JP2003023794A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JP2003023794A
JP2003023794A JP2001206091A JP2001206091A JP2003023794A JP 2003023794 A JP2003023794 A JP 2003023794A JP 2001206091 A JP2001206091 A JP 2001206091A JP 2001206091 A JP2001206091 A JP 2001206091A JP 2003023794 A JP2003023794 A JP 2003023794A
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signal
interpolation
edge
motor
circuit
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JP2001206091A
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Seiryu Takayama
誓龍 高山
Takao Maruyama
高穂 丸山
Akira Ando
亮 安藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/28Speed controlling, regulating, or indicating

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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の高いモータの制御を実現すると共
に、コストが低減されたディスク駆動装置を提供する。 【解決手段】 エッジ検出信号XEGの周期に応じて内
挿信号を生成する内挿エッジ回路37と、エッジ検出信
号XEGが正常に生成されている期間が所定値以上とな
った場合には、タイミング信号と内挿信号を併用するこ
とによって相切り替えを実行する相切り替え部33とを
備えたことを特徴とするディスク駆動装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装着されたディス
クを駆動するディスク駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録媒体としてのディスクを
駆動するディスク駆動装置においては、回転位置を検出
するホール素子を持たないブラシレスの三相モータ(以
下において、単に「モータ」とも呼ぶ。)が使用されて
いる。そして、該モータの回転により得られる各相の逆
起電圧と該モータの中点における電圧とを比較して、比
較結果を示す信号を生成し、該信号を所定時間遅延させ
ることによって該モータの相が切り替えられる。
【0003】このような方法において、モータの回転に
対する外乱や急激な回転数の変化により逆起エッジ信号
を検出できなかったときや、相切り替え時に生じるスパ
イクノイズを逆起エッジ信号として誤検出したときなど
には、正常にモータを制御できなくなってしまうという
問題がある。
【0004】ここで、上記のような問題を解決するた
め、電圧制御発振器を使用し、PLL回路によりアナロ
グ的に逆起エッジ信号を内挿する方法が提案されてい
る。
【0005】しかしながら、アナログ方式のPLL回路
により逆起エッジ信号を制御する方法では、上記のよう
に電圧制御発振器が必要であり、外付け部品の点数や必
要とされるLSIのピン数等が増加して、製造コストが
増大するという問題がある。
【0006】また、上記のような制御方法では、アナロ
グ方式のPLL回路に含まれたローパスフィルタの調整
をハード的に行う必要があるため、モータの制御を最適
化するのが容易でないという問題がある。
【0007】さらに、上記の電圧制御発振器は、量産し
たときに特性が大きくばらつく可能性があり、モータド
ライバICに内蔵した場合には、該モータドライバIC
の歩留まりを落とす要因にもなりかねないという問題が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題を解消するためになされたもので、信頼性の高いモ
ータの制御を実現すると共に、コストが低減されたディ
スク駆動装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、タイミ
ング信号の周期に応じて内挿信号を生成する内挿信号生
成手段と、タイミング信号が正常に生成されている期間
を計測する正常期間計測手段と、正常期間計測手段によ
って計測された期間が所定値以上となった場合には、タ
イミング信号と内挿信号を併用することによってモータ
を制御するモータ制御手段とを備えたことを特徴とする
ディスク駆動装置を提供することにより達成される。
【0010】このような手段によれば、タイミング信号
が所定の期間正常に生成されたときは、内挿信号を利用
しながらモータの回転駆動状態を容易に保持することが
できる。
【0011】ここで、供給される切り替え信号に応じ
て、タイミング信号あるいは内挿信号のいずれか一方を
選択的にモータ制御手段へ供給する動作切り替え手段を
さらに備えることにより、内挿動作のオン・オフを容易
に切り替えることができる。また、本発明の目的は、タ
