JP2003042324A - 遮断弁 - Google Patents

遮断弁

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JP2003042324A
JP2003042324A JP2001227431A JP2001227431A JP2003042324A JP 2003042324 A JP2003042324 A JP 2003042324A JP 2001227431 A JP2001227431 A JP 2001227431A JP 2001227431 A JP2001227431 A JP 2001227431A JP 2003042324 A JP2003042324 A JP 2003042324A
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典夫 蜷川
Masaki Yamaguchi
正樹 山口
Norio Niimura
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大流量に対応するために弁体径を大きくした
場合でもロータの回転を阻害することなく、充分な閉弁
気密性を得られる遮断弁を提供する。 【解決手段】 弁軸47が直線運動するよう設けられた
ガイド48と、弁体46を付勢するスプリング49と、
弁座42より下流に弁体46に対向して配されたステッ
ピングモータ55と、送りネジ60と、弁体46を押動
可能な移動体61と、移動体61の回転を規制するロッ
ド64とで構成されている。これによって弁体46の質
量によるモーメントがステッピングモータ55に加わら
ず、ロータ52の回転を阻害することがない。また、弁
軸47とガイド48とのクリアランスは小さく、弁体4
6の傾きを小さくすることができ、充分な閉弁気密性を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの事故を未然
に防ぐガス遮断装置の遮断機構として使用される遮断弁
に関し、さらに詳しくは流路に形成された弁座に対し、
弁体を前進または後退移動させることによって流路の遮
断復帰動作を行うモータを動力源とした遮断弁に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一度発生すれば大惨事になる可能性の高
いガス事故を未然に防ぐため、従来より種々の安全装置
が利用されており、中でもガスメータに内蔵され流量セ
ンサによりガスの流量を監視しマイクロコンピュータに
よりガスの使用状態を異常使用と判断した場合や、地震
センサ、ガス圧力センサ、ガス警報器、一酸化炭素セン
サなどのセンサの状況を監視し危険状態と判断した場合
は、ガスメータに内蔵された遮断弁によりガスを遮断す
る電池電源によるマイクロコンピュータ搭載ガス遮断装
置内蔵ガスメータ(以下マイコンメータと省略する)
は、安全性、ガス配管の容易性、低価格等の優位性のた
め、普及が促進され、近年ほぼ全世帯普及が実施される
に至っている。また、流量センサによって計測されたガ
ス流量情報を電話回線などを利用して集中監視するテレ
メータ機能を有した、集中監視型マイコンメータの比率
も増加し、ますます、情報端末として利便性の向上が求
められている。この集中監視型マイコンメータなどにお
いては、簡単な電気スイッチ操作や電話回線などによる
遠隔操作でガスの遮断、復帰が可能なよう、マイコンメ
ータに搭載した電池による電気エネルギーでガス遮断も
ガス復帰も可能で開弁状態と閉弁状態の保持はエネルギ
ーを必要としない遮断弁が要求されている。
【0003】この遮断弁の駆動方式としては、従来電磁
ソレノイドを使用したものが主流であったが、近年比較
的強い閉止力、復帰力を実現でき、非通電時は状態保持
可能なPM型ステッピングモータを駆動源とする遮断弁
が注目されており、なかでもロータをガス流路内、ステ
ータをガス流路外とする気密隔壁を持った遮断弁が、ガ
ス流路への取り付けが容易なため主流である。
【0004】以下に従来の遮断弁について説明する。
【0005】従来のこの種の遮断弁は、特開平9−21
0237号公報や、特開平11−2352号公報に示す
