JP2003036151A - ネットワークを介した画像、音声の出力システム - Google Patents

ネットワークを介した画像、音声の出力システム

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JP2003036151A
JP2003036151A JP2002129631A JP2002129631A JP2003036151A JP 2003036151 A JP2003036151 A JP 2003036151A JP 2002129631 A JP2002129631 A JP 2002129631A JP 2002129631 A JP2002129631 A JP 2002129631A JP 2003036151 A JP2003036151 A JP 2003036151A
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JP2002129631A
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Toshiharu Katada
寿治 片田
Yutaka Hisamatsu
豊 久松
Yasushi Nakaoka
康 中岡
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介した印刷において、印刷先
の指定の容易化を図る。 【解決手段】 ネットワークにクライアント、プリント
ポータル等のサーバ、プリンタが接続されたシステムを
構築する。クライアントは、印刷すべきコンテンツ、を
特定した印刷要求を通信C1でプリントポータルに発信
する。印刷要求は、クライアントのアドレス情報IPM
Pによって特定可能な状態で、プリントポータルに保持
される。一方、プリントポータルは、プリンタ70とク
ライアントMPとの間で、微弱電波等を用いて直接通信
C2を行わせ、クライアントのアドレス情報およびプリ
ンタの識別情報を取得する。更に、2系統から得られた
アドレス情報を照合することにより、この識別情報で特
定されるプリンタを出力先として特定する。こうするこ
とにより、クライアント側での煩雑な操作なく、出力先
を容易に指定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
した画像、音声等を出力する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータの出力装置として種
々のプリンタが使用されている。プリンタは双方向パラ
レルインタフェースなど所定のケーブルを利用してコン
ピュータと1対1に接続されて(以下、「ローカル接
続」と呼ぶ)、コンピュータからデータを受け取って印
刷を行う。近年では、LAN(ローカル・エリア・ネッ
トワーク)の普及により、プリンタをネットワークに接
続し、同じくネットワークに接続された複数のコンピュ
ータで共有する態様も広まっている。
【0003】さらに、IPP(Internet Printing Prot
ocol)と呼ばれるプロトコルを用いることにより、イン
ターネットに接続された任意のクライアント、印刷装置
間で印刷することも可能となってきた。但し、出力先
は、URI(Uniform ResourceIndicator)が既知の印
刷装置に限定される。つまり、IPPを適用しただけで
は、出力先をネットワーク上で自由に選択可能な利便性
の高い印刷を実現することはできない。
【0004】上述したいずれの態様においても、従来、
プリンタとコンピュータとの接続状態は、予め定まって
いるのが通常であった。換言すれば、従来、印刷はコン
ピュータの所有者ごとに決まった場所で行われるのが通
常であった。
【0005】一方、近年では、インターネットなどの情
報基盤の発達、いわゆるノート型のコンピュータや携帯
電話など情報基盤にアクセスする端末の携帯性の向上に
伴い、場所を選ばずに情報へのアクセスが可能となって
きた。かかる傾向に基づき、出力先をネットワーク上で
自由に選択して印刷を行うことができる技術が望まれつ
つあった。例えば、情報を取得したら直ちに最寄りの印
刷装置を利用して印刷を行うことができる技術が望まれ
つつあった。こうした印刷要求は、携帯性の端末からも
容易に実行可能であることが望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークを介した
印刷では、出力可能な印刷先が非常に多数となる。印刷
可能な印刷先のリストをクライアントに提示し、その中
から印刷先を選択させる方法では、操作が煩雑となり、
利便性が著しく低下する。印刷装置を検索させる方法を
採ることも可能ではあるが、検索条件の入力など、煩雑
な操作が必要であることに変わりはない。操作の煩雑さ
は、特に携帯性の端末で印刷を行う際には、看過し得な
いものであった。
【0007】これらの課題は、印刷に限らず、画像、文
書、音声などの出力装置一般に共通の課題であった。本
発明は、これらの課題を解決するためになされたもので
あり、ネットワークを介した画像等の出力において、出
力先の指定を容易に行うことができる技術を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明で
は、第1の構成として、ネットワークに接続されたクラ
イアントと複数の出力装置の間で出力要求を仲介する出
力仲介サーバにおいて、特定情報取得部と送信部とを設
けるものとした。ネットワークには、インターネットの
ような広域ネットワークに限らず、LAN(Local Area
Network)、イントラネットなどの比較的限定的なネッ
トワークの双方が含まれる。出力装置には、画像、文
書、音声などの出力を行う種々の装置が含まれる。例え
ば、画像等を印刷する印刷装置、画像等を表示するプロ
ジェクタ、ディスプレイ等の表示装置、音声を出力する
オーディオ機器などが含まれる。
【0009】特定情報取得部は、出力要求を特定するた
めの特定情報を、クライアントと出力装置との間の直接
的な通信により、出力装置を介して取得する。直接的な
通信とは、ネットワークを介さずに両者間で実行される
通信を意味する。送信部は、かかる通信によって得られ
た特定情報に合致する出力要求を、特定情報の取得経路
となった出力装置に送信する。
【0010】つまり、第1の構成は、クライアントから
2系統で情報を受信し、両者を照合することにより、出
力先を特定する。第1の系統は、クライアントから出力
仲介サーバに送信された出力要求である。第2の系統
は、クライアントから出力先となる出力装置を介して取
得された特定情報である。特定情報は、出力要求を特定
可能な情報であるから、出力仲介サーバは、2つの系統
で得られた情報同士を容易に照合することができる。か
かる照合に基づき、クライアントと通信を行った出力装
置を特定することができ、出力先の煩雑な指定を伴わず
に、画像等の出力を行うことが可能となる。また、出力
装置の検索が不要であるため、出力仲介サーバの処理負
担が軽いという利点もある。
【0011】特定情報は、種々の情報を用いることがで
きる。例えば、出力要求に付された識別情報を用いるこ
とができる。かかる識別情報には、出力要求に付される
ジョブ番号、出力されるコンテンツを特定するファイル
名、URL(Uniform Resource Locator)などが含まれ
