JP2003034415A - コンベアベルト、及びコンベア装置 - Google Patents

コンベアベルト、及びコンベア装置

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JP2003034415A
JP2003034415A JP2001217540A JP2001217540A JP2003034415A JP 2003034415 A JP2003034415 A JP 2003034415A JP 2001217540 A JP2001217540 A JP 2001217540A JP 2001217540 A JP2001217540 A JP 2001217540A JP 2003034415 A JP2003034415 A JP 2003034415A
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belt
conveyor
guide
pulley
cap
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JP2001217540A
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Takanori Oishi
貴則 大石
Yoshio Tateno
芳夫 舘野
Junji Yamashita
準二 山下
Hiroaki Yugawa
浩明 湯川
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Chuo Shionoya Kk
Original Assignee
Chuo Shionoya Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンベアベルト10の蛇行防止を十分かつ安
定的に行う。 【解決手段】 多数の取付孔12を有した耐熱性の無端
のベルト本体11と、多数の取付孔12の周縁部にそれ
ぞれ接合された多数のガイド体13とを備え、各ガイド
体13は、突起係合穴16を有した耐熱性の突起14
と、突起係合穴16に取付孔12を貫通して係合するキ
ャップ係合ピン17を有した耐熱性の固定キャップ15
とからなり、上記突起14と固定キャップ15はベルト
本体11を挟持した態様で互いに超音波融着せしめられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛇行防止機能を有
したコンベアベルト、及びこのコンベアベルトを備えた
コンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被搬送物(例えば加工素材、工業半製
品、食品等)を複数の処理装置(例えば成形処理装置、
穴あけ処理装置等)の間で搬送したり、処理装置の内部
で搬送したり等するために、一般にコンベア装置がよく
用いられている。このコンベア装置は、コンベアベース
と、このコンベアベースに設けられた回転可能な主動プ
ーリと、コンベアベースに上記主動プーリに離隔して設
けられた回転可能な従動プーリと、上記主動プーリの回
転軸に連動連結した出力軸を有した搬送モータと、上記
主動プーリと上記従動プーリに掛け回すように設けられ
たコンベアベルトとを備えている。
【0003】また、上記コンベアベルトの蛇行を防止し
て被搬送物の搬送を適切に行うために、上記コンベア装
置は次のような構成を採っている。即ち、主動プーリの
周面及び従動プーリの周面にはガイド周溝がそれぞれ形
成されると共に、コンベアベルトにおけるベルト本体の
裏側にはガイド周溝に嵌合可能なガイド帯が接着等によ
り接合されてある。ここで、ガイド帯は、ベルト本体に
沿って延びるように帯状に成形されてあって、非耐熱性
の軟質樹脂(例えばポリウレタン又は軟質塩ビ)により
構成されてあり、ガイド帯の断面が略V字形状になるよ
うに構成してある。
【0004】従って、搬送モータの駆動により主動プー
リを回転させることにより、従動プーリを連動して回転
させつつ、コンベアベルトを走行させることができる。
これによって、コンベアベルトに支持された被搬送物を
複数の処理装置の間で搬送したり、処理装置の内部で搬
送したり等することができる。ここで、コンベアベルト
の走行中において、ガイド帯がガイド周溝に嵌合するこ
とによって、プーリ(主動プーリ、従動プーリ)の周面
上においてコンベアベルトのベルト幅方向の滑りをなく
して、コンベアベルトの蛇行を防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガイド帯は
ベルト本体に沿って延びるように帯状に成形されている
ことから、コンベアベルトを走行させると、ガイド帯が
ベルト本体と共にプーリ側(主動プーリ側、従動プーリ
側)において部分的に曲げ変形して、ガイド帯の内部に
曲げ応力が生じると共に、ベルト本体とガイド帯の接合
を解除しようとする力が働く。そのため、コンベアベル
トの走行時間、走行回数が増えると、ガイド帯が応力疲
