JP2003041038A - ゴム発泡体 - Google Patents

ゴム発泡体

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JP2003041038A
JP2003041038A JP2001225573A JP2001225573A JP2003041038A JP 2003041038 A JP2003041038 A JP 2003041038A JP 2001225573 A JP2001225573 A JP 2001225573A JP 2001225573 A JP2001225573 A JP 2001225573A JP 2003041038 A JP2003041038 A JP 2003041038A
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rubber foam
foam
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Takehiro Ui
丈裕 宇井
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Nitto Denko Corp
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Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 難燃性、帯電性および柔軟性に優れ、環境に
やさしい、シール材として好適に用いることのできる、
ゴム発泡体を提供すること。 【解決手段】 ゴム発泡体として、オレフィン系ポリマ
ーと、表面処理された金属水酸化物と、オレフィン系ポ
リマー100重量部に対して5重量部以上の帯電防止剤
とを配合して、発泡成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム発泡体、詳し
くは、電子・電気製品などの各種の産業製品のシール材
として好適に用いることのできる、ゴム発泡体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 ゴム発泡体は、防塵、断熱、防音、防
振、緩衝、水密および気密などを目的として各種の産業
製品において、部材の隙間を充填するためのシール材と
して広く用いられている。
【0003】そして、このようなゴム発泡体では、従来
より、塩素化パラフィン、デカブロモジフェニルエーテ
ルなどのハロゲン系化合物を配合して、難燃性を付与す
ることが実施されている。
【0004】しかし、ゴム発泡体に、このようなハロゲ
ン系化合物を配合すると、燃焼時に毒性や腐食性を有す
るガスを発生したり、あるいは、焼却時にダイオキシン
などを誘発して環境汚染を招くおそれがある。
【0005】そのため、例えば、ハロゲン系化合物に代
えて、水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウムなどの
金属水酸化物を配合することにより、難燃性を付与する
ことが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ゴム発泡体の
帯電防止を図るべくゴム発泡体に帯電防止剤を配合する
場合には、その配合される金属水酸化物が帯電防止剤を
吸着してしまい、良好な帯電防止効果を得ることができ
ないという不具合を生じる。
【0007】一方、カーボンブラックを配合して導電性
を発現させることで、ゴム発泡体の体積抵抗を低減して
帯電効果を得ることも検討されるが、導電性を発現させ
る配合量でカーボンブラックを配合すると、カーボンブ
ラックによるゴム発泡体の補強効果が高くなり過ぎて、
発泡体の密度が大きくなり、硬くなり過ぎてシール材と
して用いることができないという不具合を生じる。
【0008】本発明は、このような不具合に鑑みなされ
たものであって、その目的とするところは、難燃性、帯
電性および柔軟性に優れ、環境にやさしい、ゴム発泡体
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のゴム発泡体は、オレフィン系ポリマーと、
表面処理された金属水酸化物と、帯電防止剤とを含有
し、前記オレフィン系ポリマー100重量部に対して、
前記帯電防止剤が5重量部以上含有されていることを特
徴としている。
【0010】また、本発明のゴム発泡体においては、前
記オレフィン系ポリマーが、少なくとも、エチレン−プ
ロピレン−ジエンゴムを含んでいることが好ましく、ま
た、前記表面処理された金属水酸化物が、脂肪酸、シリ
コーン樹脂またはカップリング剤からなる群より選ばれ
る少なくとも1種の処理剤によって表面処理されている