ようなものが一般的であった。この特開平11−235
2号公報に記載の遮断弁は図4に示されているように、
鍔付きカップ状のケーシング6を有し、このケーシング
6の外周にステータ4を装着し、ケーシングの開口部に
合成樹脂製のアウターブッシュ3を嵌着し、このアウタ
ーブッシュ3にスタッド5を一体成形することで偏心さ
せて前方に突設し、ケーシング6内にインナーブッシュ
12を挿設し、アウターブッシュ3および前記インナー
ブッシュ12にリードスクリュー17をその先端の雄ネ
ジ部17aが当該アウターブッシュ3より前方に突出し
た状態で正逆方向に回転自在に支持し、このリードスク
リュー17にロータ16をステータ4に対向する形で取
り付け、このロータ16とアウターブッシュ3との間に
スラスト荷重用ころがり軸受18を介挿し、スタッド5
に係合し雄ネジ部17aに螺合して弁体25を配されて
いる。弾性シール部材8とアウターブッシュ3とケーシ
ング6は、段付きフランジ2と平板フランジ7とで挟み
込まれていて、段付きフランジ2と平板フランジ7とは
かしめ部32でかしめによって固着されている。かしめ
部32より外側に弾性シール部材33が段付きフランジ
2と筺体27とで挟み込まれて、段付きフランジ2と筺
体27との気密を保持している。この遮断弁は通常ガス
メーター内にリードスクリュー17を水平方向とするよ
う配置されている。
【0006】以上のように構成された遮断弁について、
以下その動作について説明する。
【0007】ガスの異常使用時などには、図示していな
い制御部からの通電により、ロータ16を正転させ、リ
ードスクリュー17が正方向に回転し、スタッド5が弁
体25の回転を拘束することで回転運動を直線運動に変
換し、弁体25がリードスクリュー17側から弁座26
側に前進して弁座26に当接することにより、流体経路
を閉塞して流体を遮断する。また、これを復元するとき
には、外部入力によってリードスクリュー17を逆方向
に回転させ、スタッド5が弁体25の回転を拘束するこ
とで回転運動を直線運動に変換し、弁体25を弁座26
側からリードスクリュー17側に弁体25の短がアウタ
ーブッシュ3に当接するまで後退させ、流体経路を開放
して流体の供給を再開していた。
【0008】また、特開平9−210237号公報記載
の遮断弁を図5に示した。この遮断弁も図4の遮断弁と
ほぼ同様の構成であるので説明を省略する。
【0009】この遮断弁の動作に関しては、図4の遮断
弁と同様であるため説明を省略する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】さて、近年この種のマ
イコンメータに搭載した電池による電気エネルギーでガ
ス遮断もガス復帰も可能で開弁状態と閉弁状態の保持は
エネルギーを必要としない遮断弁の利便性、ユーザーイ
ンターフェイスの高さが認められ、業務用等のより大流
量ガスメーターへの搭載が期待されている。
【0011】大流量のガスメーターにおいては、大流量
が通過した場合の圧力損失を低減するために、弁座口径
すなわち弁体の外径と、開弁時における弁体と弁座の距
離すなわち弁ストロークを大きく設定することが必要で
ある。
【0012】しかしながら、上記の従来の遮断弁では、
弁体25はリードスクリュー17の雄ネジ部17aにの
み保持されており、弁体25の外径を大きくした場合は
その質量による偏心モーメントがこの雄ネジ部17aと
の係合部に集中するため、ロータ16の回転を阻害する
ような大きな摩擦力を発生させる可能性があるという課
題を有していた。
【0013】また、スムーズな係合のためにも受けてあ
るリードスクリュー17の雄ネジ部17aと弁体25と
のクリアランスのため弁体25が傾き、弁座26との角
度差が大きくなり充分な閉弁気密性を得られなくなる可
能性があるという課題を有していた。
【0014】本発明はかかる従来の課題に鑑み、大流量
に対応するために弁体径を大きくした場合でもロータの
回転を阻害することなく、充分な閉弁気密性を得られる
遮断弁を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ガス流路内に設けられた弁座と、上流に設
けられ前記弁座を閉塞可能な弁体と、弁体に配された弁