る。
【0012】特定情報は、出力要求の発信者としてクラ
イアントまたはユーザを特定する識別情報であってもよ
い。識別情報には、クライアントが通信時に利用するア
ドレス情報、ユーザIDなどが含まれる。
【0013】出力要求とは、出力の実行に伴って伝達さ
れるデータ一式を意味する。ネットワークを介した出力
では、出力装置への出力データは、少なくとも2通りの
供給態様が考えられる。第1は、クライアントが出力デ
ータ自体を出力装置に送信する態様である。第2は、ク
ライアントが出力対象となるコンテンツの所在を含めて
出力要求を発行し、出力装置またはこの出力要求を仲介
する出力仲介サーバが、指定されたコンテンツを取得し
て出力を行う態様である。かかる出力仲介サーバは、ク
ライアントから出力要求を受信する受信部、クライアン
トから指定されたコンテンツを取得する取得部、クライ
アントから指定された出力装置に出力要求を送信する送
信部を備えることにより構成可能である。後者の場合に
は、出力要求は、出力データの所在という形式から、実
体的なコンテンツに変換されることになる。本明細書で
は、出力要求という用語は、かかる形式の変更も含め、
実質的に出力の内容を特定するためのデータ一式を意味
する。
【0014】第1の構成においては、出力要求の送信に
先立って、特定情報で特定されるクライアントに対し、
特定情報の取得経路となった出力装置の一覧を提示する
提示部を備えることも望ましい。こうすることにより、
クライアントは、出力先となる出力装置を確認すること
ができる。
【0015】更に、クライアントが直接通信可能な出力
装置は、複数存在する可能性がある。かかる場合、上述
の一覧を表示した上で、その中から出力先となる出力装
置を指定する情報を、クライアントから指定可能とする
ことが望ましい。こうすれば、実用的な範囲で出力装置
をユーザが任意に選択することができるため、利便性が
向上する。
【0016】本発明は、第1の構成のサブコンビネーシ
ョンとして、出力要求に基づく出力を行う出力装置とし
て構成してもよい。かかる出力装置は、 クライアント
と直接通信を行う通信部と、出力要求を特定するための
特定情報を通信部により取得する取得部と、特定情報
と、出力装置を特定するための情報とを関連付けて出力
仲介サーバに伝達する伝達部とを備えることにより構成
可能である。
【0017】本発明は、出力仲介サーバを用いる態様に
限定されるものではない。第2の構成として、ネットワ
ークに接続された出力装置に対し、ネットワークを介し
て出力要求を送信する出力要求装置の態様を採ることも
できる。第2の構成では、かかる出力装置において、通
信部、取得部、送信部を備える。
【0018】通信部は、出力装置と直接通信を行う。取
得部は、ネットワーク上で該出力装置の所在を特定する
ための所在情報を、通信部を介して、出力装置から取得
する。所在情報には、例えばアドレス情報が含まれる。
送信部は、こうして取得された所在情報に基づき、出力
要求を送信する。
【0019】第2の構成では、上述の通信を通じて、出
力装置の所在情報を直接取得することができるから、煩
雑な操作を要さずに出力先を特定することができる。第
2の構成においても、複数の出力装置との間で直接的な
通信が成立する可能性がある。かかる場合には、出力要
求装置において、通信が成立した出力装置を一覧表示す
るとともに、その中からユーザが出力装置を指定可能と
することが望ましい。
【0020】本発明は、第2の構成のサブコンビネーシ
ョンとして、ネットワークに接続された出力要求装置か
らの出力要求に基づく出力を行う出力装置の態様で構成
することも可能である。かかる出力装置は、出力要求装
置と直接通信を行う通信部と、ネットワーク上で出力装
置の所在を特定するための所在情報を、通信部を介して
出力要求装置に送信する送信部とを備えることにより構
成される。
【0021】本発明は、第3の構成として、出力要求装
置において、通信部、通知部、受信部、送信部を備える
ものとすることもできる。第2の構成では、出力装置の
所在情報を、通信部を介して取得した。これに対し、第
3の構成では、ネットワークを介して取得する。
【0022】つまり、第3の構成では、通知部が、ネッ
トワーク上で出力要求装置の所在を特定するための第1
の所在情報を、通信部を介して、出力装置に通知する。
この通知は、両者の直接的な通信によって行われる。こ
の結果によって、出力装置は、ネットワークを介して出
力要求装置に情報を送信することが可能となる。かかる
情報には、ネットワーク上で出力装置の所在を特定する
ための第2の所在情報を含めることができる。出力要求
装置は、受信部によって受信した第2の所在情報に基づ
いて、出力装置に対し、出力要求を送信することができ
る。
【0023】第3の構成でも、出力装置と出力要求装置
の直接的な通信およびネットワークを通じて、出力装置
の所在情報を取得することができるから、煩雑な操作を
要さずに出力先を特定することができる。第3の構成に
おいても、複数の出力装置との間で直接的な通信が成立
する可能性がある。かかる場合には、出力要求装置にお
いて、通信が成立した出力装置を一覧表示するととも
に、その中からユーザが出力装置を指定可能とすること
が望ましい。
【0024】本発明は、第3の構成のサブコンビネーシ
ョンとして、ネットワークに接続された出力要求装置か
らの出力要求に基づく出力を行う出力装置の態様で構成
することも可能である。かかる出力装置は、出力要求装
置と直接通信を行う通信部と、第1の所在情報を通信部
を介して取得する取得部と、第2の所在情報をネットワ
ークを介して出力要求装置に送信する送信部とを備える
ことにより構成することができる。
【0025】以上で説明した第1〜第3の構成では、ク
ライアントまたは出力要求装置と出力装置との間で直接
的な通信による情報の授受が行われる。出力装置を実用
的な範囲で選択する観点から、この通信は、通信可能な
範囲が出力装置から所定の近距離内に制限されているこ
とが望ましい。
【0026】かかる通信は、例えば、赤外線または微弱
電波を利用することで実現される。後者の態様では、例
えば、Bluetooth(商標)を用いることができ
る。また、通信は、必ずしも無線である必要はなく、ク
ライアント等と出力装置とを有線で接続して行うものと
してもよい。
【0027】本発明は、上述した出力仲介サーバ、出力
装置および出力要求装置としての態様の他、仲介方法、
ネットワークを経由した出力方法、出力要求方法など種
々の態様で構成することが可能である。また、これらの
方法をコンピュータによって実現するコンピュータプロ
グラム自身またはこれと同視し得る信号として構成して
もよい。更に、これらのコンピュータプログラムを記録
した記録媒体として構成してもよい。
【0028】ここで記憶媒体としては、フレキシブルデ
ィスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、
ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの
符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置
(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置な
どコンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用でき
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、ネットワークを介した印刷を行うシステムの実施例
に基づき説明する。 A.基盤となるシステム構成: A1.システム概要: A2.機能概要: A3.機能ブロック構成: B.印刷先の指定: C.簡易指定による印刷処理: D.第2実施例: E.第3実施例: F.変形例:
【0030】A.基盤となるシステム構成: A1.システム概要:図1は印刷システムの全体構成を
示す説明図である。実施例は、インターネットを介した
印刷を実現するシステムを例示した。同様の構成を、L
AN(LocalArea Network)やいわゆるパソコン通信な
どの比較的限定的なネットワーク環境に適用することも
可能である。
【0031】本実施例において、インターネットINT
には、種々のサーバおよびクライアントが接続されてい
る。説明の便宜上、図では、階層的に接続された状態を
示したが、これらの機器はインターネットINTを介し
て互いに情報の授受を行うことができる。また、説明お
よび図示の便宜上、数個の機器を示すにとどまるが、周
知の通り、接続数に上限はない。実施例は、このように
インターネットINTを介して多数のサーバ、クライア
ント等が接続されたシステム構成下で、任意のプリンタ
への印刷を実現するものである。
【0032】実施例では、クライアントとして、インタ
ーネットへのアクセス機能を有する携帯電話MP11,
MP12,MP21,MP22,MP31,MP32等
を用いた場合を例示した。これらの携帯電話MP11等
は、サービスプロバイダSP1,SP2,SP3を介し
てインターネットにアクセスすることができる。クライ
アントは、携帯電話に限られるものではなく、パーソナ
ルコンピュータを用いることも可能である。
【0033】インターネットINTには、コンテンツプ
ロバイダCP1,CP2も接続されている。これらのコ
ンテンツプロバイダCP1等は、本実施例において、印
刷対象となるコンテンツを提供する主体である。コンテ
ンツプロバイダには、インターネットINTにおけるW
ebページの提供者が含まれる。
【0034】実施例において、印刷先となるのは、印刷
ステーションPS11等である。印刷ステーションPS
11等はインターネットを介したデータの授受が可能な
プリンタを意味する。例えば、インターネットに接続さ
れたコンピュータと、そのコンピュータにローカル接続
されたプリンタとの組み合わせで印刷ステーションを構
築することができる。印刷ステーションは、各個人宅、
オフィスなど利用者が比較的限定された場所に設置され
ていてもよいし、店舗やホテルなど公共的な場所に設置
されていてもよい。
【0035】実施例では、クライアントMP11等から
の指示によって、コンテンツプロバイダCP1等から提
供されるコンテンツを、印刷ステーションに受け渡すこ
とにより、印刷が行われる。実施例においては、クライ
アントと印刷ステーションとの間のデータの仲介は、上
位層および下位層の2種類のサーバによって行われる。
【0036】上位層サーバは、図中に印刷仲介システム
(プリントポータル)PPとして示した。下位層サーバ
は、プリンティングサービスプロバイダPSP1,PS
P2として示した。
【0037】下位層サーバ、即ちプリンティングサービ
スプロバイダPSP1等は、印刷ステーションPS11
等を管理する機能を奏する。図の例では、プリンティン
グサービスプロバイダPSP1は、印刷ステーションP
S11〜PS14を管理する。プリンティングサービス
プロバイダPSP2は、印刷ステーションPS21〜P
S24を管理する。印刷ステーションPS11等がそれ
ぞれ店舗に設けられている場合を考えると、プリンティ
ングサービスプロバイダPSP1等は、各事業主ごとに
設けることができる。事業主Aは、プリンティングサー
ビスプロバイダPSP1を用いて、自己の本店、支店等
に設けられた印刷ステーションPS11〜PS14を管
理し、事業主Bは、プリンティングサービスプロバイダ
PSP2を用いて、印刷ステーションPS21〜PS2
4を管理するのである。こうすることにより、各事業主
ごとに印刷ステーションを管理することができるととも
に、印刷データを仲介する際に、料金その他の面で事業
主固有のサービスを付加することも可能となる。
【0038】上位層サーバ、即ちプリントポータルPP
は、プリンティングサービスプロバイダPSP1,PS
P2を管理する。従って、プリントポータルPPは、プ
リンティングサービスプロバイダPSP1,PSP2を
介して間接的に印刷ステーションPS11等を管理する
ことになる。プリンティングサービスプロバイダPSP
1,PSP2の事業主が異なる場合でも、上位層サーバ
ではこれらに共通する機能を提供することができる。例
えば、クライアントMP11等が印刷を実行する際に、
統一的なインタフェース画面を提供することができ、ユ
ーザの利便性を向上することができる。
【0039】上位層サーバ、下位層サーバは、このよう
に機能的に区分されたものであり、必ずしも各サーバが
単一のサーバで構築されている必要はない。以下で説明
する上位層サーバ、下位層サーバの機能は、それぞれ分
散処理によって、複数のサーバで提供するものとしても
構わない。
【0040】A2.機能概要:実施例の各システムの内
部構造等は後述する。ここでは、サーバ等の機能理解を
容易にするため、メールを印刷する場合を例にとって、
プリントポータルを利用した印刷方法を具体的に説明す
る。
【0041】図2は電子メール印刷時のデータの授受を
示す説明図である。図3は電子メール印刷時のタイムチ
ャートである。図4は電子メール印刷時のインタフェー
ス例を示す説明図である。これらの図を参照して、各ユ
ニットの機能について説明する。なお、電子メールの場
合は、メールサービスCPがコンテンツプロバイダに相
当する。
【0042】最初に、ユーザはクライアントMPからメ
ールサービスCPにアクセスし、自己宛のメールを確認
し、印刷すべきメールを選択する。図4には、携帯電話
の表示部DISPに表示されるインタフェース画面例を
示した。左側の画面は、4通のメールMail1〜Ma
il4が自己宛に届いており、Mail2およびMai
l4が印刷対象として選択されていることを示してい
る。このインタフェースはメールサービスCPによって
提供される。ユーザが画面上の「iPrint」ボタン
を押すことによって、印刷の実行要求が、メールサービ
スCPからプリントポータルPPに送信される(図3中
のSa01および図2参照)。
【0043】メールサービスCPは、コンテンツプロバ
イダとしてプリントポータルPPに予め登録することに
より、画面上に「iPrint」ボタンの設置が許可さ
れる。このボタンは、プリントポータルPPへのリンク
として機能する。「iPrint」ボタンによって印刷
が要求されると、クライアントMPのアクセス先がプリ
ントポータルPPに変更される。これと併せて、メール
サービスCPからプリントポータルPPには、印刷デー
タ、即ちMail2およびMail4のデータが送信さ
れる(図3中のSa02および図2参照)。
【0044】次に、プリントポータルPPによって、印
刷先および印刷条件を指定するためのインタフェースが
クライアントMPに提供される(図3中のSa03およ
