JP2003040260A - 折り畳み容器 - Google Patents

折り畳み容器

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JP2003040260A
JP2003040260A JP2001228570A JP2001228570A JP2003040260A JP 2003040260 A JP2003040260 A JP 2003040260A JP 2001228570 A JP2001228570 A JP 2001228570A JP 2001228570 A JP2001228570 A JP 2001228570A JP 2003040260 A JP2003040260 A JP 2003040260A
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Masaaki Kuremoto
将彰 呉本
Yoshiro Kuremoto
啓郎 呉本
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Meiko Kasei Kogyo KK
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Meiko Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器高さを高くできるようにし、さらに容器
側壁に扉を設けて収納物の取り出しを容易化するととも
に、扉を設けても容器の強度が確保される構造を有する
折り畳み容器を提供する。 【解決手段】 容器側壁2と容器底面3とを備えた折り
畳み容器において、前記容器側壁2は、対向する2つの
側壁の枠となる第1枠体7及び第2枠体8と、他の対向
する2つの側壁となる折畳側板31,32と、によって
構成され、前記折畳側板31,32は、前記第1枠体7
と第2枠体8に取り付けられているとともに、折り畳ま
れると対向する第1枠体7と第2枠体8が近接するよう
に構成され、前記容器底面3は、前記第1枠体7と第2
枠体8の少なくともいずれか一方の底辺部15に連結さ
れて上方へ回動可能なあおり底板45によって構成さ
れ、前記第1枠体7及び第2枠体8の少なくともいずれ
か一方には、枠体内の開口を開閉自在な扉体9,10が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳み容器(コ
ンテナ)に関するものであり、特にCD又はDVDを収
納するのに適した折り畳み容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の折り畳みコンテナは、長方形状の
上部枠及び長方形状の底板を有し、上部枠の短辺部には
あおり側板が設けられ、上部枠の長辺部と底板の長辺部
との間には折畳側板が設けられたものが一般的である。
すなわち、従来の折り畳みコンテナでは、容器側壁は、
あおり側板と折畳側板によって構成されている。不使用
時などに、この折り畳みコンテナを折り畳むには、ま
ず、あおり側板を上部枠の位置まで跳ね上げて水平状態
にし、さらに、上部枠と底板が近接するように折畳側板
を容器内側へ折り畳む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ケースに入ったCDや
DVDを収納するのに適したコンテナとする場合、その
大きさをCDやDVDのケースの大きさに適したものと
する必要があるが、この場合、側壁間の間隔が比較的小
さい割に容器の高さ(深さ)を大きくする必要がある。
しかし、容器を高くすると、容器側壁を構成するあおり
側板の高さも大きくなり、あおり板を内側へ跳ね上げた
ときに対向するあおり板同士が接触して折り畳めなくな
ってしまう。仮に折り畳めるようにしたとしても、折り
畳んだときにあおり板同士が重なって畳んだときに厚く
なってしまう。
【0004】また、複数のコンテナを上下に積み重ねた
状態で物を保管している場合、下段のコンテナに収納さ
れている物を取り出すには、上段のコンテナを取り除く
必要があり大変面倒である。上段のコンテナを取り除く
ことなく下段のコンテナ内の収納物を取り出すには、容
器側壁に開閉自在な扉を設けることが考えられる。しか
し、あおり側板と折畳側板とで構成されている容器側壁
に扉を設けるのは構造的に困難であり、しかも側壁とし
ての強度を十分確保するのも困難である。例えば、コン
テナをケースに入ったCDやDVDを収納するのに適し
た大きさとした場合、扉を開いたときに容器側壁の一面
