JP2003028531A - 材料ウェブを冷却する装置 - Google Patents

材料ウェブを冷却する装置

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JP2003028531A
JP2003028531A JP2002132513A JP2002132513A JP2003028531A JP 2003028531 A JP2003028531 A JP 2003028531A JP 2002132513 A JP2002132513 A JP 2002132513A JP 2002132513 A JP2002132513 A JP 2002132513A JP 2003028531 A JP2003028531 A JP 2003028531A
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cooling
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Vroome Clemens Johannes Maria De
ヨハネス マリア デ フロオメ クレメンス
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Heidelberger Druckmaschinen AG
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    • F26B13/10Arrangements for feeding, heating or supporting materials; Controlling movement, tension or position of materials
    • F26B13/14Rollers, drums, cylinders; Arrangement of drives, supports, bearings, cleaning
    • F26B13/18Rollers, drums, cylinders; Arrangement of drives, supports, bearings, cleaning heated or cooled, e.g. from inside, the material being dried on the outside surface by conduction
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造によって、およびそれによってコ
ストを下げながら、同時に高い信頼性で材料ウェブを冷
却する装置を提供する。 【解決手段】 印刷されて熱風乾燥機2で加熱された紙
ウェブ14を冷却する装置は、燃焼室10の廃熱を、材
料ウェブ14の冷却のために冷却装置12に通される冷
媒52の気化冷却に利用し、冷媒52の第1の割合は気
化し、冷媒52の第2の割合は気化熱が奪われることに
よって冷却される。この装置は、少なくとも一部が燃焼
室10の廃熱によって蒸気が生成される蒸気発生器26
と、蒸気で作動させられて負圧が作用する蒸気噴射真空
ノズル34,36と、少なくとも一部分気化させて冷却
するために冷媒52に負圧が作用する負圧室50とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1および請
求項11の前提項に記載の、材料ウェブ、特に印刷され
て熱風乾燥機で加熱された紙ウェブを冷却する装置およ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば紙ウェブなどの材料ウェブをウ
ェブ輪転印刷機で印刷する場合、ヒートセットインキで
印刷されたウェブを、最後の印刷ユニットから出た後
に、たとえば熱風乾燥機などの乾燥機に通すことが公知
である。ウェブはこの乾燥機を通過するときに、たとえ
ば約300℃の熱風を吹き付けられることによって乾か
される。材料ウェブは、乾燥機を出た後、たとえば約1
00℃の温度になっており、後続する折り機に供給され
る前に、たとえば冷却ローラスタンドなどの冷却装置を