び図2参照)。ここでは、印刷先について通常の指定方
法、即ちリストから選択する方法を説明する。本実施例
のシステムは、印刷ステーションとクライアントの通信
を利用して、煩雑な操作なく印刷先を指定することも可
能である。かかる態様については、後述する。
【0045】図4の中央には印刷先指定用のインタフェ
ース例を示した。印刷先の指定では、ユーザが利用可能
な印刷ステーションがリストアップされる。出力先のリ
ストは、段階的に表示するものとしてもよい。例えば、
図4に例示する「○○ストア」を選択すると、その系列
の各店舗がリストアップされるという態様を採ることが
できる。最初の階層で、プリンティングサービスプロバ
イダを選択させるものとしてもよい。選択可能な印刷ス
テーションが多数に亘る場合には、階層および各階層で
表示されるリストが増えることになる。
【0046】図4の右側には印刷条件指定用のインタフ
ェース例を示した。印刷条件としては、印刷用紙のサイ
ズ、レイアウト、解像度などの項目が挙げられる。「印
刷用紙」メニューを選択すると、A4サイズ、B5サイ
ズなど印刷用紙の詳細設定を行うことができる。「レイ
アウト」メニューを選択すると、1ページ/枚、2ペー
ジ/枚などレイアウトに関する詳細設定を行うことがで
きる。その他のメニューも同様である。印刷設定は、こ
れらに限らず、利便性を考慮して種々の項目を設けるこ
とができる。
【0047】ユーザがこれらのインタフェースを利用し
て印刷先、印刷条件の設定を行うとその情報は、プリン
トポータルPPに送信される(図3のSa04および図
2参照)。プリントポータルPPは、この情報に基づい
て印刷ジョブを送信すべきプリンティングサービスプロ
バイダPSP1を選択し、ジョブの転送を行う(図3の
Sa05および図2参照)。ユーザが印刷先として指定
した印刷ステーションPS11を管理するプリティング
サービスプロバイダPSP1が、ジョブの送信先として
選択される。
【0048】印刷ジョブを受け取ったプリンティングサ
ービスプロバイダPSP1は、印刷ステーションPS1
1を選択し、ジョブの転送を行う(図Sa07および図
2参照)。ユーザが指定した印刷ステーションPS11
が送信先として選択される。
【0049】プリントポータルPPおよびプリンティン
グサービスプロバイダPSP1で仲介される過程におい
て、印刷データは、汎用フォーマットであるPDFに変
換される。PDFファイルは、印刷仲介時のセキュリテ
ィ向上のため、一定のパスワードを用いた暗号化された
ファイルとして生成される。これらのファイル変換処理
については、後で詳述する。印刷ステーションPS11
は、このPDFファイルを解析して、印刷を実行する。
【0050】図3中のSa06で示した通り、プリンテ
ィングサービスプロバイダPSP1から印刷ステーショ
ンPS11への転送に先立って、クライアントMPに対
し、印刷先、印刷条件の確認表示を行うものとしてもよ
い。 印刷完了後に、印刷結果のレポートを印刷ステー
ションPS11からプリントポータルPPに送信するも
のとしてもよい。このレポートにより、プリントポータ
ルPPは、印刷が正常に完了したことを検知し、課金処
理などの後処理を行うことが可能となる。
【0051】ここでは、上位層サーバであるプリントポ
ータルPP、下位層サーバであるプリンティングサービ
スプロバイダPSP1等の2つによって印刷を仲介する
場合を例示した。仲介用のサーバを2層に分けることに
は、次の利点がある。
【0052】下位層サーバはビジネス上の系列ごとに構
築することができるため、各系列固有のサービスを維持
し、他の事業主との差別化を図ることができる。各事業
主は、プリントポータルPPに登録されたユーザおよび
コンテンツプロバイダを比較的容易に自己の利用者とし
て取り込むことが可能となる利点もある。
【0053】下位層サーバが、個別の系列で構築されて
いる場合でも、上位層サーバは、統一的なインタフェー
スをユーザに提供することができる。従って、プリント
ポータルの利便性を向上することができる。
【0054】また、ユーザはプリントポータルPPに登
録等を行えば、その管理下にある種々の下位層サーバを
容易に利用可能となる。下位層サーバごとに利用登録等
の煩雑な作業を行う必要性がないため、利便性を向上す
ることができる。コンテンツプロバイダにとっても同様
の利益がある。即ち、コンテンツプロバイダも、プリン
トポータルPPに利用登録を行えば、自己の提供するコ
ンテンツの利用者および印刷先を容易に増やすことがで
きる。
【0055】もちろん、印刷仲介システムは、2層のサ
ーバを用いるものには限定されない。プリントポータル
とプリンティングサービスプロバイダとの機能とを兼ね
備えた単一層のサーバによって構築してもよい。
【0056】A3.機能ブロック構成:図5はプリント
ポータルの機能ブロックを示す説明図である。説明の便
宜上、図1と符号を変えてあるが、同一名称のユニット
の機能に相違はない。
【0057】図示する通り、プリントポータル100に
は、大きく分けて、コアモジュール130、ファイル変
換部110、アプリケーション部180の3つの機能ブ
ロックが備えられている。本実施例では、これらの機能
ブロックは、それぞれソフトウェア的に構築される。
【0058】ファイル変換部110は、印刷データを仲
介する際に、そのフォーマットを所定の中間ファイルに
変換する機能を奏する。本実施例では、汎用的なフォー
マットとして、PDFを用いるものとした。
【0059】アプリケーション部180は、印刷データ
を仲介するというプリントポータルPPの主機能の他
に、種々の付加的な機能を実現する。
【0060】コアモジュール130は、ファイル変換部
110、アプリケーション部180と連携して、印刷デ
ータを仲介する機能を奏する。このため、コアモジュー
ル130は、コンテンツプロバイダ10、サービスプロ
バイダ30、プリンティングサービスプロバイダ50な
どとの通信も司る。なお、プリンティングサービスプロ
バイダ50には、プリントポータルPPとの接続に際し
てのプロトコルの柔軟性を確保するためのインタフェー
ス52が設けられている。
【0061】図6はコアモジュール130の内部構成を
示す説明図である。これらは例示に過ぎず、機能ブロッ
クは、他に種々の構成が可能である。
【0062】制御部132は、プリントポータル100
の各機能ブロックの動作制御、インターネットINTを
介した外部との情報伝達等の制御を行う。この制御に
は、ユーザ等の登録管理、印刷ジョブのステータスの制
御、印刷要求の受付およびキャンセル、出力先となるプ
リンタの検索などが含まれる。また、プリントポータル
100が外部とやりとりするためのインタフェース画面
の提供も行う。
【0063】登録管理部134は、プリントポータルP
Pを利用するユーザ、コンテンツプロバイダ10、プリ
ンティングサービスプロバイダ50の登録および管理を
行う。登録管理部134は、このためのインタフェース
画面を生成する機能、登録に関するデータ等を所定のデ
ータベースに保存、変更等する機能を提供する。
【0064】キューイングシステム140は、各機能ブ
ロックの動作を中継する。本実施例では、各機能ブロッ
クは、いわゆるオブジェクト指向のソフトウェアで構築
されている。各機能ブロックは、キューイングシステム
140に登録されたメッセージを参照して、処理対象と
なるべきジョブの存在を検知し、それぞれの処理を実行
