JP2003042234A - 動力伝達装置のベルト - Google Patents

動力伝達装置のベルト

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JP2003042234A JP2001224448A JP2001224448A JP2003042234A JP 2003042234 A JP2003042234 A JP 2003042234A JP 2001224448 A JP2001224448 A JP 2001224448A JP 2001224448 A JP2001224448 A JP 2001224448A JP 2003042234 A JP2003042234 A JP 2003042234A
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裕二 長沢
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豪軌 杉浦
Masataka Osawa
正敬 大澤
Hitoshi Azuma
均 東
Kazuhito Kojima
和仁 小島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト式動力伝達装置のベルトであって、ベ
ルト長手方向にブロックを配列し、これをフープにより
ベルト状に束ねる構造を有するベルトの耐久性を高め
る。 【解決手段】 フープ40の、ベルト長手方向に直交す
る断面形状を、ベルトが直線形状となっているときに、
ベルトの外側に凸となるように、湾曲した、または反っ
た形状とする。特に、この湾曲した形状は、フープ幅方
向をx、厚さ方向をyとしたときに、y=xn、1.7
≦n≦2.2で表される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つのプーリ間
で、これらに巻き渡されたベルトにより動力伝達を行う
動力伝達装置に関し、特に、そのベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】周方向に略V字形の溝を有する二つのプ
ーリ間に、前記の溝に嵌まるベルトを巻き渡し、このベ
ルトを介し、前記プーリ間で動力伝達を行う動力伝達装
置が知られている。例えば、近年、車両用として採用さ
れているベルト式CVT(連続可変比変速機)が前述の
動力伝達装置として知られている。
【0003】このベルト式CVTは、前記プーリを略円
錐面を有する二つのシーブより構成し、それらの円錐面
を向かい合わせて前記V字形の溝を形成する。ベルト
は、複数個のブロックをベルト長手方向に配列して構成
され、これらのブロックはベルト長手方向に延びるフー
プによって束ねられている。このブロックの側面が、前
記プーリのV字形の溝の側面に接触する。また、フープ
は、これが巻き渡されるプーリの回転軸線に直交する平
面内で屈曲可能なように、薄板帯形状を有している。シ
ーブの間隔を変更することにより、ベルトの、プーリに
対する巻き掛かり径が変化し、これにより入出力の変速
比を可変することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の動力伝達装置の
ベルトは、プーリ間では直線状に延ばされているが、プ
ーリに巻き付いている部分では湾曲されている。フープ
も同様に直線部分と湾曲部分が形成されるが、フープの
帯形状長手方向に直交する断面形状は、前記の湾曲の影
響を受け、部分ごとに異なっている。フープ断面形状が
不適切であると、他の部品との干渉などにより、摩耗等
が発生し、耐久性を低下させる場合がある。
【0005】本発明は、ベルトの耐久性を向上すること
ができるフープの断面形状を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明にかかる動力伝達装置のベルトは、そのフ
ープの形状を、フープ長手方向に直交する断面におい
て、ベルトの外側に凸となる湾曲形状とし、その湾曲形
状を1.7〜2.2次関数で表される形状としている。
これにより、ベルトがプーリに巻き掛かって湾曲されて
いる部分における断面形状の変形を抑え、ベルトの耐久
性を向上させている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)を、図面に従って説明する。図1は、
ベルト式動力伝達装置であるベルト式CVTの一例を示
す概略構成図である。CVT10の入力軸12および出
力軸14には、軸と共に回転する入力プーリ16および
出力プーリ18が設けられている。入力プーリ16は、
入力固定シーブ20と入力可動シーブ22を含み、これ
らシーブ20,22は、向かい合う面が入力軸12の中
心軸線を軸とする円錐面の一部である略円錐台形状を有
している。固定シーブ20は、入力軸12に対し、回転
方向のみならず軸方向にも固定されている。可動シーブ
22は、入力軸12に対して回転方向には規制され、軸
方向に移動を許容されている。可動シーブ22の背後、
すなわち軸方向において固定シーブ20と反対側に、流
体圧シリンダ24が配置されている。そして、可動シー
ブ22自体がピストンとして機能し、流体圧シリンダ2
4と共にアクチュエータを形成する。流体圧シリンダ2
4およびピストンとしての可動シーブ22により形成さ
れる流体圧室26に、作動流体が流体圧ライン(不図
示)より供給され、また流体圧室26より排出されるこ
とにより、可動シーブ22は、入力軸12に沿って移動
する。
【0008】出力プーリ18に関しても、入力プーリ1
6とほぼ同様の構成を採る。すなわち、出力プーリ18
は、回転方向、軸方向に動きを規制された出力固定シー
ブ28、その動きが回転方向には規制され、軸方向には
許容される出力可動シーブ30を含んでいる。可動シー
ブ30の背後には、流体圧シリンダ32が配置され、こ
れとピストンとしての可動シーブ30により流体圧室3
4を含むアクチュエータが構成される。このアクチュエ
ータにより可動シーブ30の移動が制御される。
【0009】入力プーリの二つのシーブ20,22、出
力プーリの二つのシーブ28,30はそれぞれ、二つの
シーブの向き合う面によりベルト36を挟持し、プーリ
16,18はベルト36と係合する。
【0010】ベルト36は、図示される形状を有する薄
板のブロック38を多数配列し、これらを無端で可撓性
のある2本のフープ40で、たがをかけたようにして形