軸と、この弁軸が直線運動するよう設けられたガイド
と、弁体を弁座側に付勢するスプリングと、前記弁座よ
り下流に前記弁体に対向して配された回転駆動機構と、
前記回転駆動機構の出力軸に配された送り手段と、中心
孔が前記送り手段に螺合あるいは係合可能で前記弁体を
押動可能な移動体と、この移動体の回転を規制する回転
防止手段とで遮断弁を構成したものである。
【0016】上記発明によれば、弁体は弁軸とガイドに
よって保持されているため、弁体の質量による偏心モー
メントが回転駆動機構に加わらず、大流量に対応するた
めに弁体径を大きくした場合でも回転駆動機構の回転を
阻害することがないという特徴を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の遮断弁は、ガス流路内に
設けられた弁座と、上流に設けられ前記弁座を閉塞可能
な弁体と、弁体に配された弁軸と、この弁軸が直線運動
するよう設けられたガイドと、弁体を弁座側に付勢する
スプリングと、前記弁座より下流に前記弁体に対向して
配された回転駆動機構と、前記回転駆動機構の出力軸に
配された送り手段と、中心孔が前記送り手段に螺合ある
いは係合可能で前記弁体を押動可能な移動体と、この移
動体の回転を規制する回転防止手段とで構成されたもの
である。
【0018】これによって、弁体は弁軸とガイドによっ
て保持されているため、弁体の質量による偏心モーメン
トが回転駆動機構に加わらず、大流量に対応するために
弁体径を大きくした場合でも回転駆動機構の回転を阻害
することがないという特徴を得ることができる。
【0019】また、弁軸とガイドとは直線摺動運動を行
うだけなので、弁軸とガイドとのクリアランスはリード
スクリューなどの送り機構の場合よりも小さくすること
ができる。この結果、弁体の傾きを小さくすることがで
き、大流量に対応するために弁体径を大きくした場合で
も充分な閉弁気密性を得ることができる。
【0020】また、本発明の遮断弁は、上記構成に加え
て、弁軸の弁体とは逆の端に自己保持型電磁ソレノイド
を配したものである。
【0021】これによって、開弁動作のみ回転駆動機構
で行い、自己保持型電磁ソレノイドを吸着保持された後
は、回転駆動機構側の移動体は閉弁時に弁体に当接しな
い位置まで後退させ、閉弁動作は自己保持型電磁ソレノ
イドの吸着を解除しスプリングの付勢力で弁体を移動さ
せてなすことにより、緊急閉弁が必要な場合などでも高
速に安定した閉弁動作を行うことができる。
【0022】また、本発明の遮断弁は、上記構成に加え
て、回転駆動機構がステッピングモータであることを特
徴とするものである。
【0023】これによって、ステッピングモータの保持
トルクによって開弁保持することができるため、単純で
安価な遮断弁を提供することができる。
【0024】また、本発明の遮断弁ブロックは、弁座を
含むガス流路の一部に上記構成の遮断弁を組み込んだも
のである。
【0025】これによって、ガスメーターを製造する場
合に流路の一部に遮断弁ブロックを組み込むだけで遮断
弁機能を追加することができ、製造上単純であると同時
に、遮断弁ブロック単品で機能検査を行うことができる
ため、安定した品質の遮断弁を提供することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0027】(実施例1)図1は本発明の実施例1の遮
断弁の閉弁状態の断面図である。また、図2は開弁状態
の断面図である。
【0028】図1、2において、右上の入口41aから
左下の出口41bへガスが流れるガス流路41内に設け
られた弁座42と、上流に設けられ弁座42を閉塞可能
な弁体46と、弁体46に配された弁軸47と、この弁
軸47が直線運動するよう設けられたガイド48と、弁
体46を弁座42側に付勢するスプリング49と、弁座
42より下流に弁体46に対向して配された回転駆動機
構であるステッピングモータ55と、ステッピングモー
タ55の出力軸59に配された送り手段である送りネジ
60と、中心孔が送りネジ60に螺合あるいは係合可能
で弁体46を押動可能な移動体61と、この移動体61
の回転を規制する回転防止手段であるロッド64とで遮
断弁が構成されている。
【0029】弁座42は金属切削品であり、ガス流路4