金属水酸化物であることが好ましく、また、前記金属水
酸化物が、水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マ
グネシウムであることが好ましく、さらに、前記帯電防
止剤が、界面活性剤からなる帯電防止剤であることが好
ましい。
【0011】また、本発明のゴム発泡体においては、前
記オレフィン系ポリマー100重量部に対して、前記表
面処理された金属水酸化物が50重量部以上含有されて
いることが好ましい。
【0012】さらに、本発明のゴム発泡体では、発泡体
の密度が、0.2g/cm以下であることが好まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のゴム発泡体は、オレフィ
ン系ポリマーと、表面処理された金属水酸化物と、帯電
防止剤とを含有している。
【0014】本発明に用いられるオレフィン系ポリマー
としては、ゴム発泡体として通常使用されるものであれ
ば特に制限されないが、好ましくは、ゴム系オレフィン
ポリマーを主成分として、必要により、非ゴム系オレフ
ィンポリマーが配合されているものが用いられる。
【0015】ゴム系オレフィンポリマーとしては、例え
ば、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(以下、EPD
Mと省略する。)、エチレン−プロピレンゴム、α−オ
レフィン−ジシクロペンタジエン、エチリデンノルボル
ネン、天然ゴム、ポリイソブチレンゴム、ポリイソプレ
ンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルブチ
ルゴムなどが挙げられる。
【0016】また、非ゴム系オレフィンポリマーとして
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レン−ポリプロピレンコポリマーなどが挙げられる。
【0017】これらゴム系オレフィンポリマーおよび非
ゴム系オレフィンポリマーは、1種または2種以上を、
その目的および用途によって、適宜選択して用いること
ができる。ゴム系オレフィンポリマーとしては、加硫剤
による加硫が可能なEPDM、とりわけ、ムーニー粘度
(ML1+4100℃)が、5〜30のEPDMが好ま
しく用いられる。また、非ゴム系オレフィンポリマーと
しては、ポリエチレン、とりわけ、低密度ポリエチレン
が好ましく用いられる。また、非ゴム系オレフィンポリ
マーの配合量は、例えば、ゴム系オレフィンポリマー1
00重量部に対して、通常、50重量部以下、好ましく
は、30重量%以下である。
【0018】本発明に用いられる表面処理された金属水
酸化物は、難燃剤として配合されるものであって、金属
水酸化物が、例えば、脂肪酸類、シリコーン樹脂、シラ
ンカップリング剤、界面活性剤、リン酸エステル、高級
アルコール、高級アミンなどの処理剤によって表面処理
されているものであって、金属水酸化物としては、例え
ば、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ハイド
ロタルサイト、アルミン酸カルシウム、水酸化カルシウ
ムなどが挙げられる。これらのうちでは、難燃効果の高
い、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムが好まし
く用いられる。
【0019】処理剤としては、脂肪酸類、シリコーン樹
脂、カップリング剤が好ましく用いられる。脂肪酸類と
しては、例えば、ステアリン酸、カプロン酸、カプリル
酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ベヘン酸、オレイ
ン酸などの脂肪酸、それらの脂肪酸のナトリウム、カリ
ウムなどの脂肪酸金属塩、あるいは、それらのエステル
誘導体やアミド誘導体などが挙げられる。シリコーン樹
脂としては、例えば、ポリジメチルシロキサンなどのシ
ロキサンポリマーが挙げられる。カップリング剤として
は、例えば、シラン系カップリング剤、チタネート系カ
ップリング剤、アルミニウム系カップリング剤などの各
種のカップリング剤が挙げられる。シラン系カップリン
グ剤としては、例えば、ビニルエトキシシラン、ビニル
−トリス(2−メトキシーエトキシ)シラン、γ−メタ
クリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシ
クロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプ
ロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。チタネー
ト系カップリング剤としては、例えば、イソプロピルト
リイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリス
(ジオクチルパイロフォスフェート)チタネート、イソ
プロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチル)チタ
ネート、イソプロピルトリデシルベンゼンスルホニルチ
タネートなどが挙げられる。アルミニウム系カップリン
グ剤としては、例えば、アセトアルコキシアルミニウム
ジイソプロピレートなどが挙げられる。
【0020】そして、表面処理された金属水酸化物は、
例えば、このような処理剤を用いて、公知の湿式法また
は乾式法により金属水酸化物を表面コーティングするこ
とによって得ることができる。なお、処理剤の金属酸化
物に対する配合量は、金属酸化物の重量や平均粒子径な
どに応じて適宜決定すればよく(例えば、金属酸化物1
00重量部に対して処理剤が0.1〜30重量部程
度)、表面処理後に、必要により、洗浄および造粒すれ
ばよい。
【0021】そして、本発明においては、このようにし
て得られる表面処理された金属水酸化物を、1種または
2種以上併用して用いることができ、また、その平均粒
子径が、通常、0.5〜50μm、好ましくは、1〜2
0μmのものが好ましく用いられる。また、表面処理さ
れた金属水酸化物の配合量は、オレフィン系ポリマー1
00重量部に対して、通常、50〜500重量部、好ま
しくは、100〜250重量部である。配合量が50重
量部より少ないと、難燃効果が良好に発現されない場合
があり、また、配合量が500重量部を超えると、発泡
体密度が大きくなって硬くなる場合がある。
【0022】本発明に用いられる帯電防止剤としては、
オレフィン系ポリマーに通常使用されるものであれば特
に制限されないが、好ましくは、カチオンタイプ、アニ
オンタイプ、ノニオンタイプ、両性タイプなど界面活性
剤が用いられる。
【0023】カチオンタイプとしては、例えば、第一級
アミン塩、第三級アミン、第四級アンモニウム化合物、
ピリジン誘導体などが挙げられる。アニオンタイプとし
ては、例えば、硫酸化油、石ケン、硫酸化エステル油、
硫酸化アミド油、オレフィンの硫酸エステル塩類、脂肪
族アルコール硫酸エステル塩、アルキル硫酸エステル
塩、脂肪酸エチルスルホン酸塩、アルキルナフタレンス
ルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、コハク酸
エステルスルホン酸塩、リン酸エステル塩などが挙げら
れる。ノニオンタイプとしては、例えば、多価アルコー
ルの部分的脂肪酸エステル、脂肪族アルコールのエチレ
ンオキサイド付加物、脂肪酸のエチレンオキサイド付加
物、脂肪族アミンまたは脂肪酸アミドのエチレンオキサ
イド付加物、アルキルフェノールのエチレンオキサイド
付加物、アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加
物、多価アルコールの部分的脂肪酸エステルのエチレン
オキサイド付加物、ポリエチレングリコールなどが挙げ
られる。両性タイプとしては、例えば、カルボン酸誘導
体、イミダゾリン誘導体などが挙げられる。
【0024】これら帯電防止剤は、1種または2種以上
を、その目的および用途によって、適宜選択して用いる
ことができる。また、これら帯電防止剤のうちでは、ノ
ニオンタイプのものが好ましく用いられる。
【0025】また、本発明において、帯電防止剤の配合
量は、オレフィン系ポリマー100重量部に対して、5
重量部以上、通常、5〜30重量部、好ましくは、5〜
10重量部である。配合量が5重量部より少ないと、帯
電防止効果を得ることができない。また、配合量が30
重量部を超えると、それ以上の帯電防止効果が発現され
ず不経済となる場合がある。
【0026】そして、本発明のゴム発泡体は、これら、
オレフィン系ポリマー、表面処理された金属水酸化物お
よび帯電防止剤を、例えば、加硫剤、発泡剤などを配合
して発泡成形することによって得ることができる。
【0027】加硫剤としては、ゴム発泡体として通常使
用されるものであれば特に制限されないが、例えば、硫
黄、硫黄化合物類、セレン、酸化マグネシウム、一酸化
鉛、酸化亜鉛、有機過酸化物類、ポリアミン類、オキシ
ム類(例えば、p−キノンジオキシム、p,p’-ジベ
ンゾイルキノンジオキシムなど)、ニトロソ化合物類
(例えば、p−ジニトロソベンジンなど)、樹脂類(例
えば、アルキルフェノール−ホルムアルデヒド樹脂、メ
ラミン−ホルムアルデヒド縮合物など)、アンモニウム
塩類(例えば、安息香酸アンモニウムなど)などが挙げ
られる。
【0028】これら加硫剤は、1種または2種以上を、
その目的および用途によって、適宜選択して用いること