通され、ここで、冷却水が流れる冷却ローラの回りを案
内され、その際にたとえば約20℃まで冷却される。こ
れにより、材料ウェブの上の印刷インキが完全に硬化す
るので、材料ウェブは後続する折り機で裏移りすること
がなく、したがって印刷画像に損傷を生じることなく、
所望のやり方で折ることができる。
【0003】熱風乾燥機では、必要な温度上昇が、たと
えば燃焼室での燃料ガスの燃焼および/または材料ウェ
ブから気化した溶剤の後燃えによって生じ、このとき、
加熱された空気や後燃えした空気の一部は常にエネルギ
ーとして利用されずに廃熱として排気筒に供給される。
それと同時に冷却装置の運転のために、すなわち冷却装
置に付属する冷却器、たとえば圧縮式冷却器の運転のた
めに、たとえば100kWのオーダーの冷却出力が必要
である。
【0004】欧州特許出願公開明細書0997597よ
り、吸収式冷却器の運転のために必要な熱エネルギーが
後燃焼室の高温の排ガスによって供給される、印刷した
ばかりの紙ウェブを乾燥、冷却する装置が公知である。
そのために、高温の排ガスはまず熱交換機に供給され、
そこで熱の一部が、煮沸装置の加熱蛇管を通って流れ
る、第1の循環路にある熱媒に伝えられる。煮沸装置で
は、たとえばアンモニア溶液などの冷媒溶液から、高温
高圧で気体状の冷媒が取り出され、この冷媒が第2の循
環路で、第3の循環路の、再冷却器と接続された冷却蛇
管が配置されている液化器に供給される。液化器では、
気体状の冷媒が、第3の循環路のポンプ輸送された冷却
水との熱交換によって液化され、第2の循環路でリリー
フ弁を介して、第4の循環路を通じて冷却装置の冷却レ
ジスタと接続された加熱蛇管が配置されている気化器に
供給される。気化器にある加熱蛇管を介して熱が冷媒に
放出され、それによって、第4の循環路の中の熱媒が冷
却される。低圧の冷媒蒸気は、気化器から第2の循環路
を介して吸収器に達し、そこで密度の低い冷媒溶液に吸
収される。吸収器には、吸収器で放出された吸収熱を運
び出す第5の循環路の冷却蛇管が配置されている。今や
濃度が高くなった冷媒溶液は、第2の循環路の内部でポ
ンプによって高圧で煮沸装置に戻され、その間にも、煮
沸装置からは制御弁を介して冷媒の少ない溶液が吸収器
へ同時に供給されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この装置は非常にコス
トのかかる構造を有しており、特に、互いに隔てられた
5本の熱媒循環路と冷媒循環路を含んでおり、そのため
に、一方では投資コストや運転コストが高くなり、また
他方ではサイズが非常に大きくなるために、費用を費や
して相応に広い設置面積を準備しなければならないとい
う欠点がある。そのうえ、この装置は運転のために揮発
しやすい冷媒が必要であり、こうした冷媒は、通常は閉
じられている第2の循環路に漏れが生じると圧力室に出
てしまい、環境や健康の被害につながる恐れがあること
が欠点である。
【0006】さらに従来技術より、高圧下にある蒸気に
よって真空を生成する、たとえばSchutt&Koe
tring社が販売しているような蒸気噴射真空ポンプ
が公知である。そのために、高圧下にある蒸気はまずノ
ズルに供給され、このノズルから、圧力を下げると同時
に蒸気の速度を高めながら、ノズルの後に配置された、
蒸気噴射真空ノズルの先細になっている区域へ流入す
る。このとき、中央区域とつながっている、たとえば側
方の開口部に真空が生成される。次いで、蒸気は蒸気噴
射真空ノズルの拡がっている区域を通って流れ、このと
きに速度が再び下がって蒸気の圧力が再び上がるので、
蒸気が外部圧力に抗して蒸気噴射真空ノズルから逃げる
ことができる。
【0007】したがって、本発明の目的は、簡単な構造
によって、およびそれによってコストを下げながら、同
時に高い信頼性で材料ウェブを冷却する装置を提供する
ことである。さらに、本発明の目的は、非常に少ない可
動部品しか含んでおらず、装置の構造や操作に特別な要
求を課す化学薬品を使わずに作動する、材料ウェブを冷
却する装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