する。処理が完了すると、処理が完了した旨のメッセー
ジをキューイングシステム140に登録する。このよう
にして、キューイングシステム140を中継役として、
各機能ブロックが、それぞれの処理を実行することによ
り、プリントポータルPPは印刷要求を受け付けから印
刷完了までの一連の処理を実現する。
【0065】一連の処理を実現するため、キューイング
システム140には、コンテンツ取得キュー、ファイル
変換キュー、ジョブ送信キュー、ジョブキャンセルキュ
ーなどが用意されている。
【0066】コンテンツ取得部160は、コンテンツプ
ロバイダ10にアクセスし、ユーザから印刷対象として
指定されたコンテンツを取得する機能を奏する。取得さ
れたコンテンツは、コンテンツ保持部162に一時的に
保持される。コンテンツ取得部160は、キューイング
システム140に備えられたコンテンツ取得キューを参
照し、そこに蓄積されたメッセージに従って、上述の動
作を行う。コンテンツを取得した後は、キューイングシ
ステム140のファイル変換キューにコンテンツのファ
イル変換を要求するメッセージを登録する。
【0067】ファイル変換部110は、コンテンツをP
DFフォーマットに変換する機能を奏する。また、この
変換時に併せて所定のパスワードを用いた暗号化処理を
行う。ファイル変換部110は、コンテンツがPDFフ
ァイルである場合でも、暗号化処理も含めてPDFへの
再変換を行う。PDFは汎用的なフォーマットであるた
め、かかるフォーマットに変換して、印刷データを仲介
することにより、多種多様なプリンタへの出力を容易に
実現することができる利点がある。また、印刷物のレイ
アウトを比較的忠実に維持できる利点もある。更に、文
書、画像などほぼ全ての印刷データからの変換が可能で
あるため、幅広いコンテンツを印刷対象とすることがで
きる利点もある。汎用的なフォーマットとして、Postsc
ript(登録商標)などのページ記述言語を用いるものと
してもよい。
【0068】本実施例では、サーバの負荷軽減のため、
ファイル変換部110は、コアモジュール130とは別
のサーバで構築するものとした。従って、コアモジュー
ル130には、ファイル変換部110との間でデータの
授受を行うために、DFインタフェース136を設け
た。
【0069】DFインタフェース136は、キューイン
グシステム140のファイル変換キューに蓄積されたメ
ッセージに応じてファイル変換部110にデータを受け
渡す。また、ファイル変換部110から処理済みのPD
Fファイルを受け取ると、キューイングシステム140
のジョブ送信キューに、印刷ジョブの送信メッセージを
登録する。DFインタフェース136を省略し、ファイ
ル変換部110が、キューイングシステム140へのア
クセスを行うように構築することも可能である。
【0070】PSPインタフェース138は、印刷ジョ
ブをプリンティングサービスプロバイダ50に送信する
機能を奏する。PSPインタフェース138は、キュー
イングシステム140のジョブ送信キューに蓄積された
メッセージに従い、印刷ジョブを指定されたプリンティ
ングサービスプロバイダ50に送信する。ジョブキャン
セルキューに蓄積されたジョブキャンセルのメッセージ
も同様に送信する。これらの送信は、HTTP(Hypert
ext Transport Protocol)など、プリンティングサービ
スプロバイダ50によって設定された種々のプロトコル
によって行われる。
【0071】コアモジュール130には、ユーザデータ
ベース150、プリンタデータベース152など種々の
データベースが容易されている。ここでは、2種類のみ
を例示したが、更に多数のデータベースを用意しても構
わない。これらのデータベースは、登録管理部134に
よって、管理される。また、コアモジュール130内で
の処理の他、アプリケーション部180によっても利用
される。
【0072】ユーザデータベースは、プリントポータル
100を利用するユーザごとに、ファイルが用意されて
おり、ユーザに対応する属性情報として、ユーザ名、ユ
ーザIDなどが記憶されている。プリンタデータベース
152は、各プリンタについて、プリンタ名、識別番号
等が登録されている。識別番号とは、プリントポータル
100を利用した印刷時にプリンタを特定するために利
用されるインデックスである。
【0073】本実施例のシステムは、以上で説明した構
成によって、先に図2〜図4で説明した印刷を実現す
る。
【0074】B.印刷先の指定:本実施例のシステムで
は、プリンタとクライアントとの直接的な通信を利用し
て、出力先を容易に指定することができる。以下では、
かかる態様での印刷先の指定方法(以下、簡易指定と呼
ぶ)について説明する。
【0075】図7は印刷先の簡易指定を実現するための
構成を示す説明図である。簡易指定では、プリントポー
タルPPがクライアントMPからネットワークを介した
通信C1によって受け取った印刷要求と、通信C2によ
りプリンタ70を介して受信した情報とを照合すること
で、印刷先を特定する。
【0076】通信C1を介した印刷要求は、先に図2〜
図4で説明した通りである。但し、簡易指定では、印刷
先が指定されないため、キューイングシステム140に
は、印刷先の指定がない状態で、印刷要求が登録され
る。印刷要求は、通信C1で用いられるクライアントM
Pのアドレス情報IPMPによって特定されるものとす
る。
【0077】一方、プリントポータルPPは、印刷要求
を特定するための情報(以下、特定情報と呼ぶ)を、プ
リンタ70を介して取得する。本実施例では、クライア
ントMPのアドレス情報を特定情報として用いる。ジョ
ブ番号、印刷対象となるコンテンツのURL等を特定情
報として用いてもよい。
【0078】プリンタ70を介した情報の受信は、次の
経路で取得される。図示する通り、本実施例のプリンタ
70には、クライアントMPと直接的な通信C2を行う
ための通信部76が備えられている。直接的な通信は、
例えば、Bluetooth、赤外線などを利用して行
うことができる。クライアントMPと接続するためのコ
ネクタをプリンタ70に設けても良い。これらの通信
は、プリンタ70とクライアントMPとが比較的近距離
にいる場合に成立するものである。従って、この通信の
成立により、プリンタ70の近傍にクライアントMPが
存在することが保証される。
【0079】プリンタ70には、取得部74が備えられ
ている。取得部74は、通信部76を制御して、通信C
2が成立し得るクライアントMPを定期的に検出する。
クライアントMPが検出されると、取得部74は、通信
部76を介して、クライアントMPのアドレス情報IP
MPを取得する。取得されたアドレス情報は、伝達部7
2を介して、プリントポータルPPのアプリケーション
部180に伝達される。この際、プリンタ70を識別す
るための情報も併せて受け渡される。本実施例では、こ
の識別情報としてプリンタのアドレスIP70を受け渡
すものとした。
【0080】アプリケーション部180は、プリンタ7
0からこれらの情報を受け取ると、キューイングシステ
ム140から、特定情報に合致したジョブを検索する。
図中では、ジョブ1がこの条件を満たす印刷要求とな
る。アプリケーション部180は、条件に合致した印刷
要求を発見すると、印刷先にプリンタ70の識別情報I
P70を記録する。この処理によって、ジョブ1の印刷
先が特定される。
【0081】C.簡易指定による印刷処理:図8は簡易