ができる。また、これら加硫剤のうちでは、得られたゴ
ム発泡体の加硫性に起因する物性などの観点から、好ま
しくは、硫黄や硫黄化合物類、さらに好ましくは、硫黄
が用いられる。また、加硫剤の配合量は、その種類によ
って加硫効率が異なるため、適宜選択すればよいが、例
えば、硫黄や硫黄化合物類では、オレフィン系ポリマー
100重量部に対して、通常、0.1〜10重量部、好
ましくは、0.5〜5重量部である。
【0029】また、発泡剤としては、ゴム発泡体として
通常使用されるものであれば特に制限されないが、例え
ば、無機系発泡剤や有機系発泡剤が用いられる。
【0030】無機系発泡剤としては、例えば、炭酸アン
モニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸水素ナトリウ
ム、亜硝酸アンモニウム、水素化ホウ素ナトリウム、ア
ジド類などが挙げられる。また、有機系発泡剤として
は、例えば、アゾ系化合物(例えば、アゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾジカルボン酸アミド、バリウムアゾジ
カルボキシレートなど)、フッ化アルカン(例えば、ト
リクロロモノフルオロメタン、ジクロロモノフルオロメ
タンなど)、ヒドラジン系化合物(例えば、パラトルエ
ンスルホニルヒドラジド、ジフェニルスルホン−3,
3’−ジスルホニルヒドラジド、4,4’−オキシビス
(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、アリルビス(スル
ホニルヒドラジド)など)、セミカルバジド系化合物
(例えば、p−トルイレンスルホニルセミカルバジド、
4,4’−オキシビス(ベンゼンスルホニルセミカルバ
ジド)など)、トリアゾール系化合物(例えば、5−モ
ルホリル−1,2,3,4−チアトリアゾールなど)、
N−ニトロソ系化合物(N,N’−ジニトロソペンタメ
チレンテトラミン、N,N’−ジメチル−N,N’−ジ
ニトロソテレフタルアミドなど)などが挙げられる。
【0031】なお、発泡剤としては、加熱膨張性の物質
がマイクロカプセル内に封入された熱膨張性微粒子など
を用いてもよく、そのような熱膨張性微粒子としては、
例えば、マイクロスフェア(商品名、松本油脂社製)な
どの市販品が挙げられる。
【0032】これら発泡剤は、1種または2種以上を、
その目的および用途によって、適宜選択して用いること
ができる。また、これら発泡剤のうちでは、得られるゴ
ム発泡体の発泡性に起因する物性などの観点から、好ま
しくは、アゾ系化合物などの有機系発泡剤が用いられ
る。また、発泡剤の配合量は、オレフィン系ポリマー1
00重量部に対して、通常、0.1〜100重量部、好
ましくは、0.5〜50重量部、さらに好ましくは、1
〜30重量部である。
【0033】また、この発泡成形においては、加硫を促
進すべく加硫促進剤や、良好な発泡を確保すべく発泡助
剤などを配合することが好ましい。
【0034】加硫促進剤としては、例えば、ジチオカル
バミン酸類(例えば、ジメチルジチオカルバミン酸ナト
リウム、ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジメ
チルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミ
ン酸亜鉛など)、チアゾール類(例えば、2−メルカプ
トベンゾチアゾール、ジベンゾチアジルジスルフィドな
ど)、グアニジン類(例えば、ジフェニルグアニジン、
ジ−o−トリルグアニジンなど)、スルフェンアミド類
(例えば、ベンゾチアジル−2−ジエチルスルフェンア
ミド、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフ
ェンアミドなど)、チウラム類(例えば、テトラメチル
チウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラムジスル
フィドなど)、キサントゲン酸類(例えば、イソプロピ
ルキサントゲン酸ナトリウム、イソプロピルキサントゲ
ン酸亜鉛など)、アルデヒドアンモニア類(例えば、ア
セトアルデヒドアンモニア、ヘキサメンチレンテトラミ
ンなど)、アルデヒドアミン類(例えば、n−ブチルア
ルデヒドアニリン、ブチルアルデヒドモノブチルアミン
など)、チオウレア類(例えば、ジエチルチオウレア、
トリメチルチオウレア、ジブチルチオウレアなど)など
が挙げられる。
【0035】これら加硫促進剤は、1種または2種以上
を、その目的および用途によって、適宜選択して用いる
ことができる。また、これら加硫促進剤のうちでは、好
ましくは、ジチオカルバミン酸類、チアゾール類、チオ
ウレア類が用いられる。また、加硫促進剤の配合量は、