れば、請求項1の特徴によって解決される。本発明のそ
の他の特徴は従属請求項に記載されている。
【0009】材料ウェブ、特に印刷されて熱風乾燥機で
加熱された、ウェブ輪転印刷機の紙ウェブを冷却する冷
却装置であって、加熱装置の廃熱を、材料ウェブの冷却
のために冷却装置に通される冷媒の気化冷却に利用し、
冷媒の第1の割合は気化し、冷媒の第2の割合は気化熱
が奪われることによって冷却される、材料ウェブを冷却
する装置は、少なくとも一部が加熱装置の廃熱によって
蒸気が生成される少なくとも1つの蒸気発生器と、蒸気
で作動させられて負圧を生成する少なくとも1つの蒸気
噴射真空ノズルと、少なくとも一部を気化させて冷却す
るために冷媒に負圧が作用する負圧室とを備えているこ
とを特徴とする。
【0010】本発明によれば、材料ウェブを冷却する装
置が非常に少数の扱いやすい部品しか有していないの
で、一方では、装置の購入や運転が少ないコストしか生
まず、また他方では装置の運転も同じくわずかなコスト
と、同時に非常に高い信頼性とで実施することができ
る。本発明の装置は、発揮する出力に比べて非常にわず
かな構造容積しか有さない蒸気噴射真空ノズルを有して
おり、それによって有利なことに、この蒸気噴射真空ノ
ズルは大がかりな改修工事をしなくても、材料ウェブを
冷却する装置の付近または内部に配置することができ
る。さらに、このような蒸気噴射真空ノズルは有利なこ
とに可動部品を有していないので、運転中に非常にわず
かな磨耗、もしくは問題にならないほどの磨耗しか発生
せず、それにより、ひいては修理の費用と作業コストが
減る。さらに、本発明の装置は少なくとも部分的に加熱
装置の廃熱を利用し、それによって有利なことに、エネ
ルギーとコストの大幅な低減をもたらす。
【0011】本発明の別の実施態様では、本装置は、冷
媒に供給される第1の負圧を生成する第1の蒸気噴射真
空ノズルを有しているだけでなく、第1の負圧よりも大
きい、冷媒に作用する第2の負圧を生成する、少なくと
も1つの第2の蒸気噴射真空ノズルも有している。
【0012】複数の蒸気噴射真空ノズルを使用すること
で、有利なことに、負圧室内に冷媒によって所望の真空
を段階的に生成することが可能である。そのために、第
1の蒸気噴射真空ノズルは初期真空を生成することがで
き、この初期真空を出発点として、少なくとも1つの別
の蒸気噴射真空ノズルが所望の真空を生成するか、また
は、さらに別の蒸気噴射真空ノズルによって段階的に下
げることのできる中間真空だけを生成する。それによっ
てたとえば、有利なことに、極端に出力の高い蒸気噴射
真空ノズルの代わりに、それよりも低い出力を有する複
数の蒸気噴射真空ノズルを、所望の真空の生成のために
作動させることが可能である。さらに、蒸気噴射真空ノ
ズルは、すでに述べたように、有利なことに小さな寸法
しか有していないので、複数の蒸気噴射真空ノズルを使
用した場合でさえ、全体として、材料ウェブを冷却する
装置で比較的狭い所要スペースしかとらないという利点
が得られる。
【0013】さらに、負圧室が、冷媒を交換するために
相互に接続された少なくとも2つの区域または少なくと
も2つの部分室を有していることも可能であり、この場
合、これらの区域または部分室には異なる大きさの負圧
が供給される。
【0014】それにより、たとえば、これらの区域また
は部分室のそれぞれを、各々に付属する独自の蒸気噴射
真空ノズルによってそれぞれ所望の真空になるように排
気し、それによって、相互に接続されているうちの最後
の区域または部分室に、所望の最終真空を生成すること
が可能である。
【0015】さらに、本装置に温度測定器と制御または
調節装置を設けることが可能であり、この場合、温度測
定器は冷媒が冷却装置に通される前に冷媒の温度を測定
し、制御または調節装置はその温度に応じて、蒸気噴射
真空ノズルを通過する蒸気流量を制御または調節する。
【0016】蒸気噴射真空ノズルを通る蒸気流量を増や
すと、蒸気噴射真空ノズルはより高い真空を生成し、そ
れによって気化する冷媒の量が増え、それと同時に、負
圧室に残る冷媒がより強力に冷却される。蒸気流量の減
少は、同様にして、負圧室のなかの冷媒の冷却が弱まる