イミング信号の周期に応じて内挿信号を生成する内挿信
号生成手段と、所定のタイミングにおいて、タイミング
信号の論理レベルが期待される論理レベルであるか否か
を判定する信号レベル判定手段と、タイミング信号に応
じてモータを制御すると共に、信号レベル判定手段によ
りタイミング信号の論理レベルが期待される論理レベル
でないと判断された場合には、内挿信号に応じてモータ
を制御するモータ制御手段とを備えたことを特徴とする
ディスク駆動装置を提供することにより達成される。
【0012】このような手段によれば、信号レベル判定
手段はタイミング信号が正常に生成されているか否かを
容易に監視することができるため、必要に応じた内挿信
号によるモータの制御を容易に実現することができる。
【0013】そして、タイミング信号の周期に応じて、
周期的に所定の期間活性化されるウィンドウ信号を生成
するウィンドウ信号生成手段と、ウィンドウ信号が活性
化されている期間内に生成された内挿信号のみをモータ
制御手段へ供給する内挿信号マスク手段とをさらに備え
ることにより、内挿信号におけるノイズを的確に除去す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態を図面を参照しつつ詳しく説明する。なお、図中同一
符号は同一または相当部分を示す。
【0015】図1は、本発明の実施の形態に係るディス
ク駆動装置の全体構成を示すブロック図である。図1に
示されるように、本発明の実施の形態に係るディスク駆
動装置は、ディスク1を回転させるスピンドルモータ3
と、ディスク1に記録された信号を読み取る読み取り部
5と、モータドライバ10と、RFアンプ11と、シス
テムLSI20と、ヘッドホンアンプ21とを備える。
そして、読み取り部5はピックアップ7と、レーザダイ
オード(LD)及びフォトディテクトIC(PD)から
なる素子部9とを含む。また、システムLSI20はC
LVサーボ回路13とモータコントローラ15、及びM
CU17とを含む。なお、上記スピンドルモータ3は上
記三相モータよりなるが、詳しくは後述する。
【0016】ここで、スピンドルモータ3及び読み取り
部5はモータドライバ10に接続され、RFアンプ11
は素子部9に接続される。また、システムLSI20
は、モータドライバ10及びRFアンプ11に接続さ
れ、ヘッドホンアンプ21はシステムLSI20に接続
される。
【0017】そして、モータコントローラ15はモータ
ドライバ10に接続され、CLVサーボ回路13はモー
タコントローラ15及びMCU17に接続される。ま
た、MCU17はモータコントローラ15に接続され
る。
【0018】上記のような構成を有する本実施の形態に
係るディスク駆動装置では、素子部9に含まれたフォト
ディテクトICにより検知された信号がRFアンプ11
により増幅され、システムLSI20によって所定の処
理が施される。そして、該信号はヘッドホンアンプ21
により増幅され、オーディオ信号として出力される。
【0019】一方、CLVサーボ回路13は、MCU1
7から供給される信号SWDT,SCLK,XLATに応じてパルス幅
変調を実行することにより、信号SPFを生成してモー
タコントローラ15へ供給する。なお、CLVサーボ回
路13は、信号XWLを生成してモータコントローラ1
5へ供給する。
【0020】また、モータコントローラ15は、MCU
17から供給される信号SWDT,SCLK,XLATにより制御さ
れ、CLVサーボ回路13から供給される信号SPFに
基づいてスピンドルモータ3を駆動するためのドライブ
電圧VSを生成して、モータドライバ10へ供給する。
さらに、モータコントローラ15は、スピンドルモータ
3を制御するための論理ドライブ信号DU,DV,DW
を生成してモータドライバ10へ供給する。
【0021】そして、モータドライバ10は、供給され
た論理ドライブ信号DU,DV,DW及びドライブ電圧
VSに応じてモータの回転位置を示す信号CU,CV,
CWを生成し、モータコントローラ15へ供給する。
【0022】図2は、図1に示されたモータドライバ1
0に含まれたドライブ部10aの構成を示す図である。
図2に示されるように、ドライブ部10aは三相制御部
23とプリドライバ25、コンパレータ27、Nチャネ
ルMOSトランジスタNT1〜NT6及び中間ノードN
1〜N3を含む。ここで、三相制御部23はモータコン
トローラ15に接続され、プリドライバ25は三相制御
部23に接続される。
【0023】一方、NチャネルMOSトランジスタNT
1,NT2とNチャネルMOSトランジスタNT3,N
T4、及びNチャネルMOSトランジスタNT5,NT
6は、それぞれ電源電圧ノードVccと接地ノードとの
間に直列接続され、各々のNチャネルMOSトランジス
タNT1〜NT6のゲートは、プリドライバ25に接続
される。
【0024】また、NチャネルMOSトランジスタNT
1,NT2の間に位置する中間ノードN1と、Nチャネ
ルMOSトランジスタNT3,NT4の間に位置する中
間ノードN2、及びNチャネルMOSトランジスタNT
5,NT6の間に位置する中間ノードN3は、モータT
PMとコンパレータ27に接続され、モータTPMの中
点CPはコンパレータ27に接続される。なお、上記モ
ータTPMは、図1に示されたスピンドルモータ3に内
蔵されるものである。
【0025】このような構成を有するドライブ部10a
では、三相制御部23がモータコントローラ15から供