オレフィン系ポリマー100重量部に対して、通常、
0.1〜20重量部、好ましくは、1〜10重量部であ
る。
【0036】なお、加硫促進剤とは反対に、成形加工性
の調節などを目的として、例えば、有機酸(例えば、無
水フタル酸、安息香酸、サリチル酸など)やアミン類
(例えば、N−ニトロソ−ジフェニルアミン、N−ニト
ロソ−フェニル−β−ナフチルアミンなど)などの加硫
遅延剤を、適宜配合してもよい。
【0037】発泡助剤としては、例えば、尿素系化合
物、サリチル酸系化合物、安息香酸系化合物などが用い
られる。これら発泡助剤は、1種または2種以上を、そ
の目的および用途によって、適宜選択して用いることが
できる。また、これら発泡助剤のうちでは、好ましく
は、尿素系化合物が用いられる。また、発泡助剤の配合
量は、オレフィン系ポリマー100重量部に対して、通
常、0.1〜10重量部、好ましくは、0.5〜5重量
部である。
【0038】さらに、この発泡成形においては、例え
ば、安定剤、滑剤、充填剤、軟化剤およびオレフィン系
ポリマー以外のポリマーなどを配合してもよく、また、
例えば、可塑剤、老化防止剤、酸化防止剤、顔料、着色
剤、防カビ剤および上記以外の難燃剤などの公知の添加
剤を適宜配合してもよい。
【0039】安定剤としては、例えば、酸化亜鉛などが
好ましく用いられる。安定剤の配合量は、オレフィン系
ポリマー100重量部に対して、通常、1〜10重量
部、好ましくは、3〜5重量部である。
【0040】滑剤としては、例えば、ステアリン酸やそ
のエステル類などが挙げられ、その配合量は、オレフィ
ン系ポリマー100重量部に対して、通常、0.5〜5
重量部、好ましくは、1〜3重量部である。
【0041】充填剤としては、例えば、カーボンブラッ
ク、炭酸カルシウム、タルク、雲母粉、ベントナイト、
シリカ、アルミナ、アルミニウムシリケート、アセチレ
ンブラック、アルミニウム粉などが挙げられる。これら
充填剤は、1種または2種以上を、その目的および用途
によって、適宜選択して用いることができる。また、こ
れら充填剤のうちでは、カーボンブラックは補強剤とし
ても作用することから、好ましく用いられる。また、一
般的には、炭酸カルシウムが用いられる。充填剤の配合
量は、オレフィン系ポリマー100重量部に対して、通
常、30〜200重量部、好ましくは、50〜100重
量部である。
【0042】軟化剤としては、例えば、乾性油類や動植
物油類(例えば、パラフィン類(パラフィン系オイルな
ど)、ワックス類、ナフテン類、アロマ類、アスファル
ト類、アマニ油など)、石油系オイル類、低分子量ポリ
マー類、有機酸エステル類(例えば、フタル酸エステ
ル、リン酸エステル、高級脂肪酸エステル、アルキルス
ルホン酸エステルなど)、増粘付与剤などが挙げられ
る。好ましくは、乾性油類や動植物油類、あるいは、石
油系オイル類などのオイル類が用いられる。これら軟化
剤は、1種または2種以上を、その目的および用途によ
って、適宜選択して用いることができる。また、これら
軟化剤の配合量は、オレフィン系ポリマー100重量部
に対して、通常、10〜100重量部、好ましくは、1
5〜80重量部である。
【0043】オレフィン系ポリマー以外のポリマーとし
ては、例えば、オレフィン系ポリマー以外のゴム系ポリ
マーや非ゴム系ポリマーが挙げられる。
【0044】ゴム系ポリマーとしては、例えば、シリコ
ーンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、ポリウレタン系
ゴム、ポリアミド系ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、
スチレン−ブタジエン−スチレンゴム、スチレン−イソ
プレン−スチレンゴム、スチレン−エチレン−ブタジエ
ンゴム、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンゴ
ム、スチレン−イソプレン−プロピレン−スチレンゴム
などが挙げられる。
【0045】非ゴム系ポリマーとしては、例えば、アク
リル系ポリマー(例えば、ポリ(メタ)アクリル酸アル
キルエステルなど)、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリエステル、ウレタン
系ポリマー、スチレン系ポリマー、シリコーン系ポリマ
ー、エポキシ系樹脂などが挙げられる。
【0046】これらオレフィン系ポリマー以外のポリマ
ーは、1種または2種以上を、その目的および用途によ
って、適宜選択して用いることができ、その配合量は、
例えば、オレフィン系ポリマー100重量部に対して、
通常、50重量部以下、好ましくは、30重量%以下で
ある。
【0047】そして、発泡成形は、例えば、まず、オレ
