JP2003039354A - ロボットの制御方法、制御装置および治具 - Google Patents

ロボットの制御方法、制御装置および治具

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JP2003039354A
JP2003039354A JP2001229803A JP2001229803A JP2003039354A JP 2003039354 A JP2003039354 A JP 2003039354A JP 2001229803 A JP2001229803 A JP 2001229803A JP 2001229803 A JP2001229803 A JP 2001229803A JP 2003039354 A JP2003039354 A JP 2003039354A
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recess
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Masahiro Ooto
雅裕 大音
Takashi Nakatsuka
隆 中塚
Atsusane Hashimoto
敦実 橋本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶接トーチの交換あるいは衝突による変形によ
って実際の先端位置が基準教示位置からずれた場合に、
ずれの修正量の算出を目視による位置合わせなどを行わ
ず自動的に実施し、溶接工程での生産性を高めることが
できるロボットの制御方法、制御装置および治具を提供
する。 【解決手段】溶接トーチ2の交換あるいは衝突による変
形によって実際の先端位置が基準教示位置からずれた場
合に、ロボット1をあらかじめ決められた動作パターン
で動作し、溶接ワイヤ11と凹部8aが接触すればロボ
ット1を停止する。このようにして基準教示位置からロ
ボット1を停止させた地点までの移動量を記憶し、移動
量から溶接トーチのずれ量を修正する量を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーク溶接を行う
ためのロボットの制御方法、制御装置およびこれに用い
る治具に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットのアーム先端に取り付けられた
溶接トーチが変形したり、交換されたりして溶接トーチ
の先端位置と当初の先端位置との間に位置ずれが発生し
た場合、元の教示データをそのまま使用して再生動作を
行えるように、ロボットの動作を修正することは特公平
7−4781号公報及び、特開平8−255011号公
報に開示されている。これらの技術はあらかじめ教示し
てある基準となる教示位置に位置ずれ発生後のトーチ先
端位置を手動で移動させることで、交換もしくは変形後
による位置ずれ量を算出している。しかしながらこれら
の技術では目視による手動の位置決め作業を前提として
おり、修正作業の自動化に関しては配慮されていなかっ
た。
【0003】この修正作業を自動化する技術としては、
溶接トーチから突出する溶接ワイヤを接触センサとして
用い、修正作業専用に設計された治具に対して接触させ
ることで先端位置の位置ずれ量を自動的に算出する技術
がある。この技術では図5に示すように、3次元空間で
の位置ずれ量を検出するために前記の専用治具に対して
X、Y、Zの3方向からの接触動作を行う必要があり、
動作回数は教示の基準位置へのアプローチ動作を含め最
小でも7回となる。溶接工程での生産効率をあげるため
には、この回数はできるだけ少ないほうが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、ロボットのアーム先端に取り付けられた溶接トーチ
が変形したり、交換されたりして溶接トーチの先端位置
と当初の先端位置との間に位置ずれが発生した場合、元
の教示データをそのまま使用して再生動作を行えるよう
に、ロボットの動作を修正する量を自動的に算出するこ
とを可能とし、かつその算出に要するロボットの動作回
数を少なくすることのできるロボットの制御方法、制御
装置およびこれに用いる治具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のロボット
の制御方法は、予め記憶されたロボットの教示データに