1に接着されている。弁体46は合成ゴム等の可撓体製
である弁シート43と板金製の弁シート受け44と弁シ
ート押さえ45とで構成されていて、弁軸47に止め輪
50で取りつけられている。
【0030】弁軸47は金属製で、ガイド48はポリテ
トラフルオロエチレンのコーティングやメッキなどを処
理された板金製、または、ポリアセタール等の合成樹脂
製であり、弁軸47とガイド48間には直径の1/10
0程度の微小な摺動クリアランスが設けられている。こ
のガイド48はフランジ67に挿嵌され、フランジ67
はシール部材66を介してガス通路41に固定されてい
る。スプリング49はステンレス鋼などのコイルスプリ
ングであり、弁シート受け44とフランジ65との間に
圧縮されて配されている。
【0031】回転駆動機構であるステッピングモータ5
5は、永久磁石51を配されたロータ52と、ロータ5
2に対向したステータ53、ステータ53に内蔵された
コイル54より構成されている。ロータ52とステータ
53との間には、オーステナイト系ステンレス鋼などの
非磁性金属製の隔壁56が配され、フランジ67との間
にシール部材57を介し、ガスが外部に流出しないよう
ガスシールされている。
【0032】ロータ52の出力軸59は、隔壁56に固
定された軸受け58とフタ63とで回動可能に保持され
ている。送り手段である送りネジ60は出力軸59の一
端に切削または転造加工されて形成されている。回転防
止手段であるロッド64はフタ63と一体的に形成され
ている。移動体61は中心穴に雌ねじを形成され、外周
に係合部69を設けた合成樹脂製であり、送りネジ60
に螺合すると同時にロッド64に係合して配されてい
て、一端にある押動部62が弁体46に当接可能であ
り、開弁時は図1に示したように、押動部62と弁体4
6との間に若干の隙間ができるよう形成されている。移
動体61の材料はポリフェニレンサリファイド等クリー
プ変形に対する耐性が高いものが望ましい。
【0033】ガス通路41の入口41a、出口41bに
はガスメーターのガス通路に接続できるようそれぞれフ
ランジ41c、41dが形成されている。
【0034】次にこの実施例1の遮断弁の動作、作用に
ついて説明する。
【0035】図1に示した閉弁状態においては、移動体
61がフタ63に当接する位置まで後退していて、弁体
46との間には隙間がある。そして、弁体46はスプリ
ング49に付勢されて弁座42に当接して、ガスが流れ
ない閉弁状態を保持している。
【0036】弁軸47とガイド48間のクリアランスが
直径の1/100程度と微小なため弁体46の傾きは小
さく、さらにスプリング49によって均等な押し荷重を
受けているため、大流量に対応するために弁体46の径
を大きくした場合でも充分な閉弁気密性を得ることがで
きる。
【0037】各種センサーの信号から危険が解除され復
帰可能とマイコンメータの制御部が判断した場合や、ガ
ス利用者が危険状態を復旧し、メータやリモートコント
ロール盤に設けられた復帰スイッチを操作した場合、ガ
ス供給業者などが通信による遠隔復帰命令を発信した場
合などには、マイコンメータの制御部(図示せず)はコ
イル53に位相差を持ったパルス状電流を印加し、ロー
タ52を回転させる。
【0038】すると送りネジ60に送られて移動体61
は弁体46側に移動、当接し、弁体46は弁座42から
離脱し図2に示した開弁位置まで移動する。この結果、
ガスが流通可能になる。
【0039】ここで、移動体61が軽量であり、弁体4
6と分離されて構成されていて弁体46の質量による偏
心モーメントが送りネジ60との係合部に作用しないた
め、ロータ52はスムーズな回転運動を行うことができ
る。そして、大流量に対応するために弁体46の径を大
きくした場合でもステッピングモータ55の回転を阻害
することがないという特徴を持っている。
【0040】ガスの使用状態が異常でなく、各種センサ
ーからの信号が危険を示していない時、マイコンメータ
の制御部からの通電はなく、ステッピングモータ55は
保持トルクによってロータ52が回転しないよう保持さ
れている。このため弁体46は図2に示した開弁状態を
保持し、ガスが流通可能である。
【0041】ガスの使用状態が異常であるか、各種セン