フィン系ポリマー、表面処理された金属水酸化物、帯電
防止剤、および、適宜、安定剤、滑剤、充填剤、軟化
剤、さらには、オレフィン系ポリマー以外のポリマー
や、公知の添加剤などを選択して配合し、これをニーダ
やミキサーなどを用いて混練することによって混練物を
調製する。なお、この混練においては、適宜加熱しても
よい。次いで、その混練物に、さらに、加硫剤、加硫促
進剤、発泡剤および発泡助剤を適宜選択して配合し、こ
れをミキシングロールなどを用いてさらに混練した後
に、加熱すればよい。
【0048】より具体的には、このような発泡成形は、
特に制限されず、公知の方法を用いることができ、例え
ば、混練物を、カレンダー成形や押出成形などによっ
て、シート状などに成形して発泡成形してもよく、ある
いは、射出成形やプレス成形などによって、例えば、凹
凸などの複雑な形状に成形して、発泡成形してもよい。
【0049】また、このような発泡成形における加熱温
度は、例えば、配合される加硫剤の加硫開始温度や、配
合される発泡剤の発泡温度などによって、適宜選択され
るが、例えば、450℃以下、好ましくは、100〜3
50℃、さらに好ましくは、120〜300℃である。
【0050】このような発泡成形により、混練物が軟化
する一方で発泡剤が膨張し、発泡構造を形成しつつ加硫
が進行して、目的とするゴム発泡体が形成される。
【0051】なお、このような発泡成形において、加硫
と発泡とを、それぞれ異なる温度条件において順次行な
ってもよく、また、発泡倍率の調節などを目的として、
加圧下に行なってもよい。
【0052】また、この発泡成形においては、得られる
ゴム発泡体の発泡倍率(発泡前後の密度比)が、3〜2
5倍、さらには、5〜20倍であることが好ましい。発
泡倍率を3倍以上とすることにより、得られるゴム発泡
体の柔軟性を向上させることができる。なお、発泡倍率
は、発泡剤の配合量、発泡成形時間および温度などによ
って調節することができ、また、このような発泡倍率の
調節などによって、得られるゴム発泡体のセルサイズお
よびセルの形態(独立気泡あるいは連続気泡、および、
それらの割合など)を調節することができる。なお、得
られるゴム発泡体のセルの形態は、独立気泡のみでも、
また、独立気泡と連続気泡とが混在していてもよいが、
独立気泡と連続気泡とが混在していることが好ましい。
【0053】そして、このようにして得られるゴム発泡
体は、その密度が、0.2g/cm 以下、さらには、
0.05〜0.2g/cmであることが好ましい。密
度が、0.2g/cmを超えると、ゴム発泡体が硬く
なり、シール材として用いる場合において、部材の隙間
に良好に充填することができない場合がある。一方、密
度が、0.2g/cm以下であれば、優れた柔軟性を
発現し、シール材として好適に用いることができる。
【0054】そして、このようにして得られる本発明の
ゴム発泡体では、難燃剤として、ハロゲン系化合物を用
いることなく、表面処理された金属水酸化物が用いられ
ているので、燃焼時に毒性や腐食性を有するガスを発生
したり、あるいは、焼却時にダイオキシンなどを誘発し
て環境汚染を招くおそれのない、ハロゲンフリーのゴム
発泡体として用いることができる。しかも、本発明のゴ
ム発泡体では、帯電防止剤による良好な帯電防止効果を
得ることができるとともに、発泡体の密度が低い柔軟性
のある材料として用いることができる。
【0055】そのため、本発明のゴム発泡体は、とりわ
け、難燃性、帯電性および柔軟性に優れ、環境にやさし
い、シール材として、防塵、断熱、防音、防振、緩衝、
水密および気密などを目的とする、例えば、防塵材、断
熱材、防音材、防振材、緩衝材、充填材などとして、例
えば、電子・電気製品などの各種の産業製品において、
好適に用いることができる。
【0056】なお、以上の説明において、「加硫」は、
硫黄による橋架けに限定さることなく、「架橋」と同義
として用いられている。
【0057】
【実施例】以下に実施例および比較例を示し、本発明を
さらに具体的に説明するが、本発明は、何ら実施例およ
び比較例に限定されることはない。
【0058】実施例1 表1に示す配合処方において、まず、EPDM(エチリ
デンノルボルネン8重量%、エチレン51重量%、ムー
ニー粘度24(ML1+4100℃))83重量部、低
密度ポリエチレン17重量部、シリコーンコート水酸化
マグネシウム(商品名:SN−E、ティーエムジー社
製)150重量部、帯電防止剤B(吸着防止処理ノニオ
ン系帯電防止剤、商品名:レオスタット230P、ライ
オン社製)10重量部、酸化亜鉛5重量部、粉末ステア
リン酸3重量部、SRFカーボンブラック10重量部、
パラフィン系オイル40重量部を配合し、これをバンバ
リーミキサーを用いて混練後、その混練物に、硫黄1.