基づいてロボットの動作を再現するロボットの制御方法
であって、円錐形状の凹部のある導電性接触板をもつ治
具をロボットの近傍に設置し、ロボットの手首先端に取
り付けられた溶接トーチを、凹部の所定位置に位置決め
し、その際の教示データを基準教示位置として記憶する
過程と、溶接トーチの交換あるいは衝突による変形によ
って実際の先端位置が基準教示位置からずれた場合に、
記憶された基準教示位置までロボットを移動し、ロボッ
トをあらかじめ決められた動作パターンで動作し、溶接
トーチの先端に突出した溶接ワイヤと凹部の表面が接触
すればロボットを停止し、基準教示位置からロボットを
停止させた地点までの移動量を記憶し、移動量から溶接
トーチのずれ量を修正する量を算出する過程を含むもの
である。
【0006】請求項1記載のロボットの制御方法によれ
ば、ロボットのアーム先端に取り付けられた溶接トーチ
が変形したり、交換されたりして溶接トーチの先端位置
と当初の先端位置との間に位置ずれが発生した場合、溶
接ワイヤを治具の凹部内において所定の動作パターンで
動作させ、その際溶接ワイヤが凹部の表面と接触するま
での動作からロボットの移動量を算出することにより、
元の教示データをそのまま使用して再生動作を行うこと
ができるとともに、ロボットの動作を修正する量を自動
的に算出することが可能となり、かつその算出に要する
ロボットの動作回数を少なくすることができ、溶接工程
での生産性を高めることができる。
【0007】請求項2記載のロボットの制御方法は、請
求項1において、ロボットの停止が、導電性接触板と溶
接ワイヤにセンシング電圧を印加し、溶接ワイヤと導電
性接触板が接触した際に流れるセンシング電流を検知し
て行うものである。
【0008】請求項2記載のロボットの制御方法によれ
ば、請求項1と同様な効果がある。
【0009】請求項3記載のロボットの制御方法は、請
求項1において、溶接トーチのずれ量を修正する量を算
出するための予め決められた動作パターンは、ずれの存
在する溶接トーチで実現した基準教示位置を修正動作の
原点とし、凹部上に定義されたY軸正方向に凹部と溶接
ワイヤが接触するまで動作させ、次にY軸負方向に凹部
と溶接ワイヤが接触するまで動作させ、次に修正動作の
原点から凹部上に定義されたX軸正方向に凹部と溶接ワ
イヤが接触するまで動作させるものである。請求項3記
載のロボットの制御方法によれば、請求項1と同様な効
果がある。
【0010】請求項4記載のロボットの制御装置は、予
め記憶されたロボットの教示データに基づいてロボット
の動作を再現するロボットの制御装置であって、円錐形
状の凹部のある導電性接触板をもつ治具と、ロボットの
手首先端に取り付けられた溶接トーチを、凹部の所定位
置に位置決めし、その際の教示データを基準教示位置と
して記憶する記憶手段と、溶接トーチの交換あるいは衝
突による変形によって実際の先端位置が基準教示位置か
らずれた場合に、記憶された基準教示位置までロボット
を移動し、ロボットをあらかじめ決められた動作パター
ンで動作し、溶接トーチの先端に突出した溶接ワイヤと
凹部の表面が接触すればロボットを停止する修正動作実
行手段と、基準教示位置からロボットを停止させた地点
までの移動量を記憶し、移動量から溶接トーチのずれ量
を修正する量を算出する修正量算出手段を備えたもので
ある。
【0011】請求項4記載のロボットの制御装置によれ
ば、請求項1と同様な効果がある。
【0012】請求項5記載のロボットの制御装置は、請
求項4において、溶接ワイヤと凹部が接触したときロボ
ットを停止させる手段として、導電性接触板と溶接ワイ
ヤにセンシング電圧を印加するセンシング電源と、溶接
ワイヤと治具が接触した際に流れるセンシング電流を検
出する接触検出手段を有するものである。
【0013】請求項5記載のロボットの制御装置によれ
ば、請求項4と同様な効果がある。
【0014】請求項6記載のロボットの制御装置は、請
求項4において、溶接トーチのずれ量を修正する量を算
出するための修正動作実行手段は、ずれの存在する溶接
トーチで実現した基準教示位置を修正動作の原点とし、
治具上に定義されたY軸正方向に凹部と溶接ワイヤが接
触するまで動作させ、次にY軸負方向に凹部と溶接ワイ
ヤが接触するまで動作させ、次に修正動作の原点から凹
部上に定義されたX軸正方向に凹部と溶接ワイヤが接触
するまで動作させるものである。
【0015】請求項6記載のロボットの制御装置によれ