とほぼ同じ大きさの開口が形成されなければ、収納され
たCDなどを取り出すことができないが、それほど大き
い開口を形成すると容器側壁の強度が低下するため、従
来のコンテナ構造では、大きな扉を形成することはでき
ない。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、容器高さを高くできるようにし、さらに容器
側壁に扉を設けて収納物の取り出しを容易化するととも
に、扉を設けても容器の強度が確保される構造を有する
折り畳み容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発
明に係る折り畳み容器は、容器側壁と容器底面とを備え
た折り畳み容器において、前記容器側壁は、対向する2
つの側壁の枠となる第1枠体及び第2枠体と、他の対向
する2つの側壁となる折畳側板と、によって構成され、
前記折畳側板は、前記第1枠体と第2枠体に取り付けら
れているとともに、折り畳まれると対向する第1枠体と
第2枠体が近接するように構成され、前記容器底面は、
前記第1枠体と第2枠体の少なくともいずれか一方の底
辺部に連結されて上方へ回動可能なあおり底板によって
構成され、前記第1枠体及び第2枠体の少なくともいず
れか一方には、枠体内の開口を開閉自在な扉体が設けら
れている点を特徴とする。
【0007】上記構成によれば、あおり板は底板として
設けられているので、容器の高さを高くしてもあおり底
板の大きさには直接関係しないので、容器の高さを必要
に応じて高くできる。また、容器側壁は、対向する2つ
の枠体を折畳側板で連結して構成されており、折畳側板
が折り畳まれても、2つの枠体は、それらの間隔が小さ
くなるように近接するだけである。そして、本発明では
側壁の枠体に扉体を設けて、内部の収納物の出し入れを
容易にしているが、第1及び第2の枠体によって容器と
しての強度は確保されており、このような枠体に枠体に
扉を設けているため、扉を設けても容器としての強度は
確保される。
【0008】さらに、前記扉体は、その下端部が枠体の
底辺部に連結され、扉体の上端部を引き下げるように回
動させて開くように設けられているのが好ましい。さら
にまた、前記第1枠体及び第2枠体には、折り畳まれた
他の折り畳み容器と重ねたときの位置決めを行う位置決
め部が設けられているのが好ましい。本発明の容器構造
では、折り畳まれた容器同士を重ねるには枠体同士を重
ねることになるため、位置決め部を設けておくことで、
折り畳まれた容器の積み重ねを安定的に行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、折り畳みコンテナ1を示し
ており、図1ではコンテナ1を2つ重ねた状態を示して
いる。このコンテナ1は、CD又はDVDなどの光学式
記録媒体を収納するのに適した大きさに形成された、C
D又はDVD用コンテナである。なお、コンテナ1は合
成樹脂によって形成されており、具体的にはポリプロピ
レンで形成されている。
【0010】組立状態のコンテナ1は、4つの面を有す
る容器側壁2と矩形状の容器底面3とを備えて上部開口
状とされており、上部開口からCD又はDVDケースM
を出し入れすることができる。前記容器側壁2のうち、
対向する2面である第1側壁5と第2側壁6は、それぞ
れ、矩形状の枠体7,8と枠体7,8にヒンジ結合され
た扉体9,10とから構成されている。なお、第1側壁
5の枠体7及び扉体9をそれぞれ第1枠体7、第1扉体
9といい、第2側壁6の枠体8及び扉体10をそれぞれ
第2枠体8、第2扉体10という。
【0011】第1枠体7と第2枠体8とは、コンテナ1
の骨組みでもあり、これらの枠体7,8によってコンテ
ナの強度が確保されている。またコンテナ1を構成する
他の部材は枠体7,8に取り付けられており、枠体7,
8は他の部材の取付体でもある。図2は、第1枠体7を
示している。なお、第1枠体7と第2枠体8は同一構成
である。また、第1扉体9と第2扉体10も同一構成で
ある。枠体7は、上下方向に延びる左支柱部12と、同
じく上下方向に延びる右支柱部13とを有し、さらに、
左右の支柱部12,13の下端同士を連結するように横
方向に延びる底辺部15と、左右の支柱部12,13の
上端同士を連結するように横方向に延びる上辺部16と
を有しており、内側が開口した矩形状の枠として構成さ
れている。枠体7の内側の開口は、CD・DVDケース
を出し入れ可能な大きさとされている。
【0012】左右の支柱部12,13の長さは、ケース
に入ったCD又はDVDを立てて収納しても、CD等の