2重量部、加硫促進剤5.7重量部(ジブチルチオウレ
ア2.5重量部、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛1重
量部、ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛1重量部、2−
メルカプトベンゾチアゾール1.2重量部)、アゾジカ
ルボン酸アミド20重量部、尿素系発泡助剤(商品名:
セルペーストK5、永和化成社製)2重量部を配合し、
これをミキシングロールを用いて、さらに混練した。
【0059】その後、この混練物を、押出成形機を用い
て、所定の厚みのシート状に押出した後、160℃で3
0分間発泡させることにより、独立気泡および連続気泡
が混在したゴム発泡体からなる発泡シートを得た。
【0060】得られた発泡シートの密度(発泡体重量/
発泡体体積:g/cm)、体積抵抗(JIS K 6
911に準拠:LogΩ・cm)を測定するとともに、
HBF難燃性試験(UL−94規格、HL−1グレード
合否)を実施した。その結果を表1に示す。
【0061】実施例2 表1に示す配合処方において、帯電防止剤B 10重量
部に代えて、帯電防止剤A(ノニオン系帯電防止剤、商
品名:エレクトロストリッパー3B、花王社製)10重
量部を配合した以外は、実施例1と同様の操作により、
ゴム発泡体からなる発泡シートを得た。
【0062】得られた発泡シートについて、実施例1と
同様に、密度、体積抵抗を測定するとともに、HBF難
燃性試験を実施した。その結果を表1に示す。
【0063】比較例1 表1に示す配合処方において、シリコーンコート水酸化
マグネシウム150重量部に代えて、無処理の水酸化ア
ルミニウム100重量部を配合した以外は、実施例1と
同様の操作により、ゴム発泡体からなる発泡シートを得
た。
【0064】得られた発泡シートについて、実施例1と
同様に、密度、体積抵抗を測定するとともに、HBF難
燃性試験を実施した。その結果を表1に示す。
【0065】比較例2 表1に示す配合処方において、シリコーンコート水酸化
マグネシウム150重量部に代えて、無処理の水酸化ア
ルミニウム30重量部と、炭酸カルシウム100重量部
とを配合した以外は、実施例1と同様の操作により、ゴ
ム発泡体からなる発泡シートを得た。
【0066】得られた発泡シートについて、実施例1と
同様に、密度、体積抵抗を測定するとともに、HBF難
燃性試験を実施した。その結果を表1に示す。
【0067】比較例3 表1に示す配合処方において、帯電防止剤B 10重量
部に代えて、帯電防止剤B 2重量部を配合した以外
は、実施例1と同様の操作により、ゴム発泡体からなる
発泡シートを得た。
【0068】得られた発泡シートについて、実施例1と
同様に、密度、体積抵抗を測定するとともに、HBF難
燃性試験を実施した。その結果を表1に示す。
【0069】比較例4 表1に示す配合処方において、帯電防止剤B 10重量
部に代えて、HAFカーボンブラック50重量部を配合
した以外は、比較例1と同様の操作により、ゴム発泡体
からなる発泡シートを得た。
【0070】得られた発泡シートについて、実施例1と
同様に、密度、体積抵抗を測定するとともに、HBF難
燃性試験を実施した。その結果を表1に示す。
【0071】
【表1】 表1から明らかなように、実施例1および実施例2の発
泡シートは、低密度で柔軟性に優れ、また、帯電防止剤
の吸着防止処理の有無にかかわらず体積抵抗が低く、良
好な帯電防止効果が得られており、しかも、HBF難燃
性試験が合格で、ハロゲンフリーでかつ高い難燃性を有
していることがわかる。
【0072】一方、比較例1の発泡シートは、帯電防止
剤が配合されているにもかかわらず、難燃剤として無処
理の水酸化アルミニウムが配合されているために、体積
抵抗が高く帯電防止効果が不良であり、さらに、比較例
2の発泡シートでは、炭酸カルシウムが配合されている
ために、帯電防止効果が不良であることに加えて、HB
F難燃性試験も不合格であった。
【0073】また、比較例3では、シリコーンコート水