労によって劣化したり、又はガイド帯がベルト本体から
部分的に外れたり等して、コンベアベルトの蛇行防止を
十分かつ安定的に行うことができなくなる。
【0006】また、ベルト本体は耐熱性を有するもので
あっても、ガイド帯は非耐熱性の軟質樹脂により構成さ
れているため、コンベアベルトを加熱処理装置の内部等
の高温領域で使用することは困難である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、コンベア装置1における主動プーリ5と従動
プーリ7に掛け回すことが可能であって、周方向に沿っ
て多数の取付孔12を有し、無端状に成形された耐熱性
のベルト本体11と、多数の取付孔12の周縁部にそれ
ぞれ接合された多数のガイド体13とを備えてなり、各
ガイド体13は、上記ベルト本体11の裏側に於いてベ
ルト本体11の上記取付孔12に対応して配設され、上
記プーリ5,7の周面に形成されたガイド周溝6,8に
嵌合可能であって、突起係合穴16或いは突起係合ピン
18を有し、耐熱性の材料により構成された突起14
と、上記ベルト本体11の裏側に於いて上記取付孔12
に対応して配設され、上記突起14の上記突起係合穴1
6に上記取付孔12を貫通して係合するキャップ係合ピ
ン17或いは上記突起係合ピン18が上記取付孔12を
貫通して係合するキャップ係合穴19を有し、耐熱性の
材料により構成された固定キャップ15とからなり、上
記突起14と固定キャップ15は、ベルト本体11を挟
持した態様で互いに超音波融着せしめられているとこを
特徴とするコンベアベルトである。
【0008】請求項1に記載の発明特定事項によると、
主動プーリ及び従動プーリの回転によってコンベアベル
トを走行させて、コンベアベルトに支持された被搬送物
を搬送することができる。ここで、コンベアベルトの走
行中において、多数のガイド体がガイド周溝に嵌合する
ことによって、プーリ(主動プーリ、従動プーリ)の周
面上においてコンベアベルトのベルト幅方向の滑りをな
くして、コンベアベルトの蛇行を防止することができ
る。
【0009】また、ガイド体は、ベルト本体に沿って帯
状に成形されるものでなく、突起と固定キャップとから
なるものであって、コンベアベルトを走行させてもガイ
ド体に曲げ変形が生じることはない。更に、コンベアベ
ルトの走行によってベルト本体が曲げ変形して、ベルト
本体とガイド体の接合を解除しようとする力が働く傾向
にあるが、突起と固定キャップにより取付孔の周縁部を
挟んだ状態の下で、キャップ係合ピンが取付孔を貫通し
て突起係合穴に係合していること或いは突起係合ピンが
取付孔を貫通してキャップ係合穴に係合し、互いに超音
波融着していることから、ベルト本体に対するガイド体
の接合力は強固である。
【0010】更に、突起及び固定キャップが耐熱性の材
料により構成されたことから、ガイド体は耐熱性を有す
る。
【0011】請求項2に記載の発明にあっては、コンベ
ア装置1における主動プーリ5と従動プーリ7に掛け回
すことが可能であって、周方向に沿って多数の取付孔1
2を有し、無端状に成形された耐熱性のベルト本体11
と、多数の取付孔12の周縁部にそれぞれ接合された多
数のガイド体13とを備えてなり、各ガイド体13は、
上記ベルト本体11の裏側に於いてベルト本体11の上
記取付孔12に対応して配設され、上記プーリ5,7の
周面に形成されたガイド周溝6,8に嵌合可能であっ
て、突起係合穴16或いは突起係合ピン18を有し、耐
熱性の硬質樹脂により構成された突起14と、上記ベル
ト本体11の裏側に於いて上記取付孔12に対応して配
設され、上記突起14の上記突起係合穴16に上記取付
孔12を貫通して係合するキャップ係合ピン17或いは
上記突起係合ピン18が上記取付孔12を貫通して係合
するキャップ係合穴19を有し、耐熱性の硬質樹脂によ
り構成された固定キャップ15とからなり、上記突起1
4と固定キャップ15は、ベルト本体11を挟持した態
様で互いに超音波融着せしめられているとこを特徴とす
るコンベアベルトである。
【0012】請求項2に記載の発明特定事項によると、
主動プーリ及び従動プーリの回転によってコンベアベル
トを走行させて、コンベアベルトに支持された被搬送物
を搬送することができる。ここで、コンベアベルトの走
行中において、多数のガイド体がガイド周溝に嵌合する
ことによって、プーリ(主動プーリ、従動プーリ)の周
面上においてコンベアベルトのベルト幅方向の滑りをな
くして、コンベアベルトの蛇行を防止することができ
る。
【0013】また、ガイド体は、ベルト本体に沿って帯
状に成形されるものでなく、突起と固定キャップとから
なるものであって、コンベアベルトを走行させてもガイ
ド体に曲げ変形が生じることはない。更に、コンベアベ
ルトの走行によってベルト本体が曲げ変形して、ベルト
本体とガイド体の接合を解除しようとする力が働く傾向
にあるが、突起と固定キャップにより取付孔の周縁部を
挟んだ状態の下で、キャップ係合ピンが取付孔を貫通し
て突起係合穴に係合していること或いは突起係合ピンが