サーからの信号が危険を示している時、マイコンメータ
の制御部はコイル54に位相差を持ったパルス状電流を
印加し、ロータ52を回転させ、移動体61はフタ63
の側に後退する。そして、弁体46はスプリング46に
付勢されて弁座42に当接して、図1に示すガスが流れ
ない閉弁状態になる。
【0042】この時も、弁軸47とガイド48間のクリ
アランスが微小なため弁体46の傾きは小さく、ガイド
48とのロックなどがなくスムーズに閉弁位置に移動
し、確実な閉弁を行うことができる。
【0043】ガス通路41を含むこの遮断弁ブロック
は、遮断弁製造者によってあらかじめ動作や気密性試験
などの性能確認を行っており、ガスメーターのガス通路
にこのまま組み込むだけでよく、製造上単純であると同
時に、安定した品質の遮断弁を提供することができる。
【0044】このように、本発明の実施例2の遮断弁
は、ガス流路41内に設けられた弁座42と、上流に設
けられ弁座42を閉塞可能な弁体46と、弁体46に配
された弁軸47と、この弁軸47が直線運動するよう設
けられたガイド48と、弁体46を弁座42側に付勢す
るスプリング49と、弁座42より下流に弁体46に対
向して配された回転駆動機構であるステッピングモータ
55と、ステッピングモータ55の出力軸59に配され
た送り手段である送りネジ60と、中心孔が送りネジ6
0に螺合あるいは係合可能で弁体46を押動可能な移動
体61と、この移動体61の回転を規制する回転防止手
段であるロッド64とで遮断弁を構成しており、弁体4
6は弁軸47とガイド48によって保持されているた
め、弁体46の質量による偏心モーメントが回転駆動機
構であるステッピングモータ55に加わらず、大流量に
対応するために弁体46の径を大きくした場合でも回転
駆動機構のロータ52の回転を阻害することがないとい
う特徴を得ることができる。
【0045】そして、弁軸47とガイド48とは直線摺
動運動を行うだけなので、弁軸47とガイド48とのク
リアランスはリードスクリューなどの送り機構の場合よ
りも小さくすることができる。この結果、弁体46の傾
きを小さくすることができ、大流量に対応するために弁
体46径を大きくした場合でも充分な閉弁気密性を得る
ことができる。
【0046】また、回転駆動機構がステッピングモータ
55であり、ステッピングモータ55の保持トルクによ
って開弁保持することができるため、単純で安価な遮断
弁を提供することができる。
【0047】また、遮断弁ブロックは、弁座42を含む
ガス流路41の一部に上記構成の遮断弁を組み込んだも
のであるため、ガスメーターを製造する場合に流路の一
部に遮断弁ブロックを組み込むだけで遮断弁機能を追加
することができ、製造上単純であると同時に、遮断弁ブ
ロック単品で機能検査を行うことができるため、安定し
た品質の遮断弁を提供することができる。
【0048】なお、弁座42はガス流路41に接着され
ているとしたがガス流路41の一部に機械加工を施した
ものでもよく、ガイド48はフランジ64の一部に加工
されたものでもよく、表面処理は弁軸47側でもよい。
押動部62は移動体61と別部品でもよく、送り手段は
送りネジ60でなくカム機構でもよい。
【0049】また、回転駆動機構はステッピングモータ
55であるとしたが、ギヤドモータなど保持トルクの強
い回転駆動機構であればよい。ただし、経済性を考える
とステッピングモータが望ましい。
【0050】(実施例2)図3は本発明の実施例2の遮
断弁の開弁状態の断面図である。
【0051】実施例1と異なる点は、弁軸71の弁体4
6とは逆の端に自己保持型電磁ソレノイド78を配した
点である。
【0052】弁軸71の外側にガイド72を配し、その
外側にコイル75を配し、弁軸71の端と当接可能に固
定鉄芯74を配し、永久磁石73とヨーク76、77と
弁軸71とで磁気回路を構成し、自己保持型電磁ソレノ
イド78を形成している。弁軸71は電磁ステンレス鋼
などの磁性材料製である。ガイド72はオーステナイト
系ステンレス鋼などの非磁性金属製である。自己保持型
電磁ソレノイド78はシール部材66を介してフランジ
81でガス通路41に固定されている。ガイド72とフ
ランジ81間、ガイド72と固定鉄芯74間にはそれぞ