ことにつながる。したがって、冷媒の温度を制御または
調節するために、好ましい簡単なやり方で、冷却装置に
通される前に測定された冷媒の温度に基づいて、たとえ
ば弁の制御などによって所望の仕方で蒸気流量に影響を
与えることができる。したがって、たとえば冷媒を所定
の温度に調整または制御することを、簡単なやり方で、
かつ素早い反応で実行できる。制御または調節装置は、
温度を調節するために、実際値としての測定された温度
値を、目標値としての設定された温度値と比較し、両値
の差に応じて調節を行う、公知の仕方で構成された調節
装置を有している。
【0017】本発明による装置のさらに別の実施態様
は、ポンプと、圧力測定器と、制御または調節装置とを
有していることができ、このポンプは真空室から冷却装
置への供給配管に組み込まれていてよく、圧力測定器は
ポンプの前後における冷媒の圧力差を測定することがで
き、制御または調節装置はこの圧力差に応じて、ポンプ
の送出能力を公知の仕方で制御または調節する。
【0018】それにより、有利なことに、冷却装置に冷
媒が通される前の冷媒の圧力を所望のやり方で調整する
ことができる。
【0019】さらに他の本発明による装置は、冷媒の温
度が約10℃に調節され、冷媒の圧力は約1.7bar
に調節されることを特徴とすることができる。
【0020】さらに、廃熱が蒸気生成に利用される加熱
装置が熱風乾燥機であり、特に、熱風乾燥機の燃焼室ま
たは後燃焼装置であることも可能である。
【0021】特にウェブ輪転印刷機を運転するときに
は、印刷された材料ウェブを乾燥させるために、材料ウ
ェブを冷却する装置を作動させのに必要なエネルギー量
を廃熱が有している熱風乾燥機が使用されるので、廃
熱、すなわち熱風乾燥機の損失エネルギーが、少なくと
も部分的に直接有効エネルギーとして冷却装置に流れ込
むように、材料ウェブを冷却する装置の運転を、加熱装
置の運転と組み合わせるのが好ましい。このことは、特
に、乾燥機と冷却装置が互いに空間的に近く配置される
ので、特に、断熱されていなくてはならない長い配管を
省略できるという理由から好ましい。冷却装置が一体化
された熱風乾燥機、たとえば冷却ローラスタンドが一体
化された熱風乾燥機を運転する場合にも、材料ウェブを
冷却する本発明の装置をこれに設けることが特に好まし
い。この場合には有利なことに、設置面積を節約しなが
ら、たとえば材料ウェブを冷却する装置全体が乾燥機に
組み込まれていてよく、しかしながら、たとえば蒸気噴
射真空ノズルだけを乾燥機に組み込むことも考えられ
る。蒸気噴射真空ノズルはその機能原理に基づいて長細
い構造を有しているので、有利なことに、これを乾燥機
の、特に熱風乾燥機の、同じく長細い構造に組み込むの
が好適である。
【0022】本発明による装置の他の実施態様は、冷却
装置が、冷媒が通され、特に150mmから250mm
の範囲内の直径を有している、少なくとも1つの冷却ロ
ーラを含んでいることを特徴とすることができる。
【0023】さらに、少なくとも1つの冷却ローラを備
える冷却装置を本発明の装置と組み合わせて運転するこ
とは、本装置によって冷却された冷媒が冷却ローラを直
接通り抜けることができるので、有利なことに、それ以
外の熱交換器や冷媒を省略できるという利点につなが
る。さらに、冷却ローラの直径を150mmから250
mmの範囲内で選択することで、つまり冷却ローラの比
較的短い直径を選択することで、所望の冷却効果を得る
ために、たとえば中空の内部空間を有している冷却ロー
ラに比較的少量の冷媒を流すだけでよいという利点が得
られる。したがって、所要スペースが少ない本発明の装
置と、直径の短い冷却ローラを有する冷却ローラスタン
ドを組み合わせることで、全体として、ウェブ輪転印刷
機全体の設置面積を大幅に減らす冷却装置が得られる。
【0024】さらに、本発明の目的は、少ない費用と作
業コストと同時に高い信頼性で、材料ウェブの所望の冷
却をもたらす、材料ウェブを冷却する方法を提供するこ
とである。
【0025】本発明によれば、この目的は請求項11の
特徴によって達成される。
【0026】材料ウェブ、特に印刷されて熱風乾燥機で
