JP2003037160A - ウエハ搬送用ハンド - Google Patents

ウエハ搬送用ハンド

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JP2003037160A
JP2003037160A JP2001220844A JP2001220844A JP2003037160A JP 2003037160 A JP2003037160 A JP 2003037160A JP 2001220844 A JP2001220844 A JP 2001220844A JP 2001220844 A JP2001220844 A JP 2001220844A JP 2003037160 A JP2003037160 A JP 2003037160A
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JP
Japan
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wafer
fork
spring
cylinder
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001220844A
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English (en)
Inventor
Shunji Fujieda
俊二 藤枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kondo Seisakusho KK
Original Assignee
Kondo Seisakusho KK
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  • Manipulator (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ウエハ製造工程において、ウエハ搬送中に何ら
かの原因により電源が遮断または流体圧の供給が絶たれ
た場合であってもウエハを落下することなく把持するこ
とが可能なウエハ搬送用ハンドを提供すること。 【解決手段】 駆動部をシリンダ6により構成し、シリ
ンダ6とピストン8により形成した圧力室にスプリング
15を挿入し、スプリング15によりピストン8が常時
フォーク先端方向に向かって押圧された状態である事
と、スプリング15の挿入された圧力室を負圧用の圧力
室にするものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する分野】本発明は、産業用ロボット等に装
着されたウエハ搬送用ハンドで、シリコンウエハ製造工
程において、ウエハカセット内に複数枚収納されている
ウエハを一枚ずつ処理工程へ供給、処理完了後ウエハを
取り出しカセットに挿入する為のウエハ搬送用ハンドに
関する。 【従来の技術】産業用ロボット等に装着され、ウエハ搬
送に使用されているハンドには、ベルヌーイの定理を利
用した非接触にてウエハを搬送するものや、負圧により
ウエハを吸着し搬送を行うもの、流体圧シリンダや電磁
石等を駆動部に使用し、把持爪を動作させウエハを把持
するものなど様々な方式のものが使用されている。前記
方式のうちベルヌーイの定理を利用した非接触式の保持
装置の場合、ウエハが何処にも接しない状態で保持され
る為、ウエハを位置決めする事ができず、位置決めを必
要とする装置へのウエハの供給に使用することが出来な
い為、位置決めすることが可能なウエハを吸着する方法
が使用される。負圧によりウエハを吸着する方式の保持
装置の場合、可動部を持たないため、本体を薄型且つ軽
量とすることが可能であるが、ウエハ搬送時に処理を行
ったウエハ表面を吸着しなければならず、吸着した際に
ゴミの付着やキズが付く事があり問題となっており、前
記問題を解消する方法として特開平4−277647号
公報や特開平7−22502号公報に記載されたウエハ
を複数の把持爪によってウエハの外周を把持する方式の
ウエハ搬送用ハンドが知られている。前記方式のウエハ
搬送用ハンドは、ハンドボディに固定された把持爪と駆
動機構により往復動作を行う可動部に取り付けられた把
持爪によりウエハの外周を把持する方式のウエハ搬送用
ハンドで、ウエハ表面に接することなくウエハを把持す
る事によりウエハ表面へのゴミの付着やキズの問題を解
消すると同時に、ウエハを把持する際のウエハ外周との
接点が3カ所以上となるように把持爪を配設したこと
で、ウエハに設けらているオリフラがどの位置にあって
もウエハ中心点が一定の位置となるように把持すること
を可能としたウエハ搬送用ハンドで、把持爪を動作させ
る駆動部には電磁石や、流体圧シリンダが使用されてい
る。前記ウエハ搬送用ハンドの様に電磁石や流体圧シリ
ンダを駆動部に使用した装置の場合、搬送中に何らかの
原因により電源又は流体圧の供給が絶たれると、搬送中
のウエハが落下破損するばかりでなく、落下し破損した
ウエハの破片が飛散し、装置周辺の環境を悪化させ、復
旧に非常に多くの工数を必要とする等の問題があった。 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みてなされたもので、ウエハ製造工程において、ウエ
ハ搬送中に何らかの原因により電源が遮断または流体圧
の供給が絶たれた場合であってもウエハを落下すること
なく把持することが可能なウエハ搬送用ハンドを提供す
ることを目的とする。 【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、先端
に固定爪を取り付けたフォークと、フォークが固定され
たフレームと、フレームに固定された駆動部と、駆動部
により摺動可能な可動部より構成されたウエハ搬送用ハ
ンドにおいて、前記した課題を解決するための手段とし
て、駆動部をシリンダにより構成し、シリンダとピスト
ンにより形成した圧力室にスプリングを挿入し、該スプ
リングによりピストンが常時フォーク先端方向に向かっ
て押圧された状態である事と、スプリングの挿入された
圧力室を負圧用の圧力室にするものである。スプリング
によりピストンが常時フォーク先端方向に押圧された状
態となっている駆動部により可動部及び可動部に取り付
けられた把持爪がフォーク先端方向に押圧されることに
より、何らかの原因で電源が遮断または流体圧の供給が
絶たれた場合であってもウエハを落下させることなく把