指定による印刷処理を行う際のシーケンスを示す説明図
である。
【0082】まず、クライアントMPは、プリントポー
タルPPに対して印刷要求を発行する(ステップSb0
1)。この印刷要求には、クライアントMPのアドレス
情報、印刷対象となるコンテンツの指定などが含まれて
いる。
【0083】コアモジュールは、この印刷要求を受信す
ると、コンテンツの取得、PDF形式への変換などを行
って、キューイングシステムに印刷要求を登録する(ス
テップSb02)。
【0084】クライアントがプリンタ70の近傍に存在
する場合には、プリントポータルPPとの通信と並行し
て、クライアントとプリンタ70の間で通信C2が行わ
れる。プリンタ70は、図7で説明した方法で、クライ
アントMPから特定情報を取得し、プリンタ識別情報と
ともに、アプリケーション部180に伝達する(ステッ
プSb03)。
【0085】アプリケーション部180は、キューイン
グシステムから、特定情報に合致する印刷要求を検索
し、プリンタ70から受信したプリンタ識別情報を登録
する(ステップSb04)。こうして印刷先の指定が完
了する。コアモジュールが、指定された印刷先に印刷要
求を送信すると(ステップSb05)、印刷が実行され
る。
【0086】上述の実施例では、クライアントと直接的
な通信C2を行うプリンタが一つだけである場合を例示
した。実際には、複数のプリンタと通信C2が成立する
可能性がある。かかる場合には、アプリケーション部1
80は、通信C2が成立したプリンタのリストを、クラ
イアントに表示し(ステップSb11)、クライアント
から指定されたプリンタを印刷先として登録する(ステ
ップSb12)ものとしてもよい。
【0087】以上で説明した実施例によれば、クライア
ント近傍のプリンタを、煩雑な操作の必要なく、出力先
として指定することができるため、ネットワークを介し
た印刷の利便性を向上させることができる。
【0088】実施例では、特定情報としてクライアント
のアドレス情報を用いたが、特定情報はこれに限定され
るものではない。プリントポータルPPからセキュリテ
ィシステム60に送信される印刷要求の発信元が、プリ
ンタの近傍にいるクライアントであることを特定可能な
種々の情報を用いることができる。例えば、印刷時に用
いられるユーザID、パスワード、印刷要求に含まれる
ジョブ番号、コンテンツを特定するファイル名、UR
L、プリントポータルのアドレス情報など種々の情報を
用いることが可能である。
【0089】D.第2実施例:第1実施例では、プリン
トポータルPPが2つの系統で得られた情報同士を照合
することで、印刷先を特定する態様を示した。第2実施
例では、クライアントがプリンタの識別情報を直接取得
することにより、印刷先を容易に指定する態様を例示す
る。
【0090】図9は第2実施例における印刷処理のフロ
ーチャートである。クライアントMPの処理内容を示し
た。印刷を開始すると、ユーザは、クライアントからコ
ンテンツ等の指定を行う(ステップS10)。次に、出
力先を特定するため、出力先となる印刷装置のサーチを
行う(ステップS12)。このサーチは、自動的に行わ
れるものとしてもよいし、ユーザの指定によって行われ
るものとしてもよい。例えば、図4に示したリストから
の選択による指定と、簡易指定とをユーザが選択可能と
し、簡易指定が選択された場合に、ステップS12のサ
ーチを行うものとすることができる。
【0091】出力先のサーチでは、クライアントMP
は、図7で示した直接的な通信C2により、プリンタ7
0の識別情報IP70を取得する。ここでは、1台のプ
リンタのみを示したが、複数のプリンタとの間で通信C
2が成立する可能性もある。ステップS12では、通信
C2が成立する各プリンタについて、識別情報を取得す
る。クライアントとプリンタとが直接的に通信を行う点
では、第1実施例と共通するが、この時点では、印刷要
求は、まだプリントポータルに送信されていない点で第
1実施例と相違する。
【0092】次に、通信C2が成立したプリンタの一覧
を表示し、ユーザによる出力先の指定を受け付ける。こ
うして出力先が指定されると、クライアントMPは、出
力先の指定も含めた印刷要求をプリントポータルPPに
送信する(ステップS14)。プリントポータルは、先
に図2〜図3で説明した手順に従って、この印刷要求を
処理し、指定されたプリンタ70に仲介する。この結
果、プリンタ70での印刷が行われる。
【0093】第2実施例においても、クライアントとプ
リンタの直接的な通信を利用して、印刷先の簡易指定を
実現することができる。第2実施例では、印刷先の指定
時に、プリントポータルでの処理を要しないため、プリ
ントポータルの負担が軽いという利点もある。第2実施
例は、この特徴により、例えば、インターネットプリン
ティングプロトコルIPPを利用した印刷など、プリン
トポータルを介さない印刷にも適用することができる。
【0094】E.第3実施例:第2実施例では、クライ
アントが直接的な通信C2によって、プリンタの識別情
報を取得する態様を例示した。簡易指定は、通信C2に
よって、クライアントのアドレス情報をプリンタ70に
受け渡す態様でも実現可能である。
【0095】図10は第3実施例における印刷処理のフ
ローチャートである。クライアントおよびプリンタが実
行する処理を並列で示した。印刷を開始すると、ユーザ
は、クライアントからコンテンツ等の指定を行う(ステ
ップS20)。次に、出力先を特定するため、出力先と
なる印刷装置のサーチを行う(ステップS22)。
【0096】出力先のサーチでは、直接的な通信C2に
より、クライアントのアドレス情報IPMPがプリンタ
70に通知される。複数のプリンタとの間で通信C2が
成立する場合には、複数のプリンタに対してアドレス情
報が通知される。アドレス情報は、プリンタからクライ
アントへのネットワークを介した通信を可能にさせる情
報であり、通信に使用されるプロトコルに応じて決定さ
れる。
【0097】クライアントMPからアドレス情報を受信
した各プリンタは、ネットワークを介してクライアント
に自己の識別情報を送信する(ステップS30)。識別
情報とは、プリントポータルPPが出力先を特定できる
情報を意味する。プリントポータルPPを介さずに印刷
を行う場合には、アドレス情報となる。
【0098】クライアントMPは、通信C2が成立した
プリンタの一覧を表示し、ユーザによる出力先の指定を
受け付ける。こうして出力先が指定されると、クライア
ントMPは、出力先の指定も含めた印刷要求をプリント
ポータルPPに送信し(ステップS24)、指定したプ
リンタでの印刷が行われる。
【0099】第3実施例においても、クライアントとプ
リンタの直接的な通信を利用して、印刷先の簡易指定を
実現することができる。第3実施例では、印刷先の指定
処理を通じて、プリンタへのネットワークを介した通信
の成立性を確認することができる。つまり、クライアン
トとの通信は成立するが、ネットワークに接続されてい
ないプリンタを出力先として指定するおそれを回避でき
る。この結果、第3実施例では、簡易指定により利便性
を向上しつつ、安定した印刷を実現することが可能とな
る。
【0100】第3実施例では、第2実施例と同様、プリ
ントポータルの負担が軽いという利点もある。第3実施
例は、プリントポータルを介さない印刷にも適用するこ
とも可能である。
【0101】F.変形例:実施例では、印刷装置への出