れシール部材79、80が配され、ガスが外部に流出し
ないようガスシールされている。
【0053】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0054】次にこの実施例2の遮断弁の動作、作用に
ついて説明する。
【0055】図3に示した開弁状態においては、自己保
持型電磁ソレノイド78、ステッピングモータ55の双
方に電機信号は印加されていない。弁軸71は固定鉄芯
74に当接し永久磁石73の磁束によって吸着保持され
ており、弁体46は弁座42から離れた開弁状態が保持
されている。移動体61はフタ63に当接する位置まで
後退していて、閉弁位置における弁体46との間に隙間
が出きるようになっている。
【0056】ガスの使用状態が異常であるか、各種セン
サーからの信号が危険を示している時、マイコンメータ
の制御部は自己保持型電磁ソレノイド78のコイル75
に永久磁石73の磁束とは逆方向の起磁力を発生させる
ようパルス状電流を印加する。
【0057】この結果、弁軸71と固定鉄芯74との吸
着力が減少し、スプリング49に付勢され弁軸71は固
定鉄芯74から離脱し、弁体46は弁座42側に移動し
当接し、ガス通路を閉じる。
【0058】このとき、印加されるパルス状電流は50
ms程度の矩形波でよく、短時間に閉弁動作が完了する
ので、緊急閉弁が必要な場合などでも高速に安定した閉
弁動作を行うことができる。
【0059】閉弁状態においては、移動体61がフタ6
3に当接する位置まで後退していて、弁体46との間に
は隙間がある。そして、弁体46はスプリング49に付
勢されて弁座42に当接して、ガスが流れない閉弁状態
を保持している。
【0060】各種センサーの信号から危険が解除され復
帰可能とマイコンメータの制御部が判断した場合や、ガ
ス利用者が危険状態を復旧し、メータやリモートコント
ロール盤に設けられた復帰スイッチを操作した場合、ガ
ス供給業者などが通信による遠隔復帰命令を発信した場
合などには、マイコンメータの制御部はステッピングモ
ータ55のコイル53に位相差を持ったパルス状電流を
印加し、ロータ52を回転させる。すると送りネジ60
に送られて移動体61は弁体46側に移動、当接し、弁
体46は弁座42から離脱し、弁軸71が固定鉄芯74
に当接する位置まで移動する。そして弁軸71は永久磁
石73による磁束に吸引され、固定鉄芯74に吸着保持
される。そして、ガスが流通可能になる。
【0061】この後、マイコンメータの制御部はステッ
ピングモータ55のコイル53に逆位相差を持ったパル
ス状電流を印加し、ロータ52を逆回転させる。すると
送りネジ60に送られて移動体61は弁体46から離れ
る側に移動し、フタ63に当接する位置まで後退して停
止する。そして、図3に示した開弁状態となる。
【0062】このように、本発明の実施例2の遮断弁
は、弁軸71の弁体46とは逆の端に自己保持型電磁ソ
レノイド78を配したため、短時間に閉弁動作が完了す
るので、緊急閉弁が必要な場合などでも高速に安定した
閉弁動作を行うことができる。また、大流量に対応する
ために弁体46の径を大きくした場合でも、弁体46に
よる偏心モーメントをガイド72で支えられ、スプリン
グ49の荷重を適切に設定するだけで充分な閉弁気密性
を得ることができる。
【0063】なお、図3において、永久磁石73は固定
鉄芯74とヨーク76との間にあるよう図示したが、ヨ
ーク76とヨーク77との間に配してもよく、また、弁
軸71は可動鉄芯として機能するよう説明したが、可動
鉄芯は別部品で弁軸と嵌合されていてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガス流路
内に設けられた弁座と、上流に設けられ前記弁座を閉塞
可能な弁体と、弁体に配された弁軸と、この弁軸が直線
運動するよう設けられたガイドと、弁体を弁座側に付勢
するスプリングと、前記弁座より下流に前記弁体に対向
して配された回転駆動機構と、前記回転駆動機構の出力
軸に配された送り手段と、中心孔が前記送り手段に螺合
あるいは係合可能で前記弁体を押動可能な移動体と、こ
の移動体の回転を規制する回転防止手段とで遮断弁を構
成したものである。