給された論理ドライブ信号DU,DV,DW及びドライ
ブ電圧VSに基づいて、モータTPMを駆動する電流の
向きを決定し、該電流の向きを指示する信号をプリドラ
イバ25へ供給する。このとき、プリドライバ25は供
給された該信号をデコードし、NチャネルMOSトラン
ジスタNT1〜NT6のゲートへ閾値電圧以上の電圧を
選択的に供給する。これにより、該NチャネルMOSト
ランジスタNT1〜NT6が選択的にオンされ、中間ノ
ードN1〜N3の電位が調整されることによって、モー
タTPMへ所定の向きに電流が供給される。
【0026】また、コンパレータ27は、各相の電圧
(中間ノードN1〜N3の電位)と中点CPの電位とを
比較することによって、モータの回転位置を示す信号C
U,CV,CWを生成し、モータコントローラ15へ供
給する。
【0027】図3は、図1に示されたモータコントロー
ラ15の構成を示す図である。図3に示されるように、
モータコントローラ15は、エッジ検出部31と相切り
替え部33、ドライブ論理・ブレーキ論理回路35、内
挿エッジ回路37、ディレイ部39、コマンドデコード
クロック発生部40、マスク・リミッタ回路41、ウィ
ンドウ部43、起動回路45、PWM回路47、VS制
御部49を含む。
【0028】ここで、エッジ検出部31はモータドライ
バ10に接続され、相切り替え部33はエッジ検出部3
1と内挿エッジ回路37、ディレイ部39及び起動回路
45に接続され、ドライブ論理・ブレーキ論理回路35
は相切り替え部33及びPWM回路47に接続される。
【0029】また、内挿エッジ回路37は、信号CU,
CV,CWが供給されると共に、エッジ検出部31とデ
ィレイ部39、コマンドデコードクロック発生部40、
及びウィンドウ部43に接続され、ディレイ部39はエ
ッジ検出部31と内挿エッジ回路37に接続される。
【0030】また、コマンドデコードクロック発生部4
0はMCU17とCLVサーボ回路13、ディレイ部3
9及びVS制御部49に接続され、マスク・リミッタ回
路41は相切り替え部33及びディレイ部39に接続さ
れ、ウィンドウ部43はエッジ検出部31及びマスク・
リミッタ回路41に接続される。
【0031】そして、起動回路45にはスピンドルモー
タ3を起動させる際に必要とされる起動パラメータが供
給され、PWM回路47は起動回路45に接続される。
また、VS制御部49はエッジ検出部31と相切り替え
部33、ディレイ部39、PWM回路47、及びコマン
ドデコードクロック発生部40に接続される。
【0032】以下において、上記のような構成を有する
モータコントローラ15の動作を説明する。エッジ検出
部31は、後述する図10(a)〜(c)と図13
(a)〜(c)に示された信号CU,CV,CWの遷移
(エッジ)を検出して、各相のエッジ検出により得られ
たエッジ検出信号をNOR演算することによりエッジ検
出信号XEGを生成し出力する。
【0033】また、ディレイ部39は、エッジ検出部3
1により生成されたエッジ検出信号XEGに応じて、相
切り替えタイミングを計算する際に必要とされる遅延量
を計算し、スピンドルモータ3の回転速度を表すエッジ
間隔信号FEIを生成するが、後に詳しく説明する。
【0034】また、エッジ検出部31により該エッジが
正確に検出されない場合には、モータが脱調してしまう
ため、内挿エッジ回路37は、検出されるエッジが欠如
してしまった場合であってもスピンドルモータ3を正常
に回転させるよう、信号CU,CV,CWとエッジ検出
部31から供給されたエッジ検出信号XEG、ディレイ
部39から供給されたエッジ間隔信号EEX、及びウィ
ンドウ部43から供給された確認信号CH等に応じてエ
ッジを内挿し、相切り替え部33及びディレイ部39へ
相切り替え信号を供給する。なお、内挿エッジ回路37
については後に詳しく説明する。
【0035】また、相切り替え部33は、エッジ検出部
31と内挿エッジ回路37及びコマンドデコードクロッ
ク発生部40から供給される信号と、ディレイ部39で
決定される遅延量とに応じて、モータTPMの相切り替
えタイミングを示すマスクセット信号XMSを生成し、
マスク・リミッタ回路41及びVS制御部49へ供給す
ると共に、スピンドルモータ3の回転を制御するための
信号su,sv,swをドライブ論理・ブレーキ論理回
路35へ供給する。
【0036】一方、起動回路45は、上記のように、供
給された起動パラメータに応じてスタート信号ST及び
相切り替え信号を生成し、スタート信号STを相切り替
え部33へ供給すると共に、相切り替え信号を相切り替
え部33及びPWM回路47へ供給する。このとき、P
WM回路47は起動回路45から供給された信号をパル
ス幅変調してパルス幅変調(PWM)信号を生成する。
また、ドライブ論理・ブレーキ論理回路35は、スピン
ドルモータ3の回転を加速又は減速する回路であって、
相切り替え部33から供給された信号に応じて、論理ド
ライブ信号DU,DV,DWを生成する。
【0037】そして、マスク・リミッタ回路41は、デ
ィレイ部39から供給されたエッジ間隔信号FEI及び
相切り替え部33から供給されたマスクセット信号XM
Sに応じてマスク時間を決定すると共に、スピンドルモ
ータ3の回転速度を所定の範囲内に制限する。なお、マ
スク・リミッタ回路41は、マスク信号MSKを生成し
てウィンドウ部43へ供給する。
【0038】ここで、ウィンドウ部43は、供給された
エッジ検出信号及びマスク信号MSKに応じてウィンド