ケースがコンテナ1の上部開口より上方に突出しないよ
うにCD・DVDケースの寸法よりやや大きく設定され
ており、支柱部12,13には、複数の折り畳んだコン
テナ1を重ねておく際の位置決め部となる位置決め凹部
18aと位置決め凸部18bとが形成されている。これ
らの凹部18a、凸部18bの利用法の詳細は後述す
る。底辺部15には、前記扉体9を取付支持するための
ヒンジ軸20a,20bが設けられている。ヒンジ軸2
0a、20bは、底辺部15の長手方向中途部に2箇所
設けられており、それぞれ軸心が底辺部15の長手方
向、すなわち左右向きとなるように配置されている。
【0013】扉体9は、枠7の内側の開口全体を塞ぐこ
とのできる大きさに形成されている。図3に示すよう
に、扉体9の下端部9aには、前記ヒンジ軸20a,2
0bに対し回動自在に取り付けられるヒンジ受部21が
設けられている。扉体9は、その下端部9aがヒンジ部
(ヒンジ軸及びヒンジ受部)を介して枠体7に連結され
ており、下端部9aが左右方向の軸心廻りに回動して扉
体上端部9bが手前(図3において左側)へ引き下げら
れるように移動自在となっている。扉体9は図3の一点
鎖線で示す垂直位置(閉位置)から、引き下げられて水
平位置(開位置)となるまで開くことができる。
【0014】ここで、第1側壁5(又は第2側壁6)と
しての剛性は、専ら枠体7が担っており、扉体9の開閉
は、コンテナ1の強度に影響を殆ど与えない。換言する
と、扉体9の開閉がコンテナ1の強度に影響を与えない
ので、枠体7の開口をCD等が出し入れできる程度まで
大きくし、大きな扉体9を設けることができるのであ
る。扉体9には、閉位置である垂直位置において、枠体
7と係合して閉状態を維持するための係合部23が設け
られている。この係合部23は、扉体9の上端部9bか
ら上方突出状に形成された爪体である。
【0015】爪体23の係合する枠体7側の被係合部2
4は、枠体7の上辺部16に設けられている。具体的に
は、被係合部24となるのは、上辺部16の長手方向中
央位置16aが枠体7の厚み方向に凹状に形成された箇
所であり、凹状の位置16aに前記爪体23が引っ掛か
って、扉体9の開きが阻止されている。扉体9の上端部
9bには、爪体23による係合を解除して扉体9を開く
ための解除操作片26が設けられている。解除操作片2
6を操作することにより、爪体23が弾性変形して、爪
体23の被係合部24への係合が外れ、扉体9を開くこ
とができる。
【0016】図3に示すように、解除操作片26は、扉
体9が閉位置にあるときに、枠体7の面方向に対して直
交する方向(図3において左側)へ枠体7より突出しな
いようにされている。したがって、折り畳んだコンテナ
1を積み重ねるときに解除操作片26が積み重ねの邪魔
とならない。前記容器側壁2のうち、対向する他の2面
である第3側壁31と第4側壁32は、それぞれ、折り
畳むことができる折畳側板によって構成されている。図
1に示すように、折畳側板31,32は、第1側板片3
4と第2側板35とによって構成されている。これらの
側板片34,35は、枠体7の高さ(支柱部12,13
の高さ)と略同じ程度の高さを有する縦長の長方形板で
ある。並設された第1側板片34と第2側板片35の隣
接する側片同士は、上下方向2箇所のヒンジ部37で上
下方向の軸心廻りに回動自在に連結されている。
【0017】また、折畳側板31の両側片31a,31
bは、それぞれ、上下方向にヒンジ軸心が向けられたヒ
ンジ部(図1では図示省略)を介して、第1枠体7又は
第2枠体8の左右の支柱部12,13に回動自在に連結
されている。折畳側板31は以上のように構成されてい
るので、第1側板片34と第2側板片35の隣接する側
片が上下方向の折れ部38となって、折れ部38が折れ
曲がりながらコンテナ1内側に移動して第1側板片34
と第2側板片35が互いに重合するように折り畳み可能
となっている。
【0018】なお、第1側板片34と第2側板片35と
には、コンテナ1を手で持って運ぶために役立つ手持ち
用孔40がそれぞれ厚さ方向に貫通状に設けられてい
る。図4は、容器底面3となるあおり底板45を示して
いる。あおり底板45は、第1底板片47と第2底板片
48とを具備している。第1底板片47は、第1枠体7
の底辺部15に設けられたヒンジ軸50a,50bに回
動自在に連結されており、第2底板片48は第2枠体8
の底辺部15に設けられたヒンジ軸50a,50bに回
動自在に連結されている。
【0019】底板片47,48が取り付けられるヒンジ