【0065】これによって、弁体は弁軸とガイドによっ
て保持されているため、弁体の質量による偏心モーメン
トが回転駆動機構に加わらず、大流量に対応するために
弁体径を大きくした場合でも回転駆動機構の回転を阻害
することがないという特徴を得ることができる。
【0066】また、弁軸とガイドとは直線摺動運動を行
うだけなので、弁軸とガイドとのクリアランスはリード
スクリューなどの送り機構の場合よりも小さくすること
ができる。この結果、弁体の傾きを小さくすることがで
き、大流量に対応するために弁体径を大きくした場合で
も充分な閉弁気密性を得ることができるという有利な効
果を有する。
【0067】また、本発明の遮断弁は、上記構成に加え
て、弁軸の弁体とは逆の端に自己保持型電磁ソレノイド
を配したものである。
【0068】これによって、開弁動作のみ回転駆動機構
で行い、自己保持型電磁ソレノイドを吸着保持された後
は、回転駆動機構側の移動体は閉弁時に弁体に当接しな
い位置まで後退させ、閉弁動作は自己保持型電磁ソレノ
イドの吸着を解除しスプリングの付勢力で弁体を移動さ
せてなすことにより、緊急閉弁が必要な場合などでも高
速に安定した閉弁動作を行うことができるという有利な
効果を有する。
【0069】また、本発明の遮断弁は、上記構成に加え
て、回転駆動機構がステッピングモータであることを特
徴とするものである。
【0070】これによって、ステッピングモータの保持
トルクによって開弁保持することができるため、単純で
安価な遮断弁を提供することができるという有利な効果
を有する。
【0071】また、本発明の遮断弁ブロックは、弁座を
含むガス流路の一部に上記構成の遮断弁を組み込んだも
のである。
【0072】これによって、ガスメーターを製造する場
合に流路の一部に遮断弁ブロックを組み込むだけで遮断
弁機能を追加することができ、製造上単純であると同時
に、遮断弁ブロック単品で機能検査を行うことができる
ため、安定した品質の遮断弁を提供することができると
いう有利な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の遮断弁の閉弁状態の断面図
【図2】同遮断弁の開弁状態の断面図
【図3】本発明の実施例2の遮断弁の開弁状態の断面図
【図4】従来の遮断弁の開弁状態の断面図
【図5】従来の他の遮断弁の開弁状態の断面図
【符号の説明】
41 ガス通路 42 弁座 46 弁体 47、71 弁軸 48、72 ガイド 49 スプリング 55 ステッピングモータ(回転駆動機構) 59 出力軸 60 送りネジ(送り手段) 61 移動体 64 ロッド(回転防止手段) 78 自己保持型電磁ソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新村 紀夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3H062 AA02 AA12 BB10 CC02 EE06 GG06 HH02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流路内に設けられた弁座と、上流に
    設けられ前記弁座を閉塞可能な弁体と、弁体に配された
    弁軸と、この弁軸が直線運動するよう設けられたガイド
    と、弁体を弁座側に付勢するスプリングと、前記弁座よ
    り下流に前記弁体に対向して配された回転駆動機構と、
    前記回転駆動機構の出力軸に配された送り手段と、中心
    孔が前記送り手段に螺合あるいは係合可能で前記弁体を
    押動可能な移動体と、この移動体の回転を規制する回転
    防止手段とで構成された遮断弁。
  2. 【請求項2】 弁軸の弁体とは逆の端に自己保持型電磁
    ソレノイドを配した請求項1記載の遮断弁。
  3. 【請求項3】 回転駆動機構がステッピングモータであ
    ることを特徴とする請求項1記載の遮断弁。
  4. 【請求項4】 弁座を含むガス流路の一部に請求項1、
    2または3記載の遮断弁を一体的に組み込んだ遮断弁ブ
    ロック。
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