ウ信号を生成し、エッジ検出部31へ供給すると共に、
内挿エッジ回路37へ確認信号CHを供給する。なお、
上記ウィンドウ信号は、エッジ検出の許可又は不許可状
態を示すパルス信号で、例えばハイレベルの間のみエッ
ジ検出部31からエッジ検出信号が出力される。
【0039】また、コマンドデコードクロック発生部4
0は、内挿エッジ回路37から供給される信号SRとデ
ィレイ部39から供給されるエッジ間隔信号FEI、及
びVS制御部49から供給される信号BUSYに応じてシリ
アル信号SRDTを生成し、MCU17へ供給する。このと
き、MCU17はシリアル信号SRDTをソフトウェアの実
行により監視しながら、コマンドSWDT,SCLK,XLATをコマ
ンドデコードクロック発生部40へ供給する。そして、
コマンドデコードクロック発生部40は、MCU17か
ら供給されたコマンドSWDT,SCLK,XLATをデコードし、最
大制御信号SPLTと選択信号SEL、コマンド信号SCD、及び
制御切り替え信号SSWを生成する。
【0040】さらに、VS制御部49は、PWM回路4
7から供給されたパルス幅変調信号とディレイ部39か
ら供給されたエッジ間隔信号FEI、CLVサーボ回路
13から供給された信号SPF,XWL、相切り替え部
33から供給されたマスクセット信号XMS、エッジ検
出部31から供給されたエッジ検出信号XEG、コマン
ドデコードクロック発生部40から供給された最大制御
信号SPLTと選択信号SEL及びコマンド信号SCDに応
じて、ドライブ電圧VSを生成しモータドライバ10へ
供給する。
【0041】また、VS制御部49は、コマンドデコー
ドクロック発生部40から供給された制御切り替え信号
SSWに応じて、相切り替え時にドライブ電圧VSの最大
値を減少させるいわゆるソフトスイッチング制御をオン
・オフする。
【0042】図4は、図3に示された内挿エッジ回路3
7の構成を示すブロック図である。図4に示されるよう
に、内挿エッジ回路37はローパスフィルタ130とサ
ンプリング信号生成回路131、内挿マスク部132、
OR回路133、AND回路134,142、エッジゲ
ート部135、内挿エッジカウンタ136、内挿デコー
ダ137、エッジ判断部138、ON/OFF切り替え
部139、レベルチェック部140、及び内挿エンコー
ダ141を含む。
【0043】ここで、ローパスフィルタ130とサンプ
リング信号生成回路131及び内挿マスク部132はデ
ィレイ部39に接続され、OR回路133は内挿マスク
部132及び後述する内挿デコーダ137に接続され
る。また、AND回路134は、エッジ検出信号XEG
が供給されると共に、OR回路133と後述するレベル
チェック部140に接続される。
【0044】また、エッジゲート部135及び内挿エッ
ジカウンタ136はAND回路134に接続され、内挿
デコーダ137はローパスフィルタ130及び内挿エッ
ジカウンタ136に接続される。そして、エッジ判断部
138はエッジ検出部31及び内挿デコーダ137に接
続され、ON/OFF切り替え部139及びAND回路
142はコマンドデコードクロック発生部40及びエッ
ジ判断部138に接続される。
【0045】また、レベルチェック部140は信号C
U,CV,CWが供給されると共に、ウィンドウ部43
及び内挿エンコーダ141に接続され、内挿エンコーダ
141は相切り替え部33に接続される。
【0046】上記のような構成を有する内挿エッジ回路
37は、以下の二つの方法によりエッジ信号を内挿して
相切り替え信号IOを生成する。すなわち、第一の方法
としてエッジ検出部31により生成されたエッジ検出信
号XEGと、ディレイ部39で生成された逆起エッジ信
号EEXとに基づいて相切り替え信号IOを生成する方
法があり、第二の方法として相切り替え部33から供給
された信号su,sv,swのレベルに応じて相切り替
え信号IOを生成する方法がある。
【0047】以下において、図5から図9を参照しつ
つ、上記第一の方法について説明する。まずサンプリン
グ信号生成回路131は、ディレイ部39から供給され
た逆起エッジの時間間隔を示す信号EEXに基づいて、
ローパスフィルタ130の周波数特性を決定するための
サンプリング信号SSLを生成する。
【0048】一方、内挿エッジ信号IEを生成するため
には、ある逆起エッジを検出した後に次の逆起エッジ信
号がどのタイミングで表れるかを予測する必要がある。
ここで、ローパスフィルタ130は、信号EEXの周波
数をモータの回転数に追従できる程度に低減することに
より、上記予測を可能とする。
【0049】そして、内挿デコーダ137は、ローパス
フィルタ130から供給された信号とフリーランで動い
ている内挿エッジカウンタ136から供給された信号と
を比較することにより、図5(b)に示された内挿エッ
ジ信号IE及び図5(c)に示されたキャプチャーウィ
ンドウ信号IWを生成する。
【0050】また、エッジ判断部138は、エッジ検出
部31から供給されたエッジ検出信号XEGと、内挿デ
コーダ137から供給されるキャプチャーウィンドウ信
号IWとに応じて、モータの回転制御がロック状態であ
るか否かを判定する。すなわち、図5(a)に示された
エッジ検出信号XEGの活性化タイミングが図5(c)
に示されたキャプチャーウィンドウ信号IWのロウレベ
ル(L)期間(ウィンドウ)の中に入った場合には、図
6(d)に示されるようにエッジ信号GEをロウレベル
