特徴とする電気機器の遠隔監視診断システム。
  19. 【請求項19】 請求項1に記載の電気機器の遠隔監視
    診断システムにおいて、 前記現地システムは異常判定のためのデータベースを備
    え、前記上位システムは、原因判定と危険度判定の可能
    なデータベースを備えたことを特徴とする電気機器の遠
    隔監視診断システム。
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