酸化マグネシウムおよび帯電防止剤が配合されている
が、帯電防止剤の配合量が5重量部以下であるために、
体積抵抗が高く帯電防止効果が不良であった。
【0074】さらに、比較例4では、難燃剤として、H
AFカーボンブラックが配合されており、体積抵抗が低
く良好な帯電防止効果が得られ、かつ、HBF難燃性試
験が合格で高い難燃性を有しているが、密度が高く柔軟
性が低下していた。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のゴム発泡体
は、難燃性、帯電性および柔軟性に優れ、環境にやさし
い、シール材として、例えば、電子・電気製品などの各
種の産業製品において、好適に用いることができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F074 AA06 AA07 AA08 AA12A AA14 AA17 AA24 AA25A AA26A AA49A AC19 AC20 AD04 AD05 AD10 AD11 AD13 AD14 AF03 AG07 AG10 BA02 BA03 BA04 BA05 BA06 BA08 BA12 BA13 BA14 BA15 BA17 BA18 BA19 BA20 BA53 BA54 BA56 BA91 BB01 BB02 BB06 BB07 BB08 BB09 BB10 BB27 CA22 CA23 CA26 CA29 CC32Y DA02 DA32 DA33 DA39 DA40 DA57 4J002 AC011 AC061 AC091 BB022 BB052 BB112 BB151 BB152 BB181 BG091 DE076 DE086 DE146 DE186 DE286 EH057 EH157 EN007 EN017 EN027 EN037 EN047 EU047 EU117 EV237 EV247 EV287 FB076 FB086 FB096 FB236 FB246 FB266 FD016 FD107 FD320 GJ00 GM00 GQ00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系ポリマーと、表面処理され
    た金属水酸化物と、帯電防止剤とを含有し、 前記オレフィン系ポリマー100重量部に対して、前記
    帯電防止剤が5重量部以上含有されていることを特徴と
    する、ゴム発泡体。
  2. 【請求項2】 前記オレフィン系ポリマーが、少なくと
    も、エチレン−プロピレン−ジエンゴムを含んでいるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のゴム発泡体。
  3. 【請求項3】 前記表面処理された金属水酸化物が、脂
    肪酸、シリコーン樹脂またはカップリング剤からなる群
    より選ばれる少なくとも1種の処理剤によって表面処理
    されている金属水酸化物であることを特徴とする、請求
    項1または2に記載のゴム発泡体。
  4. 【請求項4】 前記金属水酸化物が、水酸化アルミニウ
    ムおよび/または水酸化マグネシウムであることを特徴
    とする、請求項1〜3のいずれかに記載のゴム発泡体。
  5. 【請求項5】 前記帯電防止剤が、界面活性剤からなる
    帯電防止剤であることを特徴とする、請求項1〜4のい
    ずれかに記載のゴム発泡体。
  6. 【請求項6】 前記オレフィン系ポリマー100重量部
    に対して、前記表面処理された金属水酸化物が50重量
    部以上含有されていることを特徴とする、請求項1〜5
    のいずれかに記載のゴム発泡体。
  7. 【請求項7】 発泡体の密度が、0.2g/cm以下
    であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記
    載のゴム発泡体。
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