に活性化させると共に、上記活性化タイミングがウィン
ドウ内に入らない場合には、図8(e)に示されるよう
に、NGエッジ信号NGEをロウレベルに活性化させ
る。
【0051】ここで、エッジ判断部138は、上記エッ
ジ信号GEが活性化された回数(以下、「グッド回数」
ともいう。)、及びNGエッジ信号NGEが活性化され
た回数(以下、「NG回数」ともいう。)をそれぞれカ
ウントすることによって、モータの回転制御がロック状
態にあるかアンロック状態にあるかを判断する。そし
て、図5(e)に示されるように、ロック状態にあると
判断された場合にはハイレベル(H)のロック信号LK
を出力して、後述するように内挿エッジ信号IEを内挿
すると共に、アンロック状態にあると判断された場合に
はロウレベル(L)のロック信号LKを出力する。な
お、エッジ判断部138から出力されるアンロック信号
ULKは、ロック信号LKの反転信号とされる。
【0052】ここで、上記グッド回数が連続的に3回以
上カウントされた場合にロック状態と判断し、上記NG
回数が連続的に2回以上カウントされた場合にアンロッ
ク状態にあると判断するよう設定された場合におけるエ
ッジ判断部138の動作例が図5のタイミングチャート
に示される。なお、上記のようなカウント数のしきい値
は、例えばMCU17により設定できるようにすること
ができる。
【0053】そして、図5(d)に示されるように、ロ
ック信号LKがハイレベルとされる期間において、エッ
ジ検出信号XEG又は内挿エッジ信号IEのうち、ウィ
ンドウ内で先に検出された方が相切り替え信号IOとし
て内挿エッジ回路37から出力される。すなわち、図5
(d)に示されたパルスP1,P3は、図5(b)に示
された内挿エッジ信号IEに応じて内挿され、パルスP
2は、図5(a)に示されたエッジ検出信号XEGに応
じて生成される。なお、このような内挿方法は、図4に
示されたエッジゲート部135をセット・リセットフリ
ップフロップ等により構成することによって実現され
る。
【0054】また、図6は上記グッド回数が連続的に3
回以上カウントされたことにより、エッジ判断部138
がロック状態にあると判断した場合の動作例を示すタイ
ミングチャートである。すなわち、予めグッド回数のし
きい値が上記と同様に3回と設定された場合には、図6
(d)から図6(f)に示されるように、エッジ信号G
Eに応じてカウントされたグッド回数のカウント値GE
Cが3とされた時刻T1において、ロック信号LKがロ
ウレベル(L)からハイレベル(H)へ切り替えられ
る。これにより、ロック信号LKがロウレベルとされる
時刻T1以前においては、エッジ検出信号XEGがその
まま相切り替え信号として利用され、ロック信号LKが
ハイレベルとされる時刻T1以降においては、エッジ検
出信号XEG及び内挿エッジ信号IEが相切り替え信号
として利用される。
【0055】同様に、図7には、グッド回数のカウント
値GECが3とされた後に、NGカウント数が2回連続
してカウントされ、NGカウント値NGECが2とされ
た結果、ロック信号LKをハイレベルからロウレベルへ
切り替えることによってロック状態を解除するエッジ判
断部138の動作が示される。
【0056】さらに、図8には、グッド回数のカウント
値GECが3とされた後に、NGカウント数が1回だけ
カウントされた場合におけるエッジ判断部138の動作
が示されるが、この場合にはNGカウント値NGECが
1とされるものの、予め設定されたしきい値よりも小さ
いため、図8(h)に示されるように、ロック信号LK
のレベルがハイレベル(H)に維持される。
【0057】なお、上記の内挿エッジ信号IEにおいて
も、明らかに不適切なタイミングで生成される場合があ
る。従って、図4に示されるように、内挿エッジ回路3
7内に内挿マスク部132を設けることによって、相切
り替え時における逆起エッジの誤検出を防ぐためのマス
クと同様、内挿エッジ信号IEに対してもモータの回転
数に追従したマスクが施される。
【0058】以上が上記第一の方法であるが、該方法に
おいては上記しきい値の他、キャプチャーウィンドウ信
号IWのウィンドウ幅を変えることにより、ロック状態
あるいはアンロック状態への遷移のし易さを制御するこ
とができる。
【0059】次に、相切り替え信号IOの第二の生成方
法を説明する。図4に示されたレベルチェック部140
は、図9(a)から図9(c)に示された信号CU,C
V,CWをモニタする。そして、ウィンドウ部43から
供給される図9に示された確認信号CHがハイレベル
(H)とされたタイミングにおいて、レベルチェック部
140は信号CU,CV,CWのレベルを確認し、該レ
ベルが期待されたレベルか否かを判断する。
【0060】すなわち、図9に示されるように、時刻T
1において信号CVがハイレベルからロウレベルへ遷移
したときは、レベルチェック部140は信号CVに関し
て時刻T2までの間ロウレベルであるか否かを監視す
る。このとき、図9に示されるように、レベルチェック
部140は、例えば時刻Tchにおいて信号CVがハイ
レベルであることを検知すると、動作状態が異常である
と判断すると共に、図9(f)に示されるように内挿エ
ッジ信号LEをAND回路134へ出力する。なお、ウ
ィンドウ部43は、例えば供給されたマスク信号MSK
におけるハイレベルからロウレベルへの遷移(立ち下が
り)タイミングにおいて、上記確認信号CHをハイレベ
ルへ活性化させるが、他のタイミングで活性化させるよ
うにすることもできる。