加熱されたウェブ輪転印刷機の紙ウェブを冷却する本発
明の方法であって、加熱装置の廃熱が、材料ウェブの冷
却のために冷却装置に通される冷媒の気化冷却に利用さ
れ、冷媒の第1の割合は気化し、冷媒の第2の割合は気
化熱が奪われることによって冷却される、材料ウェブを
冷却する方法は、少なくとも部分的に加熱装置の廃熱に
よって蒸気を生成するステップと、この蒸気で蒸気噴射
真空ノズルを作動させ、蒸気噴射真空ノズルによって負
圧を生成するステップと、少なくとも部分的に冷媒を気
化させて冷却するために冷媒に負圧を作用させるステッ
プを備えていることを特徴とする。
【0027】本発明の方法を実施した場合、有利なこと
に、少ない費用と少ない作業コストで冷媒が冷却され、
ステップの数が少なくてそれぞれ簡単に実行可能なの
で、本方法は全体として長期間にわたって非常に信頼性
が高い。蒸気噴射真空ノズルによる負圧の生成は、可動
部品なしに、かつ特殊な化学品も使用せずに行われるの
で、いかなる磨耗現象も見込まれず、特別な安全対策を
省くことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0029】図1は、3つのセクション4,6、および
8と、燃焼室10と、内蔵された冷却ローラスタンド1
2とを有し、印刷された紙ウェブ14が冷却ローラ16
の回りに通される熱風乾燥機2を示している。熱風乾燥
機2によって生成された高温の排気は、配管18を介し
て熱交換器20に供給され、この熱交換器20から排気
筒22を通じて排出される。熱交換器20内では熱媒が
加熱され、この熱媒が供給配管24を介して蒸気発生器
26に供給され、そこから戻り配管28を介して熱交換
器20に戻される。しかしながら、配管18を介して熱
風乾燥機2の高温の排ガスで蒸気発生器26を直接運転
して、熱交換器20を省略することも可能である。蒸気
発生器26で生成された蒸気、たとえば水蒸気は、制御
可能な弁32が組み込まれた配管30を介して、第1の
蒸気噴射ノズル34と、第2の蒸気噴射ノズル36とに
送られ、そこからさらに配管38を介して、蒸気を熱風
乾燥機2の各セクション4,6,8のいずれかに戻すこ
とができる。このとき、たとえば線40で区切られた図
1の領域の内部に図示されている各部品は、熱風乾燥機
2の内部に配置されていてもよい。第1および第2の蒸
気噴射真空ノズル34および36を蒸気が流れて通過す
ると、狭くなった断面を有している地点42および44
でそれぞれ真空が生成され、この真空が、側方に取り付
けられた配管46および48を介して、中に冷媒52が
入っている真空室50に供給される。真空室50の中の
冷媒52で生成される真空により、冷媒52は部分的に
気化し、この蒸気は配管46および48を介して蒸気噴
射に取り込まれ、配管38を介して除去される。真空室
50は、蒸気噴射真空ノズル34によって第1の真空が
冷媒52で生成される第1の区域54を有しており、さ
らに、第1の区域54の中の第1の真空よりも高い第2
の真空が蒸気噴射真空ノズル36によって生成される第
2の区域56を有している。真空室50の中で冷媒52
が気化することで、冷媒52は気化熱を奪われることに
よって冷却され、ポンプ60が組み込まれた配管58を
介して、真空室50の第2の区域56から排出すること
ができる。そして冷媒52はある程度の温度とある程度
の圧力で、分岐点62から配管64、混合弁66、およ
び逆止め弁68を介して、冷却ローラスタンド12の冷
却ローラ70へ送られて、この冷却ローラに通される。
冷却ローラ70は、図面の都合上、拡大して冷却ローラ
スタント12の外に図示されている。冷却された冷媒5
2が冷却ローラ70を通り抜けることで、冷却ローラ7
0の表面は低い温度レベルに保たれるので、この表面を
通る紙ウェブ14は表面との接触によって冷却される。
冷媒52は冷却ローラ70を通過した後、配管72を介
して、冷媒52が内部に備蓄されている備蓄容器74に
供給され、そこから配管76を介して、および弁78を
介して、真空室50に冷媒52を送り返すことができ
る。備蓄容器74の中での冷媒52の高いレベルを保つ
ために、備蓄容器72は一方でオーバーフロー80を有