取付孔を貫通してキャップ係合穴に係合し、互いに超音
波融着していることから、ベルト本体に対するガイド体
の接合力は強固である。
【0014】更に、突起及び固定キャップが耐熱性の硬
質樹脂により構成されたことから、ガイド体は耐熱性を
有する。
【0015】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
1又は請求項2に記載の発明特定事項の他に、上記突起
の断面が略V字形状になるように構成したことを特徴と
する。
【0016】請求項3に記載の発明特定事項によると、
請求項1又は請求項2に記載の発明特定事項による作用
の他に、突起の断面が略V字形状になるように構成した
ことから、突起の断面形状を従来のガイド帯の断面形状
と略同じにすることができる。
【0017】請求項4に記載の発明にあっては、コンベ
アベースと、このコンベアベースに設けられ、周面にガ
イド周溝が形成されてあって、回転可能な主動プーリ
と、上記コンベアベースに上記主動プーリに離隔して設
けられ、周面にガイド周溝が形成されてあって、回転可
能な従動プーリと、上記主動プーリの回転軸に連動連結
した出力軸を有した搬送モータと、上記主動プーリと上
記従動プーリに掛け回すように設けられた請求項1から
請求項3のうちのいずれかの請求項に記載のコンベアベ
ルトとを備えてなることを特徴とする。
【0018】請求項4に記載の発明特定事項によると、
請求項1から請求項3のうちのいずれかの請求項に記載
の発明特定事項による作用と同様の作用を奏する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1から図3に示すように、本発
明の実施の形態に係わるコンベア装置1は、被搬送物
(例えば加工素材、工業半製品、食品等)Wを図示省略
の複数の処理装置(例えば成形処理装置、加熱処理装
置、穴あけ処理装置、等)の間で搬送したり、上記処理
装置の内部で搬送したり等する装置であって、以下、コ
ンベア装置1について詳細に説明する。
【0020】コンベア装置1はコンベアベース2を備え
ており、このコンベアベース2は左右方向(「左」は、
図1において左、図2及び図3において紙面に向かって
表、「右」は、図1において右、図2及び図3において
紙面に向かって裏)へ延びている。このコンベアベース
2の左部には一対の主動プーリ支持部材3が前後
(「前」は、図1において紙面に向かって表、図2及び
図3において右、「後」は、図1において紙面に向かっ
て裏、図2及び図3において左)に離隔して設けられて
おり、コンベアベース2の右部には一対の従動プーリ支
持部材4が前後に離隔して設けられている。
【0021】一対の主動プーリ支持部材3には回転可能
な主動プーリ5が設けられており、この主動プーリ5の
周面における前端付近及び後端付近にはガイド周溝6が
それぞれ形成されている。一対の従動プーリ支持部材4
には回転可能な従動プーリ7が主動プーリ5に左右に離
隔して設けられており、この従動プーリ7の周面におけ
る前端付近及び後端付近にはガイド周溝8がそれぞれ形
成されている。
【0022】コンベアベース2の左部には搬送モータ9
が設けられており、この搬送モータ9は出力軸9sを有
してあって、この出力軸9sは主動プーリ5の回転軸5
sに図示省略のギア機構を介して連動連結してある。
【0023】図2から図5に示すように、主動プーリ5
及び従動プーリ7にはコンベアベルト10が掛け回すよ
うに設けられており、このコンベアベルト10の蛇行を
防止して被搬送物Wの搬送を適切に行うために、上記プ
ーリ(主動プーリ5、従動プーリ7)の周面にガイド周
溝6,8を形成する他に、コンベアベルト10は次のよ
うな構成を採っている。
【0024】即ち、コンベアベルト10は、無端状に成
形された耐熱性のベルト本体11を備えており、このベ
ルト本体11は主動プーリ5と従動プーリ7に掛け回す
ことが可能である。ベルト本体11は、全面をネット状
に構成してあって、周方向に沿って多数の取付孔12を
有してある。
【0025】図6から図8に示すように、多数の取付孔
12の周縁部には多数のガイド体13がそれぞれ接合さ
れており、各ガイド体13は、ベルト本体11の裏側に
於いて取付孔12に対応して配設される突起14と、突
起14と協働して取付孔12の周縁部を挟んだ状態の下
でベルト本体11の表側に配設される固定キャップ15
からなるものである。ここで、突起14はガイド周溝
6,8に嵌合可能であって、突起14の高さはガイド周
溝6,8の深さよりも短くなるように構成してあり、突
起14の断面は略V字形状になるように構成してある
(図2及び図3参照)。また、突起14及び固定キャッ
プ15は耐熱性の硬質樹脂(例えばポリカーボネート又
はポリアセタール)によりそれぞれ構成されている。
【0026】更に、突起14の中央部には突起係合穴1
6が有してあって、固定キャップ15の中央部には突起
係合穴16に取付孔12を貫通して係合するキャップ係
合ピン17を有してある。従って、ベルト本体11は、