【0061】以上が上記第二の方法であり、レベルチェ
ック部140が信号CU,CV,CWのレベルをチェッ
クすることにより、相切り替えタイミングを示す信号を
動作状態に応じて内挿することができる。
【0062】また、内挿エッジ回路37に含まれたON
/OFF切り替え部139は、上記のような内挿機能を
オン又はオフする。すなわち、ON/OFF切り替え部
139は、MCU17からコマンドデコードクロック発
生部40を介して供給された切り替え信号SOFがオン
を指示するものであるときは、エッジ判断部138から
供給されたロック信号LKを相切り替え部33へ供給す
ると共に、切り替え信号SOFがオフを指示するもので
あるときは、ロック信号LKの相切り替え部33への供
給を中断する。さらに、AND回路142にはロック信
号LK及び切り替え信号SOFが供給され、これらの信
号間で論理積が演算されることにより選択信号SSが生
成される。なお、このようにして生成された選択信号S
Sは、相切り替え部33へ供給され、後述するように相
切り替え動作を制御する信号として利用される。
【0063】次に、上記のように生成された相切り替え
信号IOが供給されるディレイ部39について説明す
る。図10は、図3に示されたディレイ部39の構成を
示すブロック図である。図39に示されるように、ディ
レイ部39は計測用エッジ間隔カウンタ143とエッジ
レジスタ144、ディレイ用エッジ間隔カウンタ14
5、乗算回路146、ディレイカウンタ147及びエッ
ジレジスタ148とを備える。
【0064】ここで、計測用エッジ間隔カウンタ143
はエッジ検出部31に接続され、エッジレジスタ144
は計測用エッジ間隔カウンタ143に接続される。ま
た、ディレイ用エッジ間隔カウンタ145は内挿エッジ
回路37に接続され、乗算回路146はディレイ用エッ
ジ間隔カウンタ145に接続される。また、ディレイカ
ウンタ147は乗算回路146に接続され、エッジレジ
スタ148はディレイ用エッジ間隔カウンタ145に接
続される。
【0065】さらに、エッジレジスタ144の出力端は
コマンドデコードクロック発生部40に接続され、ディ
レイカウンタ147の出力端は相切り替え部33に接続
され、エッジレジスタ148の出力端はコマンドデコー
ドクロック発生部40とマスク・リミッタ回路41、及
びVS制御部49に接続される。
【0066】ここで、計測用エッジ間隔カウンタ143
は、エッジ検出信号XEGに応じてエッジの時間間隔を
計測し、エッジレジスタ144は該計測結果を記憶する
と共に、コマンドデコードクロック発生部40を介して
MCU17へ供給する。これによりMCU17は、供給
された該計測結果に応じてスピンドルモータ3の回転状
態を監視する。なお、該監視は、例えばMCU17が所
定のプログラムを実行することにより実現される。
【0067】一方、ディレイ用エッジ間隔カウンタ14
5は、内挿エッジ回路37から供給された相切り替え信
号IOに応じてエッジの時間間隔を計測し、計測された
値は乗算回路146により所定の定数が乗算される。そ
して、乗算回路146から出力されたデータはディレイ
カウンタ147に記憶されると共に、ディレイカウンタ
147は記憶した該データに応じて相切り替え信号DO
を生成して相切り替え部33へ供給する。
【0068】また、ディレイ用エッジ間隔カウンタ14
5により計測された値はエッジレジスタ148に供給さ
れ、エッジレジスタ148は該値に応じてエッジ間隔信
号FEIを生成し出力する。
【0069】次に、図3に示された相切り替え部33に
よる相切り替え動作について説明する。図11は、相切
り替え部33に含まれた相切り替え回路33aの構成を
示すブロック図である。ここで、図11に示された相切
り替え回路33aはU相に対応するものであり、相切り
替え部33は、図11に示された相切り替え回路33a
と同じ構成を有する相切り替え回路を、V相及びW相に
対応してさらに二つ内蔵する。
【0070】図11に示されるように、相切り替え回路
33aは、セレクタ149とフリップフロップ150,
151とを備える。なお、フリップフロップ150は、
セットリセット動作を実行するものとされる。ここで、
セレクタ149はエッジ検出部31及び内挿エッジ回路
37に接続され、フリップフロップ150はセレクタ1
49に接続される。また、フリップフロップ151のD
端子はフリップフロップ150のQ端子に接続され、X
EN端子はディレイ部39に接続される。そして、フリ
ップフロップ151のQ端子からは信号suが出力され
る。
【0071】以下において、相切り替え回路33aの動
作を説明する。セレクタ149にはエッジ検出部31か
ら信号CUの立ち上がりタイミングを示す信号RISEUと
立ち下がりタイミングを示す信号FUが供給されると共
に、内挿エッジ回路37から該立ち上がりに対応する内
挿信号IRU及び該立ち下がりに対応する内挿信号IF
Uが供給される。そして、セレクタ149は、内挿エッ
ジ回路37から供給される選択信号SSに応じて、上記
信号RISEU,FU又は内挿信号IRU,IFUのいずれ
か一組を選択的にフリップフロップ150へ供給する。
【0072】ここで、コマンドデコードクロック発生部
40から内挿機能をオンする切り替え信号SOFが内挿
エッジ回路37へ供給され、かつ、内挿エッジ回路37
に含まれたエッジ判断部138からハイレベルのロック
信号LKが出力された状態では、選択信号SSがハイレ