ば、請求項4と同様な効果がある。
【0016】請求項7記載の治具は、予め記憶されたロ
ボットの教示データに基づいて前記ロボットの動作を再
現する場合、溶接トーチの交換あるいは衝突による変形
によって実際の先端位置が基準教示位置からずれたとき
に、そのずれ量を求めるための治具であって、前記溶接
トーチが所定位置からあらかじめ決められた動作パター
ンで動作して接触する円錐形状の凹部を有する導電性接
触板を備え、前記所定位置から接触位置までの移動量よ
り前記ずれ量を求めることが可能である。
【0017】請求項7記載の治具によれば、請求項1と
同様な効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は、本発明を適用するロボットとその
制御装置を示している。図1において、1はロボット、
2は溶接トーチ、3はロボットの制御装置、4は円錐形
状の凹部8aのある導電性接触板8を備えた治具、セン
シング電源、接触検出手段をを含む検出装置を表してい
る。ロボット1は制御装置3に接続されその動作が制御
され、検出装置4は制御装置3に接続されている。
【0020】図2は、制御装置3および検出装置4にお
ける本発明に関連する構成を示している。図2におい
て、8は治具内の円錐形状の凹部8aを有する導電性接
触板、9は導電性接触板8を有する治具と溶接ワイヤ1
1にセンシング電圧を印加するセンシング電源、10は
溶接ワイヤ11と導電性接触板8が接触した際に流れる
センシング電流を検出する接触検出手段、5はロボット
1に取り付けられた溶接トーチ2を、検出装置4内の所
定位置に位置決めし、その際の教示データを基準教示位
置として記憶する記憶手段、6は記憶された基準教示位
置までロボット1を移動し、ロボット1をあらかじめ決
められた動作パターンで動作させる修正動作実行手段、
7は基準教示位置からロボット1を停止させた地点まで
の移動量を記憶し、その移動量から溶接トーチ2のずれ
量を修正する量を算出する修正量算出手段である。これ
ら構成手段の関係を図3に示す処理フローに従って説明
する。
【0021】図3における、処理Slにおいて溶接卜ー
チの交換、変形が発生する前にロボット1に取り付けら
れた溶接トーチ2を、検出装置4内の所定位置に位置決
めし、その際の教示データを基準教示位置として記憶手
段5で記憶する。仮に処理S2において溶接トーチ2の
交換あるいは衝突による変形によって実際の先端位置が
基準教示位置からずれを発生した場合には、処理S3に
おいて、修正動作実行手段6により、記憶手段5が記憶
した基準教示位置までロボット1を移動させる。次に処
理S4において同じく修正動作実行手段6によりロボッ
ト1をあらかじめ決められた修正動作パターンで動作さ
せる。この際、溶接ワイヤ11と導電性接触板8が接触
したら接触検出手段10から接触発生信号12が修正動
作実行手段6へと出力され、修正動作実行手段6はロボ
ット1を停止し、処理S5において基準教示位置からロ
ボット1を停止させた地点までの移動量を記憶する。
【0022】次に修正動作実行手段6が実行する修正動
作パターンについて、図4を用いて説明する。図4
(a)は円錐形状の凹部8aをもつ導電性接触板8の断
面図、図4(b)は上面図を示している。図4(a)、
(b)に示すように、基準教示位置P0を円錐の中心線
上かつ高さ方向の中点に教示するものとする。溶接トー
チ2の交換や変形により位置ずれが存在する溶接トーチ
2で実現される基準教示位置を修正動作の原点としoで
表す。修正動作パターンはこの修正動作原点oより、治
具の凹部8a上に定義されたY軸正方向に凹部8aと溶
接ワイヤ11が接触するまで動作させ、次にY軸負方向
に凹部8aと溶接ワイヤ11が接触するまで動作させ、
次に修正動作の原点oから凹部8a上に定義されたX軸
正方向に凹部8aと溶接ワイヤ11が接触するまで動作
させる。
【0023】次に修正動作パターンの実施により得られ
た移動量から、溶接トーチ2の修正量を算出するアルゴ
リズムについて図4を用いて説明する。導電性接触板8
は円錐形状をしており、図4(b)に示すように上方か
らは円形形状となる。
【0024】修正動作の原点oよりY軸正方向へ動作さ
せ導電性接触板8とPlで接触した際の移動量をyl、
Y軸負方向へ動作させ導電性接触板8とP2で接触した
際の移動量をy2、X軸正方向へ動作させ導電性接触板
8とP3で接触した際の移動量をxとすると、修正動作