するとともに、他方では、フロート82で作動させるこ
とのできる弁84を有しており、備蓄容器74の中の冷
媒52のレベルが下がると、この弁84を介して供給部
86から冷媒52を備蓄容器72に供給することができ
る。所定の値に制御ないし調節するために、本発明によ
る装置はさらに別の部品を含んでいる。たとえば真空室
50は、真空室50内の冷媒52の温度を測定する温度
測定器88を備えていてよく、測定された温度値は、た
とえば、測定された温度値および場合により予め設定さ
れた温度値に応じてモータ92によって配管30内の調
節弁32を作動させる制御または調節装置90に供給さ
れる。弁32の開口状態に応じて、蒸気噴射真空ノズル
34および36に供給される蒸気の圧力を調整可能であ
り、その結果、地点42および44で生成される真空に
影響を与えることが可能である。この真空は、さらに真
空室50の中で気化する冷媒の量に影響を与え、すなわ
ち奪われる気化熱の量に影響を与えるので、このように
して冷媒52の温度を正確に調整することができる。さ
らに、圧力測定器94を用いて、ポンプ60の前後にあ
る各測定個所の圧力差を測定することができ、測定され
た値は、測定された値および場合により予め設定された
圧力差値に応じてモータ96によってポンプ60の送出
能力を上げ下げする制御または調節装置90に同じく供
給することができ、それによって、冷媒52が冷却ロー
ラ70を通る圧力を所望の仕方で、すなわち所望の値に
調整することができる。さらに、分岐点62を起点とし
て、配管98を介して冷媒52を加熱領域100に送
り、ここで冷媒52を加熱することが可能である。さら
に別の温度測定器102により、冷媒が冷却ローラ70
を通過する前の冷媒52の温度を測定することができ、
測定された値は、たとえばウェブ輪転印刷機の運転状態
に応じてモータ104によって混合弁66を作動させる
ことができる制御または調節装置90に同じく供給する
ことができ、それによって、真空室50からくる冷却さ
れた冷媒52が、加熱領域100からくる加熱された冷
媒52と混合されてから、冷却ローラ70に供給され
る。たとえば機械の停止時に約10℃の動作温度の冷媒
52の温度レベルを、混合弁60を作動させることによ
って約20℃まで上げることができ、そうすれば機械の
停止時に冷却ローラ70に結露が生じない。さらに、配
管64には、冷却ローラ70への冷媒52の流入を妨げ
ることができる逆止め弁68が設けられていてよく、こ
の逆止め弁68は、たとえば電磁的に作動する作動装置
106によって作動させることができる。真空室50を
冷媒52で満たすために、配管76は、同じく作動装置
110で作動可能な逆止め弁112によって供給部10
8と接続されている。これに加えて、真空室50内の冷
媒52のレベルを、図示しないレベル測定装置によって
測定することができる。このレベル測定装置は回線11
4を介して、真空室50への冷媒52の流入を調整する
ことのできる弁78を作動させるモータ116およびそ
の制御部と接続されていてよい。
【0030】こうした図1に示すような材料ウェブを冷
却する装置は、たとえば次のような数値によって特徴づ
けられていてよい。すなわち、紙ウェブの速度が15m
/sで幅が1460mm、ならびに紙ウェブの重量が9
0g/m2のとき、紙ウェブの温度は、冷却ローラスタ
ンド12に入る前の80℃の入口温度のウェブから、冷
却ローラスタンド12から出た後の35℃の出口温度ま
で下げることができ、このとき、図示した装置は約11
5kWhの出力を有していなければならない。そのため
に、蒸気発生器26によって約10barの圧力と18
0℃の温度の水蒸気が生成され、この水蒸気が両方の蒸
気噴射真空ノズル34,36に通されて、真空室50か
ら約2.8l/minの水蒸気を奪う。それにより、約
12mbarの負圧が真空室50に生成され、冷媒52
が約10℃から20℃まで冷却される。温度調節装置8
7ならびに圧力調節装置93により、冷却ローラ70を
通過する前の冷媒52が1.7barの圧力と10℃の
温度にされる。冷却ローラスタンド12およびその冷却
ローラ16,70を冷媒52が通過した後、冷媒52は