力を例示したが、本発明は、種々の出力装置に適用可能
である。例えば、画像等を表示するプロジェクタ、ディ
スプレイ等の表示装置、音声を出力するオーディオ機器
などを対象とすることができる。
【0102】実施例では、インターネットを利用した印
刷を例示したが、LAN(Local Area Network)、イン
トラネットなどの比較的限定的なネットワークに適用し
てもよい。
【0103】以上、本発明の種々の実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。例えば、以上の制御処理はソフト
ウェアで実現する他、ハードウェア的に実現するものと
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷システムの全体構成を示す説明図である。
【図2】電子メール印刷時のデータの授受を示す説明図
である。
【図3】電子メール印刷時のタイムチャートである。
【図4】電子メール印刷時のインタフェース例を示す説
明図である。
【図5】プリントポータルの機能ブロックを示す説明図
である。
【図6】コアモジュール130の内部構成を示す説明図
である。
【図7】印刷先の簡易指定を実現するための構成を示す
説明図である。
【図8】簡易指定による印刷処理を行う際のシーケンス
を示す説明図である。
【図9】第2実施例における印刷処理のフローチャート
である。
【図10】第3実施例における印刷処理のフローチャー
トである。
【符号の説明】
10…コンテンツプロバイダ 30…サービスプロバイダ 50…プリンティングサービスプロバイダ 52…インタフェース 60…セキュリティシステム 70…プリンタ 72…伝達部 74…取得部 76…通信部 100…プリントポータル 110…ファイル変換部 130…コアモジュール 132…制御部 134…登録管理部 136…DFインタフェース 138…PSPインタフェース 140…キューイングシステム 150…ユーザデータベース 152…プリンタデータベース 160…コンテンツ取得部 162…コンテンツ保持部 180…アプリケーション部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月23日(2002.10.
23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中岡 康 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 HP00 HP06 HQ14 HQ17 HR07 5B021 AA01 BB01 BB02 BB04 EE04

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたクライアント
    と複数の出力装置の間で出力要求を仲介する出力仲介サ
    ーバであって、 前記出力要求を特定するための特定情報を、前記クライ
    アントと前記出力装置との間の直接的な通信により、該
    出力装置を介して取得する特定情報取得部と、 該特定情報に合致する出力要求を、該特定情報の取得経
    路となった前記出力装置に送信する送信部とを備える出
    力仲介サーバ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の出力仲介サーバであっ
    て、 前記送信に先立って、該特定情報で特定されるクライア
    ントに対し、該特定情報の取得経路となった前記出力装
    置の一覧を提示する提示部を備える出力仲介サーバ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の出力仲介サーバであっ
    て、 更に、前記一覧のうち出力先となる出力装置を指定する
    情報を、前記クライアントから入力する入力部を備え、 前記送信部は、該入力で指定された出力装置に前記出力
    要求を送信する出力仲介サーバ。
  4. 【請求項4】 クライアントおよび出力仲介サーバが接
    続されたネットワークにおいて、前記クライアントの指
    示に従って前記出力仲介サーバの仲介を経て送信された
    出力要求に基づく出力を行う出力装置であって、 前記クライアントと直接通信を行う通信部と、 前記出力要求を特定するための特定情報を前記通信部に
    より取得する取得部と、 該特定情報と、該出力装置を特定するための情報とを関
    連付けて前記出力仲介サーバに伝達する伝達部とを備え
    る出力装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続された出力装置に対
    し、該ネットワークを介して出力要求を送信する出力要
    求装置であって、 前記出力装置と直接通信を行う通信部と、 前記ネットワーク上で該出力装置の所在を特定するため
    の所在情報を、前記通信部を介して、前記出力装置から
    取得する取得部と、 該取得された所在情報に基づき、前記出力要求を送信す
    る送信部とを備える出力要求装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続された出力要求装置
    からの出力要求に基づく出力を行う出力装置であって、 前記出力要求装置と直接通信を行う通信部と、 前記ネットワーク上で該出力装置の所在を特定するため
    の所在情報を、前記通信部を介して前記出力要求装置に
    送信する送信部とを備える出力装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続された出力装置に対
    し、該ネットワークを介して出力要求を送信する出力要
    求装置であって、 前記出力装置と直接通信を行う通信部と、 前記ネットワーク上で該出力要求装置の所在を特定する
    ための第1の所在情報を、前記通信部を介して、前記出
    力装置に通知する通知部と、 前記ネットワーク上で前記出力装置の所在を特定するた
    めの第2の所在情報を、前記ネットワークを経由して受
    信する受信部と、 該受信した第2の所在情報に基づき、前記出力要求を送
    信する送信部とを備える出力要求装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続された出力要求装置
    からの出力要求に基づく出力を行う出力装置であって、 前記出力要求装置と直接通信を行う通信部と、 前記ネットワーク上で該出力要求装置の所在を特定する
    ための第1の所在情報を、前記通信部を介して取得する
    取得部と、 前記ネットワーク上で該出力装置の所在を特定するため
    の第2の所在情報を、前記ネットワークを介して前記出
    力要求装置に送信する送信部とを備える出力装置。
  9. 【請求項9】 請求項4〜請求項8いずれか記載の出力
    装置であって、 前記通信部は、通信可能な範囲が、該出力装置から所定
    の近距離内に制限されている出力装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の出力装置であって、 前記通信部は、赤外線または微弱電波を利用した通信を
    行う出力装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークに接続されたクライアン