軸50a,50bは、枠体7,8の底辺部15におい
て、扉体9,10が取り付けられるヒンジ軸20a,2
0bより長手方向中央部よりに2箇所設けられており、
軸心が横方向に向けられている。また、ヒンジ軸50
a,50bは、折り畳みに支障がないようにヒンジ軸2
0a,20bと比べて軸心が枠体7,8の厚さ方向にず
らされている。第1底板片47は、基端辺となる一辺4
7aが第1枠体7の底辺部15と隣接するように第1枠
体7に取り付けられる。また、第2底板片48も同様
に、その基端辺となる一辺48aが第2枠体8の底辺部
15と隣接するように第2枠体8に取り付けられる。
【0020】各基端辺47a,48aには、枠体7,8
のヒンジ軸50a,50bに取り付けられるヒンジ受部
51が形成されており、各底板片47が左右方向の軸心
廻りに回動自在とされている。第1底板片47は、第2
底板片48と隣接する辺のうち左右方向中央より一方側
47b(図4において右側)が第2底板片48側に突出
するように段差が形成されている。同様に第2底板辺4
8も、第1底板片47と隣接する辺のうち左右方向中央
より他方側48b(図4において左側)が第1底板片4
7側に突出するように段差が形成されている。
【0021】第1底板片47の突出する部分47bは、
その先端が第2底板辺48と一部重なり合うとともに、
第2底板片48の突出する部分48bの先端も第1底板
片47と一部重なりあって、第1底板片47と第2底板
片48とが連結されている。図5に示すように、第1底
板片47の突出する部分47bには、下方に向かって形
成された嵌合突部53が設けられ、第2底板片48に
は、嵌合突部53が上方から嵌め込まれる嵌合溝54が
形成されている。なお、第2底板片48の突出する部分
48bにも嵌合突起が形成され、第1底板片48には第
2底板片48の嵌合突起が嵌まる嵌合溝が形成されてい
る。
【0022】嵌合突起53が嵌合溝54した状態では、
第1底板片47と第2底板片48とは略面一で水平状態
となり、平坦な底面3を構成する。また、第1及び第2
底板片47,48は、それぞれヒンジ部(ヒンジ軸50
a,50b及びヒンジ受部51)によって上方に跳ね上
げる方向に回動させ、垂直状態となるまで移動させるこ
とができる。図6〜図8は、コンテナ1を折り畳む際
の、あおり底板3が上方に回動する様子を示している。
なお、図6〜図8では、第3側壁31と第4側壁32で
ある折畳側板は図示省略されている。
【0023】図6は組立状態のコンテナ1であり、この
状態から各底板片47,48をヒンジ軸50a廻りに回
動させ上方移動させると、図7の状態となる。さらに、
各底板片47,48を回動させると、図8に示すように
各底板片47,48は垂直状態となり、第1底板片47
は第1枠体7に、第2底板片48は第2枠体8に収納さ
れ、コンテナ1は底面が無くなり、側壁だけの状態とな
る。図9は、図8の状態のコンテナ1を上部開口から見
た平面図を示している。コンテナ1を折り畳むには、図
9の状態から、さらに、折畳側板31,32の折れ部3
8,38をコンテナ1内側に折り込むように第1側板片
34,35を上下方向のヒンジ軸心を有するヒンジ部5
6廻りに回動させて図10のように対向する第1枠体7
と第2枠体8とを近接させる。さらに、各側板片34を
回動させると、コンテナ1は完全に折り畳まれて図11
の状態となる。
【0024】折り畳まれたコンテナ1は、図12に示す
ように、第1枠体7と他のコンテナ1の第2枠体8とを
対向させて重ね置くことができ、前記位置決め凹部18
aと位置決め凸部18bは、複数の折り畳まれたコンテ
ナ1を重ね置く際の位置決めとして役立つ。つまり、図
12において下方にあるコンテナ1の第2枠体8に設け
られた位置決め凹部18aは、上方にあるコンテナ1の
第1枠体7に設けられた位置決め凸部18bと凹凸嵌合
し、下方にあるコンテナ1の第2枠体8に設けられた位
置決め凸部18bは、上方にあるコンテナ1の第1枠体
7に設けられた位置決め凹部18aと凹凸嵌合して両コ
ンテナ1,1は位置決めされ、安定して重ね置くことが
できる。
【0025】図13は、容器底面3となるあおり底板4
5の変形例を示している。このあおり底板45も、第1
底板片47と第2底板片48とを備えているが、これら
の底板片47,48は、図示のように他方の底板片4
7,48との対向片側に凹凸が形成されており、凹凸が
嵌合することによって、両底板片47,48が面一とな
り、平坦な底面3を構成する。本発明は、上記実施形態
に限定されるものではない。例えば、あおり底板を2枚