原点oからみた各接触点へのベクトルは、式(1)、式
(2)、式(3)のように表される。
【0025】Pl=(0、yl) …(1) P2=(0、y2) …(2) P3=(x、0) …(3) トーチ2の変形が位置のずれだけであるとすれば、P
l、P2、P3は円錐の高さ方向を法線とする同一平面
内に存在する。平面上の3点の座標がわかれば、その3
点を通る円の半径と中心座標は、簡単な計算で算出する
ことができる。
【0026】この中心座標をCpとし式(4)で表し、
半径をRとする。
【0027】Cp=(Cpx、Cpy) …(4) 式(1)、式(2)、式(3)で示した座標は、修正動
作の原点oを座標原点とすることから、中心座標Cpの
値は図4(a)に示すように基準教示位置P0へと向か
うべクトルのXY平面への投影成分であることがわか
る。また、上記3点の座標を通る円は、円錐の断面とな
るから、その半径は高さに比例する。図4(a)に示す
ように円錐と水平面Hのなす角をθとすると高さhと半
径Rの関係は式(5)のように表される。
【0028】h=Rtanθ …(5) 基準座標位置の水平面Hからの高さをhoとすると、h
oとhの差がZ方向の修正量となることがわかる。
【0029】以上より位置ずれを修正する量は式(6)
で求められる。
【0030】 修正量=(Cpx、Cpy、ho−h) …(6) また、この場合の必要な動作回数は、治具近傍に設定し
た待機位置から修正動作原点oまでのアプローチ動作を
含め、修正動作原点oからPlまで、PlからP2ま
で、P2から修正動作原点oまで、修正動作原点oから
P3まで、P3から修正動作原点oまでの計6回の動作
となる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載のロボットの制御方法によ
れば、ロボットのアーム先端に取り付けられた溶接トー
チが変形したり、交換されたりして溶接トーチの先端位
置と当初の先端位置との間に位置ずれが発生した場合、
溶接ワイヤを治具の凹部内において所定の動作パターン
で動作させ、その際溶接ワイヤが凹部の表面と接触する
までの動作からロボットの移動量を算出することによ
り、元の教示データをそのまま使用して再生動作を行う
ことができるとともに、ロボットの動作を修正する量を
自動的に算出することが可能となり、かつその算出に要
するロボットの動作回数を少なくすることができ、溶接
工程での生産性を高めることができる。
【0032】請求項2および請求項3記載のロボットの
制御方法によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0033】請求項4記載のロボットの制御装置によれ
ば、請求項1と同様な効果がある。
【0034】請求項5および請求項6記載のロボットの
制御装置によれば、請求項4と同様な効果がある。
【0035】請求項7記載の治具によれば、請求項1と
同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するロボットの制御装置の一実施
の形態の説明図である。
【図2】ロボットの制御装置および検出装置の構成を説
明する説明図である。
【図3】溶接トーチがずれた場合のロボットの制御方法
を説明するフロー図である。
【図4】(a)は導電性接触板の断面図、(b)は上面
図である。
【図5】従来例を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ロボット 2 溶接トーチ 3 ロボット制御装置 4 検出装置 5 記憶手段 6 修正動作実行手段 7 修正量算出手段 8 導電性接触板 8a 凹部 9 センシング電源 10 接触検出手段 11 溶接ワイヤ 12 接触検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 敦実 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3C007 AS11 BS12 KS17 KS31 KV04 KX19 LT14 LT17 MS15 MT04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め記憶されたロボットの教示データに
    基づいて前記ロボットの動作を再現する前記ロボットの
    制御方法であって、 円錐形状の凹部のある導電性接触板をもつ治具を前記ロ