約1.2barに減った圧力と、上昇した14℃の温度
とを有している。このとき、冷却ローラスタンド12の
冷却ローラ16,70には、1時間あたり25m3の冷
媒52が通される。本装置を十分な大きさにするため
に、真空室50ならびに備蓄容器74はそれぞれ約40
lの容積を有していることができる。材料ウェブを冷却
するこのような装置を運転するときは、乾燥機2の後燃
えからの廃熱を利用すれば十分なので、それ以外の本装
置へのエネルギー供給を省くことができる。
【0031】制御または調節装置90は、表示部118
と、入力装置120と、測定値、設定値、さらにはウェ
ブ輪転印刷機の予め定義された動作状態の制御プロファ
イル一式が保存されていてよい記憶装置122とを含ん
でいてよい。制御または調節装置90は、そのために、
図示しない回線を通じて個々の測定装置88,94,1
02と接続されるとともに、さまざまな弁やその作動モ
ータとも接続されて、これらの部品の的確な制御または
調節が、制御または調節装置90の中の自動的に進行す
るプログラムによって、もしくは操作員の手作業での入
力によって実行できるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の概略構造を示す図である。
【符号の説明】
2 熱風乾燥機 4 セクション 6 セクション 8 セクション 10 燃焼室 12 冷却ローラスタンド 14 紙ウェブ 16 冷却ローラ 18 配管 20 熱交換器 22 排気筒 24 供給配管 26 蒸気発生器 28 戻り配管 30 配管 32 蒸気噴射ノズル 34 蒸気噴射ノズル 36 蒸気噴射ノズル 38 配管 40 線 42 地点 44 地点 46 配管 48 配管 50 真空室 52 冷媒 54 区域 56 区域 58 配管 60 ポンプ 62 分岐点 64 配管 66 混合弁 68 逆止め弁 70 冷却ローラ 72 配管 74 備蓄容器 76 配管 78 弁 80 オーバーフロー 82 フロート 84 弁 86 供給部 88 温度測定器 90 制御または調節装置 92 モータ 94 圧力測定器 96 モータ 98 配管 100 加熱領域 102 温度測定器 104 モータ 106 作動装置 108 供給部 110 作動装置 112 逆止め弁 114 回線 116 モータ 118 表示部 120 入力装置 122 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 クレメンス ヨハネス マリア デ フロ オメ オランダ国 5835 ベーベー ベウゲン オエフェルツェヴェーク 21 Fターム(参考) 2C020 CA01 CA10 3L044 AA04 BA06 CA12 DD03 HA03 JA03 KA05 3L113 AA02 AB01 BA30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料ウェブ(14)、特に印刷されて熱
    風乾燥機で加熱された、ウェブ輪転印刷機の紙ウェブ
    (14)を冷却する装置であって、この装置は加熱装置
    (2,10)の廃熱を、材料ウェブ(14)の冷却のた
    めに冷却装置(12)に通される冷媒(52)の気化冷
    却に利用し、冷媒(52)の第1の割合は気化し、冷媒
    (52)の第2の割合は気化熱が奪われることによって
    冷却される、材料ウェブを冷却する装置において、 少なくとも一部が前記加熱装置(10)の廃熱によって
    蒸気が生成される少なくとも1つの蒸気発生器(26)
    と、 蒸気で作動させられて負圧を生成する少なくとも1つの
    蒸気噴射真空ノズル(34,36)と、 少なくとも一部を気化させて冷却するために冷媒(5
    2)に負圧が作用する負圧室(50)とを備えているこ
    とを特徴とする、材料ウェブを冷却する装置。
  2. 【請求項2】 冷媒(52)に作用する第1の負圧を生
    成する第1の蒸気噴射真空ノズル(34)と、第1の負
    圧よりも大きい、冷媒(52)に作用する第2の負圧を
    生成する、少なくとも1つの第2の蒸気噴射真空ノズル