の底板片で構成するのではなく、1枚で容器底面となる
大きさの底板片を第1枠体又は第2枠体のいずれかに設
けてもよい。
【0026】また、扉体7は、枠体7,8の上辺部16
に対して回動自在に設けたり、左右いずれかの支柱部1
2に回動自在に設けることもできる。さらに、扉体を複
数の(例えば2つ)の扉片により構成することもでき、
具体的には観音開き式の扉体とすることができる。本発
明に係る容器の用途としては、CD・DVD用であるこ
とを例示したが、その用途は限定されるものではなく、
様々な物を収納する容器に適用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、あおり板が底板として
設けられているので、容器の高さを必要に応じて高くで
きる。また、本発明では側壁の枠体に扉体を設けている
ので、容器を重ねた状態であっても内部の収納物の出し
入れを容易できる。さらに、扉体を設けても、第1及び
第2の枠体によって容器としての強度は確保されてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの折り畳みコンテナを重ねた状態の斜視図
である。
【図2】枠体の平面図である。
【図3】枠体と扉体の側面図である。
【図4】あおり底板の平面図である。
【図5】図4のC−C線断面図である。
【図6】折畳側板を省略したコンテナの側面図である。
【図7】あおり底板の回動途中の状態を示すコンテナの
側面図である。
【図8】あおり底板の回動が完了した状態を示すコンテ
ナの側面図である。
【図9】あおり底板の回動が完了した状態のコンテナの
平面図である。
【図10】折畳側板の折り畳み途中の状態を示すコンテ
ナの平面図である。
【図11】折り畳みが完了したコンテナの平面図であ
る。
【図12】2つの折り畳んだコンテナ1の重ね方を示す
平面図である。
【図13】あおり底板の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 折り畳みコンテナ 2 容器側壁 3 容器底面 5 第1側壁 6 第2側壁 7 第1枠体 8 第2枠体 9 第1扉体 10 第2扉体 15 底辺部 18a 位置決め凹部 18b 位置決め凸部 31 第3側壁(折畳側壁) 32 第4側壁(折畳側壁) 45 おあり底板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器側壁(2)と容器底面(3)とを備
    えた折り畳み容器において、 前記容器側壁(2)は、対向する2つの側壁の枠となる
    第1枠体(7)及び第2枠体(8)と、他の対向する2
    つの側壁となる折畳側板(31,32)と、によって構
    成され、 前記折畳側板(31,32)は、前記第1枠体(7)と
    第2枠体(8)に取り付けられているとともに、折り畳
    まれると対向する第1枠体(7)と第2枠体(8)が近
    接するように構成され、 前記容器底面(3)は、前記第1枠体(7)と第2枠体
    (8)の少なくともいずれか一方の底辺部(15)に連
    結されて上方へ回動可能なあおり底板(45)によって
    構成され、 前記第1枠体(7)及び第2枠体(8)の少なくともい
    ずれか一方には、枠体内の開口を開閉自在な扉体(9,
    10)が設けられていることを特徴とする折り畳み容
    器。
  2. 【請求項2】 前記扉体(9,10)は、その下端部が
    前記枠体(7,8)の底辺部(15)に連結され、扉体
    (9,10)の上端部を引き下げるように回動させて開
    くように設けられていることを特徴とする折り畳み容
    器。
  3. 【請求項3】 前記第1枠体(7)及び第2枠体(8)
    には、折り畳まれた他の折り畳み容器と重ねたときの位
    置決めを行う位置決め部(18a,18b)が設けられ
    ていることを特徴とする折り畳み容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112594853A (zh) * 2021-01-06 2021-04-02 四川大学华西医院 一种icu室用的空气净化装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112594853A (zh) * 2021-01-06 2021-04-02 四川大学华西医院 一种icu室用的空气净化装置

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