ベルに活性化される。そして、セレクタ149は、該活
性化された選択信号SSが供給された場合には内挿信号
IRU,IFUを、ロウレベルの選択信号SSが供給さ
れた場合には、信号RISEU,FUをそれぞれ選択的にフ
リップフロップ150へ供給する。
【0073】なお、図示していないが、同時に信号C
U,CV,CWのレベルチェック機能をオンするための
信号をコマンドデコードクロック発生部40からセレク
タ149へ供給し、セレクタ149に該信号に応じて出
力信号を選択させても良い。すなわち、この場合にはセ
レクタ149は、レベルチェック機能をオンする信号に
応じて内挿信号IRU,IFUを、オフする信号に応じ
て信号RISEU,FUをそれぞれ選択的に出力する。
【0074】次に、フリップフロップ150は、供給さ
れた信号RISEU又は内挿信号IRUに応じてセットさ
れ、供給された信号FU又は内挿信号IFUに応じてリ
セットされる。そして、フリップフロップ151は、デ
ィレイ部39から供給された相切り替え信号DOに応じ
て、フリップフロップ150から供給された信号に基づ
いた信号suを出力する。なお、上記のように、ドライ
ブ論理・ブレーキ論理回路35は、このように生成され
た信号su,sv,swに応じて、論理ドライブ信号D
U,DV,DWを生成する。
【0075】このように、相切り替え回路33aは、信
号RISEU,FUだけではなく内挿信号IRU,IFUに
応じて相切り替えを実行する点に特徴を有する。
【0076】なお、エッジ検出部31に供給される信号
CU,CV,CWと上記論理ドライブ信号DU,DV,
DW、及びディレイ部39から相切り替え部33へ供給
される相切り替え信号DOの位相関係が図12のタイミ
ングチャートにより示される。ここで、図12に示され
るように、相切り替え信号DOがロウレベルに活性化さ
れるタイミングT1〜T6において、論理ドライブ信号
DU,DV,DWの論理レベルが切り替えられる。
【0077】すなわち例えば、相切り替え信号DOが活
性化される時刻T1において論理ドライブ信号DUがロ
ウレベル(L)からハイレベル(H)に遷移され、時刻
T2において論理ドライブ信号DVがハイレベルからロ
ウレベルへ遷移され、時刻T3において論理ドライブ信
号DWがロウレベルからハイレベルへそれぞれ遷移され
る。また、相切り替え信号DOが活性化される時刻T4
において論理ドライブ信号DUがハイレベルからロウレ
ベルに遷移され、時刻T5において論理ドライブ信号D
Vがロウレベルからハイレベルへ遷移され、時刻T6に
おいて論理ドライブ信号DWがハイレベルからロウレベ
ルへそれぞれ遷移される。
【0078】以上より、本発明の実施の形態に係るディ
スク駆動装置によれば、モータの回転に対する外乱や急
激な回転速度の変化に対して大きな影響を受けることの
ないモータの回転制御をデジタル信号処理方式により実
現することができる。
【0079】すなわち、上記のディスク駆動装置はデジ
タル回路により構成されるため、アナログコントロール
方式の駆動装置に比して、PLL回路のループフィルタ
等のいわゆる外付け部品や電圧制御発振器等が不要とな
る。
【0080】また、モータの回転制御においてロック状
態とするための条件を、MCU17から発行する命令に
より任意に設定することができるため、MCU17で実
行するソフトウェアにより種々の回転制御を容易に実現
することができる。
【0081】また、本発明の実施の形態に係るディスク
駆動装置によれば、システムLSI20が上記のように
スピンドルモータ3の回転を制御するため、外部におい
てディスク駆動装置を制御するマイコン(図示していな
い)、より具体的には該マイコンに内蔵されたCPUの
負担、及び該CPUにて実行されるソフトウェアの規模
を低減でき、ひいては該ソフトウェアがコード化されて
格納されるROMやRAMの回路規模を小さくすること
ができ、コストダウンを図ることができる。
【0082】そしてさらに、本発明の実施の形態に係る
ディスク駆動装置は、上記のようにデジタル回路により
構成されているため、高集積化を容易に図ることがで
き、かつコストを抑えることができる。
【0083】なお、上記においては、本発明をスピンド
ルモータ3の制御に適用した場合を例として説明した
が、読み取り部5に含まれたスレッドモータ(図示して
いない)の制御にも適用できることは言うまでもない。
【0084】
【発明の効果】本発明に係るディスク駆動装置によれ
ば、タイミング信号が所定の期間正常に生成されたとき
は、内挿信号を利用しながらモータの回転駆動状態を容
易に保持することができるため、モータの回転制御にお
ける安定性及び信頼性を高めることができる。
【0085】また、本発明に係るディスク駆動装置によ
れば、信号レベル判定手段はタイミング信号が正常に生
成されているか否かを容易に監視することができ、必要
に応じた内挿信号によるモータの制御を容易に実現する
ことができるため、モータの回転制御における信頼性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスク駆動装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示されたモータドライバに含まれたドラ
イバ部の構成を示す図である。
【図3】図1に示されたモータコントローラの構成を示
すブロック図である。