    トと複数の出力装置の間で出力要求を仲介する仲介方法
    であって、 前記出力要求を特定するための特定情報を、前記クライ
    アントと前記出力装置との間の直接的な通信により、該
    出力装置を介して取得する工程と、 該特定情報に合致する出力要求を、該特定情報の取得経
    路となった前記出力装置に送信する工程とを備える仲介
    方法。
  12. 【請求項12】 クライアントおよび出力仲介サーバが
    接続されたネットワークにおいて、前記クライアントの
    指示に従って前記出力仲介サーバの仲介を経て送信され
    た出力要求に基づく出力を行う出力方法であって、
    (a) 前記クライアントとの直接的な通信を介して前
    記出力要求を特定するための特定情報を取得する工程
    と、(b) 該特定情報と、該出力装置を特定するため
    の情報とを関連付けて前記出力仲介サーバに伝達する工
    程と(c) 前記工程(b)に呼応して、前記出力仲介
    サーバから送信された出力要求に基づく出力を実行する
    工程とを備える出力方法。
  13. 【請求項13】 ネットワークに接続された出力装置に
    対し、該ネットワークを介して出力要求を送信する出力
    要求方法であって、 前記出力装置と直接的な通信により、前記ネットワーク
    上で該出力装置の所在を特定するための所在情報を、前
    記出力装置から取得する工程と、 該取得された所在情報に基づき、前記出力要求を送信す
    る工程とを備える出力要求方法。
  14. 【請求項14】 ネットワークに接続された出力要求装
    置からの出力要求に基づく出力を行う出力方法であっ
    て、(a) 前記出力要求装置と直接的な通信により、
    前記ネットワーク上で該出力装置の所在を特定するため
    の所在情報を、前記出力要求装置に送信する工程と、
    (b) 該工程(a)に呼応して、前記出力要求装置か
    ら送信された出力要求に基づく出力を実行する工程とを
    備える出力方法。
  15. 【請求項15】 ネットワークに接続された出力装置に
    対し、該ネットワークを介して出力要求を送信する出力
    要求方法であって、 前記出力装置と直接的な通信により、前記ネットワーク
    上で該出力要求装置の所在を特定するための第1の所在
    情報を、前記出力装置に通知する工程と、 前記ネットワーク上で前記出力装置の所在を特定するた
    めの第2の所在情報を、前記ネットワークを経由して受
    信する工程と、 該受信した第2の所在情報に基づき、前記出力要求を送
    信する工程とを備える出力要求方法。
  16. 【請求項16】 ネットワークに接続された出力要求装
    置からの出力要求に基づく出力を行う出力方法であっ
    て、(a) 前記出力要求装置と直接的な通信により、
    前記ネットワーク上で該出力要求装置の所在を特定する
    ための第1の所在情報を、取得する工程と、(b) 前
    記ネットワーク上で該出力装置の所在を特定するための
    第2の所在情報を、前記ネットワークを介して前記出力
    要求装置に送信する工程と(c) 該工程(b)に呼応
    して、前記出力要求装置から送信された出力要求に基づ
    く出力を実行する工程とを備える出力方法。
  17. 【請求項17】 ネットワークに接続されたクライアン
    トと複数の出力装置の間で、コンピュータにより、出力
    要求を仲介するためのコンピュータプログラムであっ
    て、 前記出力要求を特定するための特定情報を、前記クライ
    アントと前記出力装置との間の直接的な通信により、該
    出力装置を介して取得する機能と、 該特定情報に合致する出力要求を、該特定情報の取得経
    路となった前記出力装置に送信する機能とをコンピュー
    タにより実現させるためのコンピュータプログラム。
  18. 【請求項18】 クライアントおよび出力仲介サーバが
    接続されたネットワークにおいて、コンピュータを備え
    た出力装置に対し、前記クライアントの指示に従って前
    記出力仲介サーバの仲介を経て送信された出力要求に基
    づく出力を行わせるためのコンピュータプログラムであ
    って、 前記クライアントとの直接的な通信を介して前記出力要
    求を特定するための特定情報を取得する機能と、 該特定情報と、該出力装置を特定するための情報とを関
    連付けて前記出力仲介サーバに伝達する機能とをコンピ
    ュータにより実現させるためのコンピュータプログラ
    ム。
  19. 【請求項19】 ネットワークに接続された出力装置に
    対し、コンピュータを用いて、該ネットワークを介して
    出力要求を送信するためのコンピュータプログラムであ
    って、 前記出力装置と直接的な通信により、前記ネットワーク
    上で該出力装置の所在を特定するための所在情報を、前
    記出力装置から取得する機能と、 該取得された所在情報に基づき、前記出力要求を送信す
    る機能とをコンピュータにより実現させるためのコンピ
    ュータプログラム。
  20. 【請求項20】 ネットワークに接続された出力要求装
    置からの出力要求に基づく出力を、コンピュータを備え
    た出力装置に行わせるためのコンピュータプログラムで
    あって、 前記出力要求装置と直接的な通信により、前記ネットワ
    ーク上で該出力装置の所在を特定するための所在情報
    を、前記出力要求装置に送信する機能をコンピュータに
    より実現させるためのコンピュータプログラム。
  21. 【請求項21】 ネットワークに接続された出力装置に
    対し、コンピュータを用いて、該ネットワークを介して
    出力要求を送信するためのコンピュータプログラムであ
    って、 前記出力装置と直接的な通信により、前記ネットワーク
    上で該出力要求装置の所在を特定するための第1の所在
    情報を、前記出力装置に通知する機能と、 前記ネットワーク上で前記出力装置の所在を特定するた
    めの第2の所在情報を、前記ネットワークを経由して受
    信する機能と、 該受信した第2の所在情報に基づき、前記出力要求を送
    信する機能とをコンピュータにより実現させるためのコ
    ンピュータプログラム。
  22. 【請求項22】 ネットワークに接続された出力要求装
    置からの出力要求に基づく出力を、コンピュータを備え
    た出力装置によって行わせるためのコンピュータプログ
    ラムであって、 前記出力要求装置と直接的な通信により、前記ネットワ
    ーク上で該出力要求装置の所在を特定するための第1の
    所在情報を、取得する機能と、 前記ネットワーク上で該出力装置の所在を特定するため
    の第2の所在情報を、前記ネットワークを介して前記出
    力要求装置に送信する機能とをコンピュータに実現させ
    るためのコンピュータプログラム。
  23. 【請求項23】 請求項17〜請求項22いずれか記載
    のコンピュータプログラムをコンピュータ読みとり可能
    に記録した記録媒体。
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