突起14の突起係合穴16に固定キャップ15のピン1
7が嵌合することにより、突起14と固定キャップ15
に挟持される。而も、突起14と固定キャップ15を、
互いに超音波融着によって接合したものである。なお、
突起係合穴16及びキャップ係合ピン17を有する代わ
りに、図9に示すように、突起14の中央部に突起係合
ピン18を有し、かつ固定キャップ15の中央部に突起
係合ピン18が取付孔12を貫通して係合するキャップ
係合穴19を有するようにしてもよい。この場合でも突
起14と固定キャップ15を超音波融着するものであ
る。
【0027】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
【0028】搬送モータ9の駆動により主動プーリ5を
回転させることにより、従動プーリ7を連動して回転さ
せつつ、コンベアベルト10を走行させることができ
る。これによって、コンベアベルト10に支持された被
搬送物Wを複数の処理装置の間で搬送したり、処理装置
の内部で搬送したり等することができる。ここで、コン
ベアベルト10の走行中において、多数のガイド体13
がガイド周溝6,8に嵌合することによって、上記プー
リ5,7の周面上においてコンベアベルト10のベルト
幅方向の滑りをなくして、コンベアベルト10の蛇行を
防止することができる。
【0029】また、ガイド体13は、ベルト本体11に
沿って帯状に成形されるものでなく、突起14と固定キ
ャップ15とからなるものであって、コンベアベルト1
0を走行させてもガイド体13に曲げ変形が生じること
はない。更に、コンベアベルト10の走行によってベル
ト本体11が曲げ変形して、ベルト本体11とガイド体
13の接合を解除しようとする力が働く傾向にあるが、
互いに超音波融着されている突起14と固定キャップ1
5により取付孔12の周縁部を挟んだ状態で、ベルト本
体11が挟持されているから、ベルト本体11に対する
ガイド体13の取付力は強固である。
【0030】更に、突起14及び固定キャップ15が耐
熱性の硬質樹脂により構成されたことから、ガイド体1
3は耐熱性を有する。また、突起14の断面が略V字形
状になるように構成したことから、突起14の断面形状
を従来のガイド帯の断面形状と略同じにすることができ
る。
【0031】以上の如き、本発明の実施の形態によれ
ば、コンベアベルト10を走行させてもガイド体13に
曲げ変形が生じることはなく、ベルト本体11に対する
ガイド体13の接合力は強固であるため、コンベアベル
ト10の走行時間、走行回数が増えても、ガイド体13
が応力疲労により劣化することがなく、ガイド体13が
ベルト本体11から外れることもない。よって、コンベ
アベルト10の蛇行防止を十分かつ安定的に行うことが
できる。
【0032】また、ベルト本体11が耐熱性を有する他
に、ガイド体13も耐熱性を有するため、コンベアベル
ト10を例えば加熱処理装置の内部等の温領域で使用す
ることも容易である。
【0033】更に、突起14の断面形状を従来のガイド
帯の断面形状と略同じにすることができるため、従来の
コンベア装置におけるガイド溝付プーリ(主動プーリ、
従動プーリ)を用いることができ、コストの低下を図る
ことができる。
【0034】なお、本発明は、前述の発明の実施の形態
の説明に限るものではなく、例えば、ネット状に成形さ
れたベルト本体11を用いる代わりに、他の耐熱性のベ
ルト本体を用いても差し支えない。
【0035】
【発明の効果】請求項1から請求項4のうちのいずれか
の請求項に記載の発明によれば、コンベアベルトを走行
させてもガイド体に曲げ変形が生じることはなく、ベル
ト本体に対するガイド体の接合力は強固であるため、コ
ンベアベルトの走行時間、走行回数が増えても、ガイド
体が応力疲労により劣化することがなく、ガイド体がベ
ルト本体から外れることもない。よって、コンベアベル
トの蛇行防止を十分かつ安定的に行うことができる。
【0036】また、ベルト本体が耐熱性を有する他に、
ガイド体も耐熱性を有するため、コンベアベルトを例え
ば加熱処理装置の内部等の温領域で使用することも容易
である。
【0037】更に、請求項3又は請求項4に記載の発明
によれば、突起の断面形状を従来のガイド帯の断面形状
と略同じにすることができるため、従来のコンベア装置
におけるガイド溝付プーリ(主動プーリ、従動プーリ)
を用いることができ、コストの低下を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるベルトコンベア装
置の正面図である。
【図2】図1におけるII-II線に沿った図である。
【図3】図1におけるIII-III線に沿った図である。
【図4】コンベアベルトの一部分の平面図である。
【図5】コンベアベルトの一部分の正面図である。
【図6】(a)は、突起の正面図であって、(b)は、
突起の底面図である。
【図7】(a)は、固定キャップの正面図であって、
(b)は、固定キャップの底面図である。
【図8】ガイド体をベルト本体に接合した状態を示す断