成されている。このベルト36が、入出力プーリ16,
18に掛け渡され、ブロック38の側面がシーブと係合
している。ベルト36の幅、すなわちブロック38の側
面の幅は一定であるので、対をなすシーブの間隔が決定
すれば、ベルト36のプーリ16,18に対する巻き掛
かり位置、すなわち巻き掛かり半径Rin,Routが定ま
る。入出力の巻き掛かり半径比によって、変速比が決定
される。さらに可動シーブ22,30を移動させること
により巻き掛かり半径を変更することができ、これによ
って変速比の変更が可能となる。具体的には、入力プー
リ16に対する巻き掛かり半径Rinを大きくしようとす
る場合には、流体圧室26内に作動流体を供給し、可動
シーブ22を進出させる方向にアクチュエータを作用さ
せる。この押圧力により、プーリ16およびベルト36
の回転に伴って、ベルト36は押し出されるようにして
巻き掛かり半径Rinが増加する。巻き掛かり半径Rinを
小さくする場合は、可動シーブ22が逆に動き、ベルト
36は、シーブ間の谷間に落ち込むように移動して巻き
掛かり半径Rinが縮小する。出力プーリ18側もほぼ同
様にして巻き掛かり半径Routの変更が行われるが、入
出力プーリ16,18において、シーブの動きは反対向
きである。すなわち、一方の軸において、シーブの間隔
を狭め、巻き掛かり半径を増加させようとしているとき
は、他方の軸においては、シーブの間隔を拡げ、巻き掛
かり半径を増加するように同期して制御される。
【0011】図2は、ベルト36の詳細な構造を示す図
である。ブロック38は、ベルト長手方向に、フープ4
0で束ねられて配列されている。左右2本あるフープ4
0は、それぞれ薄い鋼製のバンド42を積層して形成さ
れている。この鋼製バンド42の枚数は、主に当該CV
Tの最大伝達トルクにより決定され、十分な強度が達成
されれば、1枚とすることももちろん可能である。
【0012】図3は、フープ40の、ベルト長手方向に
直交する断面形状である。図において、上方がプーリ1
6,18に巻き渡されたベルトの外側である。図示する
ように、フープ40は、ベルトの外側に凸となるように
湾曲した、あるいは反った形状が与えられている。これ
は、フープ40を構成する個々の鋼製バンド42におい
て、同様の形状が与えられていることによる。
【0013】図4は、フープ40または鋼製バンド42
(以下、単にフープと記す)を湾曲形状のいくつか例を
示す図である。フープ40の湾曲形状を、幅方向をx、
厚さ方向をyとしたとき、次式で表し、xの次数nにい
くつかの値を代入して、それぞれの形状を示している。
なお、原点はフープ40の幅方向の中心である。
【0014】
【数1】y=xn
【0015】図5は、図4に示す各断面形状のフープ4
0を実際にプーリに巻き渡したとき、プーリに巻き掛か
り、湾曲している部分での、フープ40の断面形状の変
形の様子を示す図である。次数nが、ある範囲でフープ
40の変形が小さくなることが読み取れる。
【0016】図6は、図5に示される厚さ方向の変位の
幅、すなわち変位の最大値と最小値の差を、次数nに関
してまとめたグラフである。このグラフに示されるとお
り、次数n=2の近傍で、フープ変位が小さくなってい
ることが分かる。耐久性能上許容できる変位を図5にT
Hとして示す。これを満たす次数nの範囲は、1.7〜
2.2の範囲となる。好ましくは、次数nの範囲が1.
8〜2.1の範囲である。さらに好ましくは、次数nの
範囲が1.9〜2.0の範囲である。
【0017】以上のように、フープ40を直線状態にし
たときに、その断面形状が1.7〜2.2次の関数で表
されるように湾曲させておくことにより、フープ40が
湾曲したときの断面形状の変形を小さくすることができ
る。そして、この変形が小さいことによって、ブロック
などフープに接触する周囲の部品に対し、特定部位のみ
接触するなどの不具合を防止することができる。
【0018】本実施形態は、ベルト式CVTのベルトに
関して説明したが、これに限らず、連続的に変速比を変
更するものではない、また変速機能を持たない動力伝達
装置であっても、同様の構造を有するベルトについて
も、本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ベルト式CVTの概略構成図である。
【図2】 ベルトの詳細構造を示す図である。
【図3】 フープまたは鋼製バンドの長手方向直交断面
を示す図である。
【図4】 図3の直交断面の形状を示す関数の例を示す
図である。
【図5】 図4に示す直交断面のフープ等のベルト湾曲
部分における変形状態を示す図である。
【図6】 フープの直交断面形状を表す関数の次数と、
ベルト湾曲部分での変形量との関係を示す図である。
【符号の説明】
36 ベルト、38 ブロック、40 フープ、42
鋼製ベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 豪軌 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 大澤 正敬 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 東 均 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小島 和仁 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つのプーリ間で、これらに巻き渡され
    たベルトを介して動力伝達を行う動力伝達装置の前記ベ
    ルトであって、 ベルトの長手方向に配列される複数個のブロックと、 ベルトの長手方向に延びる帯形状を有し、前記ブロック
    をベルト状に束ねるフープと、を有し、 ベルトが直線状となっているときに、前記フープは、そ
    のベルト長手方向に直交する断面において、ベルト外周
    側に凸となるように湾曲しており、この湾曲形状が1.
    7〜2.2次関数となっている、動力伝達装置のベル
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1の動力伝達装置のベルトであっ
    て、前記フープは、複数のバンドを積層して形成され、
    ここのバンドが前記フープと同様の湾曲形状を有してい
    る、動力伝達装置のベルト。
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