【図4】図3に示された内挿エッジ回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図4に示された内挿エッジ回路の動作を示す第
一のタイミングチャートである。
【図6】図4に示された内挿エッジ回路の動作を示す第
二のタイミングチャートである。
【図7】図4に示された内挿エッジ回路の動作を示す第
三のタイミングチャートである。
【図8】図4に示された内挿エッジ回路の動作を示す第
四のタイミングチャートである。
【図9】図4に示された内挿エッジ回路の動作を示す第
五のタイミングチャートである。
【図10】図3に示されたディレイ回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】図3に示された相切り替え部に含まれた相切
り替え回路の構成を示すブロック図である。
【図12】図1に示されたディスク駆動装置の相切り替
え動作を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク、3 スピンドルモータ、5 読み取り
部、7 ピックアップ、9素子部、10 モータドライ
バ、10a ドライバ部、11 RFアンプ、13 C
LVサーボ回路、15 モータコントローラ、17 M
CU(マイクロコンピュータユニット)、20 システ
ムLSI、21 ヘッドホンアンプ、23三相制御部、
25 プリドライバ、27 コンパレータ、31 エッ
ジ検出部、33 相切り替え部、33a 相切り替え回
路、35 ドライブ論理・ブレーキ論理回路、37 内
挿エッジ回路、39 ディレイ部、40 コマンドデコ
ードクロック発生部、41 マスク・リミッタ回路、4
3 ウィンドウ部、45起動回路、47 PWM回路、
49 VS制御部、130 ローパスフィルタ、131
サンプリング信号生成回路、132 内挿マスク部、
133 OR回路、134,142 AND回路、13
5 エッジゲート部、136 内挿エッジカウンタ、1
37 内挿デコーダ、138 エッジ判断部、139
ON/OFF切り替え部、140 レベルチェック部、
141 内挿エンコーダ、143計測用エッジ間隔カウ
ンタ、144,148 エッジレジスタ、145 ディ
レイ用エッジ間隔カウンタ、146 乗算回路、147
ディレイカウンタ、149 セレクタ、150,15
1 フリップフロップ、NT1〜NT6 NチャネルM
OSトランジスタ、TPM モータ、N1〜N3 中間
ノード、Vcc 電源電圧ノード、CP 中点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D109 KA04 KB05 KB40 KD08 KD32 KD50 5H560 AA04 BB04 BB12 DA13 DA19 DC02 EB01 GG04 JJ13 RR03 SS01 TT07 TT15 UA05 XA12 XB09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相切り替えのタイミングを示すタイミン
    グ信号により制御されるモータによって、装着されたデ
    ィスクを駆動するディスク駆動装置であって、 前記タイミング信号の周期に応じて内挿信号を生成する
    内挿信号生成手段と、前記タイミング信号が正常に生成
    されている期間を計測する正常期間計測手段と、前記正
    常期間計測手段によって計測された前記期間が所定値以
    上となった場合には、前記タイミング信号と前記内挿信
    号を併用することによって前記モータを制御するモータ
    制御手段とを備えたことを特徴とするディスク駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 供給される切り替え信号に応じて、前記
    タイミング信号あるいは前記内挿信号のいずれか一方を
    選択的に前記モータ制御手段へ供給する動作切り替え手
    段をさらに備えた請求項1に記載のディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 相切り替えのタイミングを示すタイミン
    グ信号により制御されるモータによって、装着されたデ
    ィスクを駆動するディスク駆動装置であって、前記タイ
    ミング信号の周期に応じて内挿信号を生成する内挿信号
    生成手段と、所定のタイミングにおいて、前記タイミン
    グ信号の論理レベルが期待される論理レベルであるか否
    かを判定する信号レベル判定手段と、前記タイミング信
    号に応じて前記モータを制御すると共に、前記信号レベ
    ル判定手段により前記タイミング信号の論理レベルが前
    記期待される論理レベルでないと判断された場合には、
    前記内挿信号に応じて前記モータを制御するモータ制御
    手段とを備えたことを特徴とするディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミング信号の周期に応じて、周
    期的に所定の期間活性化されるウィンドウ信号を生成す
    るウィンドウ信号生成手段と、 前記ウィンドウ信号が活性化されている期間内に生成さ
    れた前記内挿信号のみを前記モータ制御手段へ供給する
    内挿信号マスク手段とをさらに備えた請求項1または3
    のいずれかに記載のディスク駆動装置。
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