    (36)とを備えている、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記負圧室(50)が、冷媒(52)を
    交換するために相互に接続された少なくとも2つの区域
    (54,56)または少なくとも2つの部分室(54,
    56)を有しており、これらの区域または部分室(5
    4,56)には異なる大きさの負圧が作用する、請求項
    2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 冷媒が前記冷却装置(12)に通される
    前に冷媒(52)の温度を測定する温度測定器と、その
    温度に応じて、前記蒸気噴射真空ノズル(34,36)
    を通過する蒸気流量を制御または調節する制御または調
    節装置(90)とを備えている、請求項1から3までの
    いずれか1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記真空室(50)から前記冷却装置
    (12)への供給配管(58)に組み込まれているポン
    プ(60)と、前記ポンプ(60)の前後における冷媒
    (52)の圧力差を測定する圧力測定器(94)と、こ
    の圧力差に応じて前記ポンプ(60)の送出能力を制御
    または調節する制御または調節装置(90)とを備えて
    いる、請求項1から4までのいずれか1項に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 前記真空室(50)の中の冷媒(52)
    の温度が約10℃から20℃に調節され、冷媒(52)
    の圧力は約12mbarに調節される、請求項4または
    5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記加熱装置(2)が熱風乾燥機(2)
    であり、特に、熱風乾燥機の燃焼室(10)または後燃
    焼装置(10)である、請求項1から6までのいずれか
    1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記冷却装置(12)が、冷媒(52)
    が通され、特に150mmから250mmの範囲内の直
    径を有する、少なくとも1つの冷却ローラ(16,7
    0)を含んでいる、請求項1から7までのいずれか1項
    に記載の装置。
  9. 【請求項9】 乾燥機、特に熱風乾燥機において、 請求項1から8までのいずれか1項に記載の装置を備え
    ており、特に少なくとも蒸気噴射真空ノズル(34,3
    6)が前記乾燥機(2)に内蔵されていることを特徴と
    する乾燥機。
  10. 【請求項10】 印刷機、特にウェブ輪転印刷機におい
    て、 請求項1から8までのいずれか1項に記載の装置、また
    は請求項9に記載の乾燥機を備えていることを特徴とす
    る印刷機。
  11. 【請求項11】 材料ウェブ(14)、特に印刷されて
    熱風乾燥機で加熱された、ウェブ輪転印刷機の紙ウェブ
    (14)を冷却する方法であって、加熱装置(2,1
    2)の廃熱が、材料ウェブ(14)の冷却のために冷却
    装置(12)に通される冷媒(52)の気化冷却に利用
    され、冷媒(52)の第1の割合は気化し、冷媒(5
    2)の第2の割合は気化熱が奪われることによって冷却
    される、材料ウェブを冷却する方法において、 少なくとも部分的に前記加熱装置(2,10)の廃熱に
    よって蒸気を生成するステップと、 この蒸気で蒸気噴射真空ノズル(34,36)を作動さ
    せ、前記蒸気噴射真空ノズルによって負圧を生成するス
    テップと、 少なくとも部分的に冷媒(52)を気化させて冷却する
    ために冷媒(52)に負圧を作用させるステップを備え
    ていることを特徴とする、材料ウェブを冷却する方法。
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