    ボットの近傍に設置し、前記ロボットの手首先端に取り
    付けられた溶接トーチを、前記凹部の所定位置に位置決
    めし、その際の教示データを基準教示位置として記憶す
    る過程と、 前記溶接トーチの交換あるいは衝突による変形によって
    実際の先端位置が前記基準教示位置からずれた場合に、
    記憶された前記基準教示位置まで前記ロボットを移動
    し、前記ロボットをあらかじめ決められた動作パターン
    で動作し、前記溶接トーチの先端に突出した溶接ワイヤ
    と前記凹部の表面が接触すれば前記ロボットを停止し、
    前記基準教示位置から前記ロボットを停止させた地点ま
    での移動量を記憶し、前記移動量から前記溶接トーチの
    ずれ量を修正する量を算出する過程を含むロボットの制
    御方法。
  2. 【請求項2】 ロボットの停止は、導電性接触板と溶接
    ワイヤにセンシング電圧を印加し、前記溶接ワイヤと前
    記導電性接触板が接触した際に流れるセンシング電流を
    検知して行う請求項1記載のロボットの制御方法。
  3. 【請求項3】 溶接トーチのずれ量を修正する量を算出
    するための予め決められた動作パターンは、ずれの存在
    する溶接トーチで実現した基準教示位置を修正動作の原
    点とし、凹部上に定義されたY軸正方向に前記凹部と溶
    接ワイヤが接触するまで動作させ、次にY軸負方向に前
    記凹部と前記溶接ワイヤが接触するまで動作させ、次に
    前記修正動作の原点から前記凹部上に定義されたX軸正
    方向に前記凹部と前記溶接ワイヤが接触するまで動作さ
    せる請求項1記載のロボットの制御方法。
  4. 【請求項4】 予め記憶されたロボットの教示データに
    基づいて前記ロボットの動作を再現する前記ロボットの
    制御装置であって、 円錐形状の凹部のある導電性接触板をもつ治具と、 前記ロボットの手首先端に取り付けられた溶接トーチ
    を、前記凹部の所定位置に位置決めし、その際の教示デ
    ータを基準教示位置として記憶する記憶手段と、 溶接トーチの交換あるいは衝突による変形によって実際
    の先端位置が前記基準教示位置からずれた場合に、記憶
    された前記基準教示位置まで前記ロボットを移動し、前
    記ロボットをあらかじめ決められた動作パターンで動作
    し、前記溶接トーチの先端に突出した溶接ワイヤと前記
    凹部の表面が接触すれば前記ロボットを停止する修正動
    作実行手段と、 前記基準教示位置から前記ロボットを停止させた地点ま
    での移動量を記憶し、前記移動量から前記溶接トーチの
    ずれ量を修正する量を算出する修正量算出手段を備えた
    ロボットの制御装置。
  5. 【請求項5】 溶接ワイヤと凹部が接触したときロボッ
    トを停止させる手段として、前記導電性接触板と溶接ワ
    イヤにセンシング電圧を印加するセンシング電源と、前
    記溶接ワイヤと前記治具が接触した際に流れるセンシン
    グ電流を検出する接触検出手段を有する請求項4記載の
    ロボットの制御装置。
  6. 【請求項6】 溶接トーチのずれ量を修正する量を算出
    するための修正動作実行手段は、ずれの存在する前記溶
    接トーチで実現した基準教示位置を修正動作の原点と
    し、治具上に定義されたY軸正方向に凹部と溶接ワイヤ
    が接触するまで動作させ、次にY軸負方向に前記凹部と
    前記溶接ワイヤが接触するまで動作させ、次に前記修正
    動作の原点から前記凹部上に定義されたY軸正方向に前
    記凹部と前記溶接ワイヤが接触するまで動作させる請求
    項4記載のロボットの制御装置。
  7. 【請求項7】 予め記憶されたロボットの教示データに
    基づいて前記ロボットの動作を再現する場合、溶接トー
    チの交換あるいは衝突による変形によって実際の先端位
    置が基準教示位置からずれたときに、そのずれ量を求め
    るための治具であって、前記溶接トーチが所定位置から
    あらかじめ決められた動作パターンで動作して接触する
    円錐形状の凹部を有する導電性接触板を備え、前記所定
    位置から接触位置までの移動量より前記ずれ量を求める
    ことが可能な治具。
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