持することが可能となる。 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。本実施例は、図1に示すように先端
に固定爪2を2個取り付けられたフォーク1と、フォー
ク1が固定されたフレーム7と、フレーム7に固定され
た駆動部5及びフレーム7に対して駆動フォーク11が
摺動可能に組み付けられた可動部4より構成されてい
る。フォーク1は、ウエハカセット内に収納されている
シリコンウエハ14を搬送するため、肉厚の薄い材料で
構成されており、先端側には2個の固定爪2が固定され
ている。フォーク1の他端はフレームに固定されてお
り、フレーム7はロボットに固定される。フレーム7の
フォーク側には可動部4がフォークに対して平行に設置
されており、可動部4は駆動フォーク11の先端に3個
の把持爪3がシリコンウエハ14に外接する位置に固定
されており、他端が駆動部5とブロック9により固定さ
れている。また、ブロック9はカバー10によりフォー
ク1と平行に摺動するガイドの役割を果たしている。次
に駆動部5はシリンダ6と、シリンダ6の内部に挿入さ
れたピストン8と、ピストン8をフォーク1側に押し出
すスプリング15より構成されている。シリンダ内部
は、シリンダ6とピストン8により圧力室が形成されて
おり、スプリング15が圧力室内に設置されている。固
定爪2及び把持爪3はシリコンウエハ14を把持するた
めに中心部が凹形状をしており、2個の固定爪及び3個
の把持爪はそれぞれシリコンウエハのオリフラの長さよ
りもピッチが長く設定され、固定されている。次に動作
について説明する。駆動部5のシリンダ6には圧力室に
連通するエアーポートが設置されており、真空ポンプの
様な負圧装置が接続されているため圧力室の圧力が下が
っている。そのためピストン8はスプリング15を押し
縮めているので可動部の駆動フォーク11がフレーム側
に押し広げられている。この状態でカセット内に侵入
し、固定爪2と把持爪3の間にケースに納められたシリ
コンウエハが入る位置までロボットを移動させる。ここ
で真空ポンプ等の負圧装置を切ることにより、圧力室内
の圧力が大気圧と同じ圧力まで上がるため、圧力室内に
設置されたスプリング15が伸びるため、ピストン8及
びブロック9に固定された駆動フォーク11がシリコン
ウエハ側に駆動し、固定爪2と把持爪3によりクランプ
される。クランプされたシリコンウエハはロボットによ
りカセット内から各行程で加工を行うために搬送され
る。搬送されたシリコンウエハは所定の場所まで来ると
負圧装置が駆動し、圧力室の圧力を下げるため、ピスト
ン8がスプリング11を押し縮めてブロック9に固定さ
れた駆動フォーク11をロボット側に駆動し、固定爪2
と把持爪3にクランプされていたシリコンウエハを開放
する事で所定の位置に置かれる。各工程で加工を行った
シリコンウエハはケースに再度搬送されるが、上記した
動作を繰り返すため、説明は省略する。 【発明の効果】本発明のウエハ搬送用ハンドは、シリン
ダ室内に挿入したスプリングにより駆動フォークを常時
把持方向に押圧する装置構成としたことにより、何らか
の原因により電源供給や流体圧が断たれた場合であって
もウエハを落下することなく把持することができる。更
に把持されたウエハを開放する場合、スプリングが挿入
された圧力室の圧力を負圧装置により下げることにより
スプリングを押し縮め、駆動フォークをロボット側に摺
動させウエハを開放する装置構成である為、配管等の流
体通路に問題が生じた場合であってもクリーンルーム内
に粉塵等を放出することがなく、クリーンルーム内の環
境を保つ事ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のウエハ搬送用ハンドの平面図 【図2】本発明のウエハ搬送用ハンドの背面図 【図3】本発明のウエハ搬送用ハンド駆動部の拡大断面
図 【図4】従来例のウエハ搬送用ハンドを示す略図 (a)吸着方式 (b)把持方式 【符号の説明】 1フォーク 2固定爪 3把持爪 4可動部 5駆動部 6シリンダ 7フレーム 8ピストン 9ブロック 10カバー 11駆動フォーク 12センサ 13磁石 14シリコンウエハ 15スプリング 16吸着パッド 17駆動シリンダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】フォーク先端部に固定された2つの固定爪
    と、ガイド部によりガイドされた3つの把持爪を有する
    可動部と、可動部を動作させる駆動部より構成されるウ
    エハ搬送用ハンドにおいて、駆動部を構成するシリンダ
    を負圧により動作する負圧シリンダにするとともに、圧
    力室内にスプリングを挿入し、該スプリングにより可動
    部が常時ウエハを把持する方向に押圧されていることを
    特長とするウエハ搬送用ハンド。
JP2001220844A 2001-07-23 2001-07-23 ウエハ搬送用ハンド Pending JP2003037160A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011159738A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Kawasaki Heavy Ind Ltd ウエハ搬送ロボット及びウエハの解放方法
JP2017152639A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 川崎重工業株式会社 基板把持ハンド及び基板搬送装置
JP7425061B2 (ja) 2018-11-23 2024-01-30 アトテック ドイチュラント ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー スラブ状の基板用のエンドエフェクタ

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JP2017152639A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 川崎重工業株式会社 基板把持ハンド及び基板搬送装置
JP7425061B2 (ja) 2018-11-23 2024-01-30 アトテック ドイチュラント ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー スラブ状の基板用のエンドエフェクタ

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