面図である。
【図9】他の実施の態様のガイド体をベルト本体に接合
した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コンベア装置 2 コンベアベース 5 主動プーリ 6 ガイド周溝 7 従動プーリ 8 ガイド周溝 9 搬送モータ 10 コンベアベルト 11 ベルト本体 12 取付孔 13 ガイド体 14 突起 15 固定キャップ 16 突起係合穴 17 キャップ係合ピン 18 突起係合ピン 19 キャップ係合穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 準二 東京都調布市下石原1丁目6番地2 株式 会社中央シオノヤ内 (72)発明者 湯川 浩明 東京都調布市下石原1丁目6番地2 株式 会社中央シオノヤ内 Fターム(参考) 3F024 AA07 CA04 DA07 DA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベア装置1における主動プーリ5と
    従動プーリ7に掛け回すことが可能であって、周方向に
    沿って多数の取付孔12を有し、無端状に成形された耐
    熱性のベルト本体11と、 多数の取付孔12の周縁部にそれぞれ接合された多数の
    ガイド体13とを備えてなり、 各ガイド体13は、 上記ベルト本体11の裏側に於いてベルト本体11の上
    記取付孔12に対応して配設され、上記プーリ5,7の
    周面に形成されたガイド周溝6,8に嵌合可能であっ
    て、突起係合穴16或いは突起係合ピン18を有し、耐
    熱性の材料により構成された突起14と、 上記ベルト本体11の裏側に於いて上記取付孔12に対
    応して配設され、上記突起14の上記突起係合穴16に
    上記取付孔12を貫通して係合するキャップ係合ピン1
    7或いは上記突起係合ピン18が上記取付孔12を貫通
    して係合するキャップ係合穴19を有し、耐熱性の材料
    により構成された固定キャップ15とからなり、上記突
    起14と固定キャップ15は、ベルト本体11を挟持し
    た態様で互いに融着せしめられているとこを特徴とする
    コンベアベルト。
  2. 【請求項2】 コンベア装置1における主動プーリ5と
    従動プーリ7に掛け回すことが可能であって、周方向に
    沿って多数の取付孔12を有し、無端状に成形された耐
    熱性のベルト本体11と、 多数の取付孔12の周縁部にそれぞれ接合された多数の
    ガイド体13とを備えてなり、 各ガイド体13は、 上記ベルト本体11の裏側に於いてベルト本体11の上
    記取付孔12に対応して配設され、上記プーリ5,7の
    周面に形成されたガイド周溝6,8に嵌合可能であっ
    て、突起係合穴16或いは突起係合ピン18を有し、耐
    熱性の硬質樹脂により構成された突起14と、 上記ベルト本体11の裏側に於いて上記取付孔12に対
    応して配設され、上記突起14の上記突起係合穴16に
    上記取付孔12を貫通して係合するキャップ係合ピン1
    7或いは上記突起係合ピン18が上記取付孔12を貫通
    して係合するキャップ係合穴19を有し、耐熱性の硬質
    樹脂により構成された固定キャップ15とからなり、上
    記突起14と固定キャップ15は、ベルト本体11を挟
    持した態様で互いに超音波融着せしめられているとこを
    特徴とするコンベアベルト。
  3. 【請求項3】 上記突起14の断面が略V字形状になる
    ように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載のコンベアベルト。
  4. 【請求項4】 コンベアベース2と、 このコンベアベース2に設けられ、周面にガイド周溝6
    が形成されてあって、回転可能な主動プーリ5と、 上記コンベアベース2に上記主動プーリ5に離隔して設
    けられ、周面にガイド周溝8が形成されてあって、回転
    可能な従動プーリ7と、 上記主動プーリ5の回転軸5sに連動連結した出力軸9
    sを有した搬送モータ9と、 上記主動プーリ5と上記従動プーリ7に掛け回すように
    設けられた請求項1から請求項3のうちのいずれかの請
    求項に記載のコンベアベルト10とを備えてなることを
    特徴とするコンベア装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009013537A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Tsubakimoto Chain Co 不織布製造装置
CN110092043A (zh) * 2018-01-30 2019-08-06 赫森电气(无锡)有限公司 一种熔断器外盖封口缩口机

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